JPS6160993A - 坑底蒸気発生装置 - Google Patents

坑底蒸気発生装置

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Publication number
JPS6160993A
JPS6160993A JP18279184A JP18279184A JPS6160993A JP S6160993 A JPS6160993 A JP S6160993A JP 18279184 A JP18279184 A JP 18279184A JP 18279184 A JP18279184 A JP 18279184A JP S6160993 A JPS6160993 A JP S6160993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
combustion
steam generator
igniter
steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18279184A
Other languages
English (en)
Inventor
吉原 晃代
山下 功祐
謙治 新屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP18279184A priority Critical patent/JPS6160993A/ja
Publication of JPS6160993A publication Critical patent/JPS6160993A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、地下の油層中から原油を回収するのに利用さ
れる坑底蒸気発生装置に関する。
従来の技術 地下数百ないし数千メートルの油層から原油を回収する
場合、自噴による1次回収、油層へ液体やガスを圧入し
て行なう2次回収が通常なされているが、これによって
もなお40ないし60%の原油が回収されずに、油層内
に残存する。そこで、更に原油の回収率を高める方法と
して蒸気圧入法が採用されている。この方法は、油層内
に高温の蒸気を圧入して、油層内に残存している原油を
加熱することKよって、原油の粘度を下げ、流動性を高
めてから採油する方法であり、この方法に供する装置を
坑底蒸気発生装置と称している。
第5図は従来の坑底蒸気発生装置の説明図であって、地
表から地下数百ないし数千メートルの油層に達する坑底
チュービングl内に設置されるものである。坑底蒸気発
生装置は先端側に蒸発室2、その後方に燃焼室3を有す
る筒状をしている。燃焼室3の後端中央には燃料ノズル
4が位置し、これに連なって燃料配管5が地上の図示し
ない燃料供給装置へ連結されている。燃料配管5の先端
周囲には第6図に拡大して示すようにスワーラ6が設け
られており、このスワーラ6を通して燃焼室3へ支燃ガ
スを供給するための支燃ガス配管7が、図示しない地上
の支燃ガス供給装置へ連結されている。そして、燃料ノ
ズル4に沿ってイグナイタ8が燃焼室3内へ突出するよ
うに配置されている。
また、燃焼室3の囲りは水通路9となっており、この水
通路9は水配管10に集合されて図示しない地上の水供
給装置へ連結されている。水通路9は蒸発室2の壁で遮
断されているが、その部分に水噴射ノズル11が設けら
れていて、ここから水が蒸発室2へ霧状に噴射される。
なお12は坑底チュービング1内で坑底蒸気発生装置を
保持するパッカー、13は坑底チュービング1の下方壁
周面に多数開孔された圧入孔である。
次忙、坑底蒸気発生装置の作用を説明する。
坑底蒸気発生装置は地下数百ないし数千メートルの油層
内に設置されるので、地上に設置した高圧コンプレッサ
によって、燃料、支燃ガス、水全夫々燃料配管5、支燃
ガス配管7、水配管10を通して地下へ圧送する。地中
の圧力は深さにはy比例して高くなり、例えば地下4メ
ートルでは約100 ataの圧力となる。そのため燃
料、支燃ガス、水の供給にはそれ以上の圧力が必要とな
る。
坑底蒸気発生装置の起動時には、燃料ノズル4から噴射
される燃料に、燃料ノズル4の近傍に設置したイグナイ
タ8によって点火し、スワーラ6を介して供給される支
燃ガスとともに燃焼させて高温高圧の燃焼ガスを発生さ
せる。14は火炎である。
燃焼室3で発生した燃焼ガスは、蒸発室2へ供給され、
ここで水噴射ノズル11から霧状に噴射された水噴霧を
加熱して蒸気に変える。第5図において15は蒸発室2
を出た蒸気を示しており、この蒸気15は坑底チュービ
ング1の下方に多数開孔された圧入孔13から油層中へ
圧入され、油層内に残存している原油を加熱し、その粘
度を下げて流動性を高め、採油しやすくなるようにする
従来技術の問題点 上述のように、坑底蒸気発生装置は、地中に設置される
ものであり、数ケ月から1年程度の間地中に設置したま
まで運転が継続されるもので、起動時の燃料への点火や
万一失火した場合の再点火のために、イグナイタ8に高
い信頼性、耐久性が要求される。
従来の坑底蒸気発生装置では、イグナイタ8は点火を容
易にするために燃料ノズル4のごく近くに設置しである
が、点火後そのままの位置にあれば、火炎14からの強
烈な輻射熱を受けたシ、火炎14が直接イグナイタ8に
触れることKよる対流伝熱を受けて過熱されるため、こ
れを防止するためにイグナイタ8を進退自在な構成とし
、点火時にはイグナイタ8を前進させて燃料ノズル4か
ら噴射される燃料中に置いて点火を容易にし、点火後は
後退させて火炎14から遠ざけるようKしていた。その
ため構造が非常に複雑となシ、特に地底深く設置される
坑底蒸気発生装置ではスペース的な制限から保守も容易
ではなく不向きなものであった。
発明の目的 本発明は、このような従来の問題点を解決して、信頼性
と耐久性に富んだ坑底蒸気発生装置を提供することを目
的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本発明では、イグナイタを進退自在な構造とせず、燃料
ノズルの周りに同心円環状に固定して設けることにより
、従来の問題点を解決している。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図ないし第4図を参照して
詳細に説明する。
第1図は本発明に係る坑底蒸気発生装置の一実施例の要
部を示す断面図であり、第2図は第1図の1−1線に沿
う断面図であって、夫々第5図と同様の構成要素には同
一符号を附して示しである。
すなわち、燃焼室3の後端中央に燃料ノズル4が位置し
ておシ、これを囲むように同心状に支燃ガス配管7が配
設されている。そして、支燃ガス配管7の先端部には、
燃料ノズル4の先端の周りを囲むようにスワーラ6が設
けられている。更K、支燃ガス配管7の先端部の周りを
囲むようにしてイグナイタ8が固定的に配設されている
。従って、イグナイタ8は燃料ノズル40周りに同心円
環状、に配設されていることになる。このイグナイタ8
の先へは燃料ノズル4の先端とは5′同じになっている
。なおlOは水配管である。その他図示していない部分
の構成は第5図と同様である。
次K、上記のように構成された本発明装置の作用を説明
する。
第3図は点火初期の燃焼状態を示し°ている。すなわち
、地上から圧送された燃料は、燃料ノズル4の先端から
燃焼室3内へ噴出し、支燃ガス配管7を通して圧送され
た支燃ガスは、スワー26によって旋回を与えられて燃
焼室3へ噴出する。よって、支燃ガスは燃焼室3内で燃
料ノズル4の軸を中心とした渦を形成し、このため燃焼
室3内の半径方向に圧力勾配を生じて第3図に符号Sで
示す循環流が形成される。この循環流Sの領域は、坑底
蒸気発生装置の点火時には燃料・支燃ガス(例えば空気
)とも流量が少ないため小さく、燃料ノズル4の先端の
すぐ近くに形成される。よって、燃料ノズル4のまわり
に先端をはy同じくするように位置しているイグナイタ
8によって、燃料の点火が容易に行なえる。
燃料の点火後燃料や支燃ガスの皿を増していくと、循環
流Sの領域は第4図に示すように拡大し、燃料ノズル4
の先端から離れた位置に形成される。
従って、イグナイタ8には火炎が直接触れないため対流
伝熱が減少するとともK、輻射熱も減少し、イグナイタ
8の過熱が防止される。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、坑底蒸気発生装
置の点火源であるイグナイタ8の過熱が防止されるため
、イグナイタの信頼性や耐久性が向上し、万一失火した
場合でも確実に再点火させることが可能である。また、
イグナイタは固定されておシ、従来のような進退させる
ための機構が不用となるので構造が極めて単純なものと
なυ保守も容易となる等積々の効果を奏するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る坑底蒸気発生装置の一実施例を示
す要部断面図、第2図は第1図の「−国線に沿う断面図
、第3図および第4図は本発明装置の作用を説明するた
めに示した説明図、第5図は従来の坑底蒸気発生装置を
示す概略的な断面図、第6図は第5図のスワーラ周りを
拡大して示した図である。 1・・坑底チュービング、2・・蒸発室、3・・燃焼室
、4・・燃料ノズル、5・・燃料配管、6・・スワーラ
、7・・支燃ガス配管、8・・イグナイタ、10・・水
配管、11・・水噴射ノズル、13・―圧入孔。 復代理人 木 村 正 巳 (ほか2名) 第 1 図 第a図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃料を燃焼させて燃焼ガスを発生させる燃焼室と、この
    燃焼室からの燃焼ガスに水噴霧を混合して蒸気を発生さ
    せる蒸気室とを有し、この蒸気室からの蒸気を油層中へ
    圧入して原油の回収に供する地下の油層中に設置される
    坑底蒸気発生装置において、前記燃焼室へ燃料を噴出さ
    せる燃料ノズルの周りに同心環状に燃料に点火するため
    の点火手段を設けた坑底蒸気発生装置。
JP18279184A 1984-09-03 1984-09-03 坑底蒸気発生装置 Pending JPS6160993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18279184A JPS6160993A (ja) 1984-09-03 1984-09-03 坑底蒸気発生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18279184A JPS6160993A (ja) 1984-09-03 1984-09-03 坑底蒸気発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6160993A true JPS6160993A (ja) 1986-03-28

Family

ID=16124483

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18279184A Pending JPS6160993A (ja) 1984-09-03 1984-09-03 坑底蒸気発生装置

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JP (1) JPS6160993A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0222459U (ja) * 1988-07-29 1990-02-14
JP2019138565A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 株式会社セイブ・ザ・プラネット 燃料の燃焼装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0222459U (ja) * 1988-07-29 1990-02-14
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