JPS6183822A - 煙突内筒用筒身の伸縮接手 - Google Patents
煙突内筒用筒身の伸縮接手Info
- Publication number
- JPS6183822A JPS6183822A JP59201931A JP20193184A JPS6183822A JP S6183822 A JPS6183822 A JP S6183822A JP 59201931 A JP59201931 A JP 59201931A JP 20193184 A JP20193184 A JP 20193184A JP S6183822 A JPS6183822 A JP S6183822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- cylinder
- cylindrical body
- outer covering
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L25/00—Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J13/00—Fittings for chimneys or flues
- F23J13/04—Joints; Connections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23J—REMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES
- F23J2213/00—Chimneys or flues
- F23J2213/20—Joints; Connections
- F23J2213/202—Joints; Connections between duct or stack sections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は煙突内挿用筒身または鉄塔構造式煙突筒身の伸
縮接手に関し、特に構造が簡単で安価であシ、かつ作動
が確実で、材料の疲労破壊が発生しない、煙突筒身の伸
縮接手に関する。
縮接手に関し、特に構造が簡単で安価であシ、かつ作動
が確実で、材料の疲労破壊が発生しない、煙突筒身の伸
縮接手に関する。
大気汚染防止法におけるＳＯｘ排出規制によって、排煙
脱硫装置がほとんどの工場に設置されている。
脱硫装置がほとんどの工場に設置されている。
この装置で処理された排ガスは５０〜８０℃の湿り飽和
ガスとなり、ガス中に含まれるＳＯＸが露点以下に達し
て酸性ミスト化しているので、この状態で煙突に誘導す
ると、煙突内面に酸性ミストが付着して煙突壁面を腐食
させるだめ、煙突入口近辺でアフターバーニングと称し
て例えば１２０°〜１５０℃に排ガスを加熱して露点以
上の温度として煙突から大気に排出している。
ガスとなり、ガス中に含まれるＳＯＸが露点以下に達し
て酸性ミスト化しているので、この状態で煙突に誘導す
ると、煙突内面に酸性ミストが付着して煙突壁面を腐食
させるだめ、煙突入口近辺でアフターバーニングと称し
て例えば１２０°〜１５０℃に排ガスを加熱して露点以
上の温度として煙突から大気に排出している。
しかしながら排ガスの加熱には多大なエネルギーと費用
を要し、省エネルギー面から非常（不経済である。
を要し、省エネルギー面から非常（不経済である。
このことからアフターバーニングによらずに腐食を防止
する対策として、既設煙突内にステンレス又は繊維強化
プラスチック（以下ＦＲＰと略称する。）製の耐食性筒
身を挿入して、既設煙突壁に排ガスを直接接触させない
方法が採用されている。特Ｋ ＦＲＰは耐食性において
最も信頼できる材質であり、又構造材としても十分な強
度を有しており、その比重が１．５〜１．８と非常に軽
量な材料であるため、既設援突内に挿入した場合荷重負
担をかけず煙突の強度安全度が大きい利点を有する。
する対策として、既設煙突内にステンレス又は繊維強化
プラスチック（以下ＦＲＰと略称する。）製の耐食性筒
身を挿入して、既設煙突壁に排ガスを直接接触させない
方法が採用されている。特Ｋ ＦＲＰは耐食性において
最も信頼できる材質であり、又構造材としても十分な強
度を有しており、その比重が１．５〜１．８と非常に軽
量な材料であるため、既設援突内に挿入した場合荷重負
担をかけず煙突の強度安全度が大きい利点を有する。
ところで、煙突内Ｋ ＦＲＰ製筒製筒上入据付する方式
としては、施工面から次の３種類の施工法が可能である
。
としては、施工面から次の３種類の施工法が可能である
。
（ａＪ ＦＲＰ製筒製筒上突底部から積上げて行く設
置方式、。
置方式、。
（ｂｌ ＦＲＰ製筒製筒体全体垂させる吊下げ方式。
ｉｃｌ ＰＲＰ製筒製筒一部を煙突底部に設置し、他
の部分を懸垂させるｔａ） 、 （ｔ）ｌの併用方式。
の部分を懸垂させるｔａ） 、 （ｔ）ｌの併用方式。
これらのうち、設置方式（＆）の場合には、熱によりＦ
ＲＰ Ｉ！！！筒身が伸縮（鋼の約２倍）しても、上方
へ自由に伸縮できるので、ＦＲＰ製筒製筒上熱応力が発
生することはない。一方、吊下げ方式（１）１で下端が
拘束されていない場合には、（ａ）の設置方式とは反対
に下方へ伸縮するが、下端７５；固定されている場合に
は、下部は伸びの逃げ場がないので熱応力が発生する。
ＲＰ Ｉ！！！筒身が伸縮（鋼の約２倍）しても、上方
へ自由に伸縮できるので、ＦＲＰ製筒製筒上熱応力が発
生することはない。一方、吊下げ方式（１）１で下端が
拘束されていない場合には、（ａ）の設置方式とは反対
に下方へ伸縮するが、下端７５；固定されている場合に
は、下部は伸びの逃げ場がないので熱応力が発生する。
又、併用方式（Ｃ）の場合には吊下げ支持部及び下端底
部が固定、拘束されるため熱応力が発生する。したがっ
て、中１及び（０）の場合には、この伸縮を吸収させて
熱応力の発生を回避するために、筒身の中間に伸縮接手
を必要とする。
部が固定、拘束されるため熱応力が発生する。したがっ
て、中１及び（０）の場合には、この伸縮を吸収させて
熱応力の発生を回避するために、筒身の中間に伸縮接手
を必要とする。
従来、この種の伸縮接手としては、複数のＵ型突起を有
する所謂蛇腹構造を有するものがあるが、これはゴム製
又は帆布にゴム、テフロン等を積層した材質が用いられ
るため、耐食性、耐熱性、伸縮性及び経済性等の点で問
題があった。
する所謂蛇腹構造を有するものがあるが、これはゴム製
又は帆布にゴム、テフロン等を積層した材質が用いられ
るため、耐食性、耐熱性、伸縮性及び経済性等の点で問
題があった。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものでおり、
その目的は、上記の問題を解決し、構造が簡単で安価で
ありかつ作動が確実で疲労破壊が発生しない煙突内挿用
筒身または鉄塔構造用煙突筒身の伸縮接手を提供するこ
とである。
その目的は、上記の問題を解決し、構造が簡単で安価で
ありかつ作動が確実で疲労破壊が発生しない煙突内挿用
筒身または鉄塔構造用煙突筒身の伸縮接手を提供するこ
とである。
本発明の煙突内筒用筒身の伸縮接手は、材質がＦＲＰに
より構成され、上部筒身に結合された接手部は内筒及び
下部に下垂する内筒と同一長さの外套部を有し、下部筒
身に結合された接手部は内筒及び上部に直立する長さの
異なる外套部を有し、上部筒身接手部の外套部は下部筒
身接手部の間に自由な状態で結合し、この嵌合区域をシ
ール剤でシールしてなることを特徴とするものである。
より構成され、上部筒身に結合された接手部は内筒及び
下部に下垂する内筒と同一長さの外套部を有し、下部筒
身に結合された接手部は内筒及び上部に直立する長さの
異なる外套部を有し、上部筒身接手部の外套部は下部筒
身接手部の間に自由な状態で結合し、この嵌合区域をシ
ール剤でシールしてなることを特徴とするものである。
本発明の構成及び作用を図面を参照して詳細に説明する
。第１図は併用方式におけるＦＲＰ製筒製筒上体構造及
び本発明の伸縮接手の設置状態を示した断面概略図、第
２図及び第３図は本発明の伸縮接手部の上下筒身の内筒
及び外套部の異なる形態のもの及びそれらの嵌合状態の
例を示した断面概略図である。図面において、１け鉄筋
コンクリート製煙突、または鋼板製煙突、鉄塔架構など
を示し、２は上部筒身、３は下部筒身、４け排ガス供給
管、５は伸縮接手、６は上部筒身支持金具、７は下部筒
身固定金具、８は筒身撮れ止め金具、９は上部筒身接手
部、１０け上部筒身接手部の内筒、１１は上部筒身接手
部の内筒と長さを同じくする外套部、１２は下部筒身接
手部、１３は下部筒身接手部の内筒、１４は下部筒身接
手部の内筒の長さより長い外套部、１５はシール剤注入
管、１７はドレン抜き管を示す。
。第１図は併用方式におけるＦＲＰ製筒製筒上体構造及
び本発明の伸縮接手の設置状態を示した断面概略図、第
２図及び第３図は本発明の伸縮接手部の上下筒身の内筒
及び外套部の異なる形態のもの及びそれらの嵌合状態の
例を示した断面概略図である。図面において、１け鉄筋
コンクリート製煙突、または鋼板製煙突、鉄塔架構など
を示し、２は上部筒身、３は下部筒身、４け排ガス供給
管、５は伸縮接手、６は上部筒身支持金具、７は下部筒
身固定金具、８は筒身撮れ止め金具、９は上部筒身接手
部、１０け上部筒身接手部の内筒、１１は上部筒身接手
部の内筒と長さを同じくする外套部、１２は下部筒身接
手部、１３は下部筒身接手部の内筒、１４は下部筒身接
手部の内筒の長さより長い外套部、１５はシール剤注入
管、１７はドレン抜き管を示す。
第１図に示すように１上部筒身支持金具６によシ支持さ
れた上部筒身２と下部筒身固定金具 ７により固定さ
れた下部筒身５は、全筒身の中間におる伸縮接手５にお
いて互に接触摺動することなく自由状態で嵌合される。
れた上部筒身２と下部筒身固定金具 ７により固定さ
れた下部筒身５は、全筒身の中間におる伸縮接手５にお
いて互に接触摺動することなく自由状態で嵌合される。
上部筒身２及び下部筒身３は、筒身振れ止め金具８によ
り振れ止めされ嵌合部の接触摺動が防止される。嵌合部
はシール剤によるシールよシ排ガスの筒身外への漏出は
起らない。
り振れ止めされ嵌合部の接触摺動が防止される。嵌合部
はシール剤によるシールよシ排ガスの筒身外への漏出は
起らない。
第２図に示すように、上部筒身接手部９は、その内筒１
０及び下部に下垂する同一長さの外音部１１により二重
円筒状に成形され、内筒１゜により上部筒身２と結合さ
れる。一方下部筒身接手部１２け、その内筒１３及び上
部に直立する内筒１５より長い外套部１４により同じく
二重円筒状に成形され、その内筒１６により下部筒身３
と結合される。
０及び下部に下垂する同一長さの外音部１１により二重
円筒状に成形され、内筒１゜により上部筒身２と結合さ
れる。一方下部筒身接手部１２け、その内筒１３及び上
部に直立する内筒１５より長い外套部１４により同じく
二重円筒状に成形され、その内筒１６により下部筒身３
と結合される。
上部筒身接手部９の外套部１１は下部筒身接手部１２の
内筒１５と外套部１４の間に自由状態で嵌合される。
内筒１５と外套部１４の間に自由状態で嵌合される。
温度差により筒身が熱膨張する際、上部筒身２は、上部
筒身支持金具６により拘束されているため、伸縮接手５
に向って下方に膨張し、又、下部筒身６は、下部筒身固
定金具７により固定されているため、伸縮接手５に向っ
て上方に膨張する（ｇ３１図参照）。したがって、両接
手部９及び１２の嵌合に当っては、上部筒身２及び下部
筒身３の熱膨張する長さより若干余裕を持たせた空間部
／、及び／１が形成されるように据付ける。下部筒身接
手部１２の内筒１３と外套部１４゛間の嵌合区域にはシ
ール剤を注入してシールを行なうが、上部筒身接手部９
の外套１１がシール剤中に挿入される深さｅａけガス圧
力により算定する。管１５はシール剤注入口である。
筒身支持金具６により拘束されているため、伸縮接手５
に向って下方に膨張し、又、下部筒身６は、下部筒身固
定金具７により固定されているため、伸縮接手５に向っ
て上方に膨張する（ｇ３１図参照）。したがって、両接
手部９及び１２の嵌合に当っては、上部筒身２及び下部
筒身３の熱膨張する長さより若干余裕を持たせた空間部
／、及び／１が形成されるように据付ける。下部筒身接
手部１２の内筒１３と外套部１４゛間の嵌合区域にはシ
ール剤を注入してシールを行なうが、上部筒身接手部９
の外套１１がシール剤中に挿入される深さｅａけガス圧
力により算定する。管１５はシール剤注入口である。
筒身に排ガスを導入すると、排ガス温度と大気温度との
温度差による通風力が発生し、筒身内は負圧となって第
４図に示すように筒身接手部のシール液面は、筒身の内
部側に差圧公式だけ上昇することになる。シール剤とし
て不揮発性液体例えばシリコーンオイル、シリコーング
リス又は絶縁オイル等を用いる場合には液の蒸発が無く
、シール剤を補給する必要はないが、シール剤として水
を使用する場合にはガス温度による蒸発があり、液面変
化による有効なり−ル長鳥（第４図参照）が減少する故
、水の補給が必要となる。一般に液面調整（は液面調節
器を介して補給水を導入する方法がとられるが、本発明
に於ては特に液面調節器を必要とせず、補給水を連続的
に給水する方法を採用してもよい。余分の水は下部筒身
３の接合部１２の上部に直立する内筒１３の円周上部縁
からオーバーフローさせ、内筒１３の壁面に沿って流下
させ更に筒身３の壁面を水膜流として流下せしめ、筒身
底部のドレン抜き管１７から排出させる。
温度差による通風力が発生し、筒身内は負圧となって第
４図に示すように筒身接手部のシール液面は、筒身の内
部側に差圧公式だけ上昇することになる。シール剤とし
て不揮発性液体例えばシリコーンオイル、シリコーング
リス又は絶縁オイル等を用いる場合には液の蒸発が無く
、シール剤を補給する必要はないが、シール剤として水
を使用する場合にはガス温度による蒸発があり、液面変
化による有効なり−ル長鳥（第４図参照）が減少する故
、水の補給が必要となる。一般に液面調整（は液面調節
器を介して補給水を導入する方法がとられるが、本発明
に於ては特に液面調節器を必要とせず、補給水を連続的
に給水する方法を採用してもよい。余分の水は下部筒身
３の接合部１２の上部に直立する内筒１３の円周上部縁
からオーバーフローさせ、内筒１３の壁面に沿って流下
させ更に筒身３の壁面を水膜流として流下せしめ、筒身
底部のドレン抜き管１７から排出させる。
第２図に示す構造の場合は、水膜流が一度屈曲部でのよ
どみがあるが、第３図に示す構造の場合は、内筒５と直
線上に直立す内筒１３が形成されているから、オーバー
フロー後水膜流の偏流が予想されるので、オーバーフロ
ーの円周上に於ける均一化をはかるため第５図に示す如
く下部筒身接手部の内ｆｔＪ１３の上端部に１６のよう
な三角堰を設ける事が効果的である。勿論第２図に示す
構造の場合にも同様の三角堰を設けても何らさしつかえ
はない。
どみがあるが、第３図に示す構造の場合は、内筒５と直
線上に直立す内筒１３が形成されているから、オーバー
フロー後水膜流の偏流が予想されるので、オーバーフロ
ーの円周上に於ける均一化をはかるため第５図に示す如
く下部筒身接手部の内ｆｔＪ１３の上端部に１６のよう
な三角堰を設ける事が効果的である。勿論第２図に示す
構造の場合にも同様の三角堰を設けても何らさしつかえ
はない。
排煙脱硫装置から出た排ガスは過飽和状態の水分を含ん
でおり、ガス道を通過する際に熱をうばわれて凝縮した
水滴と含み、排ガス供給管４から筒身へ直進導入される
と直進方向の筒身壁面Ｖ？−衝突し、急激な流れの方向
変化によって筒身内を上昇する。この上昇時にも排ガス
は衝突と流れ方向の変化により排ガス中の水分が凝縮し
て筒身壁面に付着し、更に上昇排ガスは筒身壁面に接触
して熱をうばわれ、凝縮水が壁面に付着する。そして付
着凝縮水は壁面を流下する途中で上昇排ガス流流伴って
飛散する現象が生じ、そのま＼気流に飛沫同伴して大気
中に放出される。この現象は筒身下部に於て発生する率
が多いが、本発明における伸縮接手から筒身内部に流下
する水膜流は排ガスの＃縮水を筒身壁面に付着させず、
流下水膜に吸着するので排ガス上昇流による飛沫同伴を
なくする効果がある。
でおり、ガス道を通過する際に熱をうばわれて凝縮した
水滴と含み、排ガス供給管４から筒身へ直進導入される
と直進方向の筒身壁面Ｖ？−衝突し、急激な流れの方向
変化によって筒身内を上昇する。この上昇時にも排ガス
は衝突と流れ方向の変化により排ガス中の水分が凝縮し
て筒身壁面に付着し、更に上昇排ガスは筒身壁面に接触
して熱をうばわれ、凝縮水が壁面に付着する。そして付
着凝縮水は壁面を流下する途中で上昇排ガス流流伴って
飛散する現象が生じ、そのま＼気流に飛沫同伴して大気
中に放出される。この現象は筒身下部に於て発生する率
が多いが、本発明における伸縮接手から筒身内部に流下
する水膜流は排ガスの＃縮水を筒身壁面に付着させず、
流下水膜に吸着するので排ガス上昇流による飛沫同伴を
なくする効果がある。
本発明の煙突内筒身の伸縮接手は、上記の構成及び作用
により、液体シールでガスがシールされているため摺動
部がなく、熱による伸縮時の動きはほとんど無視される
程の夜の抵抗のみで、作動が確実である。又、上部筒身
の下端及び下部筒身の上端が自由状態になっており、互
に接触摺動しないように嵌合されているため、ＦＲＰ製
の筒身材料には繰返し応力の発生がなく、一般のゴム製
蛇腹式伸縮接手におけるような疲労による破壊が生じな
い。又、伸び量が任意に選択できるので、伸縮量に制限
がなく、又、複雑な液面調節器を必要とせず、しかも排
ガスの凝縮水を飛散させることなく回収処理できる等の
特徴を有している。
により、液体シールでガスがシールされているため摺動
部がなく、熱による伸縮時の動きはほとんど無視される
程の夜の抵抗のみで、作動が確実である。又、上部筒身
の下端及び下部筒身の上端が自由状態になっており、互
に接触摺動しないように嵌合されているため、ＦＲＰ製
の筒身材料には繰返し応力の発生がなく、一般のゴム製
蛇腹式伸縮接手におけるような疲労による破壊が生じな
い。又、伸び量が任意に選択できるので、伸縮量に制限
がなく、又、複雑な液面調節器を必要とせず、しかも排
ガスの凝縮水を飛散させることなく回収処理できる等の
特徴を有している。
以上説明したように１本発明の煙突内筒用筒身の伸縮接
手は、構造が簡単かつ安価であり、又、作動が確実で疲
労破壊の発生がなく、凝縮水の飛散を防止しＦＲＰ製筒
身と共に恒久的に使用することができる。
手は、構造が簡単かつ安価であり、又、作動が確実で疲
労破壊の発生がなく、凝縮水の飛散を防止しＦＲＰ製筒
身と共に恒久的に使用することができる。
第１図はＦＲＰ製筒身の全体構造及び本発明の伸縮接手
の設置状態を示した断面概略図、第２啄及び第５図は本
発明の伸縮接手の嵌合状態を示した断面概略図、第４図
は排ガス導入時に於ける液シールの状態及びシール液の
オーバーフローの状態を示す断面概略図、第５図はオー
バーフローを円周上に於て均一化するための１例として
の三角堰を設けた場合の概略図である。 １：煙突又は鉄塔架構 ２：上部筒身 ５：下部筒身 ４：排ガス供給管 ５：伸縮接手 ６：上部筒身支持金具 ７：下部筒身固定金具 ８二筒身振れ止め金具 ９二上部筒身接手部 １０：上部筒身接手部の内筒 １１：上部筒身接手部の外套 １２：下部筒身接手部 １３：下部筒身接手部の内筒 １４：下部筒身接手部の外套 １５：シール剤注入口 １６：三角堰 １７： ドレン抜き管
の設置状態を示した断面概略図、第２啄及び第５図は本
発明の伸縮接手の嵌合状態を示した断面概略図、第４図
は排ガス導入時に於ける液シールの状態及びシール液の
オーバーフローの状態を示す断面概略図、第５図はオー
バーフローを円周上に於て均一化するための１例として
の三角堰を設けた場合の概略図である。 １：煙突又は鉄塔架構 ２：上部筒身 ５：下部筒身 ４：排ガス供給管 ５：伸縮接手 ６：上部筒身支持金具 ７：下部筒身固定金具 ８二筒身振れ止め金具 ９二上部筒身接手部 １０：上部筒身接手部の内筒 １１：上部筒身接手部の外套 １２：下部筒身接手部 １３：下部筒身接手部の内筒 １４：下部筒身接手部の外套 １５：シール剤注入口 １６：三角堰 １７： ドレン抜き管
Claims (1)
- １、上部筒身に結合された接手部は内筒及び下部に下垂
する外套部を有し、下部筒身に結合された接手部は内筒
及び上部に直立する内筒より長く突き出た外套部を有し
、上部筒身接手部の外套部は下部筒身接手部の内筒と外
套部の間に自由な状態で嵌合し、この嵌合区域をシール
剤でシールし、下部筒身に結合された接手部の内筒上端
部からシール剤をオーバーフローさせてシール液面を調
節するように構成したことを特徴とする繊維強化プラス
チック製煙突内筒用筒身の伸縮接手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59201931A JPS6183822A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 煙突内筒用筒身の伸縮接手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59201931A JPS6183822A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 煙突内筒用筒身の伸縮接手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6183822A true JPS6183822A (ja) | 1986-04-28 |
Family
ID=16449161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59201931A Pending JPS6183822A (ja) | 1984-09-28 | 1984-09-28 | 煙突内筒用筒身の伸縮接手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6183822A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005052449A1 (de) * | 2003-11-10 | 2005-06-09 | Steag Encotec Gmbh | Verfahren und anordnung zur steuerung der zugwirkung eines schornsteins auf ein vorgeschaltetes abgasreinigungssystem |
| CN103383110A (zh) * | 2012-05-01 | 2013-11-06 | 阿尔斯通技术有限公司 | 后通道节热器气体出口处的水密封件 |
-
1984
- 1984-09-28 JP JP59201931A patent/JPS6183822A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005052449A1 (de) * | 2003-11-10 | 2005-06-09 | Steag Encotec Gmbh | Verfahren und anordnung zur steuerung der zugwirkung eines schornsteins auf ein vorgeschaltetes abgasreinigungssystem |
| US8529323B2 (en) | 2003-11-10 | 2013-09-10 | Steag Energy Services Gmbh | Method and arrangement for controlling the draft effect of a flue duct upon an upstream exhaust gas cleaning system |
| CN103383110A (zh) * | 2012-05-01 | 2013-11-06 | 阿尔斯通技术有限公司 | 后通道节热器气体出口处的水密封件 |
| US9322550B2 (en) | 2012-05-01 | 2016-04-26 | Alstom Technology Ltd | Water seal at backpass economizer gas outlet |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FI62415B (fi) | Vaermepanna foer uppvaermning av ett vaermeoeverfoeringsmediumi en uppvaermningsanlaeggning | |
| JPS6183822A (ja) | 煙突内筒用筒身の伸縮接手 | |
| DK164717B (da) | Indretning til varmegenvinding og til rensning af roeggasser | |
| FR2421358A1 (fr) | Echangeur de chaleur traverse par des gaz de fumee | |
| FI68462B (fi) | Radiator | |
| CN106197126B (zh) | 一种管式气气换热器的顶板 | |
| CN206479083U (zh) | 一种气‑气式换热器的下板密封结构 | |
| CN108801001A (zh) | 改性塑料管式烟气-烟气换热系统 | |
| CN205825743U (zh) | 蒸汽与烟气换热器及换热系统 | |
| CN205482504U (zh) | 一种可水平放置的氟塑料管式换热器结构 | |
| US4003407A (en) | Drip-preventing condensation shroud usable with water heaters | |
| ES2080534T3 (es) | Sistema de construccion para la instalacion de chimeneas de doble pared asi como de conducciones de salida de humos y vapores. | |
| CN208860172U (zh) | 改性塑料管式烟气-烟气换热装置 | |
| ATE163624T1 (de) | Unterirdischer tank zum lagern von flüssigkeiten bei raumtemperatur und von unter niedriger temperatur verflüssigten gasen | |
| CN206037809U (zh) | 一种管式气气换热器的顶板 | |
| CN206398737U (zh) | 一种用于燃煤锅炉烟囱防腐的组合式卯榫结构玻璃钢内筒 | |
| DE3626483A1 (de) | Sanierungsschornsteineinsatz | |
| EP0119651B1 (en) | Device for the dosed absorption of heat from exhaust gases | |
| US4243477A (en) | Device for an installation of a quartz tube in a device for concentration of mineral acids | |
| SE416041B (sv) | Anordning for uppkoncentrering och eventuellt rening av mineralsyror, foretredesvis svavelsyror | |
| EP1090669B1 (de) | Gaskühler | |
| KR960003113Y1 (ko) | 온수 가열장치 | |
| JPS5851569Y2 (ja) | 太陽熱利用温水器の貯湯槽 | |
| US2737132A (en) | Flue heater | |
| JPS616512A (ja) | 高層煙突の筒身 |