JPS6181896A - 気球から積荷を下降させるための装置 - Google Patents

気球から積荷を下降させるための装置

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JPS6181896A
JPS6181896A JP60136222A JP13622285A JPS6181896A JP S6181896 A JPS6181896 A JP S6181896A JP 60136222 A JP60136222 A JP 60136222A JP 13622285 A JP13622285 A JP 13622285A JP S6181896 A JPS6181896 A JP S6181896A
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JP
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balloon
flywheel
section
rotating shaft
rotation
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JP60136222A
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English (en)
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アーネスト・ダヴリユー・リツチフイールド
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CORP FOR ATOMOSUFUERITSUK, University of
CORP FOR ATOMOSUFUERITSUKU RES, University of
Original Assignee
CORP FOR ATOMOSUFUERITSUK, University of
CORP FOR ATOMOSUFUERITSUKU RES, University of
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64BLIGHTER-THAN AIR AIRCRAFT
    • B64B1/00Lighter-than-air aircraft
    • B64B1/58Arrangements or construction of gas-bags; Filling arrangements
    • B64B1/64Gas valve operating mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64BLIGHTER-THAN AIR AIRCRAFT
    • B64B1/00Lighter-than-air aircraft
    • B64B1/40Balloons

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、1由飛行中に気球から積荷を次第に下降させ
るための装置に関する。また、この装置は気球を迅速に
ふくらませるための装置をも有している。
先行の技術 気象観測を行なうために気球を上げることは牛○年来一
般に行なわれている。特に、気球のネック区分に挿入さ
れるノズルを使用してまず圧力下で気球に上昇ガスを供
給する方法が一般的である。次いで気球のネック区分周
囲にひもを結びつけることによって気球内のガスは/−
ルされる。こうして気球を上げる準備ができると、大儀
の場合は2人の人間を必要とし、そのうちの1人が気球
を放し、もう1人が気球から下げられたゾンデを持って
、ゾンデが大地から離れる高さに気球が達してからゾン
デを放すようになっている。
このような、気球を上げるやり方では、風が強い時など
の悪条件下では、ゾンデが大地にぶつけられてダメージ
を受けることがしばしばある。また2人の作業員を必要
とするために、気球上げ作業のコストは必要以上に高い
これらの気球のうちの多くのものはチューブから上げら
れるが、この際に気球のネック区分を解き放つのに大儀
の場合問題がある。ネック区分の解き紋もが終ってから
ゾンデを取り付けるのはより困難である。また、気球と
積み荷との間に積み荷を次第に下降させるための装置を
組み込めば構造がより複雑になる。
また、つなぎロープが長くなればなる程、簡単なもので
も気球を上げるのはより困難である、ゾンデセンサに不
都合に作用する乱流を少なくするために、多くの気象的
な調査によれば、ゾンデを気球から約35m下方に下げ
る必要がある。この長さのつなぎロープを、特に悪天候
下でからまないようにすることは非常に困難である 高度の高い気球観測においては重量及び容積が常に問題
となっており、従来の一方向弁及び積荷下降装置の多く
はこの問題に対して満足な解決策を提供していない。特
に気球のふくらまし、解き放ち及び積荷の繰り出しく巻
き戻し)作業を1人で行なうべき場合は、簡単であるこ
とが重要である。
本明細書に記載された装置に組み込まれた一部を形成す
る形式の一方向弁は、自転車タイヤに従来使用されてい
るものと同じものである。
このような一方向弁によれば、側面に1つ又はそれ以上
の穴を備えたコンブ形のプラグが、自転車チューブの空
気入口を形成する伸張可能な弾性ネック区分をシールす
るために使用されている。使用中、ネック区分はプラグ
の開口をンールする。チューブをふくらませる作業中、
ネンク区分はその弾性に従って伸張し、これによってチ
ューブに空気が侵入する。ユ このような形式の一方向弁と同様に、気球から下げられ
たゾンデ又はこれと類似の備品をつなぎロープの端部に
制御しつつ下げおろすための、本発明の装置とは別の形
式の積荷下降装置が提案されている。
特y、USウエスタンサービ7 (U S Vvest
ernService )は、ゾンデを繰り出すための
「フライ)  ) L/イy vキzv−p (fli
ght trainregulator ) Jと称呼
された、すべて金属より成る装置を提案している。この
装置は原則として振り子時計のように作動する。つまり
、ゾンデの重量に基づいてゾンデがつなぎロープを引っ
張るにつれて、つなぎロープが巻かれているスプールに
トルクが形成され、これに対してスプールの回転速度は
、時計機構に非常によく似た振り子及び逃がし装置によ
って制御されており、この振り子及び逃がし装置はスプ
ールに巻き上げられたゾンデの重量によって駆動される
つなぎロープを支持する、遠心力で制動されるスプール
の原理によって操作される非常に複雑な積荷下降装置は
既に製造されている〔・ζイ 。
アサラオブヘル、7 ンキ(Viasala of H
e1sinki)、フィンランド〕。この装置において
はスプールの回転率を早くするために歯車列が使用され
ている。ハウジング内に配置された円板はスプールに関
連して制御され、スプールが所定の速度を越すと、ディ
スクの中心に向かってはね負荷されたブレーキシューは
、このブレーキシューに作用する遠心力がブレーキシュ
ーを解除状朋に保つばね力を克服するにつれて、外側に
向かって、つまりノ・ウジングに向かって回転する。こ
の公知の装置は非常に精確な速度制御が得られるので、
ラジオゾンデを整流するために用いられるが、構造が非
常に大きく複雑であって、しかも製造費用が非常に高価
である。
さら疋、別の形式の積み荷下降装置は、やはり・2イア
サラ(Viasala )によって製造されており、こ
れは前記の装置よりも構造が簡単かつ軽量で費用も安価
であるが、より複雑である対応部の精確さが不足してい
る。つまりこの装置は、台形のフラクトな合成樹脂材料
より成っていて、上縁部に沿ってゾンデのきざみつけら
れた側方開口を有している。この側方開口に気球のネッ
ク区分が解放準備状態で受容されている。
ひも又はその池のつなぎロープは、合成樹脂より成る本
体の幅の広い方の下端部から出発して、気球のネック区
分が解放されている上端部に横方向で巻きつけられてい
る。ゾンデはつなぎロープの下端部に結びつけられてい
てつなぎロープが合成樹脂材料から巻き戻されるにつれ
て振り予成に前後運動する。ユニットの側縁に沿ってわ
ずかな隆起部又は突出部が存在すると、つなぎロープは
、装置がユニットの前記側縁からスウィングして離れ、
これによって前記隆起部から解放されるまで1時的にひ
っかかる。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は前記公知の装置における欠点を避けるこ
とができ、しかも構造がより簡単で製造費用の安価な、
気球から積荷を下降させるための装置を提供することで
ある。
課題を解決するための手段 この課題を解決した本発明は、気球ふくらまし装置と積
荷下降装置との組み合わせより成っている、閉じられた
上端部と開放された下端部とを有するほぼコツプを逆さ
にした形状の部材が設けられており、この部材は上端部
と下端部との間で少なくとも1つの側方開口を有してい
て、前記開放された下端部から下方に延びる。
互いに間隔を保ってほぼ平行に配置されたばね弾性的な
1対のアームが設けられており、コンブを逆さにした形
状の前記部材が、気球をふくらませるために気球のネッ
ク区分に挿入される寸法に形成されていて、気球のネッ
ク区分に挿入されると、このネック区分の周囲に巻かれ
るひもによってガスシールプラグを形成し、また前記逆
コンブ状の部材は、その開放下端部内に。
気球内部に圧力下で上昇ガスを導入するための管状ノズ
ルを解除可能に受容する寸法に構成されでおり、さらに
前記逆コツプ形の部材は、ノズルを介して気球内に圧力
下で上昇ガスを導入する際に気球をふくらませるための
前記側方開口に隣接する気球のネック区分を膨張させる
ように作用し、積荷下降及びつなぎ装置が、前記ノズル
を前記逆コンブ形の部材から取り外してからこの部材の
ばね弾性的な2つのアーム間に分離可能に接続されるよ
うになっており、前記積荷下降及びつなぎ装置が、前記
2つのアーム間でほぼ水平軸線を中心にして回転可能に
取りつけられた回転軸を有していて、この回転軸の両端
部間にこの回転軸と一緒に回転するように取り付けられ
、半径方向に延びるノツチを備えたはずみ車が設けられ
ており、一端部が前記回転軸に結びつけられていて他端
部が積荷に結びつけられたつなぎロープを形成する積荷
支持用の単繊維が設けられており、該つなぎロープは短
かくされると積荷が上昇せしめられて気球に近づけられ
るようになっているが、このつなぎロープを短かくする
作業はまず、はずみ車を境にして回転軸の一方側に一方
の巻き方向で1回又はそれ以上巻きつけて、次いではず
み車に設けられたノツチを通過させて回転軸の他方側に
前記一方の巻き方向とは逆の他方の巻き方向に1回又は
それ以上巻きつけて、次いで再び前記ノツチを通過させ
て回転軸の一方側に一方の巻き方向で1回又はそれ以上
巻きつけ、この作業を繰り返えして行ない。前記積荷を
気球の下側で懸架して自由に解放すると、つなぎロープ
と回転軸及びはずみ車とが協働して、つなぎロープが全
部繰り出されるまで、まず一方回転方向で1回又はそれ
以上回転し、次いで他方の回転方向で1回又はそれ以上
回転し、これによってフリツプフロップ(fl ip 
−flop )連動(繰り返えし逆転回転運動)が繰り
返えされて積荷は次第(C気球下側の所定の位置へ下降
させられる。
本発明の実施態様によれば、気球ふくらまし装置と一緒
に使用するための、積荷下降及びつなぎ装置が設けられ
ており、この積荷下降及びつなぎ装置は気球の下側に積
荷をつなぎ、この積荷の下降速度をコントロールしなが
らつなぎロープの一端部に下降させるようになっている
この積荷下降及びつなぎ装置は、前記気球ふくらまし装
置に接続可能であって、はぼ水平軸線を中心にして回転
させるための取りつけ可能な回転軸を有しており、この
回軸転の両端部間にこの回転軸と一緒に回転するように
取り付けられ、半径方向に延びるノツチを備えたはずみ
車が設けられており、一端部が前記回転軸に結びつけら
れていて他端部が積荷に結びつけられたつなぎロープを
形成する積荷支持用の単繊維が設けられており、該つな
ぎロープは、短かくすると積荷を上昇させて気球に近づ
けられるようになっているが、このつなぎロープを短か
くする作業はまず、はずみ車を境てして回転軸の一方側
に一方の巻き方向で1回又はそれ以上巻きつけて、次い
ではずみ車に設けられたノツチを通過させて回転軸の他
方側に前記一方の巻き方向とは逆の他方の巻き方向に1
回又はそれ以上巻きつけて、次いで再び前記ノツチを通
過させて回転軸の一方側に一方の巻き方向で1回又はそ
れ以上巻きつけ、この作業を繰り返えして行ない、前記
積荷を気球の下側で懸架して自由に解放すると、つなぎ
ロープと回転軸及びはずみ車とが協働して、つなぎロー
プが全部繰り出されるまで、まず一方回転方向で1回又
はそれ以上回転し1次いで他方の回転方向で1回又はそ
れ以上回転し、これによってフリンジフロップ運動が繰
り返えされて積荷は次第に気球下側の所定の位置へ下降
させられる。
本発明の別の実施態様によれば、積荷を大気中に上昇さ
せるために気球の下側に積荷をつるしてこれをつなぎロ
ープの一端部に除徐に下降させる作業を次のように段階
的に行なう。つまり、気球に上昇ガスを注入してふくら
ませてから、ノツチの設けられたはずみ車に取りつけた
回転軸を、気球のネック区分の下側でほぼ水平な軸線を
中心にして回転するように軸受けし、つなぎロープの一
端部をはずみ車のそばの回転軸部分に取りつけ、他端部
を積荷に結びつけ、つなぎロープを短かくして気球のそ
ばに持たらすために、まずつなぎロープを、はずみ車を
境’fCして回転軸の一方側に一方の巻き方向で1回又
はそれ以上巻きつけ、次いでつなぎロープを、はずみ車
のゾンデを通して回転軸の他方側へ案内しこの他方側で
前記一方の巻き方向とは逆の他方の巻き方向で1回文i
まそれ以上巻きつけて。
次いで再び前記ゾンデを通過させて回転軸の一方側π一
方の巻き方向で1回又はそれ以上巻きつけ、つなぎロー
プがすべて巻き上げられるまでこの作業を繰り返えし行
ない、気球が上げられると、積荷はその自重にしたがっ
て気球の下側から下降して、つなぎロープが制御さ゛れ
た速度ですべて繰り出されるまでフリップフロップ式;
で前後回転運動を行なう。
本発明のさらに別の実施態様によれば、気球の下側に懸
架された積荷を繰り出させる作業を次のように段階的に
行なう。つまり、まず第1に゛、響方でガス注入開口を
有しはずみ車を支持するための1対のアームを下側で有
するほぼ逆コツプ形の気球ふくらまし装・置を気球のネ
ック区分に挿入し−かつ固定し、淡いで前記−逆コンブ
形の装置を介して十分なふくらまし圧を供給す ・るこ
とによって気球のネック区分を膨張させてガス注入開口
を開放させて気球をふくらまし、次いで気球から圧力を
取り除くと膨張した気球のネック区分はガス注入開口”
に密着して気球内のガスがシールされ、次いでノツチの
設けられたはずみ車を有する回転軸の両端部を前記1対
のアームに取り付けてほぼ水平軸線を中心□にして回転
させ、積荷を支持するつなぎロープの一端部を回転軸・
の、はずみ車を境にして一方側に時計回り方向で1回又
はそれ以上巻きつけ、次いでこのつなぎロープをはずみ
車のゾンデを通過させてはずみ車の他方側の回転軸に持
たらし。
この位置で逆時計回り方向で1回又はそれ以上巻きつけ
、つなぎロープの自由端部がはずみ車の隣接付近に達す
るまでこの作業を繰り返えして行ない、つなぎロープの
自由端部を積荷に結びつけ、積荷を落下させるとその自
重に従ってつなぎロープを引っ張り、ひいてははずみ車
を7リツプ70ンプ式に前後運動させて回転軸をゆっく
りと巻き戻し回転させて積荷を下降させる。
簡単な構造の弁穴ふくらまし装置と、クリップフロンプ
式原理に基づく本発明による下降装置との組み合わせに
よれば、気象学状及び、天気P¥°σを含むその他の分
野で長年にわたって悩まされて来た、気球を上げる際及
びゾンデを繰り出す際の問題点が解決された。しかも従
来の技術に対して、本発明による気球内にガスを注入し
て水をシールする手段は理想的なものである0そバとい
うのは、この手段は補助作業員なしで1人で簡単に行な
うことができ、それと同時に、気球内に上昇ガスをシー
ルしながら気球を解放する作業に関連した従来の問題点
が事実上解決されているからである。さらに、気球ふく
らまし及びシール作業が終了すると、このために使用し
た弁穴ふくらまし装置が、ノツチ付きはずみ車又は円板
を支持するための構造体として使用され、このノツチ付
きはずみ車又は円板が、積荷下降装置を形成し、独特の
形式でつなぎロープを制御された速度でフリップフロッ
プ式に繰り出すようになっている。
実施例 次に図面に示した実施例について本発明の構成を具体的
に説明する。
第1図から第3図までに示した気球ふくらまし及び積荷
下降装置1oは一方向弁12(手段)とノツチ付きはず
み車14とを有している。
第3図に示した一方向弁12は、はぼコンブを逆さにし
た形状の部材より成っており、この部材は、閉鎖上端部
20に隣接する箇所で円筒形部分18に1つ又はそれ以
上の穴16を有している。図示の実施例では1円筒形部
分18の、前記閉鎖上端部20から開放下端部24へ向
かって約%の距離の周壁部に環状リブ22が設けられて
いる。この環状リブ22に、はずみ車120回転軸28
を軸受けする、下方に向けられた1対のアーム26が配
置されている。これらのアーム26は、横方向に間隔を
保って互いにほぼ平行に延びていて弁体に一体成形され
ている。これら2つのアームの自由端部30には内側傾
斜端部32が形成されていて、はずみ車の回転軸28を
これら2つのアーム26間に挿入しやすくなっており、
この挿入作業時に、軸端部に設けられた直径減少区分3
6を、横方向で整列された穴34内に侵入させるために
アーム26を互いに離す方向にややそらすようになって
いる。
環状リブ22は、円筒形の弁体から隆起する下側の拡が
った環状面38を有しており、この環状面38は円筒形
体18の上端部付近に設けられた下側に向けられたショ
ルダー牛○で終っていて、再び円筒形部分18に戻って
いる。環状リブ22の下側に間隔を保って第2の環状リ
ブ42が形成されており、この第2の環状リブ42から
アーム26が延びている。第2の環状リブ42の上側表
面は上側に向けられた環状のショルダー44として形成
されており、この環状ショルダー44は、前記下側に向
けられた環状のショルダー40と協働して弁体のブラケ
ット区分46を形成している。このブラケット区分46
は第1図に示されている。
第2図、第3図及び第4図に示されているように、気球
のネック区分48は、互いに向き合うショルダー4oと
44との間で弁体のブラケット区分46を形成する環状
溝50内に引き込まれる前に、上側の環状リブ22の環
状面38に沿ってスライドさせられて引き伸ばされる。
次いで気球のネック区分は溝50の区分にストラップタ
イ52を巻きつけることによって弁体に固定される。こ
のストラップタイ52はもちろん気球内のガスをシール
する。こうしてネック区分が固定された気球は、第3図
に示されているようにふぐらまさ?’%−れる。
はずみ車14が前記形式で一方向弁12に固定される前
に、気球ふくらまし用のステム54(ノズル)が1.コ
ンブを逆さにした形状の弁体内に図示のように挿入され
る。図示の実施例においてステム54は、弁体内にゆる
くはめ込まれる寸法の円筒形のステム体56を有してい
る。
このステム体56には環状の0リング溝58が形成され
ている。この0リング溝58内にはめ込まれたoリング
60は、弁体の内側に対して通常形式で連続的な環状の
気密シールを形成する。ステム体56に一体成形された
管状延長部62はステム体56の下端部から突出してい
てホース(図示せず)を取り付けるための部材を備えて
いる。このホースは、気球をふくらませるためのヘリウ
ム等の圧縮された上昇ガス源に固定されている。管状延
長部62及びステム体56を通って延びる軸方向盲穴6
4は、ステム体56の上端部付近で横方向穴66で終っ
ている。この横方向穴66は直径減少区分68の両側に
あけられており、この横方向穴66は、穴16を有する
弁体の互いに向き合う面の内側に間隔を保って配置され
ている。
第2図及び第4図では気球のネック区分48は弁体の外
周面に密着せしめられて、弁体の外周面に形成された穴
16を力・ζ−及びシールしている。もちろんステムを
取り除くと、飛行中に弁体の閉鎖上端部2oによって気
球内のガスは漏れないように保たれる。第3図に示した
ふくらまし作業中にガスは圧力を受けてステムの穴64
に侵入し、横方向穴66を通過してステムの直径減少区
分68の外周と弁体内側の向き合う面との間の環状スペ
ースに達する。次いで一方向弁の穴16を通って図示の
ように気球ネック区分をふくらまして上昇ガスを気球内
に侵入させる。気球にガスが充てんされると圧力で負荷
されなくなり、第2図及び第4図に示したような状態に
戻される。ふくらまし作業の最終段階でステムが取り除
かれる。積荷7oが取りつけられ運搬される形式は特に
第1図及び第4図に関連して述べられている。
ステムが取り外されると、はずみ車14が一方同弁12
の下方に延びる両アーム間に前述の形式でスナップ式に
はめ込まれる。はずみ車の回転軸28の直径減少区分3
6を分点するショ−ルダー(符号なし)は、拡げられる
ばね弾性的なアーム26と協働して、回転軸28にやや
内側に向けられた負荷を加えて、はずみ車を固定すると
共にこのはずみ車を前後に自由に回転させる。
積荷70は、気球によって上昇させられるゾンデ又はそ
の他の装置である。ゾンデは気球の下側のできるだけ近
くに配置することが望ましいが、気球がゾンデの機能を
遮へいしたり又はその他の形式で妨げたりしないように
するためにはゾンデは気球の下側に357FL−40m
の間隔を保って配置されている。本発明の有利な手段及
び装置によれば、まずいわゆる「フライトドV イア 
(flighttrain ) J又はつなぎロープ7
2あるいはその他の細長いフレキシブルな部材をはずみ
車14と積荷7oとの間に結ぶ。つなぎロープの下端部
にはゾンデが固定され上端部は回転軸28のはずみ車7
4付近で固定される。第4図に示されているように、は
ずみ車はその回転軸28の中央部からややずれてこの回
転軸28の一方側又は他方側に固定されており、つなぎ
ロープ72の一端部は回転軸28の中央部に固定されて
いる。それというのは、積荷が完全に繰り出された時に
、中心からずれたモーメントが形成されるのを避けるた
めに、積み荷がシステム全体の鉛直軸線のできるだけ近
くで繰り出されるようにするためである。これは、はず
み車をその回転軸28の中心点の一方側に固定し、つな
ぎロープを回転軸28の中央部に固定することによって
得られる。
はずみ車72の一部の扇形区分は取り除かれていてノツ
チ76が形成されており、このノンチア6を通ってつな
ぎロープが、はずみ車の一方側で回転軸に1回又はそれ
以上巻かれてから他方側に持たらされて前記−左側にお
ける巻き方向とは逆向きに巻かれる。例えばつなぎロー
プは、はずみ車の右側で回転軸28に時計回り方向で1
回巻かれると、ゾンデを通ってはずみ車の左側に持たら
されここで逆時計回り方向で回転軸に1回巻かれ、つな
ぎロープが全部回転軸に巻かれるまでこの作業が繰り返
えされる。
次いで、積荷はその自重によって、はずみ車が1回転与
圧交互に7リツプフロンゾ(flip −flop)式
に回転することによって下方へ繰り出される。また、積
荷をさらに早いスピードで繰り出したい場合は、はずみ
車の両側で回転軸にそれぞれ1回転づつ巻く代わりに、
回転軸がその回転方向を変える前に1回転以上回転する
ように、つなぎロープをはずみ車の両側にそれぞれ2回
以上巻きつけて、積荷がつなぎロープの一端部により早
く下降するようにしてもよい。
第4図に示した2点鎖線は、積荷が完全に繰り出された
時につなぎロープがシステムのほぼ鉛直軸線に延びてい
る状態を示している(実際には積荷はまだ完全に繰り出
された位置には来ていないが)。また第4図で実線で示
した状態は、つなぎロープがはずみ車軸の右側にあって
まだ巻き戻されていない時のつなぎロープ及び積荷の位
置を概略的に示している。実際には、はずみ車のフリッ
プフロンプ運動は、つなぎロープの横方向シフトが小さ
くて、積荷の横方向運動がほとんど起らない程度のもの
である。その代わり、積荷は、システムの鉛直軸線に沿
って主に下方に運動する。
つなぎロープ及びストランゾタイ52を除いた。装置の
全部分は軽2材料、有利には合成樹脂より製造されてい
る。また、合成樹脂の代わりにアルミニウム及びマグネ
シウム等の軽金属を用いることもでき、これは作用状態
を考慮すkば非常に有効に働くが、製造費用が高く重量
の軽減に関する見地から見れば欠点である。
効果 以上のように本発明によれば、前記従来技術における欠
点を解決し、補助作業員を必要とすることなしに、強風
時等の最悪の天候条件下においても簡単に1人で操する
ことのできる。気球ふくらまし及び積荷下降装置が得ら
れた。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の1実施例による、気球ふくらまし装置
と積荷繰り出す装置との組み合わせを示した斜視図、第
2図は、一方向弁を気球のネック区分に固定した状態の
正面図、第3図は気球のネック区分内に挿入された一方
向弁及びこの一方向弁内に取り外し可能にはめ込ま些た
気球ふくらましノズルの縦断面図、第4図は第1図に示
した装置につなぎロープを介して積荷を結びつけた状態
を示した概略図である。 10・・・気球ふくらまし及び積荷下降装置、12・・
・一方向弁、14.・・・ノンチ付きはずみ車、16・
・・穴、18・・・円筒形区分、20・・・閉鎖上端部
、22・・・環状リゾ、24・・・開放下端部、26・
・・アーム、28・・・回転軸、30・・・自由端部、
32・・・内側傾斜端部、34・・穴、36・・・直径
減少区分、38・・・環状面、40・・・ショルダー、
42・・・環状リブ、44・・・ショルダー、46・・
・ブラケット区分、48・・・ネック区分、50・・・
環状溝、52・・・通過ストランプタイ、54・・・ス
テム、56・・・ステム体、58・・・Oリング溝、6
0・・・0リング、62・・・管状延長部、64・・・
軸方向盲孔、66・・横方向孔、68・・直径減少区分
、70・・・積荷、72 ・つなぎロープ、74・・・
はずみ車、76・・・ノッチ 手続補正書(方式) 昭和6o年10月23日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、自由飛行中に気球から積荷を次第に下降させるため
    の装置において、気球のネック部分に固定される手段(
    12)が設けられており、該手段(12)が、回転軸(
    28)の2つの区分に交互に逆方向に巻かれた細長いフ
    レキシブルな部材(72)を介在させて気球と積荷(7
    0)とを結合しており、前記回転軸(28)の2つの区
    分が、ノッチ(76)を備えたはずみ車(74)によつ
    て仕切られていて、該ノッチ(76)を通つて前記細長
    いフレキシブルな部材(72)が回転軸(28)の一方
    の区分から他方の区分へ交互に巻かれており、この細長
    いフレキシブルな部材(72)は、この部材(72)の
    巻き戻しが回転軸(28)の一方の回転方向と他方の回
    転方向とで交互に行なわれ、これによつて巻き戻し速度
    が制限されるように前記回転軸(26)の2つの区分に
    巻かれていることを特徴とする、気球から積荷を下降さ
    せるための装置。 2、はずみ車(74)が回転軸(28)の中央部からず
    れた位置に配置されていて、細長いフレキシブルな部材
    (72)が回転軸(28)の中央部に固定されている、
    特許請求の範囲第1項記載の装置。 3、はずみ車(74)に設けられた前記ノッチ(76)
    が扇形である、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    装置。 4、細長いフレキシブルな部材(72)が、回転軸(2
    8)の一方の区分及び他方の区分に交互に1回巻きづつ
    連続して巻かれている、特許請求の範囲第1項から第3
    項までのいずれか1項記載の装置。 5、はずみ車(74)の回転軸(28)が、前記手段(
    12)の一部を形成する2つのアーム(26)によつて
    支持されており、これら2つのアーム(26)が、傾斜
    端面と、この傾斜端面に隣接する箇所で回転軸(28)
    の端部区分を受容するための穴(34)が設けられてお
    り、回転軸(28)が前記2つのアーム(26)の一方
    又は両方を湾曲させることによつて前記穴(34)にス
    ナップ式にはめ込まれる、特許請求の範囲第1項から第
    4項までのいずれか1項記載の装置。 6、気球のネック区分に固定される前記手段(12)が
    、ノズル(54)を受容する中空円筒形区分を有してお
    り、該中空円筒形区分が、前記ノズル(54)によつて
    気球のネック区分に供給されるガスを通過させるための
    穴(16)を備えており、ガスの供給が終了した時に気
    球材料の一部が前記中空円筒形区分に設けられた穴(1
    6)に密着して、これによつて気球内のガスがシールさ
    れるように前記気球が構成されている、特許請求の範囲
    第1項から第5項までのいずれか1項記載の装置。 7、前記ノズル(54)が、前記手段(12)の中空円
    筒形区分に設けられた穴(16)に向き合つて配置され
    た2つの穴(66)を有しており、前記ノズル(54)
    が、ガス供給中に前記手段(12)の円筒形内周面に係
    合する環状シールを有している、特許請求の範囲第6項
    記載の装置。
JP60136222A 1984-06-25 1985-06-24 気球から積荷を下降させるための装置 Pending JPS6181896A (ja)

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FI852452A0 (fi) 1985-06-20
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