JPS6186552A - 分析用機器の冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は分析用機器で分析されるサンプルを冷却する
冷却装置の改良に関（−１分析用機器を載置するだけで
簡単に冷風用のダクトが形成きれて冷却が行なえるよう
にしたものである。

〔従来の技術〕

医療や化学工業等の分野では薬品や血液あるいは原料や
製品の成分の分析の必要から廊々の分析用機器が使用さ
れている。例えば薬品や血液等の成分の分析には、最近
、短時間で分離が可能な高速液体クロマトグラフが急速
に利用てれる工うになっている。

この高速液体クロマトグラフでは、薬品のように温度に
１って成分が変化しないものは良いが。

血液のように低温（例えば０〜１℃）に保持しないと変
質し分析結果が有効に利用できないものを分析対象とす
る場合がある。特に、多数のザンプルケサンプル室内に
収納しておき、これらケ順次吹出して自動的に分析する
場合には、分析開始から分析終了までに長時間ヲ賛し、
冷却の必要が一層強い。

このため従来は第３図に示すような水冷式の冷却装置が
用いられ、サンプルが入れられるサンプルびん１が多数
取付けられる円板状のサンプルホルタ（カローセル１２
衡水（エチレングリコールと水の混合液）が入れられた
冷却容器３にひたすことで各サンプルひん１を介してサ
ングルケ冷却するようにしている。そして、この冷却容
器３が収納される分析装置のサンプル室４の底板下側に
沿って冷凍機ユニットの蒸発器（図示せず）が配置して
あり、蒸発器で冷却容器３内の水を冷却１〜ていし ところが、サンプルホルダ２に取付けられた各サンプル
ひん１はその約半分が水から露出し次状態で冷却され、
；−力・もサンプル室４内には、多量の水が存在するた
めサンプル室４内の空気中の水分が結露してサンプルび
ん１に付着し、分析のため挿入する吸込用針とともにサ
ンプルに混入し、成分が変動するという問題が生じたり
、各サンプルびん１の位置検出センサ（例えば、光検出
器）が結露によって誤作ｋｈヲ起こしたり、検出不能と
なる等の問題がある。また、結露やサンプル室４内の湿
度が上昇するため分析装置の電気的接続端子部分の接触
不良や腐食の問題がある。

烙らに、冷却容器３に水が入れであるため分析装置全完
全に水平状態に設置しておかないと、冷却用の水がこほ
れたり、傾くため各サンプルびん１を均一に冷却できな
いという問題がある。

また、多数のサンプルを順次分析する場合には。

サンプルホルダ２を水にひたした状態のまま割出しする
必要があり、抵抗も大きく駆動装置の大容量化や大型化
士招き、消費電力も増大する。

嘔らに１割出し回転の几めサンプルホルダ２を駆動装置
により冷却容器３かられずかに吊上げ次状態とし、分析
終了後冷却容器３に下ろしてサンプルホルダ２をサンプ
ル室４外に取出し可能とするが、この場合にも水が飛散
してサンプルに混入したり、装置各部の腐食の原因とな
る等の問題がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は上述の各問題点を解決するためなされたもの
であり、分析用のサンプルを１分析用機器を基台上に載
置するたけて簡単に冷風ダクトヲ形成Ｉ７て冷却でき、
しかも結露による成分変動等の問題が生じろことのない
分析用機器の冷却装置の提供を目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

かかる目的を達成するためこの発明は、分析用機器が載
置される基台上部に冷却室髪形成し、この冷却室内に冷
凍機ユニットの蒸発器を設置するとともにこの蒸発器を
冷凍機ユニットと接続する一方、サンプルが収納芒れる
サンプル室を形成する分析用機器の外板部分と前記冷却
室を形成する外板部分とで冷風用のダクトヲ形成し、こ
のダクト内に冷風ケ強制循環をせるファンを設けたこと
を特徴とするものである、 〔作用〕 冷却装置に分析用機器を載置すると、冷却装置の外板部
分と分析用機器の外板部分とで冷却室およびサンプル室
に連通ずる冷風用のダクトが形成され、ダクト内のファ
ンで除湿きれた冷風全強制循環させながらサンプルを冷
却するのであ゛る。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例全図面第１図および第２図に基
づき詳細に説明する。

まず、この発明の冷却装置１０が使用される分析用機器
、例えば高速液体クロマトグラフへの概略構造について
説明する。

この高速液体クロマトグラフ（以下、分析装置とする。

）Ａには１分析用のカラムや送液ンステム或いは自動注
入機構等が収納される分析室の下部にサンプル室４が仕
切られた状態で形成してあり、このサンプル室４の前面
には、サンプルホルダ２ヶ出し入れするための蓋が設け
られ、背板部分には電気的接続用の端子板が取付けであ
る、そして、このサンプル室４會冷却するため底板Ｂの
前方側にサンプル室４と連通する開口Ｃが、背板りにも
開口Ｅがそれぞれ形成しである。

この冷却装置１０は分析用機器１例えば高速液体クロマ
トグラフＡの設置用の台となるものであり、基台１１が
アングル材で箱状に枠組みされ、上部に取付けた仕切板
１２にエリ冷却室１３と下部室１４とに仕切られている
。この基台１１の下部室１４内には冷凍機ユニット１５
を構成する蒸発器１６に除く各機器、例えばコンプレツ
サ１７、空冷式のコンデンサ１８、配電盤１９および温
度制御用の温度センサや温度設定器等が収納づれている
。そして、冷却室１３内には、冷却用の蒸発器（冷却器
）１６がほぼ水平状態で取付けてあり、冷凍サイクルを
形成するよう冷凍機ユニット１５の各機器が接続されて
いる。

一方、基台１１の冷却室１３上には、冷却室１３の外板
部分となる上板２０が取付けられ、分析装［Ａの外板部
分となる底板Ｂの前方に形成した開口Ｃと一致する冷風
戻口２１が明けである、また。

基台１１の後方には、基台１１の外板部分が上方に延長
してあり、分析装［Ａの外板部分である背板りの下部に
形成した冷風入口となる開口Ｅと一致するよう前方に開
口した接続ダクト２２が形成しである。

この接続ダクト２２内の上板２０部分には、冷風を強制
循環するためのファン２３が３台並べて設置１７である
。

したがって、基台１１上に分析装置Ａヶ装置し、分析装
置側の開口Ｃと開口Ｅｈ”ｃそれぞれ基台１１側の冷風
戻口２１と接続ダクト２２の開口とに一致するようにす
れば、サンプル室４、冷却室１３゜接続ダクト２２で冷
風用のダクト２４が形成されることとなる。

なお、このダクト２４を構成する各連結部分、例えば開
口Ｃと冷風戻口２１との間、開口Ｅと接続ダクト２２の
開口との間には、）ξツキンが取付けられて冷風の漏洩
が防止きれている。芒らに、図示例の分析装［Ａでは底
板８部分が上げ底構造とされているのでこの部分にもパ
ツキンが装着され、冷風がパイノゼスしないようにして
いる。

このように構成した冷却装置１０では、基台１１上に、
予め底板Ｂお工び背板Ｅに開口Ｃお工び開口Ｅ？影形成
既設の穴を利用したり、あるいは穴明は加工を行なって
おく）シた分析装置へを載置し、上述のようにダクト２
４が形成され次状態とする。

こののち、冷凍機ユニット１５を運転するとともに３台
のファン２３全運転し、冷却室１３の蒸発器１６にて空
気會冷却し、接続ダクト２２から分析装置ｔＡの開口Ｅ
を介して冷風をサンプル室４に送ってサンプルを冷却す
る。そして、サンプルを冷却して温ったまった空気は開
口Ｃおよび冷風戻口２１’ｅ介して冷却室１３の蒸発器
１６に送られ、再び冷却でれて送り出される強制循環が
行なわれる。

以上のようにこの発明の冷却装置１０を用いることで分
析装置ｉ１Ａに予め形成され丸底＆Ｂの穴や背板りの電
気の端子仮構の穴を利用するか、これらの部分に＋衡加
えて開口を形成した状態で基台１１上に載せるたけで、
分析装＠Ａのサンプル室４ケ形成する外板部分と冷却装
置１０の冷却室１３ケ形成する外板部分および外板部分
の杭長部分である接砂ダクト２２とで冷風用のダクト２
４が自動的に形成され、このダクト２４と連通ずるサン
プル室４を簡単に冷却できる。

一層り、冷却媒体として従来の水を用いる場合に比べ、
サンプル室４内の空気を強制循環して冷却するので、空
気中の水分は最も低温となる蒸発器１６に結露すること
となって除湿され、サンプルびんに結露しないのでサン
プルひん内に混入（〜でサンプルの成分変動欠招いたり
、各部が腐食するのを防止できる。特に、サンプルにサ
ンプル室４に入れる前に予冷却に行なえば一層除湿効果
がある。また、結露によりサンプルひんの位置検出に誤
差を生ずることもなく、正確な分析結果が得られ、特に
長時間自動分析する場合に有効である、甥うニ、サンプ
ルホルダに多数収納し几各サンプルについて順次分析す
る場合にも、サンプルホルダが水中でなく空気中にある
ので、割出し回転のための駆動力が少なくてすみ駆動装
置のみならず分析装置の小型化ケ図ることができる。

なお、上記実施例では分析装置として高速液体クロマト
グラフケあげて説明したが、この発明はこれに限らずサ
ンプルの冷却全必要とする分析用砕器に広く適用するこ
とができる。また、分析装置の底部と背部とに開口を形
成して冷却するようにしたが、底部に２個の開口を形成
したり、背部や側部に開ロケ形成１〜、これら開口と一
致する開ロケ冷却装置□□１０の冷却室１３’に＋形成
する外板部分（上板、佃」板、背板等やこれらを延長し
た側方等）に形成１−で冷風用のダクト２４孕１ｈ成す
るように１−でも良い。

才た、繕台１１の冷却室１３とト部室１４とを別体とし
、冷却室１３内に数句けられた蒸発器１６と別脳芒れた
冷仲磯ユニント１５の各機器と全配管お工ひ組・手で接
続１．ても艮〈１分析ケ付なう部屋が高温と４ゐこと全
防止できる２ づらに、サンプルびん１ヶ第４図に示うニエうな二ｉ仙
造とし、内部に内部ザングル容器１ａを入れて使用ずａ
ものでは、外１ｉ１１　（１）　”サンプルひんｌにそ
（数の穴ｌｂケあけるようにすれば、二１となった側方
に存在する空気の断熱作用全排除して一層冷却効率を向
上することができる。

〔発明の効果〕

以上実施例とともに具体的に説明したようにこの発明に
よれは、分析用機器が載置きれゐ基台上部に冷却室を形
成し、この冷却室内に冷凍機ユニットと接続芒れた蒸発
器ケ設（−シ、サンプルが収納されるサンプル室を形成
する分析用機器の外板部分と前記冷却室を形成する外板
部分とで冷に川のダクトを形成し、冷風を強制循璋訟せ
るファンケこのダクト内に設けたので、分析用機器を基
台上に載置′Ｔ６たけで簡単に冷風の強制循環用のタク
トが１ヒ成でき、サンプルの冷却を簡単に行なうことが
できる。また、冷却に水衡由いす空気を用いて強制循環
娯せるので、均一な冷却ができるとともに空気中の水分
が蒸発器で除湿きれるのでサンプルびん等に結露するこ
とが防止きれ、従来のようなサンプルへの混入により成
分が変動したり。

腐食の原因となることもなくサンプルの位置検出等も正
確に行なえる。

協らに、分析用機器を完全に水平状態とせずわずかに傾
斜した状態と（−でも冷却用に水を使用しないので、水
がこぼれたり、不均一な冷却となることがなく均一に冷
却でき、しかも分析用機器の設置も比較的簡単となる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の分析用機器の冷却装置
の一実施例にかかる一部切欠いた斜視図お工ひ仰］板を
除いた状態の側面図、第３図は従来の冷却装置の概略図
、第４図は二重構造のサンプルひんの斜視図である。 １０・・・冷却装置　　　　１１・・・基台１３・・・
冷却室　　　　　１５・・・冷凍機ユニット１６・・・
蒸発器　　　　　２０・・・上板２１・・・冷風戻口　
　　　２２・・・接続ダクト２３・・・ファン　　　　
　　２４・・・ダクト第２図 １つ１７ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 分析用機器が載置される基台上部に冷却室を形成し、こ
   の冷却室内に冷凍機ユニットの蒸発器を設置するととも
   にこの蒸発器を冷凍機ユニットと接続する一方、サンプ
   ルが収納されるサンプル室を形成する分析用機器の外板
   部分と前記冷却室を形成する外板部分とで冷風用のダク
   トを形成し、このダクト内に冷風を強制循環させるファ
   ンを設けたことを特徴とする分析用機器の冷却装置。