JPS6170397A - 洋弓 - Google Patents
洋弓Info
- Publication number
- JPS6170397A JPS6170397A JP19018384A JP19018384A JPS6170397A JP S6170397 A JPS6170397 A JP S6170397A JP 19018384 A JP19018384 A JP 19018384A JP 19018384 A JP19018384 A JP 19018384A JP S6170397 A JPS6170397 A JP S6170397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- western
- handle
- bow
- rim
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、ハンドル部とリム部とが組立分離自在な洋
弓に関する。
弓に関する。
一般に、洋弓は、ハンドル部とリム部との一体型、ハン
ドル部とリム部とを組立分離可能にした分割型に大別さ
れ、一体型のものは主に木材からなる一方、分割型のも
のは、へβ合金あるいはMg合金等の軽金属材料で特に
ハンドル部が形成され、リム部を木材、竹材またはll
i維強化プラチック(以下、FRPと略記する)、ある
いはこれらのサンドインチ構造等の組合せによって形成
して持運びの便宜性及びリム部のU換作を図っている。
ドル部とリム部とを組立分離可能にした分割型に大別さ
れ、一体型のものは主に木材からなる一方、分割型のも
のは、へβ合金あるいはMg合金等の軽金属材料で特に
ハンドル部が形成され、リム部を木材、竹材またはll
i維強化プラチック(以下、FRPと略記する)、ある
いはこれらのサンドインチ構造等の組合せによって形成
して持運びの便宜性及びリム部のU換作を図っている。
従来、この種の分割型洋弓(組立式洋弓)は、ハンドル
部の成形に際して、木材を使用することは、リム部の結
合部分における強度上の問題から不可能であることから
、金属材料が用いられている。
部の成形に際して、木材を使用することは、リム部の結
合部分における強度上の問題から不可能であることから
、金属材料が用いられている。
しかしながら、このような従来構造の洋弓、特にハンド
ル部においては、重用の過大化に伴う射手の疲労が大き
く、矢発射時の!iff吸収能が小さいため、非常に不
安定になり易いばかりでなく、リム部との剛性特性に大
きな差があり過ぎることから、リム部の結合部分に材料
疲労が集中し、リム部の折損を生じ、またハンドル部の
成形にあたっては、vI造成形がほとんどであり、この
ため鋳造物に内部欠陥が発生し易く、製造技術にも難が
ある。さらに、このような鋳造成形によるハンドル部は
、全体が均一な材料特性を有するために、必要に応じて
部分的に材料特性を変えるように設計することが不可能
であるなどの不都合があった。
ル部においては、重用の過大化に伴う射手の疲労が大き
く、矢発射時の!iff吸収能が小さいため、非常に不
安定になり易いばかりでなく、リム部との剛性特性に大
きな差があり過ぎることから、リム部の結合部分に材料
疲労が集中し、リム部の折損を生じ、またハンドル部の
成形にあたっては、vI造成形がほとんどであり、この
ため鋳造物に内部欠陥が発生し易く、製造技術にも難が
ある。さらに、このような鋳造成形によるハンドル部は
、全体が均一な材料特性を有するために、必要に応じて
部分的に材料特性を変えるように設計することが不可能
であるなどの不都合があった。
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、ハン
ドル部をリム部の材料特性に近似させ、かつ矢発射時の
!I撃吸収能を大きくして安定化を図るとともに、設計
の自由度を^めることのできる洋弓を提供することを目
的とするものである。
ドル部をリム部の材料特性に近似させ、かつ矢発射時の
!I撃吸収能を大きくして安定化を図るとともに、設計
の自由度を^めることのできる洋弓を提供することを目
的とするものである。
上記した目的を達成させるために、この発明は、ハンド
ル部をFRP外殻構造に形成することにより、リム部と
の材料特性を近似させ、リム部の結合部分の材料疲労を
防止するとともに、矢発射時の衝撃を低下させるように
したことを特徴とするものあである。
ル部をFRP外殻構造に形成することにより、リム部と
の材料特性を近似させ、リム部の結合部分の材料疲労を
防止するとともに、矢発射時の衝撃を低下させるように
したことを特徴とするものあである。
以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図に示すように、図中1は洋弓本体である。
該洋弓本体1は、ハンドル部2の両端部に、アッパーリ
ム部3及びロアーリム部4をそれぞれ差込み嵌合させて
組立・分離可能になっているとともに、該ハンドル部2
は、第2図に示すように、FRP21を外殻とし、芯部
には木材あるいは発泡合成樹脂等の芯材22が介在され
ているか、また中空構造を呈する。前記ハンドル部2を
形成するFRP21の外殻は、例えば外側表面層21a
にロービングクロスまたは不織布を含む袋織りクロス等
のガラス11組またはカーボン1iilli、アミラッ
ド等の有機繊維あるいはこれらの混合繊維からなるクロ
ス類を補強繊維として用い、その内側FJ21bにロー
ビングを補強繊維として用いてなる2重もしくは多重型
補強構造に形成してなる構成を有するととも、その横断
面形状は、ハンドル部2の中心軸a−aに対して前後方
向の内側の肉厚t1よりも弦側の肉厚t を厚くして(
tlくt2)、その中室軸(b−1)を弦側に片寄らせ
る一方、左右方向の肉厚1,14を均等に形成した新面
矩形状を呈している。
ム部3及びロアーリム部4をそれぞれ差込み嵌合させて
組立・分離可能になっているとともに、該ハンドル部2
は、第2図に示すように、FRP21を外殻とし、芯部
には木材あるいは発泡合成樹脂等の芯材22が介在され
ているか、また中空構造を呈する。前記ハンドル部2を
形成するFRP21の外殻は、例えば外側表面層21a
にロービングクロスまたは不織布を含む袋織りクロス等
のガラス11組またはカーボン1iilli、アミラッ
ド等の有機繊維あるいはこれらの混合繊維からなるクロ
ス類を補強繊維として用い、その内側FJ21bにロー
ビングを補強繊維として用いてなる2重もしくは多重型
補強構造に形成してなる構成を有するととも、その横断
面形状は、ハンドル部2の中心軸a−aに対して前後方
向の内側の肉厚t1よりも弦側の肉厚t を厚くして(
tlくt2)、その中室軸(b−1)を弦側に片寄らせ
る一方、左右方向の肉厚1,14を均等に形成した新面
矩形状を呈している。
また、第3図(イ) (ロ) (ハ)は、上記ハンドル
部2の横断面形状の変形例を示し、弦側の肉厚が内側よ
りも厚くなるように、1字形、1字形あるいは卵形にそ
れぞれ形成してなるものである。
部2の横断面形状の変形例を示し、弦側の肉厚が内側よ
りも厚くなるように、1字形、1字形あるいは卵形にそ
れぞれ形成してなるものである。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、第2図に示すFRP21の補強繊維の構成を、外側
表面層21aと内側層21bとで双方逆にしたり、ある
いは第4図に示すように、外側表面11i21aにロー
ビングクロスを含むO−ピング、中間層21cに袋織り
クロスを含むクロス類及び内側層21bにロービングを
それぞれ補強s!報として配設し、3層構造にすること
も考えられ、これらの補強繊維の組合せ構成は任意に選
択されるものであり、また芯部22を中空にしたり、ざ
らにはハンドル部自体の外形状も、従来のものと同一か
または近似した形状としても良いことは勿論である。
く、第2図に示すFRP21の補強繊維の構成を、外側
表面層21aと内側層21bとで双方逆にしたり、ある
いは第4図に示すように、外側表面11i21aにロー
ビングクロスを含むO−ピング、中間層21cに袋織り
クロスを含むクロス類及び内側層21bにロービングを
それぞれ補強s!報として配設し、3層構造にすること
も考えられ、これらの補強繊維の組合せ構成は任意に選
択されるものであり、また芯部22を中空にしたり、ざ
らにはハンドル部自体の外形状も、従来のものと同一か
または近似した形状としても良いことは勿論である。
さらにまた、ハンドル部両端のリム部差込み口等のリム
を連結するために嵌合する部分に金属薄板等からなるリ
ング状の補強部材をハンドルの成形と同時に一体成形し
て挿入すると強度維持上好都合Cある。
を連結するために嵌合する部分に金属薄板等からなるリ
ング状の補強部材をハンドルの成形と同時に一体成形し
て挿入すると強度維持上好都合Cある。
以上説明したように、この発明によれば、ハンドル部と
リム部とを組立・分離自在にした洋弓において、前記ハ
ンドル部をFRP外殻で形成したことから、従来のよう
な例えば木材中芯の表裏面にFRPを積層したサンドイ
ンチ構造を有するリム部等と比べて両者の材料特性を同
一または大幅に接近させることができるので、従来のよ
うなリム部の結合部分における極部的な応力集中による
材料疲労を減少させることができるとともに、矢発射時
の衝撃吸収能、すなわち振動吸収・減衰特性を向上させ
るとができ、耐疲労特性を^めることが期待でき、しか
もハンドル部の軽量化もまた図ることができることから
、射手の疲労度も軽減する。また、ハンドル部の軽量化
に伴い、スタビライザ等の組合せ、重凹調整の選択の自
由度も増大し、本体の安定化のための機能の付加が拡大
できるのみならず、金属材料に比較してソフトでシャー
プなフィーリングを得ることができるので、矢発射時の
衝撃が減少し、ハンドルの前接または左右方向の揺れが
低下するため、矢の的中率が向上するなど、実用上すぐ
れた効果を奏するものである。
リム部とを組立・分離自在にした洋弓において、前記ハ
ンドル部をFRP外殻で形成したことから、従来のよう
な例えば木材中芯の表裏面にFRPを積層したサンドイ
ンチ構造を有するリム部等と比べて両者の材料特性を同
一または大幅に接近させることができるので、従来のよ
うなリム部の結合部分における極部的な応力集中による
材料疲労を減少させることができるとともに、矢発射時
の衝撃吸収能、すなわち振動吸収・減衰特性を向上させ
るとができ、耐疲労特性を^めることが期待でき、しか
もハンドル部の軽量化もまた図ることができることから
、射手の疲労度も軽減する。また、ハンドル部の軽量化
に伴い、スタビライザ等の組合せ、重凹調整の選択の自
由度も増大し、本体の安定化のための機能の付加が拡大
できるのみならず、金属材料に比較してソフトでシャー
プなフィーリングを得ることができるので、矢発射時の
衝撃が減少し、ハンドルの前接または左右方向の揺れが
低下するため、矢の的中率が向上するなど、実用上すぐ
れた効果を奏するものである。
第1図はこの発明に係る洋弓の一実施例を示す側面図、
第2図は第1図■−■線におけるハンドル部の拡大横断
面図、 第3図(イ)(ロ)(ハ)はハンドル部の変形例を示す
拡大横断面図、 第4図はハンドル部のFRP外殻の他のm造例を示す拡
大横断面図 である。 1・・・洋弓本体、 2・・・ハンドル部、21・・
・FRP、 21a・・・外側表面層、21b−
・・内側層、 3.4・・・リム部。
面図、 第3図(イ)(ロ)(ハ)はハンドル部の変形例を示す
拡大横断面図、 第4図はハンドル部のFRP外殻の他のm造例を示す拡
大横断面図 である。 1・・・洋弓本体、 2・・・ハンドル部、21・・
・FRP、 21a・・・外側表面層、21b−
・・内側層、 3.4・・・リム部。
Claims (6)
- (1)ハンドル部とリム部とが組立分離可能な洋弓にお
いて、 該ハンドル部はFRP外殻構造からなることを特徴とす
る洋弓。 - (2)特許請求の範囲1項に記載の洋弓において、 該FRP外殻は、ハンドル部の中心軸に対して前後方向
の的側よりも弦側を肉厚にし、かつその左右方向の肉厚
を均等にしたことを特徴とする洋弓。 - (3)特許請求の範囲第1項もしくは、第2項のいずれ
かに記載の洋弓において、 該FRP外殻の外側表面層と内側層とに、ロービング、
ロービングクロスまたは不織布、あるいは袋織りクロス
を含むクロスまたはクロスとロービングとの複合繊維か
らなる補強繊維を組合せ配設したことを特徴とする洋弓
。 - (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか一つ
に記載の洋弓において、 該ハンドル部の芯部を中空にしたことを特徴とする洋弓
。 - (5)特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか一つ
に記載の洋弓において、 該ハンドル部の芯部に芯材を介在したことを特徴とする
洋弓。 - (6)特許請求の範囲1項乃至第5項のいずれか一つに
記載の洋弓において、 該ハンドル部の両端のリム部が嵌合する部分に補強部材
を挿入したことを特徴とする洋弓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19018384A JPS6170397A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 洋弓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19018384A JPS6170397A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 洋弓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6170397A true JPS6170397A (ja) | 1986-04-11 |
JPH0228800B2 JPH0228800B2 (ja) | 1990-06-26 |
Family
ID=16253826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19018384A Granted JPS6170397A (ja) | 1984-09-11 | 1984-09-11 | 洋弓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6170397A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101308002A (zh) * | 2007-03-07 | 2008-11-19 | 王子运动集团公司 | 具有多管结构的射箭弓 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4884400U (ja) * | 1972-01-11 | 1973-10-13 | ||
JPS5124837A (ja) * | 1974-08-26 | 1976-02-28 | Tokyo Keiki Kk |
-
1984
- 1984-09-11 JP JP19018384A patent/JPS6170397A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4884400U (ja) * | 1972-01-11 | 1973-10-13 | ||
JPS5124837A (ja) * | 1974-08-26 | 1976-02-28 | Tokyo Keiki Kk |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101308002A (zh) * | 2007-03-07 | 2008-11-19 | 王子运动集团公司 | 具有多管结构的射箭弓 |
JP2008304179A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-12-18 | Prince Sports Inc | 複数の管構造体を有するアーチェリー用弓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0228800B2 (ja) | 1990-06-26 |
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