JPS6163478A - 光記録素子 - Google Patents
光記録素子Info
- Publication number
- JPS6163478A JPS6163478A JP59185301A JP18530184A JPS6163478A JP S6163478 A JPS6163478 A JP S6163478A JP 59185301 A JP59185301 A JP 59185301A JP 18530184 A JP18530184 A JP 18530184A JP S6163478 A JPS6163478 A JP S6163478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- film
- light
- monomolecular
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/46—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography characterised by the light-to-heat converting means; characterised by the heat or radiation filtering or absorbing means or layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は有機材料を利用した光記j2素子に関し、特に
高度に分子配向された有機薄膜を利用した高信頼・高密
度記録の可佳な光記録素子に関するものである。
高度に分子配向された有機薄膜を利用した高信頼・高密
度記録の可佳な光記録素子に関するものである。
[従来の技術]
最近、オフィス・オートメーション(OA)の中心的配
備(憶)素子として光ディスクが脚光を集めている。そ
の理由は光ディスク一枚で、大量の文書1文献などを記
録(又は記憶)できるからであり、したがって該光ディ
スクを用いる情報記憶装置を導入するとオフィスにおけ
る文書1文献の整理、管理に一大変革をもたらすものと
期待されている。又、該光デイスク用記録材料としては
安価性、製作容易性、高密度記録性等の特徴を有する4
1機材料が注目されている。
備(憶)素子として光ディスクが脚光を集めている。そ
の理由は光ディスク一枚で、大量の文書1文献などを記
録(又は記憶)できるからであり、したがって該光ディ
スクを用いる情報記憶装置を導入するとオフィスにおけ
る文書1文献の整理、管理に一大変革をもたらすものと
期待されている。又、該光デイスク用記録材料としては
安価性、製作容易性、高密度記録性等の特徴を有する4
1機材料が注目されている。
この様な有機記録材を用いる従来技術の中で。
特に発色剤と助色剤の接触による発色反応を利用する二
成分系の光記録素子が報告されている(日経産業新聞
昭和58年10JI 18[1)。
成分系の光記録素子が報告されている(日経産業新聞
昭和58年10JI 18[1)。
従・Kの該光記録素子の1例を図面に基づいて説明する
と、第2図(a)に示す様に発色剤層7と助色剤層5と
が光吸収層Bによって隔てられて基板l]二に積層され
た構成からなるものである。
と、第2図(a)に示す様に発色剤層7と助色剤層5と
が光吸収層Bによって隔てられて基板l]二に積層され
た構成からなるものである。
発色剤(ロイコ体)及び助色剤は各々単独で存在すると
きは無色又は淡色である。
きは無色又は淡色である。
該記録素子に記録を行うときは、第2図(b)に示す様
に光吸収層6の所望の位置にレーザ光8を照射すると、
光吸収層のレーザ光を照射された部分はレーザ光を吸収
して溶融し破れて小さな穴があく。
に光吸収層6の所望の位置にレーザ光8を照射すると、
光吸収層のレーザ光を照射された部分はレーザ光を吸収
して溶融し破れて小さな穴があく。
その結果、第2図(C)に小才様に光吸収層6によって
隔てられていた発色剤と助色剤がこの小さな穴を通じて
混ざり合い発色する。情報はこの発色点9の形で記録な
いし記憶され、読み出しは別の光源で該記録素子上を走
査し発色点による反射率、透過率等の変化を検出するこ
とにより行われる。
隔てられていた発色剤と助色剤がこの小さな穴を通じて
混ざり合い発色する。情報はこの発色点9の形で記録な
いし記憶され、読み出しは別の光源で該記録素子上を走
査し発色点による反射率、透過率等の変化を検出するこ
とにより行われる。
[発明が解決しようとする問題点]
上記の光記Q素子に於いて、記録の高密度化を図るため
には光吸収層6が極力薄く、4L坦で、かつ膜厚のむら
のないものが望ましい、しかしながら、従来の光記録素
子において、光吸収層は例えば真空蒸着法又は回転塗布
法などによって基板上に被1!2されているため、厚さ
を200〜500八以下に薄くシようとすればピンホー
ルが多発しやすく、このピンホールの箇所で発色剤と助
色剤の2成分が接触して発色するため、信頼性に欠ける
欠点があった。そのト、前記の従来の被膜方法で形成さ
れる各層の膜内の分子分布配向がランダムであるため、
光照射に伴って膜内で光散乱が生じ。
には光吸収層6が極力薄く、4L坦で、かつ膜厚のむら
のないものが望ましい、しかしながら、従来の光記録素
子において、光吸収層は例えば真空蒸着法又は回転塗布
法などによって基板上に被1!2されているため、厚さ
を200〜500八以下に薄くシようとすればピンホー
ルが多発しやすく、このピンホールの箇所で発色剤と助
色剤の2成分が接触して発色するため、信頼性に欠ける
欠点があった。そのト、前記の従来の被膜方法で形成さ
れる各層の膜内の分子分布配向がランダムであるため、
光照射に伴って膜内で光散乱が生じ。
微視的にみた場合、各光照射の度に生ずる化学反応の度
合が異なってくる。さらに、上述の被膜方法では光ディ
スクの基板を大面積化すると、膜厚のむらが生じ、記録
品質のむらが発生する等の欠点があった。
合が異なってくる。さらに、上述の被膜方法では光ディ
スクの基板を大面積化すると、膜厚のむらが生じ、記録
品質のむらが発生する等の欠点があった。
したがって、光記録素子としては、膜内の分子分布・配
向が一様で、ピンホールも膜厚のむらもないことが望ま
しく、またできる限り膜厚が薄いことが、記録の高密度
化、高信頼化のために要望される0本発明はかかる要望
に鑑みてなされたもので、本発明の目的は高信頼・高密
度記録が可能な光記録素子を提供することにある0本発
明の別の目的は製作容易で安価な光記録素子を提供する
ことにある0本発明のさらに別の目的は大面積の光記録
素子を提供することにある。
向が一様で、ピンホールも膜厚のむらもないことが望ま
しく、またできる限り膜厚が薄いことが、記録の高密度
化、高信頼化のために要望される0本発明はかかる要望
に鑑みてなされたもので、本発明の目的は高信頼・高密
度記録が可能な光記録素子を提供することにある0本発
明の別の目的は製作容易で安価な光記録素子を提供する
ことにある0本発明のさらに別の目的は大面積の光記録
素子を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]及び[作用]即ち、本
発明は通常無色ないし淡色の発色性化合物からなるA層
と、前記発色性化合物と接触して発色せしめる助色性化
合物からなるB層と、A層とB層との間に介在する光吸
収層とからなり、力1つ (イ)前記Beは助色性化合物の単分子膜又はその累積
膜からなる層、 (ロ)前記光吸収層は光吸収性物質の単分子膜又はその
累積膜からなる層、 から構゛成されることを特徴とする光記録素子である。
発明は通常無色ないし淡色の発色性化合物からなるA層
と、前記発色性化合物と接触して発色せしめる助色性化
合物からなるB層と、A層とB層との間に介在する光吸
収層とからなり、力1つ (イ)前記Beは助色性化合物の単分子膜又はその累積
膜からなる層、 (ロ)前記光吸収層は光吸収性物質の単分子膜又はその
累積膜からなる層、 から構゛成されることを特徴とする光記録素子である。
以下、本発明を、i″T、11Hに説明する。
本発明に係わる光記録素子は通常無色ないし淡色の発色
性化合物からなるA層と、1)り記発色性化合物と接触
して発色せしめる助色性化合物からなるB層との間に、
光吸収層を介在せしめた構成からなるものであり、該A
層及びB層には互に接触、混合することにより発色する
物質を組合せて用いることが基本的に要請される。この
様な関係にあるA層の通常無色ないし淡色の発色性化合
物及びB層の前記発色性化合物と接触して発色せしめる
肋色性化合物の具体例を示すと (イ) 酸性物質(B層)と該酸性物質に接触するこ
とによって発色する染料のロイコ体(色素前駆体)(A
層) (ロ)酸化剤(B層)と該酸化剤に接触することによっ
て発色する染料のロイコ体(A層)(ハ)還元剤(B層
)と該還元剤に接触することによって発色する染料のロ
イコ体(A層)(ニ)還元剤(B層)とステアリン酸第
2鉄のように還元されると発色する酸化剤(A層)(ホ
)酸化剤(B層)と没食子酸のように酸化されると発色
する還元剤(A層) ′、9が榮げられる。
性化合物からなるA層と、1)り記発色性化合物と接触
して発色せしめる助色性化合物からなるB層との間に、
光吸収層を介在せしめた構成からなるものであり、該A
層及びB層には互に接触、混合することにより発色する
物質を組合せて用いることが基本的に要請される。この
様な関係にあるA層の通常無色ないし淡色の発色性化合
物及びB層の前記発色性化合物と接触して発色せしめる
肋色性化合物の具体例を示すと (イ) 酸性物質(B層)と該酸性物質に接触するこ
とによって発色する染料のロイコ体(色素前駆体)(A
層) (ロ)酸化剤(B層)と該酸化剤に接触することによっ
て発色する染料のロイコ体(A層)(ハ)還元剤(B層
)と該還元剤に接触することによって発色する染料のロ
イコ体(A層)(ニ)還元剤(B層)とステアリン酸第
2鉄のように還元されると発色する酸化剤(A層)(ホ
)酸化剤(B層)と没食子酸のように酸化されると発色
する還元剤(A層) ′、9が榮げられる。
1ij記(イ)の場合をさらに詳しく例示すれば。
染料のロイコ体と接触して反応し発色せしめるB層の酸
性物質としては、ベンゼンスルホン酸等の芳香族スルホ
ン酸化合物、安息香酸等の芳香族カルポン酸類、バルミ
チン/’t1jCCI58!I C00H)、ステアリ
ン酎(C+7 Hff5 C0QH)、アラキシン酸(
C+?HgyGOOR)等の高級脂肪酸カルボン醜類、
p−t−ブチルフェノール、α−ナフトール、β−ナ
フトール、フェノールフタレイン、ビスフェノールA、
4−ヒドロキシジフェノキシド、4−ヒドロキシアセ
トフェノン笠のフェノール性化合物等が挙げられる。
性物質としては、ベンゼンスルホン酸等の芳香族スルホ
ン酸化合物、安息香酸等の芳香族カルポン酸類、バルミ
チン/’t1jCCI58!I C00H)、ステアリ
ン酎(C+7 Hff5 C0QH)、アラキシン酸(
C+?HgyGOOR)等の高級脂肪酸カルボン醜類、
p−t−ブチルフェノール、α−ナフトール、β−ナ
フトール、フェノールフタレイン、ビスフェノールA、
4−ヒドロキシジフェノキシド、4−ヒドロキシアセ
トフェノン笠のフェノール性化合物等が挙げられる。
次に、前記酸性物質と接触して反応するA層の染料のロ
イコ体としては例えば、トリフェニルメタン系、フルオ
ラン系、フェノチアジン系、オーラミン系、スピロピラ
ン系等があり、それ等に含まれる具体的な化合物の詳細
を提示すると第1表の通りである。
イコ体としては例えば、トリフェニルメタン系、フルオ
ラン系、フェノチアジン系、オーラミン系、スピロピラ
ン系等があり、それ等に含まれる具体的な化合物の詳細
を提示すると第1表の通りである。
未発明においてB層は単分子膜又はその累積膜からなる
層から形成されるために、前記の助色性化合物は分子内
の適当な部位に親木基、疎水基又はその両方の基を導入
した誘導体を用いる必要がある。
層から形成されるために、前記の助色性化合物は分子内
の適当な部位に親木基、疎水基又はその両方の基を導入
した誘導体を用いる必要がある。
疎水基及び親木基には一般に使用されるものであれば如
何なるものでも用いることができるが、特に好ましくは
疎水基としては炭素原子数5〜3゜の長鎖アルキル基、
親木基としてはカルボキシル基及びその金属塩(例えば
カドミウム塩)が望ましい。
何なるものでも用いることができるが、特に好ましくは
疎水基としては炭素原子数5〜3゜の長鎖アルキル基、
親木基としてはカルボキシル基及びその金属塩(例えば
カドミウム塩)が望ましい。
他方A層は従来の被膜方法により形成される膜であれば
如何なる膜でもよく、それ等の中で例えば蒸着膜、塗布
膜、浸漬膜:ラミネート等の堆積膜からなる層が好まし
い。
如何なる膜でもよく、それ等の中で例えば蒸着膜、塗布
膜、浸漬膜:ラミネート等の堆積膜からなる層が好まし
い。
なお、A層及びB層の膜厚は200人から10用の範囲
が望ましく、好適には1.OQO八からlルの範囲であ
る。
が望ましく、好適には1.OQO八からlルの範囲であ
る。
次に、本発明における光吸収層の形成に用いられる光吸
収性物質としては赤外線を吸収して溶融1−ろ溶融性光
吸収色素、又は赤外線を吸収して昇華する昇華性光吸収
色素が好適である。
収性物質としては赤外線を吸収して溶融1−ろ溶融性光
吸収色素、又は赤外線を吸収して昇華する昇華性光吸収
色素が好適である。
該かる光吸収色素の一例をあげれば、銅フタロンアニン
、バナジウムフタロシアニン等の金属フタロシアニン、
含金属アゾ染料、酸性アゾ染料、フルオレスセイン等の
キサンチン系色素等がある。
、バナジウムフタロシアニン等の金属フタロシアニン、
含金属アゾ染料、酸性アゾ染料、フルオレスセイン等の
キサンチン系色素等がある。
該光吸収層は単分子膜又はその累積膜からなる層から形
成されるために、前記の光吸収性物質は分子内の適当な
部位に親木基、疎水基又はその両方の基を導入した誘導
体を用いる必要がある。
成されるために、前記の光吸収性物質は分子内の適当な
部位に親木基、疎水基又はその両方の基を導入した誘導
体を用いる必要がある。
疎水基及び親木基には一般に使用されるものであれば如
何なるものでも用いることができるが、特に好ましくは
疎水基としては炭素原子数5〜3゜の[)アルキル基、
親水基としてはカルボキシル基及びその金属塩(例えば
カドミウム塩)が望ましい。
何なるものでも用いることができるが、特に好ましくは
疎水基としては炭素原子数5〜3゜の[)アルキル基、
親水基としてはカルボキシル基及びその金属塩(例えば
カドミウム塩)が望ましい。
なお光吸収層の膜厚は30Aから1,000 Aの範囲
がt(7ましく、好適には50Aから200 Aの範囲
である。
がt(7ましく、好適には50Aから200 Aの範囲
である。
また、本発明において基板に使用される材料としては、
シリコン等の半導体材料、アルミ等の金属材料、好適に
は強化ガラス、更に好適にはアクリル(PMMA) 、
ポリカーボネート(pc) 、ポリプロピレン、ポリ塩
化ヒニール(pvc ) 、ポリスチレン等のプラスチ
ック材料、セラミンク材料が好ましい。
シリコン等の半導体材料、アルミ等の金属材料、好適に
は強化ガラス、更に好適にはアクリル(PMMA) 、
ポリカーボネート(pc) 、ポリプロピレン、ポリ塩
化ヒニール(pvc ) 、ポリスチレン等のプラスチ
ック材料、セラミンク材料が好ましい。
本発明に係わる光記録素子は、B層は助色性化合物の単
分子膜又はその累積膜からなる層及び光吸収層は光吸収
性物質の単分子膜又はその累積膜からなる層から構成さ
れることを1つの特徴とするものである。
分子膜又はその累積膜からなる層及び光吸収層は光吸収
性物質の単分子膜又はその累積膜からなる層から構成さ
れることを1つの特徴とするものである。
かかる分子の高秩序性及び高配向性を有する単分子膜又
はその累積膜を作成する方法としては。
はその累積膜を作成する方法としては。
例えば1.Langmuirらの開発したラングミュア
・ブロジェット法(LB法)を用いる。ラングミュア・
プロジェフト法は、例えば分子内に親木基と疎水基を有
する構造の分子において、両者のバランス(両親媒性の
バランス)が適度に保たれているとき、分子は水面上で
親木基を下に向けて単分子の層になることを利用して単
分子膜または単分子の累積膜を作成する方法である。水
面上の単分子層は一次元系の特徴をもつ0分子がまばら
に散開しているときは、一分子当り面積Aと表面圧■と
の間に二次元理想気体の式。
・ブロジェット法(LB法)を用いる。ラングミュア・
プロジェフト法は、例えば分子内に親木基と疎水基を有
する構造の分子において、両者のバランス(両親媒性の
バランス)が適度に保たれているとき、分子は水面上で
親木基を下に向けて単分子の層になることを利用して単
分子膜または単分子の累積膜を作成する方法である。水
面上の単分子層は一次元系の特徴をもつ0分子がまばら
に散開しているときは、一分子当り面積Aと表面圧■と
の間に二次元理想気体の式。
nA= kT
が成り立ち、“気体膜”となる、ここに、kはポルツプ
ン定数、Tは絶対温度である。Aを十分小さくすれば分
子間相互作用が強まり二次元固体の°“凝1iiIIり
(または固体膜)”になる、凝縮膜はプラスチック基板
、ガラス基板などの種々の材質や形状を有する10体の
表面へ一層ずつ移すことができる。
ン定数、Tは絶対温度である。Aを十分小さくすれば分
子間相互作用が強まり二次元固体の°“凝1iiIIり
(または固体膜)”になる、凝縮膜はプラスチック基板
、ガラス基板などの種々の材質や形状を有する10体の
表面へ一層ずつ移すことができる。
次に本発明に使用する。肋色性化合物又は光吸収性物質
である親木蒸、疎水基全併有する有機分子の中分子膜又
はその累積膜を形成する方法についでさらに詳述する。
である親木蒸、疎水基全併有する有機分子の中分子膜又
はその累積膜を形成する方法についでさらに詳述する。
まず該有機分子をベンゼン、クロロホルム等の揮発性溶
剤に溶解し、シリンダ等でこれを第3図に概略した単分
子累積膜形成装置の水槽lo内の水、il 11.1−
に展開させる。
剤に溶解し、シリンダ等でこれを第3図に概略した単分
子累積膜形成装置の水槽lo内の水、il 11.1−
に展開させる。
該有機分子は、溶剤の揮発に伴って、親木基12を水相
に向け、疎水基13を気相に向けた状態で水相11上に
展開する。
に向け、疎水基13を気相に向けた状態で水相11上に
展開する。
次にこの析出物(有機分子)が水、?(1111上を自
由に拡散して広がりすぎないように仕切板(または浮子
)14を設けて展開面積を制限して膜物質の集合状態を
制御し、その集合状態に比例した表面圧■を得る。この
仕切板14を動かし、展開面積を縮少して膜物質の集合
状態をrv制御し1表(ni圧を徐々に一ヒ昇させ、累
積膜の製造に適する表面圧■・を設定することができる
。この表面圧を維持しながら静かに清浄な基板14を昨
直に一ヒ下させることにより単分子膜1Bが基板上に移
しとられる。単分子膜1Bは以上で製造されるが、単分
子層累積s17は前記の操作を繰り返すことにより所望
の累積数の単分子層累積膜が形成される。
由に拡散して広がりすぎないように仕切板(または浮子
)14を設けて展開面積を制限して膜物質の集合状態を
制御し、その集合状態に比例した表面圧■を得る。この
仕切板14を動かし、展開面積を縮少して膜物質の集合
状態をrv制御し1表(ni圧を徐々に一ヒ昇させ、累
積膜の製造に適する表面圧■・を設定することができる
。この表面圧を維持しながら静かに清浄な基板14を昨
直に一ヒ下させることにより単分子膜1Bが基板上に移
しとられる。単分子膜1Bは以上で製造されるが、単分
子層累積s17は前記の操作を繰り返すことにより所望
の累積数の単分子層累積膜が形成される。
例えば表面が親木性である基板15を水面を横切る方向
に水中から引き上げると該有機分子の親木基が基板15
側に向いた単分子層1・6が基板15上に形成される。
に水中から引き上げると該有機分子の親木基が基板15
側に向いた単分子層1・6が基板15上に形成される。
前述のように基板15を上下させると、昌に稈ごとに1
枚ずつ単分子層I8が積み重なっていく。1表膜分子の
向きが引上げ工程と浸せき工程で逆になるので、この方
法によると各層間は有機分子−の親木基と親木基、有機
分子の疎水基と疎水基が向かい合ういわゆるY型膜が形
成される(第4図(1))。
枚ずつ単分子層I8が積み重なっていく。1表膜分子の
向きが引上げ工程と浸せき工程で逆になるので、この方
法によると各層間は有機分子−の親木基と親木基、有機
分子の疎水基と疎水基が向かい合ういわゆるY型膜が形
成される(第4図(1))。
Y型膜は有機分子−の親水基同志、疎水基同志が向い合
っているので強固である。
っているので強固である。
それに対し、基板15を水中に引き下げるときにのみ、
基板面に該有機分子を移し取る方法もある。
基板面に該有機分子を移し取る方法もある。
この方法では、累積しても、成膜分子の向きの交代はな
く全ての層において、疎水基が基板15側に向いたX型
膜が形成される(第4図(b) ) 、反対に全ての層
において親木基が基板15側に向いた累積膜はX型膜と
呼ばれる(第4図(C) ) 。
く全ての層において、疎水基が基板15側に向いたX型
膜が形成される(第4図(b) ) 、反対に全ての層
において親木基が基板15側に向いた累積膜はX型膜と
呼ばれる(第4図(C) ) 。
X型膜は基板15を水中から引上げるときにのみ、ノ、
(板面に有機分子を移し取ることによって得られる。
(板面に有機分子を移し取ることによって得られる。
叙[−の方法によって基板上に形成される単分子膜及び
単分子層累積膜は高密度でしかも高度の秩序性・配向性
を有しており、これらの膜で記録層を構成することによ
って、光熱的記録の可能な高密度で高解像度の記録機能
を有する記録素子を得ることができる。また、これら成
膜方法はその原理からも分る通り、非常に簡単な方法で
あり、上記のような優れた記録機能を有する記録素子を
低コストで提供することができる。
単分子層累積膜は高密度でしかも高度の秩序性・配向性
を有しており、これらの膜で記録層を構成することによ
って、光熱的記録の可能な高密度で高解像度の記録機能
を有する記録素子を得ることができる。また、これら成
膜方法はその原理からも分る通り、非常に簡単な方法で
あり、上記のような優れた記録機能を有する記録素子を
低コストで提供することができる。
以上述べた、本発明における単分子膜または単分子累積
膜を形成する基板は特に限定されないが、基板表面に界
面活性物質が付着していると。
膜を形成する基板は特に限定されないが、基板表面に界
面活性物質が付着していると。
単分子層を水面から移しとる時に、単分子膜が乱れ良好
な単分子膜または単分子層累積膜ができないので基板表
面が清浄なものを使用する必要がある。
な単分子膜または単分子層累積膜ができないので基板表
面が清浄なものを使用する必要がある。
基板上の単分子膜または単分子層累積膜は、十分に強く
固定されており基板からの剥離、剥落を生じることはほ
とんどないが、付着力を強化する目的で基板と単分子膜
または単分子層累積膜の間に接着層を設けることもでき
る。さらに単分子層形成条件例えば水相の水素イオン濃
度、イオン種、水温、担体上げ下げ速度あるいは表面圧
の選IJI!等によって付着力を強化することもできる
。
固定されており基板からの剥離、剥落を生じることはほ
とんどないが、付着力を強化する目的で基板と単分子膜
または単分子層累積膜の間に接着層を設けることもでき
る。さらに単分子層形成条件例えば水相の水素イオン濃
度、イオン種、水温、担体上げ下げ速度あるいは表面圧
の選IJI!等によって付着力を強化することもできる
。
次に、A層の堆積膜の形成方法は前記発色性化合物にバ
インダーと水を添加した水混和物を、ボールミル等を用
いて粉砕混合した後、基板等の−にに従来の通常の方法
で塗着して行う。
インダーと水を添加した水混和物を、ボールミル等を用
いて粉砕混合した後、基板等の−にに従来の通常の方法
で塗着して行う。
本発明に用いられる前記バインダーとしてはゼラチン、
でんぷんのごとき天然高分子物、硝酸繊M 、K、カル
ボキシメチルセルローズのごとき繊維、に誘導体、塩化
ゴム、環化ゴムのごとき天然ゴムi+fffj物などの
半合成高分子物、ポリイソブチレン、ポリスチロール、
テルペン樹脂、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリメタアクリル酎エステル、ポリアクリルニトリ
ル、ポリアクリルアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアセタール樹
脂、ポリ1!1化ビニル、ポリビニルピリジン、ポリビ
ニルカルバゾール、ポリブタジェン、ポリスチレン−ブ
タジェン、ブチルゴム、ポリオキシメチレン、ポリエチ
レンイミン、ポリエチレンイミンハイドロクロライド、
ポリ(2−アクリルオキシエチルジメチルスルホニウム
クロライド)などのごとき重合型合成高分子、フェノー
ル樹脂、アミノ樹脂、トルエン樹脂、アルキッド樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、アリル樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリアマイド樹脂、ポリエーテル樹脂、珪素樹脂、
フラン樹脂、チオコールゴムなどのごとき縮合重合型合
成高分子、ポリウレタン、ポリ尿素、エポキシ樹脂など
のごとき付加重合型樹脂が挙げられる。
でんぷんのごとき天然高分子物、硝酸繊M 、K、カル
ボキシメチルセルローズのごとき繊維、に誘導体、塩化
ゴム、環化ゴムのごとき天然ゴムi+fffj物などの
半合成高分子物、ポリイソブチレン、ポリスチロール、
テルペン樹脂、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリメタアクリル酎エステル、ポリアクリルニトリ
ル、ポリアクリルアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアセタール樹
脂、ポリ1!1化ビニル、ポリビニルピリジン、ポリビ
ニルカルバゾール、ポリブタジェン、ポリスチレン−ブ
タジェン、ブチルゴム、ポリオキシメチレン、ポリエチ
レンイミン、ポリエチレンイミンハイドロクロライド、
ポリ(2−アクリルオキシエチルジメチルスルホニウム
クロライド)などのごとき重合型合成高分子、フェノー
ル樹脂、アミノ樹脂、トルエン樹脂、アルキッド樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂、アリル樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリアマイド樹脂、ポリエーテル樹脂、珪素樹脂、
フラン樹脂、チオコールゴムなどのごとき縮合重合型合
成高分子、ポリウレタン、ポリ尿素、エポキシ樹脂など
のごとき付加重合型樹脂が挙げられる。
以上に説明した方法で製造される本発明に係わる光記録
素子の構成の1例を示すと、第1図に示す通り1発色性
化合物からなるA層2.前色性化合物からなるB54及
びA層と85の間に介在する光吸収性物質からなる光吸
収層3からなり、8層4及び光吸収層3は単分子膜又は
その累積膜、A層2は堆a膜からなる積層体で、8層4
を基板1上に支持し、基板/B層/光吸収層/A層の順
に積層してなるものである。
素子の構成の1例を示すと、第1図に示す通り1発色性
化合物からなるA層2.前色性化合物からなるB54及
びA層と85の間に介在する光吸収性物質からなる光吸
収層3からなり、8層4及び光吸収層3は単分子膜又は
その累積膜、A層2は堆a膜からなる積層体で、8層4
を基板1上に支持し、基板/B層/光吸収層/A層の順
に積層してなるものである。
さらに、他の例として前記積層体のA層を基板」、に支
持し、基板/A層/光吸収層/B層の順にJji層して
もよく、又前記積層体を2段以上積重ねて最下層のA層
又はB層を基板上に支持してもよい。
持し、基板/A層/光吸収層/B層の順にJji層して
もよく、又前記積層体を2段以上積重ねて最下層のA層
又はB層を基板上に支持してもよい。
本発明に係わる光記録素子はA層とB層とを光吸収層に
よって隔離して構成されているので、赤外線照射によっ
て光吸収層を溶融ないし昇華せしめて所望の位置に孔を
あけることにより、A層の発色性化合物とB層の前色性
化合物が接触して発色反応が進行し、該位置に発色点を
形成し情報を記録することができる。
よって隔離して構成されているので、赤外線照射によっ
て光吸収層を溶融ないし昇華せしめて所望の位置に孔を
あけることにより、A層の発色性化合物とB層の前色性
化合物が接触して発色反応が進行し、該位置に発色点を
形成し情報を記録することができる。
したがって本発明に係る光記録素子は主として光ディス
クとして使用することができる。該光ディスクから、情
報を書き込んだり或いは読取ったりするための光ピツク
アップの光学系を有する情報記憶装置の1例を第5図に
示す。
クとして使用することができる。該光ディスクから、情
報を書き込んだり或いは読取ったりするための光ピツク
アップの光学系を有する情報記憶装置の1例を第5図に
示す。
該情報記憶装置は、制御回路27と光ピツクアップ光学
系からなる書き込み手段と、本発明に係わる光記録素子
と、出力回路28と光ピツクアップ光学系かうなる読取
り手段とによって構成される。
系からなる書き込み手段と、本発明に係わる光記録素子
と、出力回路28と光ピツクアップ光学系かうなる読取
り手段とによって構成される。
書き込みは次のようにして行う、制御回路27はr・導
体レーザ26の発振を制御する。従って、入力情報は制
御回路27及び半導体レーザ26によって光信号に変換
される。光信号29は第5図に示す光ピツクアップ光学
系を通って同期回転している光ディスク18の記録層上
に結像され、上述の発色メカニズムにより発色記録され
る。
体レーザ26の発振を制御する。従って、入力情報は制
御回路27及び半導体レーザ26によって光信号に変換
される。光信号29は第5図に示す光ピツクアップ光学
系を通って同期回転している光ディスク18の記録層上
に結像され、上述の発色メカニズムにより発色記録され
る。
読取りは次のようにして行う、半導体レーザ2Bから発
する低出力の連続発振光を読取り光として使う、低出力
であるから、読取り中に発色記録が行われることはない
からである。または他の可視光用光源を読取り用光源と
して用いてもよい。
する低出力の連続発振光を読取り光として使う、低出力
であるから、読取り中に発色記録が行われることはない
からである。または他の可視光用光源を読取り用光源と
して用いてもよい。
該読取り用光線は光ディスク18の基板表面に結像し反
射されるが、反射率は発色点とそうでない箇所とで異な
るから、この反射光を光ピツクアップ光学系を通してフ
ォトダイオード25の受光面にあてることにより電気信
号に変換し、 11f生読み出しを行う。
射されるが、反射率は発色点とそうでない箇所とで異な
るから、この反射光を光ピツクアップ光学系を通してフ
ォトダイオード25の受光面にあてることにより電気信
号に変換し、 11f生読み出しを行う。
該かる再生信号のコントラストを上げ、画質等の向トを
図るためには、光記録素子の基板上にアルミ等の金属反
射層を付設することが好ましい。
図るためには、光記録素子の基板上にアルミ等の金属反
射層を付設することが好ましい。
金属反射層の膜厚は1,000 A〜2.000 Aが
好適である。その他必要に応じて誘電体ミラーでもよい
。
好適である。その他必要に応じて誘電体ミラーでもよい
。
更に、A層、B層、光吸収層等を保護するために最外層
の表面に保Wi層を設けてもよい、そのような保護層用
材料としてはS+Oz等の誘電体、プラスチック樹脂、
他の重合性り8膜等が好適である。
の表面に保Wi層を設けてもよい、そのような保護層用
材料としてはS+Oz等の誘電体、プラスチック樹脂、
他の重合性り8膜等が好適である。
[実施例]
以ド、実施例を示し、本発明をさらに具体的に説明する
。尚、下記において特に記述のない限り「部」は「重量
部」を、「%」は「重量%」を表わすものとする。
。尚、下記において特に記述のない限り「部」は「重量
部」を、「%」は「重量%」を表わすものとする。
合成例1(光吸収性物質の合成例)
バナジウムフタロシアニン5− の合
尿素10部と10〜15%りん酸水溶液1部を混合溶解
した後、さらに無水フタル酸2部、vOC見。
した後、さらに無水フタル酸2部、vOC見。
(へナジル塩) 10部及び
式(【)
で表わされる無水フタル酸の誘導体8部を加え、100
℃にて5時間加熱した。冷却した後、2%希NaOH水
溶液100部を加え、加水分解した後、クロマトグラフ
ィにより分離し、 式(It) L式1【中、Rは 0H(OH2)、 OH3 奪 を表わす]で示される目的物質(バナジウムフタロシア
ニン誘導体)0.1部を得た。
℃にて5時間加熱した。冷却した後、2%希NaOH水
溶液100部を加え、加水分解した後、クロマトグラフ
ィにより分離し、 式(It) L式1【中、Rは 0H(OH2)、 OH3 奪 を表わす]で示される目的物質(バナジウムフタロシア
ニン誘導体)0.1部を得た。
実施例1
(1) B層の形成方法
厚さ10鳳■、直径180謬−の円板上のガラス(ディ
スク)基板を充分に清浄にした0次に前述の重分
7r累植装置を用いて期化性化合物であるアラキシン
酸の単分子膜mIl!Jを形成した。
スク)基板を充分に清浄にした0次に前述の重分
7r累植装置を用いて期化性化合物であるアラキシン
酸の単分子膜mIl!Jを形成した。
該アラキシン酸の単分子累積膜の形成方法は、下記のよ
うに行った。
うに行った。
基板が水面と垂直になるようにして、基板を水中に沈め
た後、アラキシン酸を、濃度2×lO°3mat/4の
クロロホルム溶液にして水面−Hに滴下し単分子膜を水
面上に展開する0表面圧を30dyne/csに設定し
、速度2c■/winで基板を上下して27層に累積し
た単分子累積膜(Y型膜)を作成した。
た後、アラキシン酸を、濃度2×lO°3mat/4の
クロロホルム溶液にして水面−Hに滴下し単分子膜を水
面上に展開する0表面圧を30dyne/csに設定し
、速度2c■/winで基板を上下して27層に累積し
た単分子累積膜(Y型膜)を作成した。
同様の方法により、1層、50層、200 r、400
層の単分子累積膜を各々作成した各試料を得た。
層の単分子累積膜を各々作成した各試料を得た。
(2)光吸収層の形成方法
次に、前記(りで得た各試料のガラス基板上に形成した
B層の上に、前述の巾分子累植装置を用いて光吸収性物
質であるバナジウムフタロシアニン誘導体の単分子累積
膜を形成した。
B層の上に、前述の巾分子累植装置を用いて光吸収性物
質であるバナジウムフタロシアニン誘導体の単分子累積
膜を形成した。
バナジウムフタロシアニン誘導体の単分子累積膜の形成
方法は、下記のように行った。
方法は、下記のように行った。
B層を形成した基板が水面と垂直になるようにして、基
板を水中に沈めた後、バナジウムフタロシアニン誘導体
を濃度2 X tO−1sol/JLのクロロホルム溶
液にして水面上に滴下し単分子膜を水面上に展開する0
表面圧を30dyne/cs+に設定し、速度2 c+
*/sinで基板を上下して第2表に示す各層に累積し
た単分子膜a119 (Yj!!膜)を各試料に作成し
た。
板を水中に沈めた後、バナジウムフタロシアニン誘導体
を濃度2 X tO−1sol/JLのクロロホルム溶
液にして水面上に滴下し単分子膜を水面上に展開する0
表面圧を30dyne/cs+に設定し、速度2 c+
*/sinで基板を上下して第2表に示す各層に累積し
た単分子膜a119 (Yj!!膜)を各試料に作成し
た。
(3)A層の形成方法
次に、前記(2)で各試料のガラス基板上に形成した光
吸収層の上に、発色性化合物であるクリスタルパ・Cオ
レットラクトンの塩m膜を形成した。
吸収層の上に、発色性化合物であるクリスタルパ・Cオ
レットラクトンの塩m膜を形成した。
形成方法はクリスタルバイオレットラクトン7部、バイ
ンダーとしてポリビニルアルコール1部、水100部を
混合し、さらにボールミルを用いて数時間、粉砕混合し
、基板の光吸収層上に回転9 、/It してバインダ
ー中に分散したクリスタルバイオレフトラクトンの堆積
膜(膜厚1終)を得た。
ンダーとしてポリビニルアルコール1部、水100部を
混合し、さらにボールミルを用いて数時間、粉砕混合し
、基板の光吸収層上に回転9 、/It してバインダ
ー中に分散したクリスタルバイオレフトラクトンの堆積
膜(膜厚1終)を得た。
(4)性能試験
上述の方法により製作された本発明に係る光記録素子と
比較例として従来の同様の構成(全てが単分子膜又はそ
の累積膜を使用しないで構成)に係る光ディスクを第5
図に示す情報記憶装置を用いて以下の記録条件下で記録
した後、読取り再生を行うことにより両者の性能比較を
行った。
比較例として従来の同様の構成(全てが単分子膜又はそ
の累積膜を使用しないで構成)に係る光ディスクを第5
図に示す情報記憶装置を用いて以下の記録条件下で記録
した後、読取り再生を行うことにより両者の性能比較を
行った。
〈記録条件〉
半導体レーザ波長 830n履
レーザ出力 6〜9mW
記録周波数 5 MHz
光ディスクの回転a1,800rpm
以上の条件下で読み出しをレーザ出力1mWで行い、信
号/雑音比を求めた結果を第2表に示す。
号/雑音比を求めた結果を第2表に示す。
第2表
、IF・・・本は比較例を示し、各層の形成は回転塗布
法により行った。
法により行った。
第2表の結果よりNo、l(B層及び光吸収層が単分子
膜からなる場合)とN006とを比較すると。
膜からなる場合)とN006とを比較すると。
No、1の方が信号/雑音比において顕著に優れること
が認められる。 No、1とNo、8は各膜厚がほぼ同
じであるにもかかわらず、性能に差異が生じたのはNo
、1の方がピンホール等の欠陥が少ないためと思われる
。
が認められる。 No、1とNo、8は各膜厚がほぼ同
じであるにもかかわらず、性能に差異が生じたのはNo
、1の方がピンホール等の欠陥が少ないためと思われる
。
同様に、N002〜No、5(B層及び光吸収層が単分
子の累積膜からなる場合)とN007との比較では、N
002〜No、5の方が信号/!I音比において優れて
いることが認められる。
子の累積膜からなる場合)とN007との比較では、N
002〜No、5の方が信号/!I音比において優れて
いることが認められる。
[尭明の効果]
以上説明し、た様に本発明に係わる光記録素子はB層及
び光吸収層が単分子膜又はその累積膜からなる層、A層
は堆積膜からなる層で構成されているので、以下に示す
ような優れた効果がある。
び光吸収層が単分子膜又はその累積膜からなる層、A層
は堆積膜からなる層で構成されているので、以下に示す
ような優れた効果がある。
(1)従来の単分子膜又はその累積膜を使用していない
光記録素子と比較して信号/雑音比が高く、記録の信頼
性を向1−させることができる。
光記録素子と比較して信号/雑音比が高く、記録の信頼
性を向1−させることができる。
(2)光記録素子のピンホール等の物理的欠陥を大幅に
誠少させることができる。
誠少させることができる。
(3)従来の光記録素子と比べて、より高密度記録がI
rf能である。
rf能である。
(4)光記録素子の大面積化が可能である。
(5)発色効率が良く発色剤等としてすぐれているが、
r11分子膜又はその累積層を形成しにくい材料、又は
単分子11り又はその累積層を形成しやすい誘導体に化
学変化(合成)することが経費上困難な材料を堆積膜に
用いることができる利点がある。
r11分子膜又はその累積層を形成しにくい材料、又は
単分子11り又はその累積層を形成しやすい誘導体に化
学変化(合成)することが経費上困難な材料を堆積膜に
用いることができる利点がある。
CB)a屠体の一部に堆積膜を用いているので、感1バ
が向1〕シ、製作の際に材料の選択の巾が広く製造が容
鳩であり、又読み取りの際コントラストと非コントラス
トの差がつきやすい等の光学物性上の効果がある。
が向1〕シ、製作の際に材料の選択の巾が広く製造が容
鳩であり、又読み取りの際コントラストと非コントラス
トの差がつきやすい等の光学物性上の効果がある。
第1図は本発明に係わる光記録素子の1例を示す概略構
成断面図、第2図(a)〜第2図(c)は従来の光記録
素子の記録プロセスを示す説明図、第3図は単分子累積
膜形成装置の概略構成断面図、第4図(a)〜第4図(
c)は単分子累積膜の作製丁程図及び第5図は情報記憶
装置のブロフク図である。
成断面図、第2図(a)〜第2図(c)は従来の光記録
素子の記録プロセスを示す説明図、第3図は単分子累積
膜形成装置の概略構成断面図、第4図(a)〜第4図(
c)は単分子累積膜の作製丁程図及び第5図は情報記憶
装置のブロフク図である。
Claims (1)
- (1)通常無色ないし淡色の発色性化合物からなるA層
と、前記発色性化合物と接触して発色せしめる助色性化
合物からなるB層と、A層とB層との間に介在する光吸
収層とからなり、かつ (イ)前記B層は助色性化合物の単分子膜又はその累積
膜からなる層、 (ロ)前記光吸収層は光吸収性物質の単分子膜又はその
累積膜からなる層 から構成されることを特徴とする光記録素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59185301A JPS6163478A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 光記録素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59185301A JPS6163478A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 光記録素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6163478A true JPS6163478A (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=16168458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59185301A Pending JPS6163478A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 光記録素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6163478A (ja) |
-
1984
- 1984-09-06 JP JP59185301A patent/JPS6163478A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4954380A (en) | Optical recording medium and process for production thereof | |
US4814256A (en) | Optical recording material | |
US4933221A (en) | Optical recording device | |
JPH0471717B2 (ja) | ||
EP0385344B1 (en) | Optical storage media | |
JPH0574159B2 (ja) | ||
US5316899A (en) | Optical recording medium | |
JPS6163489A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6163478A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6163491A (ja) | 光記録素子 | |
KR920006313B1 (ko) | 광정보기록매체 및 광기록방법 | |
JPS6137488A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6137482A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6163484A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6137480A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6137479A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6137486A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6137485A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6137476A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6137474A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6163939A (ja) | 情報記憶装置 | |
JPS6163488A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6163485A (ja) | 光記録素子 | |
JPS6137487A (ja) | 光記録素子 | |
JPH0477969B2 (ja) |