JPS619498A - ベ−ンポンプにおける擢動面用コ−テイング剤 - Google Patents

ベ−ンポンプにおける擢動面用コ−テイング剤

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JPS619498A
JPS619498A JP13074084A JP13074084A JPS619498A JP S619498 A JPS619498 A JP S619498A JP 13074084 A JP13074084 A JP 13074084A JP 13074084 A JP13074084 A JP 13074084A JP S619498 A JPS619498 A JP S619498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coating agent
epoxy resin
weight
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13074084A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kaneda
金田 博
Masahito Mimori
三森 正仁
Kenji Hamabe
濱辺 健二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP13074084A priority Critical patent/JPS619498A/ja
Publication of JPS619498A publication Critical patent/JPS619498A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A8発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、ベーンポンプにおける摺動面用コーティング
剤、例えばケーシングのランド部に塗布してランド部の
ロータによるかじり防止、ロータとランド部間の微小間
隙調製等に用いられるコーティング剤に関する。
(2)  従来の技術 従来、一般機械の摺動面用コーティング剤としてはエポ
キシ樹脂に固体潤滑剤としてMob、を配合したものが
知られている。このコーティング剤はエポキシ樹脂量が
少なく、また溶剤により希釈したものであるから、膜厚
が10μ前後の薄い塗膜を得るためには適当である。
(3)  発明が解決しようとする問題点しかしながら
、ベーンポンプにおいて、そのランド部に塗布されるコ
ーティング剤は、ロータの熱変形および遠心力による変
形によってランド部にかじりが生じるのを防止し、組付
および加工公差によるロータとランド部間の微小間隙を
調整する等のために用いられるものであるから、厚塗り
性に優れ、膜厚50〜20μを確保し得るものであるこ
とが必要である。
前記従来のコーティング剤を用いて前記厚さの塗膜を得
るためには、10回以上の重ね塗りを行わなければなら
ないので作業性が悪く、その上塗膜が厚くなると、エポ
キシ樹脂量が少ないために密着性が悪くなり、塗膜が剥
離する等の問題が生じる。
本発明は上記に鑑み、1回の塗布作業で厚塗りを行うこ
とができ、また良好な密着性を有する等、優れた物性を
有する塗膜を得ることのできる前記コーティング剤を提
供することを目的とする。
B3発明の構成 +1)問題点を解決するための手段 本発明に係るヘーンポンブにおける摺動面用コーティン
グ剤は、ビスフェノール型エポキシ樹脂100重量部に
対して反応性希釈剤 20〜30重量部および酸無水物
系硬化剤 120〜300重量部を配合してエポキシ樹
脂混合液を調製し、そのエポキシ樹脂混合液 100重
量部に対してM OS を粉末100〜150重量部を
配合したことを特徴とする。
(2)作 用 前記エポキシ樹脂混合液において、各成分の配合割合を
前記のように特定することにより塗膜の耐熱性を向上さ
せることができる。
酸無水物系硬化剤としては、無水ナジック酸等が用いら
れるが、その硬化剤の配合量が120重量%を下回ると
、硬化後の塗膜が硬くなりすぎて脆く、一方300重量
%を上回ると塗膜が硬化しない。したがって硬化剤の配
合量は前記のように120〜300重量%に限定される
反応性希釈剤としては、ジグリシジルエーテル等が用い
られ、これは硬化後の塗膜の硬さを下げる作用をなし、
この目的達成のために反応性希釈剤の配合量は前記のよ
うに20〜30重量%に限定される。
Mob、粉末は固定潤滑剤として用いられるが、その配
合量は硬化後の塗膜の硬さに太き(影響し、その配合量
が100重量%を下回るとエポキシ樹脂量が過多となり
、硬化後の塗膜が硬く且つ脆い。
一方150重量%を上回ると前記同様に硬化後の塗膜が
硬く、且つ脆くなり、その上密着性が悪くなる。したが
ってMoS、l末の配合量は前記のように100〜15
0重景%に限定重量る。
前記のように各成分を特定量配合して得られるコーティ
ング剤は無溶剤型であるから、1回の塗布作業で50〜
200μの膜厚を得ることができる。
また硬化後の塗膜は、密着性が良好であり、また適当な
硬さを有するので相手材を傷付けることがなく、その上
適当な伸びを有するので相手材が当ってもひび割れを生
ずることなく、当った部分だけが削り取られるといった
性状を示す。この硬さおよび伸びは、主として酸無水物
系硬化剤を一般のものよりも過多にしたことに起因する
さらに硬化後の塗膜は耐熱性に優れ、また耐焼付性が高
く、その上摩擦係数も低いので、万一相手材が塗膜に常
時摺接しても塗膜が発熱したり、7、− 焼付いたりすることがない。
(3)実施例 ビスフェノール型エポキシ樹脂(エピコート807・商
品名)  100重量部に対して反応性希釈材としてジ
グリシジルエーテル(アラルダイトDYO22・商品名
)  25重量部および酸無水物系硬化材として無水ナ
ジック酸(アラルダイトHY906・商品名) 220
重量部を配合してエポキシ樹脂混合液を得る。
上記エポキシ樹脂混合液に対してMoS、粉末130重
量部を配合してコーティング剤を得る。
上記コーティング剤を用いて以下に述べるテスト:を行
った。
(al塗膜の1%伸びテスト 縦100m、横25m、厚さ2鰭のアルミニウム合金板
に本発明に係るコーティング剤を塗布して乾燥硬化し、
硬化後の塗膜厚が10〜100μの多数のテストピース
を作製する。
比較のため従来の溶剤希釈型コーティング剤を用いて前
記同様のテストピースを作製する。
各テストピースの両端部を、その塗膜側を下に向けて2
つの支点で支持し、各テストピースの上面中央部を直径
19mの鋼棒により押圧し各テストピースを折曲げ、塗
膜が1%の伸びを示す膜厚の限界値を求める。
上記テストの結果、本発明に係るコーティング剤を用い
た場合、膜厚が100μでも1%の伸びを示したが、従
来の溶剤希釈型コーティング剤を用いた場合は、膜厚が
40μで1%の伸びを示し、それ以上厚くなると塗膜に
ひび割れが発生したり、塗膜がアルミニウム合金板から
剥離することが判明した。
(b)耐疲労性テスト 第1法:中央部分を絞って小径にしたアルミニウム合金
製棒材の中央部分に本発明に係るコーティング剤を厚さ
100μに塗布して乾燥硬化する。
比較のため従来の溶剤希釈型コーティング剤を同一形状
のアルミニウム合金製棒材に同様に厚さ100μに塗布
して乾燥硬化する。
各棒材の両端をチャックにより把持して各棒材の中央部
分に曲げ応力をかけ、この状態で各棒材をそれが破断す
るまで回転させる。
上記テストの結果、本発明に係るコーティング剤を用い
た場合、棒材が破断しても、なお塗膜が棒材に密着して
いたが、従来の溶剤希釈型コーティング剤の場合は棒材
が破断する前に塗膜が剥離することが判明した。
第2法ニアルミニウム合金板の中央部分に本発明に係る
コーティング剤を厚さ100μに塗布して乾燥硬化する
比較のため従来の溶剤希釈型コーティング剤を同一形状
のアルミニウム合金板に同様に厚さ100μに塗布して
乾燥硬化する。
各アルミニウム合金板の両端を把持して、一旦折曲げた
後手らに戻す反復折曲げを行う。
上記テストの結果は前記第1法の場合と同様であった。
(C1耐焼付き性テスト 外径139鶴と、内径105鶴の環状アルミニウム合金
板の一面に本発明に係るコーティング剤を厚さ100μ
に塗布して乾燥硬化する。
比較のため従来の溶剤希釈型コーティング剤を同一形状
のアルミニラ合金板に同様に厚さ100μに塗布して乾
燥硬化する。
各アルミニウム合金板を3.2m/secの速度で回転
させながら、−の塗膜面に縦18tm、横12龍、厚さ
5fiのアルミニウム合金製チップを25kg/c+i
lの圧力を以て押圧する。
上記テストの結果、本発明に係るコーティング剤を用い
た場合はアルミニウム合金板の回転開始から10分間を
経過しても焼付きを発生しなかったが、従来の溶剤希釈
型コーティング剤を用いた場合は2.5〜3.5分間で
焼付きを発生することが判明した。
以上の各テストから本発明に係るコーティング剤より得
られる塗膜は厚くてもひび割れを発生したり、剥離した
りすることがなく、また耐焼付性の優れていることが明
らかである。
第1.第2図はベーンポンプを示し、そのポンプ1はア
ルミニウム合金製ケーシング2と、その内部で回転する
アルミニウム合金製ロータ3と、ロータ3の外周面に突
出する複数のベーン4と、各ベーン4を回転可能に支承
するベーン軸5を有する。61.6tは各ベーン4の両
側面に密接するシール部材である。
前記コーティング剤を、例えばケーシング2における吸
入ボート7と吐出ボート8間のランド部9に塗布して塗
膜Cを形成する。
題を生じることがない。
C9発明の効果 本発明に係るコーティング剤は無溶剤型であるから、1
回の塗布作業で厚い塗膜を形成することができ作業性が
良い。また硬化後の塗膜は密着性が良好で、また適当な
硬さを有するので、相手材を傷付けることがなく、その
上適当な伸びを有するので相手材が当たってもひび割れ
を生ずることがない。さらに前記塗膜は耐熱性に優れ、
また耐焼付性が高く、その上摩擦係数が低いので、万一
相手材が塗膜に常時摺接しても塗膜が発熱したり、焼付
いたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したヘーンボンプの断面図、第2
図は第1図■矢視部の拡大図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ビスフェノール型エポキシ樹脂100重量部に対して反
    応性希釈剤20〜30重量部および酸無水物系硬化剤1
    20〜300重量部を配合してエポキシ樹脂混合液を調
    製し、そのエポキシ樹脂混合液100重量部に対してM
    oS_2粉末100〜150重量部を配合してなる、ベ
    ーンポンプにおける摺動面用コーティング剤。
JP13074084A 1984-06-25 1984-06-25 ベ−ンポンプにおける擢動面用コ−テイング剤 Pending JPS619498A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59101544A (ja) * 1982-12-02 1984-06-12 Mazda Motor Corp ロ−タリピストンエンジンの吸気装置
JPS6386764A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Nippon Oil & Fats Co Ltd 潤滑用被覆組成物
JPH03119089A (ja) * 1989-10-02 1991-05-21 Aisin Aw Co Ltd 自動車用自動変速機にオイルシールリング

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