JPS6166855A - 直噴式ディーゼル機関の吸気温度制御装置 - Google Patents
直噴式ディーゼル機関の吸気温度制御装置Info
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- JPS6166855A JPS6166855A JP59189450A JP18945084A JPS6166855A JP S6166855 A JPS6166855 A JP S6166855A JP 59189450 A JP59189450 A JP 59189450A JP 18945084 A JP18945084 A JP 18945084A JP S6166855 A JPS6166855 A JP S6166855A
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- engine
- temperature
- intake air
- air temperature
- compression temperature
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M31/00—Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture
- F02M31/02—Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture for heating
- F02M31/12—Apparatus for thermally treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture for heating electrically
- F02M31/13—Combustion air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/14—Direct injection into combustion chamber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野1
本発明は、直噴式ディーゼル目間の吸気1alv制御方
法に係り、特に、自動車用の電子INXINX−ゼルエ
ンジンに用いるのに好適な、エンジン条件に応じて吸気
温度をi+IJ Illする直噴式ディーゼル4間の吸
気温度1iIJ I11方法に関する。 [従来の技術] 一般に、燃r1を気商内に直接噴射するようにした直噴
式ディーゼルエンジンでは、燃料を気筒外に形成された
渦流室に噴射するようにした渦流式ディーゼルエンジン
に比べて、黒煙の排出中が多くM音も高い。その理由と
しては、燃料と空気の混合が悪いことや、噴射した後あ
る時間は着火せず、その後多量の燃料が爆発的に燃焼す
る、いわゆる着火遅れが長いことが主なものとして挙げ
られる。 燃料と空気の混合を促進するためには、燃料が充分に拡
散する時間を確保して、噴nができるだけ遠くへ分布す
るようにすることが重要であるが、通常は噴霧が壁面に
到達する前に着火し、充分に拡散する時間が確保されて
おらず、これが黒煙発生の要因の一つとなっている。 従って、この黒煙発生を克服するためには、第8図に示
す如く、一般に次式で表わされる着火遅れτ(−噴射時
期IT−看火時期θi)を長く保つことが有効である。 r−f(cz、ε、β、n 、pe 、Te )=11
)ここで、C2はセタン化、εは圧縮比、βは噴霧角、
nはエンジン速度、peは圧縮(終了時)圧力、Teは
圧縮(終了時)!1度である。 一方、騒音発生の主な要因としては、初期の燃焼率が高
過ぎることが挙げられるが、その理由は、着火j1れτ
が長過ぎて、その間に多くの燃料が蒸発、拡散し、一度
に燃焼するためである。従って、この騒音発生を克服す
るためには、第9図に示す如く、着火遅れτを短くする
ことが有効であり、前記黒煙排出とある程度相反した関
係にある。 従って、黒煙及び騒音の低減を共に図るためには、燃焼
の初期を充分にIll litすることが大切であり、
従来から、噴@系、燃焼室形状、気流挙動等種々工夫さ
れてきている。 【発明が解決しようとする問題点】 しかしながら、着火遅れては、燃料性状、噴射系、燃焼
室形状、吸排気系が決れば決ってしまい、従来は自由に
IIIIJ allすることが回器であったため、充分
な効果を発揮することができなかった。 なお、圧縮比εを下げることで黒煙と騒音の低減を共に
図ることも有効であるが、この場合には始動性が悪化し
てしまうという問題点を有していた。 一方、本発明に類似するものとして、出願人は既に実開
昭58−48973で、吸気ポートライナの外周面を加
熱ヒータにより包囲して、吸入空気量が少ないときに該
加熱ヒータを加熱せしめることによって″、機関高速高
負荷運転時にみける高い充填効率を確保すると共に、充
填効率が特に問題とならない機関低速低負荷運転時に燃
料の気化を積極的に促進するようにした内燃機関の吸気
装置を提案しているが、これは、主にガソリンエンジン
を対象としており、本発明のように、ディーゼルエンジ
ンの着火遅れを制御するものではなかった。 又、出願人は、実開昭56−154560で、燃料噴射
弁から噴射された燃料が直接衝突する吸気通路内壁面に
電気ヒータを設け、吸気通路内の負圧が小さくなるにつ
れて前記吸気通路加熱内壁面の1度を上昇させるように
前記1!気ヒータを制御して、燃料噴射弁から噴射され
た燃料を最も効果的に加熱して、噴射燃料の霧化を促進
するようにした燃料噴射式内f!!、i関の吸気加熱装
置を提案しているが、これも主にガソリンエンジンを対
象としており、やはり、本発明のようにディーゼルエン
ジンの着火遅れを制御するものではなかった。 更に、始動時に吸気温度、を高めて始動を良くした例も
あるが、これも燃料の蒸発性を高める目的でガス温度を
上げており、やはり、本発明のようにディーゼルエンジ
ンの着火遅れを制御するものではなかった。 [発明の目的] 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、ディーゼルエンジンの着火遅れを確実に制御して
適正な着火時期を得ることができ、従って、燃料が拡散
、混合するのに充分な時間を保ち、且つ、初期の燃焼率
もある程度低く抑えた燃焼率を得て、期待する燃焼状態
を実現し、黒煙及び騒音を共に低減することができる直
噴式ディーゼル渫関の吸気温度制御方法を提供すること
を目的とする。
法に係り、特に、自動車用の電子INXINX−ゼルエ
ンジンに用いるのに好適な、エンジン条件に応じて吸気
温度をi+IJ Illする直噴式ディーゼル4間の吸
気温度1iIJ I11方法に関する。 [従来の技術] 一般に、燃r1を気商内に直接噴射するようにした直噴
式ディーゼルエンジンでは、燃料を気筒外に形成された
渦流室に噴射するようにした渦流式ディーゼルエンジン
に比べて、黒煙の排出中が多くM音も高い。その理由と
しては、燃料と空気の混合が悪いことや、噴射した後あ
る時間は着火せず、その後多量の燃料が爆発的に燃焼す
る、いわゆる着火遅れが長いことが主なものとして挙げ
られる。 燃料と空気の混合を促進するためには、燃料が充分に拡
散する時間を確保して、噴nができるだけ遠くへ分布す
るようにすることが重要であるが、通常は噴霧が壁面に
到達する前に着火し、充分に拡散する時間が確保されて
おらず、これが黒煙発生の要因の一つとなっている。 従って、この黒煙発生を克服するためには、第8図に示
す如く、一般に次式で表わされる着火遅れτ(−噴射時
期IT−看火時期θi)を長く保つことが有効である。 r−f(cz、ε、β、n 、pe 、Te )=11
)ここで、C2はセタン化、εは圧縮比、βは噴霧角、
nはエンジン速度、peは圧縮(終了時)圧力、Teは
圧縮(終了時)!1度である。 一方、騒音発生の主な要因としては、初期の燃焼率が高
過ぎることが挙げられるが、その理由は、着火j1れτ
が長過ぎて、その間に多くの燃料が蒸発、拡散し、一度
に燃焼するためである。従って、この騒音発生を克服す
るためには、第9図に示す如く、着火遅れτを短くする
ことが有効であり、前記黒煙排出とある程度相反した関
係にある。 従って、黒煙及び騒音の低減を共に図るためには、燃焼
の初期を充分にIll litすることが大切であり、
従来から、噴@系、燃焼室形状、気流挙動等種々工夫さ
れてきている。 【発明が解決しようとする問題点】 しかしながら、着火遅れては、燃料性状、噴射系、燃焼
室形状、吸排気系が決れば決ってしまい、従来は自由に
IIIIJ allすることが回器であったため、充分
な効果を発揮することができなかった。 なお、圧縮比εを下げることで黒煙と騒音の低減を共に
図ることも有効であるが、この場合には始動性が悪化し
てしまうという問題点を有していた。 一方、本発明に類似するものとして、出願人は既に実開
昭58−48973で、吸気ポートライナの外周面を加
熱ヒータにより包囲して、吸入空気量が少ないときに該
加熱ヒータを加熱せしめることによって″、機関高速高
負荷運転時にみける高い充填効率を確保すると共に、充
填効率が特に問題とならない機関低速低負荷運転時に燃
料の気化を積極的に促進するようにした内燃機関の吸気
装置を提案しているが、これは、主にガソリンエンジン
を対象としており、本発明のように、ディーゼルエンジ
ンの着火遅れを制御するものではなかった。 又、出願人は、実開昭56−154560で、燃料噴射
弁から噴射された燃料が直接衝突する吸気通路内壁面に
電気ヒータを設け、吸気通路内の負圧が小さくなるにつ
れて前記吸気通路加熱内壁面の1度を上昇させるように
前記1!気ヒータを制御して、燃料噴射弁から噴射され
た燃料を最も効果的に加熱して、噴射燃料の霧化を促進
するようにした燃料噴射式内f!!、i関の吸気加熱装
置を提案しているが、これも主にガソリンエンジンを対
象としており、やはり、本発明のようにディーゼルエン
ジンの着火遅れを制御するものではなかった。 更に、始動時に吸気温度、を高めて始動を良くした例も
あるが、これも燃料の蒸発性を高める目的でガス温度を
上げており、やはり、本発明のようにディーゼルエンジ
ンの着火遅れを制御するものではなかった。 [発明の目的] 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、ディーゼルエンジンの着火遅れを確実に制御して
適正な着火時期を得ることができ、従って、燃料が拡散
、混合するのに充分な時間を保ち、且つ、初期の燃焼率
もある程度低く抑えた燃焼率を得て、期待する燃焼状態
を実現し、黒煙及び騒音を共に低減することができる直
噴式ディーゼル渫関の吸気温度制御方法を提供すること
を目的とする。
本発明は、エンジン条件に応じて吸気1度を制御する直
噴式ディーゼル機関の吸気温度制別方法において、第1
図にその要旨を示す如く、吸気温度を検出する手順と、
着火時期に関係する筒内圧N温度を検出する手順と、エ
ンジン条件に応じて、適正な着火時期を得るための筒内
圧縮温度の目標値を求める手順と、筒内圧縮温度が前記
目標値と一致するよう、吸気温度をエンジンの全運転域
で制御する手順と、を含むことにより前記目的を達成し
たものである。 又、本発明の実施態様は、前記筒内圧縮温度の目Fll
ilを、これから求められる吸気温度の目標値で代用す
るようにして、吸気温度を容易に制御できるようにした
ものである。 (作用1 一般に、着火遅れτと圧縮温度Teの間には。 例えば第2図に示す如く、次式の関係が成立する。 rcc exp(E/RTe ) −= (2)ここで
、E、Rは定数である。 従って、圧i1温度Teが低下すれば着火遅れでは長く
なる。圧Jl1度丁eを低下させる方法として、圧縮比
εを下げることも考えられるが、この場合には、圧縮比
εを1下げると、圧II湯温度eは約20’に下がる。 又、吸気温度Tbと圧N温度Teの間には、例えば第3
図に示す如く、次式の関係が成立する。 Te −0(Tb 、ε、k)・(3)ここで、kはガ
スの比熱比である。 従って、吸気温度Tbを下げても圧縮温度Teが下がり
、吸気温度Tbを7°に下げると、通常の直噴式ディー
ゼル1関では圧M温度Teが約20″に下がる。本発明
は、このような関係に着目してなされたものである。 即ち、本発明においては、エンジン条件に応じて吸気温
度を制御するに際して、エンジン条件に応じて、適正な
着火時期を得るための筒内圧縮温度の目標値を求め、筒
内圧縮温度が前記目ll値と一致するよう、吸気温度を
エンジンの全運転域で制御することによって、適正な着
火時期を得る。 これにより、燃料が拡散、混合するのに充分な時間を促
ち、且つ、初期の燃焼率もある程度低く抑えた燃焼率を
得て、期待する懲焼状態を実現することができる。従っ
て、黒煙及び騒音を共に低減することができる。
噴式ディーゼル機関の吸気温度制別方法において、第1
図にその要旨を示す如く、吸気温度を検出する手順と、
着火時期に関係する筒内圧N温度を検出する手順と、エ
ンジン条件に応じて、適正な着火時期を得るための筒内
圧縮温度の目標値を求める手順と、筒内圧縮温度が前記
目標値と一致するよう、吸気温度をエンジンの全運転域
で制御する手順と、を含むことにより前記目的を達成し
たものである。 又、本発明の実施態様は、前記筒内圧縮温度の目Fll
ilを、これから求められる吸気温度の目標値で代用す
るようにして、吸気温度を容易に制御できるようにした
ものである。 (作用1 一般に、着火遅れτと圧縮温度Teの間には。 例えば第2図に示す如く、次式の関係が成立する。 rcc exp(E/RTe ) −= (2)ここで
、E、Rは定数である。 従って、圧i1温度Teが低下すれば着火遅れでは長く
なる。圧Jl1度丁eを低下させる方法として、圧縮比
εを下げることも考えられるが、この場合には、圧縮比
εを1下げると、圧II湯温度eは約20’に下がる。 又、吸気温度Tbと圧N温度Teの間には、例えば第3
図に示す如く、次式の関係が成立する。 Te −0(Tb 、ε、k)・(3)ここで、kはガ
スの比熱比である。 従って、吸気温度Tbを下げても圧縮温度Teが下がり
、吸気温度Tbを7°に下げると、通常の直噴式ディー
ゼル1関では圧M温度Teが約20″に下がる。本発明
は、このような関係に着目してなされたものである。 即ち、本発明においては、エンジン条件に応じて吸気温
度を制御するに際して、エンジン条件に応じて、適正な
着火時期を得るための筒内圧縮温度の目標値を求め、筒
内圧縮温度が前記目ll値と一致するよう、吸気温度を
エンジンの全運転域で制御することによって、適正な着
火時期を得る。 これにより、燃料が拡散、混合するのに充分な時間を促
ち、且つ、初期の燃焼率もある程度低く抑えた燃焼率を
得て、期待する懲焼状態を実現することができる。従っ
て、黒煙及び騒音を共に低減することができる。
以下図面を参照して、本発明に係る直嘴式ディーゼルI
!閏の吸気温度制御方法が採用された、自動車用の直噴
式電子制御ディーゼルエンジンの実施例を詳細に説明す
る。 本発明の第1実施例においては、第4図に示す如く、デ
ィーゼルエンジン10の吸入空気を加熱及び冷却する吸
気加熱/冷却器12が設けられている。この吸気加熱/
冷部器12出側の吸気通路には、例えばサーミスタ又は
熱電対からなる吸気温度計14が設けられている。前記
吸気加熱/冷却器12及び吸気温度計14を経て、ディ
ーゼルエンジン10のシリンダヘッド10Aに、例えば
ヘリカル状に形成された吸゛気ボート10Bに吸入され
た空気は、吸気弁10Cを介して気筒10D内に吸入さ
れる。この気筒1oD内には、噴射ポンプ16で高圧に
加圧された燃料が所定タイミングで噴射弁18から噴射
されている。前記シリンダヘッド10Aには、更に筒内
圧力値を検出するための指圧計20が設けられている。 図において、10Eはエンジンブロック、10Fはピス
トン、22は、エンジン回転数N、アクセル開度等から
検出されるエンジン負荷φ、前記lII@ポンプ16か
ら入力される噴射時期IT、前記指圧計20から入力さ
れる圧縮圧力pe等に応じて、予め記憶されている適正
な着火時期を得る圧縮ir1を目1Jll値Te ’を
針線し、これを実際の圧fll :m度Teと比べて、
両者の濃度差が設定許容埴δ未満となるまで、エンジン
の全運転域で前記吸気加熱/′冷却器12をオン、オフ
III [0する電子制御ユニット(以下ECUと称す
る)である。 以下第5図を参照して、第1実施例の作用を説明する。 エンジンが始動すると、まずステップ110に入り、エ
ンジン回転数N1エンジン負荷φ、前記吸気;温度計1
4で検出される吸気温度Tb、前記噴割ポンプ16から
入力される噴1!4時期ITを取込むと共に、前記吸気
温度Tbと前出第3因に示したような関係(ECU22
に記憶されている)にある圧縮温度Teを求める。次い
でステップ112に進み、例えば次式に示すような関係
から。 適正な着火時期を得るための圧縮)工度の目(II l
it TeXを求める。 Te ”−h(N、 φ、I T )−(4ン次いでス
テップ114に進み、求められた目標[Te ’と実際
の圧縮温度Teの着が許容圃δ未満であるか否かを判定
する。判定結果が否である場合には、ステップ116に
進み、実際の圧縮温度Teとその目標値Te”の差が許
容値δ未満になるまで、前記吸気加熱/冷却器12をオ
ンとする。 一方、前出ステップ114の判定結果が正である場合に
は、前出ステップ110に戻る。 なお、圧縮温度Teが一旦目標11[Te xに近づく
と、その後に運転条件が変わっても吸気温度Tbの蜂正
量は小幅となるので、運転条件の変化に遅れなく制御す
ることが可能である。即ち、第6図に示す如く、吸気温
度Tbを変化させると着火遅れτが変化し、吸気温度T
bを下げると着火遅れτが大きくなり、噴射から着火ま
での時間が長くなるため、燃料が拡散し、前出第8因に
示した如く、黒煙の発生量が減少する。一方、その間に
蒸発拡散する燃料量が増加し、爆発的に燃焼し、前出第
9図に示した如く、騒音が増加する。又、吸気1度Tb
が高過ぎると吸入量が減少し、逆に、吸気温度Tbが低
過ぎると、燃焼不全になり易いので、結局、吸気温度T
bは、ある一定値をはさんで小幅に変化させるだけとな
る。 この第1実施例においては、圧縮;易度Teがその円像
1iiTexとなるよう吸気1度TbS:制御している
ので、迅速且つ正確な制御が可能であるっ次に本発明の
第2実施例を詳細に説明する。 この第2実施例は、前出第4図に示した第1実施例と同
様の、吸気加熱/′冷却器12、吸気温度計14、噴射
ポンプ16、噴射弁18、指圧計20、ECU22等を
有する自動車用の直噴式電子制御ディーゼルエンジン1
0において、前記ECU22内で、第7図に示す如く、
圧縮温度Teの月漂1i1Te *の代りに、この目1
111![Te ”から、例えば次式で計算される吸気
温度の目1!Ii!!Tb Xを1lllIllIlの
因子としたものである。 Tb x−j(Te ′x、k 、e>−(5)他の点
については前記第1実施例と同様であるので説明は省略
する。 この第2実施例は、前記第1実施例に比べて若干時間遅
れが大きくなるものの、吸気温度の目深11Tl)*に
より吸気濃度Tbを制御しているので、吸気温度Tbの
制御が容易である。 なお前記実施例は、いずれも、本発明を自動車用の直噴
式電子制御ディーゼルエンジンに適用したものであるが
、本発明の適用範囲はこれに限定されず、一般の直噴式
ディーゼルエンジンにも同様に適用できることは明らか
である。 (発明の効果) 以上説明した通り、本発明によれば、期待する着火時期
を確実に実現することができ、騒音発生と黒煙排出を共
に抑制することができる。即ち、噴射系、本体構成、燃
焼空間りの諸元、吸排気諸元、燃料性状が固定されたと
きに決まる黒煙排出量や騒音レベルを一層低下させるこ
とができる。 又、始動性が向上する。更に、白煙や前浮の排出も減少
する。又、騒音レベルが下がるので、エンジンの軽量化
が可能となる。更に、燃料経済性に浸れている。又、H
C,Co等の排気エミッションを減少させることができ
る等の脳れた効果を有する。
!閏の吸気温度制御方法が採用された、自動車用の直噴
式電子制御ディーゼルエンジンの実施例を詳細に説明す
る。 本発明の第1実施例においては、第4図に示す如く、デ
ィーゼルエンジン10の吸入空気を加熱及び冷却する吸
気加熱/冷却器12が設けられている。この吸気加熱/
冷部器12出側の吸気通路には、例えばサーミスタ又は
熱電対からなる吸気温度計14が設けられている。前記
吸気加熱/冷却器12及び吸気温度計14を経て、ディ
ーゼルエンジン10のシリンダヘッド10Aに、例えば
ヘリカル状に形成された吸゛気ボート10Bに吸入され
た空気は、吸気弁10Cを介して気筒10D内に吸入さ
れる。この気筒1oD内には、噴射ポンプ16で高圧に
加圧された燃料が所定タイミングで噴射弁18から噴射
されている。前記シリンダヘッド10Aには、更に筒内
圧力値を検出するための指圧計20が設けられている。 図において、10Eはエンジンブロック、10Fはピス
トン、22は、エンジン回転数N、アクセル開度等から
検出されるエンジン負荷φ、前記lII@ポンプ16か
ら入力される噴射時期IT、前記指圧計20から入力さ
れる圧縮圧力pe等に応じて、予め記憶されている適正
な着火時期を得る圧縮ir1を目1Jll値Te ’を
針線し、これを実際の圧fll :m度Teと比べて、
両者の濃度差が設定許容埴δ未満となるまで、エンジン
の全運転域で前記吸気加熱/′冷却器12をオン、オフ
III [0する電子制御ユニット(以下ECUと称す
る)である。 以下第5図を参照して、第1実施例の作用を説明する。 エンジンが始動すると、まずステップ110に入り、エ
ンジン回転数N1エンジン負荷φ、前記吸気;温度計1
4で検出される吸気温度Tb、前記噴割ポンプ16から
入力される噴1!4時期ITを取込むと共に、前記吸気
温度Tbと前出第3因に示したような関係(ECU22
に記憶されている)にある圧縮温度Teを求める。次い
でステップ112に進み、例えば次式に示すような関係
から。 適正な着火時期を得るための圧縮)工度の目(II l
it TeXを求める。 Te ”−h(N、 φ、I T )−(4ン次いでス
テップ114に進み、求められた目標[Te ’と実際
の圧縮温度Teの着が許容圃δ未満であるか否かを判定
する。判定結果が否である場合には、ステップ116に
進み、実際の圧縮温度Teとその目標値Te”の差が許
容値δ未満になるまで、前記吸気加熱/冷却器12をオ
ンとする。 一方、前出ステップ114の判定結果が正である場合に
は、前出ステップ110に戻る。 なお、圧縮温度Teが一旦目標11[Te xに近づく
と、その後に運転条件が変わっても吸気温度Tbの蜂正
量は小幅となるので、運転条件の変化に遅れなく制御す
ることが可能である。即ち、第6図に示す如く、吸気温
度Tbを変化させると着火遅れτが変化し、吸気温度T
bを下げると着火遅れτが大きくなり、噴射から着火ま
での時間が長くなるため、燃料が拡散し、前出第8因に
示した如く、黒煙の発生量が減少する。一方、その間に
蒸発拡散する燃料量が増加し、爆発的に燃焼し、前出第
9図に示した如く、騒音が増加する。又、吸気1度Tb
が高過ぎると吸入量が減少し、逆に、吸気温度Tbが低
過ぎると、燃焼不全になり易いので、結局、吸気温度T
bは、ある一定値をはさんで小幅に変化させるだけとな
る。 この第1実施例においては、圧縮;易度Teがその円像
1iiTexとなるよう吸気1度TbS:制御している
ので、迅速且つ正確な制御が可能であるっ次に本発明の
第2実施例を詳細に説明する。 この第2実施例は、前出第4図に示した第1実施例と同
様の、吸気加熱/′冷却器12、吸気温度計14、噴射
ポンプ16、噴射弁18、指圧計20、ECU22等を
有する自動車用の直噴式電子制御ディーゼルエンジン1
0において、前記ECU22内で、第7図に示す如く、
圧縮温度Teの月漂1i1Te *の代りに、この目1
111![Te ”から、例えば次式で計算される吸気
温度の目1!Ii!!Tb Xを1lllIllIlの
因子としたものである。 Tb x−j(Te ′x、k 、e>−(5)他の点
については前記第1実施例と同様であるので説明は省略
する。 この第2実施例は、前記第1実施例に比べて若干時間遅
れが大きくなるものの、吸気温度の目深11Tl)*に
より吸気濃度Tbを制御しているので、吸気温度Tbの
制御が容易である。 なお前記実施例は、いずれも、本発明を自動車用の直噴
式電子制御ディーゼルエンジンに適用したものであるが
、本発明の適用範囲はこれに限定されず、一般の直噴式
ディーゼルエンジンにも同様に適用できることは明らか
である。 (発明の効果) 以上説明した通り、本発明によれば、期待する着火時期
を確実に実現することができ、騒音発生と黒煙排出を共
に抑制することができる。即ち、噴射系、本体構成、燃
焼空間りの諸元、吸排気諸元、燃料性状が固定されたと
きに決まる黒煙排出量や騒音レベルを一層低下させるこ
とができる。 又、始動性が向上する。更に、白煙や前浮の排出も減少
する。又、騒音レベルが下がるので、エンジンの軽量化
が可能となる。更に、燃料経済性に浸れている。又、H
C,Co等の排気エミッションを減少させることができ
る等の脳れた効果を有する。
第1図は、本発明に係る直噴式ディーゼルぼ関の吸気温
度制御方法の要旨を示す流れ図、第2図は、本発明の詳
細な説明するための、筒内圧縮j門度と着火遅れの関係
の例を示す線図、第3図は、同じく、吸気温度と圧縮温
度の関係の例を示す線図、第4図は、本発明が採用され
た、自動車用の直噴式電子制御ディーゼルエンジンの第
1実施例の構成を示す、一部ブロック線図を含む所面図
、第5図は、前記第1実M例で用いられている電子制御
ユニットの吸気温度制御手順の要部を示す流れ図、第6
図は、吸気温度と着火;1れの関係の例を示す縮図、第
7図は、本発明が採用された、自動車用の直噴式電子I
II IIIディーゼルエンジンの第2実施例で用いら
れている電子制御ユニットの吸気1度制陣手順の要部を
示す流れ図、第8図は、着火遅れと黒煙発生層の関係の
例を示す線図、第9図は、着火遅れと騒音レベルの関係
の例を示す線図である。 10・・・ディーゼルエンジン、 12・・・吸気加熱/冷却器、 14・・・吸気温度計
、Tb・・・吸気温度、 16・・・噴射ポン
プ、IT・・・l141時期、 18・・・噴
射弁、20・・・指圧計、 Pe・・・圧線(終了時)圧力、 22・・・電子制砥ユニット(ECU)、τ・・・着火
μれ、 N・・・エンジン回転数、 φ・・・エンジン負
荷、Te・・・圧縮(終了時)温度、 Tex・・・圧縮温度目標値、 Tl)x・・・吸気温度目標値。
度制御方法の要旨を示す流れ図、第2図は、本発明の詳
細な説明するための、筒内圧縮j門度と着火遅れの関係
の例を示す線図、第3図は、同じく、吸気温度と圧縮温
度の関係の例を示す線図、第4図は、本発明が採用され
た、自動車用の直噴式電子制御ディーゼルエンジンの第
1実施例の構成を示す、一部ブロック線図を含む所面図
、第5図は、前記第1実M例で用いられている電子制御
ユニットの吸気温度制御手順の要部を示す流れ図、第6
図は、吸気温度と着火;1れの関係の例を示す縮図、第
7図は、本発明が採用された、自動車用の直噴式電子I
II IIIディーゼルエンジンの第2実施例で用いら
れている電子制御ユニットの吸気1度制陣手順の要部を
示す流れ図、第8図は、着火遅れと黒煙発生層の関係の
例を示す線図、第9図は、着火遅れと騒音レベルの関係
の例を示す線図である。 10・・・ディーゼルエンジン、 12・・・吸気加熱/冷却器、 14・・・吸気温度計
、Tb・・・吸気温度、 16・・・噴射ポン
プ、IT・・・l141時期、 18・・・噴
射弁、20・・・指圧計、 Pe・・・圧線(終了時)圧力、 22・・・電子制砥ユニット(ECU)、τ・・・着火
μれ、 N・・・エンジン回転数、 φ・・・エンジン負
荷、Te・・・圧縮(終了時)温度、 Tex・・・圧縮温度目標値、 Tl)x・・・吸気温度目標値。
Claims (2)
- (1)エンジン条件に応じて吸気温度を制御する直噴式
デイーゼル機関の吸気温度制御方法において、 吸気温度を検出する手順と、 着火時期に関係する筒内圧縮温度を検出する手順と、 エンジン条件に応じて、適正な着火時期を得るための筒
内圧縮温度の目標値を求める手順と、筒内圧縮温度が前
記目標値と一致するよう、吸気温度をエンジンの全運転
域で制御する手順と、を含むことを特徴とする直噴式デ
イーぜル機関の吸気温度制卸方法。 - (2)前記筒内圧縮温度の目標値を、これから求められ
る吸気温度の目標値で代用するようにした特許請求の範
囲第1項記載の直噴式デイーゼル機関の吸気温度制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59189450A JPH0631573B2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 直噴式ディーゼル機関の吸気温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59189450A JPH0631573B2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 直噴式ディーゼル機関の吸気温度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6166855A true JPS6166855A (ja) | 1986-04-05 |
JPH0631573B2 JPH0631573B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=16241450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59189450A Expired - Lifetime JPH0631573B2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 直噴式ディーゼル機関の吸気温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631573B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6351147U (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-06 | ||
EP0767303A1 (en) * | 1995-10-02 | 1997-04-09 | Hino Motors, Inc. | Diesel engine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011684A (ja) * | 1983-05-31 | 1985-01-21 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | グロ−プラグを備えた内燃機関の制御装置 |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP59189450A patent/JPH0631573B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6011684A (ja) * | 1983-05-31 | 1985-01-21 | ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | グロ−プラグを備えた内燃機関の制御装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6351147U (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-06 | ||
EP0767303A1 (en) * | 1995-10-02 | 1997-04-09 | Hino Motors, Inc. | Diesel engine |
US5740775A (en) * | 1995-10-02 | 1998-04-21 | Hino Motors, Ltd. | Diesel engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631573B2 (ja) | 1994-04-27 |
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