JPS62102180A - 反射信号を触感に変換した盲人用安全確認装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、盲人の歩行に際し、超音波を利用して事前に
周辺を探知して触覚により危険を予仰し安全を確認する
ものであるから、盲人の福祉分野に広く利用され得る極
めて有効なものである。

従来の技術 従来、盲人が歩行の際、安全を確認する装置として超音
波を利用した物体探知装置があるが、いずれも一方向の
みを探知しその反射信号全可聴音波に変換して聴覚によ
り探卸物を判別していた。

これら装置は、一方向のみで広角度範囲に対しては物体
の存在を感知してもその位置、距離及び大小等を確認す
る事ができなかった。また、聴覚を利用するものである
から判別に熟練全必要とし、交叉点での盲人用信号音な
ど周囲の必要な音響を聞くのに不便であった。

考案が解決しようとする問題点 本発明は、超音波を利用し、多方向の反射信号を触覚に
より感知するので、従来の聴覚利用と異なり周囲の必要
な音響をも自由に聞く事ができ、また各方向ごとに反射
信号を検知し方向に対応する座標区分で皮ｍを刺戟して
触覚により感知するので、多方向の物体の存在、その位
置を判別し。

かつ時間及び強弱全パルス変換して皮膚を刺戟する事に
より距離、大小等全判別する事ができるものである。

従って、従来装置の問題点であった一方向のみ探知の単
一機能を改良し、触覚によって視力に近い広範囲の確認
能力を有するものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、多方向に超音波を発射しその反射信号全捕捉
し物体の存否、位置、距離及び大小等を触覚により感知
するものである。即ち１人体の１部に装着され、多方向
に超音波を発射しその反射全捕捉する複数の超音波素子
を設けた超音波センサーと、超音波センサーを作動する
発信器と、超音波センサーの反射信号全各方向ごとに増
巾する受信器と、受信器の各出力信号を時間または強弱
に応じてパルス変換する信号変換器と、人体の１部に装
着され、信号変換器の各出力信号により各方向にＷ対応
させて座檜的区分した皮膚の部分的位置を機械的または
電気的に刺戟する触覚感知器から構成し、各方向毎に反
射信号を検出して物体の存否、位置、距離及び大小等全
触覚により感知することを特徴とする反射信号全触感に
変換した盲人安全確認装置である。

作用 本発明は、垂直、水平方向を座標的に区分してその反射
を個別に捕捉し、それぞれの方向における反射信号を時
間または強弱変換し、これを触覚感知器によりそれぞれ
の方向に対応させて座標的に人体皮膚を刺戟する。即ち
、それぞれの方向の反射信号により触覚感知器を作動さ
せる事により、触覚を利用して視界相当範囲の状況を直
接感知させ、また発射から反射到来までを時間変換する
事により所望の距離範囲内における物体を探知すると共
に、反射の強弱によりその存在物体の大小等を判別し、
あるいは時間に関係なくそれぞれの方向の反射を検出し
てその強弱により距離を判別する事のできるものである
。

実施例 本発明による盲人安全確認装置？実施例により説明する
。第１図は本発明の回路構成図を示し、（１１は垂直、
水平の多方向に個別に超音波を発射し各方向の反射を捕
捉する複数の超音波素子（６）ｔ−備えた複数の超音波
センサーであり、人体の１部、例えば腹部または頭部に
装着する。

この超音波センサー（１１の超音波発射方向は第２図に
示す如く人体の装着位置（７）全中心として視界相当範
囲（１１１（ｌｔｌ　’に垂直方向に区分すると共に、
第３図に示す如く水平方向に区分して視界相当範囲（８
）（１）ヲ適宜座標的に区分化し、それぞれの区分範囲
に対応するように複数の超音波素子（６）ヲ設ける。

また、各超音波素子（６）の有する指向角に応じ、予め
距離（Ｉ！、）または（１、）を設定すれば、視界相当
範囲ｔｌｌｌ　（８’）の全区分範囲を洩れなく探知す
る事ができる。

（２）は各超音波センサー（１）　’ｒ作動する発信器
であり、（３）は各超音波センサー（１）の反射信号を
各方向ごとに増巾する受信器であり、（４）は物体の存
在、距離または大小等を判別するため受信器（３）の各
出力信号を時間または強弱に応じてパルス変換する信号
変換器である。また、受信器（３）または信号変換器（
４）により第２図及び第３図に示す距離（１、）または
（Ｊ、）以内に相当する反射信号のみを残す事により、
その範囲内に存在する物体のみを探知する事もできる。

（５）は信号変換器（４）の出力信号を人体皮膚に対す
る機械的または電気的刺戟に変えて触覚により感知させ
る触覚感知器であり、人体の１部、例えば腹部または背
部に装着し、感知させる刺戟は各方向に対応させて座標
的区分した皮膚の部分位置を刺戟する。即ち、触覚感知
器（５）は、第４図及び第５図に示す如く皮膚全刺戟す
る複数の刺戟体（９）を、視界相当範囲（８１（８５に
対応する座標的区分位置に設け、各刺戟体（９）は各超
音波センサー（１１の反射信号にそれぞれ対応して作動
し、皮膚に対し図示の如く機械的または電気的に刺戟を
与えて物体の存在、方向、位置、距離、その大小等を直
接感知させる。

発明の効果 本発明は、盲人の歩行方向の視界相当範囲に対し、多方
向の反射音波をそれぞれの方向に対応させて腹部、背部
等の人体皮膚を座標的区分で刺戟する事により、存在す
る物体の存否、方向、位置、距離を触覚で感知させ、ま
た刺戟の強弱により距離及び大小等をも感知させるもの
である。従って、盲人の歩行に際して進行方向の障害物
を事前に感知し、安全を確認する事ができるものである

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の回路構成図、第２図は視界の垂直方向
に対する超音波センサーの俯仰角度の説明図、第３図は
視界の水平方向に対する超音波センサーの左右角度の説
明図、第４図は触覚感知器の刺戟部の概略図、第５図は
刺戟体の実施例の１例である。 図中、（１１超音波センサー、（２）発信器、（３）受
信器、（４）信号変換器、（５）触覚感知器、（６）超
音波素子、（７）人体の装着位置、（８）視界相当範囲
、（９）刺戟体。 算１ｆＩ 峯４ａ 算ミ目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 人体の１部に装着され、多方向に超音波を発射しその反
   射を捕捉する複数の超音波素子を設けた超音波センサー
   と、超音波センサーを作動する発信器と、超音波センサ
   ーの反射信号を各方向ごとに増巾する受信器と、受信器
   の各出力信号を時間または強弱に応じてパルス変換する
   信号変換器と、人体の１部に装着され、信号変換器の各
   出力信号により各方向に対応させて座標的区分した皮膚
   の部分的位置を機械的または電気的に刺戟する触覚感知
   器から構成し、各方向毎に反射信号を検出して物体の存
   否、位置、距離及び大小等を触覚により感知することを
   特徴とする反射信号を触感に変換した盲人用安全確認装
   置。