JPS6185752A - 低圧水銀蒸気放電灯の製造方法 - Google Patents
低圧水銀蒸気放電灯の製造方法Info
- Publication number
- JPS6185752A JPS6185752A JP20622984A JP20622984A JPS6185752A JP S6185752 A JPS6185752 A JP S6185752A JP 20622984 A JP20622984 A JP 20622984A JP 20622984 A JP20622984 A JP 20622984A JP S6185752 A JPS6185752 A JP S6185752A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealed
- glass tube
- tube
- carbonate
- discharge lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/38—Exhausting, degassing, filling, or cleaning vessels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は蛍光ランプなどの低圧水銀蒸気放電灯の製造方
法に関するもので、さらに詳細には放電灯の特性を向上
させるとともに生産効率も高める製造方法に関するもの
である。
法に関するもので、さらに詳細には放電灯の特性を向上
させるとともに生産効率も高める製造方法に関するもの
である。
近時、製造コスト引下げあるいは作業環境汚染防止が課
題となってきているが、この場合排気工程の不純ガス排
気効率が問題となる。この対策と・して分解l始を早く
するという上記公知例(特開゛昭54−129775号
公報、特開昭53−90678号公報、特開昭54−4
8982号公報、特公昭59−48117号公報)があ
るが、環形けい光ランプではN2置換という工程であり
、この方法は採用できず、また直管形蛍光ランプでも片
側排気方式においては十分と言えない。
題となってきているが、この場合排気工程の不純ガス排
気効率が問題となる。この対策と・して分解l始を早く
するという上記公知例(特開゛昭54−129775号
公報、特開昭53−90678号公報、特開昭54−4
8982号公報、特公昭59−48117号公報)があ
るが、環形けい光ランプではN2置換という工程であり
、この方法は採用できず、また直管形蛍光ランプでも片
側排気方式においては十分と言えない。
本発明の目的は上述した欠点を解消し得る低圧水銀蒸気
放電灯の製造方法を提供することにある。
放電灯の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明においては、封止工程以
前のマウント状態でフィラメントに塗布された炭酸塩を
加熱分解させ、この電極をガラス管に封着する工程でガ
ラス管内にN2 を充満させ、状態で排気工程に移行さ
せることにより、排気工程の不純ガス排気に関する問題
を解決するとともに、品質をも向上させるようにしたも
のである。
前のマウント状態でフィラメントに塗布された炭酸塩を
加熱分解させ、この電極をガラス管に封着する工程でガ
ラス管内にN2 を充満させ、状態で排気工程に移行さ
せることにより、排気工程の不純ガス排気に関する問題
を解決するとともに、品質をも向上させるようにしたも
のである。
すなおち、従来は電極炭酸塩の分解は排気工程内のみで
行なっていたため、10−”Torr前後のめずかの不
純ガスが残存することになり、これを完全に除去するた
めには水銀ウオツシングなどの環境汚染を持たらす手段
を用いる必要があったが、本発明のようにマウント状態
で炭酸塩をN、などの不活性ガス中で加熱分解し、はぼ
100%の不純ガスを排出した電極を内部がN、置換さ
れたガラス管に封着して排気工程に移行すれば、排気工
程では電極の活性、保温通電のみで良く、しかも不純ガ
スの発生がほとんどないため、排気工程の大幅な時間短
縮および水銀ウオツシングなどの補助手段も必要なくな
る。ここで、ガラス管内をN3で置換しながら電極を封
着するのは、加熱分解されたオキサイドの吸湿を防ぐた
めのものであり、かつ封着における電極の酸化を防止し
て、電極性能を保つための重要な手法である。
行なっていたため、10−”Torr前後のめずかの不
純ガスが残存することになり、これを完全に除去するた
めには水銀ウオツシングなどの環境汚染を持たらす手段
を用いる必要があったが、本発明のようにマウント状態
で炭酸塩をN、などの不活性ガス中で加熱分解し、はぼ
100%の不純ガスを排出した電極を内部がN、置換さ
れたガラス管に封着して排気工程に移行すれば、排気工
程では電極の活性、保温通電のみで良く、しかも不純ガ
スの発生がほとんどないため、排気工程の大幅な時間短
縮および水銀ウオツシングなどの補助手段も必要なくな
る。ここで、ガラス管内をN3で置換しながら電極を封
着するのは、加熱分解されたオキサイドの吸湿を防ぐた
めのものであり、かつ封着における電極の酸化を防止し
て、電極性能を保つための重要な手法である。
以下、本発明の詳細を一実施例について説明する。第1
図は環形蛍光ランプFCL30/28の排気管側マウン
トの封止前炭酸塩の分解を示す1実施例で、封止前コン
ベア上のマウント1,1′等の電極マウント部にはグロ
ーブ2が設置され、その中には配管3,3′を通してN
i が流入されている。導入線4.4′はインデックス
停止中に電気接触子5,5′で挾まれ、炭酸塩の塗布さ
れている電極6に通電する0通電電流は初め700mA
で5秒間1次に780mAで10秒間である。
図は環形蛍光ランプFCL30/28の排気管側マウン
トの封止前炭酸塩の分解を示す1実施例で、封止前コン
ベア上のマウント1,1′等の電極マウント部にはグロ
ーブ2が設置され、その中には配管3,3′を通してN
i が流入されている。導入線4.4′はインデックス
停止中に電気接触子5,5′で挾まれ、炭酸塩の塗布さ
れている電極6に通電する0通電電流は初め700mA
で5秒間1次に780mAで10秒間である。
しかる後に、マウントは封止工程に移行され、密閉板7
を有するノズル8からN1 を流しながらガラス管9に
封着される。排気管のない反対側のマウントも同様な方
法でガラス管に封着される。かくして、ガラス管内には
N、が充満され、かつ炭酸塩が分解されオキサイド化さ
れた電極が両端に封着さ九たガラス管が出来る。しかる
後に、ガラス管壁加熱とともに管内を一度排気し、その
後N2 を約1気圧封入した状態で管を円形に成形し、
再びN、を排気するとともにフィラメントに約750m
A20秒間の通電を行なった。この通電は管曲成形時の
不純ガス排出と電極の活性化のために行なうものである
。最後に所定のAr封入と水銀封入を行ない排気管をチ
ップオフする0以上のような製作法によれば、従来に比
較し次表のような効果が得られることがわかった。
を有するノズル8からN1 を流しながらガラス管9に
封着される。排気管のない反対側のマウントも同様な方
法でガラス管に封着される。かくして、ガラス管内には
N、が充満され、かつ炭酸塩が分解されオキサイド化さ
れた電極が両端に封着さ九たガラス管が出来る。しかる
後に、ガラス管壁加熱とともに管内を一度排気し、その
後N2 を約1気圧封入した状態で管を円形に成形し、
再びN、を排気するとともにフィラメントに約750m
A20秒間の通電を行なった。この通電は管曲成形時の
不純ガス排出と電極の活性化のために行なうものである
。最後に所定のAr封入と水銀封入を行ない排気管をチ
ップオフする0以上のような製作法によれば、従来に比
較し次表のような効果が得られることがわかった。
上表■は排気ヘッドに装着されているフィラメント通電
のための電気接触子が管曲時の加熱により酸化し、電極
導入線との接触不良で炭酸塩分解が不十分な場合に発生
する不良であり1本発明ではこれが皆無となった。また
、完成後のランプ内不純ガス残存量は質量分析計による
分析結果では従来のものが8 X 10−”Torrに
対し5 X 10−’T orrと1桁少なくなってお
り、ランプの起動性、特にエージング前の起動電圧が表
に示すように大幅に改善される結果となった。すなわち
、他のランプ特性である点灯後の電極周辺の黒化現象お
よび光束の低下も軽減される高品質の蛍光ランプを得る
ことができた。
のための電気接触子が管曲時の加熱により酸化し、電極
導入線との接触不良で炭酸塩分解が不十分な場合に発生
する不良であり1本発明ではこれが皆無となった。また
、完成後のランプ内不純ガス残存量は質量分析計による
分析結果では従来のものが8 X 10−”Torrに
対し5 X 10−’T orrと1桁少なくなってお
り、ランプの起動性、特にエージング前の起動電圧が表
に示すように大幅に改善される結果となった。すなわち
、他のランプ特性である点灯後の電極周辺の黒化現象お
よび光束の低下も軽減される高品質の蛍光ランプを得る
ことができた。
以上は環形蛍光ランプについて述べたが、直管形蛍光ラ
ンプにおいても本発明は適用できる。この場合、バット
シール形封正においては第3図に示すように初めマウン
ト10とガラス管11に隙間を持たせた状態でノズル1
2からN3 を流入させた後封着させることにより管内
にN2 を充満させることができる。
ンプにおいても本発明は適用できる。この場合、バット
シール形封正においては第3図に示すように初めマウン
ト10とガラス管11に隙間を持たせた状態でノズル1
2からN3 を流入させた後封着させることにより管内
にN2 を充満させることができる。
〔発明の効果〕
以上のように1本発明によれば排気工程後のランプ内不
純ガス量を大幅に低減でき、従来用いていた排気工程途
中水銀滴下による水銀ウオッシングの不純ガス排気助成
方法を使用する必要がなく。
純ガス量を大幅に低減でき、従来用いていた排気工程途
中水銀滴下による水銀ウオッシングの不純ガス排気助成
方法を使用する必要がなく。
水銀は排気管チップオフ直前の最終段階で封入必要量の
み滴下すればよく1作業環境汚染防止面からも大きな効
果を持たらすものである。
み滴下すればよく1作業環境汚染防止面からも大きな効
果を持たらすものである。
fJ1図(a)、(b)はマウント状態炭酸塩分解装置
の1実施例で同図(a)はその正面図、同図(b)はそ
の側面図、第2図は電極封止時のガラス管内N3置換装
置の1実施例図、第3図はバットシール形電極封止時の
ガラス管内N2置換装置の1実施例図である。 1.1′・・・マウント、2・・・グローボックス、3
゜3′・・・配管、4,4′・・・導入線、5.5’・
・・通電用電気接触子、6・・・炭酸塩の塗布されたフ
ィラメント、7・・・密閉板、8・・・ノズル、9・・
・ガラス管、療1目
の1実施例で同図(a)はその正面図、同図(b)はそ
の側面図、第2図は電極封止時のガラス管内N3置換装
置の1実施例図、第3図はバットシール形電極封止時の
ガラス管内N2置換装置の1実施例図である。 1.1′・・・マウント、2・・・グローボックス、3
゜3′・・・配管、4,4′・・・導入線、5.5’・
・・通電用電気接触子、6・・・炭酸塩の塗布されたフ
ィラメント、7・・・密閉板、8・・・ノズル、9・・
・ガラス管、療1目
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガラス管とオキサイドの塗布されたフィラメント電
極を有するマウントとを封着し、内部に不活性ガスと水
銀を封入してなる低圧水銀放電灯において、封着以前の
マウント状態で不活性ガス中でフィラメントを加熱して
炭酸塩を分解し、かつガラス管とマウントの封着時にガ
ラス管内を不活性ガスで置換させるようにしたことを特
徴とする低圧水銀蒸気放電灯の製造方法。 2、上記水銀は排気終段においてランプ内封入のみを目
的として滴下するようにしたことを特徴とする第1項の
低圧水銀蒸気放電灯の製造方法。 3、上記水銀は排気工程排気管チップオフ後カプセルあ
るいは水銀合金からランプ内に水銀を放出させるように
したことを特徴とする第1項の低圧水銀蒸気放電灯の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20622984A JPS6185752A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 低圧水銀蒸気放電灯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20622984A JPS6185752A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 低圧水銀蒸気放電灯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6185752A true JPS6185752A (ja) | 1986-05-01 |
JPH0556611B2 JPH0556611B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=16519899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20622984A Granted JPS6185752A (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 | 低圧水銀蒸気放電灯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6185752A (ja) |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP20622984A patent/JPS6185752A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0556611B2 (ja) | 1993-08-20 |
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