JPS6179340A - ル−プ形通信網のアクセス方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はループ形通信網における伝送路の効率および信
頼性の向−にを可能とするループ形通信網のアクセス方
式に関す。

端末装置或いは情報処理装置相互間の通信手段として、
該端末装置等を収容する複数の通信制御装置（以後ｉＪ
Ｔ！（ｆｆｉノードと称する）を伝送路によりループ状
に接続し、各通信ノードは該伝送路を巡回するフレーム
内に設けられた複数の固定長のスロットから未使用スロ
ットを捕捉し、送信メッセージを固定長に分割して伝送
するループ形通信網が広く採用されつつある。

第２図は本発明の対象となるループ形通侶網の−例を示
す図であり、第３図は第２図に使用されるフレーム形式
の一例を示す図である。

第２図において、それぞれ図示されぬ端末装置等を収容
する複数の通信ノード１と、当該ループ形通信網全体を
監視制御する管理ノード２とが、伝送路３によりループ
状に接続されている。管理ノード２は、第３図に示す如
き構成を有するフレームＦを生成し、所定周期毎に伝送
路３に一方向く例えば反時計方向）に送信する。該フレ
ームＦ内には、該フレームＦの開始時期を識別する為の
フレーム同期フラグＦ　Ｈと、メッセージを固定長に分
割して各通信ノード１間に伝達する複数のスロワ１〜Ｓ
Ｌとから構成される。各スロワ１〜ＳＬの先頭には、該
スロワ）　Ｓ　Ｌの空塞状態を表す空塞フラグＢＦが設
けられている。該フレームＦは、伝送路３および各前位
通信ノー１１を経由して各通信ノート１に伝達される。

各通信ノード１は、自ノードから送信すべきメッセージ
が存在しない場合には、管理ノード２または前位通信ノ
ード１からの伝送路（以後前位伝送路３−１と称する）
を経由して到着するフレームＦを、その侭後位通信ノー
ド１または管理ノート２に至る伝送路（以後後位伝送路
３−２と称する）に転送する。−力自ノー］゛から送信
ずべきメッセージが存在する場合には、通信ノード１は
到着するフレームＦの先頭に設けられたフレーム同期フ
ラグＦＩＩを検出し、該検出時点を基準に各スロワＬ　
Ｓ　１．内の空塞フラグＢＦを抽出して各スロワ）Ｓｌ
、の空塞状態を識別し、空き状態にあるスロワｌ−Ｓ　
Ｉｆを捕捉して固定長に分割されたメッセージを該スロ
ｙ　ｌ・Ｓ　ｌ−に挿入して送信する。

〔従来の技術〕

第４図は従来ある１ＪＩ（、ｉノードの一例を示す図で
ある。

第４図において、前位伝送路３−１から到着するフレー
ムＦば受信ハソファ１１に蓄積されると共に、レジスタ
１２を経由してセレクタ１３に伝達される。受信ハソフ
ァ１１は、自ノード宛のメッセージを含むスロットｓ　
Ｌが検出されれば収容される端末装置等（図示せず）に
伝達する。通常セレクタ１３は、レジスタ１２を後位伝
送路３−２に接続する如く設定されており、レジスタ１
２を経由して伝達されるフレームＦをその侭伝送路３−
２に転送する。一方他の通信ノード１に伝達すべきメッ
セージは、収容される端末装置等がら送信ハソファ１４
に蓄積される。一方空塞判定部１５は、各スロットＳＬ
の空塞フラグＢＦがレジスタ１２に蓄積された状態で該
スロットＳＬの空塞状態を識別する。その結果空塞判定
部１５が該スロットＳＬを塞がり状態と識別した場合に
は該スロットＳ　Ｌによるメッセージの送信を行わず、
空塞判定部１５が該スロットＳＬを空き状態と識別した
場合にはセレクタ１３を送信バッファ１４と後位伝送路
３−２とを接続する如く設定し、該スロットＳＬによる
メッセージの送信を開始する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上の説明から明らかな如く、従来ある通信ノードにお
いては、前位伝送路３−１から到着するフレームＦ内の
各スロットＳ　Ｌの空塞状態を識別する為に、少なくと
も空塞フラグＢＦ以上の蓄積容量を有するレジスタ１２
に蓄積せねばならなかった。その結果フレームＦが通信
ノー１１を経由する度に遅延を被ることとなり、フレー
ムＦが伝送路３を巡回するに要する時間が増大し、当該
ループ形通信網の通信効率が低下する恐れがあった。

また各通信ノード１でフレームＦがレジスタ１２等の論
理回路を経由する為、通信ノーｌ用の故障によりシステ
ムダウンを生し易＜、他軸性が低下する恐れがあった。

〔問題点を解決するための手段〕

前記問題点は、複数の１ｉｌｌ侶ノードを伝送路により
ループ状に接続し、該各通信ノートが該伝送路を一方向
に巡回するフレーム内に設けらねた複数の固定長スロッ
トから任意の空きス「ドツトを捕捉し、該固定長に分割
されたメッセージを送信するループ形通信網において、
前記各通信ノードは前位通信ノードから前記伝送路を経
由して到着する前記フレームを後位通信ノードに転送す
る状態から自ノードからメッセージを送信する状態に高
速で切替える高速スイッチと、前位通信ノートから伝達
さる前記フレーム内の各スロットの先頭部に設けられた
空塞フラグにより該スロットの空塞状態を識別する空塞
判定部とを設け、メッセージを送信する１ｌｌ（Ａノー
ドば前記フレームのスロットの開始時点から前記高速ス
イッチを自ノードからの送信状態に切替えると共に、該
スロットの空塞状態を前記空塞判定部により識別し、該
空塞判定部が該スヘ」ノドを空き状態と識別した場合に
は該スｒ：Ｊソ１によるメッセージの送信を開始し、該
空塞判定部が該スロットを塞がり状態と識別した場合に
は該スロットによるメッセージの送信を停止することを
特徴とする本発明により解決される。

（作用〕 即し本発明によれば、送信メツセージが存在する通信ノ
ー１は各スロットに同期して高速スイッチを送信状態に
設定すると共に、到着するスロットの空塞状態を検査し
、空き状態と判定すればその侭分割したメツセージの送
信を開始し、塞がり状態と判定すれば直し高速スイッチ
を転送状態に設定してメッセージの送信を停止し、到着
したスロットをその侭後位通信ノードへ転送する。なお
高速スイッチの設定変更は、到着するスロットの空塞フ
ラグの転送中に行われる為、スロットにより転送される
メッセージの内容を損なう恐れは無い。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図し１本発明の一実施例による通信ノードを示す図
である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。また対象とするループ形通（、Ｎ　’ＫＭの構成は
、第２図の通りとする。

第１図においては、前位伝送路３−１は高速スイッチ１
６を介して後位伝送路３−２に接続される。該高速スイ
ッチ１６は、他通信ノート１宛に送信すべきメッセージ
が存在しない場合には、伝送路３−１と伝送路３−２と
を接続する如く　（以後転送状態と称する）設定されて
いる。

第１図において、前位伝送路３−１から到着するフレー
ムＦは、受信バッファ１１に蓄積されると共に、転送状
態にある高速スイッチ１６を介して遅滞無く後位伝送路
３−２に転送される。また空塞判定部１５は、前位伝送
路３−１から到着するフレームＦ内の各スロワｌ−Ｓ　
Ｌの空塞フラグＢＦを検査し、各スロワ）Ｓｌ−の空塞
状態を監視する。一方他の通信ノード１に伝達すべきメ
ッセージが送信ハソファ１４に蓄積された場合には、高
速スイッチ１６をスロットＳＬの到着時点に同期して動
作させ、送信ハソファＩ４と伝送路３−２とを接続する
如く　（以後送信状態と称する）設定させ、送信ハソフ
ァ１４から塞がり状態に設定した空塞フラグＢＦを送信
し、続いてスロワｌ−Ｓ　Ｔ−と同様の固定長に分割さ
れたメッセージを送信可能とする。空塞フラグＢＦの送
出と平行して、空塞判定部１５が前位伝送路３−１から
到着する該当スロワｌ　Ｓ　Ｉ−の空塞フラグＢＦを検
査し、該スロットＳＬが空き状態と判明すれば高速スイ
ッチ１６をその侭送信状態に維持し、送信バッファ１４
から空塞フラグＢＦ４こ続いて分割されたメツセージを
送信開始する。若し検査の結果該スロットＳｌ、が塞が
り状態と判明すれば、前位伝送路３−■から該スロワｌ
−Ｓ　Ｌにより伝達されるメッセージが到着する迄に、
高速スイッチ１６を直しに転送状態に設定し、送信バッ
ファ１４からのメツセージの送信は次のスロ・、）ＳＬ
が到着した時点で、前述と同様の過程で送信を試みる。

メッセージはループを一巡して送信ノートに返って来た
時に送信ノードによって除去されるが、ノード内に遅延
がない為、送信ノーｌ−では自ノードが送１１０−たス
ロ／ｌ−Ｓ　ＬのフレームＦ内での位置を記憶しておき
、−巡してきた当該スロットＳＩ７の開始時点に同期し
て高速スイッチ１６をノード側に切替え、空き状態に設
定した空塞フラグＢＦを送信することによってスロット
Ｓ　Ｌを解放する。以上はフレーム同期プラグＦ　Ｈの
検出と、計数機能により容易に実現できる。

以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、通信
ノードｌから送信すべきメツセージが存在しない場合に
は、前位伝送路３−１から到着するフレームＦは、高速
スイッチ１６を介して遅延すること無く後位伝送路３−
２に転送される。また通信ノード１から送信すべきメッ
セージが存在する場合には、スロワ）ＳＬの空塞状態に
拘わらず空塞フラグＢＦの到着時期に同期して高速スイ
ッチ１６を送信状態に切替え、塞がり状態の空塞フラグ
ＢＦを送出すると共に伝送路３−１から到着するスロワ
）　Ｓ　Ｌの空塞フラグＢＦの空塞状態を検査し、該検
査結果に基づき自ノードからのメツセージの送信を開始
または中止する。その結果通信ノード１内では何等遅延
を生ずることは無く、また伝送路３を巡回するフレーム
Ｆには何等論理処理を加えないので、信頼性も向上する
。

なお、第１図はあく迄本発明の一実施例に過ぎず、例え
ば高速スイッチ１６の切替速度に応して空塞フラグＢＦ
の後に所要の保護時間を設けることも考慮されるが、か
かる場合にも本発明の効果は変わらない。また通信ノー
ド１の構成は図示されるものに限定されることば無く、
他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明
の効果は変わらない。

〔発明の効果〕

以−ト、本発明によれば、前記ループ形通１において、
巡回するフレームが通信ノードにより何等遅延を被るこ
とが無くなり、また通イεノード内においてフレームに
何等論理処理を施さぬ為、当該ループ形通信網の効率並
びに信頼性が向−トする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による通信ノードを示す図、
第２図は本発明の対象となるループ形通信網の一例を示
す図、第３図は第２図に使用されるフレーム形式の一例
を示す図、第４図は従来ある１ｉｌｉ（８ノードの一例
を示す図である。 図において、１は通（Ｍノード、２は管理ノーｌ−”、
３は伝送路、３−１は前位伝送路、３−２は後位伝送路
、１１は受信ハソファ、１２はレジスタ、１３はセレク
タ、Ｉ４は送信バッファ、１５は空塞判定部、１６は高
速スイッチ、ＢＦは空塞フラグ、Ｆはフレーム、Ｆ　Ｈ
はフレーム同期フラグ、Ｓ　Ｌはスロット、を示す。 非　３　図 竿　４　目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の通信ノードを伝送路によりループ状に接続し、該
   各通信ノードが該伝送路を一方向に巡回するフレーム内
   に設けられた複数の固定長スロットから任意の空きスロ
   ットを捕捉し、該固定長に分割されたメッセージを送信
   するループ形通信網において、前記各通信ノードは前位
   通信ノードから前記伝送路を経由して到着する前記フレ
   ームを後位通信ノードに転送する状態から自ノードから
   メッセージを送信する状態に高速で切替える高速スイッ
   チと、前位通信ノードから伝達さる前記フレーム内の各
   スロットの先頭部に設けられた空塞フラグにより該スロ
   ットの空塞状態を識別する空塞判定部とを設け、メッセ
   ージを送信する通信ノードは前記フレームのスロットの
   開始時点から前記高速スイッチを自ノードからの送信状
   態に切替えると共に、該スロットの空塞状態を前記空塞
   判定部により識別し、該空塞判定部が該スロットを空き
   状態と識別した場合には該スロットによるメッセージの
   送信を開始し、該空塞判定部が該スロットを塞がり状態
   と識別した場合には該スロットによるメッセージの送信
   を停止することを特徴とするループ形通信網のアクセス
   方式。