JPS6158663A - 血漿成分分離器 - Google Patents
血漿成分分離器Info
- Publication number
- JPS6158663A JPS6158663A JP17921284A JP17921284A JPS6158663A JP S6158663 A JPS6158663 A JP S6158663A JP 17921284 A JP17921284 A JP 17921284A JP 17921284 A JP17921284 A JP 17921284A JP S6158663 A JPS6158663 A JP S6158663A
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- JP
- Japan
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- membrane
- plasma
- envelope
- present
- container
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、血漿成分を粒子の大きさの差を利用して更に
分画するための装置に関する。
分画するための装置に関する。
(従来技術と問題点)
血液を血球と血漿に分離する血漿分離器には、中空糸型
(特開昭57−8811.4.特開昭57−84702
)とプレート型(特開昭59−28988)があり、血
漿交換治療、血漿製剤の調整等に広く使用されている。
(特開昭57−8811.4.特開昭57−84702
)とプレート型(特開昭59−28988)があり、血
漿交換治療、血漿製剤の調整等に広く使用されている。
しかし最近では、治療医学等の進歩に伴い、血球と血漿
の分離に止まらず、血漿成分を更に細かく分画する必要
が生じており、血漿成分の成分分離という新しい技術分
野が問題とされてきた。
の分離に止まらず、血漿成分を更に細かく分画する必要
が生じており、血漿成分の成分分離という新しい技術分
野が問題とされてきた。
血漿は血液を構成するpH7,2〜7.6の液体成分で
、血液から赤捕球などの有形成分を除くと、60〜70
%収量で得られる。そして血漿中の固形成分は約1oz
、そのうち7〜8zが蛋白質で、ヒトの血漿蛋白質の約
90%は、30種以上の成分として確認されている。
、血液から赤捕球などの有形成分を除くと、60〜70
%収量で得られる。そして血漿中の固形成分は約1oz
、そのうち7〜8zが蛋白質で、ヒトの血漿蛋白質の約
90%は、30種以上の成分として確認されている。
(発明の目的)
本発明は、この新しい技術分野に好適な、新規な血漿成
分分離器を提供するものである。
分分離器を提供するものである。
(発明の構成)
本発明の骨子は、所望の孔径を有する平膜をメツシュを
挟んで2つ折りにして、上部が開口した封筒状膜を形成
し、この膜を血漿入口を上方に、口液出口を下方に設け
た容器中に、開口部を上にして成形配置した点にある。
挟んで2つ折りにして、上部が開口した封筒状膜を形成
し、この膜を血漿入口を上方に、口液出口を下方に設け
た容器中に、開口部を上にして成形配置した点にある。
本発明において平膜を選んだのは、表に示すように中空
糸膜に比べて、平膜の孔径分布は極めて広く、種々の孔
径の平膜が製造されているからである。即ち、血球と血
漿のように粒子径差が比較的大きいものに分けるだけな
ら中空糸膜が有効に利用できるが、血漿の成分分離では
、粒子径差の小さい成分を数種に分画するので、微妙に
孔径が異なる平膜が数種必要となるのである。
糸膜に比べて、平膜の孔径分布は極めて広く、種々の孔
径の平膜が製造されているからである。即ち、血球と血
漿のように粒子径差が比較的大きいものに分けるだけな
ら中空糸膜が有効に利用できるが、血漿の成分分離では
、粒子径差の小さい成分を数種に分画するので、微妙に
孔径が異なる平膜が数種必要となるのである。
平膜の使用形態としては、平膜を積層状態で用いるプレ
ート型が考えられるが、プレート型では、血漿の流れに
偏流が発生する欠点がある。
ート型が考えられるが、プレート型では、血漿の流れに
偏流が発生する欠点がある。
従って、本発明では、平膜を上部を開口させた封筒状膜
の形で採用し、これをコイル状或はブ ′リーラ状
等の適当な形に成形して、偏流発生の欠、a tt s
m L h、 、。
の形で採用し、これをコイル状或はブ ′リーラ状
等の適当な形に成形して、偏流発生の欠、a tt s
m L h、 、。
封筒状膜を入れる容器としては、特に限定はなく膜の形
に合せて円筒状、直方形状等、適当なものが使用できる
。血漿入口、口液出口の位置も限定されないが、液流の
流れから、血漿入口は容器上方に、口液出口は容器下方
に設けるのが好ましい。
に合せて円筒状、直方形状等、適当なものが使用できる
。血漿入口、口液出口の位置も限定されないが、液流の
流れから、血漿入口は容器上方に、口液出口は容器下方
に設けるのが好ましい。
次に、本発明を図面によって説明する。
第1図は、本発明装置の1実施態様を示すもので、下方
に口液出口(2)を有する円筒状容器(3)中に、コイ
ル状に巻いた封筒状膜(8)を、開口(7)が上になる
ように挿入し、血漿入口(1)を有するキャップ(9)
を被せたものである。
に口液出口(2)を有する円筒状容器(3)中に、コイ
ル状に巻いた封筒状膜(8)を、開口(7)が上になる
ように挿入し、血漿入口(1)を有するキャップ(9)
を被せたものである。
第2図(イ)〜(ハ)は、第1図の装置で使用するコイ
ル状に巻いた封筒状膜の製作工程を示す説明図である。
ル状に巻いた封筒状膜の製作工程を示す説明図である。
先ず、所望の孔径を有する平膜(4)を、メツシュ(5
)を挟んで2枚に折りたたみ、次いで両端部(8)を溶
着等の手段で閉じて、全体として(ロ)に示すように、
上部が開いた封筒状膜(8)を得る。次いで、この膜を
開口(7)を上としてコイル状に巻いて第1図の装置に
使用するコイル状膜とする。
)を挟んで2枚に折りたたみ、次いで両端部(8)を溶
着等の手段で閉じて、全体として(ロ)に示すように、
上部が開いた封筒状膜(8)を得る。次いで、この膜を
開口(7)を上としてコイル状に巻いて第1図の装置に
使用するコイル状膜とする。
第4図は、本発明の別の実施態様を示すもので、第2図
(ロ)に示す封筒状膜(8)を閉じた両端部(6)が長
方形の容器(3)中に、対角線状になるように配置した
ものである。封筒状III (11)は、開口(7)を
上にして、プリーツ状に形成されており、適当なキャッ
プ(図示なし)から導入される血漿は、プリーツ状膜の
開口(7)から膜中に入り、膜の両側に口過された口液
は容器の両面に設けた口液出口(2)から排出される。
(ロ)に示す封筒状膜(8)を閉じた両端部(6)が長
方形の容器(3)中に、対角線状になるように配置した
ものである。封筒状III (11)は、開口(7)を
上にして、プリーツ状に形成されており、適当なキャッ
プ(図示なし)から導入される血漿は、プリーツ状膜の
開口(7)から膜中に入り、膜の両側に口過された口液
は容器の両面に設けた口液出口(2)から排出される。
第3図は、本発明で使用する封筒状膜(8)における血
漿分離状態を示す図で、上部開口(7)から膜間に入っ
た血漿は平膜(0を通して両側に口過される。
漿分離状態を示す図で、上部開口(7)から膜間に入っ
た血漿は平膜(0を通して両側に口過される。
本発明によれば、所望の孔径の平膜を選択することによ
って、血漿成分を2つに分画することができる。そして
、平膜の孔径な変えた本発明の装置を多段に設けること
によって、血漿成分を複数の所望成分に分画することが
できる。
って、血漿成分を2つに分画することができる。そして
、平膜の孔径な変えた本発明の装置を多段に設けること
によって、血漿成分を複数の所望成分に分画することが
できる。
(発明の効果)
本発明によれば、次のような利点がある。
(イ)血漿成分を偏流を生ずることなく、複数の成分に
分画できる。
分画できる。
(ロ)コイル型では、人工腎臓の90z以上を占める中
空糸型の外筒容器を利用でき、構造もシンプルで装置の
小型化が回部である。
空糸型の外筒容器を利用でき、構造もシンプルで装置の
小型化が回部である。
(ハ)プリーツ型では、0液の流出がコイル型よりも、
更にスムーズになる。
更にスムーズになる。
第1図は、封筒状膜をコイル状に巻いた、本発明装置の
1実施態様を示す説明図。 第2図の(イ)〜(ハ)は、第1図のコイル状膜の製作
工程を示す説明図。 第3図は、封筒状膜における、血漿成分の分離状態を示
す説明図。 第4図は、本発明の別の実施態様を示すもので、封筒状
膜をプリーツ状に配置した装置の説明図である。 1血漿入口 8閉じた部分 20液出口 7閉口 3容器 8封筒状膜 4平膜 8キヤツプ 5メツシユ
1実施態様を示す説明図。 第2図の(イ)〜(ハ)は、第1図のコイル状膜の製作
工程を示す説明図。 第3図は、封筒状膜における、血漿成分の分離状態を示
す説明図。 第4図は、本発明の別の実施態様を示すもので、封筒状
膜をプリーツ状に配置した装置の説明図である。 1血漿入口 8閉じた部分 20液出口 7閉口 3容器 8封筒状膜 4平膜 8キヤツプ 5メツシユ
Claims (3)
- (1)1枚の平膜を、間にメッシュを挟んで2つ折りに
し、両端部を閉じて封筒状にしたもの (封筒状膜)を、上方に血漿入口、下方に口液出口を設
けた容器中に封筒状膜の開口部を上にして成形配置した
ことを特徴とする血漿成分分離器。 - (2)封筒状膜がコイル状に巻かれた特許請求の範囲第
1項記載の分離器。 - (3)封筒状膜がプリーツ状に配置された特許請求の範
囲第1項記載の分離器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17921284A JPS6158663A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 血漿成分分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17921284A JPS6158663A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 血漿成分分離器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6158663A true JPS6158663A (ja) | 1986-03-25 |
Family
ID=16061888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17921284A Pending JPS6158663A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 血漿成分分離器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6158663A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4190150B2 (ja) * | 1998-05-13 | 2008-12-03 | 旭化成クラレメディカル株式会社 | 血液処理フィルター装置及び血液処理方法 |
-
1984
- 1984-08-30 JP JP17921284A patent/JPS6158663A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4190150B2 (ja) * | 1998-05-13 | 2008-12-03 | 旭化成クラレメディカル株式会社 | 血液処理フィルター装置及び血液処理方法 |
JP2009022762A (ja) * | 1998-05-13 | 2009-02-05 | Asahi Kasei Kuraray Medical Co Ltd | 血液処理フィルター装置及び血液処理方法 |
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