JPS6174971A - プーリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は今ＣＶＴと呼ばれている連続可変変速機に使用
するのに適したプーリに関する。

仲）　従来技術 この形式の変速機は技術的に知られており、かつ各々が
一対のベルト車すなわちプーリを臂する一対の円錐状プ
ーリを備えている。プーリはベルト又はその他同様のも
ので互いに接続されている。

通常の連続可変変速機において、一つのプーリは：、ｕ
動軸すなわち入力軸に接続されかつ他のプーリは被駆動
軸すなわち出力軸に接続されている。通常各グーりの一
つのフランジは他のフランジに関してそれぞれの軸上で
可動である。各プーリのフラッフ間の間隔を変えるごと
によってプーリの寸法の限界内で軸の間で駆動比を連続
的に調節する。

機械式手段又は液圧的手段或はそれらの結合が駆動比の
変更のために設けられる。従来の装置はこのような装置
を含んでいる。

各プーリの１曲方向に可動なフランジ又はそれらのフラ
ッフのハブは、従来技術においては、フラッフの少なく
とも一方の軸方向移動を許容しながらフランジと軸との
間で駆動接続を与えるように軸のキー溝に嵌められたキ
ーを受ける内側キー溝が設けられている。キー溝は高価
な工程で帽又はフラッジに機械加工され、かつキーおよ
びキー溝接続の潤滑が時々困難となる。適当な潤滑が行
なわれないと、キーはキー溝内で曲り、可動フランジは
固定フランジのようになり、その結果駆動比の変更が妨
げられる。このような状況の下でキーに作用負荷は、比
較的高速で回転しているプーリの物理的質量により過剰
になりかつ変速機の早期破損を招く。

可動フランジ−軸接続の別の形式は、複数のボールがス
プラインと共に使用されていて、ボールが摩擦防止要素
として機能するボール−スプライ／でアル。ボール−ス
プライン接続はフランジ又はハブの内側に設けられる。

この形式の接続は高価でありかつ連続して運転するため
に連続；−で潤滑する必要がある。ボール−スプライン
接続のスプラインへの負荷は過剰になり変速機の早期破
損を招く。

前述のような可動フランジ−軸接続に代えて米国特許３
，８６８，８６２号は可動フランジと、駆動部材との間
の回動可能に接続されたリンクを示している。一つの実
施例において、単一のす／りはフランジおよび駆動部材
に関して全体的に円周方向に配置されかつ他の実施例に
おいて、三つの隔てられたリンクはフラッフおよび駆動
部材に関して角度を付けて配置されている。両実施例に
おいて、リンクは堅くなければならず、かつ第２の実施
例゛の場合においてはユニバーサル継手である枢動する
継手が設けられなければならない。適当に動作するため
にこれらの継手は常に潤滑されなければならない。リン
クは他の手段によってフランジに加えられる力に加えら
れ或はその力から減じられる力の成分をプーリのフラン
ジに作用する。

（・−）発明が解決しようとする問題点本発明が解決し
ようとする問題は、従来のプーリよりも少ない潤滑で済
ませしかも安価にすることである。

（に）問題点を解決するための手段 本発明のプーリは、回転可能な細に取り付けられた第１
および第２のほぼ円錐状のフランジであって、該二つの
フラッフがそれらの間でほぼＶ型の空間を限定し、前記
第１のフラッフが前記軸と共に回転するように前記軸に
直接かつ駆動的に連結され、前記第２のフランジが前記
軸に支持されかつ前記軸と直接駆動接続てれておらず、
前記第２のフランジが前記第１のフランジに関して前記
＠【関して軸方向に移動ＯＴ能であるフラッジと、前記
軸に直接駆動接続された駆動部材と、前記駆動部材およ
び前記第２のフランジに接続きれかつ前記軸の軸線とほ
ぼ平行な＠線の回りで回動するように配置された少なく
とも一つの可撓性ストラップとを備え、前記ストラップ
が前記第２の７う／ジの前記第１のフランジに関する軸
方向を許容して前記駆動部材および前記第２の７う／ジ
に、駆動接続されて構成されている。

（力　作用 本発明によれば、可変プーリ変速機の部品が従来のもの
よりも少ない潤滑でかつ極めて信頼性があり、安価にな
る。更に詳細に言えば、本発明によれば、プーリの可動
フランジはフランジと駆動スパイダを接続している少な
くとも一つの比較的可撓性のあるストラップ又はストラ
ップパックによって軸から回転され、その駆動スパイダ
軸に固定されているとともにフランシバ軸のハブによっ
て半径方向に位置決めされる。ストランプによって駆動
される多くの装置と違って、ここに記載された装置はい
かなる特別のピボット又は接続構造なしで単に一つのス
トランプ又はストラップパックを必要としかつ休止位置
において放射状面内に置かれている。ストラップ又はス
トランプパンクは幅方向に変形して可動フランジが軸上
で軸方向に４けるように可撓性を有しなければならない
が、ある運転条件の下でゆがまないように充分に堅くな
ければならない。エンジントルクを伝達しているとき、
ストラップパックは引張の応力を受けている。ブンーキ
トルクを伝達していると・きストラップ又はストラップ
パックは圧縮の応力を受けている。

（ハ）実施例 以下の図面を参照して本発明の実施例について説明する
。

第１図および第２図において二つの、駆動比すなわちア
ノダートライブ比とオーバードライブ比にある連続可変
変速機ＣＣＶＴ）が概略的に示てれている。第１のプー
リ１１は軸１３に接続されかつ第２のプーリ１５は軸１
７に接続されている。

一方の軸は駆動軸で他方の軸は被１駆動軸である。

連続な可撓性ベルト１９はプーリ１１と１５とを相互に
連結している。プーリ１１はほぼ円錐状のフランジ２１
と２３とを備え、一方プーリ１５はほぼ円錐状のフラン
ジ２５および２７を備えている。プーリと暁との間の駆
動比を変化するためにプーリ１１のフランジ２１はフラ
ンジ２３に関して軸方向に移動可能でありかつそれに対
応してプーリ１５のフランジ２７はフランジ２５に関し
て軸方向に移動可能である。両フランジはそれぞれ軸方
向に移動可能でもよいが、一般的にこのことはプーリと
それぞれの軸との間の駆動比を変えるのに必要でｔｆｉ
ない。駆動比を変えるのに種々の形式の制御装置が使用
され得るが、これらは本発明の範囲ではないので説明は
省略する。容易に理解できるように連続する可撓性ベル
ト１９の側面又は側縁は駆動プーリから被駆動プーリに
トルクを伝達しているときプーリのフランジと摩擦係合
している。連続可変変速機において、各プーリの少なく
とも一つのフランジは円錐形であり、多くほここに示さ
れるように両方の７う／ジが円錐形である。

本発明に従ってつくられた連続可変変速機のプーリが第
３図において示されかつ参照番号３２で示されている。

連続可変変速機は一対のプーリを有し、そのうち一方は
他方に比して直径が小さいがほぼ同じ構造である。した
がって一方のプーリについて詳細に説明する。プーリ３
２ぼほぼＹ形のすき間を限定する表面３８および４０の
ある一対のほぼ円錐形のフランジ３４および３６を備え
ている。プーリのフランジ３４は軸と共に回転するよう
に＠１１４４　４２においてしまり嵌めされている。ｌ
［ｌ］４４は第１図および第２図で説明したように連続
可変変速機における駆動軸か或は被駆動軸かによって原
動機か駆動可能な装置に接続される。

フランジ３６はフランジ３４に向って又はそれから離れ
て軸方向に軸４４上で滑動してフランジ３４と３６との
間の間隔およびそれらの間のすぎ間を変えれる軸方向ハ
ブ４６を有している。ハブ４６ばフランジ３６を軸４４
上で半径方向に位置決めしている。ハブ５０を有するス
パイダ４８は軸４４と駆動接続するように軸４４に５２
においてしまり嵌めされている。スパイダ４８は軸方向
に伸びているほぼ円筒状のフランジ５４のあるほぼベル
形を有し、その７ラノジはプーリの７う／ジ３６の部分
を囲んで伸びている。適当な溝５７内に受けられたシー
ル５６はスパイダ４８とプーリのフランジ３６との間で
液体／−ルを形成するが、フランジ３６の相対的軸方向
移動を許容している。空洞５８はプーリのフランジ３６
とスパイダ４８とによって限定され、その空洞はフラン
ジ３６をフランジ３４に向って偏倚するように液体を受
けることができる。液体は適当なＱｉｌｌ＋４４の適当
な通路を通して空洞５８に匠れる、プーリの形状は本発
明の要部ではないので詳細な説明は省略する。

比較的可撓性のあるばね状のストランプ又はストランク
パック（もし複数の金属板部品でつくられている場合は
）６０は、軸４４のｎ０勝にほぼ干行な軸線の回りで回
動するように配置されがっプーリのフラッジ３６にリベ
ット６２により回転可能に支持され、スパイダ４８にリ
ベット又はピン６４によって回転可能に支持されている
。ストラップの１こわみによって許容されてプーリのフ
ランジが軸方向に変位したとぎに起るストランプのわず
かな回転を許容するだけにのみ接続が必要なので、特別
の接続は必要としない。リベット６４はスパイダ４８に
固定されたボス６５（第５図および第６図〕に受けられ
ている。軸方向にたわまなければならないストラップは
プーリのフランジ３６がフランジ３４に向って又ぼフラ
ッジ３４がら離れる方向かつ軸４４に関して軸方向に移
動するのを許容すると同時にスパイダ４８（したがって
軸４４〕とプーリのフラッジ３６との間で確実なＷ動を
与える。このようにストラップ又はストランプパックは
エンジンのトルクをプーリに伝達するのにたわまなけれ
ばならないが、動力伝達に際しねじれない。ストランプ
又はストラップパックを構成する各ストラップは金属板
から打ち抜くことによってつくられる。この装置は、従
来の高価なキー　キー溝又はボールスプラインによるプ
ーリのフランジと軸との駆動よりも問題が少ない。

前述したリンク駆動に比較して安価で潤滑の必要性が少
ない。ストラップの動的釣合を取るため、６６で示され
るフラッジの釣合重り部分が設けられる。もちろん、も
し望むならば多数のストランプ又はストラップパックを
用いることができ、パックにおけるストラップの数はプ
ーリのトルク容量に依り調整烙れ得る。多数のストラッ
プを使用する場合、動的に釣合の取れた装置を提供する
ために特定の位置が選ばれる。しかしながら、ここで使
用されているようにストラップ又はストラップパックは
一つ又はそれ以上の個々のストラップ又は複数のストラ
ップの組合せを意味することも可能であり、その各々は
所望のフランジの移動を許容するように可撓である。

（ト）効果 本発明は、部品の高価な機械加工の必要性をなくしかつ
従来の連続可変変速機に起る潤滑の問題をなくして、比
較的安価な駆動装置を提供する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は二つの駆動比における可変プーリ
変速機すなわち連続可変変速機（ＣＶＴ）の斜視図、第
３図は本発明にしたがってつくられたプーリの縦断面図
、第４図は第３図の線４−４に沿って矢印の方向に見た
断面図、第５図は第１図に示されているように本発明の
連続可変変速機に使用可能なスパイダの立面図、第６図
は第５図の線６−６に沿った断面図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転可能な軸（４４）に取り付けられた第１およ
   び第２のほぼ円錐状のフランジ（３４、３６）であつて
   、該二つのフランジがそれらの間でほぼＶ型の空間を限
   定し、前記第１のフランジ（３４）が前記軸と共に回転
   するように前記軸に直接かつ駆動的に連結され、前記第
   ２のフランジ（３６）が前記軸に支持されかつ前記軸と
   直接枢動接続されておらず、前記第２のフランジ（３６
   ）が前記第１のフランジ（３４）に関して前記軸に関し
   て軸方向に移動可能であるフランジと、前記軸に直接枢
   動接続された、駆動部材（４８）と、前記駆動部材およ
   び前記第２のフランジ（３６）に接続されかつ前記輔の
   軸線とほぼ平行な軸線の回りで回動するように配置され
   た少なくとも一つの可撓性ストラップ（６０）とを備え
   、前記ストラップが前記第２のフランジの前記第１のフ
   ランジに関する軸方向移動を許容して前記駆動部材（４
   ８）および前記第２のフランジ（３６）に駆動接続され
   ている、特に可変プーリ変速機に使用するのに適したプ
   ーリ（３２）。
2. （２）更に、前記第２のフランジおよび前記駆動部材を
   接続しかつストラップ・パック（６０）を形成している
   複数のストラップを備えている特許請求の範囲第１項に
   記載のプーリ。
3. （３）前記ストラップ（６０）が複数の比較的薄いばね
   状部材でつくられている特許請求の範囲第１又は２項に
   記載のプーリ。