JPS6169333A - 高調波電流補償装置 - Google Patents

高調波電流補償装置

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JPS6169333A
JPS6169333A JP59189757A JP18975784A JPS6169333A JP S6169333 A JPS6169333 A JP S6169333A JP 59189757 A JP59189757 A JP 59189757A JP 18975784 A JP18975784 A JP 18975784A JP S6169333 A JPS6169333 A JP S6169333A
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signal
harmonic current
frequency
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JP59189757A
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嶋村 武夫
黒沢 良一
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は高調波電流補償装置に係わり、交流電源系統か
ら交流母線を介して高調波電流発生の激しい負荷に電力
を供給するシステムにおいて、効果的な高調波′電流補
償を行うための高調波電流補償装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題臓] 近年、犬8 M(のサイクロコンバータによる誘導電動
機の可変速運転設(1tffが交流電源系統に接続され
るようになった。周知の如く、サイクロコンバータを可
変出力周波数で運転すると交流@源系統にIt、出力周
波数foと22流M4′、源の周波数f■の両方に関係
した周仮数を待つ、式(1)に示すようなネρ雑な箇調
波市、流が流れる。
加えて、サイクロコンバータを0J′m:出力゛屯圧で
運転すると、前記式(1)の周波数の高調波の発生量は
運転状態により大幅に変動することが知られているO これら親和−に変化する高調波電流が交流電源系統に流
れると、電源系統インピーダンスとの反共振現象による
系統の動揺、交流電源系統に接続される力率改善コンデ
ンサに高調波電流が流れることによるコンデンサの焼損
及び交流電源系統と並設される通信線への誘導障害等の
問題が起こる。
このため、犬容肯のサイクロコンバータを設置する時に
は、システム計画時に高炉1波電流と交流電源系統との
相互作用を詳細に調べ、高調波’tar、 151t’
、吸収用のフィルタを9荷の近傍にV置し、有害な高調
波電流が交流電源系統に流t、出さないよう対策してい
る。そのような場合の電力供給システムの一例を第7図
に示す。
第7図においてIOはサイクロコンバータであり、誘導
電動機12を可変速運転する。20はリアクトルとコン
デンサよりなる直列共振フィルタ回路(以下、受動的に
作用する高調波電流補償回路又は受動フィルタと呼ぶ)
であり、サイクロコンバータの発生する普調波電流の中
で、例えば交流電源系統にlトtに有害な高調波成分(
周波数fl、 f2. f8等〕を補償する場合を例に
している。3U〜3Wは交流電源系統に存在するインピ
ーダンスである。1は三相交流電源系統又は送配電母線
などの電力供給源であ7)。
このように構成された電力供給システムではサイクロコ
ンバータ10の発生する高調波電流のうち、その周波数
が’l+ ’2+ ’8である成分は受動フィルタ21
 、22.23で吸収され、交流電源系統1にはそれら
の成分が流れ出さないから、電源系統の電圧歪を小さく
できる。しかし、現実のシステムでは、次に示す問題が
凌)る。即ち。
■ 受動フィルタ20には原理上、吸収する高調波成分
の他にかなり大きな基本波電流が流れ、それがリアクト
ルの巻線抵抗との作用で大きな損失を発生するから、ラ
ンニングコストが高くつく。
■ サイクロコンバータの高調波電流は式(1)に示す
ように出力周波数foの変化につれて変わる性質がある
が、例えば交流電源系統に有害な高調波成分’1+ f
2+ ’8 ’??σ1v1時に発生することはほとん
どなく、従って第7図のように有害高調波に対応した受
動フィルタ21 、22.23を個別に設けても、サイ
クロコンバータの運転状態によっては為調波を吸収して
いないものもあり(それにもがかわらず基本波損失を発
生している)回路的に無駄がある。
■ サイクロコンバータの高調波電流は式(1)に示す
ようj二非常に多種類の高調波成分を含むが。
このため交流電源系統に有害な高調波が多数ある場合に
は、それらに対応して受動フィルタを多数台数けねばな
らず、従って受動フィルタだけに頼る筒調波電、流補償
装砺′はシステム的に無理がある。
以上の説明から、サイクロコンバータのように複雑な高
調波電流を発生する負荷には、従来の考えによる受動フ
ィルタからなる高調波電流補償回路では充分対応できな
いことが明らかである〇近年、サイクロコンバータのよ
うに複雑な高訓波′dt流を発生する電力変換器が交f
If、 宵、力系統に多数接続され運転されており、そ
れに伴って電力系続の高調波電流が増加し問題になって
いる。それに対処するために高調波電流に対する規制が
一段と厳しくなっており、そのため、製作コストが安く
、シかもランニングコストの安い、任意の高調波電流に
対応できるような効果的な高調波電流補償回路の出現が
強く求められている。
[発明の目的] 本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的はサイクロコンバータ等の負荷の発生する高調
波電流の補償を行う装置において、高調波電流のMli
償を能動的に行う濁調波電流補償回路と、高fj’#波
箪流1の補償な受即ノ的に行う高調波電流補償回路を設
け、それら両回路をサイクロコンバータ等の高調波発生
源の性質を考慮して協調運転し、複雑に変動し々から発
生する高調波電流に対して十分な補償を可能とした、低
製作コスト低ランニングコストの高調波實、流袖償装餘
を提供することにある。
[発明の概要] 1 本発明は上記目的を達成するために、高調波電流を
発生する負荷に電力を供給する交流電源系統の高調波電
流を補償する装置において、前記交流電源系統と負荷ケ
結ぶ交流母線に前記高調波電流を能動的に補償する高調
波電流補償回路と前記高調波電流を受動的に補償する高
1jllJ波電流補償回路を接続してなり、前記受動的
高調波電流補償回路は負荷の発生する高調波のうち、発
生音が大きくしかも発生が定常的である高調波成分の補
償を行うようにし、前記能動的高調波型、流補償回路は
前記・そり;D的高調波電流補償回路が補償すべき高調
j波成分のうちそれの補償能力を越えて負荷が発生する
前記高調波成分を補償すると同時にそれに加えて前記受
動的高訓j波電流補償装置では補償し得ない高調波の成
分も同時に補償するように構成されるO [発明の実施例] 第1図に本発明による^調波電流補償装置の一笑施例な
示す。なお、以下の説明では説明の燻雑さを避けるため
に三相系統を単一結線図で取扱う。
図上の記号でアルファベラ)U、V、Wを取去った残り
の数字記号が同じものは同一要素を表わす。
また、第7図と同一記号を付しであるものは同じ作用を
持つので、ここではその説明を省略する。
第1図において交流電源系統1とサイクロコンバータ等
の高調波電流を発生する負荷10を結ぶ交′□  流母
純に受動的に作用する高調波電流補償回路20(以下、
受動フィルタと呼ぶ)を設置する。ここでは負荷をサイ
クロコンバータと仮定し、サイクロコンバータが発生す
る高^1.jj波市、流のうち、交流1電源系統にイi
−害なiWi ’fJi’l波の周波数f1としその成
分を受動フィルタ20で吸収する場合を例にする。次に
交流母線に能動的に作用する菖調波電流袖償回路30(
以下、能!++フィルタと呼ぶ)を膜性する。
受動フィルタ2()と能動フィルタ30?合わせたもの
を、高調波電流補償回路40と丹−ぶ。
周知のよりに受動フィルタ20はコンデンサとりアクド
ルよりなり、これらは前記の周波数flに共振するよう
に(即ち、共振周波数flにてインピーダンス最小)設
定してあり、従ってサイクロコンバータの発生する高調
波電流のうち周波数flの高調波成分けこの受動フィル
タ20に流力1、交流1電源系M1の方へはこの高調波
成分は流れない。共振周波数fl以外の、+8?i調波
に対しては受動フィルタ20け゛高インピーダンスとな
るからそれらの高vA波は受動フィルタ20には流れず
、交流1電源系M1の方に流れ出す。25U〜25Wは
第2電流検出器であり受動フィルタ20のit流を検出
し、劇!2電波信号iup −IWPを線26U〜26
Wに出力する。
次に能動フィルタ30においてs  301U〜301
Wけ第1電流検出器であす鰹調波成分を含んだサイクロ
コンバータIOの電流す検出し、第1電流イb号1uL
−iwLとして線302U −302Wに出力する。3
00は電流指令器であり、電流指令信号を線303U〜
303Wに出力する。350は電流発生器であり、線3
03U〜303Wで与えられる電流指令信号を受けてそ
れに応じた補償電流it+H〜iWHを線351U〜に
作用し、即ち、サイクロコンバータ10の発生する凝調
波電流と、丁度、位相が180°異なって振幅が同一の
笥1流を補償甫、流として+w351U〜351Wに発
生するから、従って、これらのtIIが点352U〜3
52Wの所で合成されて互いに打消し合い(あるいは“
能動フィルタがサイクロコンバータの発生する一NAI
波電流を吸収した”ともちう)、その結果高調波電流が
交流電源系統1の方へ流れ出すのを防止できる。能動フ
ィルタは一稀の波形追従形の電流発生器であり、発生で
きる電流波形に原理的に制約が無いから従って任意の高
調波定流の液収が可能である。
次に電流指令器300.電流発生器350の詳細を鯖、
明する。
第2図の電流指令器300において、紗301U〜30
1W、  26U〜26Wは第1図の同一記号イ1.’
il所に接続され、前記第1.第2電流信号1uL−i
WL、荀。
即ち、高調波を含んだ第1電流信号’UL ”” ’W
L +第2電流信号IUF ” iwLの中から、前記
第1図の受動フィルタで吸収している高調波成分と同じ
もの、即ち周波数f1の信号成分のみ、それぞれ第1信
号!υPI″″’WFI +第2信号ior、l〜1W
Llとして線305U〜305W、 311U〜311
W+’:、通過させる。
306は実効値回路であり、前記第1信号1UPl〜I
WFIの実効値を求め、第3信号IUPI〜IWFIと
して線306U〜306W 1m出力する。307は電
流分担指令器であり前記第1図の受動フィルタ20と能
動フイルタ30との間で、周波数flの高調波成分をど
のように分担してネ11]償するかを設定するものであ
り、ia流分和指令I^を線307Aに出力する。30
8け演算器であり、前記電流分担設定器F1と前記第3
信号IUPI〜IWP lをそれぞれ比較し、第4信号
OU〜軸を線309U〜309Wに出力する。演η゛器
の動作は、第3信号1.[I F l〜IWFIがそれ
ぞれ電流分担指令1Flより小さい範囲でt/i第4信
号GU −(1wを零とし、紀3イぎ号IUFI〜IW
F lが1Flより大きくなろうとした時は第4信号G
U−Gwを増加させるよう動作する。312U〜312
Wは掛算器であり、前記第2信号1uLl−iwLlと
前記第4信号GIJ ” Gwをそれぞれ掛は合わせ、
第5信号IUI ” IWIを1!31au〜3] 3
Wに出力する。即ち、第5信号に、第1図の能tツノフ
ィルタ30が分担補償すべき5周波F!flの補償筒調
波市流の指令値である。
、     314は第3フイルタであり、その特性を
第6図に牟す。即ち、高調波を含んだ第1電流信号IU
L〜iwLの中から、周波数flの高調波についてはそ
の成分の通過をr目止し、また後述の電流発生器350
の能力から決貰る下限周波数限界fI4以下及び上限周
波数限界fH以上の周波数の高調波成分についてもその
成分のetCI過を阻止するよう作用し、第6信号1u
’r ”’ IWTとして信号315U〜315Wに出
力する。即ち、第6信号は第1図の能動フィルタ30が
補償すべき、周波数fl以外の高調波の補償高調波電流
の指令値である。316U〜316Wけ加算器であり、
前記tPj5信号IU1〜IWIと前記第6信号   
 〜iUT ”” 1w’rをそれぞれ加算し、第7信
号IUH〜i嘉苓′紳317U〜317Wに出力する。
318は反転器であり、第7信号の位相を反転し、電流
発生器350(第1図)の電流指令値である第8信号I
UHR〜1woR’la−紳303U 〜303W ニ
出カーjる。
第1図の電流発生器350の詳細を第3図に示す。
第31シ1において線303U〜303Wは前記第2図
の同一記号カ所に接続上れ、補償電1流指令1UHR”
” 1WHR(第8信号)が導入される0355U〜3
55Wは第3電流検出器であす、4(;、流発生器35
0の発生する補償電流IUH〜IWHを検出し第3電1
流信号I UHF〜+WIiFを作成する。  IUJ
JF −IWIIPは比較器351U 〜351Wに帰
還され、そこで前記の補償電流指令1tJHR〜Iwl
IIR(第8信号)と比較され%電圧指令VUH〜vw
1(が作られる。353 fl−j主回路部であり、そ
の回路の一例を第4図に示す。主回路部353け電圧指
餐 令VUH−vWHで指示された出力電圧vUN ” v
WHを発生する。
第4図の主回路部において、362はIH流定電源36
3はゲートターンオフサイリスタ々どで構成された三相
インバータ、360は三相インバータ363のゲート制
御回路である。前記第3図で説明した電圧指令vUH”
” vWl□が入力され、それに応じた出力電圧vUH
−vw1□が線354U 〜354Wに発生する。
このように構成された電流発生器350(第3図)を用
いると、補償電流指令IUHR” IWHRで指示され
た補償電流iUH”” iWHを第1図の点352U〜
352Wに流し込むことができる。
」ヌ上が本発明の構成である。
以上の如く構成した本発明の高調波電流補償装置は以下
のように動作する。
捷ス、第1図において高調波電流発生源のサイクロコン
バータの運転特性を考慮し、交流電源系統に有害々高調
波の中で、その発生量が大きい成分(周波数fl)をチ
ェックし、それを吸収するための・V勤フィルタ20を
設計する。この受動フィルタ20の容部とし7てげ、サ
イクロコンバータの全運転範囲における周波数f1の高
調波電流発生量の平均苓・とり、その平均を受動フィル
タ20で補償するよう容量を決め、装置外形、基本波電
流による損失が最適になるよう設計する。このとき、受
動フィルタ20で−Wl償可能な周波数f1の高調波電
流の実効値をIAとし、この値を第2図の電流分担設定
器307で静定する。
次に、能動フィルタ30としてはサイクロコyノ(−夕
の発生する周波数flの高調波笥流成分のうち、前記受
動フィルタ20の最大補償接置を越えた、差の分の高調
波を補償するための容量と、及び、周波数fl以外で、
比較的発生量が少ないがその種類が多い他の憂41A1
波市、流を補償できるように、その容@を設計する。
このように設計した第1図の高調波電流補償装1ηけ次
のように動作する。
サイクロコンバータ等の負荷10の発生する高調波を含
んだ電流は第1電流検出器301U〜301Wで検出さ
れ(第1電流信号iUL〜1wt、 )、一方、受動フ
ィルタ20に流れる電流は第2電流検出器25U〜25
Wで検出され(第2電流信号fur 〜iwp )、電
流指令器300に導かれる。第2図の電流指令器300
では、第1電流信号’UL = ’WL +第2JfJ
L流信号for = iwpは第1フィルタ310.第
2フイルタ304に導かれ、周波数flの高調波成分だ
けが、第2悟号’ULI−IWLI +第1信号1up
1− IWI’lとして取り出される。即ち、第2信号
IUFI ” iwylは第1図の受動フィルタ20に
流れる周波数flの首級電流に相当し、第1信号IUL
I ”” 1WLlはサイクロコンバータ等の負荷が発
生する周波数f1の高調波電流に相当する。第2イg号
IUFI −IWFIは実効値回路306で実効値化さ
れ、第3信号IUFI〜IWF IA  が得られ、こ
れらが前記電流分担指令工Flと演算器308で比較演
算される。演算器308ではs  IPIが工UFI 
+ 工VFI + ’WFIより小さい時には第4信号
Gυ+GV+(1Wが零にかり、一方、Iplを越えて
■UPl+IVFII IWFI (即ち、受動フィル
タ20の高gwH電流)が増加しようとすると第4信号
GU + GV + GWが増加するように々っている
。捷た、前記第1信号1ULl〜IWI、iu掛算器3
12U −312Wの一方に加えら力1、前記信号GU
I GV+ Gwが他方の入力に加えられ、それらが掛
けられ第5信号iUl ” iWlになる。この第5信
号1tJ1〜IWIは第1図の能動フィルタ30が補償
すべき、周波数flの補償電流の指令値である。
次に前記第1電流信号itn、 ” iwt、は第6図
の特性を持つ第3フイルタ314(第2図)に加えられ
、第6信号iUT ”” IWTが得らj7る。第6信
号はサイクロコンバータが発生する高調1波電流の中か
ら、周波数fl成分を取除き、オた周波数fL以下、及
び周波数fH以上を切捨てた形の高調波電流に相当する
信号である。即ち、この第64It号1u’r〜iWT
は第1図の能動フィルタ;30が補償すべき、周波数f
1以外の補償電流の指令値である。
第5信号1o1 ”” iWlと第6信号IUT −I
WTは加算器316U〜316Wで合成され、さらに反
転器318で位相反転され、補償電流指令IUIIR−
IWHRが得られ、これが第3図の電流発生器350に
加えられ電流発生器は指示された補償電流IUH” I
WHを発生し、第1図の点352U〜352Wに流し込
む。
このような構成において、周波数flの高調波電流及び
それ以外の周波数の高調波電流がどのように補償される
かを示す。
まず、第1図のサイクロコンバータの発生する高調波電
流のうちで周波数f1である成分は、その発生量が第2
図の電流分担指令IP1以下であるときは、演算器30
8の出力Gυ〜〜が零となり従って第5信号ill ”
’ twtも零となるから、第1図の電流発生器350
はこの成分の補償電流を発生しない。従ってサイクロコ
ンバータが発生する周波数f1の高調波電流成分は全て
第1図の受動フィルタ20に流れ込み(又は受動フィル
タ20がこの成分の高調波電流を補償している、とも言
う)、交流電源系統1の方へは流れ出さない。
次にサイクロコンバータの運転状態が変わり周波数fl
の普請波成分の発生量が第2図の電流分担指令IFIよ
り多くなり、それが第1図の受動フィルタ20に流れ込
もうとすると、第3図の演算器308の出力GU−Gw
が増加して行き、それにつれて周波#!Iflの補償電
流指令である第5信号IUl〜簀 iWlが大きくなり、この信号に基づいて第2図の能動
フィルタ30が周波数f1の補償電流を発生するように
なる。即ち、第1図において、受動フィルタ20の高調
波電流定格以上に、サイクロコンバータ10の発生する
周波数f1の高調波成分が増加したときには、その超過
した分を能動フィルタ30が分担することになり、従っ
て受動フィルタ20は過負荷となることがなく、また交
流電源系M1の方へは周波数flの高調波成分は流れ出
さない。
次に周波数fl以外の高調波成分の補償については、サ
イクロコンバータの発生するその成分の高調波が第2図
の第3フイルタで検出され(第6信号ILi+T〜iw
T) s この第6信号がそのまま電流発生器350へ
の電流指令(但し、信号は反転器318を通過する)と
なり、それに応じた補償電流が第1図の電流発生器35
0から発生され点352U〜352Wに加えられ、その
結果サイクロコンバータの発生する旨調波成分とこの補
償電流が打消し合うから、この高調波成分の交流電源系
統1への流出を防止できる。
以上が本発明になる高調波電流補償装置の作用であるが
、サイクロコンバータ等の発生する複雑に変化する高調
波電流が、協調的に作用する能動フィルタと受動フィル
タの働きにより効率よく補償されるのが理解できよう。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、第1図のように受動フ
ィルタと能動フィルタを巧みに胡合わせた本発明の高調
波電流補償装置では次の効果が得られる。即ち、 (1)サイクロコンバータ等の発生する高調波電流の中
で、周波数が一定であるがその発生量が大、・   き
′成分“°関し′″:″iそ0t5んどを製作°7ト0
安い受動フィルタ(LC構成)で補償し、受動フィルタ
で補償しきれない成分だけを能動フィルタで補償するよ
うにしており、従って製作コストが高くなりがちな能動
フィルタの必要装置容量を最少化できるから、全体とし
ての高調波電流補償装置の製作コストを低減できる。
(2)受動フィルタはそこに流れる補償高調波電流が能
動フィルタの作用でその電流値が平均化されるよう運転
されるから、従って基本波電流による損失を最少化する
ような設計が容易に実施でき高調波電流補償装置として
のランニングコストが低減が図れる。加えて、受動フィ
ルタは過負荷となることがないからそれに対する保膜装
置等が不要になり回路の簡略化が図れるから信頼性を高
めることができる〇 (3)サイクロコンバータ等の発生する高調波電流のう
ちそのほとんどでは受動フィルタが補償するようになっ
ており、このため能動フィルタの装置容量は小さいもの
で済む。このことがら能動フィルタの主回路F!A(三
相インバータ等)に対する制約が取除かれ、能動フィル
タとして最適な主回路方式を採用できる。このことは能
動フィルタの補償性能の向上(即ち、補償できる高調波
の周波数限界の向上及び回路損失の低下、等々)につな
がり、低製作コスト、低ランニングコストの高調波電流
補償装置が実現できる。
(4)本発明の高6に、1波電流補償装置は能動フィル
タが組込1れており、従って従来の受動フィルタのみに
よる装Jと異なり、サイクロコンバータなどのようにそ
の発生高調波の周波数が絶えず変動する負荷の高調波電
流の補償にも十分な効果を発揮する。
以上述べたように本発明に基づく高調波電流補償装置は
低製作コスト、低ランニングコストの装置となり、加え
て複雑に変化する高調波電流に対して効率よく高調波電
流補償機能を発揮することが明らかであり、従って本発
明に基づく高調波電流補償装置を交流電源系統に配置す
れば高調波電流の少ない、電圧歪の少ない電力供給シス
テムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる高調波電流補償装置
を示すブロック図、第2図は第1図中の電流指令器30
0の具体例を示すブロック図、第3図は第1図中の電流
発生器350の具体例を示すブロック図、第4図は第3
図中の主回路部353の具体例を示す図、第5図は第2
図中の第1フイルタ304、第2フイルタ310の具体
例を示す図、第6図は第2図中の第3フイルタ314の
特性の具体例を示す図、第7図は従来から用いられてい
る高調波電流補償装置を示すブロック図である。 1・・・交流電源系統 3・・・系統インピーダンス2
0・・・受動フィルタ IO・・・サイクロコンバータ
30・・・能動フィルタ 40・・・高調波電流補償装
置25・・・第2電流検出器 300・・・電流指令器
301・・・第1電流検出器 350・・・電流発生器
304、310.314・・・第1.第2.第3フイル
タ306・・・実効値回路 307・・・電流分担設定
器308・・・演算器   312・・・掛算器316
・・・加算器   318・・・反転器351・・・比
較器   353・・・主回路部355・・・第3電流
検出器 362・・・直流電源363・・・三相インバ
ータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高調波電流を発生する負荷に電力を供給する交流電源系
    統の高調波電流を補償する装置において、前記交流電源
    系統と負荷を結ぶ交流母線に、前記高調波電流を能動的
    に補償する高調波電流補償回路と受動的に作用して前記
    高調波電流を補償する高周波電流補償回路とを備え、前
    記能動的高調波電流補償回路と受動的高調波電流補償回
    路の両者で高調波電流補償量を分担し得るようにしたこ
    とを特徴とする高調波電流補償装置。
JP59189757A 1984-09-12 1984-09-12 高調波電流補償装置 Pending JPS6169333A (ja)

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