JPS6156176A - エポキシ化合物の製造方法 - Google Patents
エポキシ化合物の製造方法Info
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- JPS6156176A JPS6156176A JP59177594A JP17759484A JPS6156176A JP S6156176 A JPS6156176 A JP S6156176A JP 59177594 A JP59177594 A JP 59177594A JP 17759484 A JP17759484 A JP 17759484A JP S6156176 A JPS6156176 A JP S6156176A
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- JP
- Japan
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- oxygen
- complex
- niobium
- reaction
- epoxy compound
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエポキシ化合物の製造方法に関し、詳しくは特
定の錯体を触媒として用いることによりオレフィン等の
炭素−炭素二重結合を有する不飽和炭化水素から非常に
高い選択率にてエポキシ化合物を効率よく製造する方法
に関する。
定の錯体を触媒として用いることによりオレフィン等の
炭素−炭素二重結合を有する不飽和炭化水素から非常に
高い選択率にてエポキシ化合物を効率よく製造する方法
に関する。
従来、オレフィンやシクロヘキセンなどをエポキシ化す
る方法としては(1)モリブデンやクロムを触媒とし、
過酸化物で酸化する方法(特開昭52−3036号公報
、同53−131.992号公報)、(2)鉄のポルフ
ィリン錯体と酸化剤を用いる方法(J。
る方法としては(1)モリブデンやクロムを触媒とし、
過酸化物で酸化する方法(特開昭52−3036号公報
、同53−131.992号公報)、(2)鉄のポルフ
ィリン錯体と酸化剤を用いる方法(J。
Am、 Chem、 Soc、、 105.5786(
1983) )、(3)銅、バナジウムイオン交換ゼオ
ライトと酸素を用いる方法(米国特許第182722号
明細岩)および(4)モリブデン、バナジウム、タング
ステン、チタンの化合物を触媒とし、α−ノ蔦イドロバ
ーオキシイソ酪酸−級アルコールエステルを用いる方法
(特開昭52−211号公報)などが知られて℃・る。
1983) )、(3)銅、バナジウムイオン交換ゼオ
ライトと酸素を用いる方法(米国特許第182722号
明細岩)および(4)モリブデン、バナジウム、タング
ステン、チタンの化合物を触媒とし、α−ノ蔦イドロバ
ーオキシイソ酪酸−級アルコールエステルを用いる方法
(特開昭52−211号公報)などが知られて℃・る。
しかしこれらの方法は、いずれも高価な酸化剤を必要と
すること、あるいは酸素を使用1〜ても、エポキシ化合
物の選択率が充分でな(、副生成物が生ずるという欠点
があった。
すること、あるいは酸素を使用1〜ても、エポキシ化合
物の選択率が充分でな(、副生成物が生ずるという欠点
があった。
本発明の目的は、オレフィンなどの炭素−炭素二重結合
を有する不飽和炭化水素から、はぼ100%の選択率に
てエポキシ化合物を効率よく製造することである。
を有する不飽和炭化水素から、はぼ100%の選択率に
てエポキシ化合物を効率よく製造することである。
すなわち本発明は、炭素−炭素二重結合を有する不飽和
炭化水素を酸化してエポキシ化合物を製造するにあたり
、反応系に大環状イミンを配位子としたニオブ−酸素錯
体を加えるとともに、酸素の存在下で可視光を照射する
ことを特徴とするエポキシ化合物の製造方法を提供する
ものである。
炭化水素を酸化してエポキシ化合物を製造するにあたり
、反応系に大環状イミンを配位子としたニオブ−酸素錯
体を加えるとともに、酸素の存在下で可視光を照射する
ことを特徴とするエポキシ化合物の製造方法を提供する
ものである。
本発明の方法に用いる大環状イミンを配位子としたニオ
ブ−酸素錯体としては様々なものがあるが、中心金属の
ニオブにポルフィリン環、フタロシアニン環などの大環
状イミン配位子が配位したものである。通常この錯体は
、空気中ではさらに酸素が配位した錯体として存在する
。この錯体の構造式は次のように示すことができる。
ブ−酸素錯体としては様々なものがあるが、中心金属の
ニオブにポルフィリン環、フタロシアニン環などの大環
状イミン配位子が配位したものである。通常この錯体は
、空気中ではさらに酸素が配位した錯体として存在する
。この錯体の構造式は次のように示すことができる。
NN−
h
なお、この式(I)において−NN−は大環状イミン配
位子を示す。従って大環状イミン配位子がポルフィリン
環の場合、この錯体は〔Nb(PO′FL)〕Q08′
(但し、PQRはボルフイリ・を示す。)と表わすこと
ができる。また、この錯体の配位子である大環状イミン
としては様々なものがあげられ、例えハホルフイリン、
テトラフェニルポルフィリン。
位子を示す。従って大環状イミン配位子がポルフィリン
環の場合、この錯体は〔Nb(PO′FL)〕Q08′
(但し、PQRはボルフイリ・を示す。)と表わすこと
ができる。また、この錯体の配位子である大環状イミン
としては様々なものがあげられ、例えハホルフイリン、
テトラフェニルポルフィリン。
テトラ−p−トリルポルフィリン、3,5−ジーを一ブ
チルフェニルポルフィリン、テトラピリジルポルフィリ
ン、テトラ−p−スルフオフエニルボルフイリン、テト
ラエチルポルフィリン、テトラメチルポルフィリン、フ
タロシアニン、テトラ、スルフオフタロシアニン、オク
タエチルフタロシアニン、オクタメチルフタロシアニン
′j「とがあげられる。
チルフェニルポルフィリン、テトラピリジルポルフィリ
ン、テトラ−p−スルフオフエニルボルフイリン、テト
ラエチルポルフィリン、テトラメチルポルフィリン、フ
タロシアニン、テトラ、スルフオフタロシアニン、オク
タエチルフタロシアニン、オクタメチルフタロシアニン
′j「とがあげられる。
このような大環状イミンを配位子としたニオブ−酸素錯
体は各種の方法により製造することができる。例えばポ
ルフィリンに塩化ニオブ等のニオブ化合物を反応させ、
しかる後に抽出、洗浄、乾燥、精製等を行なえばその過
程で空気酸化されて所望するポルフィリン錯体が得られ
る。またフタロシアニン環を配位子とする場合も同様に
して錯体な得ることができる。
体は各種の方法により製造することができる。例えばポ
ルフィリンに塩化ニオブ等のニオブ化合物を反応させ、
しかる後に抽出、洗浄、乾燥、精製等を行なえばその過
程で空気酸化されて所望するポルフィリン錯体が得られ
る。またフタロシアニン環を配位子とする場合も同様に
して錯体な得ることができる。
一方、本発明の方法に用いる原料は、炭素−炭素二重結
合を有する不飽和炭化水素であるが、具体的にはエチレ
ン、プロピレン、n−ブテン、イツブテン、ペンテン、
ヘキセンなどのオレフインヲハシめ、シクロペンテン、
シクロヘキセンナトのシクロオレフィン、さらにはスチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、フタ
ジエンなど様々なものをあげることができる。
合を有する不飽和炭化水素であるが、具体的にはエチレ
ン、プロピレン、n−ブテン、イツブテン、ペンテン、
ヘキセンなどのオレフインヲハシめ、シクロペンテン、
シクロヘキセンナトのシクロオレフィン、さらにはスチ
レン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、フタ
ジエンなど様々なものをあげることができる。
本発明の方法では、上述の炭素−炭素二重結合を有する
不飽和炭化水素を原料とし、これに前述した大環状イミ
ンを配位子としたニオブ−酸素錯体を加えて、酸素の存
在下で可視光を照射する。
不飽和炭化水素を原料とし、これに前述した大環状イミ
ンを配位子としたニオブ−酸素錯体を加えて、酸素の存
在下で可視光を照射する。
ここで可視光を照射すると、大環状イミンを配位子とし
たニオブ−酸素錯体が開裂し、さらに存在する酸素によ
って酸化されて、いわゆるスーツく一オキソ錯体なるも
のが形成され、これが触媒として上記原料化合物に作用
し、エポキシ化合物が生成するものと推定される。この
過程の反応機構は明確ではないが、いずれにしても可視
光を照射しないとエポキシ化反応は進行しない。
たニオブ−酸素錯体が開裂し、さらに存在する酸素によ
って酸化されて、いわゆるスーツく一オキソ錯体なるも
のが形成され、これが触媒として上記原料化合物に作用
し、エポキシ化合物が生成するものと推定される。この
過程の反応機構は明確ではないが、いずれにしても可視
光を照射しないとエポキシ化反応は進行しない。
照射すべき可視光は、その強さ、波長等については特に
制限はないが、エポキシ化反応を円滑に進行させるため
には、室内の光だけでは不充分で−4= あり、タングステン電灯程度の光を照射すべきである。
制限はないが、エポキシ化反応を円滑に進行させるため
には、室内の光だけでは不充分で−4= あり、タングステン電灯程度の光を照射すべきである。
具体的には500Wのタングステン電灯を30cIIL
程度離して照射すればよい。また波長については用いる
ポルフィリン錯体などの錯体の吸収特性に応じて選定す
ればよいが、例えばテトラ−p−)リルボルフィリン(
TTP )を配位子とするトリーμmオキソ−ビス[5
,10,15,20−テトラ−p−トリルポルフィナト
ニオブ(V)] 〔Nb(TTp):]。
程度離して照射すればよい。また波長については用いる
ポルフィリン錯体などの錯体の吸収特性に応じて選定す
ればよいが、例えばテトラ−p−)リルボルフィリン(
TTP )を配位子とするトリーμmオキソ−ビス[5
,10,15,20−テトラ−p−トリルポルフィナト
ニオブ(V)] 〔Nb(TTp):]。
O1lは400〜500nmに強い吸収帯をもち、58
0〜600 nmに中程度の吸収帯を有する。したがっ
てこのようなポルフィリン錯体を用いるときは、可視光
のほぼ全波長領域にわたって吸収帯があるため、いかな
る種類の可視光も使用可能である。
0〜600 nmに中程度の吸収帯を有する。したがっ
てこのようなポルフィリン錯体を用いるときは、可視光
のほぼ全波長領域にわたって吸収帯があるため、いかな
る種類の可視光も使用可能である。
本発明の方法では、上記の可視光を酸素の存在下で照射
することが必要であるが、この酸素源としては、酸素ガ
スはもちろん、空気で充分である。
することが必要であるが、この酸素源としては、酸素ガ
スはもちろん、空気で充分である。
またこの酸素はバグリング等により反応系に供給しても
よいが、単に反応系を攪拌するだけでも充分である。し
たがって、反応系を開放系としておき、攪拌しながら反
応を進行させれば、この反応に必要な酸素は充分に供給
されることとなる。
よいが、単に反応系を攪拌するだけでも充分である。し
たがって、反応系を開放系としておき、攪拌しながら反
応を進行させれば、この反応に必要な酸素は充分に供給
されることとなる。
上述の反応ではそのほかの条件は特に制限はなく、各種
状況に応じて適宜定めればよい。例えば反応温度につい
ては低温から高温まで制限はないが、通常は室温〜20
0℃程度の範囲が好適である。また反応圧力については
常圧〜10 kfl/cTn2程度の範囲とすればよい
。さらに、この反応は無溶媒下でも進行するが、溶媒を
用いる場合にはベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水
素やヘキサン。
状況に応じて適宜定めればよい。例えば反応温度につい
ては低温から高温まで制限はないが、通常は室温〜20
0℃程度の範囲が好適である。また反応圧力については
常圧〜10 kfl/cTn2程度の範囲とすればよい
。さらに、この反応は無溶媒下でも進行するが、溶媒を
用いる場合にはベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水
素やヘキサン。
ヘプタンなどの脂肪族炭化水素等を適宜使用すればよい
。
。
なおこの大環状イミンを配位子としたニオブ−酸素錯体
はそのまま反応系に加えて使用すればよいが、シリカ、
アルミナ、シリカ−アルミナ等の担体に担持させて使用
することも可能である。
はそのまま反応系に加えて使用すればよいが、シリカ、
アルミナ、シリカ−アルミナ等の担体に担持させて使用
することも可能である。
以上の如く本発明の方法によれば、オレフィンt や
シクロオレフィン、さらにはスチレンなど各種の原料化
合物から空気酸化によって、所望するエポキシ化合物を
ほぼ100%という極めて高い選択率にて効率よく製造
することができる。
シクロオレフィン、さらにはスチレンなど各種の原料化
合物から空気酸化によって、所望するエポキシ化合物を
ほぼ100%という極めて高い選択率にて効率よく製造
することができる。
次に本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
参考例(ポルフィリン錯体の調製)
30(Mltの三つロフラスコに5.10,15.20
−テトラ−p−トリルポルフィリン(B2TTP )
1.0g(1,49X 10 ”モル)とベンゾニトリ
ル1801を入れ、窒素を吹き込み溶存酸素を置換した
後、五塩化ニオブ4g(1,48×10−2モル)を加
えた。窒素気流下、油浴温度200℃で15時間加熱攪
拌した後、溶媒を減圧留去し、残渣をクロロホルムで抽
出した。次いで抽出液を水で数回洗浄した後、炭酸カリ
ウムで乾燥しクロロホルムを減圧下で除去した。さらに
得られた残渣を少量のクロロホルムに溶かし、クロロホ
ルムで湿式充填し7たシリカゲルカラム(ワコーゲルc
−100.活性度I)φ30mX170mを用いてクロ
マトグラフ法により分離精製した。展開は最初にクロロ
ホルムで行ない、次いでクロロホルム:メタノール=8
:2の混合溶媒で行なった。クロロホルム−メタノール
留出液を減圧下で蒸発乾固し、ベンゼンで再結晶して赤
紫色の針状結晶トリーμmオキソ−ビス[: 5,10
.15.20−テトラ−p−)リルボ7t、フイナトー
4ブ(V’) ) ((Nb(TTP ):)Q Os
) 372■(収率31.8%)を得た。
−テトラ−p−トリルポルフィリン(B2TTP )
1.0g(1,49X 10 ”モル)とベンゾニトリ
ル1801を入れ、窒素を吹き込み溶存酸素を置換した
後、五塩化ニオブ4g(1,48×10−2モル)を加
えた。窒素気流下、油浴温度200℃で15時間加熱攪
拌した後、溶媒を減圧留去し、残渣をクロロホルムで抽
出した。次いで抽出液を水で数回洗浄した後、炭酸カリ
ウムで乾燥しクロロホルムを減圧下で除去した。さらに
得られた残渣を少量のクロロホルムに溶かし、クロロホ
ルムで湿式充填し7たシリカゲルカラム(ワコーゲルc
−100.活性度I)φ30mX170mを用いてクロ
マトグラフ法により分離精製した。展開は最初にクロロ
ホルムで行ない、次いでクロロホルム:メタノール=8
:2の混合溶媒で行なった。クロロホルム−メタノール
留出液を減圧下で蒸発乾固し、ベンゼンで再結晶して赤
紫色の針状結晶トリーμmオキソ−ビス[: 5,10
.15.20−テトラ−p−)リルボ7t、フイナトー
4ブ(V’) ) ((Nb(TTP ):)Q Os
) 372■(収率31.8%)を得た。
実施例1
第1図に示すような二つの容器1,2を結合した反応器
を用いて以下に示す操作を行なった。まず容器1(内容
積2011Lt)に、上記参考例で得られた( Nb(
TTp) )、o、 4.7〜(2,99X 10−
”モル)、シクロヘキセン3id(2,96X 10−
2モル)およびトルエン1ゴを入れ、この容器1を耐熱
ガラス製湯浴(パイレックス製湯浴)に浸し、空気の存
在下で横から500 Wの電灯にて光を照射しながら4
5℃にて10時間加熱攪拌した。反応終了稜、容器1上
部の開放部3を封管し、容器2を液体窒素に浸した状態
で蒸留して、生成物を容器2に集めた。ここで得られた
生成物をガスクロマトグラフィーにて分析したところ、
生成物はすべてシクロヘキセンオキシド(選択率100
%)であることがわかった。なお、このシクロヘキセン
オキシドの収量は11.41n9であり、触媒である[
Nb(’I’TP) :]9 o8に対して3890%
の収率であった。
を用いて以下に示す操作を行なった。まず容器1(内容
積2011Lt)に、上記参考例で得られた( Nb(
TTp) )、o、 4.7〜(2,99X 10−
”モル)、シクロヘキセン3id(2,96X 10−
2モル)およびトルエン1ゴを入れ、この容器1を耐熱
ガラス製湯浴(パイレックス製湯浴)に浸し、空気の存
在下で横から500 Wの電灯にて光を照射しながら4
5℃にて10時間加熱攪拌した。反応終了稜、容器1上
部の開放部3を封管し、容器2を液体窒素に浸した状態
で蒸留して、生成物を容器2に集めた。ここで得られた
生成物をガスクロマトグラフィーにて分析したところ、
生成物はすべてシクロヘキセンオキシド(選択率100
%)であることがわかった。なお、このシクロヘキセン
オキシドの収量は11.41n9であり、触媒である[
Nb(’I’TP) :]9 o8に対して3890%
の収率であった。
実施例2
実施例1において、CNb(TTp) )、 Osの量
を5.06my (3,22X 10−’モル)、反応
温度を25℃、反応時間を15時間としたこと以外は、
実施例1と同様の操作を行なった。その結果、シクロヘ
キセンオキシドが選択率100%で得られ、その収量は
5.67〜であり、触媒に対して1800%の収率であ
った。
を5.06my (3,22X 10−’モル)、反応
温度を25℃、反応時間を15時間としたこと以外は、
実施例1と同様の操作を行なった。その結果、シクロヘ
キセンオキシドが選択率100%で得られ、その収量は
5.67〜であり、触媒に対して1800%の収率であ
った。
比較例1
実施例2において、(Nb(r’rP):1sosを用
イなかったこと以外は実施例2と同様の操作を行なった
。
イなかったこと以外は実施例2と同様の操作を行なった
。
その結果、シクロヘキセンオキシドは全く得られなかっ
た。
た。
比較例2
実施例2において、[b(TTP) )Q Osの量を
4.68■(2,98x 10−’モル)とし、かつ酸
素の存在しない条件下で反応を行なったこと以外は、実
施例2と同様の操作を行なった。その結果、シクロヘキ
センオキシドは全く得られなかった。
4.68■(2,98x 10−’モル)とし、かつ酸
素の存在しない条件下で反応を行なったこと以外は、実
施例2と同様の操作を行なった。その結果、シクロヘキ
センオキシドは全く得られなかった。
比較例3
実施例2において、〔Nb(TTP)〕、Osの量を5
.32η(3,39X I O−’モル)とし、かつ電
灯を照射しなかったこと以外は、実施例2と同様の操作
を行なった。その結果、シクロヘキセンオキシドは全く
得られなかった。
.32η(3,39X I O−’モル)とし、かつ電
灯を照射しなかったこと以外は、実施例2と同様の操作
を行なった。その結果、シクロヘキセンオキシドは全く
得られなかった。
実施例3
実施例2において、〔Nb(TTP)%Osの代わりに
トリーμmオキソ−ビス[5,10,15,20−テト
ラ(3,5−ジ−t−ブチルフェニルポルフィナトニオ
ブ(V) ) ([:Nb(TBpp))son )を
8.631119(3,36X 10−’モル)用いた
こと以外は、実施例2と同様の操作を行なった。その結
果、シクロヘキセンオキシドが選択率100%で得られ
、七1 つ収量。i9.861”9であり、触媒ゆ
対。ア。750%の収率であった。
トリーμmオキソ−ビス[5,10,15,20−テト
ラ(3,5−ジ−t−ブチルフェニルポルフィナトニオ
ブ(V) ) ([:Nb(TBpp))son )を
8.631119(3,36X 10−’モル)用いた
こと以外は、実施例2と同様の操作を行なった。その結
果、シクロヘキセンオキシドが選択率100%で得られ
、七1 つ収量。i9.861”9であり、触媒ゆ
対。ア。750%の収率であった。
実施例4
実施例1において、シクロヘキセンの代わりにスチレン
2 mlを用い、トルエンの代わりにベンゼア 1 a
tを用い、かッCNb(’l’TP) ’III Oa
の量を5.】8■(3−3o X 10−’モル)とし
たこと以外は、実施例1と同様の操作を行なった。その
結果、スチレンオキシドが選択率100%で得られ、そ
の収量は3.0rn9であり、触媒に対して760%の
収率であった。
2 mlを用い、トルエンの代わりにベンゼア 1 a
tを用い、かッCNb(’l’TP) ’III Oa
の量を5.】8■(3−3o X 10−’モル)とし
たこと以外は、実施例1と同様の操作を行なった。その
結果、スチレンオキシドが選択率100%で得られ、そ
の収量は3.0rn9であり、触媒に対して760%の
収率であった。
実施例5
実施例1において、シクロヘキセンの代わりにヘキセン
−1を2 ml用い、トルエンの代わりにベンゼンを1
11!用い、かつ(Nb(TTp))、o、 ノ量を4
.55 M9(2,9X 10−’モル)としたこと以
外は、実施例1と同様の操作を行なった。その結果、1
.2−エポキシヘキサンが選択率100%で得られ、そ
の収量は11.311pであり、触媒に対して3900
%の収率であった。
−1を2 ml用い、トルエンの代わりにベンゼンを1
11!用い、かつ(Nb(TTp))、o、 ノ量を4
.55 M9(2,9X 10−’モル)としたこと以
外は、実施例1と同様の操作を行なった。その結果、1
.2−エポキシヘキサンが選択率100%で得られ、そ
の収量は11.311pであり、触媒に対して3900
%の収率であった。
実施例6
実施例1において、〔Nb(TTP))、08の量を5
.36■(3,41X 10−’モル)とし、トルエン
量を1.5y+/とじ、反応温度を50℃にするととも
に反応時間を5時間にしたこと以外は、実施例1と同様
の操作を行なった。その結果、シクロヘキセンオキシド
が選択率100%で得られ、触媒に対して519%の収
率であった。
.36■(3,41X 10−’モル)とし、トルエン
量を1.5y+/とじ、反応温度を50℃にするととも
に反応時間を5時間にしたこと以外は、実施例1と同様
の操作を行なった。その結果、シクロヘキセンオキシド
が選択率100%で得られ、触媒に対して519%の収
率であった。
次に、蒸留後の残渣にシクロヘキセン3dおよびトルエ
ン1.5dを加え、上記の温度1時間にて電灯を照射し
ながら反応を行なった。得られた生成物を分析したとこ
ろ、シクロヘキセンオキシドが選択率100%、触媒に
対する収率509%であることがわかった。
ン1.5dを加え、上記の温度1時間にて電灯を照射し
ながら反応を行なった。得られた生成物を分析したとこ
ろ、シクロヘキセンオキシドが選択率100%、触媒に
対する収率509%であることがわかった。
実施例7
実施例1において、CNb(TTP) )Q O,の景
を4.82■(2,9X 1 o−’モル)とし、反応
温度を40’C。
を4.82■(2,9X 1 o−’モル)とし、反応
温度を40’C。
反応時間を3時間とするとともに、空気を10m/分に
てバブリングしたこと以外は、実施例1と同様の操作を
行なった。その結果、シクロヘキセンオキシドが選択率
100%で得られ、触媒に対して1380%の収率であ
った。
てバブリングしたこと以外は、実施例1と同様の操作を
行なった。その結果、シクロヘキセンオキシドが選択率
100%で得られ、触媒に対して1380%の収率であ
った。
=12−
第1図は実施例に用いた反応器の概略を示す説明図であ
る。
る。
Claims (1)
- (1)炭素−炭素二重結合を有する不飽和炭化水素を酸
化してエポキシ化合物を製造するにあたり、反応系に大
環状イミンを配位子としたニオブ−酸素錯体を加えると
ともに、酸素の存在下で可視光を照射することを特徴と
するエポキシ化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59177594A JPS6156176A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | エポキシ化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP59177594A JPS6156176A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | エポキシ化合物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPS6156176A true JPS6156176A (ja) | 1986-03-20 |
JPH0361670B2 JPH0361670B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=16033719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP59177594A Granted JPS6156176A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | エポキシ化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS6156176A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003035630A1 (en) * | 2001-10-19 | 2003-05-01 | Arco Chemical Technology, L.P. | Direct epoxidation process using a mixed catalyst system |
CN1300125C (zh) * | 2001-10-19 | 2007-02-14 | 阿克奥化学技术有限公司 | 使用混合催化剂体系进行直接环氧化的方法 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP59177594A patent/JPS6156176A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2003035630A1 (en) * | 2001-10-19 | 2003-05-01 | Arco Chemical Technology, L.P. | Direct epoxidation process using a mixed catalyst system |
CN1300125C (zh) * | 2001-10-19 | 2007-02-14 | 阿克奥化学技术有限公司 | 使用混合催化剂体系进行直接环氧化的方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0361670B2 (ja) | 1991-09-20 |
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