JPS6167448A - 飼料 - Google Patents

飼料

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JPS6167448A
JPS6167448A JP59187497A JP18749784A JPS6167448A JP S6167448 A JPS6167448 A JP S6167448A JP 59187497 A JP59187497 A JP 59187497A JP 18749784 A JP18749784 A JP 18749784A JP S6167448 A JPS6167448 A JP S6167448A
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JP
Japan
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bamboo
feed
crushed
product
mixture
Prior art date
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JP59187497A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kojima
児島 裕明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、竹類、部類等のタケ亜科に属する植物の破砕
物又は粉砕物を主材とする飼料に関する。
(背景) タケ亜科に属する植物は本邦各地に広く自生し又は栽培
され、モウソウチクなどの大型の竹類は専らタケノコの
生産用に利用され、竹細工などに利用されていない、し
かるに、上のモウソウチクを含む全ての竹類は、毎年地
下茎から出芽を続けなから出芽から1年以内の短期間に
成行となり、その後、長期に亘り生育する特性を持って
いるので、長年に亘り放置すれば、単位面積当りの本数
が増加して地下茎の栄養状態が悪化し、次第に出芽が減
退する。このため、竹林を良好な栄養状態に維持、管理
するためには、毎年間伐を行なってlOアール当りの栽
培本数を250〜300本程度に維持する必要がある。
タケノコの生産用として最も栽培面積の大きいモウソウ
チクの場合1間伐は大体出芽後5年以内に実施される。
(解決されるべき問題点) しかるに、この間伐により生じた膨大な竹材(4)と、
その根本は間伐した廃竹材の用途が貧困であることに帰
着する。故に、廃竹材に対する新規な用途の開拓は、国
内竹林経営者に対する刺激となるのみでなく、資源の有
効利用という面で国家的利益につながると言える。
翻って今日本邦が直面している食料自給率の低さという
問題に目を転じると、特に  、j上!J鹸の点で極め
て嘆かわしい状況にあることが痛感される。今更言うま
でもなく、家畜には飼料が必要であり、本邦はこの飼料
を殆ど輸入に依存している。輸入した飼料で肉や卵を食
べ、牛乳を飲むというのは、国家的に見て甚だ波性的で
あるのみでなく、海外相場の変動が直接酪農生産物の生
産原価に響くことになるから、生産者の安定経営に大き
な障害を与える。
(目的) 本発明の目的は、半ば廃物である竹や笹を飼料として活
用することによって、飼料の輸入量を減らし、国家経済
に貢献することである0本発明の別の目的は、廃物視さ
れている間伐竹材に経済的には殆ど用途がなく、有効に
利用されているのは全体の0.01%にも満たない少量
に過ぎないから、ここに生じた廃竹材の大部分は、空し
く放置して腐朽に任せるか又は焼却処分されているとい
うのが現状である。
注)北九州市森林組合の実例では、モウソ、ウチク林の
間伐廃材の生産量は日量8トンに達する。
従って、間伐のための手数を考慮すると、竹林としての
採算化が困難となり、この結果、多くの業者がタケノコ
の採取を諦め、そのまま単なる竹林として荒廃に任せて
いる事例が次第に増加しつつある。しかるに、タケノコ
の潜在需要は年間約30万トンと言われ、その内国産品
は約半量に過ぎないから、不足分の多くを輸入に頼って
いるが、外国産のタケノコの品質は国産品に比べて非常
に劣る。従って、増産さえ可能ならば、国産タケノコの
需要はまだまだ有るということができる。
以上通観した竹林経営上の問題点を要約する価値を与え
ることによって、竹林経営に貢献することである。本発
明のなお別の目的は、飼料の自給率を増大させることに
よって、食料自給の国策に協力することである。
(構成) 本発明者は5以上の問題を踏まえて廃竹材の飼料的利用
という課題に着目し、青竹の成分を分析したところ、下
表−1の示す通り、青竹が穀類に匹敵する栄養価を有す
るという以外な結果を得た。
(以下余白) 即ち上表から明らかな通り、竹材は、主食又は家畜の飼
料として常用される米穀類は勿論、見方によっては、鶏
卵や牛乳にも匹敵する栄養成分を含有することが分った
。即ち、青竹中の蛋白含量及び脂肪含量は夫々玄米の局
弱であるが、水溶性無窒素物(主として糖質)は40%
以上もあり、本成分は反すう動物は勿論、豚などの雑食
性動物では消化可能な成分である。かつ、カルシウム、
鉄などのミネラル類、殊に鉄の量は鶏卵や牛乳に比べて
遥に多い。そして総カロリー量は小豆と同等である。更
に別途研究の結果から、物中には多量の希土類元素、例
えばゲルマニウムを含むことが確認された。従ってタケ
は、家畜、家禽の飼料成分として、単なるカロ×り一源
として以上に、生長促進効果を有すべきことが推定され
る。そこで、発明者はこの推定を確かめるため、青竹の
粉末を他の飼料成分と配合してデュロ7り種の雌豚に与
えて、その効果を観察した。その飼料配合及び結果を下
表−2〜3及び第1図に示す。
(以下余白) 表−2(8)金側1) 表−3代合例2) 第1図において、線Aは滋賀県種畜場におけるデュロッ
ク種の雌豚の生育状況(日令一体重)を示し、!iB及
び線Cは本発明の配合例工及び配合例2の飼料を用いて
飼育された同種豚の同様生育状況を示す0通常、この種
の豚は、体重が100kgに達すると出荷される。第1
図のデータによれば、前記種畜場において豚が標準出荷
可能体重に達するまでに約210日を要するのに対して
、配合例1の飼料による飼育豚は、前記種蓄場の豚と略
同程変で標準出荷可能体重に達し、また配合例2の飼料
による豚は僅かに早い0以上の結果から、本発明による
竹粉末を配合した飼料が、家畜類の飼料として充分実用
可能であることが立証される。
本発明は1以上の知見に基すき、タケ亜科に属する植物
の破砕物又は粉砕物を飼料として利用することを要旨と
する。
以上の発明において、上の実験結果から明らかなように
、竹の粉末そのままでも充分飼料成分として利用される
ことができるが、これを常圧又は高圧で蒸煮することに
より一層消化性を高めることができる。なお好ましくは
、この蒸煮物に適当なセルラーゼ産生微生物の培養物、
例えば麹を作用させるとにより、該徴のセルラーセ酵素
を利用して、繊維素を易消化性の糖類にまで分解するこ
とができ、これにより飼料効率が更に向上する。
また別の方法として、竹粉末を酸又はアルカリを用いて
糖化することにより、よりカロリーアップすることも可
能であるが、コスト及びミネラル類やビタミン類の損失
などの不利益を伴なう。
本発明の構成成分である竹粉末は、なるべく若い行程か
ら得られたものであるのが好ましい、モウソウチク以外
のタケ亜科に属する植物、即ち一般に「竹」又は「笹」
と呼ばれるものは全て発明目的に適合するが、原料集荷
の点から、唯一の集約栽培竹類であるモウソウチクの間
伐行程を利用することは最も実際的である。因に、若い
行程は粘りが強く、普通のクラッシャやボールミルを用
いて機械的に粉砕するのは困難であるが、本発明者は別
途研究の結果、多数並列された円形鋸歯を利用して鋸引
きすることにより、能率的に粉砕できることを見出した
。この粉砕物は多量の水分を含有しており、そのままで
は発徴や腐敗を防止できないので、100℃以下の低温
で乾燥させる。
ここに得られた竹粉は、芳香を有する緑白色の粗い粉体
であって、多量のビタミンCを含有し、茶の代りに飲用
しても美味である。また別の方法として、LPGや液体
窒素の蒸発潜熱を利用して瞬間的に凍結させ、クラ−2
シヤで粉砕する方法もあるが、前者はLPGを入手でき
る所でなければ実施でない上に危険であり、また後者は
安全である代りに高価につくのが欠点である。なお、さ
らに他の方法として、高圧に加圧された竹を、急激に常
圧に復することによる爆砕手段も場合により利用される
ことができる。
(効果) 以上説明したように、本発明は、従来殆ど廃棄されてい
た間伐竹材その他、本邦に豊富に存する竹及び笹資源の
有効利用報を開発したものであって、竹林業経営者、畜
産業者及び養鶏業者のみならず、広く食料自給の国策に
貢献しうるちのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明飼料により飼育された豚(線B及び線
C)及び対照豚(線A)の生育状況(日令一体重)を示
すグラフである。 10 30 60 90120150 1802102
40270300330 36:日         
 令

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕タケ亜科に属する植物の破砕物又は粉砕物を有効
    成分の全部又は一部として含むことを特徴とする飼料。 〔2〕タケ亜科に属する植物の破砕物又は粉砕物が蒸煮
    処理を受けたものである特許請求の範囲第1項記載の飼
    料。 〔3〕タケ亜科に属する植物の破砕物又は粉砕物が醗酵
    処理を受けたものである特許請求の範囲第1項記載の飼
    料。 〔4〕タケ亜科に属する植物の破砕物又は粉砕物が化学
    的糖化処理を受けたものである特許請求の範囲第1項記
    載の飼料。
JP59187497A 1984-09-07 1984-09-07 飼料 Pending JPS6167448A (ja)

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JP59187497A JPS6167448A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 飼料

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JP59187497A JPS6167448A (ja) 1984-09-07 1984-09-07 飼料

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JPS6167448A true JPS6167448A (ja) 1986-04-07

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ID=16207095

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020561A (ja) * 2005-06-16 2007-02-01 Shinko Koki Kk 竹粉ペレットの製造方法
JP2007159448A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Kitajima Shokuhin Kk 飼料および飼料の製造方法
JP2010081924A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Caterpillar Kyushu Kk 生竹粉末発酵飼料
JP2010187590A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Seiichi Sugiyama 竹粉麹、竹粉麹を用いた醗酵食品及びこれらの製造方法
JP2010246477A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Ban Kk 養魚飼料用混合物及びその製造方法並びに海水魚飼料
JP2012075423A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Koizumi Kenkyushitsu:Kk 醗酵調味料の製造方法

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