JPS6186949A - 助触媒金属、三価クロムおよびモリブデンまたはタングステンの硫化物の担持混合物を含む水素処理触媒 - Google Patents

助触媒金属、三価クロムおよびモリブデンまたはタングステンの硫化物の担持混合物を含む水素処理触媒

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JPS6186949A
JPS6186949A JP60214423A JP21442385A JPS6186949A JP S6186949 A JPS6186949 A JP S6186949A JP 60214423 A JP60214423 A JP 60214423A JP 21442385 A JP21442385 A JP 21442385A JP S6186949 A JPS6186949 A JP S6186949A
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テー シー ホー
アーチ アール ヤング ザ セカンド
ラツセル アール チアネリ
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    • B01J27/047Sulfides with chromium, molybdenum, tungsten or polonium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G49/00Treatment of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen-generating compounds, not provided for in a single one of groups C10G45/02, C10G45/32, C10G45/44, C10G45/58 or C10G47/00
    • C10G49/02Treatment of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen-generating compounds, not provided for in a single one of groups C10G45/02, C10G45/32, C10G45/44, C10G45/58 or C10G47/00 characterised by the catalyst used
    • C10G49/04Treatment of hydrocarbon oils, in the presence of hydrogen or hydrogen-generating compounds, not provided for in a single one of groups C10G45/02, C10G45/32, C10G45/44, C10G45/58 or C10G47/00 characterised by the catalyst used containing nickel, cobalt, chromium, molybdenum, or tungsten metals, or compounds thereof

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、(1)三価クロム、(2)モリブデン及び/
又はタングステン、およびf3) N i 、 Co 
z M n 、 Cu、Znおよびこれらの混合物およ
びFeとこれらとの混合物より成る群から選ばれた少な
くとも一つの金属、の硫化物の担持混合物を含む触媒の
調製方法、その方法で作られた担持された物、及びその
ような担持触媒を水素化処理(hydroproces
s ingprocesses)とくに水素処理(hy
drotreating)のために用いる事に関する。
とくに、本発明は、水素処理のような水素化処理のため
に有用な担持触媒の調製および使用に関し、ここで触媒
は、担体物質、および(1)三価クロムの水和酸化物及
び(2)一般式%式% Cu、 7.nおよびこれらの混合物およびFeとこれ
らとの混合物より成る群から選ばれた一または二以上の
二価の助触媒金属であり、yは0〜1の任意の数であり
、Lはその少なくとも一つがキレート化ポリデンテート
リガンドであるところの一または二以上の中性の窒素含
有リガンドである)のチオメタレート塩の混合物を含む
一または二以上゛の前駆体から成る複合体を高められた
温度で硫黄の存在下でかつ酸素不合条件下で加熱する事
により作られたものである。
(従来技術) 石油工業は将来の供給原料源として重原油、残渣、石炭
、およびタールにますます依存するようになる。これら
重質物質からの供給原料は、慣用の原料オイルからの供
給原料よりも多くの硫黄および窒素を含む。従って、こ
れら供給原料は、それから用いうる生成物を得るために
がなりの上級化(upgrading)たとえば石油工
業で周知の水素処理により一般に達成される上級化また
は精製(ref ining)を必要とする。
これらの方法は、種々の炭化水素分画または全重質原料
または供給原料を水素処理触媒の存在下で水素により処
理して、原料または供給原料の少なくとも一部をより低
分子量の炭化水素に転化させる。または非所望の成分ま
たは化合物の除去を行なう又はそれらを無害のまたはよ
り低度に非所望の化合物に転化させる事を必要とする。
水素処理は、種々の供給原料たとえば溶剤、軽、中また
は重質留出物供給原料、および残渣、または燃料油に適
用できる。比較的軽い供給原料では、しばしば臭い、色
、安定性、燃焼特性などを改善するために供給原料が水
素により処理される。不飽和炭化水素が、水素化される
。その様な処理において、硫黄および窒素が除去される
。より重い供給原料または残渣の水素化脱硫(HDS)
では、硫黄化合物が水素化され、そしてクランキングさ
れる。
炭素−硫黄結合が破壊され、硫黄の大部分が硫化水素に
転化され、これはプロセスからガスとして除かれる。水
素化膜窒素(HDN)もまた一般に、有る程度、水素化
脱硫を達成する。比較的重い供給原料または残渣の水素
化膜窒素では、窒素化合物が水素化され、タラワキング
される。炭素−窒素結合が破壊され、窒素はアンモニア
に転化され、プロセスから出される。水素化脱硫は、有
る程度、水素化膜窒素をも一般に伴う。比較的重い供給
原料の水素化脱硫では、硫黄の除去に力点がおかれる。
比較的重い供給原料の水素化膜窒素では、窒素の除去に
力点が置かれる。水素化脱硫と水素化膜窒素は一般に同
時に起こる反応であるが、供給原料の水素イに脱硫より
も水素化膜窒素を効果的に達成する事の方が、通常、は
るかに困難である。
これら水素反応のために最も一般に用いられる触媒前駆
体としては、アルミナ上のモリブデン酸コバルト、アル
ミナ上のニッケル、ニッケル、タンクスクン酸ニッケル
などで助触媒されるモリブデン酸コバルトなどの物質が
挙げられる。また、硫黄および窒素化合物を含むオイル
を、水素の存在下でその様な化合物を接触的に除去する
事により上級化するために、ある種の遷移金属硫化物た
とえばコバルトおよびモリブデン硫化物およびこれらの
混合物を用いる事は、当業者にとって周知であり、これ
らプロセスは、まとめて水素処理または水素精製プロセ
スAして知られている。水素精製は、また、芳香族およ
び不飽和脂肪族炭化水素の水素化をも含むことが、理解
されよう。即ち、米国特許第2914462号は、ガス
オイルを水素化脱硫するためにモリブデン硫化物を用い
る事を開示する。米国特許第3148135号は、硫黄
及び窒素含有炭化水素オイルを水素精製するためにモリ
ブデン硫化物を用いることを開示する。
米国特許第2715603号は、重質油の水素化のため
に触媒としてモリブデン硫化物を用いる事を開示する。
モリブデンおよびタングステン硫化物は水素化、メタン
化および水性ガス転化のような反応における触媒として
の他の用途をもつ。
一般に、モリブデンおよび他の遷移金属硫化物触媒なら
びに他のタイプの触媒において、より大きな触媒表面積
は、より小さな表面積の類似の触媒よりも活性な触媒を
結果する。即ち、当業者は、より大きな表面積を持つ触
媒を得ようと常に努力する。極最近、米国特許第424
3553、および4243554号において、選択され
たチオメタレ−ト塩を実質上酸素不合雰囲気下で30θ
〜800℃の温度で熱的に分解することにより、比較的
大きな表面′積のモリブデン硫化物触媒が得られる事が
開示された。記載される適当な雰囲気は、アルゴン、真
空、窒素および水素より成る。
米国特許第4243554号において、アンモニウムチ
オモリブデート塩が、1分当り15℃を越える速度で加
熱する事により分解され、一方、米国特許第42435
53号においては、置換アンモニウムチオモリブデート
塩が、約0.5〜b分の極めて遅い加熱速度で熱的に分
解される。これら特許に開示された方法は、水性ガスシ
フト、およびメタン化反応のため、および接触水素化ま
たは水素処理反応のための優れた特性を持つモリブデン
硫化物触媒を作るとされる。
他の金属硫化物と組合わせたモリブデン硫化物を含む触
媒が、また知られている。すなわち、米国特許第289
1003号は、オレフィン性ガソリン留分を脱硫するた
めの鉄−クロムの組合わせを記載する;同311623
4号は、HDS(7)ためのCr−Mo、およびFeお
よび/またはCrおよび/またはNi と組合わせたM
oを記載する;同第3265615号は、HDN及びH
DSのためのCr−Moを開示する;同3245903
号は、潤滑油精製のためのFe−Mo及びFe −Co
−Moを記載する;同3459656号は、HDSのた
めのNi −Co  MOを記載する;同410876
1号は、HDNのためのFe −Ni−Moを記載し、
また、同4171258号は、スチームによるHDSの
ためのFe −Cr −M。
を記載する。
(発明の概要) 本発明は、 (1)三価クロム、(2)モリブデン及び
/又はタングステン、および(3)Ni 、、 Co 
、 Mn 。
Cu % Znおよびこれらの混合物およびFeとこれ
らとの混合物より成る群から選ばれた少なくとも一つの
金属、の硫化物の担持混合物を含む担持触媒の調製方法
、その方法で作られた担持された物、及びそのような担
持触媒を水素化処理(hydroprocessing
 processes )とくに水素処理(hydro
treating )のために用いる事に関する。
即ち、本発明の触媒中に存在する触媒金属は、少なくと
も3つの金属を含まねばならない。それらは、+1)三
価クロム、(2)Mo 、 Wまたはこれらの混合物お
よび(3)上記助触媒金属の少なくとも1つである。
特に、本発明は、水素処理のような水素化処理のために
有用な担持触媒の調製および使用に関し、ここで触媒は
、担体物質、および(1)三価クロムの水和酸化物及び
+2+−1fn式(ML)(Moy J−ys4)  
(コこでMはNi 、Co、Mn、Cu、、Znおよび
これらの混合物およびFeとこれらとの混合物より成る
群から選ばれた一または二以上の二価の助触媒金属であ
り、yは0〜1の任意の数であり、Lはその少なくとも
一つがキレート化ポリデンテートリガンドであるところ
の一または二以上の中性の窒素含有リガンドである)の
チオメタレート塩の混合物を含む一または二以上の前駆
体から成る複合体を高められた温度で硫黄の存在下でか
つ酸素不含条件下で加熱する事により作られたものであ
る。このリガンドの合計の価D (denticity
 )は、一般に約6である。Mは、Feと少なくとも1
つの別の助触媒金属の混合物であることが出来るから、
本発明の担持触媒種が鉄を含むなら、少なくとも1つの
別の助触媒金属がまた存在しなければならない事が理解
されよう。
好ましい実施態様において、リガンドしは、6の価数を
もち、3つのパイデンテートまたは2つのトリデンテー
トキレ−ティングアミンである事ができる。酸素不合条
件は、水素及び硫化水素のガス混合物を含むことが出来
る。本発明の触媒のいくつかは、慣用の水素処理触媒た
とえばアルミニウム上のモリブデン酸コバルトより作ら
れる物と比べて、たとえその表面積が同等に高くなくと
も、実質的により大きな水素処理または水素化精製活性
をもつ。
水素化触媒と言う言葉は、水素の存在下で実施される任
意のプロセス、たとえば水素化クランキング、水素化膜
窒素、水素化脱硫、芳香族および脂肪族不飽和炭化水素
の水素化、メタン化、水性ガスシフト反応など(これら
に限定されない)のために有用な触媒を包含する事を意
味する。これらの反応は、水素処理および水素化精製を
包含し、その違いは一般に、種類の違いというよりは、
程度の違いであると考えられ、水素処理条件が水素化精
製条件よりも厳しい。
(詳細な説明) 前駆体および担体物質の組成物を硫黄の存在下かつ酸素
不含条件下で加熱する事の結果として形成されたこの触
媒種の正確な性質および組成は、知られていない。しか
し、対応する非担持のバラの(バルクの)触媒種の組成
は、知られている。本出願の物とは違って、しかし、非
担持バルク触媒は、本発明で定義される担持触媒とは、
本発明の触媒が触媒物質の優れた利用を達成する点で異
なる。
対応するバルクの非担持触媒は、それらが(11Ni、
Co、Mns Cu、Znおよびこれらの混合物、およ
びこれらとFeとの混合物より成る群から選ばれる少な
くとも1つの助触媒金属の硫化物、(3)三価クロムの
無定形硫化物および(3)モリブデン、タングステンお
よびこれらの混合物より成る群から選ばれる金属の硫化
物の微結晶の混合物より成る点でユニークである。
電子顕微鏡および他の分析手段によると、対応するバル
クの非担持触媒中に存在するモリブデンおよび/または
タングステン微結晶の大きさは、−Sに、約0.1ミク
ロンX0.01ミクロンよリモ小さい。好ましい態様で
は微結晶大きさは、約0.05ミクロンX0.01ミク
ロンより小さく、より好ましくは、0.015ミクロン
X0.005ミクロンより小さい。
上記のバルクの非担持触媒は、X線回折(XRD)を用
いて分析された。単一波長X線ビームが資料上に当たる
この方法を、当業者は熟知している。
触媒試料は、細かい粉末に挽かれ、直径25龍、深さ1
1の円筒状凹部を持つアルミニウム トレイに詰められ
た。この調製後に、試料の上層は平らであり、アルミニ
ウム トレイの上端と同平面にあった。測定は、シーメ
ンスD500X線回折計を用いて、0〜20反射(Br
agg −Brentano)位置で、環境条件下でお
こなわれた。都度のX線ビームは、1.54178人の
波長の固定陽極銅ターゲツトから取られた。回折された
ビームは、蛍光を最少にするために、グラファイト モ
ノクロメータ−を用いて単色光化され、比例カウンター
検出器を用いて検出された。データは、0.02゜20
の角増加で検出器をステッピングし、各ステップにおい
て2秒間カウントして集められた。
水素処理触媒として用いられた対応するバルクの非担持
触媒は、形成直後の新鮮な物、および3日間流通された
後の物の両者についてXRD用いて分析された。新鮮な
触媒と、使用後の触媒の回折パターンの間に検出しうる
差は無かった。得られた回折パターンは、電子顕微鏡で
観察された大きさのMoszm結晶と一致した。X線回
折パターンは、全て、約10および15゛ 2θの間で
ブロードなピークを含み、これは、約4のスタック(S
tack )数のMoS、結晶のスタックを示す。
X線回折(X RD)パターンにおいては、何等の微結
晶硫化クロム相の証拠は、無かった。
バルクの非担持触媒が、4人の点−黒筋像度を持つ電子
顕微鏡で、680.000 Xの倍率で検査された。こ
れら組成物の顕微鏡検査によると、6.2人離れ、一般
に150人より長くない多くの線が現われた。6.2人
間隔のその様な線がM o S 2の特徴であることは
、当業界で周知である(例えばRlR,チアネリ、イン
ターナショナル レビウーイン フィジカル ケミスト
リー(R,R,Chianelli。
International Reviews in 
Physical Chemistry)、1982.
2.127−165参照)。MO3゜は、層状で生じ、
これは、高度に無秩序であり、単一またはスタック(s
tack )されて生じるようであるが、顕微鏡写真で
はスタッキングの程度は8スタツクを越えず、通常、4
スタツクを越えない。Cr253相は、還元に無定形で
あると観察された。いくつかの例では、少量の微結晶C
r2S:+相が検出されたが、しかし、約5%未満の少
しの相にすぎない。ヤコブソン(Jacobson)ら
゛のバルクの触媒種の触媒的に活性な組成物である主成
分は、(a)微結晶MoS2 、WSzまたはこれらの
混合物、(bl無定形Cr25:+および(C)少なく
とも一つの助触媒金属の硫化物の混合物である。
本発明の担持触媒を調製する一つの方法において、前駆
体¥!Aiのスラリーを、予め選んだ量の耐火性無機酸
化物担体物質、好ましくは上記担体物質の粒状物と混ぜ
、得られた複合体を乾燥し、乾いた粒状複合体を、酸素
不含雰囲気で、硫黄または硫黄含有化合物の存在下で、
本発明の触媒種を形成するために高められた温度で加熱
する。担体および前駆体物質の複合体を、硫黄および水
素の存在下で加熱する前またはその時に、燃焼損失を除
いたM o O3またはWO3の重量として表現して一
般に約10重量%〜約25重量%の塩が担体上に存在す
る様に十分な量の前駆体塩(車数または複数)が担体と
複合される。本発明の担持触媒は、水素処理触媒として
高度に活性であり、かつ選択性である。
触媒担体は、典型的には、ビーズ、ピル、ベレット、篩
た粒子、押出した物の形の、乾燥したまたは前駆体のス
ラリーと接触された加溶媒状態の、粒状多孔質無機耐火
性酸化物である。あるいは、本発明の担持触媒は、担体
物質のコロイド状または非コロイド状粒子のスラリーの
存在下で前駆体を形成する事により形成される。典型的
な担体物質としては、アルミナ、ケイソウ土、ゼオライ
ト、シリカ、活性炭、マグネシア、ジルコニア、ボリア
、クロミア、チタニアなどが挙げられる。本発明の実施
に好ましい担体は、50m2/gより大きな、好ましく
は約100〜300m”/gの表面積を持つ物である。
上記した様に、本発明の触媒は、無機耐火性金属酸化物
担体物質および一つまたは二つ以上の前駆体の複合体か
ら作る事が出来る。前駆体は、(1)三価クロムの水和
酸化物及び(2ン一般式%式% Cu、Znおよびこれらの混合物およびFeとこれらと
の混合物よりなる群から選ばれた一または二以上の二価
の助触媒金属であり、yは0〜1の任意の数であり、L
はその少なくとも一つがキレート化ポリデンテートリガ
ンドであるところの一または二以上の中性の窒素含有リ
ガンドである)のチオメタレート塩の混合物を含む。前
駆体を形成するために用いられるリガンドの合計の価数
(denticity)は、約6である。
もし望むなら、前駆体混合物に一般式(L′)(Moy
 W+−ys4)(ここでyは上記と同じであり、L′
は一つ又はそれ以上のリガンドLの共役酸であり、チオ
メタレートアニオンの二価の負電荷をバランスするのに
十分な電荷を持つ)のチオメタレート塩を含める事によ
り、さらにモリブデンおよび/またはタングステン硫化
物を、前駆体に、従って本発明の組成物に含める事がで
きる。その様な場合、前駆体は、+11三価クロムの水
和酸化物、(2)弐(ML) (MoyW+−ys4)
の望む二価助触媒金属を含むチオメタレート塩および(
3)式(L ’ )  (MO,w、−、s、)のチオ
メタレート塩の混合物を含むであろう。
二価助触媒金属は、Niのような単一の金属である事が
でき、その場合、チオメタレート塩を含む助触媒金属は
、式(NiL) (Moy W+−ys4)を持つであ
ろう。あるいは、助触媒金属は、二つまたは三つの助触
媒金属の混合物でありうる。Ni とC。
のような二つの助触媒金属の場合には、チオメタレート
塩は、式、 [(Nta CO+−a Lコ −(Mo
、 W+−ySa)を持つ事ができ、ここでQ<a< 
1である。Ni、CoおよびFeのような三つの助触媒
金属の場合、チオメタレート塩は、式[(NiaCob
 Fec ) L ]=(MOy IL−y S4)を
持つ事ができ、ここで、0〈a。
bまたはc<1およびa+b+c=1である。
リガンドしは、一または二以上の中性の窒素含有リガン
ドであり、該リガンドの少な(とも一つがマルチデンテ
ートキレート化リガンドであり、リガンドの合計価数は
6までである。リガントは、二価助触媒金属カチオンを
キレート化して、キレートされた二価助触媒金属カチオ
ン[ML]”を形成する。即ち、金属硫化物アニオン (Moy凶1−yS4)2−は、キレートされた二価助
触媒金属カチオン[ML]”にイオン的に結合される。
中性と言う言葉は、リガンド自体が電荷を持たない事を
意味する。その共役酸の形で、リガンドは、金属硫化物
アニオンにイオン的に結合されたキレート化カチオン[
L ’ ] ”を形成する。
当業者は、リガンドという言葉が配位結合の形成のため
に役立ちうる一以上の電子対を持つ官能性配位基を指す
ために用いられることを知っている。一つの金属イオン
との二以上の結合を形成しうるリガンドは、ポリデンテ
ー) (polydentate)と呼ばれ、一方、唯
一つの結合を一つの金属イオンと形成しうるリガンドは
、モノデンテート(monodentate )と呼ば
れる。モノデンテートリガンドはキレートを形成できな
い。従って、もし前駆体分子において−又は二以上の種
のモノデンテートを用いるなら、−より多いポリデンテ
ートキレート化リガンドを用いなければならない。好ま
しくは、Lは、−又は二以上のポリデンテートキレート
化リガンドである。Lを成すリガンド種の合計価数は、
6であろう。すなわち、Lは、三つのパイデンテートリ
ガンド、二つのトリデンテートリガンド、ハイデンテー
ト及びクオドリデンテートリガンドの混合物、ヘキサデ
ンテート又はポリデンテートリガンドとモノデンテート
リガンドとの混合物である(ただし、この組合せが6の
合計価数を持つこと)。
先に述べたように、キレート化ノ)イデンテート及びト
リデンテートアルキルアミンリガンドを用いることが好
まし、い。一般に、本発明で有用なリガンドは、アルキ
ル及びアリールアミン及び窒素複素環化合物を包含する
。本発明の触媒前駆体において有用なリガンドの例を以
下に述べるが、これらに限定さない。
モノデンテートリガンドとしては、NH3ならびにアル
キル及び了り−ルアミンたとえばエチルアミン、ジメチ
ルアミン、0−フヱニルジアミン及び窒素複素環アミン
たとえばピリジンなどが挙げられる。有用なキレート化
ハイデンテートアミンリガンドの例としては、エチレン
ジアミン、2゜2′−ビピリジン、0−フェニレンジア
ミン、テトラメチルエチレンジアミン、及びプロパン−
1゜3−ジアミンが挙げられる。同様に、有用なキレー
ト化トリデンテートアミンリガンドとしては、チルピリ
ジン及びジエチレントリアミンが挙げられ、一方、トリ
エチレンテトラミンが有用なキレート化りオドリデンテ
ートアミンリガンドの例である。有用なキレート化ペン
タデンテートリガンドとしては、テトラエチレンペンタ
ミンが挙げられ、一方、セプルクレート(sepulc
hrate、)  (オクタアザクリブテート)は適当
なキレート化へキサデンテートリガンドの例である。実
際問題として、キレート化ポリデンテートアルキルアミ
ンを用いることが好ましい。本発明の触媒前駆体におい
て有用なアルキルアミンの例(これらに限定されないが
)は、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、及び
テトラエチレンテトラミンが挙げられる。ハイデンテー
ト及びトリデンテートアルキルアミンたとえばエチレン
ジアミン、(en)、及びジエチレントリアミン、(d
ien)を用いることが特に好ましい。
L′と云われるリガンドLの共役酸は、チオメタレート
アニオンの二価の負電荷をバランスするのに十分な電荷
を持つのであろう。たとえばもしLがエチレンジアミン
(en)であるなら、L′は[Hzen] ”であり、
対応するチオモリブデン酸塩はたとえば[11□en]
 3 (MoS2)である。ジエチレントリアミン、(
dien) 、の場合、対応する塩は、[11zdie
n] 2 (MOS4 )である。
−IIIに、本発明の組成物の形成のために有用な前駆
体は、fl)三価クロムの水和酸化物 Cr (0)1
) 3  ・x H2Oのスラリーtc2)助触媒金属
及びリガンドを含む一以上のチオメタレート塩、及び場
合により(3)−以上のリガンドの共役酸を含み、しカ
ル三価の助触媒金属を含まないMo及び/Wの−又は二
以上のチオメタレート塩と混合することにより作ること
ができる。次にこのチオメタレート塩は、水和クロム酸
化物のスラリー化粒子上に沈積し、前駆体が回収される
。水和クロム酸化物は、三価クロム塩の水性溶液がら新
鮮に沈澱されることができる。あるいは、水和クロム酸
化物源は、これのコロイド状水性懸濁物であることがで
きる。一つの調製法において、水和クロム酸化物は、三
価クロム塩の水溶液を一以上の塩基性アミンキレート化
剤と接触させることにより該塩溶液から沈澱されよう。
すなわち、一実施態様において、水溶性三価クロム化合
物及び二価金属塩が水に溶解され、リガンドL又はリガ
ンドLの混合物の添加により水和クロム酸化物が沈澱さ
れる。この手順は、水性相中の三価クロムの水和酸化物
の極めて細かい粒子のスラリー又は懸濁物を作る。これ
はまた、いく分のMlのリガンドし及びいく分のリガン
ドLの共役酸L′を含む。共役酸が強酸であるとき、す
なわちもしリガンドLが弱い塩基なら、クロムを沈澱す
るためにある量の水酸化アンモニウムを加えることがで
きる。水溶性クロム塩は、使用に便宜な任意の水溶性塩
たとえばハロゲン化物、硫酸塩、硝酸塩などであること
ができる。水溶性のキレート化された助触媒金属カチオ
ン[ML]”を形成するために、十分なリガンドLが加
えられる。
溶液中に[ML]”を含む水和クロム酸化物のこの懸濁
物は次に、アンモニウムチオメタレートを過剰のリガン
ド又はリガンド混合物に溶解することにより作られたチ
オメタレートの溶液と混合される。もし望むなら、少量
の水を加えることができる。スラリーをチオメタレート
溶液と混合すると、触媒前駆体のオレンジ−赤色の沈澱
が形成され、濾過により回収される。この沈澱は、本発
明の組成物の前駆体である。この沈澱の任意の段階が、
担体物質のスラリーの存在下で行われうる。
もしクロミアが十分量で存在するなら、この過剰逼が担
体の総て又は一部として挙動するであろう。
別の実施態様では、チオメタレート塩(ML)(Mo、
 W+−ySa)及び(L ’ ) (1’lo、 W
+−ysm)が別別に調製され、上述のように作られた
水和クロム酸化物スラリーと、別々に又は−緒に混合さ
れる。
やはりこれは、担体物質のスラリーの存在下で行いうる
。もしクロミアが十分量で存在するなら、過剰のクロミ
アが担体の総て又は一部を成すであろう。
塩(L ’ ) (Mo、 W+−yS4)は一般に、
アンモニウムチオメタレートを過剰のリガンドしに溶解
するごとにより作りうる。この塩は、水又は何らかの他
の適当な反溶媒たとえばメタノール又はアセトンの添加
により沈澱物として回収される。これは、もし望むなら
、−以上の担体物質のスラリーの存在下で行いうる。チ
オメタレート塩(ML)(Mo、 W、□S4)の多(
及びそれらを作る方法は、当業界で知られている。ディ
ーマン(Diemann )とミューラ−(Muell
er )の文献、「d°配装を持つ遷移金属のチオ及び
セレノ化合物J  (Thi。
and  5eleno  Compounds  o
f  the  Transition  Metal
swith d″Configuration ) 、
C00RD、 CHEM。
REV、出版、10ニア9−122、は、本発明の組成
物を作るために有用な既知の助触媒されたチオメタレー
ト塩の総説を与える。一般に、これら塩は、アンモニウ
ムチオモリブデート及び/又はチオタングステートの水
性溶液をキレート化された助触媒金属カチオン[ML]
”の水溶液と混合することにより得られ、これは容易に
回収できる沈澱物としての塩の形成を結果する。キレー
ト化された助触媒カチオンは、たとえば−以上の水溶性
助触媒金属塩の水溶液をリガンドと混合することにより
容易に形成される。この水溶性塩は、使用に便宜な任意
の水溶性塩たとえばハロゲン化物、硫酸塩、過塩素酸塩
、酢酸塩、硝酸塩などであることができる。あるいは、
アンモニウムチオモリブデート及び/又はタングステー
トの水溶液が、キレート化された助触媒金属塩の水溶液
と混合されることができ、又はこの塩がリガンドに加え
られ、そしてチオモリブデード及び/又はチオタングス
テートの溶液に溶解されることができる。
本発明の組成物または触媒は、適当な無機耐火性金属酸
化物担体物質と−又は二以上の前駆体から成る複合体を
、酸素不含雰囲気下でかつ硫黄の存在下で、少くとも約
200℃の温度で触媒を形成するのに十分な時間加熱す
ることにより調製できる。触媒形成の間に必要とされる
硫黄は前駆体中に存在してもよいが、硫黄は前駆体に含
まれる量を越える量で存在することが好ましい。すなわ
ち、前駆体を硫黄又は好ましくは硫黄含有化合物の存在
下で加熱することにより組成物を形成することが好まし
い。水素及びH2Sの混合物が特に適当であると判った
。好ましくは、温度は、約250〜600℃、より好ま
しくは約250〜500℃、更により好ましくは約30
0〜400℃の間にある。酸素不合環境は、ガス状、液
状またはこれらの混合物でありうる。
従来技術の説明において述べたように、モリブデン及び
タングステン硫化物触媒は、水素処理を含む多くの用途
を持つ。水素処理条件は、水素化される炭化水素の性質
、反応されるべき又は除去されるべき不純物又は夾雑物
(もしあれば)の性質及びなかんずく望む転化の程度に
依存してかなり変化する。しかし一般に、下記の表が、
約り5℃〜約210℃の範囲で沸騰するナフサ、約17
0℃〜350℃の範囲で沸騰するジーゼル燃料、約り2
5℃〜約475℃の範囲で沸騰する重質ガス油、約29
0〜550 ”Cの範囲で沸騰する潤滑油供給原料又は
約575℃より上で沸騰する物質を約10〜約50%含
む残渣を水素処理するための典型的条件を示す。
本発明の組成物は潤滑油精製プロセスのために有用な触
媒であり、そこでは酸化開始窒素化合物を潤滑油供給原
料から除去することが望ましいことに留意せねばならな
い。
本発明は、下記の実施例により、更に理解されるであろ
う。
実施例 実施例1 前駆体の調製 前駆体A 水和した水酸化クロムとニッケル助触媒されるチオモリ
ブデートを含む前駆体は、アンモニウムチオモリブデー
トをジエチレントリアミン(dien)に溶解し、得た
暗赤色の溶液を水浴中で0℃に冷却することにより調製
された。クロム及びニッケル塩化物の混合物の水溶液を
少量ずつゆっくりと暗赤色溶液に加え、各添加の後に攪
拌する。オレンジ色の沈澱が形成され、減圧濾過により
回収された。より詳しくは、40 g ノ(Nlla)
zMos4を1!フラスコ中で82m/のジエチレンド
リアミン(dien)に加えた。フラスコの側壁に残る
溶液を洗い落すために、蒸留水を二度用いた。得た暗赤
色の溶液を水浴で0℃に冷却し、調製の間、浴中に置い
た。別のフラスコ中で、16.52 gのCrCh・6
11□0と14.77 gのN1Ch  ・6H20を
、250m1の蒸留水及び25mA’のジエチレントリ
アミンの混合物に溶解して、水和クロム酸化物を沈澱さ
せかつニッケルイオンをキレート化した。このスラリー
を2〜3時間放置し、その後これを攪拌しながら冷(N
H4)2MO54/dien溶液にゆっくりと滴下し、
各添加の後にフラスコを出来るだけ冷却した。これによ
り明るいオレンジ色の沈澱が形成された。得られた沈澱
含有混合物を、添加完了後30分間水浴中で攪拌した。
ブフナーロートで減圧濾過して沈澱を分離した。この触
媒前駆体生成物を蒸留水で洗い、次にエタノールで洗い
、そして減圧下で16/24時間乾燥した。オレンジ色
の沈澱物(前駆体A)の83gが回収された。
前駆体B 氷水浴で0℃に冷却された11のフラスコ中で、40g
のアンモニウムチオモリブデートを82m1のエチレン
ジアミンに?容解することによって、類似の方法でクロ
ムーニソケルチオモリブデート前駆体を調製した。別の
フラスコ中で、9.98gのNiC1+  ・68zO
及び3612gのCr(N(hh  ’711□0を3
00m1tの水に溶解し、これに25m1のエチレンジ
アミンを加え、沈澱を形成した。得たスラリーを2〜3
時間放置し、その後それを攪拌しながら冷(NH4)z
MoSa /en溶液にゆっくりと滴下し、オレンジ色
の沈澱を得た。混合物を次に、水浴中で30分間攪拌し
、別の実施例における沈澱と同様に回収した。この生成
物は、前駆体Bと名付けられた。
前駆体C 1i!フラスコ中で40gの(N)14)2MOS4を
82m1のジエチレントリアミンに溶解し、暗赤色溶液
を形成することにより、同様にしてクロムーコハルトチ
オモリブデート触媒前駆体を調製した。
フラスコの側壁を蒸留水で洗い、フラスコを氷水浴で0
℃に冷却し、実験の間、浴中に置いた。別のフラスコで
、16.52gのCrC13H6HzOと14.78g
のCoC1z  ’ 611zOを250mfの蒸留水
に溶解した。この溶液に25 m lのdienを加え
、沈澱を形成した。得たスラリーを2〜3時間放置し、
次に撹拌しながら(NII4)2MOS4 /dien
溶液にゆっ(り滴下し1.明るいオレンジ色の沈澱を形
成した。得た沈澱/溶液を41反応完了後30分間水浴
中で攪拌した。
沈澱を次に減圧濾過により分離し、水及びエタノールで
洗い、次に減圧下で乾燥した。オレンジ色の固体、前駆
体C1の83gが回収された。
前駆体り 別のクロムーニソケルチオモリブデート触媒前駆体を下
記のようにして調製した。
22重量%のCr、0.を含むコロイド状クロミアの水
性懸濁物163.1 gを400ccの水に分散し、2
000ccフラスコに入れた。一定の攪拌下に、水75
cc中の14gのNiC1z  ・611zO及び34
.6gのエチレンジアミンの溶液を分離ロートを経由し
てフラスコに滴下した。紫色のゲルが形成され、これに
一定攪拌下で100ccの水及び50ccのエチレンジ
アミン中の15.4 g (NII=) zMoSaの
溶液をゆっくり滴下した。オレンジ−赤色の沈澱が形成
され、これはNi(en)3Mos4の特徴である。得
た沈澱をブフナーロートで減圧濾過により回収し、50
°Cで減圧乾燥し、前駆体りを得た。
前駆体E 下記の変更点の他は前駆体りと同様にしてクロム−ニッ
ケルチオタングステート触媒前駆体を調製した。
コロイド状クロミア懸濁物の量は147.6gであった
。ニッケル溶液は12.6 gのNiCl□ ・611
□0を含み、沈澱化溶液は100ccの水及び50cc
のエチレンジアミン中の18.5 gの(NH4)JS
aより成った。これにより前駆体Eを形成した。
触媒調製 バインダーとしてポリビニルアルコールの4%水溶液を
用いて前駆体をペレットにした。各々のベレット化した
前駆体をステンレス網反応器に入れ、100℃、大気圧
下で1時間窒素でパージした。水素中の10%の硫化水
素を、反応器中の各10ccの触媒に0.75 SCF
/lirの速度で反応器に導入した。次に反応器の温度
を325℃に上げ、この温度に3時間保って触媒組成物
を形成し、その後、反応器の温度を100°Cに下げ、
H2S/H2流を止め、反応器を窒素でパージし、室温
に放冷した。
上述した前駆体Aを硫化することにより形成された本発
明の触媒または組成物の元素分析を、重量%として下記
に示す。
」μ(勿  … 」匹」」 A   Io、34 24.51 12.45 31.
93 6.81 1.26 0.11前駆体Aに暴く触
媒に、分析前に3日間反応器中でオイルを供給した。
反応条件 触媒約20gを固定床反応器に入れた。下記条件で水素
処理を行った。
温   度     325℃ 圧   力      3.15MPa水素速度   
 3000 SCF/bblLH3V     3.0
.4. OV/V/llr液状生成物は、X線蛍光によ
り合計硫黄を、燃焼分析により窒素を分析された。用い
た供給原料は、表1に示した見かけの特性を持つ約20
重足%パラフィンを含む軽質接触サイクルオイル(LC
CO)であった。
水素処理実験 これら実験のすべてにおいて、本発明の触媒組成物から
得られた結果を、r−Aβ203上のニノケルモリブデ
ートを含む市販水素処理触媒から得られた結果と比較し
た。この触媒は、ガンマアルミナに担持された18%の
モリブデン酸化物及び3.5%のニッケル酸化物を含ん
だ。この市販触媒は、本発明の触媒を形成するために用
いられたのと同じ手順を用いて硫化された。但し、温度
は、1時間360℃であった。
これら実験の結果を表2〜6に示すが、これは、本発明
の触媒が有用な水素処理触媒であるだけでなく、市販の
アルミナ上ニッケルモリブデート触媒よりも高い水素脱
窒素選択率を持つことを示している。
表   1 LCCO供給原料 比重(’API)      18.6硫黄(重量%)
1.4 窒素(ppm)       292 表   2 ′ 市販のアルミナ上ニッケルモリブデートの49    
 80、0    32.371     80.8 
   38.675     80、0    37.
6*LH3V  3.0 表   3 エチレンジアミンで作られたクロムーニソケルチオモリ
ブデート前駆体Bから調製さ39     79、2 
   89.157     82.5    91.
662     82、5    93.2*LH3V
  4.0 表   4 コバルトークロムチオモリブデート前駆体C4270、
834,6 4680、635,5 6572、734,3 *LH3V  4.0 表   5 ニノケルークロムチオモリブデート前駆体D44   
  51     50.9*LH3V  −3,Q 表   6 ニソケルークロムチオモリブテート前駆体E48   
  61、7    58.8*LH3V   3.0 実施例2 、:−ノ”J4Qでは、CrzO,、で担持された、マ
ンガン助触媒されたクロム−モリブデン触媒が作られた
ここでは、22重量%のCr2O,を含むコロイド状ク
ロミア懸濁物(Nyacol :商標)の80.7 g
を400mlに希釈し、これに攪拌しながら50m1の
脱イオン水中5.1gのMnSO4・H2Oの溶液を加
えた。得たゲルに100mj!水及び25mffエチレ
ンジアミン中2.6 g 17) (NH4) zMo
sO4(7)溶液を滴下すると、クロミアの表面上での
前駆体の形成そして同時に前駆体とクロミア担体の複合
体の沈澱が起った。これは、濾過、洗滌及び乾燥により
分離された。乾いた複合体の分析は、60ffi量%を
越えるCr2(h含量を示した。
得た固体のペレット化及び硫化は、3.5〜4.5のL
H3Vで46時間LCCOでテストすると2.1のKH
DS  (2次)及び同じ値のKHDNを示す触媒を与
えた。従ってHDN対HDS比は、1に近い。
実施例3 シリカに担持された、マンガン助触媒モリブデン触媒を
、コロイド状クロム酸化物なしで、実施例2と同様の手
順を用いて作った。すなわち、コロイド状5iOz(3
4%)の48gを大きな三ロフラスコに入れ、脱イオン
水で400mj+に希釈した。これに、50mlの11
20中の2m7!の82SO。
及び5.75 gのMn5Oa  ・1IzOの溶液を
加えた。
100m1の水及び25m1のエチレンジアミンの混合
物に8.8gの(NH4)zMosOaを溶解して、別
の溶液を作った。この溶液を、硫酸マンガン及びコロイ
ド状シリカを含む大きなフラスコに、激しく攪拌しなが
ら滴下した。オレンジ色の沈澱が得られた。得た固体3
3.55 gをH2Oで洗い、真空炉中で50℃で乾燥
した。この固体の分析は、68、24%のSiO□含量
を示した。
乾いた固体のペレット化及び硫化は、僅か0.65のK
HDSを持つ触媒を与えた。水素化膜窒素活性は、実質
上ない。
実施例4 34重量%のコロイド状シリカ懸濁物147gを、10
0gの蒸留水で希釈した。35gの蒸留水中の26.4
 gのCr(NO3:h ・9HzOの?容液を、この
コロイド状懸濁物に加えた。このシリカ懸濁物に一定攪
拌下で、100mjl!のエチレンジアミン中の25.
8 g (NH4)2MoS4の溶液を滴下し、総ての
en溶液を加えた後に20〜30分間攪拌を続けた。
沈澱が形成され、これを濾過し、真空炉中で50℃で乾
燥し、実施例1と同様に硫化し、20/40メソシユで
再び篩い分けた。
反応条件 実施例1と同じ反応条件を用いた。表7に示す結果を得
た。
表   7 担持角媒による水素几 運転時間(hr)   %HDS   %HDN48 
    36.9   35.369     32.
1   24.9140     33.3   25
.4脱硫の程度は、市販触媒により達成されるよりもは
るかに低いが(表2、実施例1参照)、この担持触媒で
得られる脱窒素は市販物によるそ4tとほぼ同しオーダ
ーである。このことは、本発明の担持触媒のHD N/
HD S活性比が、市販触媒のそれより高いことを示し
ている。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(1)三価クロム、(2)モリブデン、タングス
    テンまたはこれらの混合物および(3)Ni、Co、M
    n、Cu、Znおよびこれらの混合物およびFeとこれ
    らとの混合物より成る群から選ばれた少なくとも一つの
    助触媒金属、の硫化物の担持混合物を含む触媒において
    、三価クロムの水和酸化物、および、Mo、Wまたはこ
    れらの混合物のチオメタレートアニオンおよび上記助触
    媒金属の少なくとも一つを含むカチオンを含む一または
    二以上の前駆体塩を予め選ばれた量の担体物質と複合す
    ること、ここで上記カチオン中の助触媒金属は二価であ
    りかつ少なくとも一つの中性の窒素含有ポリデンテート
    リガンドによりキレートされていること、及び該複合体
    を高められた温度で、硫黄の存在下でかつ酸素不存在条
    件下で、該触媒を形成するのに十分な時間加熱すること
    により得られたものであるところ触媒。
  2. (2)少くとも二つの助触媒金属を含み、その一つがF
    eである特許請求の範囲第1項記載の触媒。
  3. (3)過剰の硫黄の存在下で形成された特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の触媒。
  4. (4)高められた温度が少なくとも約150℃である特
    許請求の範囲第3項記載の触媒。
  5. (5)担体物質が無機耐火性酸化物を含む特許請求の範
    囲第4項記載の触媒。
  6. (6)担体物質、及び(1)三価クロムの水和酸化物お
    よび(2)一般式(ML)(Mo_yW_1_−_yS
    _4){ここでMはNi、Co、Mn、Cu、Znおよ
    びこれらの混合物およびFeとこれらとの混合物より成
    る群から選ばれた一または二以上の二価の助触媒金属で
    あり、yは0〜1の任意の数であり、Lはその少なくと
    も一つがキレート化ポリデンテートリガンドであるとこ
    ろの一または二以上の中性の窒素含有リガンドである)
    のチオメタレート塩の混合物を含む一または二以上の前
    駆体から成る複合体を少なくとも約150℃の高められ
    た温度で硫黄の存在下でかつ酸素不含条件下で加熱する
    事により作られた担持触媒。
  7. (7)硫黄含有化合物の形の過剰硫黄の存在下で形成さ
    れた特許請求の範囲第6項記載の触媒。
  8. (8)リガンドLがアルキルアミン、アリールアミン、
    窒素複素環化合物およびこれらの混合物より成る群から
    選ばれた特許請求の範囲第7項記載の触媒。
  9. (9)担体物質が一または二以上の無機耐火性酸化物を
    含む特許請求の範囲第8項記載の触媒。
  10. (10)リガンドLがアルキルアミンである特許請求の
    範囲第9項記載の触媒。
  11. (11)非酸化性雰囲気がH_2及びH_2Sの混合物
    を含む特許請求の範囲第10項記載の触媒。
  12. (12)(1)三価クロム、(2)モリブデン、タング
    ステンまたはこれらの混合物および(3)Ni、Co、
    Mn、Cu、Znおよびこれらの混合物およびFeとこ
    れらとの混合物より成る群から選ばれた少なくとも一つ
    の助触媒金属、の硫化物の担持混合物を含む触媒におい
    て、三価クロムの水和酸化物、および、Mo、Wまたは
    これらの混合物のチオメタレートアニオンおよび上記助
    触媒金属の少なくとも一つを含むカチオンを含む一また
    は二以上の前駆体塩を予め選ばれた量の担体物質と複合
    すること、ここで上記カチオン中の助触媒金属は二価で
    ありかつ少なくとも一つの中性の窒素含有ポリデンテー
    トリガンドによりキレートされていること、及び該複合
    体を高められた温度で、硫黄の存在下でかつ酸素不存在
    条件下で、該触媒を形成するのに十分な時間加熱するこ
    とにより得られたものであるところ触媒と炭化水素供給
    原料を少なくとも約100℃の温度でかつ水素の存在下
    で接触させること、該接触を炭化水素供給原料の少なく
    とも一部を水素化処理するのに十分な時間行なう事を包
    含する水素化処理方法。
  13. (13)炭化水素供給原料の少なくとも一部が上級化さ
    れる特許請求の範囲第12項記載の方法。
  14. (14)上級化が水素処理を含む特許請求の範囲第13
    項記載の方法。
  15. (15)供給原料が潤滑油供給原料を含む特許請求の範
    囲第14項記載の方法。
  16. (16)窒素含有炭化水素供給原料から窒素を除去する
    方法において、該炭化水素供給原料を、(1)三価クロ
    ム、(2)モリブデン、タングステンまたはこれらの混
    合物および(3)Ni、Co、Mn、Cu、Znおよび
    これらの混合物およびFeとこれらとの混合物より成る
    群から選ばれた少なくとも一つの助触媒金属、の硫化物
    の担持混合物を含む触媒において、三価クロムの水和酸
    化物、および、Mo、Wまたはこれらの混合物のチオメ
    タレートアニオンおよび上記助触媒金属の少なくとも一
    つを含むカチオンを含む一または二以上の前駆体塩を予
    め選ばれた量の担体物質と複合すること、ここで上記カ
    チオン中の助触媒金属は二価でありかつ少なくとも一つ
    の中性の窒素含有ポリデンテートリガンドによりキレー
    トされていること、及び該複合体を高められた温度で、
    硫黄の存在下でかつ酸素不存在条件下で、該触媒を形成
    するのに十分な時間加熱することにより得られたもので
    あるところ触媒と少なくとも約150℃の高められた温
    度でかつ水素の存在下で接触させること、該供給原料は
    該触媒と、供給原料から窒素の少なくとも一部を除去す
    るのに十分な時間接触される事を包含する方法。
  17. (17)窒素含有供給原料が潤滑油供給原料である特許
    請求の範囲第16項記載の方法。
  18. (18)潤滑油供給原料が窒素および硫黄を含み、供給
    原料の酸化安定性が改善される特許請求の範囲第17項
    記載の方法。
JP60214423A 1984-09-28 1985-09-27 助触媒金属、三価クロムおよびモリブデンまたはタングステンの硫化物の担持混合物を含む水素処理触媒 Pending JPS6186949A (ja)

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