JPS6170357A - 冷媒封入量検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用冷房装置を始めとして、各種冷房装置
１ＺＫ供して好適な冷媒封入量検出装置に関す机 従来の技術 自動車用冷房装置は完成車両に後部付けきれる関係上、
冷房装置を構成する各種機能部品を車両に搭載した後に
、機関をアイドリンク運転した状態で冷凍系に冷媒を封
入するようにしている。この冷媒封入時点では冷媒が過
封入であるか否かを判定することは難かしく、専ら作業
者がリキッドタンクに配設したサイトグラスで冷媒の相
状態を観察しながら勘によって封入しているのが現状で
ある。従って、冷媒の過封入状態は実際に車両を走行し
て冷房装置を所要時間作動して発見される場合が多いの
であるが、一般のドライバーでは冷媒過封入を知る手立
ては全くない。

そこで、実公昭４７−１４３０３号公報に示されている
ように、冷媒の気相、液相状態における熱容量の変化を
利用して、リキッドタンク内の液相冷媒鷲を２つの特性
の異なる半導体素子の電気信号により検出するようにし
たものが提案されている。

発明が解決しようとする問題点 リキッドタンク内ではコンデンサで凝縮、液化された液
相冷媒がタンク内に流入する時にフォーミング状態（泡
立った白濁状）になり易く、また、外気温度が高かった
り、コンプレッサ回転数が高かったりした場合にあって
もこのフォーミング状態になる傾向があって正確に冷媒
封入量を検出することができない。

このため、冷媒が過封入されると、冷凍サイクルで液相
冷媒がリキッドタンクから溢れ出てコンデンサ内に溜ま
ってしまい、コンデンサの正画な放熱作用が制置されて
ここで冷媒の温度があｔ、ｂ低下せず、サイクル全体の
冷凍能力が小さくなって冷房の利きが低下してしまうの
みならず、コンプレッサにリキッドパックしてコンプレ
ッサを破損してしまう不具合があった。

そζで、本発明は冷媒封入時に確実に封入量を検出する
ことができて過封入を回避することができる冷媒封入量
検出装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明にあっては、コンデンサとリキッドタンクとを連
絡する冷媒通路に、液相冷媒よりも若干比重の小さな部
材からなる７０−トの変位によシ接点を開、閉するフロ
ートスイッチを介装しである。

作用 冷媒封入量が適正範囲に入って、コンデンサで凝縮され
てリキッドタンクに送られる冷媒通路内の冷媒が略液相
状態になると、フロートが上昇して接点を閉じて冷媒の
適正封入量を検出する。

実施例 以下、本発明の実施例を図面と共に詳述する。

第１．２図において、１はコンデンサ、２はリキッドタ
ンクで、これらコンデンサ１とリキッドタンク２とを連
絡する冷媒通路３に７０−トスイツチ４を介装しである
。このフロートスイッチ４はスイッチ本体５内のフロー
トチャンバ６に配したフロート７と、該フロート７の上
端に設けた可動接点８ａおよび可動接点８ａと対峙して
スイッチ本体５に設けた固定接点８ｂからなるスイッチ
部８とで構成されている。７０−ト７は逆Ｔ字状に形成
されていて、軸状部７ａがスイッチ本体５のガイド孔５
ａに収容きれて昇降ガイドされるようになっている。こ
こで、このフロート７は液相冷媒よりも若干比重の小さ
な部材からなっていて、冷媒封入量が適正範囲に入って
、コンデンサ１で凝縮されて冷媒通路３からリキッドタ
ンク２側へ送られる冷媒の約９０％以上が液相状態にな
ると、最大に上昇してスイッチ部８の接点８ａ、８ｂｔ
−投入するようになっている。本実施例では前記スイッ
チ部８の接点投入によって、リキッドタンク２のサイト
グラス９に併設した警報ランプ１０を点灯して作業者に
警報するようにしである。図中１１はバッテリ、１２は
イグニションスイッチを示す。

以上の実施例構造によれば、冷媒封入量が適正範囲に至
っていない状態では、コンデンサ１で凝縮されて冷媒通
路３に流出する冷媒は気液混合状報にあるため、単位体
積当りの比重が小さくフロートチャンバ６内のフロート
７の上昇変位は小さい。冷媒封入量が適正範囲に近づく
につれてフロートチャンバ６を経由してリキッドタンク
２側に送られる冷媒の液相の度合いが大きくなり、冷媒
が適正封入量範囲に入って前記冷媒の９０％以上が液相
状態になると、フロート７が最大に上昇してスイッチ部
８の接点８ａ、８ｂを投入して蕎報ランプ１０を点灯さ
せる。従って、作業者はこの警報ランプ１０の点灯によ
り冷媒封入量が適正であることを知ることができ、過封
入を未然に防止することができる。

なお、前記実施例では警報ランプ１ｏを点灯するようＫ
しているがブザーを鳴動させるようにしてもよく、ある
いは、冷媒を封入するサービスパルプに遮断弁（何れも
図示省略）を配設して、フロートスイッチ４の作動によ
シ遮断弁を閉弁作動きせ、冷媒封入を停止させるようＫ
してもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、冷媒封入量に応じて気、
液相変化するコンデンサ出口側の冷媒通路に、冷媒よ抄
も若干比賞の小さな部材からなるフロートを備えたフロ
ートスイッチを配設しであるため、冷媒封入量が適正範
囲に入って、前記コンデンサ出口側の冷媒通路内の冷媒
が略液相状態になると、該フロートスイッチが作動して
これを速かに検出することができ、のって、冷媒過封入
を未然に防止することができるという実用上多大な効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図はフロ
ートスイッチの断面図である。 １・・・、コンデンサ、２・・・リキッドタンク、３Φ
・・冷媒通路、４・φ・フロートスイッチ、７・−・フ
ロート。 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　コンデンサとリキツドタンクとを連絡する冷媒
   通路に、液相冷媒よりも若干比重の小さな部材からなる
   フロートの変位により接点を開閉するフロートスイツチ
   を介装してなる冷媒封入量検出装置。