JPS6179459A - 医療用液体容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、血液、薬液、生理食塩水、扉留水等の液体を
収納する血液、薬液パックＴの医療用液体容器に関する
もので、該容器に外カバーを介して接続される誘導チュ
ーブが、Ｊａ続郡部付近折れ曲がるのを防ぐようにした
ものである（従来技術及びその問題点） 血液の保存、採血等に汎用されている血液バックには、
血液を導入、排出するための可撓性チューブが接続され
ていることはよく知られている。

第５図は従来の接続構造の一例を示したもので、外カバ
ー４の中に、頭部５ａを折って外カバー内部を開通させ
る連通ピース５を挿入するとともに、かかる外カバー４
の一端をバック１の口部から挿入密封し、他端部に排液
誘導チューブ２を連結するようにしたものである（図中
３は採血チューブ）。

しかしながら、このような、排液誘導チューブ２あるい
は採血チューブ３は、包装容器収納時もしくは使用時に
直線の状態にあらず、屈折された状態で収納され、ある
いは使用されることが一般的である。

このため特に前記外カバー４を設けた接続構造にあって
は、外カバー４と排液誘導チューブ２の接続部付近に折
れ６が生じ、その部分の流量面積が狭くなったり、使用
に際してその折れ部分６を指等で断面円形となるように
復元させる手間が生じる等、種々の不便がある。

６　　この傾向は、排液誘導チューブ２が柔軟であった
り肉薄になるほど顕著になる。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記したような問題点を解決するために検討の
結果提案されたものであり、外カバーの形状を工夫し、
可撓性チューブとの接続構造を改良することによりチュ
ーブの折れをなくし、あるいはその折れ角度を小さくす
るようにしたものである。

すなわち、本発明は血液バック等の液体収納容器に対す
る外カバーの接続方向をＸ軸、該外カバーと前記チュー
ブの接続方向を７輪またはＸ軸、外カバーの折れ曲げ中
心をＯｌとした場合、接続角度が ■ｂｙｏｘ＝ｏ、ｏ＠≦θ≦３６０゜ （θ−９０°除く） ■Ｌｙ　ｏ　ｚ　＝θ、０＠≦θ≦３８０゜■Ｌｘｏｚ
＝θ、　０＠＜０＜３６０　’上記■、（歩、■のいず
れか１つを満足するような構造とすることをその基本的
特徴とするものである。

これを第１図に従って具体的に説明する。なお、本発明
における１ｙｏｘ、ｚｙｏｚ　、ｚｘ０２の角度の見方
は、第２図（ａ）〜（Ｃ）に示す通りであり５図中７は
外カバーである。

まずイは、４ＹＯＸ＝θ＝０１ １７０　Ｚ　＝θ＝０１１ とした場合であり、外カバー７はエルボ状に形成されて
いる。

また口は、ｚｙｏｘ−θ＝０１１ ｆ７０Ｚ＝θ＝ｌＯ” とした場合であり、外カバーとチューブの接続方向を３
次元的に表現されるＸ軸方向に角度をもたせた場合であ
る。

本発明では、外カバー７を該カバーの軸芯に対して３０
°−１２０”即ちｚｙｏｘ＝ｓｏ°〜３３０°とするの
が好ましい、また外カバー７の材質はたとえば半硬質の
ポリ塩化ビニールの射出成形品が用いられ、外カバー７
の肉厚は１ｍｍ前後とする。

（実施例） 第３図は、上記第１図のイをさらに具体化した場合の実
施例である。即ち１図中のＸ軸は外カバー７と血液バッ
ク１２の口部９の接続方向を示し、ｙ軸は外カバー７と
排液誘導チューブ８の接続方向を示し、点Ｏは外カバー
の折り曲げ中心を示している。そして４ｙｏｘ＝Ｏ”。

乙ｙｏｚ＝０＠とし、外カバー７をエルボ状に形成した
ものである。

その他第３図において、１０は従来と同様の連通ピース
、１１は採血チューブである。

（作用） 上記Ｘ軸、ｙ軸またはＸ軸が成す角度をヒ述のように限
定することにより、たとえば第４図に示すような形状で
包装容器に収納する場合。

チューブ８と外カバー４の接続方向が、チューブ８の曲
がり方向（紙面に向って右方向）と一致しており、チュ
ーブ８と外カバー４の接続部付近に折り曲げる際の負荷
がかからないので。

チューブ８は、スムースにとぐろ状に曲げることができ
、包装容器に収納している間も従来のような折れが生じ
る心配もない。

なお、折り曲げられたチューブ８は、血液パック本体１
２の上に重ねられるので、外力／＜　−７は、第３図及
び第４図に示す如く、単に平面的な角度を形成するより
も、これに加えてＸ軸方向（３次元方向）にも多少の角
度を形成するようにするのが望ましい。

（効果） 以上説明したような本発明によれば、液体容器に接続さ
れた可撓性チューブは包装容器に収納した際もしくは使
用中に折れかなくなり、あるいはほとんど無視できる程
度の折れに減少することができるので、血液、薬液等の
液体はそのチューブ内をスムースに通過する。またその
チューブは液体容器に一定の角度（使用時の自然体）で
接続できるので、液体の導入、排出作業に便利である等
の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本概念を説明するための概念図、第
２図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、本発明における角度の
見方を示した概念図、第３図は本発明の一実施例を示し
た一部断面平面図、第４図は本発明における可撓性チュ
ーブの収納状態を示した平面図、第５図は従来のチュー
ブ接続構造を示した一部断面平面図である。 図中７は外カバー、８は排液誘導チューブ、１２は血液
バックである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 液体収納容器と、液体を誘導する可撓性プラスチックチ
   ューブとが、外カバーを介して接続されている医療用液
   体容器において、前記液体収納容器に対する外カバーの
   接続方向をｘ軸、該外カバーと前記チューブの接続方向
   をｙ軸またはｚ軸、外カバーの折り曲げ中心をｏとした
   場合、接続角度が （１）∠ｙｏｘ＝θ、０°≦θ≦３６０°（θ＝９０°
   除く） （２）∠ｙｏｚ＝θ、０°≦θ≦３６０° （３）∠ｘｏｚ＝θ、０°＜θ＜３６０° 上記（１）、（２）、（３）のいずれか１つを満足する
   ことを特徴とする医療用液体容器。