JPS6191194A - グリコウレタン化合物 - Google Patents

グリコウレタン化合物

Info

Publication number
JPS6191194A
JPS6191194A JP60220490A JP22049085A JPS6191194A JP S6191194 A JPS6191194 A JP S6191194A JP 60220490 A JP60220490 A JP 60220490A JP 22049085 A JP22049085 A JP 22049085A JP S6191194 A JPS6191194 A JP S6191194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
hydrogen atom
formula
galactopyranosyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60220490A
Other languages
English (en)
Inventor
ツエネツク・コーラル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Healthcare Diagnostics GmbH Germany
Original Assignee
Behringwerke AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Behringwerke AG filed Critical Behringwerke AG
Publication of JPS6191194A publication Critical patent/JPS6191194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H13/00Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
    • C07H13/12Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by acids having the group -X-C(=X)-X-, or halides thereof, in which each X means nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium, e.g. carbonic acid, carbamic acid
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/02Immunomodulators
    • A61P37/06Immunosuppressants, e.g. drugs for graft rejection
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K9/00Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K9/001Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence having less than 12 amino acids and not being part of a ring structure
    • C07K9/005Peptides having up to 20 amino acids, containing saccharide radicals and having a fully defined sequence; Derivatives thereof the peptide sequence having less than 12 amino acids and not being part of a ring structure containing within the molecule the substructure with m, n > 0 and m+n > 0, A, B, D, E being heteroatoms; X being a bond or a chain, e.g. muramylpeptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式1 B1−(CH2) −C油2−四E5−NH−C○−0
−E4    Iで表わされる新規な化合物に関するも
のであって、 式中、nlは水素原子、アルキル基(1〜5個の炭素原
子を有する)、カルボキシル基、ペンヅルオキシカルぎ
ニル基または−CO−担持体でちり、B2は水素原子、
水酸基、第3アルコキシ基(4〜10個の炭素原子全盲
する)または−o−c(c)(x)2−ph(OCHg
)、 (ただしmは0〜3)であり B3は水素原子、
カルボキシル基、Cj −c4−アルコキシカルゼニル
基、ペンヅルオキシカル/=ル基または−GO−A−N
H−(CH2)a−CO−T (ここで、Aは結合線で
あるかまたは天然に存在するL−アミノ酸の基であって
好適にはペプチド結合には関与しない反応基がペプチド
化学上一般的な保護基により保護されているものであり
、Tは水酸基、O−アルキル保護基、O−アリールアル
キル保護基、カルボキシル基を活性化する基、ケファリ
ン基、アミノ基を有する担持体分子例えばタンパク質、
ポリペブチ)″またはゲルまたは吸着剤のようなもので
あり、aは1〜10の数字上水している)であり、B4
はグリコピラノース、グリコフラノースまたは寡糖類よ
り誘導される炭水化物化学上の一般的な保護基により保
護されているかまたはいないグリコシル基であり、nは
0〜6である化合物に関するものであると同時に、その
調製方法および、担持体に結合されて人工抗体、糖脂質
、抑制剤17ICは免疫吸着剤として使用する用法に関
するものでおる。
合成炭水化物抗原または免疫吸着剤の調製のためには、
適当な担持体分子と反応できる化合物が必要となる。
炭水化物がスペーサーを介して担持体に結合され次とき
に、人工の抗原となるということは周知である。
抗原性炭水化物決定因子は、糖タン・臂りまたは糖脂質
のような寡糖類構造体であって、生物学的機能全盲する
ものである。B4で示された炭水化物基は生物学的物質
から単離されるかあるいは化学的に製造されうる。この
ような単糖類あるいは寡糖類基は、その生物学的特性音
保持するためには還元末端を介して結合されなければな
らない、それ自体は免疫原性のない炭水化物を、免疫原
性抗原または活性免疫吸着剤金得るために、5〜12個
の原子(スペーサー)の鎖により、担体分子に結合させ
るということは有利なことである。
意外なことに、意図した糖ペプチド(式1参照)の調製
の際に、0−グリコシドとして結合している所望の糖ペ
プチドの代わりに、新規のグリコシルウレタン化合物が
DDZ−保護基の関与の下での転位反応により生成され
念。
式1 これにより、新規な糖液合体の調製方法が究明され始め
たと同時に、この新規なスペーサー結合方法により、寡
糖類セグメントヲ担持体へ共有結合的に結合させること
が可能となった。
この転位反応により、セリンセグメントの水酸基は、α
、α−ツメチル−6,5−ノメトキシペンノル基とエー
テル結合する。
この基は塩基に対しては安定でおるが、酸性溶媒中では
容易に除去されうるので、アルコール性水酸基の新しい
保護基と見做されうる。
本発明の目的は、生物学的活性を有する炭水化物・・ブ
テンを担持体分子に共有結合的に結合させるための新規
表カップリング化合物およびカップリング方法を開発す
ることである。
この目的は一般式lで示される化合物全調製し、担持体
へ結合させることによって達成される。
式Iの化合物であってさらに好適なものは、式中、B1
は水素原子、アルキル基(1〜5個の炭素原子全盲する
)、カルボキシル基、ベンジルオキシカル2ニル基また
はアルブミン、ポリリジンもしくはアミノ基を担持する
ゲルよりなる一〇〇−担持体であり、B2は水素原子、
水酸基、第3ブトキシ基またはα、α−ジメチルー3.
5−ジメトキシベンジル基であり、B5は水素原子、カ
ルどキシル基、メトキシカルボニル基、ベンジルオキシ
カルボニル基または−C0−A−NH−(田2)5−C
O−T (式中、Aは結合線であるかまたはVal、S
er 、 Glu 、 Glu(r−t、−But)、
LeuおよびIleのL−アミン基であり、Tは水酸基
、メトキシ基、ベンジルオキシ基、力yNキシル基を活
性化する基(0−(N−スクシンイミド)またはニトロ
フェノキシ基のようなもの)、ケファリン基または担持
体としてのアルブミン、担持体としてのポリリジンまた
は担持体としてのアミノ基担持ゲルであり、B4は式■ 50GHz で表わされるグリコシル基(式中、B5は水素原子、ア
セチル基もしくはベンゾイル基のようなアシル保護基ま
たはベンジル基であり、B6は水素原子、アシル保護基
、ベンノル基、β−D−がラクトピラノシル基ま71c
は2.!1.4.6−チトラー0−アセテルーβ−D−
ガラクトピラノシル基であり、R7は水素原子、水酸基
、アット基、アミノ基、アセトアミド基、ベンジルオキ
シ基またはトリクロロアセトキシ基であり、B8は結合
手であり、nは0〜3の数字を示している)である化合
物である。
式Iで表わされる新規な化合物の1つを本発明に従って
調製する之めの方法は、以下のa)〜e)からなる。
a)式■ R1−(CH2) −C佃2−CHR 5−NH−CO
−○−Ft9    11[〔式中、B1は水素原子、
アルキル基(1〜5個の炭素原子全有する)またはベン
ジルオキシカルダニル基であり、B2は水素原子または
水酸基であり、B3は水素原子、cl−c4−アルコキ
シカルゼニル基またはベンジルオキシカルダニル基であ
り、R9は第3アルコキシ基(4〜10個の炭素原子を
有する)または−o−c(cH3)2−ph(oca3
)Tn(ここでmは0〜3)である〕で表わされる化合
物を、式■で表わされる化合物〔式中、B5はアシル保
護基またはペンノル基であり、l116はアシル保獲基
、ベンジル基または2.3.4.6−チトラー〇−アセ
チルーβ−D−ガラクトピラノシル基であり、B7は水
素原子、水酸基、アジド基、ベンジルオキシ基まfcは
トリクロロアセトキシ基であり、B8は塩素または臭素
である〕と、DMF 1ジオキサン、THF、酢酸エチ
ル、トルエン、クロロホルムまたはジクロロメタンのよ
うな有機溶媒のうちの1つまたは2つもしくは3つの混
合物中において、銀(1)塩または水銀(II)塩およ
び酸受容体(ポリビニルピリジンまたはモレキュラーシ
ープのようなもの)の存在下で、該当する場合には乾燥
剤(硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウムのようなも
の)の存在下で、反応温度−50℃〜+80℃で、好適
には一30℃〜+50℃で反応させることにより一般式
Iで表わされる化合物であって、式中、B1は変化せず
、B2は水素原子、水酸基、第3アルコキシ基(4〜1
0個の炭素原子よりなる)または−〇−C(CH3)2
−Ph(OCH3)m(ただしmは0〜5)であり、R
5は変化せず、B4は一般式■で表わされるグリコシル
基(ただし式中BS 、 B6およびB7の基は変化せ
ずB8は結合手である)でありnは0〜3であるような
化合物を得る。
b)  a)の段階で得られたベンジルエステルとして
存在する生成物において、Pd/Cなどのような水素化
触媒および酢酸エチルまたはジオキサンのような有機溶
媒の存在下にて、°好適には室温で、ベンジル保護基を
水素化分解的に除去すると炭水化物セグメントのアジド
基が未変化のまま残り、そして所望の場合は遊離のカル
ボキシル基を含む反応性成物を、スクシンイミドエステ
ル、p−ニトロフェニルエステルfil無水物のような
ペプチド化学上慣用の活性エステル誘導体へ転換する。
c)  b)の段階で得られた生成物ケ、ペグチド化学
上慣用の縮合方法により、一般式■ H−A−NH−(CH2)a−CO−T      I
Vで表わされるアミノ化合物であって、 式中、Tは0−アルキル保護基またはO−アリールアル
キル保護基であり、Aは結合線または、縮合反応に関与
しないその反応性の基が保護基により保護されているL
−アミノ酸基であり、aは1〜10であるような化合物
と反応させる。
d)  a)またはd)の段階で得られた第3アルキル
エーテルまたはアリールアルキルニーテルトして存在す
る生″成物−1において、それ自体知られ次男法で、ト
リフルオロ酢酸tfcは酢酸/塩酸のような酸の存在下
で、場合によりジオキサン、メタノールま7’(は酢酸
エチルのような溶媒の存在下に第3ブチル基またはDD
Bn保護基を除去すると生成物はアルコール誘導体とし
て存在する。
e)  d)の段階で得られた生成物において、残って
いる保護基を、炭水化物化学またはペプチド化学上慣用
のブロック解除方法により除去し、スペーサー上にカル
ボキシル基を担持している化合物を、慣用の縮合方法で
、アミン化担持体と反応させる。
一般式■で表わされるグリコウレタン肪導体は、例えば
、r Methoden der organisch
en Chemie J15巻のHouben −We
ylの方法のような、ペプチド化学で普通便われている
方法により調製される。
カルボキシル基の活性化は、例えば、カルボキシル基を
酸ハロゲン化物、アジド、無水物、イミダゾリド、また
はN−ヒドロキシスクシンイミドエステルまたはp−ニ
トロフェニルエステルのような活性エステルへ変換する
ことにより実行される。
アミノ基は、ホスファイトアミドへの転換またはホスフ
ォルアゾ方法により活性化される。
上述の縮合反応の慣用的な方法としては、r The 
Peptides J、1巻、1965年(Acade
micPress発行)に記載されているように、カル
ゼジイミド法、アジド法、混合無水物法および活性エス
テル法がある。
縮合反応に関与しない反応基は、例えば加水分解や還元
により簡単に再脱離されるような保護基によって、保護
される。保護基に関する説明は、適切な文献(Houb
en −Weyl著[Methodender org
、 Chemie J 15巻)t−参照されたい。
グルタミン酸のガンマカルボキシル基を保護することが
望ましい。この場合の慣用的な保護基とは、第3プチル
基、ベンシル基またはメチル基である。
保護基は、その基の種類に応じ例えばトリフルオロ酢酸
による方法またはおだやかな還元(例えば)9ラノウム
など全触媒にした水素による還元または氷酢酸中での臭
化水素による還元)のような慣用的な方法により除去さ
れる。
保護基の種類に応じ、炭水化物セグメント上の保護基は
慣用的な方法(r Angew、 Chem、 J(1
982) 、 94.184 : r Carbohy
dr、 Bes、 J(1983)、116、C9〜C
l2)により除去される。
アット基は、おだやかな還元反応(例えば、水素とパラ
ジウムなどの触媒による還元、または塩化ニッケル([
1の存在下ナトリウムゼロノ飄イドライトによる還元)
にエリアミノ基へ転換されて、そのアミノ基は、アセチ
ル化(例えばメタノール中での無水酢酸によるアセチル
化)によりアセチルアミノ基へ転換されうる。0−アシ
ル保護基は、塩基性溶媒中(例えばメタノール中のナト
リウムメチレート、メタノール中の水酸化ナトリウムま
たはメタノール中の炭酸ナトリウム中)で有利に除去さ
れる。ベンジル基は、Pd/Cお↓び氷酢酸の存在下で
水素化分解的に除去される。
式!で表わされる本発明のグリコウレタンは、スペーサ
ーのカルボキシル基に作用するという慣用的な方法によ
り、N−ヒドロキシスクシンイミドエステルマタはp−
ニトロフェニルエステルのような活性エステル誘導体に
転換され、1またはそれ以上のアミノ基を有する担持体
へ結合される。この場合、式Iの化合物の反応性の基で
縮合反応に関与しないものは、保護基により保護される
のが特に望ましい。保護基は、例えば加水分解または光
分解により再び除去されうる。
担持体の例としては、タンパク質好適にはヒトまf′c
はウシ血清アルブミン、糖タンノ9り、ポリリジンやポ
リ(グリシルリジン)のようなポリマー、活性ゲル(こ
れはアミン基、グリシジル基、2−アミノエチルアミノ
基または活性工ステル基を担持している)、多糖類また
は多糖類ゲル(これらは臭化シアンで活性化されている
)または脂質(好適にはケファリンもしくはアミノ化リ
ン脂質)があげられる。
担持体と結合した本発明のグリコウレタン誘導体は人工
抗体、糖脂質または免疫吸着剤である。
以下の実施例により本発明を説明する。
明細書中で使用されている種々の略号は以下l、■に従
って理解されたい。
■、アミノ酸基であって、光学的構造型が与えられてい
ないものは、L型七示している。アミノ酸基に対応して
を1以下の従来的な略号が使われる。
val = L−バリル Ser = L−セリル Glu  =  L−グルタミル Glu(gamma−t、But) = L−グルタミ
ル(r−tsrt、−ブチル) Leu  =  L−ロイシル 11e  =  L−イソロイシル ■、以下の略号は保護基あるいは活性基を示すために使
用する。
DDZ  =  α、α−ジメチル−6,5−ジメトキ
シペンジルオキシカルゼニル 2  =ペンジルオキシカルセニル BOC=  tert、−プチルオキシカルゼニルt、
−But = tert、−ブチルMe  = メチル pNP  =  p−二トロフェニル Bn  = ベンジル Bz  =  ベンゾイル ph  = フェニル DDBn =α、α−ジメチル−3.5−−/メトキシ
ベンジル Gal  =  D−がラクトピラノシルGa1NAc
 = N−アセチル−D−ガラクトピ実験の部 実施例中に記載の化合物は以下のようにして特性化され
た。
IFtスペクトルによる分析 特に水酸基、アミノ基、アミド基、カルセニル基、アジ
ド基、アリール基、アルキル基等の官能基の存在を検べ
た。
NMBスペクトルによる分析 ’H1L5cおよび2DのNMBスペクトルを用いた@
マススペクトルによる分析 特に転位生成物の分子量全決定した。
元素分析 ゛ 薄層クロマトグラフィーあるいは高圧液体クロマト
グラフィー(HPLC)による分析アミノ酸分析実施例
 1 グリコシルウレタンの調製 以下のグリコシルハロゲン化物がグリコシルウレタンの
調製に使用された。
Bz=PhCO 化合物1        化合物2 化合物5の調製方法 N−((3−〇−(2,6,4,6−テトラ−0−アセ
fk−β−D−ガ2クトピラノシ# ) −2−アジド
−4,6−ノー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−ロ
ーガラクトピラノシル)−オキシカルボニ/I/)−0
−(α、α−ツメチル−6,5−ノメトキシーペンノル
)−L−セリンベンノルエステル 10mmolの化合物1と12 mmolのDDZ −
Ser −0−Bn?乾燥ジクロロメタン/トルエン(
1:1:100mg)に溶解させ、モレキュラーシープ
4A(1oP)、硫酸カルシウム(8?;堰焼したもの
)および炭酸銀(11S’)とともに20℃で60分間
役拌する。その後、過塩素酸銀(1,1f)?加える。
暗所にて20時間攪拌すると、反応が完結する。
混合物を乾燥トリエチルアミンで中和して、ろ過し、真
窒濃縮する。シリカゲル60 (’70〜250メツシ
ユ)のカラムクロマトグラフィーにより生成物全精製す
る。
収率:グリコシル化合物に対する理論値の70% (α稲0=+5α8°(クロロホルム中 c=1)化合
物6の調製方法 N−((3−0−(2,3,4,6−チトラーo−7セ
チルーβ−D−ffラクトピラノシル)−2−アジド−
4,6−ジー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D−
がラクトピラノシル)−オキシカルボニル) −0−(
tert、−グチル)−L−セリンベンノルエステル 化合物6は、化合物1およびBOC−8ar−0−Bn
t出発原料として、前述の方法にて調製された。
化合物7の調製 N −((5,4,6−トリー〇−アセチルー2−アジ
ド−2−デオキシ−α−D−グルコピラノシル)−オキ
シカルボニル>−0−<α、α−ジメチルー3.5−ジ
メトキシベンジル)−アミノエタノール 化合物7は、化合物2およびN −DDZ−アミノエタ
ノール全出発原料として、前述の方法にて調製される。
収率:68チ C(1)go=+ 65.3° (りo o ホルb中
c=1 )化合物8の調製 N −(2,3,4,8−テトラ−O−ベンジル−β−
D−ガラクトピラノシルーオキシカルゼニル)−n−ペ
ンチルアミン 化合物8は、化合物3およびN −DDZ−ペンチルア
ミンを出発原料として、前述の方法にて調製される。
化合物9の調製方法 N −(3,4,6−)ジ−0−アセチル−2−トリク
ロロアセチル−β−D−グルコピラノシル−オキシカル
ボニル)−0−(α、α−ジメチルー3.5−ジメトキ
シベンジル)−アミノエタノール 化合物9は、化合物4とN−DDZ−アミノエタノール
を出発原料として、調製される。
化合物10の調製方法 ペンシルN −(3,4,15−)リー〇−アセチルー
2−アジド−2−デオキシ−α−D−グルコビラノシル
ーオキシカルゼニル)−5−アミン−ヘキサノエート 化合物10は、化合物2およびベンジルN−DDZ −
6−アミノヘキサノエートを出発原料として調製される
収率:85% (α)2o=+61°(クロロホルム中 c=1)実施
例 2 ベンジルエステル化合物5.6および10からベンジル
基全選択的に水素化分解して除去する。
一般的な実験方針 3 mmolのベンジルエステル化合物を70−の乾燥
酢酸エチルに溶解させ、室温にて2時間、′5.52の
Pd/C(10%)の存在下で水素化する。
その後、混合物をろ過し、洗浄してシロップ状になるま
で真空濃縮する。
反応生成物は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
て精製された。 収率:92チ化合物11の調製方法 14−CC3−0−(2,3,4,6−テトラ−0−ア
セチルーβ−D−1フラクトピラノシル)−2−アノF
−4.6−ジー〇−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D
−ガラクトピラノシル)−オキシカルボニル)−0−(
α、α−ツメチル−6,5−ジメトキシペンノル)−L
−セリン (α)20=+50.6°(クロロホルム中 C=1)
化合物12の調製方法 N−((!l −0−(2,3,4,6−テトラ−0−
フセチルーβ−D−がラクトピラノシル)−2−アット
−4,6−・シー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−
D−ガラクトピラノシル)−オキシカルボニル) −0
−(tert、−ブチル)−L−セリ  ン (α)20=+51.6°(クロロホルム中C=1)実
施例 6 化合物10のアンプロックキング 化合物13の調製方法 N−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グル
コピラノシル−オキシカルボニル)−6−アミノへキサ
ン酸 5 mmolの化合物10’(r50−の乾燥氷酢酸に
溶解させ室温で20時間、500■のpa/c(10%
)の存在下で水素化する。その後、10づの無水酢酸音
訓え、混合物をさらに5時間攪拌する。触媒tろ去した
後、溶液を真空濃縮し、生成したシロップ状物質を数回
にわたってトルエンとともに蒸留する。生成物を水性メ
タノールに溶解させ反応混合物の一値全す) IJウム
溶液でpH9,5に調整する。24時間攪拌した後、活
性化されたイオン交換体で°混合物全中和し、活性化さ
れたイオン交換をろ云して、ろ液を真空濃縮してシロッ
プ状にする。生成物はカラムクロマトグラフィー(5e
phadex LH−20)により精製された。
収率ニア4% 実施例 4 化合物11または12のアミノ化合物との縮合化合物1
1または12はまず以下の一般的な実験方針に沿って、
活性エステルに変換される。
a)゛′活性エステル”の調製方法 3 mmolのカルゼン酸誘導体(ただし、遊離のカル
ボキシル基全1個だけ有し、残りの反応基は保護されて
いる)t50−の乾燥アセトニトリルに溶解する。これ
に、N−ヒドロキシスクシンイミド(3mmol )お
よびジシクロへキシルカルホシイミ)’ (5mmol
 ) f攪拌しながら加える。
24時間後、反応槽を0℃にてろ過し、真空こ縮する。
このシロップ状物質にトルエン(25rrLt)’i加
え、これを真空濃縮する。こうしてできたシロップ状物
質はそれ以上精製することなく矢の反応ステップに使わ
れる。
薄層クロマトグラフィーによく使用される溶媒系は、ク
ロロホルム/メタノール(9:1.7:1.3:IJ?
工びに1);クロロホルム/酢酸エチル(1:1)であ
る。
b)ペプチド結合の生成 化合物11または12の活性ニスデルを式■で示される
アミン化合物と反応させる。反范5方法は以下の実験方
針に従う。
H2N−(CH2) 5−COo−ベンジル    化
合物14H2N−(CH2)5−COo−メチル   
  化合物15H−Val−NH−(CH2)s−CO
o−メチル  化合物16H−8er−N)i−(CH
2)s−COO−メチル  化合物17H−Leu−N
H−(CH2)s−COo−メチル  化合物18H−
ne−NH−(cH2)s−coo−メチル  化合物
19C)ペプチド結合の生成法 アミン化合物(3mmol) ’!−乾燥クロロホルム
(25m)に溶解させ、約5 mmolの4−(’N、
N−ツメチルアミノ)ピリノンを攪拌しながら加えてP
」49に調贅する。10分後、a)段階の゛活性エステ
ル”で25ゴの乾燥クロロホルムに溶かしたもの金加え
た。24時間後、反応種t5%(W/V)クエン酸で1
回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空濃縮した。生
成したシロップ状物質全シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し7’C* 収率:化合物11または12に対する理論値の70〜8
5%。
クロマトグラフィーでよく使用される溶媒系:クロロホ
ルム/酢酸エチル(1:1);りao*ルム/アセトン
(7:1.4:1および1:1):クロロホルム/メタ
ノール(9:1および5二1)。
これらの方針に従って、以下の化合物が調製される。
化合物 21 (化合物12(活性エステル)と化合物15から) N −(C5−0−(2,3,4,6−チトラーO−ア
セテルーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−アット−
4,6−ノー〇−ベンゾイル−2−デオキシ−アルファ
ーD−がラクトピラノシル)−オキシカA/ i =ル
) −o −(tert、−ブチル)−L−セリル−5
−メトキシカルボニル−ペンチルアミ ド。
(α)20 : + 63.Bo(C=1クロロホルム
中)化合物 22 (化合物11(活性エステル)と化合物14から)N−
((ろ−0−(2,5,4,6−テトラ−0−フセチル
ーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−アット−4,6
−ジー〇−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D−ガラク
トピラノシル)−オキ7カルゼニル)−0−(α、α−
シ)チル−5,5−ジメトキシベンジル)−L−セリル
−5−ペンジルオキシ力ルボニルーペンチルアミト。
(α)20=+54.2°(c=1クロロホルム中)化
合物 23 (化合物11(活性エステル)と化合物16から)” 
−((5−0−(2−3F 4 e 6− テトラ−o
−yセ’チル−β−D−がラクトピラノシル)−2−ア
ット−4,6−ジー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α
−D−ガラクトピラノシル)−オキシカルボニル)−〇
〜(α、α−ジメチルー5,5−ジメトキシベンジル)
−L−セリル−L−バリル−5−メトキシ力ルボニルー
ペンチルアミト(α)20 == + 4I.8°(c
=1 クロロホルム中)化合物 24 (化合物11(活性エステル)と化合物17から)N−
((s−o−(2,5,4,6−テトラ−0−アセチル
ーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−アジド−4,6
−ジー0−インシイルー2−デオキシ−α−D−ガラク
トピラノシル)−オキシカルボニル’)−0−(α、α
−ジメチル−3,5−ジメトキシペンノル)−L−セリ
ル−し−セリル−5−メトキシカルボニルーペンチルア
ミド (α)20=+4I.2° (c=1 クロロホルム中
)化合物 25 (化合物11(活性エステル)と化合物18から)N−
((3=O−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチル
ーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−ア°ノドー4.
6−ジー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D−ガラ
クトピラノシル)−オキシカルIニル)−0−<α、α
−ジメチルー3.5−ジメトキシベンノル)−L−セリ
ル−L−ロイシル−5−メトヤシカルダニルーペンチル
アミド化合物 26 (化合物11(活性エステル)と化合物19から)N−
((3−0−(2,3,4,6−チトラーO−アセチル
ーβ−D−ガ2クトピラノシル)−2−アジド−4,6
−ジー0−ベンゾイル−2−デオキシ−α−D−ガラク
トピラノシル)−オキシカルゼニル) −〇−(α、α
−ジメチルー5.5− ・ジメトキシペンジル)−L−
セリル−I、−イソロイシル−5−メトヤシカルダニル
ーペンチルアミド化合物 27 (化合物11(活性エステル)と化合物20から)N−
((3−0−(2,3,4,6−テトラ−0−アセテル
ーβ−D−ガラクトピラノシル)−2−アジド−4,6
−ジー0−ぺ/シイルー2−デオキシーα−D−ガラク
トピラノシル)−オキシカルゼニル)−0−(α、α−
ジメチル−6,5−ジメトキシペンジル)−L−セリル
−L−グルタミル(7−tert、−ブチル)−5−ペ
ンジルオキシ力ルゼニルーペンチルアミド (α)20=+2五5°(C=1 クロロホルム中)実
施例 5 アンプロッキング反応 アンプロッキング反応は以下に示す一般的実験方針(以
下GWIと略記する)に従って行なわれた。
C)WI 1 :α、α−ジメチル−3.5−ジメトキ
シ−ベンジル(pDBn)−保護基の選択的加水分解除
去 DDBn保護基全担持する化合物(3mmol)’j:
、トリフルオロ酢酸を5容量チ含むジクロロメタン5〇
−に室温にて溶解させた。30分間攪拌した後、N−メ
チルモルホリンで混合物全中和した。混合物を氷水で1
回洗浄し、次に希塩酸で洗浄した。有機層全硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、真空下に鍛縮してシロップ状にした。
生成物は塩酸塩の形になる。
収率:96〜99チ 薄層クロマトグラフィーによる検食は以下の溶媒系にて
行なわれた。
クロロホルム/酢酸エチル(1:1);クロロホルム/
アセトン(4:1および1:1);クロロホルム/メタ
ノール(4:1および1:1)。
GWI 2 : tert、−ブチル保護基の選択的加
水分解除去 t、 −But保護基を担持する生成物(2,6mmo
l ) f、1.2規定の塩酸全含有する乾燥氷酢酸1
0−に室温にて溶解させる。20分間攪拌した後、反応
槽に20−のエーテルを加え真空下に濃縮する。生成し
たシロップ?数回にわたりトルエン処理し、酢酸臭が検
知されなくなるまで濃縮した。得られる単一生成物はシ
リカゲルカラムクロマドグ2フイーで精製された。
収率:83〜85チ クロマトグラフィーによく使用される。容媒系:クロロ
ホルム/アセトン(9:1および4:1 )、クロロホ
ルム/メタノール(9:1および5:1)GWI 3 
ニガラクトース単位上の2−アジ1基を2−アミノ基へ
選択的加水分解還元し つづけてアセチル化してアセトアミド 基となす a)アット基からアミン基への還元 500IIvの10%Pd/Cと100rntの乾燥メ
タノールの懸濁液に60分間水Xt通す。メタノールと
濃炭酸す) IJウム水浴g(50:1)の混合物音用
いて懸濁液の−を7に調整する。少量のメタノールにア
ット化合物(5mmol ) t(8解させたものを加
え、光があたらないようにして6時間水素化を続けた。
水素化している間に一?検査し、必要なら7に調整する
。それから混合物音ろ過し、残渣をメタノール/エーテ
ルで十分にすすぎ、ろ液を真空下に濃縮しシロップ状に
する。
b)アセチル化 段階a)で得られた生成物全乾燥メタノールに溶解させ
、無水酢酸(50mmol )ft加える。24時間攪
拌した後、反応槽を真空下に濃縮し生成したシロップ状
物質を数回トルエンで処理し真空下に濃縮する。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーにより単一生成物が和製
される。
収率ニア2〜75% クロマトグラフィーによく使用される溶媒系:クロロホ
ルム/アセトン(9:1.5:1 および2:1):ク
ロロホルム/メタノール(9:1および6:1) GWI 4 :炭水化物のベンジル保護基の選択的加水
分解除去 ベンジル基を担持する化合物(6皿o1)’170−の
乾燥酢酸に溶解し、五5fの10%Pd/C存在下で2
時間水素化した。それから触媒?ろ去してすすぎ、ろ液
を真空下に濃縮してシロップ状にした。生成物はカラム
クロマトグラフィーにて精製した。
収率:89〜94チ クロマトグラフィーの溶媒:クロロホルム/アセトン(
4:1および1:1);クロロホルム/メタノール(5
:1および1:1) GWI 5 :炭水化物単位のO−アシル保護基の除去 アシル化合物(2mmol)’に50−のメタノールに
溶解した。この溶液に製水性炭酸ナトリウム溶液を〆(
11になるまで滴下した。20時間攪拌した後、活性化
されたイオン交換体で反応槽全中和し、活性イオン交換
体音ろ去した。溶液全真空下に濃縮してシロップ状にし
、残った単一生成物全力ラムクロマトグラフィーで精製
した。
収率ニア3〜77% 炭酸ナトリウムの替わりに、触媒量のナトリウムメチラ
ートを使用してもアシル保護基の除去は行なわれる。
クロマトグラフィーによく使用される溶媒系:クロロホ
ルム/メタノール/水(20:5:[lL4および4:
4:i ) GWI 15 ニスペーサ−上のメチルエステルの除去
メチルエステル化合物(α5mmot) k 50−の
1.4−ジオキサン/水(9:1)に溶かして溶液にし
たものを、20℃で攪拌しながら1Nの水酸化ナトリウ
ムを1−づつ分割して加えけん化する。その間、指示薬
としてチモールフタレイン全便いながらアルカリの消費
(NaOHで約0.5mmol ) k検査する。混合
物はDowex 50 WX −8H−イオン交換体で
中和し、イオン交換体tろ去してずすぎろ液kX空濃縮
した。残存する単一生成物は、溶離剤としてメタノール
/水(1:1)を使用した5ephadex G −2
5カラムにて精製され、凍結乾燥された。
収率:80〜84チ 薄層クロマトグラフィーの溶媒系:クロロホルム/メタ
ノール/水(5:3:(15および4:4:1) 化合物 28 (化合物8t−使用し、GWI 4の方法によるもの)
N−(β−D−がラクトピラノシル−オキシカルボニル
)−n−ペンチルアミ/ 化合物 29 (化合物21を使用し、GWI 2.5.5および6の
方法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−6−〇−(
β−〇−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルゼニル〕−L−セリル−5−カル
ゼキシーペンチルアミド化合物29は化合物22t−使
用し、GWI 1.6.5および4の方法によっても調
製される。
化合物 30 (化合物23を使用し、GWll、6.5および6の方
法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−3−〇−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−L−バリ
ル−5−カルボギシーペンチルアミド 化合物 31 (化合物24t−使用し、ズエ1.3.5および6の方
法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−5−〇−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−5−カル
ダキシーペンチルアミド化合物 32 (化合物25?使用し、GWI 1 、3.5および6
の方法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−3−〇−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−L−ロイ
シル−5−カルブキシ−ペンチルアミド 化合物 55 (化合物26を使用し、GWI 1.3.5および6の
方法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−3−0−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−L−イソ
ロイシル−5−カルボキシ−ペンチルアミド 化合物 64 (化合物27を使用し、GWI 1.5.5および4の
方法によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−6−0−(
β−D−がラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリル−L−グル
タミル(γ−te丁t、−ブチル)−5−カルゼキシー
ペンチルアミド化合物 65 (化合物11を使用し、GWll、6および5の方法に
よるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−5−0−(
β−D−ガラクトピラノシル)−α−D−ガラクトピラ
ノシル)−オキシカルボニル)−L−セリン 化合物 66 (化合物7を使用し、()WI 1、ろおよび5の方法
によるもの) N−((2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−が
ラクトピラノシル)−オキシカルゼニル)−アミノエタ
ノール 実施例 6 化合物29によるピーナツレクチン(Arachish
ypogea )の抑制 ノイラミニダーゼ(VCN )で処理した赤血球(2,
5%懸濁液)のグランドナツツレクチン(滴定濃度2−
8)による赤血球凝集反応が化合物29(0,5η/W
L1.)により完全に抑制された。
実施例 7 グリコシルウレタン化合物16.29.30.31、ろ
6.54および55のアミノ化された担持体への結合 結合可能な遊離のカルダキシル基全盲するスペーサーの
糖ペプチド化合物は、カルゼジイミト°(例えば1−エ
チル−5−(3’−ノメチルアミノグロビル)−力ルゼ
ジイミ ドヒドロクロリド)の働きにより直接であるか
、または、活性エステルC例、tばN−ヒドロキシスク
シンイミド誘導体)として、タンパク質(例えばウシ血
清アルブミン)、ポリペプチド(例えばポリリジン)ま
たはアミン化された吸着剤および担体物質に、既知の方
法(例えばr An 1ntroductionto 
affinity chroma士、ography 
J # C,B、 Lowe著、NE(PC発行、 (
1979)に記載の方法)で結合される。
30当量の化合物13が1分子あたり35個の利用しう
るアミノ基を有するウシ血清アルブミンに結合された。
500当童の化合物34が、ポリ−1) + リジン(
分子量60.000〜80,000 )に結合した。ポ
リ+ p + リジンに残っている遊離のアミン基は無
水酢酸によりアシル化された。接合された化合物54の
グルタミン酸単位に残存しているr−tert、−ブチ
ル保饅基は90%lJフルオロ酢酸によって除去された
化合物61は担体1を当り1oμmolの濃度のアミノ
化ゲル(例えば6個のアミノプロピル基を有するケイン
ウ土)に結合された。
譬許出願人  ベーリングヴエルケ・アクチェンゲゼル
シャフト 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 I R^1−(CH_2)_n−CHR^2−CHR^3−
    NH−CO−O−R^4 I で表わされる化合物。 〔式中、R^1は水素原子、アルキル基(1〜5個の炭
    素原子を有する)、カルボキシル基、ベンジルオキシカ
    ルボニル基または−CO−担持体であり、R^2は水素
    原子、水酸基、第3アルコキシ基(4〜10個の炭素原
    子を有する)または−O−C(CH_3)_2−Ph(
    OCH_3)_m(ただしmは0〜3)であり、R^3
    は水素原子、カルボキシル基、C_1−C_4−アルコ
    キシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基または
    −CO−A−NH−(CH_2)_a−CO−T(ここ
    で、Aは結合線であるかまたは天然に存在するL−アミ
    ノ酸の基であつて好適にはペプチド結合には関与しない
    反応基がペプチド化学上慣用の保護基により保護されて
    いるものであり、Tは水酸基、O−アルキル保護基、O
    −アリールアルキル保護基、カルボキシル基を活性化す
    る基、ケフアリン基、タンパク質、ポリペプチド、アミ
    ノ基を有するゲルまたは吸着剤であり、aは1〜10の
    数字を示している)であり、R^4はグリコピラノース
    、グリコフラノースまたは寡糖類より誘導される、炭水
    化物化学上慣用の保護基により保護されているかまたは
    いないグリコシル基であり、nは0〜3である。〕 2)式 I R^1−(CH_2)_n−CHR^2−CHR^3−
    NH−CO−O−R^4 I で表わされる特許請求の範
    囲第1項に記載の化合物。 〔式中、R^1は水素原子であるか、アルキル基(1〜
    5個の炭素原子を有する)であるか、カルボキシル基で
    あるか、ベンジルオキシカルボニル基であるかまたは、
    アルブミン、ポリリジンもしくはアミノ基を担持するゲ
    ルよりなる−CO−担持体であり、R^2は水素原子、
    水酸基、第3ブトキシ基またはα,α−ジメチル−3,
    5−ジメトキシベンジル基であり、R^3は水素原子、
    カルボキシル基、メトキシカルボニル基、ベンジルオキ
    シカルボニル基または−CO−A−NH−(CH_2)
    _5−CO−T(式中、Aは結合線であるかまたは好適
    にはVal、Ser、Glu、Glu(t−But)、
    LouおよびIleであるL−アミノ酸の基であり、T
    は水酸基、メトキシ基、ベンジルオキシ基、カルボキシ
    ル基を活性化する基(好ましくはO−(N−スクシンイ
    ミド)またはニトロフェノキシ基)、セフアリン基また
    は担体分子(好ましくはアルブミン、ポリリジン、もし
    くはアミノ基を担持するゲル)であり、R^4は式II ▲数式、化学式、表等があります▼II で表わされるグリコシル基{式中、R^5は水素原子で
    あるか、アセチル基もしくはベンゾイル基のようなアシ
    ル保護基であるかまたはベンジル基であり、R^6は水
    素原子、アシル保護基、ベンジル基、β−D−ガラクト
    ピラノシル基または2,3,4,6−テトラ−O−アセ
    チル−β−D−ガラクトピラノシル基であり、R^7は
    水素原子、水酸基、アジド基、アミノ基、アセトアミド
    基、ベンジルオキシ基またはトリクロロアセトキシ基で
    あり、R^8は結合手であり、nは0〜3の数字を示し
    ている}である。〕 3)式III R^1−(CH_2)_n−CHR^2−CHR^3−
    NH−CO−O−R^9III〔式中、R^1は水素原子
    、アルキル基(1〜5個の炭素原子を有する)またはベ
    ンジルオキシカルボニル基であり、R^2は水素原子ま
    たは水酸基であり、R^3は水素原子、C_1−C_4
    −アルコキシカルボニル基またはベンジルオキシカルボ
    ニル基であり、R^9は第3アルコキシ基(4〜10個
    の炭素原子を有する)または −O−C(CH_3)_2−Ph(OCH_3)_m(
    ここでmは0〜3)である。〕 で表わされる化合物を、式II ▲数式、化学式、表等があります▼II 〔式中、R^5はアシル保護基またはベンジル基であり
    、R^6はアシル保護基、ベンジル基または2,3,4
    ,6−テトラ−O−アセチル−β−D−ガラクトピラノ
    シル基であり、R^7は水素原子、水酸基、アジド基、
    ベンジルオキシ基またはトリクロロアセトキシ基であり
    、R^8は塩素または臭素である〕 で表わされる化合物と、DMF、ジオキサン、THF、
    酢酸エチル、トルエン、クロロホルムまたはジクロロメ
    タンのような有機溶媒のうちの1つあるいは2つまたは
    3つの混合物中において、銀( I )塩(炭酸銀、過塩
    素酸銀、硝酸銀、トリフルオロメタンスルホン酸銀また
    はケイ酸銀のようなもの)または水銀(II)塩(シアン
    化水銀、臭化水銀、塩化水銀またはヨウ化水銀のような
    もの)および酸受容体(ポリビニルピリジンまたはモレ
    キユラーシーブのようなもの)の存在下で、該当する場
    合には乾燥剤(硫酸カルシウムまたは硫酸マグネシウム
    のようなもの)の存在下で、そして反応温度−50℃〜
    +80℃で、好適には−30℃〜+50℃で反応させる
    ことによつて構造式 I の化合物を得ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物の調製方法。 4)−C(CH_3)_2−Ph(OCH_3)_mで
    表わされる基(ただしmは0〜5)をアルコール性水酸
    基を保護するべく使用する用法。 5)特許請求の範囲第1項記載の化合物を担体へ結合す
    べく使用する用法。 6)特許請求の範囲第1項記載の化合物を、担体に結合
    させて、抑制剤、抗原または免疫吸着剤として使用する
    用法。
JP60220490A 1984-10-05 1985-10-04 グリコウレタン化合物 Pending JPS6191194A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3436543.5 1984-10-05
DE19843436543 DE3436543A1 (de) 1984-10-05 1984-10-05 Neue glycourethanverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6191194A true JPS6191194A (ja) 1986-05-09

Family

ID=6247171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60220490A Pending JPS6191194A (ja) 1984-10-05 1985-10-04 グリコウレタン化合物

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0176913A2 (ja)
JP (1) JPS6191194A (ja)
AU (1) AU4833185A (ja)
DE (1) DE3436543A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032411A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Jsr Corp 磁性粒子およびその製造方法、ならびにプローブ結合粒子
WO2015046183A1 (ja) 2013-09-24 2015-04-02 味の素株式会社 糖アミノ酸およびその用途

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3718181A1 (de) * 1987-05-29 1988-12-15 Hoechst Ag Glycosylierte aminosaeuren und peptide

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032411A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Jsr Corp 磁性粒子およびその製造方法、ならびにプローブ結合粒子
WO2015046183A1 (ja) 2013-09-24 2015-04-02 味の素株式会社 糖アミノ酸およびその用途
JPWO2015046183A1 (ja) * 2013-09-24 2017-03-09 味の素株式会社 糖アミノ酸およびその用途
US10787476B2 (en) 2013-09-24 2020-09-29 Ajinomoto Co., Inc. Glycoamino acid and use thereof

Also Published As

Publication number Publication date
AU4833185A (en) 1986-04-10
DE3436543A1 (de) 1986-04-10
EP0176913A2 (de) 1986-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4362720A (en) Synthesis of 2-amino-2-deoxyglycoses and 2-amino-2-deoxyglycosides from glycals
Polt et al. General methods for. alpha.-or. beta.-O-Ser/Thr glycosides and glycopeptides. Solid-phase synthesis of O-glycosyl cyclic enkephalin analogs
US5280113A (en) Method for producing synthetic N-linked glycoconjugates
US4195174A (en) Synthesis of 2-amino-2-deoxyglycoses and 2-amino-2-deoxyglycosides from glycals
US5767254A (en) Method for making amino acid glycosides and glycopeptides
CA1203532A (en) Synthesis of tumor antigenic determinant
US5212298A (en) Method for producing synthetic N-linked glycoconjugates
US20050187171A1 (en) Glycomimetic antagonists for both E-and P-selectins
AU606909B2 (en) Sialic acid derivatives having active carbonyl group
WO2008034575A1 (en) Iminosugar glycoconjugates
US6111084A (en) Fuopeptide mimetics
JP3970811B2 (ja) リンカー化合物及びリガンド、並びにそれらの製造方法
Bergh et al. Didecyl squarate—A practical amino-reactive cross-linking reagent for neoglycoconjugate synthesis
JP3141693B2 (ja) シアル酸の9位をフッ素で置換したガングリオシドgm3類縁体及びその中間体
CA1277100C (en) Glycopeptides, process for their preparation and their use
JPS6191194A (ja) グリコウレタン化合物
JPH031316B2 (ja)
EP0413675B1 (en) Method for producing synthetic N-linked glycoconjugates
EP0096292A1 (de) Beta-D-Galactosederivate, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
EP0871650B1 (en) Solid phase organic synthesis
Jiao et al. Synthesis of Simple Multivalent β-D-GalNAc-(1→ 4)-β-D-Gal Oligomers as Probes for Investigating the Interactions of P. Aeruginosa Pili with Multivalent Receptors
US5665876A (en) 3-(aminoacyl-amino)-saccharides and processes for their preparation
JPH06247995A (ja) 新規なシアリル(α2−6)ラクトテトラオシルセラミド
JP2692737B2 (ja) 糖残基を両端にもつ双頭型脂質及びその製造方法
CN100398554C (zh) 链化合物和配体、及其制备方法