JPS6198345A - イミドまたはアンモニウム塩を含む改良されたテルル像形成組成物およびフイルム - Google Patents

イミドまたはアンモニウム塩を含む改良されたテルル像形成組成物およびフイルム

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JPS6198345A
JPS6198345A JP23311585A JP23311585A JPS6198345A JP S6198345 A JPS6198345 A JP S6198345A JP 23311585 A JP23311585 A JP 23311585A JP 23311585 A JP23311585 A JP 23311585A JP S6198345 A JPS6198345 A JP S6198345A
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film
imaging
reducing agent
tellurium
organic compound
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JP23311585A
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テリー・タージエン・ユウ
メイーロン・イエン
クリストフアー・フルトン
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Energy Conversion Devices Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/72Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705
    • G03C1/73Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705 containing organic compounds
    • G03C1/734Tellurium or selenium compounds

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イミドまたはアンモニウム塩を含む改良され
たテルル像形成組成物およびフィルムIこ関するもので
ある。
餐 1、           像または像の複製を形成す
るための種々の方法が知られている。成る種の場合、使
用する像形成材は特定の有機化合物である。これら従来
公知の方法の幾つかは、たとえばハロゲン化銀のような
無機化合物と1種もしくはそれ以上の特定種類の有機化
合物との混合物を増感剤として使用する。
像を形成するためにテルル化合物を使用する新しい写真
技術が1975年7月17日付米国特許出願第596,
646号(現在米国特許第4,142,896号)に開
示されている。この米国特許第4,142,896号に
よれば、成る種の遣元され得るテルル化合物と還元剤先
駆体との組合せを基板上にフィルム状の被覆を形成する
のに適したノ2イングまたはマトリックス中に使用して
、エマルジョンが形成される。これから作成されたフィ
ルムは、後記する技術で知られているように活性エネル
ギ1こ対しさらされ、次いで現像される。熱現像が好適
である。
米国特許第4,142,896号の写真技術に使用する
よう記載された飛程かのテルル化合物は、      
    またとえば式 %式% 〔式中、Rは少なくとも1個のカルボニル基を有する有
機基であり、Xはハロゲン、好ましくは塩素であり、か
つXは1.2もしくは3でありx + y = 4であ
る〕 ζこよって示すことができる。有機基Rは2個の独立し
た基であっても、或いは互いに結合して環式化合物を形
成してもよい。米国特許第4,142,896号に示さ
れた他の化合物群は有機テルル化合物であって、エチレ
ン性もしくはアセチレン性炭化水素のテトラハロゲン化
テルル付加物と考えられまたは特定化することができる
。これら化合物の幾つかは式 %式% 〔式中、RおよびR1はそれぞれエチレン性炭化水素の
残基であり、Xはハロゲン、好ましくは塩素である〕、 によって示すことができる。
有用であることが判明した他の種類の感光性テルル化合
物はハロゲン化テルル化合物、たとえば式 %式% 〔式中、nは2〜4の整数であり、n+m=4である〕 の化合物である。像形成過程におけるこの種のハロゲン
化テルル化合物の使用は、チャン等に係る米国特許第4
,066,460号明I!iI書に開示されている。
さらに他の種類の有用なテルル化合物が米国特許第4,
106,939号明細書に記載されている。
これらの化合物は、芳香族環に直接または間接に結合さ
れた窒素が1〜4個の炭素原子を有するアルキルにより
置換された芳香族アミンのテトラハロゲン化テルル付加
物であり、この付加物はジアゾ基を含まない。
たとえば、上記したようなテルル化合物は、増感剤とし
て作用する還元剤先駆体と組み合せて使用することがで
きる。この還元剤先駆体は、活性化エネルギの作用の下
で照射エネルギを吸収しかつ適当な水素供与体から不安
定な水素を抽出して強力な還元剤となる化合物である。
この強力な還元剤は、テルル化合物を二価のテルル化合
物または単体状のテルルまで還元する。いずれの場合も
、光学濃度の変化が生じて、情報を記録するのに適遣 J            L、た像形成をもたらす。
一般的意味において上記半 反応は、次の反応メカニズム pQ−4’pQ −+ ”pQ aPQ’p2RH−+PQ−に2+R−R(R’)2争
TellX2+  2PQeH2−+  2PQ + 
 2R’H=Te+2HX〔式中、PQは還元剤先駆体
増感剤であり、IPQはそのf!ci励起シングレット
状態であり、!PQはそのトリプレット状態であり、R
Hは水素供与体であり、PQ−R2はその還元状態にお
ける還元剤先駆体であり、(R′)2#Te−X2は還
元され傅るテルル家形成化合物である〕により示すこと
ができる。
この意味において、水素供与体を特に供給する必要はな
いが、各種のアルコールを所望に応じ使用しうろことに
注目すべきである。特に水素供与体が供給されないと、
不安定水素がしばしばノSインダとして使用された有機
樹脂から抽出されつる。
他の場合、増感剤がそれ自身で水素供与体となり、  
      1これは少なくともIPlの好適瑠感剤、
すなわちイソプロポキシナフトキノンについての場合で
あることが知られている。
テルル写真法の変形法がベルギー特許第854゜193
号明細書に記載されており、この場合式1式% の成る種のジオールを、上記感光剤き組み合せて使用す
るための水素供与体として使用することができる。上記
式においてUlOおよびR11は水素および各種の有a
置換基を示す。2は、2個のヒドロキシ置換された炭素
原子の間における直接的炭素−炭素結合とすることがで
き、或いは種々の任意結合基とすることもできる。上記
ジオールをさらに充分説明するため、ベルギー特許第8
54゜193号明It#書をここに用いる。このベルギ
ー特許において、これらジオールは水素供与体として作
用すると云われる。その後の研究は、これが完全には正
確でないことを示唆している。事実、ジオールの主要部
分はテルル化合物との錯体を形成すると思われる。
この知見は一般式 %式% のジオールの発見をもたらし、これらジオールはテルル
系の写真フィルムに使用すると改善された特徴を有する
基Rは単純な脂肪族基(たとえばアルキルもしくはアル
ケニル)とすることができる。或いは、基Rはカルボニ
ル基(たとえばアシル基)を有することもできる。しか
しながら、好ましくは基Rは芳香族基である。芳香族環
が1個のメチレン基によりエーテル酸素から分離されて
いる場合、最良の結果が得られる。これらジオールの一
層完全な説明は1979年9月10日付米国特許出願第
73.700号(米国特許第4,281,058号)に
記載され、これをここに参考のため用いる。
感光剤としてテルル化合物を使用するさらに他の変形法
は、いわゆる「遮蔽された還元剤」として知られたもの
を包含する。有機テルル化合物を還元する多数の化合物
、たとえばフエニト9ンが知られている。この棟の化合
物の還元能力は、適当な置換により「遮蔽コし、すなわ
ち禁止することができる。この種の場合、置換基がテル
ル化合物の光還元の際に遊離された反応生成物により開
裂しうるものであれば、遮蔽された還元剤を使用して次
のメカニズムを介し光応答を増幅することができる。
光+増感剤→光活性還元剤。
光活性還元剤キテルル化合物→テルル+副生物。
副生物+遮蔽された還元剤→遮蔽解除された還元剤。
J蔽解除された還元剤+テルル化合物→テルル+(!1
]ヶ、。
I′ 一般的に使用される有機テルル化合物は還元反応の副生
物としてハロゲン化水素(特に環化水素)を遊離し、か
つたとえばフェニドンのような還元剤はアミノ化合物で
あるため、最も効果的に使用される遮蔽剤はアミノ基の
窒素をアミド0に変換する化合物である。したがって、
典型的な遮蔽された還元剤は式 を有する化合物である。遮蔽された還元剤のより完全な
説明は1978年7月19日付の(ルギー特許第863
,052号明細書に見ることができ、これを参考のため
ここに用いる。
ベルギー特許第863,052号明m8に記載さ   
       1れな遮蔽された還元剤の代案として新
しい種類の遮蔽された還元剤を使用することもできこれ
ら還元剤は一般式 %式% 〔式中、Yは水素またはCNHR”である〕により示さ
れ、この化合物は少なくとも1個のI C−NH−R’基を有する。上記式において、R1はア
ルキル、アルカノイル、アルコキシカルボニル、フェニ
ル、ベンジル、ベンゾイル、ニトロフェニル、ベンジル
カルボニル、フェニルメチル、フェニルメチルマタはフ
ェニルプロピルカルボニルもしくはアミノカルボニルと
することができる。
R*、H4およびR4はそれぞれ独立して水素、アルキ
ルもしくはフェニルおよびアミノとすることカテキル。
R1はフェニル、ニトロフェニル、ハロフェニル、アル
キル、モノ−、ジーもしくはトリーハロアルキル、(ン
ソイル、アルキノL/7エ二ルマタはアルキルシアノフ
ェニルとすることができる。遮蔽基は、還元剤のアミノ
基の水素部位のいずれか一方もしくは両方で置換するこ
とができる。上記アルキル基は7個までの炭素原子を有
することができる。この種の化合物は便利には、原料(
parent )ヒドラジンもしくはピラゾリンと式 %式% のイソシアネートとの反応により得ることができる。こ
れら遮蔽された還元剤の一層完全な説明は1982年7
月20日付米国特許第4,340,662号公報に見ら
れ、これを参考のためここに用いる。
実際上、上記成分すなわちテルル誘導体と、還元性先駆
体増感剤と、たとえばグリコールおよび遮蔽された還元
剤のような追加成分とを適当なマトリックス中で組み合
せてエマルジョンを形成し、これを適当なキャリヤもし
くは基板上にフィルムとして展延することができる。フ
ィルムにおける潜像は、像形成エネルギ(たとえば光像
)に露出して形成される。
潜像を形成させた後、米国特許第4.142,896号
に記載されたように、露出フィルムを加熱することによ
り可視像を現像する。
フィルムの感度、又は露光時間に関する感度は、像を形
成するのに必要とされるエネノシギ量により決定される
。多くの用途につき、比較的急速な像形成フィルムを得
るのが望ましく、さらにフィルムにより形成される像の
光学濃度に比べて低い光源          学a度
を有するものが望ましい。
j 本発明によれば、テルル化合物と遺元剤先躯体と遮蔽さ
れた還元剤とを含有する上記の有機テルル像形成系が改
善される。より詳細には、熱にかけたVA(たとえば熱
現像の場合)或いは化学反応にかけた際アンモニアを発
生する窒素含有有機化金物またはアミン化合物を像形成
フィルム組成物中に含ませて、フィルムの性能を改善し
うることが判明した。1種もしくはそれ以上のこの種の
化金物を含ませれば、感度(@光度)を改善(増大)さ
せかつ/またはこの棟の組成物で作成した像形成フィル
ムを現像した後の露出部分の光学濃度を改善(増大)さ
せ、かつ/またはフィルムの未露出部分における背景か
ぶりもしくは光学濃度を減少させるという予期せぬ結果
をもたらす。これら組成物は、上記したように他の成分
を含有することができる。
適する窒素含有の有機化合物は成る種のイミドおよび成
る種の有機アンモニウム塩を包含する。       
  1本発明に使用するイミド0は窒素が環の一部を構
成する有機環式化合物の種類であって、この窒素はさら
に環の1部を構成する窒素に結合された2個のアシル基
を有する。一般にフィルムの性能(たとえば感度の増大
、露出部分の光学濃度の増大、または未露出部分のかぶ
り減少などの性質)を改善する任意のイミド9または有
機アンモニウム塩を使用することができる。好ましくC
友望ましくない悪影響を及ぼすような化合物は回避され
る。適するイミドは、次式 %式% 〔式中、R1およびR6はそれぞれ独立して水素、3個
もしくはそれ以下の炭素原子を有するアルキル、ヒドロ
キシアルキル、ヒドロキシル、フェニル、ベンジルまた
は3個もしくはそれ以下の炭素原子を有するアルコキシ
であり Hl、R8%R4、R1%R? およびR1は
それぞれ独立して水素、3個もしくはそれ以下の炭素原
子を有するアルキル、フェニルまたはベンジルである〕 の化合物を包含する。一般に、Rおよび/またはR6が
ヒドロキシルまたはアルキルである場合に特に良好な結
果が得られる。一般に、R1またはR6が3個より少な
い炭素原子を有するアルキルである場合に一層良好な結
果が得られ、アルキルがメチルである場合に最良の結果
が得られる。
一般にイミド化合働程有利ではないが、適する奪 1j           有機アンモニウム塩は、次
式%式% 〔式中 11 、Bl 、HaおよびR4はそれぞれ独
立して、水素、3個もしくはそれ以下の炭素原子を有す
るアルキル、フェニル、ベンジル、メチレン、エチリデ
ンまたはプロピリデンである〕の化合物を包含するうこ
れらアンモニウム塩は対応のカルボン酸化合物から鋳導
することができる。
本発明において有用な特定イミドの例はスクシンイミド
、マレイミド、フタルイミド、N−メチルマレイミド、
ピロメリトジイミド、N−エチル7、イ、1−1N、N
・−7゜−7エ:−V”/)1いイ、       1
ドおよびN−ヒドロキシスクシンイミド、N−メチルス
クシンイミド、N−メチルグルタルイミド、N−メチル
−2,3−ジメチルスクシンイミド、N−メチル−3−
メチルグルタルイミド、N−ヒドロキシグルタルイミド
、N−ヒドロキシマレイミド、N−/gチルー2.2−
ジメチルグルタルイミド、N−メチル−3,3−ジメチ
ルグルタルイミド、N−メチル−2,4−ジメチルグル
タルイ□ ミドおよびN−エチルグルタルイミドを包含
する。
特定アンモニウム塩の例はマレイン酸アンモニウム、コ
ハク酸アンモニウム、イタコン酸アンモニウム、2.2
−ジメチルコハク酸アンモニウムおよびフタル酸アンモ
ニウムを包含する。
特定の理論に拘束されるものでないが、熱現像の際、イ
ミドまたは有機アンモニウム塩化合物はアミンに変換さ
れるか或いは有機テルル材料に対し還元剤として作用す
るアンモニアを遊離し、さらに遮蔽された還元剤は遮蔽
解除されるとアンモニアもしくはアミンの存在下で一層
活性となり、より多量の有壜テルル物質を遺元すると思
われる。
さらに、一般に上記のイミドおよびアンモニウム塩は後
記する有機溶媒に可溶性であり、これら溶媒は望ましく
はフィルム形成組成物の各成分を含有する均質な分散物
の溶液を作成するのに使用される。一般に、可能ならば
有(k溶媒に可溶性である成分を使用して、フィルムの
製造に際し沈澱物が生ずる傾向を減少させるのが有利で
あり、この沈澱は望ましくなく、かつフィルムを使用不
能にする。
フィルム形成組成物に存在させるイミドまたはアンモニ
ラ11塩の量は変化することができろう一般に、改良さ
れたフィルムを形成するのに必要な最小量は存在しない
。しかしながら、改善の程度は、それぞれ特定のフィル
ム組成およびイミドもしくはアンモニウム塩につき所定
量まで存在させるイミドまたはアンモニウム塩の量IC
関係する。
その量を越えると、一般にフィルムの光応答が低下する
。特定組成に対する特定イミドもしくはアンモニウム塩
の最適量は、単に種々の量の特定イミ1もしくはアンモ
ニウム塩を含有するフィルムることができる。たとえば
、後記実施例3に示したフィルムの場合、感度に対する
スクシンイミドの最適量は、テルル像形成化合物0.6
25F当り約0.8gであった。実施例7に示すフィル
ムについては、感度に対するN−メチルマレイミドの最
適量は、テルル像形成化合物0.621当り約0.78
4.9であった。
本発明により作成されるエマルジョンはテルル化合物と
、還元剤先駆体と、遮蔽された還元剤と、適当なバイン
ダとを含有する。必要に応じ、他の成分もこのエマルジ
ョンに含ませることができる。
セ       ツォー7.、□。よい6.、、□4,
28□、o58;□ 号のグリセリル化合物も含ませることができる。
さらに、好ましくは米国特許第4,281,058号の
グリセリル化合物を含ませる場合、1984年5月1日
付発行の米国特許第4,446,224号明細書に開示
されたようにアルコールを含ませることもできる。19
84年5月15日付発行の米国特許第4,448,87
7号明細書に示されたように、水を含ませることもでき
る。たとえば1984年5月29日付発行の米国特許第
4,451,556号明細書に記載されたような塩基も
含ませることができる。
債形式テルル   多数の像形成テルル化合物が従来技
術に示されており、これら化合物は一般に本発明に有用
である。一般に本発明は、後記するように、還元剤先駆
体の存在下で同様な還元反応を受けるようなこれらおよ
びその他のテルル化合物の使用を包含する。
多くのテルル化合物は、像形成プロセスに使用    
    1するのに特に適した成る種の性質を有するこ
とが判明した。一般に、これらは上記の像形成および現
像プロセスの結果、単体状のテルルがテルル化合物から
沈着するような化合物である。テルルは連鎖形成特性を
有し、一般に写真目的に有用なテルル化合物(好ましく
は細い針状物を包含する)から沈着し、これら化合物は
急速に核形成しかつ結晶として成長することができ、こ
の結晶は連鎖としてかつ主として針状結晶とし【成長す
る。この種の連鎖または針状物は不透明であって、優秀
な光散乱の特徴を有し、熱もしくはその他の現像の後に
観察される良好な光学濃度を与える。
・・     酸化物生成を含む作用は、主として表面
効果に制限され、この表面効果は針状物または連鎖の本
体を通して分解を生ずる作用と区別される。
好ましくは、テルル像形成化合物は、たとえばチャン等
の米国特許第4.142,896号明細書に開示された
ような有機テルル化合物である。これらの化合物は、本
来増感剤特性を有する(かつ/または別の増感剤と混合
し5る)有機テルル化合物であって、テルルが有機テル
ル物質の少なくとも1個の炭菓原子または有機基に直接
結合されており、この有機テルル化合物は粒子または波
a照射の形態の像形成エネルギの作用に呼応して変化し
うる構造および検出可能な特性を有し、他の検出可能な
特性を有する異なる4造の物質を生成する。像形成プロ
セスから生じた異なる構造および異なる検出可能な特性
を有する物質は、しばしば「像形成化合物」と呼ばれる
テルル像形成化合物はたとえば米国特許第4.062,
685号公報に開示されたような有機金属化合物とする
ことができ、この米国特許をここに参考のため用いる。
本発明の実施に使用される像形成有機テルル化合物の特
に有利な種類は、テルル原子に直接結合された有機基と
ハロゲンとを含有する有機化合物からなり、有+4基に
少なくとも1個のカルボニル基を有する。それらの成る
イ道のものは、ハロゲン化テルルの付加物、特に四塩化
テルルと有嶺化合物、特に有機化合物に少なくとも1個
のカルボニル基を有するケトンなどの発色団との付加物
である。したがって、これらはテルル原子に直接結合し
たハロ2ン(すなわち塩素、臭素、沃素およびフッ素)
を含有する有機テルル化合物または付加物と考えられ、
または特性化することができる。
この特定fedの像形成化合物の殆んどは、2個のカル
ボニル含有の有機基を有する。本発明の実施に特に有用
なものはハロゲンとして塩素を有するが、成る場合には
一般に大して満足しえないが他のハロゲンを存在させる
こともできる。像形成化 。
金物は、以下に記載するように使用し5る任意特定のマ
) IJラックス料に対し可溶性または均簀分散性とな
るように選択すべきである。この種の像1      
    形成有機テ・・ル化合物の多くは式%式% 〔式中、Rは少なくとも1個のカルボニル基を有する有
機基であり、1(alはハロゲン、特に塩素であり、X
は1.2または3であり、x+y−4であり、ただしT
eは有機基における炭素に直接結合されている〕 によって示すことができる。好ましくはXは2または3
である。
(以下余白) を 池のものは式 %式% 〔式中、几はカルボニル含有の有機基であシ、Hatは
ハロゲンである〕 によって示すことができる。
R基は脂肪族、環式脂肪族または芳香族(単核または二
枚)或いはその組み合せとすることができ、連鎖または
環中に1個もしくはそれ以上のへテロ原子を有すること
ができる。これは、所望の像形成効果を促進しうる1+
は少なくとも阻害しない各種の有機もしくは無機の基に
より置換され或いは未置換とすることができ、これら基
の例はオキシアルキル基に対応するa、−〇、アルキル
、アセfル、ニトロ、OgN%CM、、Br、 F な
どである。一般的に云えば、トリハライド基を有する前
記の有機テルル像形成化合物(たとえば三塩化アセトフ
ェノンテルル)は比較的低い融点(約70〜80℃)を
有する傾向があり、2個のハロゲン原子を有するほぼ同
様な化合物よシも吸湿性が大でありかつ安定性が低く、
したがってこの種のトリハロゲン化物は本発明の実施に
使用するのにやや劣る。
より限定されたa類のこの特定a類の像形成有機テルル
化合物は式 %式% 〔式中、A「は上記したように置換もしくは未置換とし
うる芳香族炭化水素基であ夛、HaLはハロゲン、特に
塩素でちる〕 Kより示すことができる。この種類の化合物(特にHa
Lが塩素であるもの)は本発明の実施に使用される像形
成有機テルル化合物に関し本発明の特に有利な具体例で
ある。
本発明の実施に有用であると考えられる、有機基にカル
ボニル基を持たず、テルルが炭素に直接結合されている
他の種類の像形成有機テルル化合物は、エチレン性また
はアセチレン性炭化水素のテトラハロゲン化テルル付加
物と考えられま九は特性化しうる化合物である。これら
化合物は一般に、1〜2モル、特に2モルのエチレン性
もしくはアセチレン性炭化水素を1モルのテトラハロゲ
ン化テルルと反応させて便利に製造され、この用途に特
に好適なものはTe Ot4である。これら化合物の成
る種のものは、式 HaL −R’−Te−几・−HaL  およびHaL (HaL−R’入−Te   HaLy〔式中、R6お
よびVはそれぞれエチレン性炭化水素の残基たとえばア
ルケンもしくはシクロアルケンであり、Hatは塩素、
臭素もしくは沃素、特に塩素であシ、Xは1〜3であシ
、x +y =4である〕 セ ;”      KJニー)C7J=:fc&′6Z−
t”tk、B。
テトラハロゲン化テルルが付加されてこの種の像形成有
機チルA・化合物を生成しうるエチレン性およびアセチ
レン性炭化水素の例はプロピレン、ブテン−1,インブ
チレン、ブテン−2,2,3−ジメチル−2−ブテン、
3.3−ジメチル−1−ブテン、2.4−ジメチル−1
−ペンテン、44−ジメチル−1−ペンテン、ス5−ジ
メチル−3−へキセノ、ジペンテン、Ll−ジフェニル
−エチレン、1−ヘプテン、1−ヘキセン、2−メチル
−1−ヘキセン、3−メチル−1−ヘキセン、4−メチ
ル−1−ヘキセン、2−エチル−1−へキセノ、2−イ
ソプロピル−1−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン
、2−メチル−2−ペンテン、2−エチル−2−ペンテ
ン、3−メチル−1−ペンテン、ピペリレン、ビニルシ
クロヘキセン、ビニルシクロペンテン、2−ビニルナフ
タレン、l。
&4−トリビニルシクロヘキセン、4−メチル−1−S
′り°−キ″に7・ 3−メチA/−1−9り°へ  
        (キセノ、1−メチル−1−シクロヘ
キセン、1−メチル−1−シクロペンテン、シクロヘプ
テン、シクロペンテン、シクロヘキセン、44−’)メ
チル−1−シクロヘキセン、2−、+1チルブテン−1
,3−メチルブテン−1および1−オクテン、各種のア
ルケン類の低級アルキルおよび低級アルコキシ紡導体、
たとえばシクロヘキセン、1−ペンチン、2−ペンチン
、1−ヘキシンおよヒ3−)チル−1−ブチンである。
上記有機テルル化合物並びKその多くの例の製造につい
ては、米国特許第4142.896号明細書に充分水さ
れており、これを参考のためここに用いる。
上記したように、ハロゲンが塩素および臭素よりなる群
から選択される少なくとも1mのテルルのテトラハロゲ
ン化物も本発明における像形成材料として有用である。
この種のハロゲン化テルルは米国特許第40644so
号公報に充分記載されておシ、これを参考のためここに
引用する。これら結像性材料の成る種のものは式 %式% 〔式中、nは1〜4の整数であり、m + n = 4
である〕 によって示すことができる。使用しうる典呈的なテトラ
ハロゲン化テルルはTe0LいTe0L雪Brsおよび
TeGjBrsである。Te0t4が特に有用である。
これらテトラハロゲン化テルルおよび像形成化合物とし
てのその使用の充分な説明については、米国特許第40
66.460号を参照することができる。
さらに他のfj類の像形成化合物は、チャン等に係る米
国特許第410&939号明I/4B−sに記載された
テトラハロゲン化テルルから誘導される成る種の化合物
であろうこれらの関連化合物は、ジメチルアニリンの四
塩化テルル付加物によシ例示されるようなテトラハロゲ
ン化テルルと芳香族アミ、ンとの付加物であり、この付
加物はジアゾ基を含まない。J:9詳細には、これらの
テト2ハロゲン化テルルは、テトラハロゲン化テルルを
、芳香族基に直接または間接に結合された窒素が1〜4
個の炭1gM子を有するアルキA/によシ置換されてい
る芳香族アミンと結合させて生成され、像形成有機テル
ル材料はジアゾ基を含まない。
テトラハロゲン化テルルのこれら芳香族アミン付加物は
チャン等に係る米国特許第410へ939号明細書に充
分記載され、これをここに参考のため用いる。
活性テルル化合物は、所望に応じ、たとえば酸化テルル
またはテルル塩を適当な有機化合物と組み合せて使用す
ることによシその場で生成させることもできる。しばし
ば、その場での生成は酸の存在により促進される。たと
えば、ビス(アセトフェノン)テルルジクロライドまた
は酸化テルル或いはアルカリ金属チルシートytzt−
下記するグリ銀 ・1          :!−ルの1sと結合させて
、活性でおるテルル−有機化合物錯体を生成させること
ができる。この反応はたとえば上記したような有機テル
ル化合物とジオールとの間の反応に類似すると思われる
予備的情報によれば、反応は酸性の媒体により促進され
ることが示唆される。少量の酸たとえば無水塩化水素を
添加することができる。或いは、ハロゲン含有のテルル
化合物も必要な酸性を与えるであろう。
1反肚乞凰生 テルル像形成化合物の他に、本発明の像形成系は還元剤
先駆体または増感剤を含むことができ、これは上記にし
たように活性化エネルギーの作用下で水素供与体から不
安定水素を抽出して像形成テルル化合物に対し還元剤と
なるような性質を有する化合物である。次いで、この活
性化された還元剤はテルル化合物を還元して、所望の像
を形成する。水素供与体は外部の水素源、たとえば特に
叡 天 ゛ この目的で供給されるアルコールとすることができ
る。しかしながら、水素供与体は、還元剤先駆体の分子
構造の一部でちる適当な基であってもよ(So 本発明に有用な好適還元剤先駆体はキノン、特に2−イ
ソプ四ボギシナ7トキノン、9,10−フエナンテンキ
ノン(9,10−phenanthenequinon
e )および2−1−ブチルアント2キノンでちる。他
の好適な還元剤先駆体は、1984年7月17日付発行
の米国特許第446へ678号明細書に開示されている
。その他の特定の還元剤先駆体は次のものを包含する。
3−クロa −2−イソプロポキシ−L4−ナフトキノ
ン、3−クロロ−2−イソプ鴛ポキシー144−アント
2キノン、3−クロロ−2−イソプロポキシ−&7−ジ
フエエルーL4−ナフトキノン、3−クロロ−2−(3
’−ペントキシ)−L4−ナフトキノン、3−クロロ−
2−(2′−ブトキシ) −1,4−ナフトキノン、3
−クロロ−2−(3’3’−ジメチル−2′−ブトキシ
)−L4−す7トキノン、2.3−ジイソプロポキシ−
L4−ナフトキノン、3−クロロ−2−メトキシ−1,
4−ナフトキノン、λ3−ジメトキシーL4−ナフトキ
ノン、3−りはロー2−(t−ブトキシ)−L4−す7
トキノン、3−り筒口−2−エトキシーム4−ナフトキ
ノン、3−クロロ−2−(n−ブトキシ)−L4−す7
トキノン、3−クロロ−2−(2’−メチルプロポキシ
)−L4−ナフトキノンおよび2−インプロポキシ−L
4−アントラキノン。上記8類からの特に有用な還元剤
先駆体は3−クロロ−2−インプロポキシ−L4−ナフ
トキノン、3−クロa−2−イングロボキシーL4−ア
ント2キノンおよび2.3−シイソゲ筒ポキシー1.4
−ナフトキノンを包含する。これら還元剤先駆体は、可
視領域における電磁放射に対し良好な感度を示すと共に
、フィルムが良好な感度を有するようにさせる。
キノンではないがベンゾフェノンも還元剤先駆体として
有用であシ、同様に多数のよシ単純なケトンが存在する
還元剤先駆体の選択において重要な要素は、還元剤先駆
体が応答するスペクトル領域である。この理由で、単純
なケトンは、可視光を記録するのに一般に有用でない。
何故なら、それらのスペクトル感度は遠紫外領域にある
からである。
次のものが、約400amまでの範囲で敏感であυ、し
たがって紫外領域においてのみ有用である還元剤先駆体
の例である。ベンゾフェノン、アセトフェノン、L5−
ジフェニル−11315−ペンタントリオン、ニンヒド
リン、44′−ジブロモベンゾフェノンおよびL8−ジ
クロロアントラキノン。
その他各種の還元剤先駆体も使用することができ、特に
置換もしくは未置換の多核キノンの種類であシ、これら
種類の幾つかを挙げれば次の通り、       fs
!e 1.2−<yX7 y l′5“/y、 2−)
fi、l           ルアントラキノン、1
−クロロアントラキノン、7、&9.10−テトラヒド
ロナフタセンキノン、気10−アントラキノンおよび1
,4−ジメチルアントラキノン。必らずしも全ての還元
剤先駆体が所定の各像形成材料に対し、たとえ使用する
還元剤先駆体の感度の範囲における像形成エネルギーの
利用性を考慮しても、有効または同等に有効でろるとは
限らず、かつ特定の像形成材料と特定の還元剤先駆体と
の組み合せを適当に選択することが所望もしくは最適結
果を達成するのに必要とされることか了解されよう。し
かしながら、この種の選択は比較的容易に行なうことが
できる。
一般に、上記に関し注目すべきことは、還元剤先駆体が
シングレットおよびトリプレットにおけ*      
                     *るηπ
状態を有することである。π、π 状態よシも低いエネ
ルギを有しかつ大抵の場合少なくとも* 最低エネルギーのπ、π 状態を有する化合物は感光性
において有効でないが、成る特定例において*    
          1 π→π 転移よシ低いエネルギーη→π を有する試験
を満たす化合物は、還元剤先駆体として機能しない。し
かしながら、上記の考慮は、主として所定の化合物が本
発明の実施に使用するための還元剤先駆体として機能す
るかどうか予め決定するのに有効である。いずれくせよ
、いかなる場合にも所望の像形成化合物と還元剤先駆体
とを使用する試験エマルジョンを作成することにょシ、
必要に応じ簡単な予備実験を容易に行なうことができる
成る種の場合、外部の増感剤は必要でない。たとえば、
250〜300 nmの範囲の波長において、大抵の有
機テルル化合物は直接に光分解され、かつ成る種の他の
テルル化合物、特にハロゲン化物は可視スペクトルの實
色部分に対し敏感である。
電子により像形成を達成しようとする場合、付加的増感
剤は必要とされない。何故なら、電子は像形成材料の直
接的分解を行なうからである。
以下、成る種の好適な還元剤先駆体の製造につき説明す
る。一般に、好適なナフトキノンまたはアントラキノン
を生成させるには、適当な出発物質を適当なアルコキシ
ドと反応させて、所望の還元剤先駆体を生成させる。
一般式 〔式中、テはアルコキシであシかつrはアルコキシもし
くはクロルである〕 の還元剤先駆体を生成させることが望ましい場合、λ3
−ジクロ0−1.4−ナフトキノンをたとえばナトリウ
ムアルコキシドのような金属アルコキシドと反応させ、
この場合アルコキシドは所望のアルコキシ基に対応する
。この金属アルコキシドは、アルコールをたとえばナト
リウムのような活性な金属と反応させて生成させること
ができる。たとえば、ナトリウムとイソプロパツールと
の反応は1、ナトリウムイソプロポキシドを生成する。
たとえば2,3−シイツブ四ポキシー1.4−ナフトキ
ノンを生成させるには、ナトリウムイソプロポキシドを
ム3−ジクロローL4−ナフトキノンと好ましくは室温
で反応させて、a3−ジイソプロポキシ−1,4−ナフ
トキノンを生成させる。2−クロロ−3−インプロポキ
シ−144−ナフトキノンも同様に製造されるが、ただ
しアルコキシドt13−ジクロロ−L4−ナフトキノン
の冷却(好ましくは0〜5℃、或いはほぼ水浴温度)懸
濁物へ徐々に添加する。このようにして、クロル基の1
個のみがインプロポキシ基によシ置換される。1個のア
ルコキシ基と1個のクロル基とを有する他の還元剤先駆
体、たとえば3−クロロ−2−(2’−ブトキシ)−L
4−ナフトキノン、2−りはロー3−イソプロポキシ−
L4−アントラキノンおよび2−/aa−3−イソプロ
ポキシ−a7−ジフェニル−L4−ナフトキノンも同様
に製造すること3          ができる。後者
の2種の化合物は、それぞれス3−ジクロロ−L4−す
7トキノンおよび2.3−ジクロロ−へツージフェニル
−1,4−ナフトキノンから製造されるであろう。
VおよびY3が異なるアルコキシであれば、一方のアル
コキシドを徐々に加えて1個のクロルを置換し、かつ生
成物を回収し、次いでこの生成物を同様にして他方のア
/I/;キシドと反応させる。
一般式 〔式中、ylはアルコキシであルかつyJは水素、クロ
ルまたはアルコキシである〕 の還元剤先駆体は、2−クロローム4−アント2キノン
(yMが水素でおる場合)またはス3−ジクロローL4
−アントラキノン(yaがクロルまたはアルコキシであ
る場合)t−、ナフトキノンにつき前記したように、適
当な金属アルコキシドと反応         1させ
て製造することができる。
一般式 〔式中、Yはアルコキシであシカ1つYlは水素、クロ
ルを九はアルコキシでチル〕 の還元剤先駆体は、λ3−ジフェニルブタジェンを酢酸
中で43−ジクロロベンゾキノンと反応させて2.3−
ジクキローa7−ジフェニル−1,4−ナフトキノンを
生成させ、次いでこれを43−ジクロロ−L4−ナツト
キノンにつき前記したように金属アルコキシドと反応さ
せて製造することができる。代案として、Ylが水素で
ちる場合は、2−クロロペンゾキノンを43−ジクロロ
ベンゾキノンの代りに使用する。
1羨 塩基を含ませることもできる。塩基を含ませれば、感度
(感光度)t−向上させかつ/またはこの種の組成物で
作成された像形成フィルムの現像後に露出部分の光学濃
度を改善するという予期せぬ請来が得られる。さらに、
塩基を含ませれば、フィルムの未露出部分の背景かぶシ
または光学ハ度を減少させることもできる。
塩基は有様もしくは無機とすることができ、遮蔽された
還元剤をイオン化するのに充分なアルカリ性とすべきで
ある。一般に、フィルムの性能(たとえば感度増大、露
出部分の光学濃度の増大、または未露出部分のかぶシ減
少)を改善する任意の塩基を使用することができる。好
ましくは、望ましくない悪影響を及ぼす塩基は避けられ
る。適する無機塩基はたとえば金属水酸化物および水酸
化アンモニウムを包含する。よシ詳細には、アルカリ金
属水酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物を使用する
ことができる。有用なアルカリ金属木酸化物はリチウム
、ナトリウム、カリウム、ルビジラムおよびセシウムの
水酸化物を包含する。
水酸化リチウムが好適なアルカリ金属水酸化物である。
有用なアルカリ土類金属水酸化物はマグネシウム、カル
シウムおよびバリウムの水酸化物を包含する。金属水酸
化物の水利型も使用することができる。2種以上の塩基
を像形成フィルム組成物に含ませうろことも予想される
。代案として、有機塩基はアミン化合物または窒素原子
含有の複素環式化合物とするもできる。
本発明に使用するのに適し九アミンは脂肪族または芳香
族であってもよい第1.第2および第3級アミンを包含
する。
よシ詳細には、適するアミンはたとえばメチルアミン、
ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジ
エチルアミン、トリエチルアミン、n、  ジーn−お
よびトリーn−プロピルアミン、貞 11            イングロビルアミン、n
−ブチルアミン、イソプ)□ チルアミン、ジ−n−ブチルアミン、tert−ブチル
アミンおよびn−テトラデシルアミンのようなアミンで
ある。一般に、式 %式% 〔式中、8は脂肪族(たとえばOH,、C4Hs、cs
l(w、OsH,など)である〕 のアミンが適している。
R基は未置換であっても或いは各種の有機基もしくけ無
機基忙よ多置換されていてもよく、これら置換基は所望
の像形成効果を阻害しないものとする。
たとえばピリジンおよびピペリジンのような環式化合物
も適してシシ、所望の像形成効果を阻害しないような各
種の有機もしくは無機基によ多置換されていても或いは
未置換であってもよい。
理論によシ拘束されないが、塩基は遮蔽された還元剤を
イオン化させて、イオン化された遮蔽された還元剤とテ
レル陽イオンと像形成エネルギに         1
フィルムを露出した後に還元剤先駆体により形成された
潜保との間における錯体の形成を促進すると思われる。
この錯体は、電子移動に対し極めて鋭敏であって、可視
像の形成を促進すると思われる。
一般に、アルカリ土類金属またはアルカリ金属水酸化物
が有機塩基よりも好適である。塩基からの金属イオンは
、還元剤先駆体との有利な錯体を形成して、還元剤先駆
体をよシ活性にすることができる。
フィルム形成組成物に存在させる塩基の量は変化するこ
とができる。一般に、改良されたフィルムを形成するの
に必要とされる塩基の最少量は存在しない。しかしなが
ら、改良の程度は、特定の各フィルム組成および塩基に
つき所定量まで存在させる塩基の量に関係する。この量
を越えると、一般にフィルムの光応答が低下する。特定
組成に対する特定塩基の最適量は、単に種々の量の特定
塩基を含有するフィルム形成組成物を作成しかつこれか
ら作成されたフィルムの性能をテストすることにより容
易に決定することができる。
遮蔽された還元剤 本発明によれば、遮蔽された還元剤を含ませる。
すなわち、典型的な遮蔽された還元剤は化合物1−フェ
ニル−2−ベンゾイルアミド−3−ピラゾリジノン(1
−phenyl −2−benzoylamido −
3−pyrazolldlnone ) である。遮蔽された還元剤についてのより完全な説明は
、1978年7月19日付けのベルギー特許第8153
.052号明細書に見られ、これを参考のためここに用
いる。
ベルギー特許第863052号明細書に記載された遮蔽
された還元剤の代替として、新しい種類の遮蔽された還
元剤を使用することもでき、これは一般式 %式% 〔式中、Yは水素または0NHR’である〕(″“゛7
″”″“7″″″″5°“ 7(フェニル、ベンジル、ベンゾイル、ニトロフェニル
、ベンジルカルボニル、フェニルメチル、フエ二ルエチ
/L/iりはフェニルグロビルカルボニ〃或いはアミノ
カルボニルとすることができる。W。
Wおよびtはそれぞれ独立して水素、アルキNtたはフ
ェニルおよびアミノとすることができるっB%フェニル
、ニドpフェニル、ハロフエニ〃、アルキル、七ノー、
ジーもしくはトリーハロアルキル、ベンゾイル、アルキ
ルフェニルまたはプルキルシアノフェニルとすることが
できる。遮蔽基は、還元剤のアミン基の水素部位のいず
れか一方または両方で置換することができる。上記アル
キル基は7個までの炭素原子を有することができる。
これらの化合物は便利には、原料ヒドラジンもしくはピ
ッゾリンと式 %式% のイソシアネートとの反応によシ得ることができる。こ
れら遮蔽された還元剤についてのより完全暇 な説明は、1982年7月20日付の米国特許第434
へ662号明細書に見られ、これを参考のためここに用
いる。
区り二上 本発BAKよれば、テルル化合物と反応して活性中間錯
体を生成するジオールをも含ませることができる。この
錯体の化学は充分には理解されていないが、一般にこの
錯体はテルル1そルに対して約2モルのジオールを必要
とすると忠われる。好ましくは、存在させる場合ジオー
ルは、錯体を生成するための最小量より過剰で使用され
る。何故なら、ジオールは還元剤先悪体の反応−必要と
される水素源を供給するための不安定な水素の原料とし
ても機能するからである。
塩基の使用を含む本発明はジオールの存在なしにも実施
しうるが、特に遮蔽された還元剤が存在する場合にはジ
オールの存在が好適である。ジオールの存在は、未露出
領域の光学濃度を著しく減少させるよう作用する(すな
わち露出領域と未露出領域との間のフントラストを増大
させる)。したがって、遮蔽された還元剤をジオールの
不存在下で使用しうるが、遮蔽された還元剤を含有する
テルルフィルム組成物は遮蔽された還元剤の還元能力が
遮蔽基によシ完全には禁止されないので未露出領域に比
較的−高い光学澁度を与える傾向がある。
像形成組成物を配合するのく使用しうる一群のジオール
は式 〔式中、R6およびRoのそれぞれは独立して水素、炭
化水素基(直鎖および分枝鎖を含む)および環式炭化水
素基、ヒドロキシアル中ル基、アルコキシカルボニル基
、シクロアルキル基またはアリール基を示し、 2はアリーレン基(たとえばフェニレン)基(−owC
−)、基(−0R1°=□B11)、  (ここでnは
整数たとえばlまたは2を示す)を示し、8思0および
Wlのそれぞれは水素またはアルキル基或いは炭素環ま
たは複素環の部分からの基を示す〕 のジオールである。さらに、2は存在しなくても良く、
すなわち2個のヒドロキシ置換された炭素が直接に相互
結合することもある。下表は使用しうる多数のジオール
を示している。
I     H−HBP198 3    HsO−HBP189 4    HsC−−0HHBF1835      
H−0ヨO−HMP52−54噸 、+         7   HO(cHs)4  
     HBP 178AIkN9上記ジオールの充
分な説明は、ベルギー特許第854193号明細書に見
られ、これを参考のためここに用いる。
しかしながら、好ましくはジオールは上記ベルギー特許
に開示されたよりも多くの錯体afAである。これら多
くの錯体ジオールは、米国特許第4281.058号の
主題で69これを参考のためここに用いる。
米国特許第428LO5a号明−俸に記載された好適な
ジオールは式 %式% の化合物である。この化合物において、B11はアルキ
ル、アシル、チアゾリニル、アルケニル、フェニル、ア
ルキルフェニル、アルケニルフェニル、とドaキシアル
キルフェニル、ベンジル、アルキルベンジル、アルコΦ
ジベンジル、ヒドロヤシアメ ルキルペンジルおよびハロペンシルなどの基とすること
ができる。
上記化合物の「チオ」同族体も使用することができる(
すなわち、基8tがオキシ結合の代シにチオ結合によシ
グリセロール残基に結合した化合物)。
上記構造の好適な化合物は、基B1mがベンジルもしく
は置換されたベンジルであるような化合物でちる。上記
構造のジオールの使用は、これらジオールがベルギー特
許第854193号明細書に記載されたジオールよシも
未露出領域の光学戯度を減少させるのに効果的であるた
め、好適であることが判明した。
櫃漕1はL一 本組成における上記の主成分に加えて、種々の目的で補
助成分をも含ませることができる。たとえば、成る種の
物質は本発明による未露出の未使用乾燥フィルム組成物
の保存寿命を向上させ、かつ成る場合にはさらに前記フ
ィルム組成物の感度を向上させることが判明した。この
種の追加もしくは補充物質の列は分子中にエーテルもし
くはポリエーテル結合を含み、たとえばポリエチレン−
20ノルビタンモノツクリン酸、ポリエチレン−20ソ
ルビタンモノオレイン酸、ポリオツクスー10、ポリオ
ツクスーSO,ポリオツクスー750゜ポリエチレング
リコール−400ジステアリン酸、ポリエチレングリコ
ール−600ジステアリン酸、ポリ(L3−ジオキソ2
ン)、ポリ(ナト2ヒドロフラン)、ポリ(L3−ジオ
中セパン)、ポリ(L3−ジオキサン)、ポリアセトア
ルデヒド、ポリオキシメチレン、ポリオキシメチレンの
脂肪酸エステル、ポリ(シクロヘキサンメチレンオキシ
ド)、ポリ(4−メチル−L3−ジオキサン)、ポリオ
キジエタン、ポリフェニレンオキシド、ポリ〔λ3−ビ
ス(へ四メチル)オキソシクロブタン〕、ポリ(オキシ
プロピレン)グリコールエポキシ樹脂、および酸化プロ
ピレンと酸化メチレンとの共重合体のような物質または
重合体である。
この種の物質を像形成フィルム組成物中に、その重量に
対し一般に5〜20重量−の種々の量で配合することが
できる。成る種の場合、これらは所、  定の貯蔵条件
下において棚ざらし寿命または貯蔵寿命を50−程度或
いはそれよシずつと大きく向上させ、または長期化し、
さらに4々の場合フィルム感度を効果的に増大させるこ
とも示されている。
さらに、一般的に云えば還元糖の像形成フィルムに含ま
せれば、このフィルムを上記のように像形成させ、かつ
次いでたとえば特にこの像形成フィルムを新たに作成し
または最初に作成してからほぼ1日以内である場合、約
120〜150℃にて約15秒間程度現像すると像領域
の濃度(0,D像−〇、D背景)の向上をもたらすこと
が判明した。
;          この種のフイ″1は・像形成1
ネ“ギーに露出し、1 1°          かつ次いで現像すると、本発
明の通常の実施におけるネガ加工方式に比較して、ポジ
像の形成をもたらす(すなわち光学濃度は露出領域にお
けるよシも未露出領域において大である)。さらに、像
形成組成物に還元糖を含ませれば、像形成エネルギーに
露出した後に、より低温たとえば室温においてさえ数時
間たとえば一般に10.1−2または15時間で像の現
像を可能にする。使用しうる還元糖は多極にわたシ、そ
の例はデキストロース、グルコース、アラビノース、エ
リスロース、フルクトース、ガラクトース、フコース、
マンノースおよびリボースである。特に効果的なものは
デキストロース、アラビノース、ガラクトース、フコー
スおよびリボースである。これら還元糖は、種種の量で
使用しうるが、一般に像形成組成物における像形成有機
テルル物質の量に対し当tまたは若干少ないまたは多い
素とすることができる。
多くの場合、滑らかな連続フィルムの被覆に役も 立つことが周知されたシリコーン油などの物質を少量含
ませることも望ましい。
フィルムの感度および/または露出後の光学濃度を増大
させる効果を示−しうるような他の数種の補助成分を使
用することもできる。これらの補助成分は、一般式 〔式中、R’−R’はそれぞれ独立して水素もしくはア
ルキルとすることができる〕 たとえば(N、N−(p−ジメチルアミノフェニル)−
1,4−ナフトキノン(インドフェノールブルー))、
インダン−L3−ジオン誘導体たとえば2−フェニルイ
ンダン−L3−ジオンのようなインドアニリン染料、並
びに一般式 〔式中、n=+1.2もしくは3であシ、Xはり鴛ルも
しくはイオドである〕 を有するシアミツ染料、たとえばL1゛−ジエチル−4
2′−カルボシアミンクロライド(塩化ビナシアツール
)を包含する。マトリックス材料がたとえば水のような
望ましくない成分を大気中から吸収しないよう注意すべ
きである。
マトリックス材料 本発明によるフィルム組成物は、上記各成分および任意
成分を適当なマトリックス中に溶解して完成される。マ
トリックスは活性成分において可能な限シ濃厚なものと
すべきであシ、すなわち好ましくは最少量のマトリック
スが使用される。マトリックスの量は、各種の活性成分
を固溶体として保持するのに充分な量とすべきである。
追加量のマトリックスも使用しうるが、これは明らかに
活性成分の濃度を希釈し、したがってフィルム組成物の
光応答を遅延する傾向がある。勿論、マトリツクス材料
の選択は、任意特定組成物につき最大溶解度を与えるべ
く使用活性成分に関連させねばならない。
像形成有機テルル物質および必要に応じ別の増感剤を配
合して像形成フィルムまたは被覆を生成させるためのマ
トリックス材料は、室温で固体であ)、比較的多数の物
質から選択することができる。これらは望ましくは少な
くとも部分的に非晶質の性質を有し、特に望ましくはガ
ラス質の極性非晶質材料であって、望ましくは約200
℃を越えないガラス転移温度を有し、このガラス転移温
度は約SO℃程度とすることもでき、より好ましくけ約
80〜120″Cの範囲とすべきである。これらは一般
に高分子材料である。その例はシアノエチル化澱粉、セ
ルロースおよびシアノエチル化の置換度が≧2のアミロ
ース、ポリピニルーペンセ 11           シフエノン、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリエチレン小 テレフタレート(rMYLAILJ ) 、セk a 
−X エステルおよびエーテルたとえば酢酸セルロース
、プロピオン酸セルロース、酪酸セルロース、酢酸酪酸
セルロース、アセチルセルロース、メチルセルロースジ
エチルセルロース)ヒドロキシグロビルセル四−ス、ポ
リビニルカルバゾール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルメ
チルケトン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルメチルエーテル、塩化ビニリデンとア
クリロニトリルとの共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビ
ニルブチラール、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレ
ートポリビニルピロリドン、スチレンブタジェン共重合
体、ポリアミド、ポリアクリルおよびポリメタクリルア
ルキルエステル、たとえばポリメチルメタクリルレート
およびポリエチルメタクリレート、ポリビニルメチルエ
ーテルと無水iレイン酸との共重合体、たとえば12/
85. 6/95に、15/955’、15/95E、
B  79.B−98などノヨうすrFO1’LMVA
RJ (登MFJ標)としてモンナントカンパニー社か
ら市販されているような各種のポリビニルホルマール樹
脂である。
特に有用なものはポリビニルホルマール15/95チで
あ)、これは24000〜4G、Gooの範囲の分子f
を有する白色のさらさらした粉末であシ、ポリビニルホ
ルマールの−として表わして約82−のホルマール含有
量を有し、高い熱安定性と優秀な機械耐久性とたとえば
脂肪族炭化水素および鉱物油、動物油および植物油のよ
うな物質に対する耐性とを有する。これらの高分子物質
または樹脂、並びKその製造は当業界で知られている。
さらに、特に有用なものは商品名「0ABJ 特K 「
OA B50O−5Jとしてイーストマン・コダック・
カンパニー社により市販されている各種の酢酸酪酸セル
ロースポリマーである。
これらは像形成フィルムまたは被覆もしくは層に配合し
うる像形成有機テルル物質、増感剤およびその他任意の
成分を均一組成物として保持するためのキャリヤとして
作用し力)つN膜を形成して最終像形成フィルムの機械
的耐久性を与える乾燥したもしくはほぼ乾燥したフィル
ム形成材料として機能する他、少なくともその多くはさ
らに重要なことには容易に抽出しうる水素源を供給する
ことによシ像形成過程で化学的もしくは物理的役割を演
すると思われ、したがって後記するように潜像形成メカ
ニズムにおいて重要な役割を演すると思われる。成る種
の堝会、マトリックスの粘度を減少させるのが望ましく
、これはたとえば成る種の可塑剤たとえばジブチルツク
レートもしくはジフェニル7タレートを添加して行なう
ことができ、この添加は高い光学υ度の像を形成する傾
向を示すが、背景かぶシを増大させるという欠点をも示
す傾向がある。
塩基性の基を有するal類のマトリックス材料は像形成
有機テルル物質と錯体化し、したがって錯体化が生ずる
程度までこのマトリックス材料金使用するのは避けるべ
きである。
水 さらに、組成物は水をも含むことができる。一般に、フ
ィルム形成性組成物の他の成分と組み合せる前に、マト
リックス材料へ少量の水を加えれば、フィルムの感度を
向上させるよう作用する。
し力)しながら、過度の水は、フィルム形成性組成物の
各成分を混合する際に酸化テルルを沈澱させることがあ
り、したがって回避すべきである。水の使用に関するよ
シ完全な説明は、1984年5月15日付けの米国特許
第4448,877号に見られる。
アルコール 本発明の組成物には、さらにアルコールも含ませること
ができる。好ましくは、上記のジオール1      
   が1成物中“存在す6場飢7″°−″1使肘゛i
         る。アルコールおよびジオールはテ
ルル化合物との錯体を形成して、向上した感度および/
または改善された背景かぶシを有するフィルムを形成す
る。アルコールは一級、二級または三級とするととがで
きる。たとえばn−ブタノールおよびn −グロパノー
ルのような一級の一価アルコールが好適である。アルコ
ールの使用に関するよシ完全な説明は、1984年5月
1日付けの米国特許第444a224号に見られる。
フィルム組成物の作成 一般に溶液または均質分散物として作成しかつ基板上に
被覆もしくは成せる儂形成材組成物のフィルムまたは薄
層を↓造する際、特に成分を有機溶媒中に溶解または均
質分散させるのが望ましい。
適する溶媒の例はメチルエチルケトン(Ili(FiK
)、ジメチルホルムアミド(DMF)、クロaホルム、
テトラヒドロ7ラン(THF)、ジメチルアセタミド(
DM人)、ジオキサン、ジクロルメタンおよびユ、イ!
Ixfv:y−iえ、。う。。。1お、1     1
合物、或いは他の有機溶媒との混合物である。特に有用
な溶媒は、ジクロルメタンとメチルエチルケトンとのs
o:so混合物である。溶液または均質分散物を任意適
当な方法で基板上に薄層化させた後、これら有機溶媒の
大部分を、好ましくは比較的低温度にてしばしば好まし
くは減圧下でフィルムまたは被覆がほぼ接触乾燥状態に
なるまで蒸発させ、このような接触乾燥状態の被覆は特
に取シ扱いおよび処理目的で望ましい。一般的に云って
この種のフィルムまたは被覆は接触乾燥状態とすること
もできるが、これはフィルムが有機溶媒を含有しないこ
とを意味するものでないと了解すべきである。事実、仕
上げフィルムまたは被覆は像形成エネルギーに露出する
前にフィルムまたは被覆に対し約2〜3重ff1−の程
度の有機溶媒たとえばジメチルホルムアミド(DMF)
を含有するのが極めて望ましい。何故なら、この存在は
潜像形成および/または現像工程後に得られる最終的像
に関しこの系の感度において好適な役割を演すると思わ
れるからである。DMFtたはその他の有機溶媒の全部
またはほぼ全部を、像形成および現像に先立つ未使用フ
ィルムから除去すれば、しばしば感度の低下をもたらす
。いずれにせよ、未使用像形成フィルムの乾燥をほぼ有
機溶媒が全く存在しない点まで行ない、これにl感度を
不当に低下させた場合には、フィルムを像形成エネルギ
ーに露出する前にこのフィルムに対し少量の有機溶媒を
添加して感度を増大させまたは復帰させることができる
像形成フィルムまたは被覆の厚さは変化しうるが、一般
に約1〜約35μmの範囲でわシ、約5〜15μmが一
般に良好な平均値である。ミリメートル−としての厚さ
において、これは約o、o o o s〜約0.05m
もしくはそれ以上、たとえばα05〜5mの範囲で変化
しうるが、選択される厚さは像形成フィルムを使用する
特定用途に依存する。
像形成有機テルル物質の製造並びに被覆取り扱いおよび
処理操作は、必要に応じ、当業者に容易に理解されるよ
うな適当な光茶件下で行なわれる。
たとえば、被覆組成物の配合並びに被覆および乾燥操作
は便利には、アンパライトフィルター透過光(550n
mにて弱い透過)の下で行なわれる。
像形成前の乾燥フィルムは望ましくは暗所に貯蔵される
。成る場合には、所定成分と成る種の金属との接触を回
避する必要があ夛、さもないとたとえば還元のような望
ましくない反応が生じうる。
一般に、使用する槽、容器、攪拌器などはガラスまたは
その他のガラス質材料或いは被覆成分に対し不活性な材
料で作成して、汚染または生じうる望ましくない反応を
防止すべきである。一般K、像形成組成物は選2基板上
へ被覆する直前に作成するのが有利である。一般に、暗
所および合理的、      Kfl 4 L < t
iM(t、H!HIDoa t、*s*ai<1.1 
          湿度条件である適する貯蔵条件下
において、像形成組成物の安定性は良好である。
1象形成組成物において、マトリックスと像形成有機テ
ルル材料および還元剤先駆体の割合は変化することがで
きる。使用する像形成有機テルル材料が上記したような
所望の感度特性を固有にまたは付随的に有するものであ
る特殊の場合、別途の還元剤先駆体は必要でない。しか
しながら、このような場合でさえ、使用する特定の像形
成有機テルル材料が本来有する性質とは全く異なる感度
特性を有しうる別途のまたは追加の還元剤先駆体を使用
するのが望ましい。いずれにせよ、一般的に、有機溶媒
を除き下記するように少なくとも大抵の場合マトリック
ス材料(これは一般に固体材料すなわち室温で固体であ
る)は他の材料のいずれよりも過剰の量で使用され、一
般に像形成組成物中に存在する全物質に対しso1以上
、特に90重1Sまでの範囲の多量で存在させる。同様
に、一般に通常固体の材料でちる像形成有機テルル材料
        1は、マトリックス100部当り約1
〜約20部を構成し、一般にマトリックス100部当シ
約5〜10部である。別途の成分であって一般に固体で
ある還元剤先駆体は、通常それより少ない割合で使用さ
れ、一般に像形成組成物に対し約5〜20重量%、特に
約6〜15重i−の範囲であるが、成る場合にはその割
合はそれより相当高くすることもでき、像形成有機テル
ル物質の割合とほぼ同じt+は若干越える割合であって
もよい。さらに、上記成分の割合に関し、還元剤先駆体
の面積密度は、望ましくは還元剤先駆体の吸収帯域にお
けるフィルム上へ約70〜95チのホトンが吸収される
ように通釈するのが望ましい。それよシ著しく高い濃度
の還元剤先駆体は、未露出フィルムの暗色を残し、した
がって利点が得られない@一般に、多くの場合、最適結
果は像形成有機テルル材料のモル濃度を還元剤先駆体の
モル濃度Ktlぼ近似させることによシ得られる。重合
体マトリックス材料の濃度は、像形成有機テルル材料、
増感剤および使用する場合にはその他の補充成分の沈澱
をもたらさずに実質的に非晶質のフィルムを形成するよ
うな濃度とすべきである。さらに、過剰の重合体マトリ
ックス材料はフィルムの感度を低下させる傾向がめる。
ジオールの食は、テルル化合物1モル当シ少なくとも2
モルのジオールを供給し、好ましくは6:10モル比ま
でを与えるのに充分な濃度で存在させるべきである。上
記したように、本発明によれば、2:1のモル比におけ
るジオールとテルル化合物との間で錯体が形成され、か
つそれより過剰のジオールは還元剤先駆体と反応させる
ための不安定水素源を供給するのに有用であることが示
唆される。それより多量のジオールも、所望に応じ使用
することができる。これら多量のジオールを使用すれば
、成る程度改良された結果が得られる◎ しかしながら
、ジオールの量を増大させても仕上げフィルムの光応答
の改善を与えないような見返りの少ない点が存在する。
遮蔽された還元剤はテルル士大化合物に対し1〜200
重量−の量で存在させることができる。
極めて少量の遮蔽された還元剤によってさえ本発明によ
れば測定上改良された感度が見られ、成る軛四内におい
て改良度はフィルム中に配合される遮蔽された還元剤の
量に比例する。しかしながらここでも効果低減の法則が
見られ、テルル化合物の量よ#)2〜4倍程度の多量の
遮蔽された還元剤を配合しうるが、この多量の使用を越
えると、得られる光応答の増大は配合する遮蔽された還
元剤の増加量と見会わなくなる。
上記フィルム形成組成物は任意適当な基板上へ施こされ
る。ガラス、磁器、紙および各種のプラスチック基板が
適していると判明した。フィルム状材料を形成する目的
で、透明性が明らかに望ま奪 tl           L/い。この目的で、ポリ
エチレンテレフタレートのフィルムが特に適していると
判明した。その他の基板はたとえばポリイミド、ナイロ
ンおよびトリアセチルセルロースを包含する。
定着 露出および現像(この現像は加熱によシ達成することか
できる)の後、フィルムは米国特許第4142.896
号明細書に記載されたように定着することができる。さ
らに、フィルムはこれをたとえばイソプロパツールのよ
うなアルコールド接触させて定着することもできる。た
とえばアセトンのような少量のケトンもアルコールと共
に含ませることかできる。特に有用なものは、イソプロ
パノ−/L/so部/アセト71部(容gkKよる)の
溶液であるう テルル系フィルム組成物の配合および使用に関する当業
者が使用しうるその他の事項は、米国特許第414&8
96号明細書から明らかである。
以下、実施例によシ本発明をさらに説明する:1五−」 本発明によらないテルル像形成フィルムを作成しかつ試
験した。α625gのビス(アセトフェノン)テルルツ
ク20ライドと、α300gのイソプロポキシナフトキ
ノン(IPNQ)と、0.38りの2−クロセー3−イ
ングロポキシ−L4−す7トキノン(0IPNQ )と
、0.625 gの遮蔽された1−フェニル−3−ピラ
ゾリドン と、2.49のオルト−メトキシベンジルグリセリルエ
ーテルと、&Oatのn−ブタノールと、3119のり
チウムヒドロキシドおよびQ、5−の水と、3即のイン
ドフェノールブルーと、300119のフェニルインダ
ンジオンと、さらに水L5−および塩化メチレンとメチ
ルエチルケトンとのso:s。
混合物(体9 ) 160 ynlとを含有する1 0
.429のCλB−500−5とを、均質な粘性溶液が
得られるまで完全な暗所にて室温で攪拌した。次いで、
この溶液全1rIt当り約2gのビス(アセトフェノン
)テルルジクロライドの被覆割合でMYLAR(登録商
標)基板に被覆し、得られたフィルムを50〜55℃の
オープン内で3時間加熱した。
フィルムを11工程と約0.5〜105の光学濃度範囲
とを有する写真工程タブレットt−介し像形成エネルギ
ーに露出させて、フィルムの写真応答性を試験した。こ
の工程タブレットを露出に際しフィルムと接触させた。
ハネウェル・ストボナール・モデル170屋のキセノン
フラッシュ管ヲ使用して、フィルム力)ら約lOインチ
離間させた像形成エネルギーを供給した。露出後、この
フィルムを150〜155℃の具度に40−45秒間加
熱して、フィルムf:現像した。フィルムの最大光学濃
度(OD MAX )は145であり、最小光学銀度も
しくはかぶり(OD MIN )はα56であった(マ
クベス・モデルT−P504型デンシトメータにより赤
色フィルタを用いて測定)。かぶり+1の光学濃度にお
けるフィルムの感度はL730エルグ/−であると計算
された。
例2 本発明によらないテルル像形成フィルムを作成しかつ試
験した。α625gのビス(アセトフェノン)テルルジ
クaライドと、α63gの43−ジイソプロポキシ−L
4−す7トキノンCDIPNQ)と、α625gの遮蔽
されなl−フェニル−3−ピラゾリドン 萬                011′□ と、14gのオルト−メトキシベンジルグリセリルエー
テルと、3.0Wtのn−ブタノールと、b、5−の水
を含む3■のリチウムヒドロキシドと、3■のインドフ
ェノールブルーと、300〜のフエ二lルインダンジオ
ンと、41ngのビナシアツールクロライドと、さらに
水L5−および塩化メチレンとメチルエチルクトンとの
so:so混合物(体積)160−を含有する1o42
gの(3AB−5GO−6とを、均質な粘性消液が得ら
れるまで完全な暗所にて室温で攪拌した。次いで、この
溶液を1ゴ当シ約2gのビス(アセトフェノン)テルル
ジク四ライドの被覆割合でMYLAR←登録商標→基板
上に被覆し、得られたフィルムを50〜55℃のオープ
ン内で3時間加熱した。
このフィルムを11工程と約α5〜λ05の光学綻度範
囲とを有する写真工程タブレットを介し像形成エネルギ
ーに露出して、フィルムの写真応答性を試験した。工程
タブレットを露出に際しフ          1イル
ムと接触させた。ハネウェル・ストロボナール1I−f
:デル710型のキセノンフラッシュ管を使用して、フ
ィルムから約10インチ離間した像形成エネルギーを供
給した。露出後、フィルムを150〜155℃の温度に
40〜45秒間加熱してフィルムを現像した。フィルム
の最大光学濃度(OD MAX )は188でS1シ、
かつ最小光学濃度またはかぶり(OD MIN )はa
siであった(マクベス・モデルT−pso4gデンシ
トメータにより赤外フィルタを用いて測定)。かぶシ+
1の光学濃度におけるフィルムの感度は1.020エル
グ/−であると計算された。
例3 例2に示したと同じ手順を使用してフィルムを作成しか
つ試験したが、ただしこの場合種々の量のイミドを組成
中へ配合することによシ数種のフィルムを本発明にした
がって作成した。使用したイミドはスクシンイミドであ
シ式 次の結果が得られた。
0.2       α600     α61   
&43α4      1,500     G、50
  106α6     870    α66  λ
520.8      850    0.57  4
.200.9      880    0.51  
 α841.0      910     CL73
  411L2      1.500     α7
1   α501.4           1,50
0         G、フOλ62撚−」 例2に示したと同じ手順を使用してフィルムを作成しか
つ試験したが、ただしこの場合フイルムはスクシンイミ
ドtm成物中に配合することにより本発明にしたがって
作成した。次の結果が得られた〇 (L8      520      (L63  4
62例5 例1に示したと同じ手順を用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合種々の量のマレイミドを組
成物中に配合することによシ本発明にしたがって数穏の
フィルムを作成した。マレイミドは次の式を有するO 、      ?1f)M*”t−5bn*。
:1 686        LOOOα60   λ478
82       1.500       0.37
    &62例6 例1に示したと同じ手順を用いてフィルムを作成しかつ
試験し、この場合種々の量のイミド、7タルイミドに組
成物中に配合した。7タルイミドは次の式を有する@ 次の結果が得られた。
例7 例5に示したと同じ手順を用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合極々の量のN−メチルマレ
イミドを組成物中に配合して本発明によりフィルムを作
成した。N−メチルマレイミドは次の式を有する。
OH。
次の結果が得られた。
224       L700     α67   
&98336       Li2O2α61  40
2448       LIGOO,64&82672
       LOOOO,67ttO784840、
。 0.63  λ80996      85G  
   (L60   λ84L108       L
IGOα68  4.0G1.220      1.
Zoo     α62  415L332     
 1,300    0.58  182例8 例2に示したと同じ手順を用いてフィルムを作成し力)
つ試験したが、ただしこの場合N−メチルマレイミドを
組成物中に配合して本発明にしたがいフィルムを作成し
た。次の結果が得られた。
例9 例1に示し念と同じ手順音用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合種々の量のピロメリトジイ
ミドを組成物中に配合して本発明にしたがいフィルムを
作成した。ピロメリトジイミドは次の式を有する。
次の結果が得られた。
ピロメリトジイミドの量 力〜鉱シ+1の感度+7@O
D例IK示したと同じ手順を用いてフィルムを作成しか
つ試験したが、ただしこの場合種々の盆のN−エチルマ
レイミドを組成物中に配合して本発明にしたがいフィル
ムを作成した。N−エチルマレイミドは次の式を有する
@ 書 OH,OH,を 次の結果が得られた。
N−エチルマレイミド 力〜シリ+1の感度r@0D1
26         1.600        α
56    λ56252         1.50
0        α60    165378   
      1.800        (H6741
0504H700(H50146 636H7000,77&67 756         1.700        
α68    406882          H5
00456a46Loos          t、s
oo        α53     &53L134
          H400α60    402L
260”      1,200     α65  
418*沈澱生成 例11 例1に示したと同じ手頴を用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合種々の量のN、N’−p−
フェニレンシマレイきドを組成物中に配合して本発明に
したがいフィルムを作成したつKN’−p−〕二ニレし
ジマレイミドは次の式を有する。
次の結果が得られた。
例12 例1に示したと同じ手順を用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合種々の量のN−ヒドロキシ
スクシンイミド(NH8)を組成物中に配合して本発明
にしたがいフィルムを作成した。N−ヒドロキシスクシ
ンイミドは次の式を有する。
次の結果が得られた。
例13 例1に示したと同じ手順を用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合種々の量のマレイン酸アン
モニウムを組成物中に配合して本発明にしたがいフィル
ムを作成した。マレイン酸アンモニウムは次の式を有す
る。
次の結果が得られた。
剋−ユ」 例1に示したと同じ手順を用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合種々の量のコハク酸アンモ
ニウムを組成物中に配合して本発明にしたがいフィルム
を作成した。コハク酸アンモニウムは次の式tVする・ 次の結果が得られた。
例15 例1に示したと同じ手順を用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合種々の量のタコン酸アンモ
ニウム(anwnonムum taconate )を
組成物中に配合して本発明にしたがいフィルムを作成し
た。タコン酸アン峰ニウムは次の式を有する。
次の結果が得られ九〇 例16 例1に示したと同じ手項を用いてフィルムを作成しかつ
試験したが、ただしこの場合種々のtのZ2−ジメチル
コハク酸アンそニウム(ADMI9)t−組成物中に配
合して本発明にしたがいフィルムを作成した。人DMS
Fi次の式を有する。
次の結果が得られた。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)像形成組成物から製造され像を形成するために熱
    現像しうるフィルムにおいて、像形成用組成物が、 (a)テルル像形成化合物と、 (b)活性化照射の作用下で水素供与体から不安定水素
    を抽出して、像形成用テルル化合物に対し還元剤となる
    還元剤先駆体と、 (c)遮蔽された還元剤と、 (d)前記還元剤先駆体と反応させるための不安定水素
    源と、 (e)前記テルル化合物、還元剤先駆体、遮蔽された還
    元剤、不安定水素源および有機化合物を、基板へ適用し
    うる組成物を形成するのに有効な量で組み合せたマトリ
    ックスと を含み、前記組成物は、フィルムの感度、現像光学濃度
    および背景かぶりから選択される1つもしくはそれ以上
    の特徴を改善し、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 水素、3個もしくはそれ以下の炭素原子を有するアルキ
    ル、ヒドロキシル、フェニル、ベンジルまたは3個もし
    くはそれ以下の炭素原子を有するアルコキシであり、R
    ^2、R^3、R^4、R^5、R^7およびR^8は
    それぞれ独立して水素、3個もしくはそれ以下の炭素原
    子を有するヒドロキシアルキル、フェニルまたはベンジ
    ルである〕 で表わされるイミド、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ および ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^9、R^1^0、R^1^1およびR^1
    ^2はそれぞれ独立して水素、3個もしくはそれ以下の
    炭素原子を有するアルキル、ヒドロキシフエニル、ベン
    ジル、メチレン、エチリデンもしくはプロピリデンであ
    る〕 で表わされるアンモニウム塩、並びにフタル酸アンモニ
    ウムよりなる群から選択された有機化合物を含むことを
    特徴とする像形成用の改良された熱現像しうるフィルム
  2. (2)有機化合物がスクシンイミドからなることをさら
    に特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  3. (3)有機化合物がマレミミドからなることをさらに特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  4. (4)有機化合物がフタルイミドからなることをさらに
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  5. (5)有機化合物がN−メチルマレイミドからなること
    をさらに特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィル
    ム。
  6. (6)有機化合物がN−エチルマレイミドからなること
    をさらに特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィル
    ム。
  7. (7)有機化合物がピロメリトジイミドからなることを
    さらに特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルム
  8. (8)有機化合物がN,N′−p−フェニレンジマレイ
    ミドからなることをさらに特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のフィルム。
  9. (9)有機化合物がN−ヒドロキシスクシンイミドから
    なることをさらに特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のフィルム。
  10. (10)有機化合物がイミドからなることをさらに特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  11. (11)有機化合物をマレイン酸アンモニウム、コハク
    酸アンモニウム、イタコン酸アンモニウム、2,2−ジ
    メチルコハク酸アンモニウムおよびフタル酸アンモニウ
    ムよりなる群から選択されていることをさらに特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
JP23311585A 1984-10-19 1985-10-18 イミドまたはアンモニウム塩を含む改良されたテルル像形成組成物およびフイルム Pending JPS6198345A (ja)

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