JPS6210776Y2 - - Google Patents

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JPS6210776Y2
JPS6210776Y2 JP1981041517U JP4151781U JPS6210776Y2 JP S6210776 Y2 JPS6210776 Y2 JP S6210776Y2 JP 1981041517 U JP1981041517 U JP 1981041517U JP 4151781 U JP4151781 U JP 4151781U JP S6210776 Y2 JPS6210776 Y2 JP S6210776Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、屋外、屋内の看板や標識体あるい
はこれらの一部として使用する表示体の加良に関
するものである。
以下、屋外看板を例にして説明する。屋外看板
として立上がり壁もち、あるいは厚さの厚い文
字、図形などの画線部からなる表示体、または前
記のような画線部を有する表示体が一般に用いら
れ、また画線部に適宜の塗料で塗装したものが従
来から知られている。しかし、画線部に塗料で塗
装したもの、とくに金色鏡面に塗料仕上げしたも
のは風雨や看板の内部照明の熱などによつて剥離
したり褪色したりして耐久性に乏しいという問題
があつた。また、従来の立上がり壁をもちあるい
は厚さの厚い画線部は簡単な断面形状であり、装
飾効果が必ずしも十分ではないという問題があつ
た。
この考案は、立上がり壁をもつ画線部またはこ
のような画線部を含む成形品に、前記画線部と相
似または近似する形状の窓孔を形成し、窓孔を覆
う異色板を成形品の裏面側に貼着することによ
り、前述した問題を解決して、然久性が十分でし
かも装飾効果が高い看板などの表示体を提供する
ことを目的としている。
以下、この考案の一実施例につき図面を参照し
て説明する。
第1図、第2図において、1はアクリル樹脂な
どの合成樹脂の成形品で、この成形品1は、図形
の画線部であり、正面部1aにこれと相似または
近似する形状でかつ正面部1aより小さい窓孔1
bが形成してあり、正面部1aの外周と一体に立
上がり壁1cが形成しており、さらに立上がり壁
1c基端部の外周から正面部1aと平行なフラン
ジ1dが外方に一体に突出させてある。前記窓孔
1bを覆つて、成形品1と異色の異色板2が正面
部1aの裏面に接着剤3で貼着してある。前記異
色板2は透明なアクリル樹脂板2aの裏面に金色
の鏡面加工部2bを形成し、この鏡面加工部2b
に裏塗料2cを塗着したものである。
なお、前述した実施例では、異色板として金色
の鏡面加工を施した合成樹脂板を用いたが、異色
板は成形品と色彩が異なるものであれば、必ずし
も実施例のものに限られることなく、適宜の合成
樹脂板を用いることができる。
また、前述した実施例では、画線部が図形から
なる場合について述べたが、この考案の画線部は
仮名、アルフアベツト、漢字などの文字、数字、
各種記号、商標、模様などを含むものである。
さらに、前述した実施例の表示体は、基板ある
いは箱状体に他の文字などの画線部からなる表示
体と共に接着して屋外看板とするものであるが、
この考案は小型の看板の場合には成形品を基板ま
たは箱状体と複数の文字などからなる画線部とを
含んで成形したものとしてもよい。この場合に
は、複数の文字などに実施例と同様に窓孔を形成
し、窓孔を覆う異色板を設けるものである。
さらに、この考案は、屋外看板に限られること
なく、屋外、屋内の看板以外の標識体あるいはこ
れらの一部として使用できると共に、内部にネオ
ンランプ、蛍光ランプなどの光源を収容した看
板、標識体にも用いることができ、あるいは画線
部を建物壁などに基板や金具を介し、または直接
固定する看板、標識体にも使用できる。
以上説明したように、この考案は、立上がり壁
をもつ画線部またはこのような画線部を含む成形
品に形成した画線部の正面形状と相似または近似
する形状の窓孔を異色板で覆い、この異色板を成
形品の裏面側に貼着したので、異色板が凹陥しこ
れの周囲を額縁状に包囲しかつ複数色からなる画
線部を有するので、前述した従来のものに比べ
て、凹凸がありかつ色彩による装飾効果が高い表
示体を提供できる。また、この考案は、成形品の
裏側から異色板を貼着したので、従来の塗料を画
線部に塗着したものに比べて耐久性がよく、とく
に実施例のような金色の鏡面加工を施した異色板
を用いたものは、従来のものが厚さの厚い中実の
画線部外面に塗料を塗着させなければならないの
と異なり、成形品内部に空気が流通するなどによ
り、耐久性が著しく向上するという効果があり、
しかも容易に製作できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は第1図の−線に沿う断面図である。 1……成形品、1a……正面部、1b……窓
孔、1c……立上がり壁、1d……フランジ、2
……異色板、2a……アクリル樹脂板、2b……
鏡面加工部、2c……裏塗料、3……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 正面部から、周囲に立上り壁を有する文字、記
    号、図形等の画線部またはこのような画線部を含
    む一体成形品であつて、 該画線部の上面の正面形状と相似または近似す
    る形状に該上面に窓孔を形成するとともに、 この窓孔を背面から覆う異色板を成形品の裏面
    側に貼着したこと、 を特徴とする表示体。
JP1981041517U 1981-03-26 1981-03-26 Expired JPS6210776Y2 (ja)

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JPS57155565U JPS57155565U (ja) 1982-09-30
JPS6210776Y2 true JPS6210776Y2 (ja) 1987-03-13

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ID=29838572

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823347U (ja) * 1971-07-27 1973-03-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823347U (ja) * 1971-07-27 1973-03-16

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JPS57155565U (ja) 1982-09-30

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