JPS618663A - 木材の脱色性評価法 - Google Patents
木材の脱色性評価法Info
- Publication number
- JPS618663A JPS618663A JP13050384A JP13050384A JPS618663A JP S618663 A JPS618663 A JP S618663A JP 13050384 A JP13050384 A JP 13050384A JP 13050384 A JP13050384 A JP 13050384A JP S618663 A JPS618663 A JP S618663A
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- Japan
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- wood
- timber
- phenol
- decolorization
- light
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/46—Wood
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N17/00—Investigating resistance of materials to the weather, to corrosion, or to light
- G01N17/004—Investigating resistance of materials to the weather, to corrosion, or to light to light
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- Environmental Sciences (AREA)
- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、木材の脱色を行うにあたり、あ、らかしめ
木材の脱色性を推定するために実施される脱色性評価法
に関する。
木材の脱色性を推定するために実施される脱色性評価法
に関する。
木材の脱色性をあらかじめ評価することは、木材の脱色
に用いる脱色剤の濃度を決めるためといった理由で必要
になることがある。
に用いる脱色剤の濃度を決めるためといった理由で必要
になることがある。
木材の脱色性評価は、一般に、木材中に含まれているフ
ェノール類の定量を行い、得られたフェノール類の定量
値から脱色性を推定することにより行われている。フェ
ノール類は、木材の脱色性と深く関係しており、木材中
に含まれているフェノール類の量が多いほど木材の脱色
性が低くなるからである。
ェノール類の定量を行い、得られたフェノール類の定量
値から脱色性を推定することにより行われている。フェ
ノール類は、木材の脱色性と深く関係しており、木材中
に含まれているフェノール類の量が多いほど木材の脱色
性が低くなるからである。
フェノール類の定量は、普通、メタノール、エタノール
、アルコール−ベンゼン等の溶剤とソックスレー抽出器
を用いて木材からフェノール類を抽出（ソックスレー抽
出）し、そののち、吸光度測定を行うことにより実施さ
れている。
、アルコール−ベンゼン等の溶剤とソックスレー抽出器
を用いて木材からフェノール類を抽出（ソックスレー抽
出）し、そののち、吸光度測定を行うことにより実施さ
れている。
しかしながら、前記従来の方法では、定量結果が得られ
るまで、普通、まる１日以上かかつて、大変な手間とな
るという問題があった。
るまで、普通、まる１日以上かかつて、大変な手間とな
るという問題があった。
〔発明の目的〕 。
この発明は、簡単かつ短時間で結果を得ることのできる
木材の脱色性評価法を提供することを目的としている。
木材の脱色性評価法を提供することを目的としている。
発明者らば、前記のような目的を達成するため、研究を
重ねた。その結果、木材に光を当てて退色度を測定する
ことにより、木材中のフェノール類の量を推定し、この
フェノール類量の推定値より木材の脱色性を評価すれば
よいということを見い出し、ここにこの発明を完成した
。
重ねた。その結果、木材に光を当てて退色度を測定する
ことにより、木材中のフェノール類の量を推定し、この
フェノール類量の推定値より木材の脱色性を評価すれば
よいということを見い出し、ここにこの発明を完成した
。
したがって、この発明は、木材に光を当てて、木材の退
色度を測定することにより、木材の脱色性を推定する木
材の脱色性評価法をその要旨としている。・以下に、こ
の発明の詳細な説明する。
色度を測定することにより、木材の脱色性を推定する木
材の脱色性評価法をその要旨としている。・以下に、こ
の発明の詳細な説明する。
まず、木材に光を当てて木材の耐光性試験を行い退色度
を調べる。光源としては、カーボンアーク燈、キセノン
放電管（キセノンランプ）等を用いるようにするのが好
ましく、光の照射時間は８時間以内とするのが好ましい
。フェノール類は耐光性が低いので、同じ照射時間で比
べた場合、フェノール類の含有量が多いほど木材の退色
度が大きくなる。したがって、木材の退色度を比べるこ
とにより、木材中のフェノール類の量を推定することが
できるのである。
を調べる。光源としては、カーボンアーク燈、キセノン
放電管（キセノンランプ）等を用いるようにするのが好
ましく、光の照射時間は８時間以内とするのが好ましい
。フェノール類は耐光性が低いので、同じ照射時間で比
べた場合、フェノール類の含有量が多いほど木材の退色
度が大きくなる。したがって、木材の退色度を比べるこ
とにより、木材中のフェノール類の量を推定することが
できるのである。
退色度は、照射前と照射後の木材の色差（ΔＥ）を求め
ることにより評価するとよい。色差が大きいほど退色度
が大きい。
ることにより評価するとよい。色差が大きいほど退色度
が大きい。
ただし、ΔＥは下記の式（Ａ）であられされる値であっ
て、照射前の色（Ｌｌ ＊、 ａｌ ＊、 ｂ。
て、照射前の色（Ｌｌ ＊、 ａｌ ＊、 ｂ。
牽）と照射後の色（Ｌ２来、ａ２来、ｂ２来）の３次元
的距離である。
的距離である。
ΔＥ
・・・ （Ａ）
Ｌ＊、 ａ米、ｌ）＊は、国際照明委員会（ＣＩＦ。
）の定める表色値系であって、以下のことを示す指標で
ある。
ある。
Ｌ＊値：明るさを表す指標で、数値が大きい程白さが大
であることを示す。
であることを示す。
ａ＊値：赤味を表す指標で、マイナスが大きい程緑味が
大で赤味が欠けることを示す。
大で赤味が欠けることを示す。
ｂ半値；黄味を表す指標で、数値が大きい程黄味が大で
青味が欠けることを示す。
青味が欠けることを示す。
、前記のようにして推定されたフェノール量より、木材
の脱色性を評価する。
の脱色性を評価する。
このようにして木材の脱色性を評価するようにすると、
木材からフェノール類を抽出する必要がないので、簡単
かつ短時間で結果を得ることができる。
木材からフェノール類を抽出する必要がないので、簡単
かつ短時間で結果を得ることができる。
つぎに、実施例および比較例について発明する（実施例
１〜４） つぎの条件で試料の耐光性試験を５回（ｎ−５）行った
。
１〜４） つぎの条件で試料の耐光性試験を５回（ｎ−５）行った
。
光源 ：カーボンアーク燈
試料 ：アガチスの辺材と心材
照射時間 ：２時間（実施例１）、４時間（実施例２
）、６時間（実施 例３）、８時間（実施例４） 退色度の評価：分光光度計により、照射前と照射後の試
料の色差を求める 退色度の評価結果を第１表に示す。この結果より実施例
１〜４では、いずれも心材の方が辺材よりもフェノール
類が多く、脱色性が悪いごとが推定された。
）、６時間（実施 例３）、８時間（実施例４） 退色度の評価：分光光度計により、照射前と照射後の試
料の色差を求める 退色度の評価結果を第１表に示す。この結果より実施例
１〜４では、いずれも心材の方が辺材よりもフェノール
類が多く、脱色性が悪いごとが推定された。
（比較例）
つぎの条件でフェノール類抽出試験を５回（ｎ−５）行
った。
った。
抽出 ：メタノールによるソックスレー抽出
抽出時間＝２時間
抽出温度二８０℃
試料 ：実施例で用いたのと同じアガチスの辺材と心
材を各７．５ｇずつ 評価 ：抽出分を１００ ｃｃに調整し、得られた調
整液を６％に希釈してこれ を２６０ｎｍの波長で吸光度測定 吸光度測定の結果を第１表に示す。この結果より、やは
り、心材の方が辺材よりもフェノール類が多く、脱色性
が悪いことが推定された。
材を各７．５ｇずつ 評価 ：抽出分を１００ ｃｃに調整し、得られた調
整液を６％に希釈してこれ を２６０ｎｍの波長で吸光度測定 吸光度測定の結果を第１表に示す。この結果より、やは
り、心材の方が辺材よりもフェノール類が多く、脱色性
が悪いことが推定された。
実施例１〜４および比較例で用いたのと同じアガチスの
辺材および心材をつぎの条件で実際に脱色を行い、脱色
性の評価を行った。
辺材および心材をつぎの条件で実際に脱色を行い、脱色
性の評価を行った。
脱色処理：■水酸化ナトリウムを２％および３号ケイ酸
ソーダを５％含む溶液 を単板両面に１００ｇ／ボの割合 で塗布 ０２０℃で１昼夜放置 ■過酸化水素を３５％含む溶液を 単板両面に１００ ｇ／ｎ（の割合で 塗布 ０１００℃のスチームで１時間処 理 評価 二分光光度計によりＬ’、ａ”、ｂ米を求めた 脱色性の評価結果を第１表に示す。この結果より、心材
の方が辺材よりも脱色性が悪かったことがわかる。
ソーダを５％含む溶液 を単板両面に１００ｇ／ボの割合 で塗布 ０２０℃で１昼夜放置 ■過酸化水素を３５％含む溶液を 単板両面に１００ ｇ／ｎ（の割合で 塗布 ０１００℃のスチームで１時間処 理 評価 二分光光度計によりＬ’、ａ”、ｂ米を求めた 脱色性の評価結果を第１表に示す。この結果より、心材
の方が辺材よりも脱色性が悪かったことがわかる。
実施例１〜４による評価結果は、比較例による評価結果
および実際の脱色処理結果と一致し、そのうえ、比較例
が１日以上かかったのに比べて実施例１〜４では、非常
に短時間で結果を得ることができた。
および実際の脱色処理結果と一致し、そのうえ、比較例
が１日以上かかったのに比べて実施例１〜４では、非常
に短時間で結果を得ることができた。
この発明にかかる木材の脱色性評価法は、木材に光を当
てて、木材の退色塵を測定することにより、木材の脱色
性を推定するようにするので、簡単かつ短時間で結果を
得ることができる。
てて、木材の退色塵を測定することにより、木材の脱色
性を推定するようにするので、簡単かつ短時間で結果を
得ることができる。
９ｃ
Claims (3)
- （１）木材に光を当てて、木材の退色度を測定すること
により、木材の脱色性を推定する木材の脱色性評価法。 - （２）光源が、カーボンアーク燈およびキセノン放電管
のいずれか一方である特許請求の範囲第１項記載の木材
の脱色性評価法。 - （３）照射時間が８時間以内である特許請求の範囲第１
項または第２項記載の木材の脱色性評価法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13050384A JPS618663A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 木材の脱色性評価法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13050384A JPS618663A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 木材の脱色性評価法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS618663A true JPS618663A (ja) | 1986-01-16 |
Family
ID=15035829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13050384A Pending JPS618663A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | 木材の脱色性評価法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS618663A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4945299A (en) * | 1988-07-07 | 1990-07-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Control apparatus for an a.c. generator for automobile |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP13050384A patent/JPS618663A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4945299A (en) * | 1988-07-07 | 1990-07-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Control apparatus for an a.c. generator for automobile |
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