JPS6186654A - 液体クロマトグラフイ−用カラム充填剤 - Google Patents

液体クロマトグラフイ−用カラム充填剤

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Publication number
JPS6186654A
JPS6186654A JP59208593A JP20859384A JPS6186654A JP S6186654 A JPS6186654 A JP S6186654A JP 59208593 A JP59208593 A JP 59208593A JP 20859384 A JP20859384 A JP 20859384A JP S6186654 A JPS6186654 A JP S6186654A
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JP
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column
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maltose
ion
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Application number
JP59208593A
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English (en)
Inventor
Osamu Hirai
修 平井
Yoshiyuki Mukoyama
向山 吉之
Takeo Awano
粟野 武夫
Toshihiko Ito
敏彦 伊藤
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication of JPS6186654A publication Critical patent/JPS6186654A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J39/00Cation exchange; Use of material as cation exchangers; Treatment of material for improving the cation exchange properties
    • B01J39/26Cation exchangers for chromatographic processes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J39/00Cation exchange; Use of material as cation exchangers; Treatment of material for improving the cation exchange properties
    • B01J39/04Processes using organic exchangers
    • B01J39/05Processes using organic exchangers in the strongly acidic form

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、糖類及び/又は糖アルコール、例えば、砂塘
、糖蜜等に少量含まれているイソマルトース、マルトー
ス及びグルコース並びに食品中に含マレるシュークロー
ス、マルトース、フルクトース及びンルビトールの、夜
体クロマトグラフィーによる分離に適したカラム充填剤
に関する。
(従来の技術) 液体クロマトグラフィーによって糖類を分離する方法と
しては、1)アミノ基等を化学結付した充填剤(例えば
、アミノグロビルシリル基を化学結合したシリカゲル等
)金属いた分配型の分離〔ジャーナル・クロマトグラフ
ィー(J、 Chromatogr、)144巻169
頁(1977年)〕、2)架橋デキストランゲル等を用
いた分子ふるいによる分離〔ニス・ノー・チャームズ(
S、 C,Churms )著。
アドパンンーズ・イン・カーボハイドレート・ケミスト
リー(Advances  in Carbohydr
a teChemistry )25巻13頁、アカデ
ミツク・ブレス(Academic  Press )
1970年発行、米国〕。
3)陰イオン交換樹脂を用いたホウ酸錯イオンとしての
分離(アナリティカル・ケミストリー(AnalChe
m、) 52巻1079頁(19SO年) :) 、 
4)塩型陽イオン交換樹脂を用いた分子ふるいと分配の
折衷モードによる分離〔ジャーナル・クロマトグラフィ
ー(J、 Chromatogr、 ) 103巻22
9頁(1975年)〕等が知られている。これらのうち
1)の方法は溶離液としてアセトニトリル等の毒性のあ
るものを使用する必要があり、3)の方法は操作が煩雑
になるという問題点があるのに対し。
2)及び4)の方法は溶離液として水を使用するため操
作が容易である。しかし、イソマルトース、マルトース
及びグルコースの分離並びにシュークロース、マルトー
ス、フルクトース及びツルピトーIの分離は、上記の2
)の方法では不可能であり。
上記4)の方法でも満足できる分離性が得られていない
(発明が解決しようとする問題点) 一般に、糖類を塩型陽イオン交換樹脂粒子を用いて分離
する場合、その分離性は対イオンの種類(塩を構成して
いる陽イオンの種類)に左右されることが知られている
二種類の分離においては、Ag+イオン以外の陽イオン
、例えばLt”+ Na++ K”+ Rb”+ Cs
+等のアルカリ金騙イオン、Mg”、Ca”、Sr”、
Ba”等のアルカリ土類金属イオン、 Fe”、 Fe
”、 Co”+Ni” 、 Cu”+等の遷移金嬉イオ
/は対イオンとして効果はなく、二種類であるイソマル
トースとマルトースの分離及びシュークロースとマルト
ースの分離に好適な対イオンはAg+イオンである。し
かし、対イオンがAg+イオンであると、インマルトー
スとグルコース及びフルクトースとソルビトールの溶出
時間が近似しており、それぞれの分離が不可能となる。
また、二種類と単糖類の分離に好適な対イオンは+ L
 r +T Na ” + K ” T Rb++ C
s +等のアルカリ金属イオ7.Mg”、Ca”、Sr
”+Ba2+等のアルカリ土類金属イオンであり、これ
らのうち一つ或いは複数を対イオンとすることにより、
二種類と単糖類、即ち、イソマルトースとグルコースの
分離及びフルクトースとソルビトールの分離が可能とな
るが、複数の二糖類、即ち、マルトースとイソマルトー
スの分離は不可能であり。
ツユ−クロースとマルトースの分離は不充分である。
従って1本発明は、@記の従来技術の問題点を%J’l
L、イソマルトース、マルトース及びグルコース並びに
シュークロース、マルトース、フルクトース及びソルビ
トールを液体クロマトグラフィーにより好適に分離する
のに適したカラム充填剤を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、 SO3−基含有陽イオン交換樹脂粒子から
なり、該SO3−基の対イオンとしてAg+並びにアル
カリ金桟イオン及び/又はアルカリ土類金属イオンを有
してなるカラム充填剤に関する。
本発明における陽イオン交換樹脂粒子は、 SO3−基
を樹脂1g当だ92ミリ当量(2meq/g )以上有
するのが好ましく、特に3〜5 meq/ g有するの
が好ましい。SO3−基が2 meq / g未満にな
ると、親水性が不充分となる傾向がある。また、陽イオ
ン交換樹脂は1分離は能の点で実質的に5O3H基又は
SOs H基が上記以外の無機陽イオンによって中和さ
れた基を有しないのが好ましい。ここで。
「実質的K」とは、中和滴定等によ?)SO3H基又は
その中和された基が検出されない程度であることを意味
する。
また9本発明における陽イオン交換樹脂粒子の粒子径は
、液体クロマトグラフィー分析用としては1〜20μm
及び液体クロマトグラフィーによる分取用としては20
〜300μmであるものが好ましい。
また1本発明における陽イオン交換1対脂粒子の細孔の
程度には特に制限はないが、排除限界が400〜lXl
0’の範囲になるようにするのが好ま し7Iハ。
SO3−基含有陽イオン交換樹脂粒子は、スルホン化多
孔性スチレン−ジビニルベンゼン系共重合体粒子である
のが好ましい。このような陽イオン交換樹脂粒子におい
て、SO3′基はスチレン−ジビニルベンゼン系共電合
体に結合しているが、該共重合体は、ジビニルベンゼン
とスチレン系単量体の共重合体であり、ジビニルベンゼ
ンを2〜60重f%含むのが好ましい。該スチレン系単
量体としては、スチレン、エチル七ノビニルベンゼン、
ビニルトルエン、α−Me−スチレン等7>Eアり、酢
酸ビニル、メタクリル酸、アクリル酸等の他のモノマー
を5重ff1%以下の範囲で含有してもよい。
マえ、スチレンージビニルペンゼ/系共重合体は。
細孔を有する粒子状のものである。
スルホン化多孔性スチレンーンビニルベンゼン系共重什
体粒子は、従来公知の方法で製造することができる。
例えば、ジビニルペンゼ/及びスチレン系単11Kfア
ミルアルコール、トルエン等の非水(容性有機溶剤の存
在下に懸濁重合させ、得られる粒子を単離してンクロル
エタン、トリクロルエタン等の膨潤剤で膨潤させ、濃硫
酸又はクロル硫酸等を添加し、室温〜120℃でスルホ
ン化反応させることにより得ることができる。上記した
イオン交換容量は、濃硫酸又はクロル硫酸との反応時に
、その反応条件を適宜調整することにより調整すること
ができ1本発明における陽イオン交換樹脂の細孔の程度
は、上記野濁重合時に、その条件、主に非水溶性有機溶
剤の種類及び量を調整することにより調整することがで
き9粒径は懸濁重合条件を適宜選択して調整できる。
なお、上記反応成分の総量に対してジビニルベンゼンを
5〜60重量%使用するのが好ましい。
また、スチレン系単量体としては、上記したものがあり
、酢酸ビニル、メタクリル酸、アクリル酸等の他のモノ
マーを反応成分の総量に対して5重量%以下の範囲で使
用してもよい。なお、@濁重合に際して、過酸化ベンゾ
イル等の過酸化物等。
通常使用される重合開始剤を使用することができる。
丑た。上記スルホン化多孔性スチレン−ジビニルベンゼ
ン系共重合体粒子は、イオン交換容量が2meq/g以
上のものが好ましく、特に3〜5meq/gのものが好
ましい。
本発明に使用するアルカリ金属イオン及び/又はアルカ
リ土類金属イオンとしては、 L−、Na”。
K” 、 Rb” 、 Cs+等のアルカリ金楓イオン
、Mg”。
Ca” 、 S r” 、 Ba2+等ノアルカリ土類
金tAイ、tンが挙げられooこれらを単−或いは複数
種用いることができるが、イソマルトースとグルコース
の分離性及び汎用性等を考慮すると、 Na+イオンを
用いるのが最も好ましい。
本発明に係るカラム充填剤は、SO3−基含有陽イオン
交換樹脂粒子であって、 SOr基の対イオンとして、
Ag+とアルカリ金iUイオン及び/又はアルカリ土類
金属イオンとを粒子中に同時に有するもの、対イオンと
してAg+のみを有するもの並びに対イオンとしてアル
カリ金属イオン及び/又はアルカリ土類金属イオンのみ
含有するものの組合せからなる。ただし、対イオンとし
てAg+のみを有するものと対イオンとしてアルカリ金
鵡イオ/及び/又はアルカリ土類金桐イオンのみを有す
るものは、これらを混合してカラム充填して又はそれぞ
れ別個にカラムに充填してこれらを連結して使用される
。すなわち、充填剤全体として、 SO3−基の対イオ
ンであるAg+とアルカリ金属イオン及び/又はアルカ
リ土類金属イオンとが存在すればよい。
充填剤中に存在するSO−基の対イオンであるA’g”
 ((al )とアルカリ金栖イオン及び/又はアルカ
リ土類金属イオンC(bl ]とは、当量比で(a)/
(blが9/1〜3/7の割合で存在するのが好ましい
特に、マルトース、イソマルトース及ヒグルコースの分
離のためには、(a)/(b)カフ/3〜3/7の割合
で存在するのが好ましい。この比が大きすぎる場合、マ
ルトースとイソマルトースの分離は良好となるが、イソ
マルトースとグルコースの分離が悪くなり、小さすぎる
場合には、イソマルトースとグルコースの分離は良くな
るが、マルトースとイソマルトースの分離が悪くなる。
上記当量比は好ましくは515前後である。
上記塘の分811は、上記Fb)がアルカリ金属イオン
であることが好ましく、特にNa+が好ましい。
マタ、ツユ−クロース、マルトース、フルクトース及び
ソルビトールの分離の之めには、 (a)/(blが9
/1〜515であるのが好ましく、上記(blとしてB
 a ”+及び/又はSr”+を使用するのが好ましい
この比が大きすぎると、ンユークロースとマルトースの
分離は良好となるが、フルクトースとソルビトールの分
離が悪くなり、小きすぎるとフルクトースとソルビトー
ルの分離は艮くなるが、シュークロースとマルトースの
分離が悪くなる。上記当量比は4/1〜2/1が特に好
ましい。また、上記(blとしてBa++及びSr”十
以外のものは9分離効果がBa++及びS、++よシ劣
る。
上記対イオンの比率を調整するために次のように充填剤
を準備し、使用するのが好ましい。
すなわち、対イオンとしてAg+のみを有するSOi基
含有陽イオン交換樹脂粒子と対イオンとしてアルカリ金
属イオン及び/又はアルカリ土類金属イオンのみを有す
るSO3−基含有陽イオン交換樹脂粒子を別個に用意し
ておき、それぞれについて。
単位重量当り又は単位容積当りの対イオンの当量を測定
しておき、これを目やすとして、それぞれの使用重量割
合又は使用体積割合を決め、それぞれを混合してカラム
に充填する方法か別個のカラムに充填したのち連結する
方法が、使用上、簡単で好ましい。このためには9粒径
、イオン交換容量、多孔度等の特性がほぼ同一のSOs
基含有陽イオン交換樹脂粒子を二とおり用意し、それぞ
れに上記ニゲループのイオンを同当量、対イオンとして
存在させるのが特に好ましい。
SO3′基の対イオンがAg+である陽イオン交換樹脂
粒子は、SO3−基の対イオンがNa+、H+等である
SO−基含有陽イオン交換樹脂粒子を硝酸銀等の水溶性
銀塩の水溶液で処理することによって得られる。また、
 SO3’基の対イオンがアルカリ金属イオン及び/又
はアルカリ土類金属イオンであるSO3−基含有陽イオ
ン交換樹脂粒子は、 SO;基の対イオンがNa”、 
H+等であるSO3−基含有陽イオン交換樹脂粒子を水
溶性アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アルカリ金
属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物等の水溶液
で処理することによって得られる。
史に+ SO3−hiの対イオンが同時にAg+及びア
ルカリ金属イオン及び/又はアルカリ土類金属イオンで
あるSO3−基含有陽イオン交換樹脂粒子は。
SO3−基のχ・IイオンがAg+であるso?基含有
陽イオン交換樹脂粒子を適量のアルカリ金属イオン及び
/又はアルカリ土類金妬イオン金含む水溶液で処理する
か、又はSO3−基の対イオンがアルカリ金属イオン及
び/又はアルカリ土類金属イオンであるSO♂基含有陽
イオン交換樹脂粒子を適量のAg+イオンを含む水溶液
で処理する。又は、 SO3−基の対イオンがNa+、
 H+等であるSO3−基含有陽イオン交換樹脂粒子を
適量のAg+イオンと適量のアルカリ金1/34イオン
及び/又はアルカリ土類金属イオンを含む水溶液で処理
することによって得られる。
本発明のカラム充填剤を用いた液体クロマトグラフィー
において、溶離液としては、水または水溶液が使用され
、水溶液としては、メタノール。
エタノール、グロパノール、アセトニトリル、テトラヒ
ドロフラン等の有ms媒、503−基含有イオン交換樹
脂粒子のSOr基の対イオンが置換されない程匪に希博
な塩、酸又はアルカリ性物質などを水に溶解されたもの
である。
マルトース、イソマルトース及ヒグルコースの分離には
、これらの溶解性の点から水を溶離液として使用するの
が好ましい。
また、シュークロース、マルトース、フルクトース及び
ソルビトールの分離には、溶離液として。
特に、アルカリ性物質の水溶液を使用するのが好ましい
。これは、他の溶離液よりもカラム充填剤の寿命が長く
なるからである。使用されるアルカリ性物質としては、
アルカリ金属、アルカリ土類金属等の水酸化物、炭酸水
素塩及び炭酸塩等、水溶液としたときにアルカリ性を示
すものでラシ。
具体的にはr L r OH+ N a OH+ KO
H+ 8 r (OH)2 +Ba (OH)2 、 
NaHCO3,KHCOa 、 Na2 CO3+に2
CO3等がある。これらのアルカリ性物質は5X10〜
10  M/Vの濃度で使用される。濃度が5X10 
 Mll未溝ではカラム充填剤の寿命が短くなり、10
−3M1lを超えると、カラム充填剤の対イオンとのイ
オン交換が無視できなくなり、分@性能が変化する。
本発明方法では、サンプル注入口より試料を注入し、上
記のカラム充填剤を充填したカラム内に上記溶離液を通
液しつつ通過させ9通過物を検知器により検知させて、
クロマトグラムを書かせる高速液体クロマトグラフィー
分析、カラム充填剤を充填したカラム内に試料を通過さ
せ9分画毎に採取する分取等に適用できる。このような
分離方法において1本発明に使用したカラム充填剤はイ
オン交換容量として機能しない。
また、カラム充填剤をカラムに充填するには。
従来公知の方法を採用することができ、特にスラリー状
で圧入するのが好ましい。
(作用) 本発明において、カラム充填剤中、 SOx基の対イオ
ンがAg+であることにより、マルトースとイソマルト
ースの分離に役立つ。他方、 SO3′基の対イオンが
アルカリ金属イオン及び/又はアルカリ土類金ハイオン
であることにより、イソマルトースとグルコースの分離
に役立つ。これらの糖の分離が、上記二種の対イオンを
使用することによって相乗的に可能となる。
イオンAg+であることにより、シュークロースとマル
トースの分離に役立つ。他方、 SOr基の対イオンが
Ba++/Sr++であることによ凱フルクトースとン
ルビトールの分離に役立つ。これらの糖及び糖アルコー
ルの分離が、上記二種の対イオンを使用することによっ
て互いに阻外されることがなく、従って、相乗的に可能
となる。
(実施例) 次に9本発明を実施例及び比較例に基づいて詳述する。
実施例1 平均粒径10μm、イオン交換容量4.3 me q/
g及び架橋度(共重合体中のジビニルベンゼン成分の重
量割合)10%であるスルホン化多孔性スチレン−ジビ
ニルベンゼン共重合体粒子259を水で膨潤させ、ガラ
スフィルター上に載せた。これに5%硝酸銀水溶液1/
を流し、 SO3−基の対イオンを完全にAg+にし、
水洗後、水で膨潤させ、スラリー状にし、直径10.7
mm、Aさ300mmのステンレス製カラムに充填した
。これをカラム(3)とする。
別に、平均粒径10μm、イオン交換容量4.3meq
/g及び架橋度(共重合体中のジビニルベンゼン成分の
重量割合)10チであるスルホン化多孔性スチレン−ジ
ビニルベンゼン共重合体粒子259を水で膨潤させ、ガ
ラスフィルター上に載せた。これに5%塩化ナトリウム
水溶液500m6を流し、SO♂基の、対イオンを完全
にNa+にし、水洗後、水で膨潤させ、スラリー状にし
、直径10.7胴、高さ300nrmのステンレス製カ
ラムに充填した。これをカラム(Blとする。
カラム(5)及びfBlを直列に1本ずつ接続し、高速
液体クロマトグラフ(日立635A型)及び5hode
x SE  11型示差屈折計(昭和電工製)を用い、
下記の試料液を注入した後、溶離液として水を用い、流
fit1. Om11分、カラム温度60℃で測定を行
った。
マルトース、イソマルトース及ヒクルコースを各0.1
%含む試料液を100μl注入して得たクロマトグラム
を第1図に示す。第1図から明らかなとおり、良好な分
離が行われた。
実施例2 試料液としてシュークロース、マルトース、イソマルト
ース、グルコース及びフルクトースヲ各0.1%含む試
料液を使用する以外は実施例1と同様に操作し、試料液
100μl注入して得たクロマトグラムを第2図に示す
第2図から、良好な分離が行われたことが分かる。
実施例3 平均粒径10μm、イオン交換容量4.3 meq/g
および架橋度(共重合体中のジビニルベンゼン成分の重
量割合)10%であるスルホン化多孔性スチレノージビ
ニルベンゼン共重合体粒子25gを水Km潤δせ、ガラ
スフィルター上にのせた。
これに5%の硝酸銀水溶液11を流し、 SOr基の対
イオンを完全にAg+にし水洗した汲水で膨潤させスラ
リー状にする。これをスラリー(A′)とする。
平均粒径10μnl 、イオン交換容量4.3meq/
gおよび架橋戻10チであるスルホン化多孔注スチレン
ージビニルベンゼン共重合体粒子35gt−水に膨潤さ
せガラスフィルター上にのせた。これに5チの塩化ナト
リウム水浴液500 mlを流し。
SOs’Mの対イオンを完全にNa+にし、水洗汲水で
膨潤させスラリー状にする。これ金スラリー(B′)と
する。
スラリー(に)とスラリー(B′)をよく混合し。
10.7nnnφX300mmのステンレス製カラムに
充填し、カラム(C)を得た。このカラム(C)を用い
1次の条件で、糖類の分離を行った。
0試薬  シュークロース、マルトース、クルコース、
フルクトースは和光紬薬製試薬を、イソマルトースは東
京化成製試薬を使用した。溶離液には比抵抗5−OXI
O’Ωcm以上のイオン交換水を使用した。
0装置  高速液体クロマトグラフは日立635A型を
、検出器としては示差屈折計は5hodexSE  1
1(昭和電工製)をそれぞれ用い、カラム(C1を直列
に2本接続した。
0条件  溶離液には水を用い、流量L Ome/m 
in 。
カラム温度60℃で測定を行った。
第3図idマルトース、インマルトース、クルコースを
1,0%含有するサンプル液を20μl注入して得たク
ロマトグラムを示したものであり、良好な分離が得られ
ることがわかる。
g4図hシュークロース、マルトース、イソマルトース
、グルコース、フルクトースを各1.0チ含有するサン
プル液を20μe注入して得たクロマトグラムを示した
ものであシ、良好な分離が得られることがわかる。
比較例1 カラム(A)1本だけを使用し、カラム(Blを使用し
なかった以外は、実施例1と同様に操作を行った。
マルトース、イソマルトース及ヒクルコースを各0.1
%含む試料液を50μl注入して得たクロマトグラムを
第5図に示す。
第5図から分かるとおり、イソマルトースとグルコース
の分離を行うことができなかった。
比較例2 カラム(B)1本だけを使用し、カラム囚を使用しなか
った以外は、実施例1と同様に操作を行った。
マルトース、イソマルトース及ヒグルコースを各0.1
%含む試料液を50μl注入して得たクロマトグラムを
第6図に示す。
第6図から分かるとおり、マルトースとインマルトース
の分離を行うことができなかった。
実施例4 粒径12±2μm、イオン交換容量4.3 meq/g
及び架橋度(共重合体中のジビニルベンゼン成分のif
x台割合、以下同様)10チであるスルホン化多孔性ス
チレン−エチルモノビニ/L?ベンゼンージビニルベン
ゼン三元共市合体粒子249ゲ水に膨潤させ、ガラスフ
ィルター上Vこのせた。これに5チの硝酸銀水溶液11
!を流し、SOi基の対イオンを完全にAg+にし水洗
した汲水で膨潤させスラリー状にする。これ金スラリー
囚とする。
粒径I Q μm 、イオン交換容jt4.3meq/
gおよび架橋度10チであるスルホン化多孔性スチレン
−ジビニルベンゼン共重合体粒子10gを1509の水
で膨潤させてスラリー状とし、これにBa (OH)2
 ・8 H2O6,8gを水に溶解させて500m1 
とした水溶液を混合し、1時間攪拌した。その後、濾過
し、水洗し、水で膨潤させスラリー状にする。これをス
ラリー(Blとする。スラリー囚とスラリー(B)をよ
く混合し、10.7mmφX300mmのステンレス製
カラムに充填し、カラムtC+ t−得た。
これを高速液体クロマトグラフィー用分析装置にセット
シ、シュークロース、マルトース、グルコース、マルチ
トール、フルクトース及びンルビトールを含有する試料
(以下試料Iと記す)を分析した。分析条件は、流量1
.0 ml /分、溶離液は10−’ M / l N
aOH水溶液及びカラム温度60℃とし、検知器は示差
屈折計を用いて、クロマトグラムを得た。得られたクロ
マトグラムを第7図に示す。
第7図において、ピーク4はシュークロース。
ピーク1はマルトース、ピーク3はグルコース。
ピーク8はマルチトール、ピーク5はフルクトース、ピ
ーク9はソルビトールである。
実施例5 実施例4において、 Ba(OH)z・8H206,8
gの代わ’) VC5r(0)1)2 ・8H205,
7gを使用した以外は実施例1と同様にして、カラム充
填剤を得た。
この後、実施例1と同様にしてカラムに充填し。
高速液体クロマトグラフィーにより試料Iのクロマトグ
ラムを得た。得られたクロマトクラムを第8図に示す。
第8図において、各ピーク名は実施例4と同じである。
実施例6 実施例4において、 Ba (Of()z ・8 H2
O6,89の代わりにBa(OH)z ・8 H2O3
,4g及びSr(OH)2・8H202,9g’i−使
用した以外は、実施例1と同様にして、カラム充填剤を
得た。この後、実施例4と同様にしてカラムに充填し、
高速液体クロマトグラフィーによシ試料Iのクロマトグ
ラムを得た。得られたクロマトグラムを第9図に示す。
第9図において、各ピーク名は実施例4と同じである。
比較例3 実施例4において、スラリー囚のみを、カラムに充填し
た以外は実施例1と同様にして、カラム(C)を得た。
高速液体クロマトグラフィーにより試料■のクロマトグ
ラムを得た。得られたクロマトグラムを第10図に示す
第10図において、ピーク4はクユークロース。
ピークlはマルトース、ピーク3はグルコース。
ピーク8はマルチトール、ピークlOはフルクトースと
ソルビトールの合同ピークである。
比較例4 実施例6において、スラリー田)のみを充填した以外は
、実施例6と同様にしてカラム(Ch−得た。
高速液体クロマトグラフィーにより試料■のクロマトグ
ラムを得た。得られたクロマトグラムを第11図に示す
第11図において、各ピーク名は実施例1と同じである
クロマトから明らかなようにシュークロース(ピーク4
)とマルトース(ピーク1)の分離が不十分であること
がわかる。
なお9以上の分析に用いた装置の模式図tl−第12図
に示す。この装置において、溶離液は容器11に蓄えら
れ、溶離液はポンプ12によりパイプ13全通して、カ
ラム14及び検知器1st−通して容器16に廃液され
る。試料は注入口17(例えば三方コック)より導入さ
れ、検知器15にはクロマトグラムの記録計18が連結
される。
(発明の効果) 本発明に係るカラム充填剤を用いると液体クロマトグラ
フィーによって、抛及び/又は塘アルコール、例えばイ
ソマルトース、マルトース及びグルコース並ヒニシュー
クロース、マルトース、フルクトース及びソルビトール
を極めて良好に分離することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の分析結果を示すクロマトグラム、第
2図は実施例2の分析結果を示すクロマトダラム、第3
図は%#?!13の分析結果のうち。 マルトース、インマルトース及ヒクルコースヲ含むサン
プル液の結果を示すクロマトグラム、第4図は実施例3
の分析結果のうち、7ユークロース。 マルトース、インマルトース、グルコース及ヒフルクト
ースを含むサンプル液の結果を示すタロマドグラム、第
5図は比較例1の分析結果を示すクロマトグラム、第6
図は比較例2の分析結果を示すクロマトグラム、第7図
は実施例4の結果を示すクロマトグラム、第8図は実施
例5の結果を示すクロマトグラム、第9図は実施例6の
結果を示すクロマトグラム、第10図は比較例3の結果
を示すクロマトグラム、第11図は比較例4の結果を示
すクロマトグラム、第12図は実施例及び比較例に用い
た分析装置の模式図を示す。 符号の説明 ■・・・マルトースのピーク 2・・・イソマルトースのピーク 3・・・グルコースのピーク 4・・・ツユ−クロース、のピーク 5・・・フルクトースのピーク 6・・・イノマルトースとグルコースの合同ピーク7・
・・マルトースとイソマルトースの合同ビーク8・・・
マルチトールのピーク 9・・・ソルビトールのピーク 10・・・フルクトースとソルビトールの合同ピーク代
理人 弁理士 若 林 邦 彦・パ″゛。 −′ 冨 1 図 1・・・フルドースnご−7 Zθ           3θ 溶  出 2容、t(m)〕− 第 2 図 4  ンユー7a−スクこ’−7 5・ フル外−スフこ−7 203θ               4ρニ孤 土
 客 量(ユノノ ヨ x 3  図 Zθ             3ρ 腺:J:、各−f(九〇→ 菖 4 図 1 2ルトースQヒ0−7 ?  イソスル1−ズnこ0−7 5 フルクトース/)ヒーー7 考 土 谷 ! (、?7tノラ − 第  5  図 / マルトースのヒ−7 6イソ!ルh−スと7゛ルコーズf)今1ml仁6−ク
シ塔5ミ 乏り二 捧呈 (りnlジ Y q 図 E Iutton  time (?rLLa)第 1
0  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、SO_3^−基を有する陽イオン交換樹脂粒子から
    なり、該SO_3^−基の対イオンとしてAg^+^+
    並びにアルカリ金属イオン及び/又はアルカリ土類金属
    イオンを有してなる液体クロマトグラフィー用カラム充
    填剤。 2、SO_3^−基の対イオンがAg^+であるSO_
    3^−基を有する陽イオン交換樹脂粒子とSO_3^−
    基の対イオンがアルカリ金属イオン及び/又はアルカリ
    土類金属イオンであるSO_3^−基を有する陽イオン
    交換樹脂粒子からなる特許請求の範囲第1項記載の液体
    クロマトグラフィー用カラム充填剤。 3、対イオンであるAg^+〔(a)〕とアルカリ金属
    イオン及び/又はアルカリ土類金属イオン〔(b)〕が
    当量化で(a)/(b)が9/1〜3/7の割合で存在
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の液体クロマ
    トグラフィー用カラム充填剤。 4、SO_3^−基を有する陽イオン交換樹脂粒子がS
    O_3^−基を有する多孔性スチレン−ジビニルベンゼ
    ン系共重合体粒子である特許請求の範囲第1項、第2項
    又は第3項記載の液体クロマトグラフィー用カラム充填
    剤。
JP59208593A 1984-10-04 1984-10-04 液体クロマトグラフイ−用カラム充填剤 Pending JPS6186654A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01297552A (ja) * 1988-02-05 1989-11-30 Dow Chem Co:The イオン交換樹脂を用いるクロマトグラフィー分離
JPH04119593U (ja) * 1991-04-15 1992-10-26 株式会社間組 開閉式ドーム屋根の通気遮断構造
JP2005513161A (ja) * 2001-12-31 2005-05-12 ダニスコ スイートナーズ オイ 糖の回収方法
CN112067724A (zh) * 2020-09-18 2020-12-11 南京农业大学 一种梨果实中可溶性糖酸的定性检测方法

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