JPS6186905A - 淡水化の前処理法 - Google Patents
淡水化の前処理法Info
- Publication number
- JPS6186905A JPS6186905A JP59207832A JP20783284A JPS6186905A JP S6186905 A JPS6186905 A JP S6186905A JP 59207832 A JP59207832 A JP 59207832A JP 20783284 A JP20783284 A JP 20783284A JP S6186905 A JPS6186905 A JP S6186905A
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- water
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- seawater
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/124—Water desalination
- Y02A20/131—Reverse-osmosis
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、海水等の塩水を、ろ過機によって清浄化した
後、逆浸透膜利用の脱塩装置により淡水化する方法の前
処理法に関する。
後、逆浸透膜利用の脱塩装置により淡水化する方法の前
処理法に関する。
従来、ろ過機Gで供給する前に、鉄分やアルミニウム分
等を含有する凝集剤を塩水に加え、例えば海水中の濁質
分等を凝集してろ過する方法が、逆浸透膜法による淡水
化法の一般的な前処理法であった(文献を示すことがで
きない)。
等を含有する凝集剤を塩水に加え、例えば海水中の濁質
分等を凝集してろ過する方法が、逆浸透膜法による淡水
化法の一般的な前処理法であった(文献を示すことがで
きない)。
しかし、ろ過機の逆洗に伴って大量の鉄分やアルミニウ
ム分が放流されて、海水や河川水等が汚染される欠点が
あり、そのような汚染を防止するためには、鉄分やアル
ミニウム分の回収に高価な設備や運転経費を要する等の
欠点があつ之。
ム分が放流されて、海水や河川水等が汚染される欠点が
あり、そのような汚染を防止するためには、鉄分やアル
ミニウム分の回収に高価な設備や運転経費を要する等の
欠点があつ之。
本発明の目的は、ろ過機による塩水清浄化を十分に行え
、しかも、ろ過機の逆洗水放流による水質汚染を極度に
軽減できるようにする点である。
、しかも、ろ過機の逆洗水放流による水質汚染を極度に
軽減できるようにする点である。
本発明の特徴手段は、ろ過機に供給する前に、塩水のp
Hを9゜5以上に調整することにあり、その作用効果は
次の通りである。
Hを9゜5以上に調整することにあり、その作用効果は
次の通りである。
つまり、各種実験の結果、水酸化ナトリウム等のアルカ
リ物質を添加して、塩水のpHを9.5以上にすれば、
ろ過機から脱塩装置に供給される塩水を、逆浸透膜の耐
久性を十分なものにできる程度に清浄化できることを見
出し、たのであり、このことについて、実検例に基き、
以下に詳述する。
リ物質を添加して、塩水のpHを9.5以上にすれば、
ろ過機から脱塩装置に供給される塩水を、逆浸透膜の耐
久性を十分なものにできる程度に清浄化できることを見
出し、たのであり、このことについて、実検例に基き、
以下に詳述する。
海水のpHを水酸化ナトリウム添加によって各種に調整
し、アンスラサイトと砂から成るろ退店により海水を清
浄化し、ろ過水のFI(Fouling Ind@x
)、ろ過水のTDS (海水溶解成分)、ろ過継続可能
時間、ろ過層の海水の概観を調べたところ、下記表に示
す結果を得た。
し、アンスラサイトと砂から成るろ退店により海水を清
浄化し、ろ過水のFI(Fouling Ind@x
)、ろ過水のTDS (海水溶解成分)、ろ過継続可能
時間、ろ過層の海水の概観を調べたところ、下記表に示
す結果を得た。
尚、原海水の性状は、pHが8.0〜8.3、F I
カ5.5〜6.0、T D S カ38000〜390
00ppm。
カ5.5〜6.0、T D S カ38000〜390
00ppm。
濁度が0.2〜2.2ppmであった。
また、逆浸透膜の耐久性を十分にするためには一般的に
FI<4であることが必要であり、Flは次のようにし
て求める。 つまり、試験水を2.1 Kg/am2
の圧力で0.45μのフィルターを用いてろ過し、初
期の500m/ の試験水をろ過するに要する時間を
toとし、さらに継続して15分間ろ過を行った後、同
様に500m/ の試験水をろ過するに要する時間を
t15 とした場合、Flは次式によって計算される。
FI<4であることが必要であり、Flは次のようにし
て求める。 つまり、試験水を2.1 Kg/am2
の圧力で0.45μのフィルターを用いてろ過し、初
期の500m/ の試験水をろ過するに要する時間を
toとし、さらに継続して15分間ろ過を行った後、同
様に500m/ の試験水をろ過するに要する時間を
t15 とした場合、Flは次式によって計算される。
以上の実験結果から次のように結論できる。
(イ) pHが9.5未満では、海水中成分の析出は無
くて、フロックか認められず、ろ過してもFIが4以上
であり、逆浸透膜の耐久性に問題がある。 他方、pH
を9.5以上にすると、海水中成分が適度に析出して、
海水中の濁質成分が適度に共沈し、ろ過によってFlが
4未満になって、逆浸透膜の耐久性を十分なものにでき
、しかも、ろ過継続可能時間を248r以−ヒと十分に
長くできる。
くて、フロックか認められず、ろ過してもFIが4以上
であり、逆浸透膜の耐久性に問題がある。 他方、pH
を9.5以上にすると、海水中成分が適度に析出して、
海水中の濁質成分が適度に共沈し、ろ過によってFlが
4未満になって、逆浸透膜の耐久性を十分なものにでき
、しかも、ろ過継続可能時間を248r以−ヒと十分に
長くできる。
(ロ) pHが11以上になると、海水中成分が白濁
する程析出して、ろ過水のFIは十分に4未満になるが
、ろ過継続可能時間がかなり短くなり、したがって、p
Hを11未満にすることが望ましい。
する程析出して、ろ過水のFIは十分に4未満になるが
、ろ過継続可能時間がかなり短くなり、したがって、p
Hを11未満にすることが望ましい。
他方、PH調整により析出するフロックを利用して、濁
質分を凝集、共沈させているから、ろ過機の逆洗水を放
流すれば、pHが低下してフロックが再溶解し、放流光
において水質汚染を生じない。 また、析出したフロッ
クは、塩水中の溶解成分の析出によるものが大半である
から、ろ過処理水の溶解成分は減少し、後続の脱塩装置
への塩分負荷が減少し、脱塩性能が向上する。
質分を凝集、共沈させているから、ろ過機の逆洗水を放
流すれば、pHが低下してフロックが再溶解し、放流光
において水質汚染を生じない。 また、析出したフロッ
クは、塩水中の溶解成分の析出によるものが大半である
から、ろ過処理水の溶解成分は減少し、後続の脱塩装置
への塩分負荷が減少し、脱塩性能が向上する。
その結果、逆浸透膜の耐久性を十分に図りながらの淡水
化処理を、ろ過機逆洗水に起因する水染汚染、股、備費
や迎転経費の高騰を伴うこと無く行えるようになり、長
時間連続処理による効率良い淡水化処理を、二次公害防
止面及び経済面のいず九においても優れた状飽で行える
ようになった。
化処理を、ろ過機逆洗水に起因する水染汚染、股、備費
や迎転経費の高騰を伴うこと無く行えるようになり、長
時間連続処理による効率良い淡水化処理を、二次公害防
止面及び経済面のいず九においても優れた状飽で行える
ようになった。
次に実施例を示す。
g?51図に示すように、海水等の塩水をポンプ(Pl
でろ過機+11に供給すると共に、水酸化ナトリウム等
のア・レカリ物質をタンク(2)から適量づつ塩水に供
給して、ろ過機(1)に供給する前に、管路(3)にお
いて塩水のpHを9.5以上に、望ましくは11未満に
調整する。 尚、pH測定器(4)によりpHが所定範
囲に維持されるように、アルカリ物質供給量の調節弁(
5)を人為的あるいは自助的にlABする。
でろ過機+11に供給すると共に、水酸化ナトリウム等
のア・レカリ物質をタンク(2)から適量づつ塩水に供
給して、ろ過機(1)に供給する前に、管路(3)にお
いて塩水のpHを9.5以上に、望ましくは11未満に
調整する。 尚、pH測定器(4)によりpHが所定範
囲に維持されるように、アルカリ物質供給量の調節弁(
5)を人為的あるいは自助的にlABする。
ろ過11a filで清浄化した塩水を貯留タンク(6
)から逆浸透膜利用の脱塩装置(7)に供給して淡水化
し、淡水を流路(8)からかつ濃縮塩水を流路(9)か
ら夫々回収する。
)から逆浸透膜利用の脱塩装置(7)に供給して淡水化
し、淡水を流路(8)からかつ濃縮塩水を流路(9)か
ら夫々回収する。
ろ過機(1)の目詰りあるいは濁質分のリークが生じれ
ば、パルプ(V+ )、(V2)を閉じると共にパルプ
(v3)、(v4)ヲ開イテ、貯W 9 :y り(6
) ノ清浄塩水を逆洗水としてろ過機U)に供給【7、
逆洗排水を流路(10)から放流する。
ば、パルプ(V+ )、(V2)を閉じると共にパルプ
(v3)、(v4)ヲ開イテ、貯W 9 :y り(6
) ノ清浄塩水を逆洗水としてろ過機U)に供給【7、
逆洗排水を流路(10)から放流する。
次に別の実施例を説明する。
第2図に示すように、析出槽(6)において塩水とア・
レカリ物質を攪拌機□□□で混合して、pH調整を行っ
てもよ<、pH1ffAi整のための具体的手段は適当
に変更でき、また、アルカリ物質としては、例えは苛性
ソーダ等、適当なものを利用できる。
レカリ物質を攪拌機□□□で混合して、pH調整を行っ
てもよ<、pH1ffAi整のための具体的手段は適当
に変更でき、また、アルカリ物質としては、例えは苛性
ソーダ等、適当なものを利用できる。
利用するろ過機(l)や脱塩装置(7)の具体構成は不
問であり、また、逆浸透膜としては、例えば酢酸セルロ
ース膜等、適当なものを利用できる。
問であり、また、逆浸透膜としては、例えば酢酸セルロ
ース膜等、適当なものを利用できる。
第1図は本発明方法の実施例を示すフローシートであり
、第2図は、本発明方法の別実施例を示すフローシート
である。 fi+・・・・・・ろ過機、+7+・・・・・脱塩装置
。
、第2図は、本発明方法の別実施例を示すフローシート
である。 fi+・・・・・・ろ過機、+7+・・・・・脱塩装置
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]塩水を、ろ過機(1)によって清浄化した後、逆
浸透膜利用の脱塩装置(7)により淡水化する方法にお
いて、前記ろ過機(1)に供給する前に、塩水のpHを
9.5以上に調整する淡水化の前処理法。 [2]塩水のpHを9.5以上で11未満に調整する特
許請求の範囲第[1]項に記載の前処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59207832A JPS6186905A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 淡水化の前処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59207832A JPS6186905A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 淡水化の前処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6186905A true JPS6186905A (ja) | 1986-05-02 |
Family
ID=16546254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59207832A Pending JPS6186905A (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | 淡水化の前処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6186905A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007245093A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 膜ろ過による水処理装置用ストレーナの自動洗浄方法 |
CN102863091A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-01-09 | 张翼鹏 | 一种纯水机 |
CN103183420A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-07-03 | 张翼鹏 | 带加热台下式纳滤机 |
CN103232119A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-08-07 | 张翼鹏 | 带外加热自助式纳滤机 |
US8617398B2 (en) | 1996-08-12 | 2013-12-31 | Debasish Mukhopadhyay | Method for high efficiency reverse osmosis operation |
US8758720B2 (en) | 1996-08-12 | 2014-06-24 | Debasish Mukhopadhyay | High purity water produced by reverse osmosis |
-
1984
- 1984-10-02 JP JP59207832A patent/JPS6186905A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8617398B2 (en) | 1996-08-12 | 2013-12-31 | Debasish Mukhopadhyay | Method for high efficiency reverse osmosis operation |
US8641905B2 (en) | 1996-08-12 | 2014-02-04 | Debasish Mukhopadhyay | Method for high efficiency reverse osmosis operation |
US8758720B2 (en) | 1996-08-12 | 2014-06-24 | Debasish Mukhopadhyay | High purity water produced by reverse osmosis |
US9073763B2 (en) | 1996-08-12 | 2015-07-07 | Debasish Mukhopadhyay | Method for high efficiency reverse osmosis operation |
JP2007245093A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 膜ろ過による水処理装置用ストレーナの自動洗浄方法 |
CN102863091A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-01-09 | 张翼鹏 | 一种纯水机 |
CN103183420A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-07-03 | 张翼鹏 | 带加热台下式纳滤机 |
CN103232119A (zh) * | 2013-04-25 | 2013-08-07 | 张翼鹏 | 带外加热自助式纳滤机 |
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