JPS6159098A - 流体輸送ライン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 ｍ旦土団し九匹 本発明は内管と外管を有し、少くともその内管が冷流体
または熱流体を輸送するためのもので外管に対して断熱
されている二本の同軸金属管を備えた流体輸送ラインに
関するものである。

この内管と外管の間の環状空隙は断熱材を充填でき、ま
た別の流体を輸送するために使用することや、系内の製
出テストを行なうための申告ガスの循環に使用すること
もできる。

従来技術 解決しなければならない従来からの問題は、中心位置に
固定された内管が温度差による激しい機械的応力に耐え
ると同時に熱損失を許容範囲内にとどめるように内管を
外管に固定させることで６Ｄ、特に低温流体を輸送する
水中ラインの場合には局部的な断熱不良によってライン
外側に氷が生成しそのためラインの浮力が増大して変形
や破裂を生ずる危険性があることである。この問題を解
決するために試みられた研究の結果断熱材の使用によっ
て内管の効果的な固定を行なうことは不可能であシ、内
管を外管内に固定させるためにはラインに沿って両管の
間にところどころ局部的伝熱帯をつくシ、しかもその効
果をラインの附随的局部断熱手段によシ限定することが
望ましいことが知られた。

発明が解決しようとする問題点 従って本発明の目的はこれらの従来からの問題点を解決
することであシ、特に流体輸送ラインの内外管の相対位
置のずれを効果的に抑制することである。

発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明によれば系外に対して断熱すべき流体を輸送する
ための内管及び外管の二個の同軸金属管からなり、複数
の部分２，３から構成され、それぞれ内管部分４，５及
び外管部分６．７よＩ→、相互に軸方向に連続し、内管
部分と外管部分は金属伝熱環体１２を有する伝熱帯で相
互に溶接され、該金属伝熱環体が内管と同一直径の内側
環１３．外管と同一直径の外側環１４及び両者を結ぶ中
央３Ｊ１５よりなる流体輸送系において、金属カバー２
４が伝熱帯１の外周に設けられ、その軸方向端部２６，
２７が二個の連続部分２．３のそれぞれの外管部分６，
７に溶接され、伝熱帯を包む断熱媒質を有する閉塞室３
０を形成することを特徴とする流体輸送ラインが提供さ
れ、この場合断熱媒質はポリウレタンやエポキシ発泡体
等の多孔質断熱材が望ましい。また金属カバーの一例と
しては両端にっばを有する軸方向の円筒形のものが外管
のそれぞれの論接部分に溶接される。

実施例 本発明による流体輸送ラインの具体例は以下に図面に沿
って説明されるが、これはあくまでも説明のだめの一例
でちることを理解すべきでちる。

図面においては本発明の流体輸送ラインの具体例の軸方
向断面図が示される。この図面は二つのライン部分２及
び３の間の伝熱部分ｌを取９巻く部分を示すもので、ラ
イン部分２はラインの金属内管部分４を有しライン部分
３は別の金属内管部分５を有する。同様に、ライン部分
２は金属外管部分６を有し、ライン部分３はもう一万の
部分７を有する。図面の具体例では、外管は内管のシー
スとしてのみ役立ち、内管と外管の間の環状空隙には流
体は流れることなく部分２では８で、部分３では９によ
って示されるこの環状空隙は射出発泡ｓｑ　ＩＪウレタ
ンで充填される。との射出発泡＋１？　ＩＩウレタンは
伝熱帯にまで充填されず、発泡、／　ＩＪウレタンで成
型された二個の環帯１０．１１が金属伝熱＠１２と同時
に導入されて内管と外管との間の断熱を達成するＯ 伝熱ｆｆ１１２は内側環１３と外側ｉ１４を有し中央環
１５により合体されている。内側環１３は外側環１４よ
ｐも軸方向長さが長く、その軸方向両端１６，１７でそ
れぞれ内管部分４及び５と溶接されている。外管部分６
．７は内管部分４．５よシも短かく切断されていて、外
側管１４はその軸方向端部１８．１９では外管部分６．
７に直接溶接されず、管部分６と外側管１４の間及び管
部分７と外側ｇ１４との間にそれぞれ挿入される金属管
２０及び２１に溶接される。これらの金属管２０及び２
１は４１＋方向反対端２２及び２３でそれぞれ外管部分
６，７て溶接される。この配置によって、成型された環
帯１０，１１を端部１６，１７の溶接後、金属管２０．
２１の導入前に取り付けることかで８る。実際には、成
泣された環帯１０，１１は二個の半環体からな）、それ
らが取り付けられた後、合体され同様に金ｇ４管２０，
２１は二個の半管体からなり、それらが取シ付けられた
後、その端面に沿って相互に結合され、その両端を隣接
部分、即ち外管部分６または７及び外側管１４に接合さ
れる。

断熱帯１は外側を金Ａ１カバー２４で覆われ、これは同
じように二個の半環体からなり、配置後、端面に沿って
相互に溶接される。カバー環２４は円筒部分２５からな
り、その軸方向端部のつば２６．２７は環状溶接シーム
２８　、２９によってそれぞれ外管部分子ｉ、７に溶接
されている。発泡ポリウレタンからつくられる環帯も同
様に配置後に二個の半環体から形成されカバー２４．外
側’Ｗ１４１金属管２０　、２　］、及び外管部分６，
７の端部によって限定される閉塞環状室３０内に配備さ
れる。

図面において内管部分４．５及び内側環１３によって形
成される内管内部には、例えば−５０Ｃ；Ｔｆｆｌｅの
温度で液化された流体矢印３１方向に流れ、この輸送パ
イプが水中に沈められてカバー２４の両側の全長側面に
コンクリート被覆が施されるとすると、伝熱帯の相互間
距離は内管を中心位置に固定することと熱損失を計容範
囲内にすることとの要因によって決定され、例えば５０
〜１００ｍの程度である。また水が特定部分に浸入しそ
れによるライン全体の熱損失がまだ許容範囲内でちれば
その浸水部分だけを取υ換える必要を避けることが可能
となるように選択される。

金属カバー２４及び室３０内を充填する発泡ポリウレタ
ン環体の寸法は個々の装置の特性に基いて決定される。

−例をあければ、水中ラインで、内管が外径５０ｚで一
５０Ｃの液化ガスを輸送するためのもので、外管が外径
６６ｃ１１１のシースを形成している場合には、金属力
・ぐ−け長話ｚｍｅ厚さ２　ｃｍ　＋内径７６ａｎで厚
さ５０の発泡ポリウレタン環状体を含み、伝熱環１２の
中央部１５は軸方向厚さは最狭部４　ｏｎ　＋内外側管
１３．１４との接合部で２０ｃｍとなる。

内管が凍結すると伝熱環１２は割れ応力を受け、逆に内
管は張力を、外管は軸方向の圧縮力を受ける。このため
環体１２の形状、特にその中央環体１５の形状は応力の
集中を防ぐように選択される。これらの環体１２の機能
は輸送ラインの種々の部分の長期利用に有害な相対位置
の変化を防止することでおυ、その限界を決めるカバー
２４と室３０は環体１２によって作られる伝熱効果をラ
インを包囲する水の凍結をもたらさない程度に充分に減
少させるように設計される。

内部と外管との間の環状空隙を流体を循環させる変形例
では、環体１２の中央環体１５が透孔されて流体が流遇
し、環状空隙８，９は発泡体で充填されない。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば流体輸送
ラインの内外管の相対位置のずれを効果的に抑制するこ
とが可能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の流体輸送ラインの具体例のＧ１１方向断
′面図である。 １・・・伝熱帯、２，３・・・ノぐイア０複数音６分、
４゜５・・・内管部分、６．７・・・外管部分、１２・
・・金属伝熱環体、１３・・・内側環、１４・・・外狽
ｌＩ環、１５・・・中央環、２４．２５・・・金属カッ
ぐ−１２６、２７・・・カバ一端部、３０・・・閉基室
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、系外に対して断熱すべき流体を輸送するための内管
   及び外管の二個の同軸金属管からなり、複数の部分（２
   、３）から構成され、それぞれ内管部分（４、５）及び
   外管部分（６、７）よりなり、相互に軸方向に連続し、
   内管部分と外管部分は金属伝熱環体（１２）を有する伝
   熱帯で相互に溶接され、該金属伝熱環体が内管と同一直
   径の内側環（１３）、外管と同一直径の外側環（１４）
   及び両者を結ぶ中央環（１５）よりなる流体輸送系にお
   いて、金属カバー（２４）が伝熱帯（１）の外周に設け
   られ、その軸方向端部（２６、２７）が二個の連続部分
   （２、３）のそれぞれの外管部分（６、７）に溶接され
   、伝熱帯を包む断熱媒質を有する閉塞室（３０）を形成
   することを特徴とする流体輸送ライン。 ２、金属カバー（２４）がつば（２６、２７）を軸方向
   両端に有する円筒（２５）の形状であり、該つばが二個
   の連続部分（２、３）の外管部分（６、７）のそれぞれ
   と溶接されている特許請求の範囲第１項記載の流体輸送
   ライン。 ３、断熱媒質が発泡断熱体である特許請求の範囲第１ま
   たは第２項記載の流体輸送ライン。 ４、断熱体がポリウレタン及びエポキシよりなる群から
   選ばれる特許請求の範囲第３項記載の流体輸送ライン。