JPS62103A - 円形空胴共振器 - Google Patents

円形空胴共振器

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JPS62103A
JPS62103A JP13928685A JP13928685A JPS62103A JP S62103 A JPS62103 A JP S62103A JP 13928685 A JP13928685 A JP 13928685A JP 13928685 A JP13928685 A JP 13928685A JP S62103 A JPS62103 A JP S62103A
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JP
Japan
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cavity resonator
circular cavity
circular
resonance frequency
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JP13928685A
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JPH0337322B2 (ja
Inventor
Akira Shigihara
亮 鴫原
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円形空胴共振器に係り、特に、不要な共振モー
ドの影響を除去するのtこ有効な円形空胴共振器の構造
に関する。
〔従来の技術〕
一般的な円形空胴共振器は、第3図fA)、(B)に示
す様に円形導波管1を所望の共振周波数の管内波長λg
に合わせて、n・λg/2(n=1.2.3、・・・)
の間隔で両端を短絡板2.3で仕切った構造になされて
いる。
円形空胴共振器の共振モードは共振器内の電磁界の分布
によってTEモードとTMモードに分類される。TH%
−ドは更にT B tmn %−ド(t、m、n−1,
2,3、・・・)に分けられ、また同様にTMモードも
TMzmnモードに分けられ、それぞれ各モードに対し
て固有の共振周波数がある。
つまり、”−個の円形空胴共振器には多くの共振モード
が共存しており、それぞれの共振モードに対して共振周
波数が存在する。
さて、共振器では高いθが要求される。前記各モードの
うちT鳥、nモードは、第3図囚、0に示す様に電界分
布4が円形導波管lと円筒状であるため、壁面電流が流
れることなく壁面電流による損失はない。このためIC
以上の高いQが容易に得られることから、共振器には一
般にTE61nモードが利用される。
TEo、nモードのしゃ断波長λCは円形導波管1の内
径をDとするとλC=0.82Dで表わされるが、TM
ttnモードのし中断波長もこれに等しく、両モードは
縮退している。このため、円形空胴共振器を励振すると
、TEaInモードとTM11n%−ドが共に励振され
てしまう。TMunモードの電界分布は’I”E61n
モードの電界分布とは異なり。
第4図(ん、0に示す様な電界分布5.6であって、短
絡板2.3の内面のa −a線上で、かつ円形導波管1
の中心軸からD/4(Dは円形導波管内径)離れた2点
す、cに電気力線が集中している。そして円形導波管1
の内面と短絡板2の内面に壁面電流7,8が流れ、壁面
損失や円形導波管1と短絡板2との境界での接触抵抗に
よる損失がある。
このためTM11nモードの共振周波数はT Eot 
nモードの共振周波数に対してわずかにずれが生じ、共
撮点が接近して2つ生じる。
そこでTM11nモードの共振がT BOI n モー
 )’の共振に影響を与えないようにしてTB61nモ
ードの共振のみを利用する方法が種々試みられており、
従来この種の円形空胴共振器においては、T M、、 
nモードの共振周波数をずらす方法が用いられている。
その一つとして第5図に縦断面で示す構造の円形空胴共
振器がある。図中1は円形導波管であり、右方の一端は
導波管1と一体に形成された短絡板3で仕切られており
、左方の一端は短絡板2で仕切られている。これら円形
導波管1および短絡板2,3は線膨張係数が極めて小さ
な金属、たとえばインバーで形成され、温度による寸法
の変化を極力小さくして共振周波数の変化が小さく抑え
られている。第6図は第5図に示した円形空胴共振器の
e−e断面図であって、9は円形導波管1の下面に設け
られた穴であり、この穴から外部回路と接続するための
結合ループ10が引出されている。また、短絡板2の内
面には第4図(6)に示す2点す、cに誘電体11.1
1が設けられている。誘電体には一例としてポリスチロ
ールカ用いられ、その直径は円形導波管内径のv6から
凶程度であり、その高さは管内波長のし穎程度である。
この様な円形空胴共振器では誘電体11を設けることに
よって、TM11nモードでは等節約に電気力線が長く
なり、従って共振周波数が低下しTEoInモードの共
振周波数から離れるので、TEosnモードへの影響を
小さくすることが可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる構造の円形空胴共振器においては、前記
誘電体11は短絡板2とは別部材であり、短絡板2に接
着剤等を用いて正確な位置に取付けることが要求され、
その位置からずれるとTMIInモードの電磁界分布が
変化してしまい、その結果として不必要な他のモードを
励振してしまう可能性がある。また、TM11nモード
の除去効果を高める目的で誘電体11の寸法を大きくす
るとTEOHnモードの電磁界分布にも影響を与え、T
Eo+nモードの共振周波数が設計直からずれたりQが
低下する原因になる。更に、誘電体11の線膨張係数は
、円形導波管1及び短絡板2.3の金属材料の線膨張係
数と比較して10倍程度大きい。従ってTEoInモー
ドの共振周波数に対するTM+tnモードの共振周波数
の差が温度によって変化するなどの各種の問題点がある
本発明の目的は、上記の従来技術の問題点を取り除き、
TB(Bnモードlこ影響を与えない範囲に’rMII
nモードの共振周波数をずらせた円形空胴共振器を得る
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的達成のため、本発明による円形空胴共振器は
、円形導波管の両端を短絡板で仕切った構造の円形空胴
共振器において、前記短絡板の内面に前記円形導波管内
面に接する凹部が設けられている。
〔作用〕
円形空胴共振器の短絡板内面に共振器を成す円形導波管
に接する凹部を設けたので、TM+tnモードの共振に
おいて短絡板及び円形導波管に流れる壁面電流は、その
凹部を経由して流れることになり、径路が長くなる。従
って、TMunモードの共振においては共振波長がより
長いものとなり、T BOI nモードの共振波長とは
十分に異なった共振波長にすることが出来る。
〔実施例〕
本発明を第1図及び第2図の実施例に基づいて説明する
。第1図は本発明による円形空胴共振器の縦断面図であ
り、第2図は第1図d−d断面図である。なお第1図、
第2図に示す円形空胴共振器において、第5図、第6図
に示す従来例の円形空胴共振器と同一の部材には同一の
符号を付けて重複する説明を省略する。
図中12は短絡板であって、その内面に弓形をした2個
の凹部13.14が設けられている。いずれの凹部13
.14もその円弧部分が円形導波管1の内面円周に一致
するように形成されており、一方の凹部13は円形導波
管lに設けられた結合ループ10の方向に位置し、もう
一つの凹部14は結合ループ10とは反対側に位置して
いる。
これらの凹部13.14の深さはTM、、nモードの共
振周波数をどの位ずらすかによって決められ、深さを増
せば凹部13,14の表面を径で円形導波管に流れる壁
面電流の径路が長くなる結果、TMtnモードの共振周
波数は低くなる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に1本発明によれば円形空胴共振器の短
絡板12の内面に凹部13.14を設けた構造にしたの
で、TMBnモードの共振周波数を′IEoInモード
の共振周波数に影響しない範囲にずらすことができて、
TEo1nモードのみを有効に利用することが出来る。
凹部13,14はT M+ r nモ・−ドだけに作用
しTE(Hnモードに対しては影響がないので、TE6
1nモードにおけるQや外部回路との結合度は低下しな
い。また、円形空胴共振器内に異種の材料を用いる必要
がないので、円形導波管l及び短絡板12の材料には線
膨張係数が十分に小さい材料を使用することが出来、共
振周波数の温度に対する変化を小さくすることが出来る
。更に凹部13.14は短絡板12に設けられたもので
あり別部材を用いないため、円形空胴共振器の組立作業
性を著しく向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す円形空胴共振器の縦断
面図、第2図は第1図のd−d断面図、第3図(5)、
(B)はTE、)Inモードの電界分布図、第4図(8
)、回はTM11nモードの電界分布図、第5図は従来
における円形空胴共振器の縦断面図、第6図は第5図の
e−e断面図である。 1・・・円形導波管 12・・・短絡板 13.14・・・凹部 特許出願人 アルプス電気株式会社 キ l 図 ネ 2 図 寥 3 区 (A)              (B)第4 区 (A)             (B)番 5 図 第6 図 手続ン11正書(自発) 昭和60年8月21日 特願昭60−139286号 2、発明の名称 円形空胴共振器 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒145東京都大田区雪谷大塚町1番7号名称 
AO9アルプス電気株式会社 自発 5、補正の対象 「発明の詳細な説明」の欄および図面 6、補正の内容 別紙のとおり (1)明細書箱1頁15行目〜16行目に「一般的な・
・・示す様に」とあるを[第3図(^)は一般的な円形
空胴共振器の横断面図であり、第3図(B)は同じ(縦
断面図であって、」と補正する。 (2)明細書筒2頁9行目に「高いθ」とあるを「高い
Q」と補正する。 (3)明細書第2頁11行目に「円筒状」とあるを「同
心円状」と補正する。 (4)明細書筒3頁1行目〜3行目に’ ■HIlnモ
ードの・・・であって1を手記の通り補正する。 [第4図(A) 、(B)は”11nモードの電界分布
を示すものであって、第4図(A)は第4図(8)のf
−f断面における電界分布である。■H11nモードの
電界分布■[01nモードの電界分布とは異なり、」 (5)明細書筒5頁11行目に「設計直」とあるを「設
計値」と補正する。 (6)図面の第3図を別紙の通り補正する。 (7)図面の第4図を別紙の通り補正する。 (A) 第 (A) 3 図 (B) 4 図 (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  円形導波管の両端を短絡板で仕切った構造の円形空胴
    共振器において、前記短絡板の内面に前記円形導波管内
    面に接する凹部を設けた事を特徴とする円形空胴共振器
JP13928685A 1985-06-26 1985-06-26 円形空胴共振器 Granted JPS62103A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13928685A JPS62103A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 円形空胴共振器

Applications Claiming Priority (1)

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JP13928685A JPS62103A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 円形空胴共振器

Publications (2)

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JPS62103A true JPS62103A (ja) 1987-01-06
JPH0337322B2 JPH0337322B2 (ja) 1991-06-05

Family

ID=15241741

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JP13928685A Granted JPS62103A (ja) 1985-06-26 1985-06-26 円形空胴共振器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008039703A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Sumitomo Bakelite Co Ltd 電磁気特性測定治具及び電磁気特性の測定方法
WO2010125806A1 (ja) * 2009-04-28 2010-11-04 日本電気株式会社 導波管フィルタ、通信アクセス装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50122149A (ja) * 1974-03-13 1975-09-25

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WO2010125806A1 (ja) * 2009-04-28 2010-11-04 日本電気株式会社 導波管フィルタ、通信アクセス装置

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