JPS615935A - 複合断熱材 - Google Patents

複合断熱材

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JPS615935A
JPS615935A JP59128216A JP12821684A JPS615935A JP S615935 A JPS615935 A JP S615935A JP 59128216 A JP59128216 A JP 59128216A JP 12821684 A JP12821684 A JP 12821684A JP S615935 A JPS615935 A JP S615935A
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sheet
insulating material
water
composite heat
heat insulating
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高雄 矢崎
一秀 服部
功 松野
和秀 葉山
功 伊藤
斎藤 幸男
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明け、冷蔵庫の本体や扉の内張材として用いられる
複合断熱材に関するものである。本発明の複合断熱材は
、ウレタンフオームとポリオレフィン系樹脂またはスチ
レン系樹脂のシートが強固に接着した構造の断熱材であ
る。
〔従来の技術〕
冷蔵庫の本体や扉には、焼付塗装したステンレス製や鋼
板構造基材(外枠)の防錆と棚段の形成を兼ねてスチレ
ン系樹脂であるアクリロニトリル・ブタジェン・スチレ
ン共重合体(通称rABsJ)シートを真空成形またけ
圧空成形もしくは真空と圧空を併用した成形(以下、こ
れらの成形方法をまとめて差圧成形という)して得られ
た内張材が備えられている。また、ABS製内張材に代
えて表面光沢がすぐれ、かつ、吸水率が低いポリプロピ
レン製内張材を使用することも試みられている。
冷蔵ハの断熱性を向上させるため、冷蔵庫の構造基材で
ある焼付塗装ステンレス板と、前記内張材との間にウレ
タンフオームを介在させることが提案されているが、か
かる積層構造体を得るVCは、内張外装材きしてポリオ
レフィン系樹脂シートを用いた場合、ポリオレフィン樹
脂シートと断熱材であるウレタンフオームとの接着を強
固にする必要がある。このため、予じめ差圧成形された
内張外装材とウレタンフオームを液状のアクリル系接着
剤やエポキシ系接着剤を用いて積層し、次いでこの積層
材を、内側に接着剤を塗布した焼付塗装ステンレス構造
基材(型枠)内に挿入圧着させることなどによりおこな
われるが、かかる工程を多数経る方法ではコスト高にな
る。従って、第1図に示すように、型枠(1)と内張材
(2)により形成されるキャビティ(3)内に、発泡性
ウレタン溶液(A)を注入し、次いで発泡、硬化させて
型枠(1)とウレタン発泡体(A′)と内張材(2)が
一体となった吹鳴構造物を型造する現場施工法の方が好
ましい。
更に、ポリオレフィン樹脂シートにあらかじめ、有機溶
剤系の接着剤を塗工乾燥したのち、断熱材であるウレタ
ンフオームと接着させる方法が考えられるが、有機溶剤
の使用は火災の危険や労働者の衛生等作業環境上好まし
くない。
又、ABS、ポリオレフィン製シートを差圧成形するに
先立って、シート表面に付着した塵芥を布等で拭い去る
必要がある。これを解決する方法として、シー ト素材
の樹脂に帯電防止剤を練り込み、これをシート化したシ
ートを用いること罠より解決できるが、帯電防止剤を樹
脂に練り込む方法では、シート表面に帯電防止機能が付
移される迄に、シート成彩後、シートを30〜50日保
存しなければ帯電防止機能をシートに付与することがで
舞ない。逆に、そのシー ト保存期間は塵芥の影響を受
けないよう解慮する必要があり、得策でない。
本発明者等は、ウレタンフオームとABS、またはウレ
タンフオームとポリプロピレンの積層構造断熱材を現場
施工法で製造する場合のかかる要求性能を満足させる塗
布型の接着剤組成物を種々検討し、先にポリオレフイノ
系樹脂またけスチレン系樹脂と、ウレタン発泡体が下記
■成分と(B)成分を含有する接着剤で積層された構造
の複合断熱材を提供17た(特願昭59−3800号)
接着剤組成: 嚇 水溶性もしくけ水分散性のカルボキシル基含有ポリ
オレフィン系ポリマー(中和物も含む)20〜ioo重
!頭 (Bχ 帯電防止性能を有する下記(a)〜(c)成分
からなる重合体の三級窒素原子を両性化剤で変性した両
性化物よりなる水溶性ポリマー 5O−O重貴チ (a) (bl CH==C−COOR560〜80重量%(c)他の疎
水性ビニル単量体 0〜20重量%〔ただし、各式中、
R1けHまたはCHa、R”およびWけそれぞれHまた
は炭素数1〜2のアルキル基、R5け炭素数1〜18の
アルキル基、Aは炭素数2〜6のアルキレン基である〕
この複合断熱材は、ウレタン発泡体がポリオレフィン系
樹脂シートもしくけスチレン系樹脂シートと強固に接着
したものであり、冷蔵庫内装材シして十分実用に耐えう
るものである。
しかし、真空成形された樹脂シートのコーナ一部におい
て、他の部分より接着強度が低い部分が見受けられる製
品が10%以下の割合で混在することが判明した。
〔発明が解決しようとしる問題点〕
本発明は樹脂シートとウレタン発泡体の接着強度をより
向上させることにより、より苛酷な条件下でも樹脂シー
トの剥離部分のない複合断熱材を提供するものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、接着剤として、先願の接着剤に、更に歩積の
弗素系界面活性剤を配合した接剤剤を用いることにより
、より樹脂シートとウレタン発泡体が強固に接着した複
合断熱材を提供するものである。
即ち、本発明は、ポリオレフィン系樹脂またはスチレン
系樹脂と、ウレタン発泡体が下記(ハ成分と(B)成分
を含有する接着剤で積層された構造の複合断熱材を提供
するものである、 接着剤組成: 元 水溶性もしくけ水分散性のカルボキシル基含有ポリ
オレフィンの部分または完全中和物■ 弗素系界面活性
剤。
(シー ト ) 本発明において、シート素材の樹脂としては、高密度ポ
リエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン・プロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・
ブテン共重合体、無水マレイン酸クラフトポリプロピレ
ン、エチレン・アクリル酸共重合体、プーリ4ヒドロキ
シエチルアクリレートグラフトポリプロピレン、エチレ
ン・メタクリル酸共重合体、ビニルシランクラフトポリ
エチレン等のポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン、ス
チレン・ブタジェン・スチレンブロック共重合体(いわ
ゆる5BS)、アクリロニトリル・ブタジェン・スチレ
ン共重合体(いわゆるABS)、ハイインパクトポリス
チレン(いわゆるHIPS )等のスチレン系樹脂があ
げられる。これらは単独で、または二種以上混合して用
いる。この樹脂に、安定剤、無機充填材、顔料、ゴム等
を配合してもよい。これら樹脂はシート状に押出成形さ
れ、必要により表面及び又は裏面をコロナ放電処理され
、肉厚0.3〜41IIlの差圧成形用シートとされる
(接着剤) 接着剤組成物は、水溶性もしくけ水分散性のカルボキシ
ル基含有ポリオレフィンをアンモニア、アルカノールア
ミン、苛性ソーダ、苛性カリ等の中和剤でカルボキシル
基を部分的に、も1. <は完全に中和した塩へ)10
0重量部に対し、弗素系界面活性剤を固型分換算量で0
.01〜2重量部、好ましく1′i0.05〜0.5重
量部の割合で配合したものである。
、し記■成分の原料のカルボキシル基含有ポリオレフィ
ン系ポリマーとしては、アクリル酸やメタアクリル酸な
どの不飽和モノカルボン酸あるいけ無水マレイン酸など
の不飽和多価カルボン酸無水物などをエチレン等のオレ
フィンと共重合することにより、あるいけポリオレフィ
ン忙前記カルボン酸をグラフト共重合することによりか
、(メタ)アクリル酸アルキルエステルなどの不飽和カ
ルボン酸エステルをエチレンとランダム共重合もしくは
ポリオレフィンにグラフト共重合し、次いでケン化する
ことにより得ることができる。
具体的には、例えば、エチレン・アクリル酸ランダム共
重合体、エチレン・メタクリル酸ランダム共重合体、無
水マレイン酸グラフトエチレン・酢酸ビニル共重合体、
アクリル酸クラフトポリエチレン等があけられる。
このカルボキシル基ポリオレフィンを水溶化あるいは水
分散化する為には、これらカルボキシル含有ポリオレフ
ィンに、アンモニア、アルカノールアミン、苛生ソーダ
などのアルカリ水溶液を加えて水溶化あるいけ自己乳化
するか、他の乳化剤や保護コロイド剤等を用いて水分散
化する公知の方法で部分中和物または、完全中和物が製
造される。
かかる中和物は、新日本製鉄化学■より、ザイクセンー
A1ザイクセンA−THt*けザイクセンーAC,(ア
ンモニア中和物、pH7〜10)、ザイクセンーL(ア
ルカノールアミン中和物、pH8〜10)、ザイクセン
ーN(苛性ソーダ中和物、pH8〜1)、)の商品名で
、三片石油化学工業■より°ケミパール3−100”の
商品名で、旭化成■より0コーボレンL−4000”の
商品名で販売されている。
この■成分の中和物の80重量%以下、好咬しくは60
〜20重量%を帯電防止機能を有する水溶性ボリャーに
おきかえてもよい。
かかる帯電防止性能を有する水溶性ポリマーとしては、
カチオン、アニオン、ノニオン、両性のいずれでも良く
、特(て限定されてないが、■成分と均一に混合しうる
様に、イオン性を配慮して選択されれば良い。
1一体重には、ポリエチレンイミン、ポリ(エチレンイ
ミン−尿素)、ポリアミンボリアミドのエチレンイミン
付加物、窒素原子含有カチオン性もしくけ両性ポリマー
等があげられる。この♀素含有水溶性ポリマーは、窒素
含有単量体を単独重合するか、これら単量体と他の共重
合性単量体を共重合することにより得られる。
含窒素単1体の具体例を挙げれば、たとえば下肥のもの
がある。
(イ) CI(2−N (ハ)          G (へ)           (へ)′ここで、各式中
でR1は水素またはメチル基、tおよびR8はそれぞれ
低級アルキル基(特に、Ci〜C4、就中C1〜Ct 
 )、R4は炭素数1〜22の飽和または不飽和アルキ
ル基もしくはベンジル基、炉は四級化された−の対°r
ニオン(たとえば、ハライド(特にクロライド))、A
け炭素数2〜6のアルキレン基、を表わす。
これら帯電防止機能を有する含窒素水溶性ポリマーは、
これら四級(両性化)窒素含有単量体(ロ)、(→、に
)′、(へ)、G1(イ)、(男、(ト)を単量重合し
て、またはこれら四級窒素含有単量体と他のビニル単量
体とを共重合させることにより得られる。また、三級窒
素含有単量体(イ)、(つ、に)、(イ)を単独重合、
もしくは他の単量体と共重きさせてからアルキルハライ
ド、ジメチル硫酸、ベンジルハライドモノクロロ酢酸エ
ステル等のカチオン化剤により四級化又はモノクロル酢
酸(塩)、プロパンサルトン、プロピオラクトン等の両
性化剤により両性化することによって重合体中に存在さ
せるようにすることができることはいうまでもない。
この帯電防止効果を有するポリマーは水溶性であること
が必要であるが、過度に水溶性であることは望寸しくな
い。従って、この三級ないし四級窒素含有重合体は、疎
水性単量体との共重合体であることが望ましい。疎水性
単量体としては、スチレンまたはその核ないし側鎖置換
体、アクリルないしメタクリル酸エステル、ノ翫ロゲン
化ビニル、その他がある。特に適当な含窒素水溶性ポリ
マーは下記の(a)〜(C)成分を共重合させたアクリ
ル系ポリマーである。
(a)単量体(イ)〜(へ)     20〜40重量
係Cb)CHz=CC0OR’      6〜80重
量%〔式中、R1はHまたはメチル基、R5はC1〜C
1)、lのアルキル基である〕 (c)他の疎水性ビニル単量体 O〜20重量%最モ適
当な水溶性アクリルポリマーは、(a)単量体が前記の
単量体(へ)でy%;α0であるものである。
この水溶性アクリル系ポリマーは、三菱油化ファイン■
より5T−1000,5T−1)、00,5T−130
0,5T−3000の商品名で販売されている。
次に、(8)成分の弗素系界面活性剤は、カチオン性、
アニオン性、ノニオン性、両性のいずれでもよく、例え
ば、 H C1oFz+C,h −CH−CHxOC(CH2)g
O)scHsH CxsFatCHgCH−CH20〔(CHx 1so
)t4C2H5Ca FitC00NH4 CsF17SOsK C8Fit Soひ旧C5H5N” (CH8)s I
”C1oF u O0C)txN” (CHs)s B
r0C8FitCH2CH2Ne(CHa )sC10
C8Fi7SO2N (CaHt )C+H40(Cz
HtO)nHC*FuCHgCHz (CiH40)n
HC9F17 + 0(Ct)(A0)。H等々。
これらの中でも、カチオン性のものよりはアニオン性、
両性のものが好ましく、最も好ましいのはノニオン性界
面活性剤である。
市販品の弗素系界面活性剤としては、住友スリーエム■
よりカチオン性の本のが5フロラード134、同135
#の商品名で、ノニオン性のものが”フロラード170
 C: s同4301同431”の商品名で、アニオン
性のものが1フロラード95、同98、同129 ’の
商品名で、旭硝子■よりカチオン性のパーフロロアルキ
ルトリメチルアンモニウム塩が“サーフロン121″の
商品名で、再性のパーフロロアルキルベタインが1サー
フロン131“の商品名で、ノニオン性のパーフロロア
ルキルポリエーテルポリオールが“サーフロン141、
同145#の商品名で、アニオン性のパーフロロアルキ
ルカルボン[塩カ”サーフロン1)、1’、バー70ロ
アルキル燐酸エステルが1サーフロン1)、2#の商品
名で貼売されている。
これらは、水、水とアルコール、例えばエタノール、イ
ンプロパツールの混合液、水とブチルセロソルブとアル
コールとの混合液に溶解して使用する。
接着剤は帆1〜10重量%濃度の水溶液又は水分散液と
して用いられる。
シートの接着面側と反対側面に、帯電防止剤を塗布する
ととけ有用である。かかる帯電防止剤は、上記接着剤と
同一であってもよいし、他の帯電防止ポリマー、例えば
既述した水溶41)、′の帯電防止ポリマーであっても
よい。また、この水溶性の帯電防止ポリマーに、アニオ
ン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性
剤、ノニオン性界面活性剤、例えはラウリルアミノゾロ
ピオネ−ト・ナトリウム塩、ステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド、1−ヒドロキシエチル−2−ウン
デシル−2−イミダシリン・エチレンオキサイド付加物
、ノニルフェノール・エチレンオキサイド付加物、ラウ
リルサルフェート・ナトリウム塩、弗素系界面活性剤等
の帯電防止剤を配合したものでもよい。
(複合断熱材の製造) これら(A)と(Bl成分を含有する帯電防止機能を有
する接着剤の水溶液(2a、2c)は、ロール、はけ、
スプレー等の手段によりシート(2b)の少なくともウ
レタンと接着する裏面側に、0.01〜x、or/i(
固型分)となるように塗布され乾燥される(第2図参照
)。
このようにして得られた接着剤樹脂膜(2a12c)を
表裏面またはウレタンと接着される裏面側に備えた樹脂
シートは、通常の差圧成形に供され、冷蔵庫の内張材と
して適した形状に賦形される、 この賦形されたシート(2)には、必要によりウレタン
溶液(A)注入口(5)が穿孔され、第1図に示すよう
に冷蔵庫の外側構造基材であるステンレス製もしくけア
ルミニウム製型枠(1)内に挿入される。ついで、注入
口(5)より例えば二液型発泡性ウレタン溶液が型枠(
1)と内張材(2)が形成するキャビティ(A)内に注
入され、ウレタン発泡成形されてウレタンフオーム(A
)と内張材(2)が一体に強固に接着した断熱性を備え
る複層構造の内張材が形成される。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。なお
、例中の部、チは重量基準である。
シートの製造例 例1 (1)光沢層に供する樹脂: MFR2,Or/10分
、沸騰へブタン抽出残量99重量%の結晶性プロピレン
単独重合体を用いた。
(1)深絞り層に供する樹脂:エチレン含量5重量慢、
MFRo、5 y / lo分、沸騰へブタン抽出残量
98重量−の結晶性プロピレン−エチレンブロック共重
合体40重量−と、密度0.950?/aI。
MFRO,6y/1o分のポリエチレン40重量%、粒
径1.5μのタルク20重量%よりなる組成物を押出機
で混練してストランド状に押出し、カッティングしてベ
レットにした。
上記(m)の深絞り層用樹脂ペレットを口径9(1m+
の押出機を用いて230℃で幅700mの2層マルチマ
ニホールドダイに供給し、また(+)の光沢層用樹脂を
口径40mの押出機を用いて230で同じダイに供給し
た。ダイの温度は230℃であった。ダイから押し出さ
れた溶融シートは、幅700闘の3本のロールにて順次
冷却固化し、次いでコロナ放電処理して真空成形用シー
トを得た。ロールの温度は、ダイに近いロールから80
℃、95℃、100℃であり、ロールの回転スピードは
1.5m/分であった。シート厚みは、全体で1.6閣
であゆ、光沢層は帆25m5.深絞り層は1.35閣で
あった。
例2 三菱油化■製ポリプロピレン”三菱ノープレンMA−8
″(商品名)を230℃でシート状に押出し、次いでコ
ロナ放電処理して肉厚が1.6雛のシートを得た。
例3 三菱モンサント化成■!#ABsm脂”タフレックス1
57#(商品名)を220℃でシート状に押出し、肉厚
が1.6mのシートを得た。
例4 ポリプロピレン0三菱ノーブレンMH−6“    3
5部高密度ポリエチレン”ユカロンハードEY−40#
 25部スチレン・ブタジェン・スチレンJt[合体 
     12部タルク             2
4部酸化チタン              4部上記
樹脂組成物をポリプロピレンの代りに用いる他は例2と
同様にして肉厚1.6mのシートを得た。
例5 (1)光沢層に供する樹脂: MFR2,0r710分
、沸騰へブタン抽出残量9.9重量%の結晶性プロピレ
ン単独重合体を用いた。
(g)深絞り層に供する樹脂: ポリプロピレン゛三菱ノーブレンMH−6″    2
5部高密度ポリエチレン1ユカロンハードEY−40’
  15mスチレン・ブタジェン・スチレン共重合体 
12部炭酸カルシウム           40部ポ
リスチレン            8部上記(1)の
深絞り要用樹脂を口径90mの押出機を用いて230℃
で幅700mの3層マルチマニホールドダイに供給し、
寸だ(+)の光沢層用樹脂を口径40鵡の押出機を用い
て230℃で同じダイに供給した。ダイの温度は230
℃であった。ダイから押し出された溶融シートは、幅7
0C1m+の3本ロールにて順次冷却固化し、次いでコ
ロナ放電処理して真空成形用シートを得た。ロールの温
度は、ダイに近いロールから80℃、95℃、100℃
であり、ロールの回転スピードは1.5m/分であった
。シ ト厚みは、全体で1.6 mであり、表裏の光沢
層はそれぞれ0.2鴎、中間の深絞り層は1.2鴎であ
った。
水溶性アクリル系帯電防止ポリマーの製造例N、N−ジ
メチルアミンエチルメタクリレート80部(0,5モル
)、メチルメタクリレート50部(0,5モル)および
イソプロピルアルコール200mを攪拌機、還流冷却管
、温度計、滴下ロートを備えた四つロフラスコ内に仕込
み、窒素ガスam(i、2.2’−アゾビスイソブチロ
ニトリル0.9部を重合開始側として添加し、80℃に
て4時間重合反応を行った。
次いで、モノクロル酢酸ソーダ60部を加え、80℃に
て6時間反応(両性化)を行った後、イソプロピルアル
コールを留去しながら水を添加し、固型分が35−の水
溶液を得た。
このアクリル系ポリマー(以下、「ST」と示を分子鎖
に含むものである。
実施例1 前記例1で得た2層構造のシートの両面に、新日本製鉄
化学■製カルボキシル基含有ポリオレフィンのアンモニ
ア中和物0ザイクセンA −TH″(固型分濃度的30
%、pH約8)に、住友スリーエム■のカチオン性弗素
系界面活性剤“フロラード430#(商品名、25℃の
粘度15.000cps 、比重1.1)を、固型分比
で100重量部対0.5重量部の割合で配合したものの
4重量%水分散液を、固型分量でそれぞれ6.6y/r
r?となるように塗布し、自然乾燥させた。
このシートを真空・圧空成形機を用い、約230℃に設
定した加熱炉中に導き、圧空(s、o Kp/d)と減
圧(−600mHg>  を併用し、プラグアシスト成
形した(絞り比H/D=1/1)。シートの離型性は良
好で、プラグもシートより容易に引き離れた。
この賦型したシートの一部に注入口を穿孔した後、この
シートを冷蔵庫本体の枠体であるステンレス製枠内に挿
入し、次いで枠体と賦型されたシートにより形成された
空間(キャビティ内に前記注入口より、ポリウレタン科
学化成■1!2液型発泡性ウレタン溶液1HM−151
0#(商品名)を注入したところ、10秒後に発泡が開
始され、1分後には空間はウレタンフオームによ抄完全
に満たされた。このウレタンフオームの密度は0.05
f/cdであった。同一の操作を20回くり返し、試料
を20個得た。
24時間後、ウレタンフオームが接着したシートのフラ
ット部とコーナ一部を切り出し、ウレタンフオームとシ
ートとの密着性を測定した。一方、上記のものと同様に
真空成形した別の(ウレタン接着をしていない)シート
を一部切抄出し、シート表面の灰付着性を調べた。
結果を表1に示す。
密着性: 試料片よりウレタンフオームを手で引舞離した後、残存
したウレタンを有するシートにナイフでioo個の桝目
を切り刻み、ついでこの桝目上に粘着テープを貼着し、
勢いよく粘着テープをシートより引き剥したとき、シー
ト側に残っている残存ウレタンフオームの桝目を調べた
灰付着: X−5a++以上の高きでも付着 Δ−3〜5cmの高さで付着 ○−3crn以下で付着または付着しない。
実施例2〜1)、、比較例1〜4 前記実施例1において塗布剤を表1のように変化させる
他は同様にしてウレタンフオーム/シート積層断熱材′
を得た。
この積層断熱材を実施例1と同様に評価した。
結果を表1に示す。
(以下余白) 実施例12〜15 差圧成形用シートとして例1で得た展層シートを用いる
代りに、前記例2〜5で得たシートを用いかつ、シート
表面側の塗布剤を5T−1)、00’に代える他は実施
例1と同様にしてウレタンフオーム/シート積層断熱材
を得た。
このものの物性を表2に示す。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一砿様を示す断面図、第2図は
シートの断面図である。 図中、1はステンレス製枠体、2け差圧成形用シート(
内張材)、2aは塗工剤層、2cけ接着剤LaFiキャ
ピテイ、4′ハウレタン発1%1体、sは注入口である
。 特許出願人 三菱油化ファイン株式会社特許出願人  
三菱油化株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 代理人 弁理士 長 谷 正 久 // B 32 B  7/12          
  6617[相]発 明 者  伊  藤     
功  四日市街1究所内 O発明者 斎藤 幸男 四日市街1 究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、ポリオレフィン系樹脂またはスチレン系樹脂と、
    ウレタン発泡体が下記(A)成分と(B)成分を含有す
    る接着剤で積層された構造の複合断熱材 接着剤組成: (A)、水溶性もしくは水分散性のカルボキシル基含有
    ポリオレフィンの部分又は完全中和 物。 (B)、弗素系界面活性剤。 2)、(A)成分100重量部に対し、(2)成分が0
    .01〜2重量部の割合で配合されている接着剤を用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複合断
    熱材。 3)、(A)成分がエチレン・アクリル酸共重合体のア
    ンモニア塩、アルカノールアミン塩、もしくはアルカリ
    金属塩であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の複合断熱材。 4)、弗素系界面活性剤がノニオン性界面活性剤である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複合断熱
    材。
JP59128216A 1984-01-12 1984-06-21 複合断熱材 Granted JPS615935A (ja)

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US06/690,253 US4567097A (en) 1984-01-12 1985-01-10 Composite heat-insulating material
EP85300217A EP0150942B1 (en) 1984-01-12 1985-01-11 Composite heat-insulating material containing a cellular urethane
KR1019850000145A KR920000007B1 (ko) 1984-01-12 1985-01-11 복합단열재
DE8585300217T DE3561205D1 (en) 1984-01-12 1985-01-11 Composite heat-insulating material containing a cellular urethane

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0784663A4 (en) * 1994-10-07 1999-07-21 Henkel Corp AQUEOUS METAL COATING COMPOSITION AND METHOD WITH IMPROVED HUMIDIFICATION OF OILY OR LIKE SOILED SURFACES
JP2010535791A (ja) * 2007-08-06 2010-11-25 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 混合フルオロアルキル−アルキル界面活性剤

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EP0784663A4 (en) * 1994-10-07 1999-07-21 Henkel Corp AQUEOUS METAL COATING COMPOSITION AND METHOD WITH IMPROVED HUMIDIFICATION OF OILY OR LIKE SOILED SURFACES
JP2010535791A (ja) * 2007-08-06 2010-11-25 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 混合フルオロアルキル−アルキル界面活性剤

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