JPS61751A - 超音波媒体の特性測定装置 - Google Patents

超音波媒体の特性測定装置

Info

Publication number
JPS61751A
JPS61751A JP60012142A JP1214285A JPS61751A JP S61751 A JPS61751 A JP S61751A JP 60012142 A JP60012142 A JP 60012142A JP 1214285 A JP1214285 A JP 1214285A JP S61751 A JPS61751 A JP S61751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
phase
circuit
received signal
reference signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60012142A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohide Miwa
三輪 博秀
Aaru Kuretsupaa Jiyon
ジヨン アール.クレツパー
Emu Riido Jiyon
ジヨン エム.リード
Nobushiro Shimura
孚城 志村
Keiichi Murakami
敬一 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPS61751A publication Critical patent/JPS61751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/72Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables
    • G01N27/82Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws
    • G01N27/90Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws using eddy currents
    • G01N27/9046Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating magnetic variables for investigating the presence of flaws using eddy currents by analysing electrical signals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/02Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems using reflection of acoustic waves

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目  次〕 〔概 要〕 〔産業上の利用分野〕 〔従来技術〕 (第2図) 〔発明の目的〕 〔問題点を解決するための手段〕 〔発明の原理〕 〔第1の実施例〕 (第1.3.7図)〔第2の実施例
〕 (第9図) 〔第1.第2の実施例の変形例〕 (第4〜6.8図) 〔第3乃至第5の実施例の原理〕 〔第3の実施例〕 (第10.11図)〔第4の実施例
〕 (第12図) 〔第5の実施例1  (@13,14図)〔第4.第5
の実施例の変形例〕 〔発明の効果〕 〔概 要〕 本発明は、中心周波数偏移を利用して、減衰傾斜係数の
分布をリアルタイムに求める装置に関するものである。
一つの実施例においては、一つの受信信号と一つの規準
信号間の位相差を排他ORゲート又はメモリーに記憶し
た逆三角関数により求めている。位相差は受信信号の中
心周波数偏移をリアルタイムで出力する微分回路に加え
られる。・中心周波数偏移は減衰傾斜係数を出力するも
う一つの微分回路に入力される。その他の実施例の場合
は、受信信号は異なる中心周波数をもつ受信信号帯域に
分布され、受信信号帯域の信号特性は平均化され、時間
領域内のスペクト2ムスカロツピンクの全ての影響を除
去することが出来る。こうして簡単なハードウェアを使
うだけで、フーリエ変換を使わずに、スペクト2ムスカ
ロツピンクのない、減衰傾斜係数を求めることが出来る
〔産業上の利用分野〕
本発明は超音波を用いて生体の組織特性値を測定する装
置に関し、組織特性値として減衰傾斜係!!(即ち、媒
体の超音波減衰率の周波数依存率)を測定する装置に関
する。
〔従来技術〕
本発明は媒体中の超音波特性分布測定装置に係り、特に
反射スペクトラムを使用しないで、時間域内でスカロッ
プ型に分布するスペクトラムを取り除く機能を含んだ簡
単なハードウェアを用い、高空間分解能でしかもリアル
タイムで超音波減衰定数分布を測定するための中心周波
数シフト方式を利用した装置に関するものである。
中心周波数シフト方式は超音波減衰率の減衰定数を得る
方法として知られている。この方式においては、第2図
に示すように、発射された超音波のパワースペクトラム
A (f)は以下に示すようなガウス分布を有している
A (f)−K・、−((f−f°P/2“”    
 (1)式(1)において、Kは定数、標準偏差σは帯
域幅に比例する定数で発射された超音波スペクトラムの
形により決まり、foは中心周波数でちる。受信超音波
A′(f)のパワースペクトラムも以下に示すガウス分
布を有し、ここでfrは受信信号の中心周波数である。
++−((f−fr)?211″〕(2)A (f)舞
Ke 媒体内の減衰が e−4f/”β(z)dz(2a) (ここで2は送信/受信変換器(ドランスジ一す)と反
射表面の距離、fは周゛波数、βは減衰傾斜係数、及び
°4−は超音波が距離2を2回(往復)伝播するものと
し、圧力をパワーに変換する場合の値)の形で示される
とすれば、K及びirは以下の式で定義される。
fr=!、−4a”f、β(z) a z      
    (4)従って、受信信号の中心周波数frを検
出することにより、減衰傾斜係数βは以下に牟す形で得
られる0 β(z)−(V4r”)d/dz(fO−fr)   
   <!;)しかし、受信信号は歪んでおり、スペク
トラムもガウス分布から偏移しており、従って中心周波
数を知るのは簡単ではない0この問題を克服するため、
これまでは中心周波数frを求めるのに以下の方法を用
いてきた。最初に、ある時間窓Tに対する受信信号の時
間域波形のフーリエ変換によりパワースペクト2ムI 
p(f)l”&求め、久にノくワースペクト2ムの1次
のモーメントとして、式(6)から平均周波数fを求め
る0 この平均同波数fを、式(5)において中心周波数fr
として用い、この式(5)シ用いて減衰傾斜係数βの値
を求めていた。この方法の欠点はパワースペクトラムと
1次モーメントの計算に比較的に長時間を必要とし、そ
のためリアルタイムにβの分布を知ることが困難である
ということである。
カラス分布からの偵移に加え、受イG信号のノ(ワース
ヘクトラムは1スベクトラムスカロツピングという現象
に見舞われる。
これは媒体内にランダムに密着している反射体からの反
射による受信信号波形のパルスの重なシにより生ずるも
のでおる。医療のための超音波検出におけるスベクトラ
ムス力ロツピングを除くための一つの方法として、いく
つかの周波wi、帯に対するエコーエンペロラフ(エコ
ー包絡p )信号tt平均化することが行なわれてきた
。この方法の目的は、βモード映像化における[スペッ
クルノ(ターン」を取シ除くことでおる。スペックルノ
(ター/はスペクトラムス力ロツビングからの干渉によ
り生じ、このため小さな病巣となる障害を見落すことも
ある。このスペックルパターンは周波数により変化する
ので、平均化することによりβモードでのスペックルパ
ターンを効果的に減少させることができる。この方法で
は=W的に処理を行い、βモード映像化の空間分解能を
減少させる。その結果、この方法を用いたこれまでの装
備゛では、小さな病巣の診断には使用することが出来ず
、肝臓のような大きな組織に広がった病巣にだけしか使
えなかった。
スベクトラムスカロッピンクは二つのタイプに分けられ
、一つは低速スカロッピングで、互いに接近した反射点
により生じ、他の一つは高速スカロッピングで、互いに
離れた反射点により生する。
本発明の発明者の内の一人は日本特許出1iA58−4
5396において、晶速スカロノピングヲ除く方法を開
発した。この方法は高速スカロップを取り除くためにケ
プヌトラム内のリソクー、パワースペクトラムに対する
逆変換及びパワースペクトラムのM、及びM3の如き高
次モーメントの計算を採用している。この方法はスカロ
ノプ及び周波数に依存する反射により歪んだパワースペ
クトラムの中心を取り出すのに使用可能である。しかし
、この方法も周波数領域内で沢山の処理を必要とすると
いう欠点を有1.ている。もし、出来るだけ速く、減衰
傾斜係数βを得るための処理を結線した回路を用いた装
置で行うとすねは、この装置のコスH)極めて高くつく
。もし、このような処理を部分的にプログシムを内蔵し
たマイクロコンピー−ターで行うとすれば、リアルタイ
ムでの計算は不可能である。
周波数領域での計算をさけるための方法は、日本特許出
filI658−7726及び58−142893に開
示′されている。ここでは、フーリエ変換を使わないで
、パワースペクトラムのモーメントを計算している。こ
れらの方法においては、受信信号波形の位相同期又は直
交位相成分又は、受信信号の自己相関関数を用いてパワ
ースペクトラムのモーメントを計算している。これらの
方法では、確かにリアルタイムで減衰傾斜係数βを得て
はいるが、スベクトラムスカロッピングの影響を取り除
くことは出来てい々い。
こうしたこれまでの方法の問題点を解決するために、他
の分野で用いられている必要としない信号特性を除去す
る方法がこれまでも色りと考えられてきた。ビースレー
・E−W及びワード・H−Hの開示では、「周波数の明
敏性」をレーダーシステムに使用している。[周波数明
敏性による海面反射の反相間の定量分析、宇宙電子シス
テムIEEE会報、4巻(1968)、ページ468〜
473.グスタフソン・B−G及びアズ B−Oorジ
ャンピング周波数V−グーのシステム特性」、フィリッ
プス電気通信レビュー、25巻(1964)、ページ7
0〜76゜及びレイ・HOr周波数明敏性によるレーダ
ー範囲及び角度検出の改良」、マイクロウェーブジャー
ナル、9巻(1966)、ページ63〜68゜コリャチ
ェンコ・V−Dの開示では超音波探傷システムでは「ス
ペクトラムのゆれ」を使用している。「構造的反響ノイ
ズに関連したS/N比を良くするための探傷信号の静的
処理、非破壊検査に関するソビエトジャーナル、11@
(1975)、ページ69〜75及びニューハウスV、
L、その他により開示した「分割スペクトラム」。「傷
から粒子へのエコー増強」1国際超周波学会@1979
年、オーストリア・グラーツ、ページ152〜157ニ
ユーハウスV、L、及びビルグティN、M、その他。「
分1,1スペクトラム処理技術による傷観測能力の強化
」。
1981年IEI超音波シンポジウム(1981年)。
レーダー技術では、クラッタ−エコーの相関をなくす(
バラバラにする)ために周期的に送信周波数を変化させ
、二乗検波のような非直線処理を行い、送信周波数全体
に亘9平均化を行う。スペクトラムのゆれは超音波探傷
に用いる技術と同様である。スペクトラム分銅方法の場
合は、一種類の広帯域パルスな送信し、受信信号は幾つ
ものフィルターを用いて分離される。スペクトラムのゆ
れを利用する方法及びスペクトラムを分割する方法のい
ずれにおいても、得られた信号は非直線処理により互い
に相関しており、平均化され、探傷用の材料の粒子エコ
ーを抑制することが出来る。
レーターー及び探傷システムは共に粒子やクジッターと
いうような受信信号のある部分を抑制し、「反射界面」
又は信号を反射している対象の形を強調するように設計
されている。本発明の目的は逆に反射界面を示す信号の
部分を抑制し2、信号を反射している対象の性質を示す
信号の特性を強調することである。結局、これまでの装
置、方法では経済的な装置を用い、リアルタイムでスペ
クトラムス力ロッピングのない、減衰傾斜係数βを倉む
媒介の超音波特性を得ることが出来なかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的の一つは、時間領域からスペクトラムスカ
ロッピングを除去できる超音波特性を得るためのシステ
ムを提供することにより、これまでの手段の問題を解決
することである。
本発明のその他の目的は、受信信号と規準信号間の位相
変化の形態から受信信号の中心周波数を想定し、パワー
スペクトラム及びパワースペクトラムの1次モーメント
を計算することなく、簡単なハードウェアでリアルタイ
ムで受信信号の中心周波数の偏移を想定することにより
、リアルタイムに減衰傾斜係数の分布を得ることの出来
るシステムを提供することにある。
本発明のその他の目的は、周波数に無関係−な反射の影
響を除くための減衰傾斜係数を含む超音波特性を得るた
めのシステムを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的等は受信信号と規準信号周波数間の周波数偏
移量を検出するために、受信信号と規準信号間の位相差
を決定し、その位相差を微分回路に与えるための回路を
提供することにより達成される。周波数偏移量を示す信
号はもう一つの微分回路を通り、決まった値との積をと
られ、減衰傾斜係数が得られる。本発明の幾つかの実施
態様においては、直交検波回路及び信号変換回路を用い
規準信号と受信信号間の位相差を得ている。@父検波回
路は規準信号及び90°イ扉位した規準信号を受信信号
にかけあわせ、この位相差を足義する2成分を出力する
。メモリーに記憶されているこれ、らの信号及び三角関
数表は信号変換回路において位相差を取り出すのに使わ
れる。もう一つの実施例の場合は、入力信号を二つの排
他OR回路に同時に与えることにより位相差をル9出し
、一方の排他OR回路の一方の入力は規準信号であり、
もう一方の排他OR回路は90°偏位した規fP信号に
対応する信号を受ける。これら二つの排他CAR回路の
出力から位相差は決まる。その結果、本発明による装置
はパワースペクトラムを用いずに減衰傾斜係数を得るこ
とが出来、従って経済的であり即時動作が可能である。
本発明による装置は、受信信号を受信信号帯域内に分布
させ、その受信信号帯域のそれぞれに対し信号特性を計
算することにょシスベクトラムスカロッピングの影響を
全て除去することができる。
平均回路は信号特性を平均化し、それに続く回路は減衰
傾斜係数を含む組織特性を出力するために必要な処理を
行う。信号特性の一つとしての位相差の計p−の代りに
、回路は先の実施例のうちの一つに述べた受信信号帯域
のそれぞれに対する自己相関関敬をHi糾し、次にパワ
ースペクトラムのモーメントを計算し、それから平均周
波数及び減衰傾斜係数が計泗で轡る。
上記の目的及び以下の説明から明らかになるなるであろ
う七の他の目的及び利点は、以下の説明及びフレイム及
びその一部を成す図面に示される詳細な構成及び動作か
ら明らか゛こなるであろう。
〔発明の原理〕
本発明の装置は、パワースペクトラム及び1次モーメン
トを求める代りにリアルタイムで減衰傾斜係数βを求め
るものである。受信イぎ号の位相は規準信号と比較され
、位相差が一定の場合は2、受信信号は規準信号と同じ
周波数を持つことがわかる。受信信号の位相差が規準信
号に比較して時間と共に増加する場合は、受信信号の方
が周波数が高いことになり、もし位相差が減少する場合
は、受信信号の周波数は規準信号よりも低いことになは
、位相差を時間について微分することにより求められ、
その次に減衰傾斜係数βを式(5)から求めることが出
来る。
規準信号x (t)と音圧を示すエコー信号である受信
信号y(t)は次の式でそれぞれ表わされる。
x(t)−ski(Zwvf+θo、)       
 (7))’(t) = gh+(2gfrt+θr)
        (8)ここで、シ、θo、fr及びθ
rは、受信信号が広い周波数帯域を持つ場合、上記のf
rとして平均周波数7を使用するときは一足となる。
受信信号の位相差0(t)は次式で表わされる。
jllo(t)=2r(fr−ν)t+(#r−θo 
)     (91上の式を時間について微分すると次
式が得られる。
dグo(t)/dt=2π(fr−ν)QO)式(5)
及び(ロ)から、djfc+/dtを用いて減)(傾斜
係数βが得られることは容易にわかる。
〔第1の実施例〕 第1図は本発明の第1の実施例のブロックダイアグラム
で、信号は被検査媒体中ヘーク又はそれ以上のトランス
ジー−サーから送信される。媒体で反射された受信信号
は、発振周波数Vの規準信号発振器1,9e移相器2.
アナログ乗算器3及び4.低域通過フィルター5及び6
を含む直交位相検出器14に入力される。受信され増幅
された反射信号は受信信号として直交位相検出器14に
入力され、これにより位相同期成分工及び直交位相成分
Qが得られる。例えば、もし規準信号が2回2πνtで
、受信信号がfjとfu間の周波数スペクトラムを有し
ていれば、乗算器3及び4の出力は(fe−ν)−(f
u−ν)及び(f e + v ) 〜(f u + 
v )の二つの周波数帯域を有することになる。低域通
過フィルター5及び6はこれら二つの周波数帯域より高
い成分を除去する。■及びQ#:分は信号変換回路7に
入力され、l = tai’(Q/ I )が出力され
る。
信号変換回路7で得られた出力l = tn’(Q/I
 )は微分回路8で微分され、低域通過フィルター9に
より平滑される。
信号変換回路7の@Xの第一の実施例を第3A図に示す
。ここでは、工及びQ成分はA/D変換器71及び72
によりアナログからデジタル信号に変換され、変換テー
ブルROM73に入力されtffi’(Q/I)が決ま
る。tj’(Q/I ) K対して読み出された値はD
/A変換器74でアナログ信号に変換され、位相〆とし
て出力される。
第3B図は信号変換回路7の第二の実施例を示す。第3
B図に示すように、アナログ除算器75によりQ/Iを
分周し、D/A変換器77でQ/Iをデジタル信号に変
換した後でそれをROM、73に入力することにより位
相メの値を求めることが出来る。位相グの四分区間(象
限)を規足するI及びQの符号は電圧比較器76及び7
8により決まりデジタルQ/I信号と一緒にROM73
に入力される。この方法は必要IA/D変換器はたった
一個であり、ROM73の表は小さくなっても精度は悪
くならないという利点を有する。
第7A図〜第7D図は中心周波数偏移Δf=fr−νが
得られるまでのそれぞれの信号を得る過程を示すグラフ
である。第7A図は受信信号のパワースペクトラムのグ
ラフを示す。時間がt =j、、 Lt+t3+・・・
と経過するにつれ、超音波は深い部位から反射され、列
周波域分は減衰され、中心周波数は低周波f!及びf3
に偏移する。第7B図乃至第7D図は規準信号発振器1
の規準周波数νがftとした場合の0(t)=tai 
’(Q/I )から得られる位相差j’o(t)及びd
ダ(t)/dtの態様を示す。式(9)から容易に考え
られるように、又第7B図に示すように、m、(t)1
1受信スペクトラムの中心周波数frがVより1%い時
(t<tyの期間)は連続して増加し、中心周波数fr
が規準周波数ν(tミ1.の時)に等しい時は変化せず
、中心周波数frが規準周波数νよジ低い時(t>ty
の期間)には減少し続ける。ROM73の表は一π≦0
(t)≦πの範囲内のグ(t)= bi ’(Q/I)
の値を与えるので、信号変換回路7のOtl出力の値は
第7C図に示されるようになる。従って第7D図に下す
ように、djl(t)/dtがバt)の値がπから一π
(ラップアラウンドとして知られる変化)の範囲で変化
する期間だけインパルス雑音を含む。舅1図の低周波フ
ィルター9はその雑音を除くために用いられる。
〔第2の実施例〕 規準周波数νと受信周波数むの間の差Δfが大きい場合
は、ダ0(t)はほんの短い期間に位相が2π変化し、
その結果、dj!f(t)/dt信号のパルス性ノイズ
はかなり増加し、取り除くことが出来ない。受信周波数
frにほとんど等しくなる様に規準周波数νを変化させ
るフィードバックループはこの問題を解決しており、そ
の結果、0(t)は序々に変化する。このフィードバッ
クループを用いた本発明の第2の実施例は第9図に示さ
れている。第9図において、第1図に示すものと同じ要
素は同じ斧号で示され、これらに関する睨明は省いであ
る。第9図の回路は第1図に示す回路と以下の点におい
てのみ異なっている。
に 即ち、規準信号発振外1が微分回路8の価力(0−iΔ
Q/I)K応じたレベル調整回路16からの信号で制御
される規準周波数νを発生させるための可変周波数電圧
制御発振器15に変わっている点である。規準周波数ν
はフィードバックを通して制御されるので、0(t)が
増加しているときは規準周波数νは上昇し、+21(t
)が減少しているときは低くなる。受信信号の中心周波
数(又は平均周波数)frが低くなった場合でも、発振
器15がらの規準周波数νも同様に(I!: <なり、
fr−νはtlとんと変化せず、従ってラップアラウン
ドはl++ (tlが過度に変化しないのでまれにしか
生じない。もしラップアラウンドが完全に除去されれば
、低周波フィルター9は必要ない。第7Bヅに示されて
いるものと同様なグft)の値を発生するため、ハード
ウェア又はソフトウェアのいずれかを択一的に使用可能
である。ソフトウェアを用いた本発明のどちらかの実施
例のブロックダイアダラムは第9図と   ゛はy同じ
であり、プログラム化さり、たマイクロプロセッサ−を
有するレベル調整回路16は可変発振器15の入力電圧
のレベルを調整することが出来る。
上記の実施例はさしに変更することもできる。
第12図に示し、さらに以下に述べる第4の実施例に示
すように、中心周波数偏移Δfは位相差グ・(1)を求
めずに得られるが、この場合、中心周波数偏位Δfは時
間領域内で計算したパワースペクトラムのモーメントか
ら得られる。又ソフトウェアを用いてラップアラウンド
を除去するための本発明の方法は、J、M、)リボレッ
トの[新しい位相アンラッピンクアルゴリズム」、音響
、音声及び信号処理に関するIEKE会報、ASSP−
25,42゜1977年4月に述べられている。
これまで説明したように、第1図の低周波フィルター9
の出力〔dダ(tl/d t ) LPFは中心周波数
偏移Δfに比例している0式(5)の減衰傾斜係数βは
〔dダ(tl/dt)Lprを一8πσ!で割り、それ
を距離Zに関して微分することにより得られる。しがし
、z = C/2Xt (Cは媒体中の音速で本発明で
は定数と考えられており、tは超音波が送信されてから
の時間)であるので、2に関する微分は第1図で微分回
路10により時間tに関する微分に置き換えることが出
来る。減衰傾斜係数β(2)は微分体増幅器11におい
て、定15[K=−1/(41CC+”)を乗すること
により得られる。
上記説明において、受信信号のスペクトラムは送信信号
のスペクトラムと同様、カラス分布な示すものと予想さ
れる。受信信号が例えガウス分布を示さない場合でも、
平均周波数偏移は時間tKついて−m(Q/工)を微分
することにより得られるので、減衰傾斜係数βの近似値
は上記の動作により得られる。又−−”(Q/I )は
アナログ信号として得られたので、微分及び低周波フィ
ルター動作はアナログ信号で行われるが、し力化、勿論
ROM73の出力をデジタル信号として使用し、デジタ
ル回路を用いて以降の動作ステップを行うことは出来る
〔第1.第2の実施例の変形例〕 本発明の第1及び第2の実施例において、位相〆は−−
1の代りにcm−’又はiす為ら得ても良い。グ= c
ca−K I /#)を得るために第1図において信号
変換回路7として使用できる回路を第8図に示す。比較
回路76及び78.除算器75.A/D変換器77及び
D/A変換器74の動作及び目的は同じ番号をもつ第3
B図に示す要素と同じである。第8図の比較器76及び
78は範囲0<り<2πから分離する目的をもつ。RO
M738及びROM73は記憶している表の内容が異な
る。第8図((おいて、乗1を器81及び82は工及び
Q成分の2乗をそれぞれ与える0加其器83はそれらの
2乗を加算し、平方根発生回路84は除算器75に対し
除数(Cviテ1)を与える。乗算器3. 4.81及
び82.除算器75同様平方根発生回路84は全てモト
ローラ社製の乗算器MC1595L及び必要なら、演算
増幅鼎を用いて実現できる。
本発明の第1.第2の実施例では、−一!及びCi’の
計算は、位相差に比例した出力を出す位相比較器を採用
することにより省略できる。例えば、知られているよう
に、第4図に示すように一対の方形波I NPUT 1
及びINPUT2が排伸OR回路EORに与えられると
、出力0UTPUTの平均ij V o u t+!方
形波INPUT 1及びINPLIT 2の間の位相鈴
ダに比例する。グ及びVoutの関係は第5図に示すよ
うに直線的であり、ts!l−’及びO’lS−’の計
算を実行しなくても、l = K’Vout(Kは比例
定数)の値を内接求めることが出来る。しかし、第5図
からゎがるように、グが正でも負でもVoutは同じ値
となり、これらの値は二つの信号だけが用いられている
場合は区別がつかない。
この間四を屑状するために、90の位相差をもつ二つの
方形波REFO及びREF’l (第6A図に示す)を
規準信号として用いる。受信信号は増@器及びレベルス
ライサー(図示1−ない)をもつ波形変P5FiOによ
り方形波INPUT fl+4変換される。
変換された受信46号は、第6B図に示されるように、
規準信号(IFO及びREF’l)の各々と一緒に排他
0R(61及び62)にそれぞれ入力される。
但域7Ifl過フィル4−63及び64は出力0UTO
及び0UTIから平均値VoutO及びVou t 1
をそれぞれ発生する。変換きれた受信信号INPUTと
上記出力OUT O及びOUT 1の間の関係は、第6
C図に示すように、のこきジ歯状の位相特性を示し、の
こさジ歯位相時性回路65に保持される。
従って、−180太ダ〈180°の範囲でグ〉0のとき
、Vout 1 <VTRダ〈0のとき、Vout 1
 > Vll上記関係から、位相yの符号(+又は−)
が決まる。位相メの絶対値101はし11 =に′vo
ut Oから容易に求められ、従って位相グそれ自身ハ
m11やrxr:’関数を求めるときのような根雑な計
算を行わずに、のこきplR位相特性回路65を用いて
簡単Vこ求めることが出来る。
本発明の第1及び第2の実施例において、受信信号と規
準信号間の位相差yは、直接D / A−’!換を行っ
た後で11MHzの周波数で受信信号をサンプリングし
、ソフトウェア又はハードウェアにてサンプルしたデー
タにデジタル処理を行って求めることも出来る。例えば
、デジタル処理をイテうだめの構成は、高速波形サンプ
リングシスデムとコンピュータを用いて実現できる。
〔第3乃至第5の実施例の原理〕 本発明の第1及び第2の実施例にて、周波数依存の反射
の影響を除去できても、スベクトラムスカロッピングは
依然として受信信号内に存f、−fる。
第10図、第12図及び第13図に示す第3乃至第5の
実施例は上記スペクトラムスカロッピングの影響を取り
除くことを目的としている。これら三つの実施例の理論
を説明する。日本特許用@458−45396はスペク
トラムス力ロッピングヲ除去するための周波数領域内で
の処理方法を開示している。この周波数領域内法の場合
、幅Tを有する時間のゲート動作態を使用し、時間ゲー
ト動作を経た受信信号をフーリエ変換することによりパ
ワースペクトラムI p(f川を得ている。周波数領域
において、平均周波数7は式(9)により定義される。
又、パワースペクトラムのモーメントは、式■及び(I
3)に示すように周波数fiiIl竣内で求められる。
隔−/ l p(f)l”a f。
MI= /f Ip(fFIdf          
側この式から平均周波数は弐卸に示すようになる。
f = R4+/M。             卸時
間及び周波数領域における値の関係から、平均周波数f
 FiびパワースペクトラムモーメントM0M、等は本
発明の第3乃至第5の実施例の回路を用いて計算できる
。例えば、パワースペクトラム。
中心周波数及びモーメントは理論的には、同位相の直交
位相成分I及びQのような時間領域値、自己相関関数’
R(t)及びその第1及び第2の導関数立(τ)及びK
(τ)に関連している。甲、下の弐Q5)〜◇ηはパワ
ースペクトラムの自己相関関数を定義する。
R(r)=f 1Kf)l”e””’df      
  Q5)j2πfτ  ・  δR R(r)=2+rj/fll’(f)l’e    6
f、 (R(r)= −)  (IF5)aτ R(r)=(2Kf )”/f”1p(f)l”ej2
”rdf 、    (17)・・  am (R(τ)=淳) τ−0として式05)〜α贋を解けは、9下の式(ト)
〜&D)が得られる。
R(o)=/Ip(f]”df=Mo        
  Q8)立(。)−2πjfflp(f)l”dr 
−2KfMt     (19)i(。)−(2πj>
”t f’j p(t)l” d f = < 2πj
P隔   リ)R(a)に関し式(財)にてモーメン)
M6及びMlを鷲義すれば、式@)が得られる。
7 = Ml /Ma = ’/ 2 x j X ”
07R(o)     021式(’22’)@21−
2 >ハ式(1B)−(21)から導かれ、よく知られ
ている。ここで〈〉は時間窓Tについての平均を示す。
・・−M!/MO−(M+/Mo)・=1/(・・j)
・X1jo晴・)Mo ” < I” + Q” > 
            (23)M+ = /grX
<QI−QI>+FMIl      (24)Mり=
暑2□)2×<讐’+Q”>+2シM、−八   (2
5)式(21)、 (22)、 (26)、及び(27
) に示すように、周波数領域の平均周波数7及び分散
σ2は、時間領域内で計算される直焚位相検出器出力を
用いて自己相関関数により求めることが出来る。これに
より周波数領域へのフーリエ変換を導入しなくてもすむ
〔第3の実施例〕 本発明の第3の実施例(第10図)においては、第1及
び第2の実施例において用いたいずれかの回路を用いて
、位相差グ出力を微分することにより求められる位相差
yの1次導関数声を使っているが、この関数は次の式(
28)からも求められる。
β=逆jl        (忍) p + g2 この導関数声が十分に長い時間Tに関し平均【7ている
場合は1、時間領域内の平均位相差i〉は、周波数領域
内で7とνの式(29)に示すような関係を有している
〈0〉2πf −2+rν           (2
9)短かい時間Tについては、位相差4〉の1次導関数
の平均はスベクトラムスカロッピングにより生ずる変化
分を含んでいる。7がスベクトラムスカロッピングの影
響のない周波数スペクトラムの平均周波数である場合は
、次の式(3))を適用できる。
<l>=2g?−2rcv+<Sr>       (
30)ここで、Orはランダム位相、βr / 2πは
ランダム瞬時周波数で、共にスベクトラムス力ロツビン
グにより生ずる。受信信号のスペクトラムがガウス分布
を有し、減衰傾斜係数βが周波数について直線的に5化
すると仮定すれば、Kuc、 R−その他による「軟肝
臓の音響的減衰傾斜のパラメータによる予測」超音波シ
ンポジウム会#P44〜47に示されるように、次式が
得られる。
B/(z) = 4 a2gβ(z) d z    
      (321ここで、lは表面からの走査線に
沿った深さでトランスジューサは体の表面(即ちz=0
)におかれる。tは深さzjでの往復の時間である0σ
はガウススペクトラムの標準偏差であり、Cは音速で、
全ての組織に対し定数と見なしている。ノくルスは走査
線に沿って送信され、受信信号を含んだエコニはその走
査線に沿って帰ってくる。式(3L)及び(3りに関し
て式(30)の7を定義することにより、次式(34)
が得られる。
<J’(z)> = 2 z (f(0)−4aすβ(
z)dz )−2*v+<lr> (34)距離2は時
間tに応じて変化するので、2は式(34)において時
間tと置き換えられ、両側を時間について微分すること
により次式(35)が得られる。
θ   。
<l>=4πa”Cβ(t)+   <lr >   
    (35)θt              a
t従って、もし−<lr>が短時間Tゼロにてきるδt ならば、減舊傾斜係数βは式(35)から決めることが
できる。周波数領域でこれまでの方法により使われる方
法と似た方法によれは、a 、 < J” r >&”
l’ M要ポイントの周囲を平均化することにより減少
することが出来る。しかし、この方法は望間分M能を減
少させ、多くの処理が必要で、リアルタイムの動作が困
難となる。
本発明の第3乃至第5の実施例に従う装置では、θ  
・ 空間的平均を行わずにa t <l r 〉をリアルタ
イムに除去するために「中心平均化」という方法を用い
ており、これにより経済的で、簡単で、動作の単純な回
路を用いて窄間分解師の高い、精度の高い動作が実現出
来る。受信信号は望ましいパルス波形及び上記のランダ
ム位相のたたみ込み信号である。よってランダム位相位
相firは例えば、受信信号を処理するための直交位相
検出器14−1〜14−m(第10図)から与えられる
出力に含まれている。ランダム位相Srは中心周波数f
rと共に変化する。供号時性を異なった中心周波数(f
r)iをもった覚悟信号のそれぞれの帯域について平均
化すること(でよ”) 、a 、 <l” r >は減
少させることが出来、減衰傾斜件数βが求められる。受
信信号のそれぞれの標準偏差σiが同じとすれば、式(
ア)は次のようになる。
”                (36)7゜<5
11>=4πσ2Cβ(1) 第1及び第2の実施例の一個の直交位相検出器14の出
力から求められるグ、1.及びβのような量は信号特性
として平均化される。第10図に示す本発明の第3の実
施例に卦いては、m個のフィルター17−1〜17−m
は受信信号をm個の受信信号帯域に分布させ、対応する
m個の直交位相検出器I4−1〜14−mは受信信号帯
域のそれぞれに対し同相の直交位相成分を発生する。平
均回路18で平均化する前に、m個の信号変換回路7−
1〜7−mは最初の二つの実施例に述べた方法によりイ
9相差グを発生する。平均回路18の出力は位相差〈り
〉の平均であり、微分回路8及び10はそれぞれ〈βr
〉及びβを出力する。
本発明の有効性を検査するため、第10図に示す実施例
を約2圀の厚さのうさぎの肝臓の検査に使用した。約I
 MHzの帯域幅を有する40MHz用ディスク型トラ
ンスジューサから送信信号は供給され、受信信号はそれ
ぞれが0.66MHzl17:l帯域をもち、0.1M
Hz離れた中心周波数を有する11個のフィルターに分
配される。信号変換回路7−1〜7−11はアンラッピ
ンクアルゴリズムに含まれるアークタンゼント計算器を
用いた。平均回路18は位相差グの演舞平均〈グ〉を出
力し、微分回路10は微分の結果を4πσ2Cで割9減
衰傾斜係数βを出力する。平均回路18Fより出力され
る平均位相差〈り〉と参照して、信号#捧回路7−1〜
7−11及び平均回路18の小力は第11図に示され、
平%7回路18の出力はMEANと示されている。同図
から、グのランダム(Hf相成分がおどろく程減少して
いることがl・丁っきりとわかる。
〔第4の実施例〕 第12図は本発明の第4の実施例を示す。この図では、
くβ〉は自己相関関数から導がれる式(28)、を用い
て計算できる。信号変換回路7−1〜7−m。
平均回路18及び第1の微分回路8は、それぞれ(c>
I−Qf)を計算する第1の計算回路19−1〜19−
 rn I+ (I”Q” )を計算する第2の計算回
路20−1〜20−m+ +第1の計算回路19−1及
び第2の計算回路20−1の出力の合計を得る第1及び
第2の合計回路182及び184.及び除算器186で
置き換えラレる。第12図の残りのブロックは第10図
と同じ要素である。
第10図に示す第3の実施例では、特定の深さ2に対し
て平均化されるm個の重要な値を出力すが、第12図で
の受信信号帯域ての数はm、として示されている。これ
は第12図に下す第4の実施例では2が増加するにつれ
て、式(32)で示されるように、中心周波数frが減
少し、それにより〈ン〉も減少し、中心周波数frが減
少した分をカバーすうために受信信号を加えなけnばな
らず、従ってmlはmより大きい値となっているのが4
’/ましいためである。
合計回路182,184及び除舅器186は受信イぎ号
帯域のある部分ではパワーが最小となるので、モーノ7
 ) MO= (I’ + Q2)を使って重み付は平
均をとることにより之の平均化を行い、ランタム信号β
rを除去する。重み付は平均〈βW>は式(36)%式
%) 第1の計算回路19−l−19−ml及び合計回路18
2により式(37−2)の分子が得られ、第2の計算回
路2020−1−2O−及び第2の合計回路184によ
り式(37−2)の分母が得られる。一方、除算回路1
86は< jl w >を出力する。除算器186の出
力を時間について微分し、微分回路10の適当な定数で
割ることにより減衰傾斜係数βが求められる。
〔第5の実施例〕 ボ4の′実施例では位相差の計算を省き、位相アンラッ
ピングアルゴリズムを用いず、これにより素子それぞれ
の回路構成を簡略化している。しかし、受信信号の帯域
幅をさらに拡げる必要があるので、さらに多くの素子が
必要である。第2の実施例にpいては位相アンラッピン
グの必要をなくすため、フィトバック制御を行っている
0同様に第5の実施例においては、第13図に示すよう
に2が増加した時に減少する〈之〉を補償するのに必要
な受信信号帯の数を減少させるのにフィードバック制御
が必要である。
第13図において、簡単のため受信信号帯の数を5とし
ているが、実際には第3の実施例と同じ分解能を得るた
めには帯域数はmにするのがよい。
第5の実施例では異なる周波数をもった規準信号を受信
する直交位相検出器14’−1〜14’−5(第9図の
14か−ら5,6を除いたものに相当)により、受信信
号が分配される。直交位相検出器14’ −iのそれぞ
れの出力は第1図の低域通過フィルター5及び6に対応
する低域通過フィルター21−1〜21−5を通過する
。第4の実施例と同様、〈−〉。
の計算は除J#:器186によって行われ、差増幅器2
2は除算器186の出力を0と比較し、その差を出力す
る。差増幅器22の出力は、第3及び第4の実施例と同
様に微分回路10に供給され、こ′れは直交位相検出器
1イー1〜14’−5の為に規準信号を発生する電圧−
周波数変換回路15′にも供給される。その結果、直交
位相検出器14’−1〜14′−5によりカバーされる
周波数帯は〈i〉の減少と共に変化し、第3の実施例で
使われたと同様の受信信号帯域数が第5の実施例でも使
用される〇第5の実施例の動作な第14A図〜第14C
図に示゛す。直交位相検出器14’−1〜14’−5の
うちの一つに対する平均周波数f及び知準周波数ν+I
C(iは整数)を第14A図に示す。図示の直交位相検
出器1イーBc対応する受信信号帯域は点稈で示し、受
信信号は実線で示している。第14B図に示すように、
直交位相検出器14’−1の出力は高いスペクトラムと
低いスペクトラムな含んでいる。、高いスペクトラムは
受信信号と同じ様子をしているが、それよジも高い中心
周波数f+ν+iεを有しており、低いスペクトラムは
軸f=oに関して折り返した形となっている。直交位相
検出器14′−iに接続されている低周波フィルター2
1−iの出力波形は第14C図に示す。第10図及び第
12図に示すフィルター17−1−17−m又は17−
m+の帯域の1/2に等しい歯端カットオフ周波数を有
する低周波フィルター21−1〜21−5を用いて、m
個の低周波フィルター21−1〜21−mの出力信号は
第3の実施例の直交位相検出器14−1〜14−mと同
じ周波数範囲を有している。(之〉の計qは第4の実施
例と同じ方法で行われ、即ち、第1の計算回路19−1
〜19−5の出力は以下の通りである。
C2w f44−2r(v+2g )+’JT、44 
> )(I”n +Q”+a ) (3B−11〔2π
f+1−2r(y+i)+<llr、44 > ) (
I2+1+Q’+2)(38−2)C2*fo−2+r
p+<12’r+o>)(IJ+Q2o  )    
   (38−3)C2w f−1−2r(br−1)
 +<J2’r+−+>)(I’−1+Q’−、)  
(38−41C2scL’1=2tc(y+21)+<
lr*−2>)(I’s +Q’t X3B−5)71
が中心周波数でくメr+i>はl一番目の受信信<il
r、i>は受信信号帯域数mが増加するときゼロになる
傾向にあり、重み付は平均(7r)1は7zになる傾向
にある。従って、除算襦186の出力は式(&9)によ
り与えられる1@に比例する。
2πfz−2πν+O(39) 式(39)の値は微分回路10及び電圧−周波数変換器
15′に送られる出力を発生する差増幅器22により比
較される。十分に高い利得が得られる時は電圧−周波数
変換回路15′は直交位相検出器14′−1〜14’−
5に規準信号を供給し、これによp差増幅器22の出力
は〒zKはとんど比例して変化すん〔第4.第5の実施
例の変形例〕 第4及び第5の実施例をさらに変更することも可能であ
る。例えば、日本特許出願458−142893は自己
相関関数の使用に関する詳細を述べているが、これによ
りパワースペクトラムの高次モーメ゛ント1周波数と共
に間化する反射の影響を直すのに使用する時間領域内の
変1σ2及びその他の信号特性を計算し、精確な組織特
性を得ることが出来る。こうした組織の特性は計算回路
19−1.20−t+ 182.184及び186によ
り発生する静的値から求めることができる。−例として
、変動σ宜は組織の年増いさを正しく示すもので、医療
上の診断に使用できる。もう一つの例としては、減硬は
減衰傾斜係数βから時間領域の深さ2の関数としで求め
られる。減衰は反射係数を着水するための定量的な反射
係数を与えるための精確な時間−利得制御のためにも利
用できる。仁れにより時間り域の周波数の指数としての
パラメーターによるlTh波数依存形の反射波を測定す
ることがでへる。
本発明の実施例は第1図及び第9図に示す面T表示装置
13に棹々の値、例えばグ、Δf、7゜β、σ2等を供
給する装置を含んでいる。走査線を変えることにより、
測定対象の断層象をも表示でき、上記の各値は例えばβ
モード、Mモード又はドツプラー像を用いることにより
同時に表示される。例えば、第1図及び第9図において
は、y。
Δf17及びβは輝度信号として表示制御装置!1.1
2に供給される。これらの信号は当該同期信号、ブラン
キング信号、測定の対象の超音波走査に関連した偏移信
号と共にCRT13に供給される。
〔発明の効果〕
上記説明のように、本発明によれば、測定媒介を1再じ
て送られてくる反射超音波の周波数偏移Δf及び測定媒
介の祠音波の減衰傾斜係数βは受信信号のパワースペク
トラムを得るための比較的高価で低速の俟情を使う代り
に、簡単で経済的で使い易い1回路を用いることにより
リアルタイムで求めることが出来る。さらにパルスの重
なり(スペクトラムス力ロッピング)によ°り生じたエ
ラーは高い空間分解能を維持しながら、リアルタイムに
時間領域において除去することが出来る。
本発明の特長及び利点は詳細に述べた明細書に明らかで
あり、本発明の精神及び範囲の中でか\るシステムの全
ての特長及び利点はフレイムにおいて包含されている。
さらには、当業者にとってはいかようにも本発明を変更
し修正し得るのであるから、本発明をここに示し、又は
述べられた構成及び動作に限定するのは打着しいことで
はなく、従って本発明の範囲においてのみ、全ての変更
及び類似が可能であるっ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロックダイアグ
ラム。 第2図は送信及び受信信号のパワースペクトラムのグラ
フ。 第3A図は第1図に示す信号変換回路7の第一の実施例
を示すブロックダイアグラム。 第3B図は第1図に示す信号変換回路7の第二の実施例
を示すブロックダイアグラム。 第4図は排他ORゲートを示す。 第5図は排他ORゲートの位相ダと平均出力電圧Vou
tの間の関係性を示すグラフ。 第6A図は規準信号REF O及びREFlのグラフ。 第6B図は規準信号REF O及びREF 1により受
信信号から位相偏移を求める他の実施例。 第6C図は入力信号VoutO及びVout 1に対す
る位相関係を示すグラフ。 第7A図は受信信号のパワースペクトラムのグラフ。 第7B図及び第7C図は位相グと時間の関係を示すグラ
フ。 第7D図はdグ/dtと時間の関係を示すグラフ。 第8図は第1図に示す信号変換回路7の第三の実施例の
ブロックダイアグラム。 第9図は本発明の第二の実施例のブロックダイアグラム
。 第10図は多位相検出器とスペクトラムス力ロッピング
の影響を除去するための平均化回路を有する本発明の第
三の実施例のブロックダイアクラム0 第11図は11周波数帯域又は11チヤンネルの本発明
の第三の実施例として示す装置に対する位相差対反射の
深さの関係を示すグラフ。 第12図は位相差を求めないで平均周波数を知3る本発
明の第四の実施例のブロックダイアグラム。 第13図は第二の実施例に、t、−いて用いた敵の多相
直交位相検出器及びフィードバックループをスベク゛ト
ラムスカロッヒングの影響を除去するために用いた本発
明の第五の実施例のブロックダイアグラム。 第1図において、14は直交位相検出器、7は信号変換
回路、8.10は微分回鎮−5,6,9は低域通過フィ
ルター、3,4は乗算器、11は定数掛算器、12は表
示制御回路、13は表示装置である。 隼/4A毘 第745 ’121    −’ 寧/4 C7fJ 手続補正書(方式) %式% 3 補正をする古 !It+1・との関仔     持、!T出窄1人住所
 神全用県用崎山中IQ、lメ1.小用中1015番地
(522)名称富士通株式会社 4 代  理  人     fl、所 神全用県用崎
市中原区11・I−di中1015番地′す朋酪第56
頁18行目の後九次文な挿入する。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)媒体に送信され、媒体で反射された後で受信信号
    として受信される超音波を用いた超音波媒体の特性測定
    装置で、以下の手段を含む; 基準信号を供給する手段、 上記規準信号供給手段及び受信信号を受信するための手
    段に接続され、受信信号と規準信号間の位相差を決める
    手段、 周波数偏移量を発生するために、時間に関して位相差を
    微分するために上記位相差決定手段に接続されている第
    一の微分手段、及び 減衰傾斜係数を発生するために、時間に関して周波数偏
    移量を微分するために上記微分手段に接続されている第
    二の微分手段。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の超音波媒体の特性測
    定装置において、上記位相差決定手段は以下のものを含
    む; 上記規準信号供給手段及び受信信号を受信する手段に接
    続され、受信信号を同相成分と、直交位相成分とに分離
    する直交位相検出手段、及び上記直交位相検出手段と第
    一の微分手段に接続されて、受信信号の同相成分と直交
    位相成分を用いて逆三角法関数に基づいて位相差を決定
    するための信号変換回路。
  3. (3)特許請求の範囲第2項に記載の超音波媒体の特性
    測定装置で、上記直交位相検出手段は以下のものを含む
    ; 規準信号を90°移相するために上記規準信号供給手段
    に接続された90°移相回路、 上記90°位相回路に接続され、受信信号に90°位相
    された規準信号を乗するための第一の乗算回路、 上記規準信号供給手段に接続され、受信信号に規準信号
    を乗するための第二の乗算回路、 上記第一の乗算回路及び上記信号変換回路に接続され、
    受信信号の同相成分を出力する第一の低域通過フィルタ
    ー、及び 上記第二の乗算回路及び上記信号変換回路に接続され、
    受信信号の直交位相成分を出力する第二の低域通過フィ
    ルター。
  4. (4)特許請求の範囲第2項に記載の超音波媒体の特性
    測定装置で、上記信号変換回路は以下のものを含む; 上記直交位相検出手段に接続され、受信信号の同相成分
    をデジタル同相成分に変換するための第一のA/D(ア
    ナログ/デジタル)変換回路、上記直交位相検出手段に
    接続され、受信信号の直交位相成分をデジタル直交位相
    成分に変換するための第二のA/D変換回路、 上記第一及び第二のA/D変換回路に接続され、デジタ
    ル同相成分により割られたデジタル直交位相成分により
    定義される量のアークタンゼントとしてデジタル位相差
    を決めるメモリー手段、及び上記メモリー及び第一の微
    分手段に接続され、デジタル位相差をアナログ信号に変
    換することにより位相差を出力するためのデジタル/ア
    ナログ(D/A)変換回路。
  5. (5)特許請求の範囲第2項に記載の超音波媒体の特性
    測定装置で、上記信号変換回路は以下のものを含む; 上記直交位相検出回路に接続され、受信信号の同相成分
    で受信信号の直交位相成分を割り、結果を出力する除算
    回路、 上記直交位相検出回路に接続され、受信信号の同相成分
    の符号を出力するための第一の比較回路、上記直交位相
    回路に接続され、受信信号の直交位相成分の符号を出力
    するための第二の比較回路、上記除算回路に接続され、
    除算出力をデジタル除算出力に変換するためのA/D変
    換回路、上記第一及び第二の比較回路、及び上記A/D
    変換回路に接続され、受信信号の同相及び直交位相成分
    の符号に応じた四分区間のデジタル除算出力のアークタ
    ンゼントを決めるためのメモリー手段、及び 上記メモリー及び上記第一の微分手段に接続され、デジ
    タル除算出力のアークタンゼントをアナログ信号に変換
    することにより位相差を出力するためのD/A変換回路
  6. (6)特許請求の範囲第2項に記載の超音波媒体の特性
    測定装置で、上記信号変換回路は以下のものを含む; 上記直交位相検出回路に接続され、受信信号の同相成分
    を2乗するための第一の乗算回路、上記直交位相検出回
    路に接続され、受信信号の直交位相成分を2乗するため
    の第二の乗算回路、グランド電位及び上記直交位相回路
    に接続され、受信信号の同相成分の符号を出力するため
    の第一の比較回路、 グランド電位及び上記直交位相回路に接続され、受信信
    号の直交位相成分の符号を出力するための第二の比較回
    路、 上記第一及び第二の乗算回路に接続され、受信信号の同
    相成分及び直交位相成分の2乗を加算するための加算回
    路、 上記加算回路に接続され、受信信号の同相成分及び直交
    位相成分の2乗の和の平方根を出力するための平方根発
    生回路、 上記平方根発生回路及び上記直交位相検出回路に接続さ
    れ、受信信号の同相及び直交位相成分の2乗の和の平方
    根で受信信号の同相成分を割ったものに対応する除算出
    力を発生するための除算回路、 上記除算回路に接続され、除算出力をデジタル除算出力
    に変換するためのA/D変換回路、上記第一及び第二の
    比較回路、上記A/D変換回路に接続され、デジタル除
    算出力のアークコサインを決定するためのメモリー、及
    び 上記メモリー及び上記第一の微分手段に接続され、デジ
    タル除算出力のアークコサインをアナログ信号に変換す
    ることにより位相差を出力するためのD/A変換回路。
  7. (7)特許請求の範囲第1項に記載の超音波媒体の特性
    測定装置で、規準信号はある周期を有し、上記位相差決
    定手段は以下のものを含む; 受信信号を受信し、受信信号を受信信号の符号を示す入
    力信号に変換するための波形変換手段、上記波形変換手
    段と上記規準信号供給手段に接続され、入力信号と規準
    信号の符号が反対になるような時間を規準信号の周期で
    割った平均値信号を発生するための平均値発生回路、及
    び 上記平均値手段及び上記第一の微分手段に接続され、平
    均値信号をのこぎり歯位相特性と比較し、位相差を求め
    るための、のこぎり歯位相手段。
  8. (8)特許請求の範囲第7項に記載の超音波媒体の特性
    測定装置で、上記規準信号供給手段は第一の矩形波の規
    準信号及び第一の矩形波の規準信号から90°の位相の
    ずれを有する第二の矩形波の規準信号を供給し、上記平
    均値発生手段は以下のものを有する; 上記波形変換手段及び上記規準信号供給手段に接続され
    、入力信号及び第一の矩形波規準信号に対し排他OR動
    作を行うための第一の排他ORゲート、 上記波形変換手段及び上記規準信号供給手段に接続され
    、入力信号及び第二の矩形波規準信号に対し排他OR動
    作を行う第二の排他ORゲート、上記第一の排他ORゲ
    ート及び上記このぎり歯位相手段に接続された第一の低
    域通過フィルター、及び 上記第二の排他ORゲート及び上記のこぎり歯位相手段
    に接続された第二の低域通過フィルター。
  9. (9)特許請求の範囲第1項に記載の超音波媒体の特性
    測定装置で、上記位相差決定手段は以下のものを含む; 上記受信信号を受信し、受信信号の周波数よりもかなり
    高い速度で受信信号をサンプリングする手段、 上記サンプリング手段に接続され、受信信号のサンプル
    を記憶する手段、及び 上記記憶手段、規準信号供給手段、第一の微分手段に接
    続され、デジタル処理にて位相差を求めるデジタル処理
    手段。
  10. (10)特許請求の範囲第1項に記載の超音波媒体の特
    性測定装置で、上記規準信号供給手段から供給される規
    準信号は周波数が可変であり、さらに上記位相差決定手
    段及び上記規準信号供給手段に接続され、位相差に応じ
    て規準信号の周波数を変化させるレベル調整回路を含む
  11. (11)媒体に送信され、媒体で反射された受信信号と
    して受信される超音波パルスを用いた超音波媒体の特性
    測定装置において、次の手段を含む;受信信号を受信し
    、受信信号を少くとも三つの受信信号帯域に配分する信
    号配分手段、 上記信号配分手段に接続され、組織特性を知るための受
    信信号の各帯域の信号特性を計算する計算手段、 上記計算手段に接続され、受信信号の各帯域の信号特性
    を平均化し、信号特性の平均を得る平均化手段、及び 上記平均化手段に接続され、平均信号特性から組織特性
    を導き出し、出力する組織特性発生手段。
  12. (12)特許請求の範囲第11項に記載の超音波媒体の
    特性測定装置で、上記信号配分手段は、上記少くとも三
    つの帯域に受信信号を分配する少くとも三つのフィルタ
    ーを含み、上記計算手段は次の手段を含む; 規準信号を供給する手段、及び 上記規準信号供給手段、フィルター、平均化手段に接続
    され、受信信号と規準信号間の位相差を求める手段。
  13. (13)特許請求の範囲第12項に記載の超音波媒体の
    特性測定装置で、上記計算手段は、上記位相差決定手段
    、平均化手段に接続されて、受信信号の各帯域の位相差
    を時間について微分し、受信信号の各帯域の周波数偏移
    量を発生する第一の微分手段を含み、 上記平均化手段は、上記位相差決定手段及び上記組織特
    性手段に接続され、受信信号の各帯域について周波数偏
    移量信号を平均化し、平均信号特性として平均周波数信
    号を得る周波数平均化手段を含み、そして 上記組織特性発生手段は、上記周波数平均化手段に接続
    され、平均周波数信号を時間について微分し、組織特性
    として減衰傾斜係数を求める第二の微分手段を有する。
  14. (14)特許請求の範囲第12項に記載の超音波媒体の
    特性測定装置で、上記計算手段はさらに次のものを含む
    ; 上記位相差決定手段に接続され、受信信号の各帯域の位
    相差を時間について微分し、各帯域の周波数偏移量を発
    生する第一の微分手段、及び上記第一の微分手段に接続
    され、受信信号の各帯域の周波数偏移量信号を時間につ
    いて微分し、減衰傾斜係数を発生する第二の微分手段、
    又上記平均化手段は、上記計算手段、組織特性発生手段
    に接続され、受信信号の各帯域の減衰傾斜係数を平均化
    し、平均信号特性として平均減衰傾斜係数を出力する周
    波数平均手段を含む。
  15. (15)特許請求の範囲第12項に記載の超音波媒体の
    特性測定装置で、上記計算手段は規準信号供給手段、及
    び 上記規準信号供給手段、フィルター、平均化手段に接続
    され、受信信号と規準信号間の位相差を決める手段を有
    し、そして 上記平均化手段は、上記位相差決定手段及び組織特性発
    生手段に接続され、平均信号特性として平均位相差を計
    算する平均位相発生手段を含む。
  16. (16)特許請求の範囲第11項に記載の超音波媒体の
    特性測定装置で、上記計算手段は、上記信号配分手段及
    び平均化手段に接続され、受信信号の各帯域の自己相関
    関数を求める自己相関手段、及び該自己相関関数信号を
    時間について微分し、信号特性を発生する微分手段を含
    む。
  17. (17)特許請求の範囲第11項に記載の超音波媒体の
    特性測定装置で、上記信号配分手段は次のものを含む; 異なる周波数をもつ規準信号を供給する手段、上記規準
    信号供給手段に接続され、受信信号を受信し、それぞれ
    が対応する規準信号に応じて受信信号の各帯域の同相成
    分及び直交位相成分を得る直交位相検出回路、そして 上記直交位相検出回路及び上記計算手段に接続された低
    域通過フィルター。
  18. (18)特許請求の範囲第17項に、記載の超音波媒体
    の特性測定装置で、受信信号は中心周波数を有し、上記
    組織特性発生手段は、上記平均化手段に接続され、受信
    信号の中心周波数を出力する手段を含み、 上記規準信号供給手段は、上記組織特性手段及び直交位
    相検出回路に接続され、規準信号間の差を変えずに中心
    周波数に応じて規準信号を変化させる手段を含む。
JP60012142A 1984-01-27 1985-01-25 超音波媒体の特性測定装置 Pending JPS61751A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/574,690 US4534220A (en) 1984-01-27 1984-01-27 Apparatus for measuring the characteristics of an ultrasonic wave medium
US616472 1984-06-01
US574690 1990-08-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61751A true JPS61751A (ja) 1986-01-06

Family

ID=24297206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60012142A Pending JPS61751A (ja) 1984-01-27 1985-01-25 超音波媒体の特性測定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4534220A (ja)
JP (1) JPS61751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125536A (ja) * 1984-07-17 1986-02-04 アロカ株式会社 超音波診断装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2650071B1 (fr) * 1989-07-20 1991-09-27 Asulab Sa Procede de traitement d'un signal electrique
EP3013240B1 (en) * 2013-06-28 2017-02-15 Koninklijke Philips N.V. Lung tissue identification in anatomically intelligent echocardiography
EP4006579A1 (en) * 2020-11-25 2022-06-01 Supersonic Imagine Method and system for compensating depth-dependent attenuation in ultrasonic signal data
CN114358095B (zh) * 2022-03-18 2022-08-23 深圳市帝迈生物技术有限公司 一种脉冲信号的筛选方法及相关装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4202215A (en) * 1978-10-26 1980-05-13 Kurt Orban Company, Inc. Sonic pulse-echo method and apparatus for determining attenuation coefficients
JPS57550A (en) * 1980-06-03 1982-01-05 Fujitsu Ltd Identification systm for specimen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125536A (ja) * 1984-07-17 1986-02-04 アロカ株式会社 超音波診断装置
JPH0239254B2 (ja) * 1984-07-17 1990-09-04 Aloka

Also Published As

Publication number Publication date
US4534220A (en) 1985-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0150997B1 (en) Measuring characteristics of an ultrasonic wave medium
US5662115A (en) Method for determining the velocity-time spectrum of blood flow
JP2849827B2 (ja) パルスドップラ信号のフーリエプロセッシング方法および装置
US5544659A (en) Ultrasonic doppler imager having a reduced hardware adaptive tissue rejection filter arrangement
US4848354A (en) Method and apparatus for investigating a circulatory system in living biological structures
US6095980A (en) Pulse inversion doppler ultrasonic diagnostic imaging
EP0144968B1 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
US5097836A (en) Untrasound diagnostic equipment for calculating and displaying integrated backscatter or scattering coefficients by using scattering power or scattering power spectrum of blood
US4809703A (en) Ultrasonic doppler blood flow meter
JPH0246213B2 (ja)
US5487389A (en) Ultrasonic Doppler imager having an adaptive tissue rejection filter with enhanced tissue motion sensitivity
JPS6244494B2 (ja)
EP0279314B1 (en) Ultrasonic examination apparatus
JP3093823B2 (ja) 超音波ドプラ診断装置
EP0965858A2 (en) Method and apparatus for processing ultrasound signals
US4905206A (en) Ultrasonic doppler flow meter
JPS61751A (ja) 超音波媒体の特性測定装置
ITMI952412A1 (it) Metodo per il calcolo della velocita' del sangue e della dispersione della velocita' del sangue da segnali doppler a commutazione multipla
US7803114B2 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus and data processing method therefor
JP3281435B2 (ja) 超音波ドプラ診断装置
JPH0715457B2 (ja) 超音波エコーグラフィ検査方法及び装置
JPH0218094B2 (ja)
EP0512837B1 (en) Ultrasonic doppler imaging apparatus
JP2563656B2 (ja) 超音波ドプラ映像装置
JP3022108B2 (ja) 超音波送受信装置