JPS6155886B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6155886B2
JPS6155886B2 JP10142579A JP10142579A JPS6155886B2 JP S6155886 B2 JPS6155886 B2 JP S6155886B2 JP 10142579 A JP10142579 A JP 10142579A JP 10142579 A JP10142579 A JP 10142579A JP S6155886 B2 JPS6155886 B2 JP S6155886B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
hair
black
diaminopyridine
intermediates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10142579A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5629514A (en
Inventor
Tetsuo Ebara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koei Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koei Chemical Co Ltd filed Critical Koei Chemical Co Ltd
Priority to JP10142579A priority Critical patent/JPS5629514A/ja
Publication of JPS5629514A publication Critical patent/JPS5629514A/ja
Publication of JPS6155886B2 publication Critical patent/JPS6155886B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/41Amines
    • A61K8/411Aromatic amines, i.e. where the amino group is directly linked to the aromatic nucleus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • A61K8/4906Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom
    • A61K8/4926Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds with one nitrogen as the only hetero atom having six membered rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/10Preparations for permanently dyeing the hair

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な酸化発色性染色剤(以下「酸化
染料」と言う)に関するものである。更に詳しく
は、(A)2・6−ジアミノピリジン或いはその塩、
(B)パラアミノジフエニルアミンの塩、及び(C)2・
5−ジアミノピリジン或いはその塩を含有する毛
髪用酸化染料に関するものである。 毛髪を簡単かつ経済的な方法に依つて美しく堅
牢に染色するには、通常、酸化に依つて発色する
色素中間体が用いられる。すなわち染色直前にこ
の色素中間体の中性またはアルカリ性水溶液に酸
化剤を混合したものを毛髪に塗布または含浸させ
れば、これが毛髪内に浸透して、そこで酸化され
水に不溶性の色素となり、この色素が毛髪を染め
るのであるが、上記中間体を主中間体と称する。 主中間体で毛髪を染色する際に、この染色に変
化を持たせる為に、主中間体と共に、しばしば別
種の修飾的中間体と称せられる化合物が添加共用
されることがある。この修飾的中間体は単独では
酸化されても、毛髪を染める能力は持つていない
が、酸化の場で主中間体と縮合反応を起こし、主
中間体のみでは作り得ぬ色調及び堅牢な色素を生
ぜしめる色素中間体を指すものである。 さて、毛髪を金属化合物を含まぬ酸化染料で黒
色かつ堅牢に染色するには、通常、修飾的中間体
として2.4−ジアミノアニソール、メタトルイレ
ンジアミン、メタフエニレンジアミンなどが用い
られる。これらの修飾的中間体は、通常パラフエ
ニレンジアミン、パラトルイレンジアミン、パラ
アミノジフエニルアミンなどの主中間体に添加共
用されることにより、主中間体のみでは作り得ぬ
色調及び高堅牢度の色素を生ぜしめる。たとえ
ば、パラフニレンジアミン、パラトルイレンジア
ミン、パラアミノジフエニルアミンを単独に酸化
すると、それぞれ、暗紫、褐、暗褐の色素を生ず
るのみであるが、これらの主中間体に上記の修飾
的中間体を適当に添加配合して酸化すれば美しく
て堅牢な黒の色素を生ぜしめることが可能であ
る。これらの修飾的中間体は毛髪の黒色染色には
欠くことの出来ぬ重要な原料であるが、これらの
物質には生体細胞に対して突然変異を誘発させる
性質(以下「変異原性」と言う)があり、この性
質は発癌性と相関性を持つために、殴米の先進国
ではこれら修飾的中間体の毛髪染色時に於ける使
用が規制されつつある。したがつて、安全でかつ
堅牢な黒色に毛髪を染色することが要求されてい
る染髪業界では上記修飾的中間体などの変異原性
物質を含有せず、生体に対して安全で、かつ、堅
牢な黒色酸化染料の出現することを要望してい
る。 現在、上記変異原性を示す修飾的中間体を含有
しない黒色酸化染料は、全然無い訳ではなく、た
とえば、その例として、5・5′−ジアミノ−ビス
(2−ピリジル)アミン、4−アミノ−2・6−
ジヒドロキシピリジン、2・4・6−トリアミノ
ピリジン、または、2・5−ジアミノピリジンを
主中間体とする黒色酸化染料の中には上記変異原
性を示す修飾的中間体を含有していないものもあ
る。しかし、これらのものはそれぞれ欠点を持つ
ている。すなわち、5・5′−ジアミノ−ビス(2
−ピリジル)アミンはそれ自身に変異原性があ
り、また、2・5−ジアミノピリジンのみを主中
間体とする黒色酸化染料は日光堅牢度が低いなど
種々の理由で好ましくない。その他に金属化合物
を含む酸化染料で毛髪を黒色に染める方法もある
が、該染料は金属化合物を含まない黒色酸化染料
は比較すれば、その染色力が弱い上に、その染色
に長時間を要するので好ましくない。 この様な情勢に鑑み、本発明者は非変異原性、
かつ堅牢でしかも実用的な黒色酸化染料を得る目
的の為に鋭意研究の結果、(A)2・6−ジアミノピ
リジン或いはその塩を修飾的中間体とし、(B)パラ
アミノジフエニルアミンの塩と(C)2・5−ジアミ
ノピリジン或いはその塩を主中間体とする黒色酸
化染料が生体に非変異原性であり、その堅牢度も
優秀で、その上染色力も強く、かつ、経済性にも
富むことを見い出し、本発明を完成するに至つ
た。 本発明に用いられる2・6−ジアミノピリジ
ン、パラアミノジフエニルアミンの塩2・5−ジ
アミノピリジンが酸化染料の色素中間体として用
いられることは公知の事実である。すなわち毛髪
を酸化染色する際に2・6−ジアミノピリジンと
2・5−ジアミノピリジンの等モル比混合物を用
いれば褐色に、また、パラアミノジフエニルアミ
ンの塩を単独に用いれば暗褐色に、染まることは
公知である。しかしながら、本発明の酸化染料た
とえば(A)2・6−ジアミノピリジン、(B)パラアミ
ノジフエニルアミンの塩及び(C)2・5−ジアミノ
ピリジンの三成分混合物が変異原性も無く、堅牢
で、経済的な黒色に毛髪を染め得る酸化染料の中
間体と成り得ることは、本発明者に依つて新規に
発見された事実であり、従来、何人もこれを予測
することの出来なかつたものである。 すなわち、(A)2・6−ジアミノピリジンと(C)
2・5−ジアミノピリジンの二成分混合物を色素
中間体として用いる公知酸化染料に於いては褐色
にしか毛髪を染色し得なかつたのに対し三成分混
合物を用いる本発明の酸化染料は少量の色素中間
体を用いるのみで黒色に毛髪を染め得るものであ
る。毛髪の酸化染色に際しては人体に対する染料
の薬害を予防する意味で可及的少量の色素中間体
を用いて、黒色または若干赤味の黒色に毛髪を染
め得る染料が要求されており、この要求を本発明
の酸化染料は満足させておるので、本発明は産業
上、極めて有意義である。 本発明で使用される色素中間体の混合比率に就
いては、主中間体である(C)2・5−ジアミノピリ
ジン或いはその塩の比率を増せば褐色気味の黒色
に、また(B)パラアミノジフエニルアミンの塩の比
率を増せば青緑色気味の黒色に色調は若干、偏向
するがこの偏向は毛髪の酸化染色に使用する色素
中間体の総量を増すことに依り、防止することが
可能である。 可及的少量の色素中間体を用いて黒色に毛髪を
染める目的の為には、本発明の色素中間体の混合
比(モル比)は、(A)2・6−ジアミノピリジン或
いはその塩:(B)パラアミノジフエニルアミンの
塩:(C)2・5−ジアミノピリジン或いはその塩=
1.0:0.42〜0.52:0.50〜2.00が好ましい。すなわ
ち、当該混合比の色素中間体からなる本発明の酸
化染料を白髪の0.94ないし1.63重量パーセントに
相当する量だけ用い、後述の実施例1に示される
染法に依り、白髪を染色すると、白髪は黒色ない
し若干赤味の黒色に染色される。 一方、上述の染法に於いて公知の酸化染料すな
わち、(A)2・6−ジアミノピリジンと(C)2・5−
ジアミノピリジンの等モル比混合色素中間体組成
物を使用しても、白髪は単に褐色に染色されるの
みで黒色系には染色され得ず、また、(B)パラアミ
ノジフエニルアミンの塩を上述の染法に依つて、
単独で使用しても、白髪は単に暗褐色に染色され
るのみで黒色には染色され得ない。 このように本発明の酸化染料は可及的少量の色
素中間体を用いて黒色または若干赤味の黒色に毛
髪を染め得る酸化染料、すなわち染色力の強い非
変異原性黒色系酸化染料として公知の酸化染料よ
りも優れている。 本発明の酸化染料中間体はそのままの形態また
は無機酸或いは有機酸との塩、たとえば塩酸塩、
硫酸塩、リン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、乳
酸塩、クエン酸塩等の形態で使用することが可能
である。 下記に実施例及び参考例を挙げて本発明を具体
的に説明するが、本発明はその要旨にもとらぬ限
り、これらの実施例に限られるものではない。た
とえば、下記の染髪実施例においては単に色素中
間体の水溶液と酸化剤水溶液の混合物を用いる方
法のみが記述されているが、実際に本発明の酸化
染料が使用される時には、これに染髪業界で公知
の粘着剤(澱粉、合成糊料、アラビアゴム、高級
アルコール等)、湿潤剤(トリエタノールアミン
等)、養毛剤(ラノリン乳液等)、香料(ジヤスミ
ン等)、プロペラント(1・1−ジフルオロエタ
ン等)、安定剤(亜硫酸塩、チオグリコール酸塩
等)が添加され、固体状、水溶液状、懸濁液状、
エアゾール状等、種々の形態で染髪に使用され得
る。 実施例 1 2・6−ジアミノピリジン1.0g(9.163ミリモ
ル)、パラアミノジフエニルアミン塩酸塩0.964g
(4.367ミリモル)、2・5−ジアミノピリジン1.0
g(9.163ミリモル)、を水500c.c.に懸濁させこれ
に濃度35%の塩酸3.3c.c.を加えてこれらの色素中
間体を均一な溶液となし、これにアンモニア水約
20c.c.を加えて溶液のPHを10に調節した後、更に濃
度6%の過酸化水素水80c.c.を加え、よく撹拌し、
これを約250gの白髪に塗り付け約37℃で20分間
放置した後、水洗乾燥すれば白髪は鮮明な黒色に
染まつた。 この染髪の一部を用い、日本工業規格(JIS)
L0841−1966法に準拠して日光に対する変退色試
験をおこなつた所その日光堅牢度は3級を示し
た。 参考例 1 2・5−ジアミノピリジン1.0gと2・6−ジ
アミノピリジン1.0gから成る色素中間体混合組
成物を用い実施例1と同様に染髪した所、白髪は
褐色に染まり、黒色には染まらなかつた。 参考例 2 パラアミノジフエニルアミン塩酸塩0.964gを
用い、実施例1と同様に染髪した所、白髪は暗褐
色に染まり、黒色には染まらなかつた。 実施例 2ないし4 実施例と同様に第1表のような色素中間体を色
素成分とする毛髪用酸化染料を作り染髪した所、
第1表に示すような結果を得た。
【表】 実施例 5 Salmonella typhimurium菌(Ames−TA98株
またはTA100株)、PCBで薬物代謝酵素を誘導し
たラツト肝によつて調整されたS−9活性化剤、
及び過酸化水素を使用して(10〜1000μg/プレ
ート)の投薬範囲内で下記酸化染料中間体の変異
原性試験をおこなつた所、第2表に示すような結
果であり、本発明に用いる色素中間体には変異体
を増加させる性質は殆んど無く、良好であつた。
【表】 以上述べたように、本発明の毛髪用酸化発色性
染色剤においては、前記特定の色素中間体を組み
合わせて併用することにより、非変異原性で強染
色力かつ堅牢な黒い色素が得られ、顕著な効果が
奏され得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)2・6−ジアミノピリジン或いはその塩、
    (B)パラアミノジフエニルアミンの塩、及び(C)2・
    5−ジアミノピリジン或いはその塩を含有する毛
    髪用酸化発色性染色剤。 2 (A):(B):(C)=1.00:0.42〜0.52:0.50〜2.00
    (モル比)である特許請求の範囲第1項に記載さ
    れた毛髪用酸化発色性染色剤。
JP10142579A 1979-08-08 1979-08-08 Dye for hair Granted JPS5629514A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10142579A JPS5629514A (en) 1979-08-08 1979-08-08 Dye for hair

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10142579A JPS5629514A (en) 1979-08-08 1979-08-08 Dye for hair

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5629514A JPS5629514A (en) 1981-03-24
JPS6155886B2 true JPS6155886B2 (ja) 1986-11-29

Family

ID=14300344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10142579A Granted JPS5629514A (en) 1979-08-08 1979-08-08 Dye for hair

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5629514A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435836U (ja) * 1987-08-27 1989-03-03

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104606604A (zh) * 2015-01-22 2015-05-13 东莞市西码生物科技有限公司 白发转黑发的方法及配方

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435836U (ja) * 1987-08-27 1989-03-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5629514A (en) 1981-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69718351T2 (de) Diaminobenzoesäure derivate als farbstoffvorläufer
US3666812A (en) Diamino phenol hair dyeing compounds
DE2739953C2 (ja)
US5034014A (en) Hair dye composition and method
JPS6155886B2 (ja)
EP0335477B1 (en) The use of n-substituted-5,6-dihydroxyindoles as a hair coloring agent
JPS5851925B2 (ja) 人間の毛髪染色剤
US2926060A (en) Process for the production of oxidation dyeings or prints, and compositions
DE2758203C3 (de) Haarfärbemittel
JPS6155885B2 (ja)
DE2119231B2 (de) Verfahren und Mittel zum Färben menschlicher Haare
US3494715A (en) Method of coloring naturally occurring porous stone
US3128232A (en) Oxidation dyestuff agent for human hair
JPS6160810B2 (ja)
US3231471A (en) 2, 6-dioxypyridine and acid addition salts thereof for dyeing human hair
KR960704982A (ko) δ형 인단스론 청색안료 및 그 제조방법
JPS6029401A (ja) 着色アルミニウム粉の製造方法
JPS62500597A (ja) カチオン染料の貯蔵安定性配合物
JPS6155482B2 (ja)
JPS6054436B2 (ja) 硫化染料及びバツト染料用の染浴酸化剤及びその使用方法
JPS6152773B2 (ja)
KR870001362A (ko) 텍스타일 섬유재료를 안정한 색상으로 염색 또는 날염하는 방법
DE88475C (ja)
DE1142045B (de) Verfahren zum Faerben von lebenden Haaren
JPH0243722B2 (ja)