JPS6163632A - モノアルキルカテコールを含む潤滑油組成物 - Google Patents

モノアルキルカテコールを含む潤滑油組成物

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JPS6163632A
JPS6163632A JP18001385A JP18001385A JPS6163632A JP S6163632 A JPS6163632 A JP S6163632A JP 18001385 A JP18001385 A JP 18001385A JP 18001385 A JP18001385 A JP 18001385A JP S6163632 A JPS6163632 A JP S6163632A
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トーマス ブイ.リストン
ウオーレン ローウエ
バーノン アール.スモール
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Chevron Research and Technology Co
Chevron Research Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1、発明の分野 本発明は、潤滑油に添加するとき抗酸化剤性、ジ−ビル
燃料の沈着抑制性及びIl!擦改質性を与える多機能性
添加剤である通常液体の潤滑油用添加剤に関する。特に
、本発明は共形的な貯蔵温度において通常液体であるr
A′/n油川添加剤用CI4〜Cアルキルカテコールに
関する。本発明のアルキルカテコールは抗酸化剤性ジー
ゼル燃料の沈着抑制性及び境界減摩性を与える潤滑油に
有用な多機能性潤滑油用添加剤である。
2、従来技術 ある種のアルキルカテコールは調滑油用抗酸化性添加剤
としてこの技術分野では公知である。特に、ライト(W
rioht)のアメリカ特許第2.429,905号は
バラ置換ステアリルカテコール及び他のパラ置換低級ア
ルキルカテコールが抗酸化性を有すると述べている。同
様に、アンドレス(Andress )らのアメリカv
8許第3.554.945号は潤滑油に有用な抗酸化性
添加剤としてポリヒドロキシベンゼノイド化合物を開示
している。アンドレスらの特許にはC15〜C2oの混
合オレフィン画分から合成したアルキル化物が開示され
ているけれども、アンドレスらはC15〜C2oのモノ
アルキル化カテコール又はそのアルキルカテコール組成
物が摩擦改質性を持つだろうことは明示していない。
トーマス(Thomas)らのアメリカ特許第2,79
5.548号がフルキルカテコールを開示するもう1つ
の従来の技術文献である。トーマスらは、特に、アルキ
ル基中に2〜18個の炭素原子を含有するアルキルカテ
コールを開示するが、このカテコールは硼酸エステル化
アルキルカテコールの合成中間体として用いられるもの
である。
炭素原子を14個又はそれ以上有する長鎖モノアルキル
カテコールが、抗酸化性及びジーUル燃料沈着抑制性に
加えて、短鎖モノアルキルカテコール(炭素原子数14
個未満のもの)が持つよりも改良された境界減摩性を持
つことがここに見い出された。従って、潤滑油にアルキ
ルカテコール添加剤を用いるときは、長鎖アルキルカテ
コールを用いるのが望ましい。
しかし、長鎖アルキルカテコールの合成はしばしばある
程度生成物に固化又は曇りをもたらすことから、これら
アルキルカテコールの使用に関しては問題がある。この
問題の程度は、室温で固体ワックスであるアルキルカテ
コールから室温でワックス粒子を含む液体アルキルカテ
コールまでその範囲が及ぶ。いずれにしても、このよう
な固化又は曇りが発生すれば、配合に先き立って、総合
プロセスに追加のステップを加えることになるアルキル
カテコールの加熱か、又は輸送コストを高めることにな
るアルキルカテコールに対する十分量の希釈油の添加か
のいずれかの方法で固体粒子又は曇りを取り除かなけれ
ばならないことが必要になる。
短鎖アルキルカテコールの場合、この固化の問題は軽度
であると思われるが、これら短鎖アルキルカテコールを
使用するのは境界摩擦における改良を犠牲にすることに
なるだろう。従って、潤滑油に抗酸化性、ジーゼル燃料
沈着抑制性及び境界減摩性のような多機能性を付与する
に十分なフルキル鎖長を有しつつ典形的な貯蔵温度にお
いて通常液体であるアルキルカテコールを開発する必要
がある。
少なくとも3種のC14、C15、C16、C17及び
C48の線状α−オレフィンの混合物から合成された2
0%以下のCアルキル含量を有するC14〜C18モノ
アルキルカテコールが典形的な貯蔵温度で通常液体であ
ることがここに見い出された。さらに、C14〜C18
のアルキル鎖長が潤滑油に多機能性を付与する。本発明
のCI4〜018モノアルキルカテコールの液体の特性
は、C18、C19、C20及びC21の線状α−オレ
フィンの混合物から合成したモノアルキルカテコールや
、同様に014、C1&及びC18の線状α−オレフィ
ンの混合物から合成されたC18含量が20%より多い
モノアルキルカテコールが若干固化するという事実から
みて特に驚くべき性質である。
発明の要約 本発明は有用なn滑油用添加剤である通常液体のCI4
〜C18モノアル1ルカテコールに関する。
特に、本発明はアルキル置換基がC14、C15、CS
C及びC18の線状α−オレフィンから誘導されたC1
4、C15、C16、C17及びC18のアルキル基の
うちの少なくとも3種の混合物であって、C18アルキ
ル基の含−が総アルキル含量の20%以下であるモノア
ルキルカテコールから成る通常液体のアルキルカテコー
ルに関する。モノアルキルカテコール (式中、Rは線状α−オレフィンから誘導されたC14
、C15、C16、C17及びC18アルキル基のうち
の少なくとも3種の混合物である。)で表わすことがで
きる。いずれの場合も、018アルキル含潰は液体生成
物であるために全アルキル基の20%以下に保たれなけ
ればならない。
C,8アルキル含量は15%以下に保つのが好ましい。
特に好ましい群のC14〜C18アルキルカテコールは
C14〜C18の熱分解された、すなわちクラッキング
されたワックスのα−オレフィンから誘導されたアルキ
ルカテコールである。
014〜C18の熱分解ワックスのα−オレフィンはア
メリカ特許第3.883.417号に述べられるように
容易に合成される。このアメリカ特許を熱分解ワックス
のオレフィンの合成を教示するものとして本明細書に引
用、参照するものとする。
本発明のフルキルカテコールの合成に用いるためのもう
1つの好ましい線状α−オレフィンはエチレン生長プロ
セスから誘導されるものである。
このエチレン生長プロセスはニッケルキレート触媒を用
いるエチレンの^温オリゴマー化で達成することができ
る。もう1つの方法はアメリカ特許第2.889.38
5号に述べられるもので、このアメリカ特許もオレフィ
ンの“エチレン生長”合成法を教示するものとして本明
細書で引用、参照するものとする。C14、C16及び
C18の線状α−オレフィンのn合物はテキサス州(T
exas )ハウストン(Houston )のシェル
・ケミカルス社(Shell ChemicalS )
からネオデン■( Need(+ne■)の登録商標名
で市販されている。
本発明の014〜018モノアルキルカテコールは抗酸
化性とジ−ビル燃料の沈着抑制性を有するのに加えて、
さらに境界*m改質性も併せ持つ。がくして、本発明の
もう1つの局面は潤滑性粘度を持つ油及び摩擦を低下さ
せるのに有効な間の前記式1のC14〜C18モノアル
キルカテコールから成る潤滑油組成物に関する。
この7:A滑油には、内燃機関の適正な運転にとって臨
界的な諸性質、例えば分散性、抗腐食性、耐摩耗性及び
抗酸化性に適正なバランスを得るために他の添加剤も存
在していてもよい。
かくして、本発明のさらにもう1つの局面は、@ 潤滑
性粘度を持つ過半mの油、及び0 有効量の次の各添加
剤、 1、フルケニルスクシンイミド、 2、ジヒドロカルビルジチオ燐酸の第■族金R塩、 3、中性又は過塩基性のアルカリ又はアルカリ土類金属
のヒドロカルビルスルホネート又はその混合物、 4、中性又は過塩基性のアルカリ又はアルカリ土類アル
キル化フェネート又はその混合物、及び 5 C14〜C18七ノアル判ルカテコールの摩隙改質
剤 から成る内燃機関の燃料消費を改善するための、内燃別
間のクランクケースにおいて特に有用な潤滑油組成物に
関する。
さらに、本発明によれば、可動表面を前記潤滑油組成物
により処理して内燃機関の燃料消費を低減する方法が促
供される。
本発明において用いられている゛モノアルキルカテコー
ル″という用語は、本質的に化学@論伝のC14〜C1
8α−オレフィン混合物をピロカテコールに反応させる
ことによって得られる生成物を意味する。このような生
成物は一般に若干量のジアルキルカテコールを含有して
いる。ピロカテコールに対する014〜C18α−オレ
フィンの化学量論量とは、一般に0.9二1〜1.2:
1であるが、好ましくは1:1〜i、i:iである。
本発明で用いられている゛線状のα−オレフィンから誘
導されたc、ccc  及び 1415・ 16・ 17 C18アルキル基のうちの少なくとも3種°゛という用
語は、カテコールをアルキル化するのに用いられる01
4〜018の線状α−オレフィンの混合物が3種の成分
を最低それぞれ少なくとも1%、好ましくは少なくとも
5%、最も好ましくは少なくとも10%含有していなけ
ればならないことを意味する。
“′線状のα−オレフィン”という用語は、α−オレフ
ィンが主として線状であるが、そのα−オレフィン混合
物中の10%以下、好ましくは5%以下のα−オレフィ
ンは分校、例えば /C−C C=C \C−C−R (式中、Rは炭素原子数8〜12個のアルキルである) を含有していることを意味する。
また、本発明で用いられている゛通常液体″という用語
は、014〜C18モノアルキルカテコールがワックス
又は曇りが何んら存在することなしに共形的な貯R温度
及び大気圧において液体である゛ことを意味する。
発明の詳細な1 式■の通常液体のC14〜C18モノアルキルカテコー
ルはピロカテコールをC14〜C18の線状α−オレフ
ィンのうちの少なくとも3種の混合物であって、C18
含量が20%以下であるその混合物によりアルキル化す
ることによって合成される。
例えば、式1のアル■ルカテコールは14〜18個の炭
素原子を含有する直鎖状(線状)のα−オレフィンを本
質的に不活性な溶剤中、アルキル化触媒の存在下で、約
60〜200°C1好ましくは125〜180℃の温度
及び大気圧においてピロカテコールと反応させることに
よって合成することができる。好ましいアルキル化触媒
はスルホン酸触媒で、例えばペンシルバニア州(Pen
n5ylvania)フィラデルフィア(P旧1ade
lohia)のローム・アンド・ハース社(Rohm 
and t(aas )から入手できるアンバーリス■ ト15  (Amberlyst 15O)がある。反
応試剤は色々なモル比で用いることができるが、カテ]
−ルより10重量%モル過剰の線状α−オレフィンを用
いるのが好ましい。不活性溶媒の例にベンゼン、トルエ
ン、クロロベンゼン、並びに芳香族化合物、パラフィン
系化合物及びナフテン系化合物の混合物である250シ
ンナー(Thinner )がある。
本発明のアルキルカテコールは一般に式(式中、RハC
14、C15、C16、c17及ヒc18アルキル基の
うちの少なくとも3種の混合物である。) で表わされる。また、25重ω%まで、好ましくは15
重母%までのフルキルカテコールはヒドロキシ基の1つ
に隣接する位置又はヒドロキシル基の1つに対してオル
ト位に基Rを有し、従ってそのカテコールは弐■ (式中、Rは上記定義と同じである。)を有する。
本出願人はどんな理論によっても限定することは望まな
いけれども、少なくとも3種のC44〜CII状α・−
オレフィンで、C18含量が20%以下の混合物を含有
するアルキルカテコール製品はその結晶をばらばらにし
て液体製品をもたらすと考えられる。しかし、C48ア
ルキル基含量が約20%を越えると、得られた混合アル
キル基の、アルキルカテコールの結晶化を抑制する能力
が損われる。従って、本発明のフルキルカテコールを合
成する際に用いられるα−オレフィン混合物は014〜
C18線状α−オレフィンのうちの少なくとも3種の混
合物から調製し、その場合018含量は20%以下、好
ましくは15%以下に保たれていることが必要である。
C18アルキル含但が20%以下のc、4〜C18アル
キルカテ]−ル混合物の液体特性は、単一種の線状α〜
オレフィン(例えばC16)を、カテコールをアルキル
化するのに用いると、得られるアルキルカテコールはそ
れでもやはり混合物となるという事実からみて特に驚く
べきことである。これらの混合物は以下の反応(I)及
び(n)に示される通り、酸性のアルキル化触媒による
オレフィン結合の異性化に由来するものである。なお、
下記反応式において、C16α−オレフィンは単に説明
のために用いられている。
の           + 工 0           〉 ただし、m及びnはその和m+nが14に等しいという
条件でそれぞれ独立にO〜14の整数の値を取り得る。
容易に明らかになるように、ピロカテコールVlの単一
線状α−オレフィン種によるアルキル化で異なるn値及
びn値を有する生成物の混合物が得られる。しかし、第
1表に示されるように、単一の線状α−オレフィンから
合成される。
対応するC16及び018フルキルカテコールは固化す
る。
α−オレフィン中のオレフィン結合の酸性アルキル化触
媒による異性化を考慮すると、本発明で用いられる゛α
−オレフィン”という用語はまた対応するα−オレフィ
ンからの異性化オレフィンも包含するものである。
本発明の範囲にはまた、本発明のC14〜C18アルキ
ル力テ0−ルを約0.5〜5重量%含有する完全に処方
された潤滑油も包含される。完全処方組成物には下記成
分が含まれる: 1、アルケニルスクシンイミド、 2、ジヒドロカルビルジチオ燐酸の第■族金属塩、 3、中性又は過塩基性のアルカリ又はアルカリ土類金属
ヒドロカルビルスルホネート又はその混合物及び 4、中性又は過塩阜性のアルカリ又はアルカリ土類金属
アルキル化フ1ネート又はその混合物・。
アルケニルスクシンイミドは分散剤として作用せしめる
べく存在するもので、エンジンの運転中に沈積物が生成
するのを妨げる。アルケニルスクシンイミドはこの技術
分野において周知である。
アルケニルスクシンイミドはポリオレフィンポリマー置
換無水こはく酸とアミン、好ましくはポリアルキレンポ
リアミンとの反応生成物である。ポリオレフィンポリマ
ー置換無水こはく酸はポリオレフィンポリマー又はその
誘導体と無水マレイン酸との反応で得られる。このよう
にして得られる無水こはく酸をアミン化合物と反応させ
る。このアルケニルスクシンイミドの合成についてはこ
の技術分野において何度も述べられている。例えば、ア
メリカ特許第3.390.082号、同第3.219,
666号及び 同第3.172.892号を参照されたい。これらアメ
リカ特許の開示を本明細書に引用、参照するものとする
。このアルケニル置換無水こはく酸を還元すると対応す
るアルキル誘導体が生成する。
このアルキルスクシンイミドも゛′アルケニルスクシン
イミド″の用語の範囲に含めるものとする。
士として七ノー又はビス−スクシンイミドから成る生成
物はその反応試剤のモル比をコントロールすることによ
って製造することができる。かくして、例えば1モルの
アミンを1モルのアルケニル又はアルキル置換無水こは
く酸と反応されると、主としてモノ−スクシンイミド生
成物ができる。
また、2モルの無水こはく酸をポリアミン1モル当りに
反応させると、ビス−スクシンイミドができる。
特に良い結果は、アルケニルスクシンイミドがポリアル
キレンポリアミンのポリイソブチン置換無水こはく酸で
あるときの本発明のi11滑油組成物により得られる。
イソブチンを重合することによって得られる、ポリイソ
ブチン置換無水こはく酸を製造するポリイソブチンはそ
の組成を大幅に変えることができる。炭素原子の平均数
は30個又はそれ以下から250個又はそれ以上までの
範囲であることができ、この範囲で約400またはそれ
以下乃至3.000又はそれ以上の数平均分子量が得ら
れる。好ましくは、ポリイソブチン分子当りの平均炭素
原子数は約50〜約100@の範囲であり、この範囲で
ポリイソブチンは約60’O〜約1.500の数平均分
子量を持つ。さらに好ましくは、ポリイソブチン分子当
りの平均炭素原子数は約60〜約90個の範囲であり、
そして数平均分子mは約800〜1.300の範囲であ
る。ポリイソブチンを周知の操作に従って無水マレイン
酸と反応させてポリイソブチン置換無水こはく酸を得る
アルケニルスクシンイミドを合成する際、対応するスク
シンイミドを生成せさるためにI!Flk無水こはく酸
をポリアルトレンポリアミンと反応させる。ポリアルキ
レンポリアミンの各アルキレン基は通常約8個までの炭
素原子を持つ。フルキレン基の数は約8個までの範囲で
あることができる。
アルキレン基として、エヂレン、プロピレン、ブヂレン
、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘ
キサメチレン、オクタメチレンなどが例示される。2ミ
ノ基の数は、一般に、しかし必ずしもそうではないが、
アミン中に存在するアルキレン基の数より1個多い、す
なわち、ポリアルキレンポリアミンが3個のフル駐しン
基を含有しているなら、アミノ基数は通常4個である。
アミン基の数は約9個までの範囲であることができる。
好ましくは、アルキレン基は約2〜約4個の炭素原子を
持ち、また全てのアミン基は一級又は二級である。この
場合、アミノ基の数はアルキレン基の数より1だけ多い
。好ましくは、ポリアルキレンポリアミンは3〜5個の
アミン基を含有している。ポリアル虻レンボリアミンの
特定の例にエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン、プロピレンジアミン、トリプ
ロピレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、トリ
メチレンジアミン、ペンタエチレンへキサジン、ジー(
1−リメチレン)トリアミン、トリ(d1サメチレン)
テトラミンなどがある。
本発明に有用なアルケニルスクシンイミドを合成するの
に適した他のアミンに環式アミン、例えばピペラジン、
モルホリン及びジピペラジン類がある。
好ましくは、本発明の組成物において用いられるアルケ
ニルスクシンイミドは次式を有する。
ただし、 (2) R1はアルケニル基、好ましくは脂肪族モノオ
レフィンを重合することによって製造される実質的に飽
和された炭化水素であり、好ましくは、R1はイソブチ
ンから製造されたものであり、前記のような平均炭素原
子数と数平均分子量を有する。
(d) °゛アルキレンN基前記のように約8個までの
、好ましくは約2〜4個の炭素原子を含有する実質的に
ヒドロカルビル基である。
(c) Aはヒドロカルビル基、アミン置換ヒドロカル
ビル基又は水素である。ヒドロカルビル基及びアミン置
換ヒドロカルビル基は一般に前記アルキレン基のアルキ
ル及びアミン置換アルキル同族基である。好ましくは、
Aは水素である。
@ nは約1〜10、好ましくは約3〜5の整数である
アルケニルスクシンイミドは本発明の潤滑油組成物中に
分散剤として作用し、エンジンの運転中に油中に形成さ
れた汚染物が沈積するのを妨げるのに有効な量で存在す
る。アルケニルスクシンイミドの同は全潤滑油組成物に
対して約1〜約201量%の範囲であることができる。
好ましくは、本発明の潤滑油組成物中に存在するアルケ
ニルスクシンイミドの量は全組成物に対して約1〜・約
10重量%の範囲である アルカリ又はアルカリ土類金属ヒドロカルビルスルホネ
ートは石油スルホネート、合成的にアルAル化された芳
香族スルホネート類、又は脂肪族スルホネート類、例え
ばポリイソブチレンから誘導されたもののいずれであっ
てもよい。これらスルホネートのより重要な機能の1つ
は洗浄剤及び分散剤として作用することである。これら
スルホネートはこの技術分野で周知である。ヒドロカル
ビル基はスルホネート分子を油溶性にするのに十分な数
の炭素原子を有していなければならない。
好ましくは、ヒドロカルビル部は少なくとも20個の炭
素原子を有し、そして芳香族又は脂肪族であることがで
きるが、通常はアルキル芳香族である。芳香族性のカル
シウム、マグネシウム又はバリウムスルホネートが使用
に最も好ましい。
ある種のスルホネートは、典型的には、芳香族基、通常
はモノ−又はジアルキルベンゼン基を有する石油溜升を
スルホン化し、次いでそのスルボン酸物質の金属塩を形
成することによって合成される。これらスルホネートを
合成するのに用いられる池の原料に合成的にアルキル化
されたベンゼン、及び七ノー又はジオレフィンを重合す
ることによって合成される脂肪族炭化水素、例えばイソ
ブチンを重合することによって合成されるポリイソブテ
ニル群がある。金属1gは直接又は周知の操作を用いて
複分解することによって形成される。
これらのスルホネートは中性で6よいし、あるいは約4
00まで、又はそれ以上の塩基数(basenumbe
r)を有する過塩基性(overbased )であっ
てもよい。二酸化炭素及び水酸化カルシウム又は酸化カ
ルシウムが塩基性又は過塩基性スルホネートを製造する
最も一般的に用いられる物質である。
中性スルホネート及び過塩基性スルホネートの混合物も
使用することができる。スルホネートは普通全組成物に
対して0.3〜10重量%を与えるように用いられる。
好ましくは、中性スルボネートは全組成物に対して0.
4〜5重量%の割合で存在し、また過塩基性スルホネー
トは全組成物に対して0.3〜3重量%の割合で存在す
る。
本発明で用いるためのフェネートはフルキル化フェノー
ルのアルカリ又はアルカリ土類金属塩である常用の製品
である。フェネートの機能の1つは洗浄剤及び分散剤と
してnmすることである。
とりわけ、フェネートは1ンジンの高温運転中に住成し
Iこ汚染物の沈積を妨げる。ノ1ノールはモノ−又はポ
リアルキル化されていてもよい。
アルキルフェネートのアル4ル部はフェネートに油溶性
を与えるために存在する。フルVル部は天然産源又は合
成源から得ることができる。天然産源には石油炭化水素
、例えばホワイトオイル及びワックスがある。石油に由
来する炭化水素成分は色々なヒドロカルビル基の混合物
で、その特定の組成は出発原料として用いられる特定の
油原料に左右される。適当な合成源には、フェノールと
反応するどきアルキルフェノールを与える各種の市販ア
ルケン及びアルカン誘導体がある。得られる適当な基に
ブチル、ヘギシル、オクチル、デシル、ドデシル、ヘキ
サデシル、エイコシル、トリコンチル及び同様の基があ
る。アル肩ル基の他の適当な合成源にポリプロピレン、
ポリブチレン、ポリイソブチレン及び同様のポリマーの
ようなオレフィンポリマーがある。
アルキル基は直鎖状又は分枝鎖状の飽和又は不飽和基で
あることができる(不飽和の場合、好ましくは2個以下
、一般的には111M1以下のオレフィン不飽和サイト
を含有している)。アルキル基は一股に4〜30個の炭
素原子を含有する。一般に、フェノールがモノアルキル
置換体であるとき、そのアルキル基は少なくとも8個の
炭素原子を含有していなCプればならない。フェネート
は、所望によっては、1v!1化されていてもよい。フ
ェネートは中性又は過塩基性のいfれでもよく、そして
過塩基性の場合は、200まで、乃至は300又はそれ
以上までの塩基数を持つ。中性フェネートと過塩基性フ
ェネートの混合物も用いることができる。
フェネートは普通全組成物に対して0.2〜27重呈%
の91合を与えるように油に存在する。
全組成物に対して、中性フェネートは0.2〜9手吊%
の吊で、また過12基竹フェネートは0.2−13ff
ifi%の量で存在するのがそれぞれ好ましい。過塩基
性フェネートは全組成物に対して0.2〜5重量%の吊
で存在するのが最も好ましい1.好ましい金属はカルシ
ウム、マグネシウム、ス1〜ロンチウム又はバリウムで
ある。
硫化されたアルカリ土類金属フェネートが好ましい。こ
れらの塩は色々な方法、例えばアルカリ土類金属JR基
とアルキルフェノールとの中和生成物をlii!IRで
処理する方法で得られる。硫黄は元素状で中和生成物に
加えるのが都合がよく、そして昇温下で反応して硫化ア
ルカリ土類金属アル−■ル゛ノエネートを佳成さUる。
中和反応中にフェノールを中和するのに必要とJ−る以
上のアルカリ土類金属塩基を添加すれば、塩基性の硫化
アルカリ土類金属アルキルフェネートが得られる。例え
ば、ウォーカー(ゎ1ker)らのアメリカ特許第2.
680.096号記載の方法を参照されたい。追加塩基
度は塩基性硫化アルカリ土類金属アルキルフェネートに
二酸化炭素を添加することによって得ることができる。
硫化ステップに続いて過剰のアルカリ土類金属塩基を加
えることができるが、アルカリ土類金属塩基をフェノー
ルを中和するために添加するときにそれと同時に添加す
るのが都合がよい。
二酸化炭素及び水酸化又は酸化カルシウムが塩基性又は
過塩基性フェネートを製造するのに最も一般的に用いら
れる物質である。二酸化炭素を加えて塩基性硫化アルカ
リ土類金属フル艷ルフエネートを製造する方法はハンネ
マン()Ianneman )のアメリカ特許第3,1
78.368号に示されている。
ジヒドロカルビルジチオ燐酸の第■族金属塩は耐摩耗性
、抗酸化性及び熱安定性を示す。ホスホロジチオ酸の第
二族金属塩は以前から知られている。例えば、アメリカ
特許第3.390,080号を参照されたい。その第6
欄及び第7IIには、これらの化合物及びその合成につ
いて一般的に述べられている。本発明の潤滑油組成物に
有用なジヒドロカルビルジチオ燐酸の第■族金属塩はそ
の各ヒドロカルビル基に約4〜約12個の炭素原子を含
有しているのが適当である。それらヒトカルビル基は同
一・でも、あるいは異なるものでもよく、そして芳香族
、アルキル又はシクロアルキルであることができる。好
ましいヒドロカルビル基は4〜8個の炭素原子を有する
アルキル基で、ブチル、イソブチル、sec 、−ブチ
ル、へVシル、イソへキシル、オクチル、2−エチルヘ
キシル及び同様のアルキル基がある。これらの塩を形成
するのに適当な金属にはバリウム、カルシウム、ストロ
ンチウム、亜鉛及びカルシウムがあり、そのうち亜鉛が
好ましい。
好ましくは、ジヒドロカルビルジチオ燐酸の第■族金属
塩は次式を有する: ただし、 (e)  R及びR3はそれぞれ独立に前記のヒト0カ
ルビル (f)Mlは舶記の第二族金属カチオンを表わす。
このジチオ燐酸塩は本発明の潤滑油組成物に潤滑油の摩
耗及び酸化を抑制するのに有効な吊で存在する。その量
は全組成物に対して約0.1〜約4市吊%の範囲である
。好ましくは、この塩は全潤滑油組成物に対して約0.
2〜約2.5重量%の範囲の呈で存在する。最終潤滑油
組成物は普通0、025〜0.25重量%、好ましくは
0、05〜0.15重Φ%の燐を含有する。
仕上げ潤滑油はシングル・グレードでも、あるいはマル
チ・グレードでもよい。ンルチ・グレード潤滑油は粘度
指数向上剤( Vl )を添加することによって調製さ
れる。典型的な粘度指数向上剤はポリアルキルメタクリ
レート、エチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ジ
エン共重合体及び同様の重合体である。粘度指数の性質
と分散性の両特性を有する所謂修飾■向上剤も本発明の
配合物における使用に適している。
本発明の組成物において用いられる潤滑油は内燃機関の
クランクケースにおける使用に適した粘度を有する鉱油
又は合成油であることができる。
クランクケース用潤滑油は誘過O下において約1300
cst乃至210下(99℃)において22、7cst
の粘度を有する。これらの潤滑油は合成源又は天然源に
由来することができる。本発明において基油として使用
する鉱油には潤滑油組成物において普通に使用されるパ
ラフィン基油、ナフテン基油及び他の油がある。合成油
には合成炭化水素油及び合成Tスプル油の両者がある。
有用な合成炭化水素油に適正な粘度を有する液体のα−
オレフィン重合体がある。1−デセン三量体のようなC
   α−オレフィンの水添液体オリ6 へ・12 ゴマ−が特に有効である。同様に、ジドシルベンピンの
ような適正な粘度を有するアルキルベンゼンも使用する
ことができる。有用な合成エステルとしては、モノカル
ボン酸及びポリカルボン酸の両酸の、並びにモノヒドロ
■ジアルカノール及びポリオールのエステルがある。典
型的な例はシトデジルアジペート、ペンタエリスリトー
ルテトラカブ[]1−ト、ジー2−=エチルヘキシルア
ジペートある。九ノー及びジカルボン酸とモノ−及びジ
ヒドロキシアルカノールの混合物から合成される複合エ
ステルも使用することができる。
炭化水素油と合成油とのブレンドもまた有用である。例
えば、10−25重量%の水添1−デセン三量体と75
〜90重量%のi 50SUS(100下)鉱油とのブ
レンドは優れた潤滑油ベースを与える。
添加剤濃厚物もまた本発明の範囲に包含される。
この濃度添加剤形においては、本発明の015〜C18
アルキルカテコールは5〜50ffi量%の範囲の濃度
で存在する。
この処方に存在することができる他の添加剤にさび止め
添加剤、起泡抑制剤、腐食抑制剤、金属失活剤、流動点
降下剤、抗酸化剤及び色々な池の周知の添加剤がある。
次の実施例は本発明を特定的に説明するために与えるも
のである。これらの実施例及び説明はいかなる意味にお
いても本発明の範囲を限定するものと解されるべきでは
ない。
実施例 実施例1 攪拌器、ディージ・スターク・トラップ、」ンデンサー
及び窒素入山1コを備える31のフラスコに759gの
015〜C18α−オレフィン混合物、3309のピロ
カテコール、165gのスルホン酸カチオン交換樹脂(
ジビニルベンピンで架橋したポリスブレン)触媒(ペン
シルバニア州フィラデルフィアのローム・アンド・ハー
ス社から市販されるアンバーリスト15O)及び240
dのトルエンを入れる。この反応混合物を窒素ふんい見
上でII痒しながら150〜160℃に7時間加熱する
。反応混合物を真空(O、4mll(1)下で160℃
に加熱することによってストリッピングする。熱い生成
物をスーパー・セル( super cat l :S
CC)で濾過して930gの液体のC15〜C18フル
キル置換ピロカテコールを得る。生成物のとドロ4シル
価は259であった。
実施例2 攪拌器、ディージ・スターク・トラップ、コンデンサー
及び窒素人出口を備える31のフラスコに759gのC
14、C16、及びC18α−オレフィン混合物、33
03のピロカテコール、165gのスルホン酸カグーオ
ン交換樹脂(ジビニルベンピンで架橋したポリスチレン
)触媒(ペンシルバニア州フィラデルフィアのローム・
アンド・ハース社から市販されるアンバーリスト15o
)及び220mのトルエンを加える。この反応混合物を
窒素ふんい見上で攪拌しながら150〜160°Cに約
 72時間加熱する。更に45m1のトルエンを加える
。この反応温合物を窒素ふんい見上で1 50=1 6
0℃でさらに3時間加熱を続ける。
反応混合物(〜75℃)をスーパー・セル(SCC)で
濾過する。濾液を真空( 0 、 4 mtlg)下で
160℃に加熱することによってストリッピングし、液
体のC14、C16、及びC18アルキル置換ピロカテ
コールを得る。
上記の実施例の方法を実施することによって、次のアル
キルカテコールを合成した。その結果を次の第1表に示
す。
$   砂 4 実施例11 実施例1のモノアルキルカテコールをキャタピピラー1
−G2テストで試験した。この試験にお1/2″の単一
シリンダ−ジーゼルエンジンを次の条件下で運転する:
タイミング8°BTDC:ブレー艷の平均有効圧力14
1psiニブレーキ42馬カニ 585 oatu’s
 /分;速度1800RPM:エア・ブースト53″絶
対Hg:空気温度(入)255下:水温度(出)190
下:及び燃料中硫黄0.4%W0各12時間の運転の終
点で、1クオートの新しい油を添加するために十分な量
の油をクランクケースから排出する。本発明の潤tn組
成物についての試験において、1−G2テストは60時
間行う。この試験時間の終点で、エンジンを分解し、き
れいさの評価を行う。エンジンの摩耗ときれいさの評価
システムとして評価が高く、ASTM、AP I及びS
AEによっても受は入れられているぜ・インステイチュ
ート・オブ・ベトロリウム・テスト(the In5t
itute ofPetroleum Te5t) F
4a 247 / 69がエンジンを評価するのに用い
た評価システムである。総合きれいさはWTDとて記す
が、これは上記数字の総和である。値の小さい方がより
きれいなエンジンであることを表わす。
この試験で用いた基油は、イソブテニルスクシンイミド
の50%油中濃厚液1.63%、イソブテニルビス−ス
クシンイミドの50%油中濃厚液1%、スルホン酸カル
シウム9ミリモル/に9、過塩基性スルホン酸カルシウ
ム10ミリモル/Kg、硫化カルシウムフェネート10
ミリモル/ にg、ジアルキルジチオ燐酸亜鉛8.25
ミリモル/Kg及び硫酸化ポリグリコール0.05%を
含有するCIT−CQN  35ON基油である。
この試験の結果を第■表に示す。
第■表 ベース配合物干 実施例1(a)の 実施例12 実施例1のモノアルキルカテ」−ルを1重量%含有する
配合油を調製し、シーケンス■Dテスト法(ASTM・
スペシャル・テクニカル・パブリケーシ]ン315Hに
よる)で試験した。
各試験において、配合ベース油、及びトリエチレンテ1
゛・ラミンのポリイソブテニルスクシンイミド3.5%
、過塩基性ヒドロカルビルスルホン酸マグネシウム30
ミリモル/に3、過塩基性硫化アルキルフェノール20
ミリモル/に9、ジ(2−エチルヘキシル)ジチオ燐酸
亜鉛18ミリモル/に’J及びポリメタクリレートピー
スの粘度指数向上剤5.5%を含有するRPM10w3
0で比較をした。
シーケンスllIDテスト この試験の目的は油の酸化率と内燃機関のバルブ・トレ
ーン(valve train )内のカムとりフタ−
の摩耗に対する相対的に高温(試験中の曲内部温度約1
49℃)における添加剤の効果を定量することである。
この試験において、オールズモービル (Oldsmobile) 350 CI Dエンジン
を次の条件下で稼動させた: 3、OOORPM/最高稼動時間64時間及び荷重10
0ボンドで稼動; 空気/燃料比” =16.5/1、G誘導参照燃料(加
鉛)を使用; タイミング−31°BTDC; 油温度=300下; 冷川水温度(人)=235下−(出)245下;す1気
に対する背圧の水==30”; ジ■ケットの冷却水の流速=60ガロン/分;ロッカー
・カバーの冷却水の流速=3ガロン/分; 湿度はH2O80グレンに保たれなければならない; 入口温度に等しくコントロールされた空気温度+;t、
 8 o下に等しい; 100下でブリーザ−熱交換器をブローパイ(blow
bV)。
添加剤の有効さはカムシャフト及びリフターの摩耗と粘
11増加率(%)に関して64時間後に測定する。結果
を次の第■表に示す。
第■表 シーケンスmoテスト 64時間における粘度 合物      増加率、% ベース        測定するには粘稠であり過ぎる ベース+実施例 1(8)に従って 合成した化合物       250 1% 実施例13 本発明アルキルカテコールを潤滑油組成物に添加するこ
とによって得られる境界摩擦の低下を証明する試験を行
った。
試験は、摩擦を測定する卓上試験器に摩擦改良剤を含有
する配合油を添加することによって行った。参照面、M
PG−1、はスクシンイミド3.5%、過mW性フェネ
ート20ミリモル、スルホン酸マグネシウム30ミリモ
ル、ジチオ燐酸亜鉛18ミリモル及びVt向上剤8%を
配合した10w30油であった。この配合物に摩擦改良
剤を25ミリモル/100gの濃度で加えた。第■表に
それぞれ1種の摩擦改良剤を含有する数種の配合物を示
す。
摩擦中上試験器はA247鋳造鉄ジスクの上に載ってい
る鋳造鉄の゛小球(bullet) ”から成っている
。この組立体を試験部が加えられるキャップ内に収める
試運転を100 ram及び低荷重での10分間の稼動
に関して開始した。*mデーターを温度100℃、15
0℃及び300℃、速度0.8ppm及び荷重I Kg
において記録した。全ての試験を2回行った。結果を第
■表に示す。
上記第1V表において、温度値の下にある数字は指定温
度における油の摩擦係数である一数字の小さい方が優れ
た結果であることを示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルキル置換基がC_1_4、C_1_5、C_
    1_6、C_1_7及びC_1_8アルキル基のうちの
    少なくとも3種のアルキル基の混合物で、そのアルキル
    基は線状α−オレフィンから誘導されたものであり、そ
    してC_1_8アルキル基含量が20%以下であるモノ
    アルキルカテコールから成ることを特徴とする通常液体
    のアルキルカテコール。
  2. (2)アルキル置換基がC_1_4、C_1_6及びC
    _1_8アルキル基の混合物である特許請求の範囲第(
    1)項記載の通常液体のモノアルキルカテコール。
  3. (3)アルキル置換基がC_1_4、C_1_5、C_
    1_6、C_1_7及びC_1_8アルキル基の混合物
    である特許請求の範囲第(1)項記載の通常液体モノア
    ルキルカテコール。
  4. (4)潤滑性粘度を持つ油、及びアルキル置換基がC_
    1_4、C_1_5、C_1_6、C_1_7及びC_
    1_8アルキル基のうちの少なくとも3種のアルキル基
    の混合物で、そのアルキル基は線状α−オレフィンから
    誘導されたものであり、そしてC_1_8アルキル基含
    量が20%以下であるモノアルキルカテコールから成る
    通常液体のアルキルカテコール約0.5重量%〜5重量
    %から成ることを特徴とする潤滑油組成物。
  5. (5)組成物がさらに、 (a)アルケニルスクシンイミド若しくはアルケニルス
    クシネート又は両者の混合物約1重量%〜20重量%、 (b)ジヒドロカルビルジチオ燐酸の第II族金属塩約0
    .1重量%〜4重量%、 (c)中性又は過塩基性のアルカリ又はアルカリ土類金
    属ヒドロカルビルスルホネート又はその混合物約0.3
    重量%〜10重量%、及び (d)中性又は過塩基性のアルカリ又はアルカリ土類金
    属アルキル化フエネート又はその混合物約0.2重量%
    〜27重量% を含有している特許請求の範囲第(4)項記載の潤滑油
    組成物。
  6. (6)潤滑性粘度を持つ油、及びアルキル置換基がC_
    1_4、C_1_5、C_1_6、C_1_7及びC_
    1_8アルキル基のうち少なくとも3種のアルキル基の
    混合物で、そのアルキル基は線状α−オレフィンから誘
    導されたものであり、そしてC_1_8アルキル基含量
    が20%以下であるモノアルキルカテコールから成る通
    常液体のアルキルカテコール約0.5重量%〜5重量%
    から成る潤滑油組成物により可動表面を処理することを
    特徴とする内燃機関の燃料消費を低減させる方法。
  7. (7)潤滑性粘度を持つ油;アルキル置換基がC_1_
    4、C_1_5、C_1_6、C_1_7及びC_1_
    8アルキル基のうち少なくとも3種のアルキル基の混合
    物で、そのアルキル基は線状α−オレフィンから誘導さ
    れたものであり、そしてC_1_8アルキル基含量が2
    0%以下であるモノアルキルカテコールから成る通常液
    体のアルキルカテコール約0.5重量%〜5重量%;ア
    ルケニルスクシンイミド若しくはアルケニルスクシネー
    ト又は両者の混合物約1重量%〜20重量%;ジヒドロ
    カルビルジチオ燐酸の第II族金属塩約0.1重量%〜4
    重量%;中性又は過塩基性のアルカリ又はアルカリ土類
    金属ヒドロカルビルスルホネート又はその混合物約0.
    3重量%〜10重量%;及び中性又は過塩基性のアルカ
    リ又はアルカリ土類金属アルキル化フエネート又はその
    混合物約0.2重量%〜27重量%から成る潤滑油組成
    物により可動表面を処理することを特徴とする内燃機関
    の燃料消費を低減させる方法。
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