JPS62106022A - 動物用皮膚真菌症速効性治療薬液 - Google Patents

動物用皮膚真菌症速効性治療薬液

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JPS62106022A
JPS62106022A JP24684385A JP24684385A JPS62106022A JP S62106022 A JPS62106022 A JP S62106022A JP 24684385 A JP24684385 A JP 24684385A JP 24684385 A JP24684385 A JP 24684385A JP S62106022 A JPS62106022 A JP S62106022A
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Japan
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vitamin
remedying
rapid
mycosis
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Hiroo Kumami
熊巳 博夫
Yoshizo Ishii
石井 義三
Akita Okamoto
明大 岡本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、牛馬や、中家畜、小動物等の動物用皮膚真菌
症速効性治療薬液に関するものである。
〔従来技術〕
酪農振興計画は、我国畜産上の最も重要視された政策の
一環であり、その近代化計画での肉用牛の生産向上を土
地利用型農業の基軸として位置づけ、長期的視点から総
合的に畜産振興合理化を図るものである。
ところで、このような酪農振興計画により、酪農業は、
少規模経営より大規模経営に変遷しつつあるが、そのよ
うな酪農業にとって解決困難な問題の1つに、酪農動物
の成長過程に起る皮膚病の問題がある。例えば、肉用牛
に関して、修生より成牛に成長する過程において、真菌
症の発生の問題がある。この真菌症は、終牧期の10月
〜11月頃に一度は生じる疾病で1M産農家はその治療
根治に非常に苦慮しているのが現状である。
この皮膚真菌症は、Ringwormとも呼ばれ、我国
の放牧中では、下痢や鉦間腐爛等と同様に受ける多発性
疾病の一つであり、多頭洞育舎において、しばしば牛群
全体に集団的に発生する場合がある。
この疾病は、特に牛馬においての発生が多いが、小動物
の犬や猫、中家畜の羊や山羊等にも発生することがある
。この皮膚真菌症の原因菌としては。
n1菌属(Trichophyton )、小胞子菌属
(Mj−crosporum) 及び表皮菌属(Epi
dermophyton)の3種があり、その発病の症
状としては、病原菌の種類、毒力の強弱、動物の感受性
、被毛の状態によって異なるが、その病型を区分とする
と次の通りである。
(1)禿毛型 この型は最も多く発生するもので、枝毛に菌子が入り、
円形の禿毛斑を作り、痒覚はなく、皮膚炎は見られない
(11)木地型 この型は皮膚炎の症状を呈し、痒感を伴ない、毛包を中
心として木地を形成する。この木地は次いで破壊され、
落屑を生じる。
(iii)結節型 この型は慢性皮膚炎を併発し、皮膚は肥厚し、節度を形
成し、修生や成牛に多く見られる。
(1v)輪1型 この型は病巣周囲に円形に拡大して、中心部から次第に
回復し、不正な輪状を呈して禿毛斑を形成する。
牛に関して詳述すると、牛では特に白癖菌(丁rich
ophyton VerrucouLll)の感染によ
るものが多いとされており、その感染は患部との直接又
は間接的接触により生じ、哺乳、交配等の折に患部との
接触により、皮膚抵抗の減弱したものに多くの発生が予
想される。また、皮膚の手入れや、環境汚染(牛舎汚染
、吉例牛舎Y7′;染)からも発生可能とされている。
白式菌の症状病巣の好発部位は眼の周囲、頭頚部である
が、重症牛については、腹部、背部、四肢ならびに尾根
部、会陰部など広い範囲にひろがっていることもある。
直径1〜5cmぐらい(ひどい時は10cmぐらい)の
円形または楕円形の脱毛が特徴的であり、その病巣限界
は明瞭である。
本庁は灰白色または灰黄色の飾皮が形成され、飾皮の下
は、初期では湿潤し、血様をおびた状態であるが、節度
が剥離した脱落状態になると乾燥してくる。痒覚は修生
ではやや著量であり、成牛においてはあまり著量でない
が、病巣初期発生時と治癒期に若干みられる。おおむね
2〜3ケ月の経過で臨床所見は回復するが、根治しない
で畜舎汚染の原因となる。我国放牧牛については、通常
、20〜30%内外の罹患生が見られ、梅雨期などの菌
増殖の好条件時には多発を見る。終牧期の10〜11月
中旬頃には、はぼ自然治癒する報告もあるが、不完全治
癒の有症牛にあっては下数の吉例により末放牧の牛へと
接触感染経過をとり、翌春の六牧期には又、新しい感染
源となることがある。
従来、曲記のような皮膚真菌症治療法としては、内服蘂
療法、外用薬療法を始め、種々の方法があるが、畜産農
家が多忙であることから、外用薬療法が一般であると言
える。このような外用薬療法には、例えば、チアベンダ
ゾールをラノリンやワセリンに混ぜて軟膏としたものや
、過酸化水素尿素を含む軟膏、サリチル酸フェノール軟
膏等がある。しかしながら、これらの外用薬には次のよ
うな問題が残り、未だ満足するものではなかった。
(1)軟膏状のものであるため、人手により局所に塗布
することが必要であるが、真菌症は人に感染する可能性
が大きいためゴム手袋やポリ手袋の装着を必要とし、ま
た、患部周辺の剪毛等の必要性から、その塗布作業は煩
雑かつ時間を要する。
(11)完全治癒(節度が剥難脱落し、生毛するまで)
に30〜40日以上もかかり、治癒後もその跡が残り、
ひどい場合には毛が生えない等の問題がある。特に修生
の場合には、そのために、市場出荷がなされる段階でそ
の商品価値を低く見られる等の問題がある。
〔目  的〕
本発明は、従来の外用薬を用いる場合に見られる前記問
題を解決することを目的とする。
〔構  成〕
本発明は、二酸化塩素剤とサリチル酸を含むと共に、補
助成分として皮膚成長促進剤及び乾燥防止剤を含む水溶
液からなる動物用皮膚真菌症速効性治療薬液が提供され
る。
本発明の外用治療薬は、軟膏ではなく、液体状のもので
あるため、噴霧器等によってスプレー塗布することがで
き、また剪毛も省略し得ることがら、塗布作業は非常に
簡単であるという利点を有する上、その治療効果も速効
性で、根治治癒率が高く、発毛が早いという利点がある
。即ち、本発明の外用治療薬液の利点をさらに詳述す扛
ば次の通りである。
■完全治療まで(節度剥離脱落し、生毛まで)、平均7
日間という短期口である。非常につややかな発毛発生が
あり、早期発見、早期治療で市場に出して高く評価され
るため、畜産農家の安定経済に結びつく。当然のことな
がら、治癒後の表皮あともまったくきれいに完治する。
■病巣に塗布した液剤は強力な効果があるので1日1度
で、2〜3日の塗布で十分である。
■皮膚真菌症は人にも感染し、従来の外用薬剤において
は、使用中ややもすると人に感染する場合があるが1本
発明の治療薬液では、その薬剤効果が高いために人に対
する感染が殆んどなく、また、簡易スプレー等を使用し
て塗布すれば、その人体に対する感染は完全防御するこ
とができる。
本発明の治療薬液は、前記したように、二酸化塩素剤と
サリチル酸を必須成分として含む水溶液からなるもので
あるが、実際の使用においては、補助成分として、ソル
ビット等の糖アルコールやグリセリン、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等の乾燥防止剤を用いると共に、また皮膚成長促
進の目的のためにビタミン類1例えば、ビタミンA、ビ
タミンE、ビタミンB群等を用いるのがよい。この場合
、油性ビタミンは、水分散性化処理、例えば、食添用界
面活性剤である脂肪酸エステル系のものを前爪って添加
する処理を施す。水溶液中、二酸化塩素剤はCQO2と
して、2500〜7500ppm、好ましくは4000
〜6000pρm、サリチル酸は1〜10重旦%、好ま
しくは4〜6重量%であり、補助成分として加える乾燥
防止剤は0.5〜5重量%、好ましくは2〜3重量%で
あり、また皮膚成長促進剤は0.05〜2重址%、好ま
しくは0.5〜1重量%である。
本発明の治療薬液において、二酸化塩素剤としては、二
酸化塩素自体が使用し得る他、亜塩素酸塩も使用され、
これらの二酸化塩素剤は、その水溶液中の安定性を高め
るために、少量の重炭酸ソーダと共に使用してもよく、
また、水溶液中の二酸化塩素剤活性化のために、水溶液
に対して、リンゴ酸、アスコルビン酸等の有機酸を少量
加え、局所刺激作用を向上させることもできる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例 (A)治療用薬液 治療用薬液として次の成分を含む水溶液を用いた。
(1)二酸化塩素水溶液 (CQ O2として5万ppmを含む) : 10.0
重量%(2)サリチル酸         :  5.
On(3)プロピレングリコール   ;  2.On
(4)ビタミンA           :  1.O
n(5)ビタミンE           :  0.
5  LL(6)ビタミンB群         : 
 0.05 11(7)炭酸塩類          
:  0.01 n(B)治療実施 (1)下記表−1に示される内訳の真菌症発症頭数21
8頭の牛に対して適用した。また、炎症部の性状を、発
症頭数との関連で表−2に示す。
表−1 表−2 (c)治療方法 前記治療液を綿棒で前記小斑5中斑、広域性の炎症部に
適量浸透する程度に恋人りに、初日に1回塗布した後、
2〜3日間観察した。この場合、炎症部が乾燥した場合
には、再度倉入りに薬液塗布を行った。
(D)試験成積及び治療所見 前記治療開始から、炎症部が消失するまで、即ち、痴皮
剥離脱落するまでの期日(治療日数)を次表に示す。
表−3 また、前記治療により治癒した炎症部は、いずれも、そ
の後20日間程で被子が発生し、その光沢は増進した。
〔効  果〕
以上の試験結果から明らかなように、本発明の薬液は速
効性を有すると共に、液体であるためにその塗布作業は
非常に容易であり、本薬液を使用することにより、人に
対する皮膚真菌症の感染は全くなく、酪農業に対する本
発明の貢献は多大である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二酸化塩素剤とサリチル酸を含むと共に、補助成
    分として皮膚成長促進剤及び乾燥防止剤を含む水溶液か
    らなる動物用皮膚真菌症速効性治療薬液。
JP24684385A 1985-11-02 1985-11-02 動物用皮膚真菌症速効性治療薬液 Granted JPS62106022A (ja)

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