JPS62101202A

JPS62101202A - 通気構造を有する靴

Info

Publication number: JPS62101202A
Application number: JP60240466A
Authority: JP
Inventors: 塚越　節
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-10-29
Filing date: 1985-10-29
Publication date: 1987-05-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この出願の発明は、靴内に発生する蒸れ及びこの八れよ
り生じる悲臭を除去せんとした極めて実効的な靴の開示
に係るものである。

（従前例）而して、従前に於けるこの種の靴は、活性炭等の臭いを
吸収する性質を有する物質を含有したシートを靴内に中
敷として添装したものが存していたものであった。

（発明が解決しようとする問題点）然し乍ら、この場合は、活性炭等の臭いの吸収能力に限
界を有したものであり、吸収能力の消滅後のシートの取
換えを必要としたものであると共にか−る中敷を有する
靴は、履き続けていく内に中敷の破損及び、事後的に添
装される中敷にあっては履き心地の悪さ等の問題を有し
たものであった。又、かへる中殻にあっては足の裏が比
較的強い発汗作用を有する部位であるところより生じる
蒸れを防止することは不可能とされたものであった。

（問題を解決するための技術的手段）本発明はか−る従前に於ける不都合に鑑みて特に案出さ
れたものであって、その構成の要旨を靴踵部内が空洞と
され、該空洞部内に設けられるエアーポンプが踵部底面
に設けられる押動板部の上下動をもって縮圧動作される
ものとし、且つ該エアーポンプに切換弁を介して連設さ
れる吸気管端が市皮の上部面外方に、吐出管端が靴内側
底面に夫々開口されている点に置くと共にかへる構成の
要旨に対陣した相当の設計変更を予定したものである。

（実施例）以下、本発明の詳細を図面に示す典型的な一実施例につ
いて説明するに、（２）は内部を空洞（２）とされた靴
の踵部であって、該空洞（２）部内にベローズポンプ等
のエアーポンプ（３）を設置すると共に該エアーポンプ
（３）に切換弁（４）　、　（５）を介して吸気管（８
）及び吐出管（７）を連設したものである。この吸気管
（６）はエアーポンプ（３）に連設を予定される端部の
反対端が靴に於ける市皮上部外方に靴皮内を通って開口
されるものとし、又、吸気管（６）は、靴底皮内部を通
って、−万端をエアーポンプ（３）に連設され、又反対
端を靴内側底面に開口するようにしたものである。而し
て切換弁（４）　、　（５）は吸気と吸気後の吐出に於
いて夫々一方が閉止又は開口するようにしたものである
。

尚、エアーポンプ（３）は、靴踵部（１）の底面（９）
　、　（９）’に一方側を固着したものであり、この底
面（９）　、　（９）’は適宜踵部（１）の側部に対し
て上下動あるいは摺動自在となる如く構成したものであ
る。即ち、第１図に於いては、踵部（１）の底面（９）
を別途用意される銀板等の堅板を踵部（１）の側部に対
して摺動自在に嵌合したものであり、第２図に於いては
底部（９）゛自体を踵部（１）に対して上下動を生じさ
せる如く成形したものであり、いずれも側部に対して稍
々外方に突出する如く構成したものである。

又、第２図に於いては、スプリング（７）を用いて、エ
アーポンプ（３）の状態を常に一定位置に規制したち、
のである。

（作用）かへる構成を有する靴にあっては１歩行に際して、踵部
（１）が地面等に接置した際に該踵部（１）の底面（９
）　、　（９）’が押圧され、か〜る作動により該底面
（９）　、　（９）’に固着されたエアーポンプが脳圧
されるものであるが、この際に切換弁（４）は吸気管（
６）を閉塞すると共に切換弁（５）が開放され吐出管（
７）を経て靴内部に空気を吐出する。又、踵部（１）が
地面等より離れた場合には、エアーポンプの脳圧が開放
されると共に、か−る作動により切換弁（５）が吐出管
＾）を閉塞し、同時に切換弁（０が開放され。

吸気管（８）を通じてエアーポンプ（３）内に外気を吸
入するものである。

而して、か−る作動を歩行により繰り返し、常に空気の
吸入及び靴内への該空気の吐出が連続的に行われるもの
である。

尚、靴内へ空気を吐出する際に嘴、最終的には吐出管（
７）は切換弁（５）により閉塞されるものであるが、１
回の空気の吐出量は微であっても繰返すことにより支障
はない。

（効果）か−る作用のもとに本発明は以下の効果を宥するもので
ある。

即ち、従来より用いられてきた活性炭等の物質を含有し
た中敷に比較して、靴自体の履き心地を何等損なうこと
がなく、又中敷の破損等の問題を一掃せしめ、しかも絶
えず、外気を靴内を吸入、吐出を繰り返すものであるか
ら、足の蒸れ、及びそれに伴う照臭の発生を確実に防（
Ｌし得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の典型的な一実施例を示す断的図、第２
図は同地の実施例を示す一部断面図である。尚、（１）・・・踵部、（２）・・・空洞部、（３）・
・・エアーポンプ、（４）　、　（５）・・・切換弁、
（６）・・・吸入管、（７）・・・吐出管、（８）・・
・スプリング、（９）・・・底面を示すものである。

Claims

【特許請求の範囲】

靴踵部内が空洞とされ、該空洞部内に設けられるエアー
ポンプが踵部底面に設けられる押動板部の上下動をもっ
て縮圧動作されるものとし、且つ該エアーポンプに切換
弁を介して連設される吸気管端が市皮の上部面外方に、
吐出管端が靴内側底面に夫々開口されていることを特徴
とする通気構造を有する靴。