JPS6162638A - チエーン組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な荷重伝達装置に係り、更に詳細には′
ｉｊＩ負荷検出安全装置を含む新規な荷重伝達チェーン
組立体に係わる。本発明はフＡ−クリフト等に使用され
る秤類のチェーンに特にｊΔ用されるものであるが、か
かる用途に限定されるものではない。

過負荷による破断が検出されないと、人身災害や財貨の
損傷が生じることがある。

本発明は過負荷条件が発生するとり′ぐに過負荷条件を
検出し得るだけでなく、過負荷条件の結果生じるであろ
う望ましくない人身災害や財貨の損傷を最小限に抑える
に必要な対策を取るに十分な時間が得られるよう、過負
荷条件が発生した場合にその過負荷条件を受入れる安全
装置を提供することが最も望ましいという認識に基くも
のである。

かかる問題及び必要性の認識に基く本発明は、荷重伝達
装置、特にチェーン組立体のための改良された過負荷検
出安全装置であって、最小限の工程、部品、及び材料に
て経済的に且容易に製造され組立てられ得るものであり
、過負荷条件が発生ずるとすぐに過負荷条件を迅速に且
確実に且容易に視覚的に検出することができ、過負荷条
件の望ましからざる結果を最小限に抑えるに必要な安全
措置を講じるに十分な時間が得られるよう過負荷条件が
発生した場合に確実に且迅速に安全装置を作動さぜる改
良された過負荷検出安全装置を提供するものである。

発明の概要 一般的な言い方をずれば、本発明は通常の引張り荷重が
ヒユーズバー装置を経て伝達されるようリンクプレート
部材に組込まれたヒユーズバー装置を含む直線的なリン
クプレート部材を含む改良された荷重伝達装置を提供す
るものであり、ヒユーズバー装置はリンクプレート部材
の残りの部分の引張り強さよりも小さい所定の引張り強
さを有しており、また前記改良された荷重伝達装置はリ
ンクプレート部材の残りの部分の引張り強さに少なくと
も実質的に等しい引張り強さを付ずる安全￥Ｒ置を含ん
でおり、該安全装置はヒユーズパーとは別系統の荷重伝
達手段を与えており、また安全装置はヒユーズバー装置
が過負荷条件に起因して破断した場合に荷重を担持する
ようリンクプレート部材の残りの部分に連結されている
。更に本発明は、チェーン組立体を連結することに容易
に適用可能であり、かかるチェーン組立体が採用された
荷重伝達システムに過負荷条件が発生しｌｊ揚合に比較
的に明瞭且迅速な警報を発する過負荷検出安全装置を提
供するものである。

以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。

実施例 第１図に本発明の一つの実施例が荷重伝達チェーン組立
体のリンクプレート部材２に組込まれた状態にて図示さ
れている。プレート部材２には直線的に延在するヒユー
ズバー３が設けられており、該ヒユーズパーはプレート
部材２の両端の左右対称の先端部４よりも幅が狭く且所
定の小さい断面積を有している。、第１図の実施例に於
けるヒユーズパー３には応力集中を発生させ疲労強度を
低下させるべく適当な所定の弱化孔６が設けられており
、ヒユーズパー３はリンクプレート部材の残りの部分及
びヒユーズパーを有しない他のリンクプレート部材の引
張り強さの約６Ｑ％である所定の引張り強さ及び疲労強
さを有している。第２図乃至第５図、第６図乃至第９図
、第１０図、第１１図、第１２図、第１３図に開示され
た本発明の他の種々の実施例について詳細に説明するチ
ェーン組立体の構造に類似するチェーン組立体の構造に
ついては、リンクプレート部材２にはその左右対称の先
端部４に左右対称の孔７が設けられている。

これらの孔７は、ヒユーズパー３を有するリンクプレー
ト部材２を第１図には示されていない適当な従来のリン
クプレート部材に連結すべく、第１図には示されていな
い適当な締り■めされたピン又は同様の連結部材を受入
れる作用をなす。更にヒユーズパーを有するリンクプレ
ート部材２には左右対称の孔８が設けられており、該孔
は引張り強さの小さいヒユーズパー３とは別系統のＮ　
ｍ伝達経路を与える関係にて、即ちヒユーズパーと平行
な関係にてリンクプレート部材の残りの８１−分引張り
強さに少なくとも実質的に等しい引張り強さを有する適
当な安全リンクを連結することを可能にする適当な細り
嵌めされたピンを受入れる作用をなす。これらについて
は後に説明する実施例に於て詳細に説明する。プレート
部材２の先端部４は接続部に於ける応力集中を低減し旦
破断がヒユーズパー３にて生じることの確実性を増大さ
せるべく大きい曲率半径にて形成されている。またヒユ
ーズパー３がそれを含むプレート部材２、に連結される
他のリンクプレート部材と直線的に整合され、これによ
りそれらに作用する引張り荷重が直線的に一様になるよ
う、孔７の中心がヒユーズパー３の中央長手方向軸線と
整合されている。

本発明の幾何学的形状の異なる他の一つの実施例を示す
第２図乃至第５図に於て、リンクプレート部材１２には
直線的に延在するヒユーズパー１３が設けられており、
該ヒユーズパーは上述のヒユーズパー２と同様、プレー
ト部材１２の両端の左右対称の先端部１４よりも幅が狭
く且所定の小ざい断面積を有している。この実ＩＮＩＡ
に於ては、弱化孔は省略されており、先端部１４に設け
られた互いに対向する左右対称の孔１７は互いに近接し
ている。何故ならば、ヒユーズパー１３は第１図のヒユ
ーズパー３よりも短いからである。第３図より解る如り
、ヒユーズパーを介することな〈従来のリンクプレート
部材１０をリンクプレート部材１２の両端の先端部１４
に連結すべく、孔１７には細り嵌めされたピン１５が設
けらている。

第１図に示された実施例の場合と同様の要領にて、ヒユ
ーズパー１３を有するリンクプレート部材１２には更に
左右対称の孔１８が設けられており、これらの孔はリン
クプレート部材１２のヒユーズパー１３とは別系統の荷
重伝達経路を与える関係にて、即ちヒユーズパーと平行
な関係にて一つの従来のリンクプレート１０′の形態を
なす適当な安全リンクを連結し得るよう適当な締り嵌め
されたピン１５を受入れる作用をなずようになっている
。第１図に示されたリンクプレート部材２とは異なり、
両端の孔１８は第１図の実施例に於ける孔８よりも互い
に近接しており、かくして孔１８の間には一つのリンク
プレート１０′のみが使用されるようになっている。し
かし安全リンクプレート１０′は複数個の互いに連結さ
れた安全リンクがリンクプレート部材２のヒユーズパー
３より隔置される距離よりも大きい距離にてヒユーズパ
ー１３より隔置されており、ヒユーズパーと安全リンク
との間の長さの差は比較的大きく、従ってヒユーズパー
３が破断する場合に比してヒユーズ６　　　　　／＜５
３Ｓ破断１８場合９は１り大”い引張９作用が生じる。

ヒユーズパー１３はヒユーズパー３と同様、リンクプレ
ート部材の残りの部分、安全リンク１０′、及びヒユー
ズパーを有しない従来のリンクプレート部材１０の引張
り強さ及び疲労強さの約６０％程度の低い引張り強さ及
び疲労強さを有するよう設計されてよく、過負荷条件に
起因して破断する以前にそれらに作用する引張り荷重が
直線的になるよう、破断前に於ては従来のりンクプレー
ト部材１０と直線的に整合される。

第４図より解る如く、第２図乃至第５図に示されたチェ
ーン組立体は、従来のリンクプレート１０に連結され内
側に安全リンク１０′を含むじユーズバー１３を有する
外側の二つのリンクプレート部材１２の間に延在するピ
ン１５上に自由に枢動可能に装着された関節接続された
リンクプレート部材１９及び２０を含むよう、２ｘ２リ
一フチエーンｍ造にて配列されてよい。

第６図乃至第９図にはヒユーズパー２３を有するリンク
プレート部材２２が図示されている。これらの図に示さ
れたリンクプレート部材は、導電　　　　。

性を有する緊急事態検出ストリップ２５が適当な電気絶
縁接着剤２６によりヒユーズパー２３上に装着されてい
る点を除き、第２図乃至第５図に示された実施例と実質
的に同様である。緊急事態検出ストリップ２５は荷重操
作機構のための遮断スイッチ及び／又は警報装置（図示
せず）に電気的に接続されていてよい。従って過負荷条
件に起因してヒユーズパー２３が破断することによりス
トリップ２５が破断すると、荷重操作機４７４は遮断さ
れ、音声又は視覚的警報が発せられる。

第１０図及び第１１図にはそれぞれ本発明の更に他の実
施例が図示されている。第１０図及び第１１図に示され
た実施例に於ては、ヒユーズパー３３及び４３は円弧状
をなしており、第１１図のヒユーズパー４３の円弧は応
力集中を低減ずべく第１０図のヒユーズパー３３の円弧
よりも湾曲度合が穏やかであり、第１０図の単一の安全
リンク３０は第１１図の単一の安全リンク４０よりも短
い。

第１２図及び第１３図にはそれぞれ本発明の更に他の実
施例が図示されている。第１２図及び第１３図に示され
た実施例に於ては、それぞれ安全リンク５０及び６０が
使用されており、これらのリンクを受入れるべくヒユー
ズパー５１及び６１はより長く形成されている。これら
二つの実施例に於ては、安全リンクとヒユーズパーとの
間の長さの相違はそれらの間の間隔と同様最小限に抑え
られており、これにより過負荷条件が発生し、該過負荷
条件に起因してヒユーズパー５１及び６１が破断する場
合に於ける引張り作用が最小限に抑えられるようになっ
ている。これらの実ＩＩ５例に於ては、ヒユーズパーが
破断する以前にそれらに作用する引張り荷重が直線的に
一様になるよう、ヒユーズパーは従来のリンクプレート
部材と直線的に整合されている。

上述のチェーン組立体の幾つかの実施例は、破断モード
がヒユーズパーにて破断が生じる所定のモードとなるよ
う、ヒユーズパーを有しない従来のリンクプレート部材
と同様のヒユーズパーを含むリンクプレート部材のため
の製造方法にて鉄又は鋼の如き幾つかの公知の金属の何
れかにて形成されてよい。また本発明の特徴は上述のチ
ェーン組立体の形態に加えて、ケーブル組立体の一部と
して組込まれてもよい。

以上に於ては、本発明を幾つかの実施例について詳細に
説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可０
とであることは当業者にとって明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一つの有利な形態のヒユーズバーが組
込まれたリンクプレート部材を示す側面図である。 第２図は本発咀の他の一つの形態のヒユーズバーが組込
まれた他の一つのリンクプレート部材を示す側面図であ
る。 第３図は安全リンクが所定の位置に組込まれた荷重伝達
チェーン組立体の一部としての第２図のリンクプレート
部材を示す側面図である。 第４図は関節接続されたリンクプレート部材を示す第３
図のチェーン組立体の平面図である。 第５図は過負荷条件が発生した後の破断したヒユーズバ
ーを示す第３図と同様の側面図である。 第６図は導電性を有する緊急事態検出ストリップがヒユ
ーズバー上に装着された第２図のリンクプレート部材と
同様のリンクプレート部材を示す側面図である。 第７図は安全リンクが所定の位置に組込まれた荷重伝達
チェーン組立体の一部としての第６図のリンクプレート
部材を示す側面図である。 第８図は関節接続されたリンクプレート部材及び緊急事
態検出ストリップがヒューズン（−上に電気絶縁された
状態にて装着された状態を示す第７図のチェーン組立体
の平面図である。 第９図は過負荷条件が発生した後の破断したヒユーズバ
ー及び緊急事態検出ストリップを示す第７図のリンクプ
レート部材の側面図である。 第１０図は荷重伝達チェーン組立体の一部として組込ま
れ一つの別系統安全リンクを含む本発明のリンクプレー
ト部材の他の一つの実施例を示す側面図である。 第１１図は荷重伝達チェーン組立体の一部として組込ま
れ一つの嬰系統安全リンクを含む本発明のリンクプレー
ト部材の更に他の一つの実施例を示す側面図である。 第１２図は荷重伝達チェーン組立体の一部として組込ま
れ三つの別系統安全リンクを含む本発明のリンクプレー
ト部材の更に他の一つの実施例を示す側面図である。 第１３図は荷重伝達チェーン組立体の一部として組込ま
れ三つの別系統安全リンクを含む第１２図の実施例と同
様のリンクプレート部材の更に他の一つの実施例を示す
側面図である。 ２・・・リンクプレート部材、３・・・ヒユーズバー。 ４・・・先端部、６・・・弱化孔、７．８・・・孔、１
ｏ・・・リンクプレート部材、１０′・・・安全リンク
プレート。 １２・・・リンクプレート部材、１３・・・ヒユーズバ
ー。 １４・・・先端部、１５・・・ピン、１７．１８・・・
孔、１つ、２０，２２・・・リンクプレート部材、２３
・・・ヒユーズバー、２５・・・緊急事態検出ストリッ
プ、２６・・・接着剤、３３・・・ヒユーズバー、４０
・・・安全リンク、４３・・・ヒユーズバー、５０・・
・安全リンク。 ５１・・・ヒユーズバー、６０・・・安全リンク、６１
・・・ヒユーズバー 特許出願人　　エマーツン・エレクトリック・カンパニ
ー 代　理　人　　弁理士　　明石　昌毅 ＦＩＧ、４゜ ＦＩＧ、　５゜ ＦＩＧ、７゜ ＦＩＧ、８

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）チェーンを構成すべく連続的に端部が互いにオー
   バーラップした関係にて配置され且前記端部を貫通して
   垂直に延在する互いに隔置されたピン部材により互いに
   接続された状態にて実質的に直線的に整合されて延在す
   る複数個のリンクプレート部材を含む改良されたチェー
   ン組立体であって、前記リンクプレート部材の少なくと
   も一つは前記チェーンに作用する通常の引張り荷重がヒ
   ューズバー装置を経て伝達されるよう前記チェーンに組
   込まれたヒューズバー装置を含んでおり、前記ヒューズ
   バー装置は前記リンクプレート部材の残りの部分及び他
   の前記リンクプレート部材の引張り強さよりも小さい所
   定の引張り強さを有しており、前記改良されたチェーン
   組立体は更に前記残りの部分及び前記他のリンクプレー
   ト部材の引張り強さと実質的に等しい引張り強さを有す
   る安全リンク装置を含んでおり、前記安全リンク装置は
   前記ヒューズバーとは別系統の荷重伝達経路を与えてお
   り、前記安全リンク装置は前記ヒューズバー装置が過負
   荷条件に起因して破断した場合に荷重を担持するよう前
   記チェーンに組込まれている改良されたチェーン組立体
   。
2. （２）チェーン組立体の形態をなす改良された荷重伝達
   装置であって、チェーンを構成すべく連続的に端部が互
   いにオーバーラップした関係にて配置され且前記端部を
   貫通して垂直に延在する互いに隔置されたピン部材によ
   り互いに接続された状態にて実質的に直線的に整合され
   て延在する複数個のリンクプレート部材を含み、前記リ
   ンクプレート部材の少なくとも一つは前記チェーンに作
   用する通常の引張り荷重がヒューズバー装置を経て伝達
   されるよう前記チェーンに組込まれたヒューズバー装置
   を含んでおり、前記ヒューズバー装置は前記リンクプレ
   ート部材の残りの部分及び他の前記リンクプレート部材
   の実質的に６０％の引張り強さ及び疲労強さを与えるべ
   く前記ヒューズバー装置が一部をなすリンクプレート部
   材よりも小さい所定の断面積を有しており、前記ヒュー
   ズバー装置にはそれが過負荷条件に起因して破断した場
   合に緊急システムを作動させるべく遮断される電気的緊
   急回路が電気絶縁された状態にて取付けられており、前
   記ヒューズバー装置を有する前記リンクプレート部材の
   製造プロセスはその破断モードが所定のモードとなるよ
   う他のリンクプレート部材と同様であり、前記ヒューズ
   バー装置は該ヒューズバー装置に引張り荷重が直線的に
   一様に作用するよう前記リンクプレート部材と実質的に
   直線的に整合されており且前記ヒューズバー装置が破断
   した場合に発生するチェーンの引張り作用を低減すべく
   前記ヒューズバー装置と安全リンクとの間の長さの差が
   最小限になるよう前記ヒューズバー装置とは別系統の荷
   重伝達経路を与える関係にて少なくとも三つの安全リン
   クを受入れるに十分な長さを有しており、前記ヒューズ
   バー装置が組込まれた前記リンクプレート部材は接続部
   に於ける応力集中を低減し且破断が前記ヒューズバー装
   置にて生じることの確実性を増大させるべく大きい半径
   の先端部を有しており、前記改良された荷重伝達装置は
   更に前記ヒューズバーとは別系統の荷重伝達経路を与え
   るよう互いにオーバーラップして直線的に整合された状
   態にてピンにより接続され且前記チェーンに組込まれた
   少なくとも三つの安全リンクを含み、前記安全リンクは
   前記ヒューズバー装置が破断した場合に荷重を担持すべ
   く前記リンクプレート部材及び前記他のリンクプレート
   部材の引張り強さと少なくとも実質的に等しい引張り強
   さを有する改良された荷重伝達装置。
3. （３）改良された荷重伝達装置にして、引張り荷重がヒ
   ューズバーを経て伝達されるようリンクプレート部材に
   組込まれたヒューズバーを含む直線的なリンクプレート
   部材を含み、前記ヒューズバーは前記リンクプレート部
   材の残りの部分の引張り強さよりも小さい所定の引張り
   強さを有しており、前記改良された荷重伝達装置は更に
   前記リンクプレート部材の前記残りの部分の引張り強さ
   と少なくとも実質的に等しい引張り強さを有する安全装
   置を含み、前記安全装置は前記ヒューズバーとは別系統
   の荷重伝達手段を与えており、前記安全装置は前記ヒュ
   ーズバー装置が過負荷条件に起因して破断した場合に荷
   重を担持するよう前記リンクプレート部材の前記残りの
   部分に連結された改良された荷重伝達装置。