JPS6210403B2 - - Google Patents
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- JPS6210403B2 JPS6210403B2 JP54093932A JP9393279A JPS6210403B2 JP S6210403 B2 JPS6210403 B2 JP S6210403B2 JP 54093932 A JP54093932 A JP 54093932A JP 9393279 A JP9393279 A JP 9393279A JP S6210403 B2 JPS6210403 B2 JP S6210403B2
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- Japan
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- resin composition
- coated
- optical transmission
- glass fiber
- optical fiber
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- Expired
Links
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光通信に用いられる光伝送用ガラスフ
アイバ（以下光フアイバと称す）の機械的補強に
関するものであり、その目的は実用に供しうる十
分な強度と安定な伝送特性を有する光フアイバを
提供せんとするものである。
アイバ（以下光フアイバと称す）の機械的補強に
関するものであり、その目的は実用に供しうる十
分な強度と安定な伝送特性を有する光フアイバを
提供せんとするものである。
光フアイバは材質的に非常にもろく、かつ可と
う性の保持等の理由からその直径を200μｍない
しそれ以下にする必要があり、これをそのまま伝
送線路として使用することは不可能に近い。
う性の保持等の理由からその直径を200μｍない
しそれ以下にする必要があり、これをそのまま伝
送線路として使用することは不可能に近い。
このため光フアイバの表面にプラスチツク等の
保護被覆を施こすことによつて初期強度ならびに
長期的な使用に耐える強度を有する光フアイバを
製造する方法が提案されている。
保護被覆を施こすことによつて初期強度ならびに
長期的な使用に耐える強度を有する光フアイバを
製造する方法が提案されている。
例えば特開昭50−125754に示されるごとく樹脂
組成物を光フアイバの上に塗布焼付けし、更にそ
の上に熱可塑性樹脂組成分を溶融押出被覆して被
覆光フアイバは十分な強度と長期的な使用に耐え
る耐候性を有している。又、更に望ましくは、特
開昭51−100734に示されるごとく、光フアイバの
紡糸直後に、かつ他の固形物に触れる前に樹脂組
成物を塗布焼付けすることにより、ガラスの処女
強度に近い強度が保持されることが知られてい
る。一方、ガラスの固有の性質として静的疲労現
象があり、特に水分の存在下において、促進され
ることも知られている。
組成物を光フアイバの上に塗布焼付けし、更にそ
の上に熱可塑性樹脂組成分を溶融押出被覆して被
覆光フアイバは十分な強度と長期的な使用に耐え
る耐候性を有している。又、更に望ましくは、特
開昭51−100734に示されるごとく、光フアイバの
紡糸直後に、かつ他の固形物に触れる前に樹脂組
成物を塗布焼付けすることにより、ガラスの処女
強度に近い強度が保持されることが知られてい
る。一方、ガラスの固有の性質として静的疲労現
象があり、特に水分の存在下において、促進され
ることも知られている。
本発明者らの検討によれば、被覆された光フア
イバにも静的疲労現象が存在し、それが水分の存
在下において促進させることが確認されている。
これは被覆されたプラスチツク層を微量の水分が
容易に通過し、ガラス表面に達しうることに起因
すると思われる。このために光フアイバの被覆材
として、水分を透過しない、金属膜等の使用が検
討されているが大きな製造設備を要することなど
から実用的ではない。
イバにも静的疲労現象が存在し、それが水分の存
在下において促進させることが確認されている。
これは被覆されたプラスチツク層を微量の水分が
容易に通過し、ガラス表面に達しうることに起因
すると思われる。このために光フアイバの被覆材
として、水分を透過しない、金属膜等の使用が検
討されているが大きな製造設備を要することなど
から実用的ではない。
本発明は、これらの点に鑑みなされたものであ
る。すなわち、不活性ガス中において高温熱処理
することにより無機繊維化する樹脂組成物を光フ
アイバの上に塗布焼付けし、更にその上に一層あ
るいは複数層の被覆を施こすことによつて、又更
に望ましくは光フアイバ上の無機繊維の形成工程
を光フアイバの紡糸直後、他の固形物に触れる前
に行なうことによつて、高強度でかつ、水分の影
響による強度低下を生じない光フアイバを得るこ
とができる。
る。すなわち、不活性ガス中において高温熱処理
することにより無機繊維化する樹脂組成物を光フ
アイバの上に塗布焼付けし、更にその上に一層あ
るいは複数層の被覆を施こすことによつて、又更
に望ましくは光フアイバ上の無機繊維の形成工程
を光フアイバの紡糸直後、他の固形物に触れる前
に行なうことによつて、高強度でかつ、水分の影
響による強度低下を生じない光フアイバを得るこ
とができる。
ここでいう不活性ガス中で高温熱処理すること
により無機繊維化する樹脂組成物とは、アクリル
樹脂、ポリシラン等単独あるいはこれらを溶剤等
に溶解あるいは分散させたものである。これらの
樹脂組成物は、不活性ガス中において数段階の熱
処理をおこなうことにより、炭素繊維炭化硅素繊
維を形成する。光フアイバの表面に該樹脂組成物
を塗布し、光フアイバの融点以下の温度において
数段階熱処理することにより、ガラス表面のSi原
子との間にSi−Ｃの強固な結合ができ、ガラス表
面のクラツクの発生成長を防止し更にフアイバ表
面への水分の浸入を防ぎ、多湿雰囲気あるいは水
中に光フアイバを放置した場合でも強度低下のな
い光フアイバを得ることができる。
により無機繊維化する樹脂組成物とは、アクリル
樹脂、ポリシラン等単独あるいはこれらを溶剤等
に溶解あるいは分散させたものである。これらの
樹脂組成物は、不活性ガス中において数段階の熱
処理をおこなうことにより、炭素繊維炭化硅素繊
維を形成する。光フアイバの表面に該樹脂組成物
を塗布し、光フアイバの融点以下の温度において
数段階熱処理することにより、ガラス表面のSi原
子との間にSi−Ｃの強固な結合ができ、ガラス表
面のクラツクの発生成長を防止し更にフアイバ表
面への水分の浸入を防ぎ、多湿雰囲気あるいは水
中に光フアイバを放置した場合でも強度低下のな
い光フアイバを得ることができる。
該樹脂組成物の焼付け工程は、通常の熱硬化性
樹脂の場合と異なり、特別の配慮が必要である。
樹脂の場合と異なり、特別の配慮が必要である。
すなわち、光フアイバ上に塗布された該樹脂組
成物をまず200℃ないし300℃の電気炉中に通し耐
炎繊維化し次に窒素ガス等によつて密封された
1000℃ないし1500℃の炉中を通し、炭素繊維とす
る。又、無機繊維上に被覆される被覆層として
は、内部の無機繊維層を摩耗等から保護できるも
のであるなら、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のい
ずれでもよいが、望ましくは、外部応力を吸収し
光フアイバにマイクロベンデイングを生じさせな
いように弾性係数が10Kg／cm2以下の樹脂組成物を
被覆し、その上に熱可塑性樹脂組成物を被覆する
のがよい。
成物をまず200℃ないし300℃の電気炉中に通し耐
炎繊維化し次に窒素ガス等によつて密封された
1000℃ないし1500℃の炉中を通し、炭素繊維とす
る。又、無機繊維上に被覆される被覆層として
は、内部の無機繊維層を摩耗等から保護できるも
のであるなら、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のい
ずれでもよいが、望ましくは、外部応力を吸収し
光フアイバにマイクロベンデイングを生じさせな
いように弾性係数が10Kg／cm2以下の樹脂組成物を
被覆し、その上に熱可塑性樹脂組成物を被覆する
のがよい。
ここでいう弾性係数が10Kg／cm2以下の樹脂組成
物としてはシリコン樹脂、ポリウレタン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリブタジエン等が挙
げられる。又、ここでいう熱可塑性樹脂組成物と
してはポリアミド、ポリエチレン、ポリカーボネ
ト、不飽和ポリエステル、ポリエステルエラスト
マー、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、等が用い
られる。
物としてはシリコン樹脂、ポリウレタン、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリブタジエン等が挙
げられる。又、ここでいう熱可塑性樹脂組成物と
してはポリアミド、ポリエチレン、ポリカーボネ
ト、不飽和ポリエステル、ポリエステルエラスト
マー、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、等が用い
られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 不活性ガス中において、高温熱処理すること
により無機繊維化する樹脂組成物を光伝送用ガラ
スフアイバの上に塗布焼付けし、更にその上に一
層あるいは複数層の樹脂被覆層を設けたことを特
徴とする光伝送用ガラスフアイバ。 ２ 被覆された無機繊維層の上に常温における弾
性率が10Kg／cm2以下の樹脂組成物を塗布焼付けし
更に、その上に熱可塑性樹脂組成物を溶融押出被
覆したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の光伝送用ガラスフアイバ。 ３ 不活性ガス中において、高温熱処理すること
により無機繊維化する樹脂組成物を、光伝送用ガ
ラスフアイバの紡糸直后塗布し、次いで焼付け
し、その上に一層あるいは複数層の樹脂被覆層を
設けることを特徴とする光伝送用ガラスフアイバ
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9393279A JPS5617306A (en) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | Light-transmitting glass fiber and its manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9393279A JPS5617306A (en) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | Light-transmitting glass fiber and its manufacture |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5617306A JPS5617306A (en) | 1981-02-19 |
| JPS6210403B2 true JPS6210403B2 (ja) | 1987-03-06 |
Family
ID=14096200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9393279A Granted JPS5617306A (en) | 1979-07-23 | 1979-07-23 | Light-transmitting glass fiber and its manufacture |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5617306A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5824107A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 長尺光フアイバ心線の製造方法 |
-
1979
- 1979-07-23 JP JP9393279A patent/JPS5617306A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5617306A (en) | 1981-02-19 |
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