JPS616228A - 摺動接点材料 - Google Patents
摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS616228A JPS616228A JP12799584A JP12799584A JPS616228A JP S616228 A JPS616228 A JP S616228A JP 12799584 A JP12799584 A JP 12799584A JP 12799584 A JP12799584 A JP 12799584A JP S616228 A JPS616228 A JP S616228A
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- Japan
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- sliding
- resistance
- contact material
- wear
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、摺動接点材料の改良に関する。
(従来技術と問題点)
従来より摺動接点材料の一つとしてAg−Cd合金が用
いられてきたが、Ag−Cd合金は摺動時に凝着し耐摩
耗性が十分でなく、このAg−Cd合金で小型モータの
整流子の外周の接点片を製作して使用した場合には刷子
接点との摺動により摩耗粉が生じ、ノイズ発生の原因と
なっていた。
いられてきたが、Ag−Cd合金は摺動時に凝着し耐摩
耗性が十分でなく、このAg−Cd合金で小型モータの
整流子の外周の接点片を製作して使用した場合には刷子
接点との摺動により摩耗粉が生じ、ノイズ発生の原因と
なっていた。
(発明の目的)
本発明はかかる欠点を解消すべくなされたものであり、
Ag−Cd合金の凝着性を抑え耐摩耗性を向上させると
共に接触抵抗を低く安定させた摺動接点材料を提供せん
とするものである。
Ag−Cd合金の凝着性を抑え耐摩耗性を向上させると
共に接触抵抗を低く安定させた摺動接点材料を提供せん
とするものである。
(発明の構成)
本発明の摺動接点材料は、Ag中に、Cuを3〜12重
量%と、Cdを0.5〜5重量%とNb、In。
量%と、Cdを0.5〜5重量%とNb、In。
Baの少なくとも一種を0.5〜10重量%添加して成
るものである。
るものである。
また本発明の摺動接点材料の前記添加元素の一部を0.
01〜0.5重置%の範囲でFe族元素(F’e。
01〜0.5重置%の範囲でFe族元素(F’e。
Ni、Co)に置換しても良いものである。
かかる本発明の摺動接点材料に於いて、Ag中に0.5
〜5重量%のCdを添加する以外に3〜12重量%のC
uを添加するのは、Ag−Cd合金の硬さを増して耐摩
耗性を向上させる為で、3重量%未満ではその効果が現
われず、12重量%を超えると酸化物の生成量が多くな
り接触抵抗が高く不安定になるものである。さらにNb
、In、Baの少なくとも一種を0.5〜10重量%添
加するのは、摺動中に発生する前記元素の酸化物が潤滑
剤として作用し耐摩耗性を向上させる為で、0.5重量
%未満では凝着性を抑えることができなく、耐摩耗性が
向上せず、10重量%を超えると、酸化物の発生量が多
く接触抵抗が高く不安定になるものである。その上さら
に前記添加元素の一部を0.01〜0.5重量%の範囲
でFe族元素(Fe、Ni、Co)に置換した場合には
、結晶粒を微細化でき一段と耐摩耗性を向上できるもの
で、0.01重量%未満では結晶粒を微細化できず、0
.5重量%を超えると合金せず、Ag中に単体で大きな
塊りとして析出し、接触抵抗が高く且つばらつきが大き
く不安定となるものである。
〜5重量%のCdを添加する以外に3〜12重量%のC
uを添加するのは、Ag−Cd合金の硬さを増して耐摩
耗性を向上させる為で、3重量%未満ではその効果が現
われず、12重量%を超えると酸化物の生成量が多くな
り接触抵抗が高く不安定になるものである。さらにNb
、In、Baの少なくとも一種を0.5〜10重量%添
加するのは、摺動中に発生する前記元素の酸化物が潤滑
剤として作用し耐摩耗性を向上させる為で、0.5重量
%未満では凝着性を抑えることができなく、耐摩耗性が
向上せず、10重量%を超えると、酸化物の発生量が多
く接触抵抗が高く不安定になるものである。その上さら
に前記添加元素の一部を0.01〜0.5重量%の範囲
でFe族元素(Fe、Ni、Co)に置換した場合には
、結晶粒を微細化でき一段と耐摩耗性を向上できるもの
で、0.01重量%未満では結晶粒を微細化できず、0
.5重量%を超えると合金せず、Ag中に単体で大きな
塊りとして析出し、接触抵抗が高く且つばらつきが大き
く不安定となるものである。
(実施例及び従来例)
後記の表の右欄に示す成分組成の本発明の実施例である
摺動接点材料と従来例の摺動接点材料にて、図面に示す
如く小型モータの直径12mm、長さ8鰭の整流子Iの
外周に厚さ2酊の接点片1aが形成され、この接点片1
aの外周面の上下に、Pd−Ag−Cu−Pt−Au−
Znより成る直1¥0.711、長さ81mの2本の刷
子線材2を有する刷子接点3を相対向するように摺接さ
せて、後記の試験条件にて整流子1の回転試験を行い、
接点片1aの摩耗量と接触抵抗を測定した処、後記の表
の右欄に示すような結果を得た。
摺動接点材料と従来例の摺動接点材料にて、図面に示す
如く小型モータの直径12mm、長さ8鰭の整流子Iの
外周に厚さ2酊の接点片1aが形成され、この接点片1
aの外周面の上下に、Pd−Ag−Cu−Pt−Au−
Znより成る直1¥0.711、長さ81mの2本の刷
子線材2を有する刷子接点3を相対向するように摺接さ
せて、後記の試験条件にて整流子1の回転試験を行い、
接点片1aの摩耗量と接触抵抗を測定した処、後記の表
の右欄に示すような結果を得た。
試験条件
電 圧:DC12V
電 流: 0.6A
整流子の回転数: 1000r p m整流子の回転時
間=7時間 刷子接点の接触カニ 100g (以下余白) 前記の表で明らかなように従来例の接点片の摩耗量に比
べ、実施例の接点片の摩耗量は著しく減少していて耐摩
耗性に優れていることが判る。また従来例の接点片を有
する整流子の接触抵抗に対し、実施例の接点片を有する
整流子の接触抵抗は低く安定していることが判る。
間=7時間 刷子接点の接触カニ 100g (以下余白) 前記の表で明らかなように従来例の接点片の摩耗量に比
べ、実施例の接点片の摩耗量は著しく減少していて耐摩
耗性に優れていることが判る。また従来例の接点片を有
する整流子の接触抵抗に対し、実施例の接点片を有する
整流子の接触抵抗は低く安定していることが判る。
(発明の効果)
以上詳記した通り本発明の摺動接点材料は、凝着しにく
く耐摩耗性に優れているので、これにより作った小型モ
ータの整流子の接点片は刷子接点との摺動時摩耗粉の発
生が極めて少なく、従ってノイズが発生することがな(
、接触抵抗が低く安定している等の優れた効果がある。
く耐摩耗性に優れているので、これにより作った小型モ
ータの整流子の接点片は刷子接点との摺動時摩耗粉の発
生が極めて少なく、従ってノイズが発生することがな(
、接触抵抗が低く安定している等の優れた効果がある。
図は小型モータの整流子と刷子接点との接触状態を示す
斜視図である。 l−−整流子、1a 接点片、2−刷子線材、3−m
−刷子接点。
斜視図である。 l−−整流子、1a 接点片、2−刷子線材、3−m
−刷子接点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)Ag中に、Cuを3〜12重量%と、Cdを0.5
〜5重量%とNb、In、Baの少なくとも一種を0.
5〜10重量%添加して成る摺動接点材料。 2)上記添加元素の一部が0.01〜0.5重量%の範
囲でFe族元素に置換されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の摺動接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12799584A JPS616228A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12799584A JPS616228A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 摺動接点材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616228A true JPS616228A (ja) | 1986-01-11 |
Family
ID=14973845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12799584A Pending JPS616228A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS616228A (ja) |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP12799584A patent/JPS616228A/ja active Pending
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