JPS6159154B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6159154B2 JPS6159154B2 JP54011365A JP1136579A JPS6159154B2 JP S6159154 B2 JPS6159154 B2 JP S6159154B2 JP 54011365 A JP54011365 A JP 54011365A JP 1136579 A JP1136579 A JP 1136579A JP S6159154 B2 JPS6159154 B2 JP S6159154B2
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- JP
- Japan
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- wedge
- sliding piece
- sheath
- click
- blade
- Prior art date
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Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Knives (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、クリツク止めロツク式ステツプ・
スライド形カツタナイフに関するものである。
スライド形カツタナイフに関するものである。
カツタナイフとくに、細長平行四辺形薄鋼板の
片側長辺に研削刃先きを形成し、鋭角をなす切先
の鈍摩を生じる度毎に、予め短辺と平行に刻んだ
折割り溝から先端を折取つて切先を更新する形式
の替辺を、C字形断面形状になり互いに向い合つ
た唇状部を有するさやの溝内に納めて、さやの唇
状部間に介装した摺動駒に連結して切先のさやの
前端から出入り可能としたスライド式カツタナイ
フは、刃砥ぎを要せず切れ味が更新され得ること
から近年来とみに普及しつつある。
片側長辺に研削刃先きを形成し、鋭角をなす切先
の鈍摩を生じる度毎に、予め短辺と平行に刻んだ
折割り溝から先端を折取つて切先を更新する形式
の替辺を、C字形断面形状になり互いに向い合つ
た唇状部を有するさやの溝内に納めて、さやの唇
状部間に介装した摺動駒に連結して切先のさやの
前端から出入り可能としたスライド式カツタナイ
フは、刃砥ぎを要せず切れ味が更新され得ること
から近年来とみに普及しつつある。
かような替刃スライド形カツタナイフは、さや
から切先を突出させた使用状態で刃身をそれに働
く切削抵抗に対して固定する必要があり、このた
めに従来から摺動駒に仕組んだばね片とさやとく
にその唇状部に形成した鋸歯状凹凸と係合させる
クリツク止めまたは、摺動駒にねじばめをした押
ねじなどが、専ら用いられている。
から切先を突出させた使用状態で刃身をそれに働
く切削抵抗に対して固定する必要があり、このた
めに従来から摺動駒に仕組んだばね片とさやとく
にその唇状部に形成した鋸歯状凹凸と係合させる
クリツク止めまたは、摺動駒にねじばめをした押
ねじなどが、専ら用いられている。
しかし前者は固定の確実さに欠けるので刃幅の
広い大型のものには不向きな一方、後者は、締め
緩めが面倒で操作性にうらみなしとしない。
広い大型のものには不向きな一方、後者は、締め
緩めが面倒で操作性にうらみなしとしない。
そこでクリツク止めスライド方式についてその
クリツク止めを拘束するストツパの付設が試みら
れているが、従来の提案はクリツク止めの解除
と、刃身の進退操作とに二挙動の操作が必要なの
で、スライド方式による操作の簡便さを損う欠点
を残している。
クリツク止めを拘束するストツパの付設が試みら
れているが、従来の提案はクリツク止めの解除
と、刃身の進退操作とに二挙動の操作が必要なの
で、スライド方式による操作の簡便さを損う欠点
を残している。
この発明はかような難点をとくに有利に克服し
て、恰も在来の摺動駒を進退させるのと同様な単
鈍進退操作を加えるだけで刃身のステツプ・スラ
イドが行われ、そのステツプの度毎に刃身の方か
ら加わる力によつては解除されることのないよう
に、クリツク止めがロツクされる仕組みを新たに
開発したものである。
て、恰も在来の摺動駒を進退させるのと同様な単
鈍進退操作を加えるだけで刃身のステツプ・スラ
イドが行われ、そのステツプの度毎に刃身の方か
ら加わる力によつては解除されることのないよう
に、クリツク止めがロツクされる仕組みを新たに
開発したものである。
この発明はC字形断面形状になり互いに向い合
つた唇状部の少くとも片側に鋸歯状凹凸を列設し
たさや、このさやの溝内に摺動して切先を出入し
得る刃身、そしてこの刃身の後端を脱着可能に係
止する突起をそなえかつ上記さやの鋸歯状凹凸と
かみ合うクリツク止め弾性片をもつた摺動駒及
び、この摺動駒の方向に可動として摺動駒にあり
溝係合して摺動駒の移動を先導する進退ノブをそ
なえるほか、この進退ノブの摺動駒に対する相対
的な推進及び退行移動に従動するくさびをそのリ
ターンばねとともに摺動駒に内蔵保持させ、この
くさびの側面にその上記従動装置でのみクリツク
止め弾性片の撓曲避退を受入れるくぼみと、くさ
びのリターンばねによる復元位置ではクリツク止
め弾性片の撓曲を抑制する阻止面とを設けて摺動
駒のステツプスライド運動を規制したことを特徴
とするクリツク止めロツク式ステツプ・スライド
形カツタナイフである。
つた唇状部の少くとも片側に鋸歯状凹凸を列設し
たさや、このさやの溝内に摺動して切先を出入し
得る刃身、そしてこの刃身の後端を脱着可能に係
止する突起をそなえかつ上記さやの鋸歯状凹凸と
かみ合うクリツク止め弾性片をもつた摺動駒及
び、この摺動駒の方向に可動として摺動駒にあり
溝係合して摺動駒の移動を先導する進退ノブをそ
なえるほか、この進退ノブの摺動駒に対する相対
的な推進及び退行移動に従動するくさびをそのリ
ターンばねとともに摺動駒に内蔵保持させ、この
くさびの側面にその上記従動装置でのみクリツク
止め弾性片の撓曲避退を受入れるくぼみと、くさ
びのリターンばねによる復元位置ではクリツク止
め弾性片の撓曲を抑制する阻止面とを設けて摺動
駒のステツプスライド運動を規制したことを特徴
とするクリツク止めロツク式ステツプ・スライド
形カツタナイフである。
この発明では、摺動駒の上面の進退ノブを単に
刃身の長手方向に沿つて押すだけでクリツク止め
の解除と再ロツクが交互にくり返されるステツ
プ・スライド作用の下に切先を必要な突出長さま
で送り出すことができ、しかもこの切先きに働く
力によつてはその向きの如何にかかわらず刃身の
固定位置のロツクが外れることはなく、そして逆
に進退ノブを引くだけで容易に切先の収納ができ
るのである。
刃身の長手方向に沿つて押すだけでクリツク止め
の解除と再ロツクが交互にくり返されるステツ
プ・スライド作用の下に切先を必要な突出長さま
で送り出すことができ、しかもこの切先きに働く
力によつてはその向きの如何にかかわらず刃身の
固定位置のロツクが外れることはなく、そして逆
に進退ノブを引くだけで容易に切先の収納ができ
るのである。
第1図にこの発明によるカツタナイフの外観を
示したように、在来のクリツク止めスライドカツ
タナイフとの間に格別なちがいはない。図中1は
さや、2は刃身、3は摺動駒、そして4が進退ノ
ブをあらわしている。
示したように、在来のクリツク止めスライドカツ
タナイフとの間に格別なちがいはない。図中1は
さや、2は刃身、3は摺動駒、そして4が進退ノ
ブをあらわしている。
さや1は、概括的にC字形断面形状で互いに向
い合つた唇状部1a,1bを対設し、その少くと
も片側に鋸歯状凹凸1cを設けた合成樹脂成形体
よりなり、この合成樹脂成形体は図のように、金
属薄板の板金細工によるリツプ付溝形成形体から
なるホルダ5の外被グリツプとして形成するを可
とするが、ときにかかる外被を省いてホルダ5に
上記鋸歯状凹凸を移し設けたものであつてもよ
い。
い合つた唇状部1a,1bを対設し、その少くと
も片側に鋸歯状凹凸1cを設けた合成樹脂成形体
よりなり、この合成樹脂成形体は図のように、金
属薄板の板金細工によるリツプ付溝形成形体から
なるホルダ5の外被グリツプとして形成するを可
とするが、ときにかかる外被を省いてホルダ5に
上記鋸歯状凹凸を移し設けたものであつてもよ
い。
刃身2は、さきに従来例についてのべたような
折取りによる切先の更新を行う形式を可とする
が、加工対象の如何によつてはそれに適合する任
意な脱着工具、たとえば折割り刻みを有しない替
刃などであつてもよい。
折取りによる切先の更新を行う形式を可とする
が、加工対象の如何によつてはそれに適合する任
意な脱着工具、たとえば折割り刻みを有しない替
刃などであつてもよい。
摺動駒3は、刃身2の切先2aと反対の後端に
あけた係止孔2bにはまり合つて刃身2を、さや
1の内部から刃先2aを出入し得るように連結す
る突起3aを有する。図中2cは刃身の片側で砥
上げ形成した刃先である。
あけた係止孔2bにはまり合つて刃身2を、さや
1の内部から刃先2aを出入し得るように連結す
る突起3aを有する。図中2cは刃身の片側で砥
上げ形成した刃先である。
第2図a,b,cに、摺動駒3を中心とする要
部の詳細を断面で示し、同図dで進退ノブ4の推
進位置における断面をあらわした。
部の詳細を断面で示し、同図dで進退ノブ4の推
進位置における断面をあらわした。
摺動駒3は全体として屋形船状の組立外観にな
り、そのへさきに当る前端に上記の突起3aを有
するほか、屋形に当る箱状部3bに、底面で方形
開口3cによつて開く内部空洞3dを有する。
り、そのへさきに当る前端に上記の突起3aを有
するほか、屋形に当る箱状部3bに、底面で方形
開口3cによつて開く内部空洞3dを有する。
この箱状部3bはさや1の唇状部1a,1bの
間隔に対応する幅でさや1の溝1dに適合する底
板3eの幅よりも狭いものとし、この側面(図示
例で両側)の内部空洞3dと通じる窓開口3fを
あけ、この窓開口3fの内から外に向つて張り出
してさや1の鋸歯状凹凸1cとかみ合つて摺動駒
3の位置定めを司るクリツク止め弾性片3gをさ
や1の長手方向と平行に突設してある。
間隔に対応する幅でさや1の溝1dに適合する底
板3eの幅よりも狭いものとし、この側面(図示
例で両側)の内部空洞3dと通じる窓開口3fを
あけ、この窓開口3fの内から外に向つて張り出
してさや1の鋸歯状凹凸1cとかみ合つて摺動駒
3の位置定めを司るクリツク止め弾性片3gをさ
や1の長手方向と平行に突設してある。
このクリツク止め弾性片3gは、図のような一
対をとくに前後交互に設けるとか、突出の向きを
揃えるときは長さを異ならせるとかの手段を講じ
て、突起3aのまわりにおける各弾発点のモーメ
ントの差で該突起3aを介し刃身2をその峰でさ
や1の溝壁に当るようにし、刃先2cの保護を行
うことがのぞましい。
対をとくに前後交互に設けるとか、突出の向きを
揃えるときは長さを異ならせるとかの手段を講じ
て、突起3aのまわりにおける各弾発点のモーメ
ントの差で該突起3aを介し刃身2をその峰でさ
や1の溝壁に当るようにし、刃先2cの保護を行
うことがのぞましい。
箱状部3bの内部後洞3d内にこの例では昇降
可能なくさび6を納め、リターンばね7により上
向きに偏倚するように、ばね受8を内部空洞3d
の底に係止する。
可能なくさび6を納め、リターンばね7により上
向きに偏倚するように、ばね受8を内部空洞3d
の底に係止する。
くさび6の側面にはそのリターンばね7に抗し
た圧下位置で、クリツク止め弾性片3gの内向き
の撓曲を受入れるくぼみ6aと、リターンばね7
による押上げ位置でクリツク止め弾性片3gの妄
動を阻止する抑止面6bとを設ける。図中6cは
昇降ガイドである。
た圧下位置で、クリツク止め弾性片3gの内向き
の撓曲を受入れるくぼみ6aと、リターンばね7
による押上げ位置でクリツク止め弾性片3gの妄
動を阻止する抑止面6bとを設ける。図中6cは
昇降ガイドである。
箱状部3bの頂面には、さや1の長手方向と平
行にのびるあり形ガイド3hを設け、これにあり
溝4aで係合するように進退ノブ4を組合わせ、
この進退ノブ4の内面にくさび6と係合する斜面
4b,4cを設けてくさび6の山形くさび面6d
と適合させる。
行にのびるあり形ガイド3hを設け、これにあり
溝4aで係合するように進退ノブ4を組合わせ、
この進退ノブ4の内面にくさび6と係合する斜面
4b,4cを設けてくさび6の山形くさび面6d
と適合させる。
進退ノブ4は第2図dに示した推進位置で、く
さび6を圧下し、このくぼみ6aをクリツク止め
弾性片3gに対して斉合させるので、その内向き
撓曲避退が可能となり、それ故このとき進退ノブ
4に加えられた推進力がくさび6を介し摺動駒に
働いて、さや1の鋸歯状凹凸1cに対するクリツ
ク止め弾性片3gの弾発力に抗して1ピツチのス
テツプ移動を生じ、次のかみ合いを成就するや否
や、リターンばね7によつてくさび6が上向きに
復元するので、その抑止面6bがクリツク止め弾
性片3gを再拘束し、そのとき進退ノブ4になお
推進力が働くならば、その先導的な移動で、上記
したところと同様な摺動駒3のステツプ移動が、
次々に行われ、必要な切先2aの突出長さにわた
る間の操作が、的確に実現される。
さび6を圧下し、このくぼみ6aをクリツク止め
弾性片3gに対して斉合させるので、その内向き
撓曲避退が可能となり、それ故このとき進退ノブ
4に加えられた推進力がくさび6を介し摺動駒に
働いて、さや1の鋸歯状凹凸1cに対するクリツ
ク止め弾性片3gの弾発力に抗して1ピツチのス
テツプ移動を生じ、次のかみ合いを成就するや否
や、リターンばね7によつてくさび6が上向きに
復元するので、その抑止面6bがクリツク止め弾
性片3gを再拘束し、そのとき進退ノブ4になお
推進力が働くならば、その先導的な移動で、上記
したところと同様な摺動駒3のステツプ移動が、
次々に行われ、必要な切先2aの突出長さにわた
る間の操作が、的確に実現される。
進退ノブ4の逆方向の推進すなわち後退の際に
も、上記したと同様な、その先導移動を介した摺
動駒のステツプ追従移動が導かれて切先2aの収
納をやはり適切に実現できる。
も、上記したと同様な、その先導移動を介した摺
動駒のステツプ追従移動が導かれて切先2aの収
納をやはり適切に実現できる。
ここに進退ノブ4の前進、後退両操作とも、摺
動方向に沿つた力を加えればよく、従来のクリツ
ク止めスライド式のカツタナイフにおけると全く
同様なワンタツチで行える。
動方向に沿つた力を加えればよく、従来のクリツ
ク止めスライド式のカツタナイフにおけると全く
同様なワンタツチで行える。
しかしそれにも拘らず、切先1cの進出、収納
の何れを問わず、刃身1自体に作用するいかなる
力に対しても、クリツク止め弾性片3gはくさび
6の抑止面6bによつてクリツク止め位置が拘束
されていて、絶体に刃身の妄動を来すおそれがな
いのである。
の何れを問わず、刃身1自体に作用するいかなる
力に対しても、クリツク止め弾性片3gはくさび
6の抑止面6bによつてクリツク止め位置が拘束
されていて、絶体に刃身の妄動を来すおそれがな
いのである。
第3図に摺動駒3の内部構成を分解斜視図で示
すように、あり案内3hに対して進退ノブ4のあ
り溝4aをはめ合わせ、摺動駒3の底面開口3c
からくさび6を納めたのち、リターンばね7をば
ね受け8によつてくさび6の山形くさび面6d
と、進退ノブ4の斜面4b,4cとの接触の下で
圧縮し、ばね受け8を図示位置からほぼ90゜まわ
した位置で箱状部3bの底部開口3cから内部空
洞3d内に押込み、この押込み位置でばね受け8
をほぼ90゜にわたつて転向させてその係止溝3k
にはめ合わせることにより、摺動駒3を容易に組
立てすることができる。
すように、あり案内3hに対して進退ノブ4のあ
り溝4aをはめ合わせ、摺動駒3の底面開口3c
からくさび6を納めたのち、リターンばね7をば
ね受け8によつてくさび6の山形くさび面6d
と、進退ノブ4の斜面4b,4cとの接触の下で
圧縮し、ばね受け8を図示位置からほぼ90゜まわ
した位置で箱状部3bの底部開口3cから内部空
洞3d内に押込み、この押込み位置でばね受け8
をほぼ90゜にわたつて転向させてその係止溝3k
にはめ合わせることにより、摺動駒3を容易に組
立てすることができる。
以上昇降くさびを用いる例について具体的に説
明したが、さや1の長手方向にわたる進退ノブ4
の先導的な移動を従動して、摺動駒のクリツク止
め弾性片によるロツクを、摺動駒の一山宛のステ
ツプ移動毎に解除することができるような転向部
材たとえばカムの如きもまた、この発明のくさび
に含まれ得るのはもちろんである。
明したが、さや1の長手方向にわたる進退ノブ4
の先導的な移動を従動して、摺動駒のクリツク止
め弾性片によるロツクを、摺動駒の一山宛のステ
ツプ移動毎に解除することができるような転向部
材たとえばカムの如きもまた、この発明のくさび
に含まれ得るのはもちろんである。
かくしてこの発明によれば、さやの長手方向に
沿つて、進退ノブを動かすワンタツチ操作によつ
て刃身のステツプ移動による送り出しと格納両作
動が、従来のクリツク止めスライド式カツタナイ
フと同様に行えるにも拘らず、刃身に加わるいか
なる向きの力に対しても、その妄動を生じない確
実なクリツク止めのロツクを実現し、この種カツ
タナイフの操作性と作業性そして安全性の改善
に、比類のない卓効がもたらされるのである。
沿つて、進退ノブを動かすワンタツチ操作によつ
て刃身のステツプ移動による送り出しと格納両作
動が、従来のクリツク止めスライド式カツタナイ
フと同様に行えるにも拘らず、刃身に加わるいか
なる向きの力に対しても、その妄動を生じない確
実なクリツク止めのロツクを実現し、この種カツ
タナイフの操作性と作業性そして安全性の改善
に、比類のない卓効がもたらされるのである。
第1図は外観図、第2図a,b,cおよびd
は、要部の詳細図と、同図aのA−A線に沿う断
面図およびB−B線に沿う進退ノブの異なる位置
における各断面図であり、第3図は摺動駒の分解
斜視図である。 1……さや、1a,1b……唇状部、1c……
鋸歯状凹凸、2……刃身、2a……切先、3……
摺動駒、3a……突起、3g……クリツク止め弾
性片、4……進退ノブ、4a……あり溝、6……
くさび、6a……くぼみ、6b……抑止面。
は、要部の詳細図と、同図aのA−A線に沿う断
面図およびB−B線に沿う進退ノブの異なる位置
における各断面図であり、第3図は摺動駒の分解
斜視図である。 1……さや、1a,1b……唇状部、1c……
鋸歯状凹凸、2……刃身、2a……切先、3……
摺動駒、3a……突起、3g……クリツク止め弾
性片、4……進退ノブ、4a……あり溝、6……
くさび、6a……くぼみ、6b……抑止面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C字形断面形状になり互いに向い合つた唇状
部の少くとも片側に鋸歯状凹凸を列設したさや、 このさやの溝内に摺動して切先を出入し得る刃
身、 そしてこの刃身の後端を脱着可能に係止する突
起をそなえかつ上記さやの鋸歯状凹凸とかみ合う
クリツク止め弾性片をもつた摺動駒及び、 この摺動駒の摺動方向に可動として摺動駒にあ
り溝係合して摺動駒の移動を先導する進退ノブを
そなえるほか、 この進退ノブの摺動駒に対する相対的な推進及
び退行移動に従動するくさびをそのリターンばね
とともに摺動駒に内蔵保持させ、 このくさびの側面にその上記従動位置でのみク
リツク止め弾性片の撓曲避退を受入れるくぼみ
と、くさびのリターンばねによる復元位置ではク
リツプ止め弾性片の撓曲を抑制する阻止面とを設
けて摺動駒のステツプスライド運動を規制した ことを特徴とするクリツク止めロツク式ステツ
プ・スライド形カツタナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1136579A JPS55103887A (en) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | Click stop lock system steppsltde type cutter knife |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1136579A JPS55103887A (en) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | Click stop lock system steppsltde type cutter knife |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55103887A JPS55103887A (en) | 1980-08-08 |
JPS6159154B2 true JPS6159154B2 (ja) | 1986-12-15 |
Family
ID=11775992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1136579A Granted JPS55103887A (en) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | Click stop lock system steppsltde type cutter knife |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55103887A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0785752B2 (ja) * | 1992-04-30 | 1995-09-20 | オルファ株式会社 | オートロック型ステップスライド式カッターナイフ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943007Y2 (ja) * | 1976-02-13 | 1984-12-18 | 合名会社京都度器製作所 | 替刃式カツタ−ナイフ |
-
1979
- 1979-02-05 JP JP1136579A patent/JPS55103887A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55103887A (en) | 1980-08-08 |
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