JPS6184309A - くず鉄から鋼を製造する方法および装置 - Google Patents

くず鉄から鋼を製造する方法および装置

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JPS6184309A
JPS6184309A JP60137640A JP13764085A JPS6184309A JP S6184309 A JPS6184309 A JP S6184309A JP 60137640 A JP60137640 A JP 60137640A JP 13764085 A JP13764085 A JP 13764085A JP S6184309 A JPS6184309 A JP S6184309A
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cupola
exhaust gas
pig iron
iron
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ハンスーギユンター ラツハナー
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    • C21C5/56Manufacture of steel by other methods
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S266/00Metallurgical apparatus
    • Y10S266/90Metal melting furnaces, e.g. cupola type

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、銑鉄の溶解のためにキューポラを用い、再
生すべきくず鉄と溶解された銑鉄との間にコークス層を
形成し、この層の部分にキューポラに酸素を供給するた
めの羽口を設り、キューポラに転炉を接続して、この転
炉内で溶解された銑鉄が、酸素の供給によって精錬され
るようにしたくず鉄から鋼を製造する方法に関づるもの
である。
さらにこの発明は、キューポラを備え、このキューポラ
の酸素供給用の羽口をその下方部分に設けたコークス層
に接続し、このキューポラに転炉を接続してキコーポラ
内で溶解された銑鉄が酸素の供給で精錬されるようにし
たくず鉄から鋼を製造する装置に関する。
くず鉄から鋼を製造するために、従来主として電気的な
アーク炉が使用されている(特に小さな製鋼所において
)。この技術は既に成熟しているが、それ故特に特殊鋼
の製造のためには、エネルギのバランスおよび必要なエ
ネルギの投入に対して使用されるコス1へについての考
慮が十分でない。
このコストは、先年の強く上昇したエネルギコストの影
響を受けている。鉄鋼の製造に用いるために、石油を使
用して熱電気的なエネルギを発生させることには余り意
味がなくなってきている。電気的な鉄鋼生産時のコスト
上昇の他の理由は、炉の排出ガスの清浄化のために必要
な装置および高い駆動騒音の防止のための装置に高額の
投資が必要であり、これに応じて運転コストに打撃を与
えることになる。
従って特殊な場合においても既にアーク炉を用いた鉄鋼
製造は行なわれなくなっており、100%鉄を投入する
種々の方法が提案されていて、一部は既に操業に取り入
れられており、固体、液体あるいはガス状の燃料物質が
エネルギ体として使用され、その際石炭、コークスおよ
び酸素が使用されることが好ましい。
例えば周知の操業形態では、鉄くずのみの投入による鋼
の製造のために転炉が用いられており、その底部には、
酸素と反応する微細な石炭が二つの同心の射出口から鉄
の湯中に吹き込まれる。
他の周知の方法においては、鋼の製造が、良好な熱利用
という用途を持ち、鉄の投入比率の高い操業形態が可能
であり、まず転炉内を銑鉄で充填し、水平に配置した管
から銑鉄の渇の中に酸素を吹き込み、転炉あるいはその
内容物を加熱し、他方で生じた煤煙ガスで筒部に移動さ
れて転炉上に位置する鉄くずを予熱するために、銑鉄の
潟から生じたガスを転炉内で燃焼させる(西独特許出願
公IJff第3219984号明mよ)。さらに、銑鉄
へのくず鉄の補充聞を転炉内に入ってくる高い熱によっ
て増加することが可能となり、転炉内に追加の燃焼によ
る熱が入ると、くず鉄の量をざらに増加させることがで
きることとなる。ざらに、転炉の排出ガス中の燃焼可能
なCOガスの未だ燃焼していない部分は、予熱されたく
ず鉄(および場合によっては石炭)を保持する筒部内で
酸素あるいは空気の供給によりくず鉄予熱をさらに効果
あらしめるために後で燃焼させられて、このようにして
できるだ(プ高渦に予熱された、未だ塊状のくず鉄は、
スライダあるいはスクリューコンペA7によって転炉と
筒部の接続部分から転炉内に押し込まれる。
複数回行なわれるくず鉄予熱を用いるくず鉄の投入によ
るこのような鋼の製造において、工程中に生じる熱の適
切な利用は、未だ充分に可能とはなっていず、くず鉄の
熱吸収には限界があって、筒部内で高い予熱が行なわれ
たときは、比較的薄いくず鉄の部分では特に当然溶解、
溶融が生じて、この筒部あるいは筒部に転炉を接続する
部分の遮断が必然的に起きる。従って、スライダによる
例えば筒部から転炉への予熱されたくず鉄の意図的な導
入は不可能である。極端な場合には、転炉から筒部への
ガスの排出すら阻止される。
この周知の方法は、従って、多分、厚みの大きなあるい
は最高約500〜600℃迄予熱されたなまこ銑の如き
選ばれた特別のくず鉄に適しており、選別されていない
、任意にたまったくず鉄であって、一般に小さくて薄い
部分をかなりの割合で有しているようなくず鉄には適し
ていない。
さらに他の周知の方法では、鉄くず投入100%で稼動
丈るキューポラ内で銑鉄が製造され、この銑鉄は、キュ
ーポラから別の転炉へ供給さり、 ’<、ここで精錬さ
れる。この方法ではしかしながら、キューポラ内と転炉
用とで別個の排出ガス管理がなされる。転炉の搬出ガス
は、キューポラの炉上ロガスとは分離され、浄化される
などして、この周知の方法においても、他の前述の方法
と同様に、再生■稈において生じた分離熱をこの工程中
に適切に利用づ−ることかできず、転炉内で生じたCO
の優勢な排出ガスは、工程中に紺持されないばかりか、
清浄復信の目的に使用され、さらに当然費用がかかるた
めに経済的ではない。
西独特許出願公開第273744”I@明細書から周知
の溶解リーベき鉄の加熱の方法とこれを行なう装置にお
いては、好ましくは、くず鉄から生じる溶解された鉄を
過熱する方法および装置が用いられ、過熱過程から部分
的に分離された溶解過程において、くず鉄は、溶解点付
近まで加熱される。
さらに、投入されたくず鉄は、バーナーによって流動状
態となるまで加熱され、溶解鉄のタンクとして働くキュ
ーポラの下方の端に溜り、ここから直接溶解液タンクに
接続された過熱タンクに流れ込み、この場内に羽口から
、特に塊状の石炭、粉末状の」−クスあるいは液状の炭
化水素の如き燃料と酸素が投入される。この過熱タンク
から作られた鋼は、平らなタンクへと1)1.出さ゛れ
、鋼製造のための転炉への投入物質として使用される。
バーナーによる熱形成は、この周知の過熱方法において
はある程度熱容量、例えば過熱室の排出ガスの容量に支
持され、これはキューポラ内に導入されて、そこで大き
な熱が与えられ、燃焼させられて、全体として過熱し過
ぎないようにバーナーが調節されねばならない。キュー
ポラ内での過熱は、この方法においては、強い酸化が懸
念されるので、はっきりとは行なわれてはならない。キ
ューポラの下端に配置されたバーナーは、過剰の空気で
動作するので、そこで既に望ましくないCOからCO2
への変化が少なく共部分的には当然の結果として生じ、
その際このCO2は、キューポラの通路で石炭消費をし
て吸熱反応を起し、再び少なく共一部は、COに還元さ
れる。これにより西独特許出願公開第3219984号
明細書に記載の方法とまったく同じものが得られ、炉中
に生じるcoは、精錬タンク中でかなりの品燃焼により
CO2となり、それに応じてこのCO2は、適当なコー
クスおよび熱の消費により:+」−ボラの炉中に導びか
れて、まず初めに再びCOに還元され、最後に燃焼させ
られてCO2となる。全体としては、転炉に対しての投
入物質の製造のためには、装置的にはコスi〜高であり
、方法的には最適な手段がない。
この発明は、従来周知の方法および装置にお1ノる上述
したおよび他の欠点を回避して、改良された方法および
装置を提供しようとするものである。
ずなわlうこの発明によれば、広い範囲にわたる任意の
密度のくず鉄から鋼を、投入された燃焼物質(コークス
)の)幽切な使用で可能な限り最少のエネルギの投入に
よって連続的に再生処理を行なって製造し、このときく
ず鉄の予熱に際し−Cのくず鉄片の溶接などを生じるこ
とがなく、その際予熱に際して熱の供給源から熱を吸収
するために、もはや制限は与えられずに、溶解点をわず
かに越えるまでの溶解ばかりでなく、精錬り−べぎ鉄に
過度の酸化を起させることなく、ただちに溶解されたく
ず鉄の過熱が行なわれるようにする方法および装置が提
供される。
上述の目的を方法どして達成するために、この発明によ
れば、精錬に際して生じたCOの優勢な転炉排出ガスは
、キューポラのコークス層に導びかれ、キューポラの羽
口の領域で、吸熱反応ににり燃焼させられる。
この発明の目的は、必要なエネルギ投入をできるだけ小
さくおさえ、投入されるコークスを、再生処理にエネル
ギ利用の点から効果的に使用することなどにあるが、技
術的に不可避であってかつ投入されたくず鉄の上方部に
還元空気を提供づるために必要なキューポラからの排出
ガス中の残りのCO酸成分、一定に保たれることが望ま
しく、これは好ましくは約8〜14容稙%であって、金
属投入物質(くず鉄)への供給]−クス箔の適当な配分
によって実現できる。
この処理は、以下の如き既に示唆された考えに基づいて
いる。すなわち、]二程から生じる排出ガス中の成分を
完全にCOなしとすることは不可能であり、精錬に際し
て生じたCOのfa勢な排出ガスの燃焼によって形成さ
れたC’02が、再生工程からの分離に先立ってまず再
生さるべきくず鉄に大きな熱を供給せねばならずかつキ
ューポラの炉上口への通路で石炭に衝突することは当然
のことであるからであり、これはある程度反応してCO
に変化するものである。次に、還元空気の少ない場合に
は、くず鉄の柱の上部では、強い酸化が生じ、これは冶
金学的な事象として悪い結果をもたらすことになろう。
コークス添加の配分によって工程の進行を制御して、羽
口上方のコークス層を増加させず、例えば再生工程から
生じる炉上口排出ガスのCO成分量を約8〜14容積%
に保つことができ、還元空気の存在下で直接の処理のた
めには僅かなCの消費と残りは発火性の炉上口排出ガス
で処理を維持”することができ、その熱の内容は、特別
の補助的な処理なしに取り戻すことができかつ有効に使
用することができる。
精錬によって発生した転炉排出ガスは、この発明の一実
施例においては、この精錬工程で流れでた溶けた銑鉄に
逆行してガス透過性のコークス層に導びかれあるいは他
の実施例では、接続路(銑鉄の流路から独立した)を通
って、例えば転炉から羽口の領域へと導びかれる。
この発明の他の実施例によれば、酸素が、空気の導入に
よってではなく溶解銑鉄に精錬に際して供給され、銑鉄
は、従来周知の如く純粋な酸素により精錬されて、排出
ガスの量を少なく維持し、その際精錬のこのような処理
状態でキューポラのコークス層の領域で燃焼させるべき
排出ガスが得られ、これは、90%までおよび場合によ
ってはそれ以上のCOを含み、また精錬に際して空気か
ら生じる排出ガスのCO成分量は、半分を下回ってよい
この発明による方法の実施例では、溶解によって生じあ
るいは存在するスラッジ、精錬工程に供給される溶けた
銑鉄から分離でき、この溶()た銑鉄のみが、精錬工程
に供給されかつこれを受【ノることになる。
上述の目的は、この発明によれば次の如くして達成され
る。Jなわち、キューポラの下端に溶解された銑鉄を導
くための転炉を接続し、転炉とキューポラの間に接続手
段を設け、これによって精錬に際して転炉内に生じるC
Oの優勢な排出ガスが、キューポラのコークス層に導び
かれて、羽[1の領域で発熱反応により燃焼されるよう
に構成し、その際転炉からのCOの優勢な排出ガスは、
キューポラから転炉に流れる銑鉄に必ずしも直接逆行し
て流れる必要はなく、この発明の実施例では、独立した
接続路を介してキューポラの羽口の領域に導いて、そこ
で燃焼するようにすることができる。
前述した従来技術とは異なって、この発明によれば、再
生ずべぎくず鉄は、転炉排出ガスににって単に予熱され
、塊の状態で精錬づべき溶液に供給されるのではなくて
、くず鉄は既にキューポラ内で溶解され、流動状態でキ
ューポラから接続された転炉に達し、これによってくず
鉄部分の密瓜の大小によって、特に固体から可撓性のあ
る、部分的に流動性のある状態への転移の際に生じる密
瓜の小さな部分の溶着によるクランプ作用が(既にこれ
は欠点として述べたが)、生じることはなく、これはク
ラシックなキューポラのガス透過性のコークス層によっ
て充分に阻止される。コークス層上の溶解領域に存在す
るくず鉄の流動状態になりつつある金属成分は、この発
明の作動形態では、コークス層から下方へしたたり落ち
、これはクラシックなキューポラの運転では周知のこと
であって、キューポラに独立分離した接続路を配置しな
い場合には、転炉内で形成される排出ガスは、コークス
層から上方へ達し、4ニユーボラの羽口の前で燃焼して
、従ってこの発明による転炉と組み合わされてコークス
供給用として働くキューポラのコークス層は、はとんど
フィルタとして作用し、これによって従来のくず鉄予熱
に際して無制限な熱吸収によって生じた欠点を回避づる
ことができる。 キューポラ内で流動化するまr加熱さ
れ転炉に流れる銑鉄は、コークス層を通過Jるイの経路
で3%に相当Jる量の石炭を供給され、これは接続され
!ご転炉内で行なわれる精錬のエネル1=源となり、転
炉内で生じた非常にCOの優勢な排出ガスは、COを形
成した転炉内では燃焼せず、キューポラの羽口付近で発
熱反応により燃焼させられる。これは、補助燃料として
投入されるコークスの最適な利用であり、制約なしに燃
焼によって生じた熱を再生すべきくず鉄に与えることが
できる。最後に、不可避の、僅かなCO含有残ガスが、
炉上1−1ガスとしてキューポラから排出されるが、こ
れは発火性を有しており復熱装置内で後で燃焼させられ
て利用されるように、これを制御することが好ましい。
この発明の動作態様によれば、転炉内にもキューポラの
火床にも目立つほどのCO2成分は形成されず、この発
明により設置ノられたコークス層は、石炭の補給による
転炉の排出ガスによっては消耗されず、これは転炉内な
どでのあるいは従来提案されているキューポラ内でのC
Oの燃焼で当然生じる状況である。
処理のできるだけ正確で簡単な実行と精錬を受ける銑鉄
の量を一定に維持するために、精練された鋼の排出用に
転炉に設けた排出口をサイホンとして構成し、この排出
口は、転炉内に保持される鋼の量が、サイホンの溶解物
質を溜める壁の高さによって定められるようにすること
が好ましい。
また転炉の排出口としては、スラッジの排出用にも必要
に応じて設けることができる。
既に処理方法に関連して説明した如く、この発明の実施
例においては、キューポラと転炉の間には一つの接続部
分のみが設けられ、これによって一方では銑鉄やスラッ
ジが転炉内に流入し、他方では精錬に際して生じた転炉
の排出ガスが、逆行してキューポラ内に流れ込む。他の
実施例として、  ・キューポラと転炉を二つの接続部
材で接続することもでき、その際銑鉄と、分離装置によ
って銑鉄から前取って分離されていないスラッジは、転
炉内に第一の接続部材を介して到達し、また精錬にJ:
つで生じたC Oの優勢な排出ガスは、第二の接続部材
を経由して転炉からキューポラに流入覆る。。
この発明のh法を用いるのに必要なエネルギの消費門は
、僅かであり、これはこの発明の目的どづるどころであ
る。内張りをされた熱1虱吹きつ(ノキコーボラで実行
可能なコークス投入量は、70へ・75Kg/lであり
、内張すされたクラシックな4)−ボラでの一]−クス
投入石は、100〜11(Hy/1に達する。実際のコ
ークス投入量と溶解に必要<i」−クス投入缶の差は、
銑鉄の浸炭を石炭ベースでカバーするために補充されな
(〕ればイfらイfい、。
くず鉄から鋼を製造するこの発明による再生処理を開始
づるために、例えば約70句/l:という連続運転中に
必要なコークス投入量にリーし多い、rayしくは約1
00Kg/lのコークスが投入され、ぞの際このくず鉄
11当りの約30に’Jの]−クスの差は、溶解による
形成された銑鉄の浸炭のために使われる。この]−クス
投入量の差(初期の)は、転炉内での精錬の際に殆んど
COに変換され、この実施例の場合は、運転の持続状態
が得られた後には、くず鉄11当り約70 K9のコー
クスが投入されるようになる。
銑鉄の精錬で生じた熱は、さらに転炉での添加されたく
ず鉄の溶解に使用され、これは、運転温度をほぼ一定に
維持しな(ブればならないときに転炉に投入され、その
際余分なエネルギの投入を要しないようにするために、
運転の状況に応じて 150〜200Kg/lの添加く
ず鉄の投入量が計算されな【プればならず、キューポラ
内でのくず鉄の溶解と転炉内でのくず鉄の追加の溶解と
で、合せてエネルギ消費は、約70Ky/lどなり、従
ってこの発明によれば、エネルギ的な観点からみて、特
にアーク放電炉を有する製鋼会ネ1のための別の手段が
与えられ、このアーク放電炉は、既に今日では高い電気
料金のために溶解コストが高くかつ将来はさらに電気料
金が高くなるどJ1篩ぜねばならぬものである。この溶
解コストは、この発明による動作態様で消費されるエネ
ルギのコストに対して明らかに高価である。
以下、添付の図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳
細な説明する。
図面は、くず鉄から鋼を製造するためのこの発明による
装置を示すもので、全体として1で示されるキューポラ
は、炉上口を備える上部2に(ず鉄とコークスからなる
投入材料用の詳細には図示しない投入口を有する。キュ
ーポラ1のほぼ中央部分には従来周知の如く送風室4と
同心に上部筒体3が配置され、これによって送風室4の
下方の羽口6から上部筒体のいわゆる過熱領域への接続
が行なわれ、その下方には炉床にいわゆる集積領域7が
位置し、このようなキューポラ1を独立して使用する際
の湯口がそこに設けられる。この湯口8は、図示の装置
にJ3いては閉じられているのではなくて、全体的に1
2で示される転炉の11人目11に接続部材9を介して
接続されている。従って、′  キューポラ内で溶解さ
れた銑鉄は、キューポラ1から矢印13で示1如く転炉
12内に流れ込み、そこで銑鉄14とスラッジ16とか
らなる浴を形成する。
転炉12は、a鉄14用のサイホンとl〕で形成された
排出口17どスラッジ16用の同じくサイホン状の排出
口18を有し、転炉12の最大容積は、溶解物質を溜め
る壁の高さHあるいはhによって制限され従って転炉1
2の容積は、一定に保たれる。排出口12の上方には、
検査用開口20が設けられている。
転炉12は、さらに少なく共開口19を備え、これによ
って矢印21で示す如く外部から銑鉄14の精錬のため
の酸素が転炉12内に導入される。
ざらに転炉12は、投入開口22を備え、これによって
供給タンク23から追加のくず鉄あるいは生石灰が、転
炉12に注入されて、転炉12内の反応温度あるいはス
ラッジの塩基度をほぼ一定に維持するように働く。
精錬の際に生じたほぼCOからなる転炉排出ガスは、矢
印13と反対の方向に転炉12からキューポラ1へと流
れ、開口8ど集積領域7寸なわちいわゆる炉床を通って
キューポラ1内に存在するコークス層に達し、この層は
羽口6約1〜2771−L方および下方にわたって位置
し、これは、既に流動状態にあって転炉に流れている銑
鉄とその上方にあって未だ溶解されていないくず鉄との
間に存在する。コークス層24は、羽口6の前C約20
00〜2500℃の温mを有し、従ってC,Siなどの
含有ωに応じてかなり低い溶解温度を有する溶解され1
.:鉄は、コークス層をしたたり落ちる行路ぐ約2へ・
33%の疾索を受()取り、約1500℃に熱せられて
、この過熱状態で転炉12に達する。これによっ(通常
では考えられない永続的な鉄の過度の酸化が行なわれ、
形成された酸化鉄は、豊富に存在する炭素によりFeと
COに変化し、その際まず転炉12に流れ込み、最後に
キューポラ1内の羽[16の前で燃焼づる。COの優勢
な転炉排出ガスは、CO2成分を多く有しないので、コ
ークス24への流入にJ:っては当初は実際上の反応を
生じない。まず羽D6の部分で、転炉排出ガスは、発熱
反応で燃焼してCO2となり、燃焼過程で主として溶解
すべきくず鉄を加熱し、溶解過程およびこれに続く過熱
過程で生じた金属の液滴が、約3%の浸炭を生じて同時
にフィルタとして動くコークス層を通ってそこから下方
へ流れ、次いで集積領域7から矢印13方向へ向って転
炉12に達し、その間に反対方向の流れである転炉12
のCOの優勢な排出ガスは、コークス層から上方へ流れ
る。CO燃焼に際して羽口6に発生JるCO2のある程
度の減少は、炉上口への上昇に際しては避(プることか
できず、その際図示の実施例においてはキコーボラ炉上
ロガスのCO酸成分、12容積%に適当なコークス補給
によって調節され、このガスは、矢印26の方向に脱出
して、キューポラの炉上口ガスは、点火可能であり、こ
れによって図示せぬ接続ラインを用いての熱利用が行な
えることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明による装置の構成概略図である。 1・・・キューポラ    3・・・土部筒体4・・・
送風室      6・・・羽  ロア・・・集積領j
iili      12・・・転  炉14・・・銑
  鉄     16・・・スラッジ17、18・・・
排出口    23・・・供給タンク24・・・コーク
ス層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銑鉄の溶解のためにキューポラを用い、再生すべ
    きくず鉄と溶解された銑鉄との間にコークス層を形成し
    、この層の部分にキューポラに酸素を供給するための羽
    口を設け、キューポラに転炉を接続して、この転炉内で
    溶解された銑鉄が酸素の供給によって精錬されるように
    したくず鉄から鋼を製造する方法において、精錬に際し
    て発生するCOの優勢な転炉排出ガスが、キューポラの
    コークス層に導びかれて、キューポラの羽口の領域で発
    熱反応により燃焼されるようにした製造方法。
  2. (2)前記コークス層への前記転炉排出ガスが、キュー
    ポラから転炉へ流入する銑鉄の流れに逆行し、コークス
    層の上方および下方へと流れるようにした特許請求の範
    囲第1項記載の製造方法。
  3. (3)前記コークス層への前記転炉排出ガスが、キュー
    ポラから転炉へ流入する銑鉄とは分離されて導びかれる
    ようにした特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
  4. (4)キューポラ排出ガスのCO成分がほぼ一定に保た
    れるようにした特許請求の範囲第2項または第3項記載
    の製造方法。
  5. (5)キューポラ排出ガスのCO成分が、約8〜14容
    積%に維持されているようにした特許請求の範囲第4項
    記載の製造方法。
  6. (6)キューポラ排出ガスのCO成分が、装填されてい
    るくず鉄にコークスを適量配分補給することによって一
    定に維持されるようにした特許請求の範囲第4項あるい
    は第5項記載の製造方法。
  7. (7)転炉内の銑鉄が、純度の高い酸素によって精錬さ
    れるようにした特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれ
    か1項記載の製造方法。
  8. (8)キューポラを備え、このキューポラの酸素供給用
    の羽口をその下方部分に設けたコークス層に接続し、こ
    のキューポラに転炉を接続してキューポラ内で溶解され
    た銑鉄が酸素の供給で精錬されるようにしたくず鉄から
    鋼を製造する装置において、キューポラ(1)の下端に
    溶解された銑鉄を導くための転炉(12)を接続し、転
    炉(12)とキューポラ(1)の間に接続手段(9)を
    設け、これによって精錬に際して転炉(12)内に生じ
    るCOの優勢な排出ガスが、キューポラ(1)のコーク
    ス層(24)に導びかれて、羽口(6)の領域で発熱反
    応により燃焼されるようにした製造装置。
  9. (9)転炉排出ガス用の接続手段が、接続部材(9)で
    あり、これによって溶解された銑鉄が、転炉排出ガスに
    逆行してキューポラ(1)から転炉(12)へ流入する
    ようにした特許請求の範囲第8項記載の製造装置。
  10. (10)分離独立した接続手段を設け、これによって転
    炉排出ガスをキューポラ(1)に導くようにした特許請
    求の範囲第8項記載の製造装置。
  11. (11)精錬された鋼(14)の排出のための転炉(1
    2)に設けた排出口(17)およびスラッジ(16)の
    排出のための排出口(18)がサイホンとして構成され
    、転炉(12)内に保持される鋼(14)あるいはスラ
    ッジ(16)の量が、サイホンの溶解物質を溜める壁の
    高さ(Hあるいはh)によって定められるようにした特
    許請求の範囲第8項〜第10項のいずれか1項記載の製
    造装置。
  12. (12)分離装置を設け、これによって転炉(1)内の
    スラッジを銑鉄から分離するようにした特許請求の範囲
    第8項〜第11項のいずれか1項記載の製造装置。
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