JPS62102886A - イオン交換樹脂塔性能監視装置 - Google Patents
イオン交換樹脂塔性能監視装置Info
- Publication number
- JPS62102886A JPS62102886A JP23939485A JP23939485A JPS62102886A JP S62102886 A JPS62102886 A JP S62102886A JP 23939485 A JP23939485 A JP 23939485A JP 23939485 A JP23939485 A JP 23939485A JP S62102886 A JPS62102886 A JP S62102886A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exchange resin
- ion
- ion exchange
- conductivity
- resin tower
- Prior art date
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- Pending
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- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の技術分野］
本発明は、高次水処理に使用されるイオン交換樹脂塔の
性能監視装置に関する。
性能監視装置に関する。
［発明の技術的背景とその問題点］
原子力発電所等においては、高純度の純水が必要とされ
る。特に原子炉及び周辺部の系統水は、炉心部の中性子
場にざらされるため、不純物が存在すると、これが放射
化され例えば６°Ｃｏ 、”Ｃｏ 。
る。特に原子炉及び周辺部の系統水は、炉心部の中性子
場にざらされるため、不純物が存在すると、これが放射
化され例えば６°Ｃｏ 、”Ｃｏ 。
ｒ／ｃ ｒと云った放射性核種が配管表面に付着し作業
者の放射線被曝の原因となる。
者の放射線被曝の原因となる。
そこで、原子力発電所においては、イオン性不純物を除
去するために、イオン交換樹脂を充填した脱塩器が設置
されている。イオン交換が進み出口水質が悪化すると、
イオン交換樹脂の交換又は再生処理がなされる。このイ
オン交換樹脂の交換又は再生処理を実施すべき時期は、
脱塩器の入口及び出口の水質、特にその導電率を測定し
て決定される。
去するために、イオン交換樹脂を充填した脱塩器が設置
されている。イオン交換が進み出口水質が悪化すると、
イオン交換樹脂の交換又は再生処理がなされる。このイ
オン交換樹脂の交換又は再生処理を実施すべき時期は、
脱塩器の入口及び出口の水質、特にその導電率を測定し
て決定される。
ところで、イオン交換樹脂の特性は、イオン交換容量で
表わされる。この交換容量の表示方法には二通りあり、
イオン交換樹脂の水中における１ｄ当りのミリ当量数（
ｍｅＭｍ＞による表示法と、イオン交換樹脂の吃燥重量
１ｇ当りのミリ当量数（ｍ ｅＭｇ＞による表示法とが
ある。
表わされる。この交換容量の表示方法には二通りあり、
イオン交換樹脂の水中における１ｄ当りのミリ当量数（
ｍｅＭｍ＞による表示法と、イオン交換樹脂の吃燥重量
１ｇ当りのミリ当量数（ｍ ｅＭｇ＞による表示法とが
ある。
一方、工業的なイオン交換樹脂装置では、貫流交換容量
がよく用いられる。これは、カラムの形、カラムを流れ
る液体の流速、カラム中の交換樹脂の粒度、反応にあず
かるイオンのイオン交換反応速度等によって変化する量
でおる。
がよく用いられる。これは、カラムの形、カラムを流れ
る液体の流速、カラム中の交換樹脂の粒度、反応にあず
かるイオンのイオン交換反応速度等によって変化する量
でおる。
そして、イオン交換樹脂による水処理は、貫流交換容量
の範囲内で実施されることになるが、コスト・パーフォ
ーマンスを考えると、貫流交換容量まで使いきるのか望
ましい。しかしながら、実際の運用では、安全の観点か
ら見て貫流交換容量より少ない処理量に抑えられている
。
の範囲内で実施されることになるが、コスト・パーフォ
ーマンスを考えると、貫流交換容量まで使いきるのか望
ましい。しかしながら、実際の運用では、安全の観点か
ら見て貫流交換容量より少ない処理量に抑えられている
。
しかして、原子力発電プラントの一次系の浄化装置の主
な目的は、前述の定常時に発生する金属腐蝕生成物の除
去の他に不定期に発生する可能性のある海水リークに対
処するための安全装置としての役割がある。すなわち、
万一海水が一次系統水中に混入した時、浄化系にて効果
的にＮａＣρ等の不純物を除去する必要がおる。
な目的は、前述の定常時に発生する金属腐蝕生成物の除
去の他に不定期に発生する可能性のある海水リークに対
処するための安全装置としての役割がある。すなわち、
万一海水が一次系統水中に混入した時、浄化系にて効果
的にＮａＣρ等の不純物を除去する必要がおる。
このためには、交換容量を常時海水処理に必要な分だけ
余裕をとっておく必要がおる。しかしながら、現状にお
いてはどの程度の余裕があるのかを測定する手段は確立
されていない。
余裕をとっておく必要がおる。しかしながら、現状にお
いてはどの程度の余裕があるのかを測定する手段は確立
されていない。
［発明の目的」
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
はイオン交換樹脂のイオン交換能力の余裕を実時間で監
視できるイオン交換樹脂塔性能監視装置を提供すること
におる。
はイオン交換樹脂のイオン交換能力の余裕を実時間で監
視できるイオン交換樹脂塔性能監視装置を提供すること
におる。
し発明の概要］
本発明は、上記目的を達成するために、イオン交換樹脂
塔と、該イオン交換樹脂塔の側壁に取付けられた複数の
導電率測定用センサーと、該センサーからの導電率信号
に基づいてイオン交換樹脂のイオン交換能力の余裕分を
算出する演算装置と、該演算装置の出力を表示する表示
装置とから構成されたイオン交換樹脂塔性能監視装置に
関するものである。そして、イオン交換樹脂による水処
理はイオン交換樹脂のイオン交換能力の余裕分の範囲内
で実施される。
塔と、該イオン交換樹脂塔の側壁に取付けられた複数の
導電率測定用センサーと、該センサーからの導電率信号
に基づいてイオン交換樹脂のイオン交換能力の余裕分を
算出する演算装置と、該演算装置の出力を表示する表示
装置とから構成されたイオン交換樹脂塔性能監視装置に
関するものである。そして、イオン交換樹脂による水処
理はイオン交換樹脂のイオン交換能力の余裕分の範囲内
で実施される。
［発明の実施例］
本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は、本発明の一実施例の概略図である。
同図に示すように、被処理液はバルブ７を通って入口配
管８からイオン交換樹脂塔であるカラム１内に流入し、
イオン交換樹脂層２を通ってイオン交換されて処理液と
なり、出口配管９がら流出する。ここで、導電率測定用
センサー３，３・・・は、カラム１内の非処理液側、イ
オン交換樹脂層２の内部および処理液側に取付けている
が、イオン交換樹脂層２内にはその導電率の変化を知る
ために複数個の導電率測定用センサー３，３・・・が取
付けられている。これらセンサー３，３・・・の計測信
号は、伝導線４を経て演算装置５に入力される。この演
算装置５ではイオン交換樹脂層２内の後記するイオン交
換界面２を推定し、かつイオン交換界面ｐの位置の経時
変動を求める。これにより、イオン交換能力の残余分及
び樹脂交換時期を求め、出力する。
管８からイオン交換樹脂塔であるカラム１内に流入し、
イオン交換樹脂層２を通ってイオン交換されて処理液と
なり、出口配管９がら流出する。ここで、導電率測定用
センサー３，３・・・は、カラム１内の非処理液側、イ
オン交換樹脂層２の内部および処理液側に取付けている
が、イオン交換樹脂層２内にはその導電率の変化を知る
ために複数個の導電率測定用センサー３，３・・・が取
付けられている。これらセンサー３，３・・・の計測信
号は、伝導線４を経て演算装置５に入力される。この演
算装置５ではイオン交換樹脂層２内の後記するイオン交
換界面２を推定し、かつイオン交換界面ｐの位置の経時
変動を求める。これにより、イオン交換能力の残余分及
び樹脂交換時期を求め、出力する。
第２図はカラム１内の液体の導電率とカラム位置との関
係を示したカラム内導電率分布図である。
係を示したカラム内導電率分布図である。
同図における実、線ａは導電率がイオン交換樹脂層２内
で変化している様子を示している。実線ａのＳ字曲線部
分がイオン交換界面２を示し、このイオン交換界面２が
時間と共に移動する様子を導電率測定用センサー３で測
定する。そうすると、イオン交換余裕分ｍは第２図に示
すように実時間で直接測定することができる。イオン交
換樹脂の交換時期は、イオン交換の残余分が予想される
海水リークで流入するＮａ 、ＣＲイオン等を処理する
ことが困難と予想される時点とする。
で変化している様子を示している。実線ａのＳ字曲線部
分がイオン交換界面２を示し、このイオン交換界面２が
時間と共に移動する様子を導電率測定用センサー３で測
定する。そうすると、イオン交換余裕分ｍは第２図に示
すように実時間で直接測定することができる。イオン交
換樹脂の交換時期は、イオン交換の残余分が予想される
海水リークで流入するＮａ 、ＣＲイオン等を処理する
ことが困難と予想される時点とする。
［発明の効果］
以上説明したように、本発明によれば、イオン交換カラ
ム内の樹脂イオン交換能力を実時間で直接測定できるの
で、イオン交換樹脂塔が破過に至るまでに、安全にして
確実な水質管理が可能になり、ざらにイオン交換樹脂を
未使用のままで逆洗又は開渠することがなくなり経済性
向上に資することができるというすぐれた効果を秦する
。
ム内の樹脂イオン交換能力を実時間で直接測定できるの
で、イオン交換樹脂塔が破過に至るまでに、安全にして
確実な水質管理が可能になり、ざらにイオン交換樹脂を
未使用のままで逆洗又は開渠することがなくなり経済性
向上に資することができるというすぐれた効果を秦する
。
第１図は本発明の一実施例の概略図、第２図は第１図の
カラム内の液体の導電率とカラム位置との関係を示した
カラム内導電率分布図でおる。 １・・・カラム ２・・・イオン交換樹脂層 ３・・・導電率測定用センサー ５・・・演算装置 ６・・・表示装置 （８７３３）代理人 弁理士 猪 股 祥 晃（ばか
１名） 第２図
カラム内の液体の導電率とカラム位置との関係を示した
カラム内導電率分布図でおる。 １・・・カラム ２・・・イオン交換樹脂層 ３・・・導電率測定用センサー ５・・・演算装置 ６・・・表示装置 （８７３３）代理人 弁理士 猪 股 祥 晃（ばか
１名） 第２図
Claims (2)
- （１）イオン交換樹脂塔と、該イオン交換樹脂塔の側壁
に取付けられた複数の導電率測定用センサーと、該セン
サーからの導電率信号に基づいてイオン交換樹脂のイオ
ン交換能力の余裕分を算出する演算装置と、該演算装置
の出力を表示する表示装置とから構成されたことを特徴
とするイオン交換樹脂塔性能監視装置。 - （２）イオン交換樹脂による水処理はイオン交換樹脂の
イオン交換能力の余裕分の範囲内で実施される特許請求
の範囲第１項記載のイオン交換樹脂塔性能監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23939485A JPS62102886A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | イオン交換樹脂塔性能監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23939485A JPS62102886A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | イオン交換樹脂塔性能監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62102886A true JPS62102886A (ja) | 1987-05-13 |
Family
ID=17044127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23939485A Pending JPS62102886A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | イオン交換樹脂塔性能監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62102886A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002018434A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-22 | Nippon Rensui Co Ltd | 純水製造装置の運転方法 |
| US7500837B2 (en) | 2003-07-07 | 2009-03-10 | Naoki Miyagi | Small size gear pump |
| JP2019098317A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 水ｉｎｇ株式会社 | 純水製造装置及び純水製造方法 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP23939485A patent/JPS62102886A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002018434A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-22 | Nippon Rensui Co Ltd | 純水製造装置の運転方法 |
| JP4622056B2 (ja) * | 2000-07-10 | 2011-02-02 | 日本錬水株式会社 | 純水製造装置の運転方法 |
| US7500837B2 (en) | 2003-07-07 | 2009-03-10 | Naoki Miyagi | Small size gear pump |
| JP2019098317A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | 水ｉｎｇ株式会社 | 純水製造装置及び純水製造方法 |
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