JPS6192387A - 伸縮管継手装置 - Google Patents

伸縮管継手装置

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JPS6192387A
JPS6192387A JP59210409A JP21040984A JPS6192387A JP S6192387 A JPS6192387 A JP S6192387A JP 59210409 A JP59210409 A JP 59210409A JP 21040984 A JP21040984 A JP 21040984A JP S6192387 A JPS6192387 A JP S6192387A
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JP
Japan
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preheating
bellows
boundary
capillary
joint device
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Application number
JP59210409A
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English (en)
Inventor
木村 公隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6192387A publication Critical patent/JPS6192387A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は伸縮管継手装置に係り、例えば高速増殖炉にお
ける配管に使用するに適するもので、配管の熱鱗張また
は熱収縮による変位を吸収させるに際し、予熱させてお
くことでこれに使用されているバウンダリーベローズの
健全性を向上させ得る伸縮管継手装置に関するものであ
る。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
高速増殖炉等の原子カプラントにおいて、ナトリウム冷
却材等の流体を流通させる配管はその配管内を流れる流
体の温度変化を受けて熱膨張または熱収縮をする。配管
の熱膨張、熱収縮等による変位を拘束すると配管に大き
な応力歪みが発生するので、配管系全体として配管の熱
膨張、熱収縮等を吸収する何らかの手段を施す必要があ
る。この手段の一つとして、伸縮管継手装置を配管系に
採用することが提案されている。
従来の液体金属流通配管用伸縮管継手装置としては、第
2図に示したような内圧型ヒンジ形式の伸縮管継手装置
が知られている。
この第2図において、符号101は仲1i!菅本体であ
り、この伸縮管本体101の両端部101a。
101bはそれぞれその両端で液体ナトリウムの如き液
体金属を流通させるべき配管に接続される。
この伸縮管本体101の外周面に、バウンダリーベロー
ズ102とバックアップベローズ103とが同心円的に
二重円筒状に配置接続され、これら102.103は気
密に保持されるようベローズ保持体104が設けられて
いる。また、伸縮管本体101の両端部101a、10
1bにはフランジ108.109がベローズ保持体10
4を囲むようにして固着され、このフランジ108.1
09に一対のヒンジアーム106.107が固定される
。これらのヒンジアーム106.107は、7ランジ1
08.109の周方向で対向する2カ所に設けられ、ヒ
ンジピン110により結合されて、管軸方向にスライド
可能でかつ、同図の紙面に垂直方向に回転可能に設けら
れる。
更に、一端部101aには小孔112を有1゛るフロー
スリーブ111が取り付けられ、伸縮管本体101内の
冷却材の脈動等が直接的に冷却材バウンダリーベローズ
102に影響しない構造となっている。
このように構成された伸縮管継手装置においては、伸縮
管本体の両端部101a、101bに加えられた配管系
からの変位が7ランジ108.109を介して一対のヒ
ンジアーム106.107からヒンジピン110に伝達
される。そうすると、バウンダリーベローズ102とバ
ックアップベローズ103とは薄肉で低剛性であるため
に、結果的にヒンジピン110の中心軸まわりで回転づ
゛ることによって配管系の変位を吸収するものである。
ところで、液体金属は、常温では固定のため、液体金属
を流通してl/)る配管への液体金属の充填時には配管
県全体を液体金属の融点以上に予熱する必要がある。こ
のため、伸縮管継手装置にも予熱が要求され、従来は、
配管系の予熱の一環として配管全体と伸縮管継手装置と
を同時に予熱している。この方法によると、配管系の温
度が液体金属の融点に達するまでの配管系の熱膨張が伸
縮管継手装置自体によって吸収される。しかしながら、
ドレン時の残留液体金属がバウンダリーベローズ102
に固着していた場合には、バウンダリーベローズ102
自体の伸縮変形が阻害され、バウンダリーベローズ10
2に大きな応力が発生し、これによって破損されたり、
更には液体金属の漏洩事故の一因となることもあった。
(発明の目的) そこで、本発明はこのような従来の諸事情に鑑み創出さ
れたものであり、配管系の予熱とは別個独立にバウンダ
リーベローズを予熱さゼることでバウンダリーベローズ
のは能を阻害せず、これの健全性の向上を図り、優れた
信頼性が得られる伸縮管継手装置の提供を目的としたも
のである。
〔発明の概要〕
上述した目的を達成するため、本発明にあっては、バウ
ンダリーベローズの予熱を配管系と独立して行なえるよ
うにすべく、バウンダリーベローズとバックアップベロ
ーズとの間の予熱空間内に、加熱気体を供給し、循環さ
せることでバウンダリーベローズの予熱を図るようにし
たものである。
すなわち、具体的には、流体を流通させるべく配管に接
続された伸縮管本体と、この伸縮管本体の外周面に二重
円筒状に配置されたバウンダリーベローズ、バックアッ
プベローズを気密に保持さUるべ0−ズ保持体と、バウ
ンダリーベローズ、バックアップベローズ相互間を予熱
空間となし、この予熱空間に加熱気体を供給する予熱機
構とを備えたことに存するものである。
〔発明の実施例〕
以下、第1図を参照して本発明の一実施例を説明すると
次の通りである。
図において示される符号1は伸縮管本体であり、この伸
縮管本体1の両端部1a、1bはそれぞれの両端で液体
ナトリウムの如き冷却用の液体金属を流通さUるべぎ配
管(図示t!f)に接続される。
伸f!管本体1の外周面には、バウンダリーベローズ2
とバックアップベローズ3とが周心円的に二重円筒状に
配置され、これら2,3はカバー状のベローズ保持体4
によって気密に保持されていると共に、バウンダリーベ
ローズ2とバックアップベローズ3との間の空間は予熱
空間5となしである。
また、伸縮管本体1の両端部1a、1bには、フランジ
8.9がベローズ保持体4を囲むようにして固着され、
この7ランジ8.9に一対のヒンジアーム6.7が固定
される。これらのピンジアーム6.7は、7ランジ8.
9の周方向で対向する位置に取り付けられ、ヒンジピン
1oによって結合される。この結合により、ヒンジアー
ム6゜7は管軸方向にスライド可能とされ、がっヒンジ
ピン10を中心として図の紙面に垂直方向に回転可能に
構成される。
更に、一端部1aには小孔12を有するフ[]−スリー
ブ11が取り付けられ、伸縮管本体1内の冷IJI材の
脈動等が直接的に前記バウンダリーベローズ2に影響し
ない構造となって両端部1a、1bそれぞれに接続され
ている。
さて、前記予熱空間5には、加熱気体を供給することで
バウンダリーベローズ2を、配管の予熱温度まで加熱す
る予熱機構13が設けられる。この予熱機構13は、予
熱空間5に連通ずる予熱細管14.15をベローズ保持
体4に開口した小口径のノズル16.17にて接続し、
予熱細管14゜15に、予熱空間5へ加熱気体を供給す
べくした加熱器、送Il!IIaから成る加熱気体供給
源18が連結されたものである。加熱気体自体は、加熱
気体供給源18、予熱m管14、予熱空間5、予熱細管
15から成る閉ループ内で循環するようになっている。
また、一方の予熱細管14は、予熱空間5へ−の加′熱
気体の供給を遮断する予熱開閉弁19を有している。
図中符号20は予熱機構13に付設された漏洩検出機構
であり、伸縮管本体1からの、バウンダリーベローズ2
を経ての予熱空間5内への流体、すなわち液体金属の漏
洩を検出するものである。こ漏洩検出ti構20は、予
熱細管14.15から分岐させることで予熱空間5に連
通される検出III管21.22と、この検出細管21
.22に連絡させた漏洩検出器23とから成っている。
また、前記予熱開閉弁19を有している予熱細管14が
わから分岐されている一方の検出細管21は、予熱配管
14内との流通を遮断する検出開閉弁24を有する。
本発明は以上のように構成されており、次にこれが作用
を説明すると、流体たる液体金属の充填時には、検出開
閉弁24を閑とし、予熱開■1弁19を同として予熱8
1 Ha 13を稼動させる。すると、加熱気体供給源
18にて得られた加熱気体は、この加熱気体供給源18
から送風されて予熱細管14を経て予熱空間5に達し、
バウンダリーベローズ2と熱交換し、予熱細管15を通
じて再び加熱気体供給源18へ戻るようになって115
7つ、このようにしてバウンダリーベローズ2の予熱が
行なわれる。
予熱終了後は、予熱開閉弁19を閏とし、検出開閉弁2
4を開とする。すると、漏洩検出機構20において、検
出111管21.22、予熱細管14. 。
15を経て予熱空間5と漏洩検出器23とが連通され、
これによって、バウンダリーベローズ2の破損によって
伸縮管本体1内部に流通している流体の漏洩の有無を監
視することができる。したがって、バウンダリーベロー
ズ2が万一破損した場合は、破損が拡大する前に流体の
漏洩検知によって破損を検知でき、伸縮管本体1の信頼
性を向上させることができる。
〔他の実施例〕
なお、上述した実施例にあっては伸縮管本体1が内圧型
ヒンジ形式のものとして構成された場合につき説明した
が、外圧型のもの、ジンバル型式、m管形式、ユニバー
サル形式のものについても同様のm能を実現することが
できる。
〔発明の効果〕
したがって、配管内を流通する流体に直接接するバウン
ダリーベローズ2を直接に予熱することが可能であるた
め、配管全体の予熱に先立ってバウンダリーベローズ2
を予熱することにより、バウンダリーベローズ2に固着
した残留金属を溶融することができる。そのため、配管
系予熱時にバウンダリーベローズ2に残留した固着金属
による応力の発生を考慮しなくてもよく、これの健全性
を向上させることが可能である。
以上説明したように、本発明は、伸縮管本体の外周面に
二重円筒状に配置したバウンダリーベローズ、バックア
ップベローズ相互間の予熱空間に加熱気体を供給するよ
うにしたから、配管全体の予熱とは別個独自にバウンダ
リーベローズを予熱でき、バウンダリーベローズの健全
性を向上させることができ、固着した流体に起因するバ
ウンダリーベローズの破損を未然に防止でき、更には漏
洩検出機構によっての破損監視と組合せることで機器の
信頼性を一層向上できる等の優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は従
来例を示す縦断面図である。 1・・・伸縮管本体、1a、1b・・・両端部、2・・
・バウンダリーベローズ、3・・・バックアップベロー
ズ、4・・・ベローズ保持体、5・・・予熱空間、6.
7・・・筒状体、8,9・・・ヒンジアーム、10・・
・ヒンジピン、11・・・フロースリーブ、12・・・
小孔、13・・・予熱機構、14.15・・・予熱m管
、16.17・・・ノズル、18・・・加熱気体供給源
、19・・・予熱開閉弁、20・・・漏洩検出機構、2
21.22・・・検出m管、23・・・漏洩検出器、2
4・・・検出開閉弁、101・・・伸縮管本体、101
a、101b・・・両端部、102・・・バウンダリー
ベローズ、103・・・バックアップベローズ、104
・・・ベローズ保持体、106.107・・・筒状体、
108.109・・・ヒンジアーム、110・・・ヒン
ジピン、11・・・フロースリーブ、112・・・小孔
。 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体を流通させるべく配管に接続された伸縮管本体
    と、この伸縮管本体の外周面に二重円筒状に配置された
    バウンダリーベローズ、バックアップベローズを気密に
    保持させるベローズ保持体と、バウンダリーベローズ、
    バックアップベローズ相互間を予熱空間となし、この予
    熱空間に加熱気体を供給する予熱機構とを備えたことを
    特徴とする伸縮管継手装置。 2、予熱機構には、バウンダリーベローズを経ての予熱
    空間内への流体の漏洩を検出する漏洩検出機構が付設さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の伸縮管継手装置。 3、予熱機構は、予熱空間に連通する予熱細管をベロー
    ズ保持体に接続し、この予熱細管に加熱気体供給源を連
    結して成る特許請求の範囲第1項記載あるいは第2項記
    載の伸縮管継手装置。 4、漏洩検出機構は、予熱細管から分岐させることで予
    熱空間に連通される検出細管と、この検出細管に連絡さ
    せた漏洩検出器とから成る特許請求の範囲第2項記載ま
    たは第3項記載の伸縮管継手装置。
JP59210409A 1984-10-09 1984-10-09 伸縮管継手装置 Pending JPS6192387A (ja)

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JP59210409A JPS6192387A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 伸縮管継手装置

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JP59210409A Pending JPS6192387A (ja) 1984-10-09 1984-10-09 伸縮管継手装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527144U (ja) * 1991-09-13 1993-04-09 ミサワホーム株式会社 基礎梁の自立用治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527144U (ja) * 1991-09-13 1993-04-09 ミサワホーム株式会社 基礎梁の自立用治具

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