JPS617579A - ジヤツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、可動端子板が固定端子板に２点で接離する構
成を有するジャック装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 一般に、ジャック装置は可動端子板と固定端子板が１点
で接触する構成を持つ。以下に従来のジャック装置につ
いて説明する。第１図および第２図は従来のジャック装
置の端子板形状を示すものであり、両図で、１は可動端
子板、２は固定端子板、２ａは上記固定端子板２に設け
られた突起状の接触部、３はプラグ挿入口金４と結合さ
れた固定端子、４は函体であり、仮想図で示しである。

以上のように構成された従来のジャック装置において、
プラグの挿脱により、可動端子板１が第２図の矢印の如
く動き、その際、固定端子板２の突起状の接触部２ａに
接触したり離れたりし、回路が開閉される。

しかしながら、上記のような構成では、両端子板間の接
触点が１点である為、ゴミ等の混入により接触不良が発
生しやすいという問題点を有していた。

発明の目的 本発明は、上記従来の問題点を解消するものであり、ゴ
ミの混入による固定端子板と可動端子板間の接触不良を
起しにくくすることができるジャック装置を提供するこ
とを目的とする。

発明の構成 本発明のジャック装置は、可動端子板の可動部が接離す
る固定端子板に、その可動部に対向して拡開する凹部を
設けたことを特長とするものである。かかる構成によれ
ば、固定端子板の凹部は、可動端子板の可動部の両側コ
ーナ一部に接離するハの字状斜辺を持つことになり、両
端子が２点で接触し、しかもゴミ等が混入したＦＩ、て
も、エツジ部の接触である為にゴミの混入による接触不
良の発生が少なくなり利点を有するものである。

実施例の説明 第３図は本発明の一実施例におけるジャック装置を示す
ものである。図において、１は可動端子板、２は固定端
子板、２Ｃは固定端子板２に設けた拡開する凹部であり
ハの字状斜辺２ｂを有している。以上のように構成され
た本実施例のジャック装置において、プラグの挿脱にと
もない、可動端子板１は矢印の如く動き、その可動部の
両側コーナーエツジ部が固定端子板２０両斜辺２ｂと接
したり離れたりする。したがって、本実施例によれば、
両端子は２点で接離し、しかも、その接触点は端子エツ
ジであり、従来例の平面上と比べて混入したゴミ等が付
着しにくい為、その接触性能は大幅に向上する。

第２の実施例として固定端子板の斜辺を円弧状にするこ
とも考えられる。その場合の動作原理は第１の実施例と
同様であり、同様の効果を発揮する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、可動端子板と固定端子板
が２点接触し、しかも、エツジ部で接触する為に従来の
平面状態での接触に比べて混入したゴミ等の付着がなく
、大幅に接触信頼性を向上させたジャック装置を実現出
来る利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のジャック装置の斜視図、第２図は同ジャ
ック装置の端子部の詳細図、第３図は本発明のジャック
装置の一実施例を示す端子部の詳細図である。 １・・６・・・・可動端子板、２・・・・・・固定端子
板、２０・・・・・・凹部、２６・・・・・・斜辺。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 可動端子板の可動部と接離し、かつその可動部に対向し
   て拡開する凹部を設けた固定端子板を備えたことを特徴
   とするジャック装置。