JPS6157304A - 木材含浸樹脂の迅速硬化方法 - Google Patents
木材含浸樹脂の迅速硬化方法Info
- Publication number
- JPS6157304A JPS6157304A JP17934684A JP17934684A JPS6157304A JP S6157304 A JPS6157304 A JP S6157304A JP 17934684 A JP17934684 A JP 17934684A JP 17934684 A JP17934684 A JP 17934684A JP S6157304 A JPS6157304 A JP S6157304A
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- JP
- Japan
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- resin
- wood
- curing
- heating
- wax
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- Granted
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は樹脂強化木材の製造工程に於て、含浸された樹
脂を効率よく均質に硬化させる方法に関するものである
。
脂を効率よく均質に硬化させる方法に関するものである
。
従来技術とその問題点
従来、末梢にフェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
、エポキシ樹脂などを含浸し、硬化させて、木材の寸法
安定性、耐衝撃性、曲げ強度等を改良したいわゆる強化
木材が種々の用途、例えば、織機部品のシャツトル、刃
物の柄、圧縮ハ・ノドやゲートボールなどのスポーツ用
品、家具調度品、装飾品、民芸品等に使用されている。
、エポキシ樹脂などを含浸し、硬化させて、木材の寸法
安定性、耐衝撃性、曲げ強度等を改良したいわゆる強化
木材が種々の用途、例えば、織機部品のシャツトル、刃
物の柄、圧縮ハ・ノドやゲートボールなどのスポーツ用
品、家具調度品、装飾品、民芸品等に使用されている。
この強化木材の製造において、木材に注入された樹脂の
硬化のために、従来、1)熱圧(ホットプレス又は金型
プレス)、2)熱風加熱、3)高周波加熱、4)マイク
ロ波加熱等による方法が実施検討されているが、これら
の方法は種々の欠点を有している。例えば、熱圧の場合
には、設(liii費が高くなる上に、一種類の形状に
しか形成す°ることができず、多品種生産が出来ない。
硬化のために、従来、1)熱圧(ホットプレス又は金型
プレス)、2)熱風加熱、3)高周波加熱、4)マイク
ロ波加熱等による方法が実施検討されているが、これら
の方法は種々の欠点を有している。例えば、熱圧の場合
には、設(liii費が高くなる上に、一種類の形状に
しか形成す°ることができず、多品種生産が出来ない。
又、大■生産も困難である。熱風加熱の場合は、多品種
生産には通するが、熱伝導的に効率が悪く、木材の中心
部の硬化に至るまでの時間が長くかかるという欠点を有
する。
生産には通するが、熱伝導的に効率が悪く、木材の中心
部の硬化に至るまでの時間が長くかかるという欠点を有
する。
一方、誘電体物質の発熱作用により内部から温度上昇す
る高周波加熱やマイクロ波加熱では、短時間硬化が可能
となるが、高周波加熱の場合には、形状に合った電極が
必要となるので多品種生産に適さず、またマイクロ波加
熱の場合には、均一に加熱する事が難しく、大量生産に
適していない。
る高周波加熱やマイクロ波加熱では、短時間硬化が可能
となるが、高周波加熱の場合には、形状に合った電極が
必要となるので多品種生産に適さず、またマイクロ波加
熱の場合には、均一に加熱する事が難しく、大量生産に
適していない。
問題点を解決するだめの手段
本発明者らは、上記の問題点を生ずることのない木材含
浸樹脂の硬化に関し鋭意研究の結果、本発明に到達した
ものであり、木材含浸樹脂の硬化において、■硬化時間
が短い、■均質な硬化が出来る、■硬化に要するコスト
が安い、■各種寸法形状の木材に適用され、多品種大量
生産が可能である、という長所を備えた硬化方法、すな
わちワックス類およびあるいはオイル類を加熱して液状
とした熱媒中に木材を浸漬して加熱硬化する方法を開発
するに至った。
浸樹脂の硬化に関し鋭意研究の結果、本発明に到達した
ものであり、木材含浸樹脂の硬化において、■硬化時間
が短い、■均質な硬化が出来る、■硬化に要するコスト
が安い、■各種寸法形状の木材に適用され、多品種大量
生産が可能である、という長所を備えた硬化方法、すな
わちワックス類およびあるいはオイル類を加熱して液状
とした熱媒中に木材を浸漬して加熱硬化する方法を開発
するに至った。
本発明における木材含浸用の樹脂としては、熱硬化性樹
脂、例えば、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
、尿素樹脂、メラミン樹脂、キシレン樹脂、フラン樹脂
、アルキルレゾルシノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウ
レタン樹脂、アクリル樹脂などがあげられるが、必ずし
もこれらのみに限定されるものではない。
脂、例えば、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
、尿素樹脂、メラミン樹脂、キシレン樹脂、フラン樹脂
、アルキルレゾルシノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウ
レタン樹脂、アクリル樹脂などがあげられるが、必ずし
もこれらのみに限定されるものではない。
本発明に使用する熱媒としてのワックス類は、天然ワッ
クス、合成ワックス、変性ワックスのいずれでも良いが
、100〜200°Cで液状であり、沸点が少くとも2
00°C以上で、引火点が高く、揮発性や臭気の少ない
ものがよい。
クス、合成ワックス、変性ワックスのいずれでも良いが
、100〜200°Cで液状であり、沸点が少くとも2
00°C以上で、引火点が高く、揮発性や臭気の少ない
ものがよい。
例えば、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワ
ックス、カルナウバワックス、セレシン、モンタンワッ
クス、木ろう、低分子ポリエチレンワックス、酸化ワッ
クス、エステル系ワックス等があげられる。
ックス、カルナウバワックス、セレシン、モンタンワッ
クス、木ろう、低分子ポリエチレンワックス、酸化ワッ
クス、エステル系ワックス等があげられる。
オイル類としては、ジメチルポリシロキサン(20C,
S、〜10万C,S、 )、変性シリコーンオイル、プ
ロセスオイル(パラフィン系、ナフテン系6又は芳香族
系)、更には流動パラフィン、鉱物油、iAJ 滑油、
マシン油、ジフェニル、トリフェニル、アルキルナフタ
レン等の有機熱媒体などがあげられる。これらは、単独
あるいは混合して使用出来るが、熱媒の選択に当っては
含浸した樹脂と相溶性の小さいものを選ぶことが必要で
ある。熱媒により処理する温度及び時間は、樹脂及び木
材の種類によって異なるが、温度は100〜200”C
。
S、〜10万C,S、 )、変性シリコーンオイル、プ
ロセスオイル(パラフィン系、ナフテン系6又は芳香族
系)、更には流動パラフィン、鉱物油、iAJ 滑油、
マシン油、ジフェニル、トリフェニル、アルキルナフタ
レン等の有機熱媒体などがあげられる。これらは、単独
あるいは混合して使用出来るが、熱媒の選択に当っては
含浸した樹脂と相溶性の小さいものを選ぶことが必要で
ある。熱媒により処理する温度及び時間は、樹脂及び木
材の種類によって異なるが、温度は100〜200”C
。
時間は20〜60分程度であるのがよい。
本発明の実施により短時間で均質な硬化が可能となり、
特にワックス類は、木材表面にワックスがコーティング
された状態となり、撥水性付与及び光沢仕上を樹脂硬化
と同時に行なえる利点を存している。
特にワックス類は、木材表面にワックスがコーティング
された状態となり、撥水性付与及び光沢仕上を樹脂硬化
と同時に行なえる利点を存している。
実施例
以下に例をもって本発明を更に説明する。
実施例1
試験片の作成
ブナ角材(20X30X150顛)をオートクレーブに
入れ、室温で5 +nm H(3にて60分間減圧脱気
を行い、次にレゾール型フェノール樹脂のメタノール溶
液(樹脂分40%、 10c、p、s、 at25℃
)を専大し、N2ガスにて10kg/cn!の液圧にし
、60分間加圧含浸させた。含浸したブナ角材を室温に
て2時間風乾し、更に60℃の熱風乾燥機にて5時間乾
燥させた。
入れ、室温で5 +nm H(3にて60分間減圧脱気
を行い、次にレゾール型フェノール樹脂のメタノール溶
液(樹脂分40%、 10c、p、s、 at25℃
)を専大し、N2ガスにて10kg/cn!の液圧にし
、60分間加圧含浸させた。含浸したブナ角材を室温に
て2時間風乾し、更に60℃の熱風乾燥機にて5時間乾
燥させた。
上記試験片をパラフィンワックス(145°F)あるい
はジメチルポリシロキサン(1000CS 25’c)
の150℃に加熱した液に所定時間浸漬した。
はジメチルポリシロキサン(1000CS 25’c)
の150℃に加熱した液に所定時間浸漬した。
五lも唾
上記の様にして硬化させた試料を煮沸した蒸溜水中に3
0分浸漬させ、樹脂の白化度及び煮沸?liの濁度によ
り硬化状態を評価した。その結果を表1に示す(白化な
し及び煮沸液の透明なものが硬化が良い。) 比較例 上記試験片を熱風乾燥(100℃及び150℃)あるい
はマイクロ波加熱により硬化させた。
0分浸漬させ、樹脂の白化度及び煮沸?liの濁度によ
り硬化状態を評価した。その結果を表1に示す(白化な
し及び煮沸液の透明なものが硬化が良い。) 比較例 上記試験片を熱風乾燥(100℃及び150℃)あるい
はマイクロ波加熱により硬化させた。
熱風乾燥機;タバイエスペノク(株)製、Labost
ar L C−122 マイクロ波加熱装置:三菱電機(株)製、電子レンジR
O−2700 周波数= 2450±50 MHz 出 力=500W 以下余白 ■−足−恭一型 嚢一上 以上より、本発明方法によればはるかに短時間で充分な
硬化が可能であることがわかる。
ar L C−122 マイクロ波加熱装置:三菱電機(株)製、電子レンジR
O−2700 周波数= 2450±50 MHz 出 力=500W 以下余白 ■−足−恭一型 嚢一上 以上より、本発明方法によればはるかに短時間で充分な
硬化が可能であることがわかる。
実施例2
実施例1と同様な方法でエポキシ系樹脂を使用した場合
の性能評価を表2に示す。
の性能評価を表2に示す。
間脂辰 エピコート1007(油化シェルエポキシ類
)70重量部メチルエチルケトン 2
00重皿部未−」工 本 試料は部分的に黒く焦げている。
)70重量部メチルエチルケトン 2
00重皿部未−」工 本 試料は部分的に黒く焦げている。
Claims (1)
- 1、樹脂強化木材の製造工程に於て、木材中に含浸され
た樹脂を硬化する際、ワックス類及び/又はオイル類を
加熱して液状とした熱媒中に前記木材を浸漬して樹脂を
加熱硬化させることを特徴とする木材含浸樹脂の迅速硬
化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17934684A JPS6157304A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 木材含浸樹脂の迅速硬化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17934684A JPS6157304A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 木材含浸樹脂の迅速硬化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157304A true JPS6157304A (ja) | 1986-03-24 |
JPH0354601B2 JPH0354601B2 (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=16064233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17934684A Granted JPS6157304A (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 木材含浸樹脂の迅速硬化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6157304A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005533688A (ja) * | 2002-07-26 | 2005-11-10 | ウッド ポリマー テクノロジーズ エーエスエー | フランポリマー含浸木材 |
JP2005533689A (ja) * | 2002-07-26 | 2005-11-10 | ウッド ポリマー テクノロジーズ エーエスエー | フランポリマー含浸木材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111591082A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-08-28 | 何天富 | 一种实木原生态风化的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS543504A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-11 | Victor Co Of Japan Ltd | Address signal searching syste of information recording medium reproducer |
-
1984
- 1984-08-30 JP JP17934684A patent/JPS6157304A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS543504A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-11 | Victor Co Of Japan Ltd | Address signal searching syste of information recording medium reproducer |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005533688A (ja) * | 2002-07-26 | 2005-11-10 | ウッド ポリマー テクノロジーズ エーエスエー | フランポリマー含浸木材 |
JP2005533689A (ja) * | 2002-07-26 | 2005-11-10 | ウッド ポリマー テクノロジーズ エーエスエー | フランポリマー含浸木材 |
JP4841141B2 (ja) * | 2002-07-26 | 2011-12-21 | ケボニー エーエスエー | フランポリマー含浸木材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0354601B2 (ja) | 1991-08-20 |
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