JPS6191194A - グリコウレタン化合物 - Google Patents

グリコウレタン化合物

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JPS6191194A
JPS6191194A JP60220490A JP22049085A JPS6191194A JP S6191194 A JPS6191194 A JP S6191194A JP 60220490 A JP60220490 A JP 60220490A JP 22049085 A JP22049085 A JP 22049085A JP S6191194 A JPS6191194 A JP S6191194A
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hydrogen atom
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galactopyranosyl
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ツエネツク・コーラル
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    • C07H13/12Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by acids having the group -X-C(=X)-X-, or halides thereof, in which each X means nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium, e.g. carbonic acid, carbamic acid
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式1 B1−(CH2) −C油2−四E5−NH−C○−0
−E4    Iで表わされる新規な化合物に関するも
のであって、 式中、nlは水素原子、アルキル基(1〜5個の炭素原
子を有する)、カルボキシル基、ペンヅルオキシカルぎ
ニル基または−CO−担持体でちり、B2は水素原子、
水酸基、第3アルコキシ基(4〜10個の炭素原子全盲
する)または−o−c(c)(x)2−ph(OCHg
)、 (ただしmは0〜3)であり B3は水素原子、
カルボキシル基、Cj −c4−アルコキシカルゼニル
基、ペンヅルオキシカル/=ル基または−GO−A−N
H−(CH2)a−CO−T (ここで、Aは結合線で
あるかまたは天然に存在するL−アミノ酸の基であって
好適にはペプチド結合には関与しない反応基がペプチド
化学上一般的な保護基により保護されているものであり
、Tは水酸基、O−アルキル保護基、O−アリールアル
キル保護基、カルボキシル基を活性化する基、ケファリ
ン基、アミノ基を有する担持体分子例えばタンパク質、
ポリペブチ)″またはゲルまたは吸着剤のようなもので
あり、aは1〜10の数字上水している)であり、B4
はグリコピラノース、グリコフラノースまたは寡糖類よ
り誘導される炭水化物化学上の一般的な保護基により保
護されているかまたはいないグリコシル基であり、nは
0〜6である化合物に関するものであると同時に、その
調製方法および、担持体に結合されて人工抗体、糖脂質
、抑制剤17ICは免疫吸着剤として使用する用法に関
するものでおる。
合成炭水化物抗原または免疫吸着剤の調製のためには、
適当な担持体分子と反応できる化合物が必要となる。
炭水化物がスペーサーを介して担持体に結合され次とき
に、人工の抗原となるということは周知である。
抗原性炭水化物決定因子は、糖タン・臂りまたは糖脂質
のような寡糖類構造体であって、生物学的機能全盲する
ものである。B4で示された炭水化物基は生物学的物質
から単離されるかあるいは化学的に製造されうる。この
ような単糖類あるいは寡糖類基は、その生物学的特性音
保持するためには還元末端を介して結合されなければな
らない、それ自体は免疫原性のない炭水化物を、免疫原
性抗原または活性免疫吸着剤金得るために、5〜12個
の原子(スペーサー)の鎖により、担体分子に結合させ
るということは有利なことである。
意外なことに、意図した糖ペプチド(式1参照)の調製
の際に、0−グリコシドとして結合している所望の糖ペ
プチドの代わりに、新規のグリコシルウレタン化合物が
DDZ−保護基の関与の下での転位反応により生成され
念。
式1 これにより、新規な糖液合体の調製方法が究明され始め
たと同時に、この新規なスペーサー結合方法により、寡
糖類セグメントヲ担持体へ共有結合的に結合させること
が可能となった。
この転位反応により、セリンセグメントの水酸基は、α
、α−ツメチル−6,5−ノメトキシペンノル基とエー
テル結合する。
この基は塩基に対しては安定でおるが、酸性溶媒中では
容易に除去されうるので、アルコール性水酸基の新しい
保護基と見做されうる。
本発明の目的は、生物学的活性を有する炭水化物・・ブ
テンを担持体分子に共有結合的に結合させるための新規
表カップリング化合物およびカップリング方法を開発す
ることである。
この目的は一般式lで示される化合物全調製し、担持体
へ結合させることによって達成される。
式Iの化合物であってさらに好適なものは、式中、B1
は水素原子、アルキル基(1〜5個の炭素原子全盲する
)、カルボキシル基、ベンジルオキシカル2ニル基また
はアルブミン、ポリリジンもしくはアミノ基を担持する
ゲルよりなる一〇〇−担持体であり、B2は水素原子、
水酸基、第3ブトキシ基またはα、α−ジメチルー3.
5−ジメトキシベンジル基であり、B5は水素原子、カ
ルどキシル基、メトキシカルボニル基、ベンジルオキシ
カルボニル基または−C0−A−NH−(田2)5−C
O−T (式中、Aは結合線であるかまたはVal、S
er 、 Glu 、 Glu(r−t、−But)、
LeuおよびIleのL−アミン基であり、Tは水酸基
、メトキシ基、ベンジルオキシ基、力yNキシル基を活
性化する基(0−(N−スクシンイミド)またはニトロ
フェノキシ基のようなもの)、ケファリン基または担持
体としてのアルブミン、担持体としてのポリリジンまた
は担持体としてのアミノ基担持ゲルであり、B4は式■ 50GHz で表わされるグリコシル基(式中、B5は水素原子、ア
セチル基もしくはベンゾイル基のようなアシル保護基ま
たはベンジル基であり、B6は水素原子、アシル保護基
、ベンノル基、β−D−がラクトピラノシル基ま71c
は2.!1.4.6−チトラー0−アセテルーβ−D−
ガラクトピラノシル基であり、R7は水素原子、水酸基
、アット基、アミノ基、アセトアミド基、ベンジルオキ
シ基またはトリクロロアセトキシ基であり、B8は結合
手であり、nは0〜3の数字を示している)である化合
物である。
式Iで表わされる新規な化合物の1つを本発明に従って
調製する之めの方法は、以下のa)〜e)からなる。
a)式■ R1−(CH2) −C佃2−CHR 5−NH−CO
−○−Ft9    11[〔式中、B1は水素原子、
アルキル基(1〜5個の炭素原子全有する)またはベン
ジルオキシカルダニル基であり、B2は水素原子または
水酸基であり、B3は水素原子、cl−c4−アルコキ
シカルゼニル基またはベンジルオキシカルダニル基であ
り、R9は第3アルコキシ基(4〜10個の炭素原子を
有する)または−o−c(cH3)2−ph(oca3
)Tn(ここでmは0〜3)である〕で表わされる化合
物を、式■で表わされる化合物〔式中、B5はアシル保
護基またはペンノル基であり、l116はアシル保獲基
、ベンジル基または2.3.4.6−チトラー〇−アセ
チルーβ−D−ガラクトピラノシル基であり、B7は水
素原子、水酸基、アジド基、ベンジルオキシ基まfcは
トリクロロアセトキシ基であり、B8は塩素または臭素
である〕と、DMF 1ジオキサン、THF、酢酸エチ
ル、トルエン、クロロホルムまたはジクロロメタンのよ
うな有機溶媒のうちの1つまたは2つもしくは3つの混
合物中において、銀(1)塩または水銀(II)塩およ
び酸受容体(ポリビニルピリジンまたはモレキュラーシ
ープのようなもの)の存在下で、該当する場合には乾燥
剤(硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウムのようなも
の)の存在下で、反応温度−50℃〜+80℃で、好適
には一30℃〜+50℃で反応させることにより一般式
Iで表わされる化合物であって、式中、B1は変化せず
、B2は水素原子、水酸基、第3アルコキシ基(4〜1
0個の炭素原子よりなる)または−〇−C(CH3)2
−Ph(OCH3)m(ただしmは0〜5)であり、R
5は変化せず、B4は一般式■で表わされるグリコシル
基(ただし式中BS 、 B6およびB7の基は変化せ
ずB8は結合手である)でありnは0〜3であるような
化合物を得る。
b)  a)の段階で得られたベンジルエステルとして
存在する生成物において、Pd/Cなどのような水素化
触媒および酢酸エチルまたはジオキサンのような有機溶
媒の存在下にて、°好適には室温で、ベンジル保護基を
水素化分解的に除去すると炭水化物セグメントのアジド
基が未変化のまま残り、そして所望の場合は遊離のカル
ボキシル基を含む反応性成物を、スクシンイミドエステ
ル、p−ニトロフェニルエステルfil無水物のような
ペプチド化学上慣用の活性エステル誘導体へ転換する。
c)  b)の段階で得られた生成物ケ、ペグチド化学
上慣用の縮合方法により、一般式■ H−A−NH−(CH2)a−CO−T      I
Vで表わされるアミノ化合物であって、 式中、Tは0−アルキル保護基またはO−アリールアル
キル保護基であり、Aは結合線または、縮合反応に関与
しないその反応性の基が保護基により保護されているL
−アミノ酸基であり、aは1〜10であるような化合物
と反応させる。
d)  a)またはd)の段階で得られた第3アルキル
エーテルまたはアリールアルキルニーテルトして存在す
る生″成物−1において、それ自体知られ次男法で、ト
リフルオロ酢酸tfcは酢酸/塩酸のような酸の存在下
で、場合によりジオキサン、メタノールま7’(は酢酸
エチルのような溶媒の存在下に第3ブチル基またはDD
Bn保護基を除去すると生成物はアルコール誘導体とし
て存在する。
e)  d)の段階で得られた生成物において、残って
いる保護基を、炭水化物化学またはペプチド化学上慣用
のブロック解除方法により除去し、スペーサー上にカル
ボキシル基を担持している化合物を、慣用の縮合方法で
、アミン化担持体と反応させる。
一般式■で表わされるグリコウレタン肪導体は、例えば
、r Methoden der organisch
en Chemie J15巻のHouben −We
ylの方法のような、ペプチド化学で普通便われている
方法により調製される。
カルボキシル基の活性化は、例えば、カルボキシル基を
酸ハロゲン化物、アジド、無水物、イミダゾリド、また
はN−ヒドロキシスクシンイミドエステルまたはp−ニ
トロフェニルエステルのような活性エステルへ変換する
ことにより実行される。
アミノ基は、ホスファイトアミドへの転換またはホスフ
ォルアゾ方法により活性化される。
上述の縮合反応の慣用的な方法としては、r The 
Peptides J、1巻、1965年(Acade
micPress発行)に記載されているように、カル
ゼジイミド法、アジド法、混合無水物法および活性エス
テル法がある。
縮合反応に関与しない反応基は、例えば加水分解や還元
により簡単に再脱離されるような保護基によって、保護
される。保護基に関する説明は、適切な文献(Houb
en −Weyl著[Methodender org
、 Chemie J 15巻)t−参照されたい。
グルタミン酸のガンマカルボキシル基を保護することが
望ましい。この場合の慣用的な保護基とは、第3プチル
基、ベンシル基またはメチル基である。
保護基は、その基の種類に応じ例えばトリフルオロ酢酸
による方法またはおだやかな還元(例えば)9ラノウム
など全触媒にした水素による還元または氷酢酸中での臭
化水素による還元)のような慣用的な方法により除去さ
れる。
保護基の種類に応じ、炭水化物セグメント上の保護基は
慣用的な方法(r Angew、 Chem、 J(1
982) 、 94.184 : r Carbohy
dr、 Bes、 J(1983)、116、C9〜C
l2)により除去される。
アット基は、おだやかな還元反応(例えば、水素とパラ
ジウムなどの触媒による還元、または塩化ニッケル([
1の存在下ナトリウムゼロノ飄イドライトによる還元)
にエリアミノ基へ転換されて、そのアミノ基は、アセチ
ル化(例えばメタノール中での無水酢酸によるアセチル
化)によりアセチルアミノ基へ転換されうる。0−アシ
ル保護基は、塩基性溶媒中(例えばメタノール中のナト
リウムメチレート、メタノール中の水酸化ナトリウムま
たはメタノール中の炭酸ナトリウム中)で有利に除去さ
れる。ベンジル基は、Pd/Cお↓び氷酢酸の存在下で
水素化分解的に除去される。
式!で表わされる本発明のグリコウレタンは、スペーサ
ーのカルボキシル基に作用するという慣用的な方法によ
り、N−ヒドロキシスクシンイミドエステルマタはp−
ニトロフェニルエステルのような活性エステル誘導体に
転換され、1またはそれ以上のアミノ基を有する担持体
へ結合される。この場合、式Iの化合物の反応性の基で
縮合反応に関与しないものは、保護基により保護される
のが特に望ましい。保護基は、例えば加水分解または光
分解により再び除去されうる。
担持体の例としては、タンパク質好適にはヒトまf′c
はウシ血清アルブミン、糖タンノ9り、ポリリジンやポ
リ(グリシルリジン)のようなポリマー、活性ゲル(こ
れはアミン基、グリシジル基、2−アミノエチルアミノ
基または活性工ステル基を担持している)、多糖類また
は多糖類ゲル(これらは臭化シアンで活性化されている
)または脂質(好適にはケファリンもしくはアミノ化リ
ン脂質)があげられる。
担持体と結合した本発明のグリコウレタン誘導体は人工
抗体、糖脂質または免疫吸着剤である。
以下の実施例により本発明を説明する。
明細書中で使用されている種々の略号は以下l、■に従
って理解されたい。
■、アミノ酸基であって、光学的構造型が与えられてい
ないものは、L型七示している。アミノ酸基に対応して
を1以下の従来的な略号が使われる。
val = L−バリル Ser = L−セリル Glu  =  L−グルタミル Glu(gamma−t、But) = L−グルタミ
ル(r−tsrt、−ブチル) Leu  =  L−ロイシル 11e  =  L−イソロイシル ■、以下の略号は保護基あるいは活性基を示すために使
用する。
DDZ  =  α、α−ジメチル−6,5−ジメトキ
シペンジルオキシカルゼニル 2  =ペンジルオキシカルセニル BOC=  tert、−プチルオキシカルゼニルt、
−But = tert、−ブチルMe  = メチル pNP  =  p−二トロフェニル Bn  = ベンジル Bz  =  ベンゾイル ph  = フェニル DDBn =α、α−ジメチル−3.5−−/メトキシ
ベンジル Gal  =  D−がラクトピラノシルGa1NAc
 = N−アセチル−D−ガラクトピ実験の部 実施例中に記載の化合物は以下のようにして特性化され
た。
IFtスペクトルによる分析 特に水酸基、アミノ基、アミド基、カルセニル基、アジ
ド基、アリール基、アルキル基等の官能基の存在を検べ
た。
NMBスペクトルによる分析 ’H1L5cおよび2DのNMBスペクトルを用いた@
マススペクトルによる分析 特に転位生成物の分子量全決定した。
元素分析 ゛ 薄層クロマトグラフィーあるいは高圧液体クロマト
グラフィー(HPLC)による分析アミノ酸分析実施例
 1 グリコシルウレタンの調製 以下のグリコシルハロゲン化物がグリコシルウレタンの
調製に使用された。
Bz=PhCO 化合物1        化合物2 化合物5の調製方法 N−((3−〇−(2,6,4,6−テトラ−0−アセ
fk−β−D−ガ2クトピラノシ# ) −2−アジド
−4,6−ノー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−ロ
ーガラクトピラノシル)−オキシカルボニ/I/)−0
−(α、α−ツメチル−6,5−ノメトキシーペンノル
)−L−セリンベンノルエステル 10mmolの化合物1と12 mmolのDDZ −
Ser −0−Bn?乾燥ジクロロメタン/トルエン(
1:1:100mg)に溶解させ、モレキュラーシープ
4A(1oP)、硫酸カルシウム(8?;堰焼したもの
)および炭酸銀(11S’)とともに20℃で60分間
役拌する。その後、過塩素酸銀(1,1f)?加える。
暗所にて20時間攪拌すると、反応が完結する。
混合物を乾燥トリエチルアミンで中和して、ろ過し、真
窒濃縮する。シリカゲル60 (’70〜250メツシ
ユ)のカラムクロマトグラフィーにより生成物全精製す
る。
収率:グリコシル化合物に対する理論値の70% (α稲0=+5α8°(クロロホルム中 c=1)化合
物6の調製方法 N−((3−0−(2,3,4,6−チトラーo−7セ
チルーβ−D−ffラクトピラノシル)−2−アジド−
4,6−ジー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D−
がラクトピラノシル)−オキシカルボニル) −0−(
tert、−グチル)−L−セリンベンノルエステル 化合物6は、化合物1およびBOC−8ar−0−Bn
t出発原料として、前述の方法にて調製された。
化合物7の調製 N −((5,4,6−トリー〇−アセチルー2−アジ
ド−2−デオキシ−α−D−グルコピラノシル)−オキ
シカルボニル>−0−<α、α−ジメチルー3.5−ジ
メトキシベンジル)−アミノエタノール 化合物7は、化合物2およびN −DDZ−アミノエタ
ノール全出発原料として、前述の方法にて調製される。
収率:68チ C(1)go=+ 65.3° (りo o ホルb中
c=1 )化合物8の調製 N −(2,3,4,8−テトラ−O−ベンジル−β−
D−ガラクトピラノシルーオキシカルゼニル)−n−ペ
ンチルアミン 化合物8は、化合物3およびN −DDZ−ペンチルア
ミンを出発原料として、前述の方法にて調製される。
化合物9の調製方法 N −(3,4,6−)ジ−0−アセチル−2−トリク
ロロアセチル−β−D−グルコピラノシル−オキシカル
ボニル)−0−(α、α−ジメチルー3.5−ジメトキ
シベンジル)−アミノエタノール 化合物9は、化合物4とN−DDZ−アミノエタノール
を出発原料として、調製される。
化合物10の調製方法 ペンシルN −(3,4,15−)リー〇−アセチルー
2−アジド−2−デオキシ−α−D−グルコビラノシル
ーオキシカルゼニル)−5−アミン−ヘキサノエート 化合物10は、化合物2およびベンジルN−DDZ −
6−アミノヘキサノエートを出発原料として調製される
収率:85% (α)2o=+61°(クロロホルム中 c=1)実施
例 2 ベンジルエステル化合物5.6および10からベンジル
基全選択的に水素化分解して除去する。
一般的な実験方針 3 mmolのベンジルエステル化合物を70−の乾燥
酢酸エチルに溶解させ、室温にて2時間、′5.52の
Pd/C(10%)の存在下で水素化する。
その後、混合物をろ過し、洗浄してシロップ状になるま
で真空濃縮する。
反応生成物は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製された。 収率:92チ化合物11の調製方法 14−CC3−0−(2,3,4,6−テトラ−0−ア
セチルーβ−D−1フラクトピラノシル)−2−アノF
−4.6−ジー〇−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D
−ガラクトピラノシル)−オキシカルボニル)−0−(
α、α−ツメチル−6,5−ジメトキシペンノル)−L
−セリン (α)20=+50.6°(クロロホルム中 C=1)
化合物12の調製方法 N−((!l −0−(2,3,4,6−テトラ−0−
フセチルーβ−D−がラクトピラノシル)−2−アット
−4,6−・シー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−
D−ガラクトピラノシル)−オキシカルボニル) −0
−(tert、−ブチル)−L−セリ  ン (α)20=+51.6°(クロロホルム中C=1)実
施例 6 化合物10のアンプロックキング 化合物13の調製方法 N−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グル
コピラノシル−オキシカルボニル)−6−アミノへキサ
ン酸 5 mmolの化合物10’(r50−の乾燥氷酢酸に
溶解させ室温で20時間、500■のpa/c(10%
)の存在下で水素化する。その後、10づの無水酢酸音
訓え、混合物をさらに5時間攪拌する。触媒tろ去した
後、溶液を真空濃縮し、生成したシロップ状物質を数回
にわたってトルエンとともに蒸留する。生成物を水性メ
タノールに溶解させ反応混合物の一値全す) IJウム
溶液でpH9,5に調整する。24時間攪拌した後、活
性化されたイオン交換体で°混合物全中和し、活性化さ
れたイオン交換をろ云して、ろ液を真空濃縮してシロッ
プ状にする。生成物はカラムクロマトグラフィー(5e
phadex LH−20)により精製された。
収率ニア4% 実施例 4 化合物11または12のアミノ化合物との縮合化合物1
1または12はまず以下の一般的な実験方針に沿って、
活性エステルに変換される。
a)゛′活性エステル”の調製方法 3 mmolのカルゼン酸誘導体(ただし、遊離のカル
ボキシル基全1個だけ有し、残りの反応基は保護されて
いる)t50−の乾燥アセトニトリルに溶解する。これ
に、N−ヒドロキシスクシンイミド(3mmol )お
よびジシクロへキシルカルホシイミ)’ (5mmol
 ) f攪拌しながら加える。
24時間後、反応槽を0℃にてろ過し、真空こ縮する。
このシロップ状物質にトルエン(25rrLt)’i加
え、これを真空濃縮する。こうしてできたシロップ状物
質はそれ以上精製することなく矢の反応ステップに使わ
れる。
薄層クロマトグラフィーによく使用される溶媒系は、ク
ロロホルム/メタノール(9:1.7:1.3:IJ?
工びに1);クロロホルム/酢酸エチル(1:1)であ
る。
b)ペプチド結合の生成 化合物11または12の活性ニスデルを式■で示される
アミン化合物と反応させる。反范5方法は以下の実験方
針に従う。
H2N−(CH2) 5−COo−ベンジル    化
合物14H2N−(CH2)5−COo−メチル   
  化合物15H−Val−NH−(CH2)s−CO
o−メチル  化合物16H−8er−N)i−(CH
2)s−COO−メチル  化合物17H−Leu−N
H−(CH2)s−COo−メチル  化合物18H−
ne−NH−(cH2)s−coo−メチル  化合物
19C)ペプチド結合の生成法 アミン化合物(3mmol) ’!−乾燥クロロホルム
(25m)に溶解させ、約5 mmolの4−(’N、
N−ツメチルアミノ)ピリノンを攪拌しながら加えてP
」49に調贅する。10分後、a)段階の゛活性エステ
ル”で25ゴの乾燥クロロホルムに溶かしたもの金加え
た。24時間後、反応種t5%(W/V)クエン酸で1
回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空濃縮した。生
成したシロップ状物質全シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し7’C* 収率:化合物11または12に対する理論値の70〜8
5%。
クロマトグラフィーでよく使用される溶媒系:クロロホ
ルム/酢酸エチル(1:1);りao*ルム/アセトン
(7:1.4:1および1:1):クロロホルム/メタ
ノール(9:1および5二1)。
これらの方針に従って、以下の化合物が調製される。
化合物 21 (化合物12(活性エステル)と化合物15から) N −(C5−0−(2,3,4,6−チトラーO−ア
セテルーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−アット−
4,6−ノー〇−ベンゾイル−2−デオキシ−アルファ
ーD−がラクトピラノシル)−オキシカA/ i =ル
) −o −(tert、−ブチル)−L−セリル−5
−メトキシカルボニル−ペンチルアミ ド。
(α)20 : + 63.Bo(C=1クロロホルム
中)化合物 22 (化合物11(活性エステル)と化合物14から)N−
((ろ−0−(2,5,4,6−テトラ−0−フセチル
ーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−アット−4,6
−ジー〇−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D−ガラク
トピラノシル)−オキ7カルゼニル)−0−(α、α−
シ)チル−5,5−ジメトキシベンジル)−L−セリル
−5−ペンジルオキシ力ルボニルーペンチルアミト。
(α)20=+54.2°(c=1クロロホルム中)化
合物 23 (化合物11(活性エステル)と化合物16から)” 
−((5−0−(2−3F 4 e 6− テトラ−o
−yセ’チル−β−D−がラクトピラノシル)−2−ア
ット−4,6−ジー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α
−D−ガラクトピラノシル)−オキシカルボニル)−〇
〜(α、α−ジメチルー5,5−ジメトキシベンジル)
−L−セリル−L−バリル−5−メトキシ力ルボニルー
ペンチルアミト(α)20 == + 4I.8°(c
=1 クロロホルム中)化合物 24 (化合物11(活性エステル)と化合物17から)N−
((s−o−(2,5,4,6−テトラ−0−アセチル
ーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−アジド−4,6
−ジー0−インシイルー2−デオキシ−α−D−ガラク
トピラノシル)−オキシカルボニル’)−0−(α、α
−ジメチル−3,5−ジメトキシペンノル)−L−セリ
ル−し−セリル−5−メトキシカルボニルーペンチルア
ミド (α)20=+4I.2° (c=1 クロロホルム中
)化合物 25 (化合物11(活性エステル)と化合物18から)N−
((3=O−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチル
ーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−ア°ノドー4.
6−ジー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D−ガラ
クトピラノシル)−オキシカルIニル)−0−<α、α
−ジメチルー3.5−ジメトキシベンノル)−L−セリ
ル−L−ロイシル−5−メトヤシカルダニルーペンチル
アミド化合物 26 (化合物11(活性エステル)と化合物19から)N−
((3−0−(2,3,4,6−チトラーO−アセチル
ーβ−D−ガ2クトピラノシル)−2−アジド−4,6
−ジー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D−ガラク
トピラノシル)−オキシカルゼニル) −〇−(α、α
−ジメチルー5.5− ・ジメトキシペンジル)−L−
セリル−I、−イソロイシル−5−メトヤシカルダニル
ーペンチルアミド化合物 27 (化合物11(活性エステル)と化合物20から)N−
((3−0−(2,3,4,6−テトラ−0−アセテル
ーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−アジド−4,6
−ジー0−ぺ/シイルー2−デオキシーα−D−ガラク
トピラノシル)−オキシカルゼニル)−0−(α、α−
ジメチル−6,5−ジメトキシペンジル)−L−セリル
−L−グルタミル(7−tert、−ブチル)−5−ペ
ンジルオキシ力ルゼニルーペンチルアミド (α)20=+2五5°(C=1 クロロホルム中)実
施例 5 アンプロッキング反応 アンプロッキング反応は以下に示す一般的実験方針(以
下GWIと略記する)に従って行なわれた。
C)WI 1 :α、α−ジメチル−3.5−ジメトキ
シ−ベンジル(pDBn)−保護基の選択的加水分解除
去 DDBn保護基全担持する化合物(3mmol)’j:
、トリフルオロ酢酸を5容量チ含むジクロロメタン5〇
−に室温にて溶解させた。30分間攪拌した後、N−メ
チルモルホリンで混合物全中和した。混合物を氷水で1
回洗浄し、次に希塩酸で洗浄した。有機層全硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、真空下に鍛縮してシロップ状にした。
生成物は塩酸塩の形になる。
収率:96〜99チ 薄層クロマトグラフィーによる検食は以下の溶媒系にて
行なわれた。
クロロホルム/酢酸エチル(1:1);クロロホルム/
アセトン(4:1および1:1);クロロホルム/メタ
ノール(4:1および1:1)。
GWI 2 : tert、−ブチル保護基の選択的加
水分解除去 t、 −But保護基を担持する生成物(2,6mmo
l ) f、1.2規定の塩酸全含有する乾燥氷酢酸1
0−に室温にて溶解させる。20分間攪拌した後、反応
槽に20−のエーテルを加え真空下に濃縮する。生成し
たシロップ?数回にわたりトルエン処理し、酢酸臭が検
知されなくなるまで濃縮した。得られる単一生成物はシ
リカゲルカラムクロマドグ2フイーで精製された。
収率:83〜85チ クロマトグラフィーによく使用される。容媒系:クロロ
ホルム/アセトン(9:1および4:1 )、クロロホ
ルム/メタノール(9:1および5:1)GWI 3 
ニガラクトース単位上の2−アジ1基を2−アミノ基へ
選択的加水分解還元し つづけてアセチル化してアセトアミド 基となす a)アット基からアミン基への還元 500IIvの10%Pd/Cと100rntの乾燥メ
タノールの懸濁液に60分間水Xt通す。メタノールと
濃炭酸す) IJウム水浴g(50:1)の混合物音用
いて懸濁液の−を7に調整する。少量のメタノールにア
ット化合物(5mmol ) t(8解させたものを加
え、光があたらないようにして6時間水素化を続けた。
水素化している間に一?検査し、必要なら7に調整する
。それから混合物音ろ過し、残渣をメタノール/エーテ
ルで十分にすすぎ、ろ液を真空下に濃縮しシロップ状に
する。
b)アセチル化 段階a)で得られた生成物全乾燥メタノールに溶解させ
、無水酢酸(50mmol )ft加える。24時間攪
拌した後、反応槽を真空下に濃縮し生成したシロップ状
物質を数回トルエンで処理し真空下に濃縮する。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより単一生成物が和製
される。
収率ニア2〜75% クロマトグラフィーによく使用される溶媒系:クロロホ
ルム/アセトン(9:1.5:1 および2:1):ク
ロロホルム/メタノール(9:1および6:1) GWI 4 :炭水化物のベンジル保護基の選択的加水
分解除去 ベンジル基を担持する化合物(6皿o1)’170−の
乾燥酢酸に溶解し、五5fの10%Pd/C存在下で2
時間水素化した。それから触媒?ろ去してすすぎ、ろ液
を真空下に濃縮してシロップ状にした。生成物はカラム
クロマトグラフィーにて精製した。
収率:89〜94チ クロマトグラフィーの溶媒:クロロホルム/アセトン(
4:1および1:1);クロロホルム/メタノール(5
:1および1:1) GWI 5 :炭水化物単位のO−アシル保護基の除去 アシル化合物(2mmol)’に50−のメタノールに
溶解した。この溶液に製水性炭酸ナトリウム溶液を〆(
11になるまで滴下した。20時間攪拌した後、活性化
されたイオン交換体で反応槽全中和し、活性イオン交換
体音ろ去した。溶液全真空下に濃縮してシロップ状にし
、残った単一生成物全力ラムクロマトグラフィーで精製
した。
収率ニア3〜77% 炭酸ナトリウムの替わりに、触媒量のナトリウムメチラ
ートを使用してもアシル保護基の除去は行なわれる。
クロマトグラフィーによく使用される溶媒系:クロロホ
ルム/メタノール/水(20:5:[lL4および4:
4:i ) GWI 15 ニスペーサ−上のメチルエステルの除去
メチルエステル化合物(α5mmot) k 50−の
1.4−ジオキサン/水(9:1)に溶かして溶液にし
たものを、20℃で攪拌しながら1Nの水酸化ナトリウ
ムを1−づつ分割して加えけん化する。その間、指示薬
としてチモールフタレイン全便いながらアルカリの消費
(NaOHで約0.5mmol ) k検査する。混合
物はDowex 50 WX −8H−イオン交換体で
中和し、イオン交換体tろ去してずすぎろ液kX空濃縮
した。残存する単一生成物は、溶離剤としてメタノール
/水(1:1)を使用した5ephadex G −2
5カラムにて精製され、凍結乾燥された。
収率:80〜84チ 薄層クロマトグラフィーの溶媒系:クロロホルム/メタ
ノール/水(5:3:(15および4:4:1) 化合物 28 (化合物8t−使用し、GWI 4の方法によるもの)
N−(β−D−がラクトピラノシル−オキシカルボニル
)−n−ペンチルアミ/ 化合物 29 (化合物21を使用し、GWI 2.5.5および6の
方法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−6−〇−(
β−〇−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルゼニル〕−L−セリル−5−カル
ゼキシーペンチルアミド化合物29は化合物22t−使
用し、GWI 1.6.5および4の方法によっても調
製される。
化合物 30 (化合物23を使用し、GWll、6.5および6の方
法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−3−〇−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−L−バリ
ル−5−カルボギシーペンチルアミド 化合物 31 (化合物24t−使用し、ズエ1.3.5および6の方
法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−5−〇−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−5−カル
ダキシーペンチルアミド化合物 32 (化合物25?使用し、GWI 1 、3.5および6
の方法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−3−〇−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−L−ロイ
シル−5−カルブキシ−ペンチルアミド 化合物 55 (化合物26を使用し、GWI 1.3.5および6の
方法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−3−0−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−L−イソ
ロイシル−5−カルボキシ−ペンチルアミド 化合物 64 (化合物27を使用し、GWI 1.5.5および4の
方法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−6−0−(
β−D−がラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−L−グル
タミル(γ−te丁t、−ブチル)−5−カルゼキシー
ペンチルアミド化合物 65 (化合物11を使用し、GWll、6および5の方法に
よるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−5−0−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリン 化合物 66 (化合物7を使用し、()WI 1、ろおよび5の方法
によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−が
ラクトピラノシル)−オキシカルゼニル)−アミノエタ
ノール 実施例 6 化合物29によるピーナツレクチン(Arachish
ypogea )の抑制 ノイラミニダーゼ(VCN )で処理した赤血球(2,
5%懸濁液)のグランドナツツレクチン(滴定濃度2−
8)による赤血球凝集反応が化合物29(0,5η/W
L1.)により完全に抑制された。
実施例 7 グリコシルウレタン化合物16.29.30.31、ろ
6.54および55のアミノ化された担持体への結合 結合可能な遊離のカルダキシル基全盲するスペーサーの
糖ペプチド化合物は、カルゼジイミト°(例えば1−エ
チル−5−(3’−ノメチルアミノグロビル)−力ルゼ
ジイミ ドヒドロクロリド)の働きにより直接であるか
、または、活性エステルC例、tばN−ヒドロキシスク
シンイミド誘導体)として、タンパク質(例えばウシ血
清アルブミン)、ポリペプチド(例えばポリリジン)ま
たはアミン化された吸着剤および担体物質に、既知の方
法(例えばr An 1ntroductionto 
affinity chroma士、ography 
J # C,B、 Lowe著、NE(PC発行、 (
1979)に記載の方法)で結合される。
30当量の化合物13が1分子あたり35個の利用しう
るアミノ基を有するウシ血清アルブミンに結合された。
500当童の化合物34が、ポリ−1) + リジン(
分子量60.000〜80,000 )に結合した。ポ
リ+ p + リジンに残っている遊離のアミン基は無
水酢酸によりアシル化された。接合された化合物54の
グルタミン酸単位に残存しているr−tert、−ブチ
ル保饅基は90%lJフルオロ酢酸によって除去された
化合物61は担体1を当り1oμmolの濃度のアミノ
化ゲル(例えば6個のアミノプロピル基を有するケイン
ウ土)に結合された。
譬許出願人  ベーリングヴエルケ・アクチェンゲゼル
シャフト 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 I R^1−(CH_2)_n−CHR^2−CHR^3−
    NH−CO−O−R^4 I で表わされる化合物。 〔式中、R^1は水素原子、アルキル基(1〜5個の炭
    素原子を有する)、カルボキシル基、ベンジルオキシカ
    ルボニル基または−CO−担持体であり、R^2は水素
    原子、水酸基、第3アルコキシ基(4〜10個の炭素原
    子を有する)または−O−C(CH_3)_2−Ph(
    OCH_3)_m(ただしmは0〜3)であり、R^3
    は水素原子、カルボキシル基、C_1−C_4−アルコ
    キシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基または
    −CO−A−NH−(CH_2)_a−CO−T(ここ
    で、Aは結合線であるかまたは天然に存在するL−アミ
    ノ酸の基であつて好適にはペプチド結合には関与しない
    反応基がペプチド化学上慣用の保護基により保護されて
    いるものであり、Tは水酸基、O−アルキル保護基、O
    −アリールアルキル保護基、カルボキシル基を活性化す
    る基、ケフアリン基、タンパク質、ポリペプチド、アミ
    ノ基を有するゲルまたは吸着剤であり、aは1〜10の
    数字を示している)であり、R^4はグリコピラノース
    、グリコフラノースまたは寡糖類より誘導される、炭水
    化物化学上慣用の保護基により保護されているかまたは
    いないグリコシル基であり、nは0〜3である。〕 2)式 I R^1−(CH_2)_n−CHR^2−CHR^3−
    NH−CO−O−R^4 I で表わされる特許請求の範
    囲第1項に記載の化合物。 〔式中、R^1は水素原子であるか、アルキル基(1〜
    5個の炭素原子を有する)であるか、カルボキシル基で
    あるか、ベンジルオキシカルボニル基であるかまたは、
    アルブミン、ポリリジンもしくはアミノ基を担持するゲ
    ルよりなる−CO−担持体であり、R^2は水素原子、
    水酸基、第3ブトキシ基またはα,α−ジメチル−3,
    5−ジメトキシベンジル基であり、R^3は水素原子、
    カルボキシル基、メトキシカルボニル基、ベンジルオキ
    シカルボニル基または−CO−A−NH−(CH_2)
    _5−CO−T(式中、Aは結合線であるかまたは好適
    にはVal、Ser、Glu、Glu(t−But)、
    LouおよびIleであるL−アミノ酸の基であり、T
    は水酸基、メトキシ基、ベンジルオキシ基、カルボキシ
    ル基を活性化する基(好ましくはO−(N−スクシンイ
    ミド)またはニトロフェノキシ基)、セフアリン基また
    は担体分子(好ましくはアルブミン、ポリリジン、もし
    くはアミノ基を担持するゲル)であり、R^4は式II ▲数式、化学式、表等があります▼II で表わされるグリコシル基{式中、R^5は水素原子で
    あるか、アセチル基もしくはベンゾイル基のようなアシ
    ル保護基であるかまたはベンジル基であり、R^6は水
    素原子、アシル保護基、ベンジル基、β−D−ガラクト
    ピラノシル基または2,3,4,6−テトラ−O−アセ
    チル−β−D−ガラクトピラノシル基であり、R^7は
    水素原子、水酸基、アジド基、アミノ基、アセトアミド
    基、ベンジルオキシ基またはトリクロロアセトキシ基で
    あり、R^8は結合手であり、nは0〜3の数字を示し
    ている}である。〕 3)式III R^1−(CH_2)_n−CHR^2−CHR^3−
    NH−CO−O−R^9III〔式中、R^1は水素原子
    、アルキル基(1〜5個の炭素原子を有する)またはベ
    ンジルオキシカルボニル基であり、R^2は水素原子ま
    たは水酸基であり、R^3は水素原子、C_1−C_4
    −アルコキシカルボニル基またはベンジルオキシカルボ
    ニル基であり、R^9は第3アルコキシ基(4〜10個
    の炭素原子を有する)または −O−C(CH_3)_2−Ph(OCH_3)_m(
    ここでmは0〜3)である。〕 で表わされる化合物を、式II ▲数式、化学式、表等があります▼II 〔式中、R^5はアシル保護基またはベンジル基であり
    、R^6はアシル保護基、ベンジル基または2,3,4
    ,6−テトラ−O−アセチル−β−D−ガラクトピラノ
    シル基であり、R^7は水素原子、水酸基、アジド基、
    ベンジルオキシ基またはトリクロロアセトキシ基であり
    、R^8は塩素または臭素である〕 で表わされる化合物と、DMF、ジオキサン、THF、
    酢酸エチル、トルエン、クロロホルムまたはジクロロメ
    タンのような有機溶媒のうちの1つあるいは2つまたは
    3つの混合物中において、銀( I )塩(炭酸銀、過塩
    素酸銀、硝酸銀、トリフルオロメタンスルホン酸銀また
    はケイ酸銀のようなもの)または水銀(II)塩(シアン
    化水銀、臭化水銀、塩化水銀またはヨウ化水銀のような
    もの)および酸受容体(ポリビニルピリジンまたはモレ
    キユラーシーブのようなもの)の存在下で、該当する場
    合には乾燥剤(硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウム
    のようなもの)の存在下で、そして反応温度−50℃〜
    +80℃で、好適には−30℃〜+50℃で反応させる
    ことによつて構造式 I の化合物を得ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物の調製方法。 4)−C(CH_3)_2−Ph(OCH_3)_mで
    表わされる基(ただしmは0〜5)をアルコール性水酸
    基を保護するべく使用する用法。 5)特許請求の範囲第1項記載の化合物を担体へ結合す
    べく使用する用法。 6)特許請求の範囲第1項記載の化合物を、担体に結合
    させて、抑制剤、抗原または免疫吸着剤として使用する
    用法。
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