JPS6151847B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6151847B2
JPS6151847B2 JP24810683A JP24810683A JPS6151847B2 JP S6151847 B2 JPS6151847 B2 JP S6151847B2 JP 24810683 A JP24810683 A JP 24810683A JP 24810683 A JP24810683 A JP 24810683A JP S6151847 B2 JPS6151847 B2 JP S6151847B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating source
oven
kiln
baking
electric heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP24810683A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60141226A (ja
Inventor
Hisayoshi Ogawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP24810683A priority Critical patent/JPS60141226A/ja
Publication of JPS60141226A publication Critical patent/JPS60141226A/ja
Publication of JPS6151847B2 publication Critical patent/JPS6151847B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、パンやカステラ等を調理焼成するた
めの製菓・製パン用オーブンに関する。
〔従来技術〕
従来、業務用の大型オーブン等ではヒータ等の
加熱源は定位置に固定されており、材料を炉内に
多量に並べて一度に焼成するような場合、加熱源
との距離が異なるので、焼きむらを生じてしまう
という問題があつた。
これを防ぐものとして、例えば実公昭51−
37036号、実開昭53−41337、58395号及び実開昭
55−37935号の各公報に記載されたような加熱源
の方向を一定周期で変えるもの、さらに実開昭49
−119309号、実公昭55−53843号公報にみられる
ように加熱源を上下方向に昇降させる構成とした
ものがある。
しかし、加熱源の方向を変えるものではこの加
熱源より遠い位置の材料への伝熱量は小さくなる
ので焼きむらを防ぐためには複数の加熱源を必要
とし、また上下にシフト自在なものでは焼成温度
の制御は比較的簡単ではあるが同様に加熱源を複
数としなければならず、構造が複雑でメンテナン
スが煩雑となり、また高価になるという欠点があ
る。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、加熱源を水平方向に自在にシ
フトさせることにより、被焼成材料を均等に加熱
して焼きむらを生ずることなく焼成できるオーブ
ンを提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の構成は、被焼成材料を収納する窯と、
同窯に配置され発熱量を焼成条件に応じて自動制
御する加熱源とを有してなる製菓・製パン用オー
ブンにおいて、上記加熱源は窯内において水平往
復動可能に取付けられ、かつ同加熱源の往復移動
を行なう駆動装置を配置するようにしたものであ
る。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基いて本発明を説明
する。
第1図は本発明に係る製菓・製パン用オーブン
の斜視図で、1は本体、Aは前面側に開閉自在に
取付けられ内部の窯2に材料を供給する扉、Bは
同扉Aの側部に配置される操作盤で、後述する加
熱源の発熱量、焼成時間及び同加熱源を水平移動
させる駆動装置のストローク速度を自動制御によ
り操作するためのものである。このような制御
は、従来から行なわれているように対象となる焼
成品に応じた焼成条件を得られるように制御系に
組込んだプログラムにより行なう。
第2図は一部切欠正面図、第3図は同平面断面
図であり、本体1内部に窯2を形成し下部に焼板
3を配置している。
4は窯2内に配置される加熱源をなす電熱ヒー
タで、上端に支持部5を形成し、同支持部5を貫
通する案内ロツド6により水平方向に往復移動自
在である。この電熱ヒータ4の水平方向シフトは
焼成時の焼むらを防止するもので、本体1外部に
取付けられた駆動装置7によりプーリ8及びワイ
ヤ9を介して行なう構成であり、各構成要素に関
し以下詳述する。
案内ロツド6の両端はマウンテイングプレート
10を介して窯2内に水平状態に2本平行間隔を
おいて横架され、プーリ8の軸受11もこのマウ
ンテイングプレート10に固定される。
駆動装置7は断熱板12を介設して本体1外に
固定され、内部にモータ13、歯車列14を有し
一側のプーリ8を正逆回転駆動する。歯車列14
の最終歯車14aの軸14bは第5図の拡大断面
図で示すように案内ロツド6内に軸受15を介し
て窯2側に伸延し、先端にすぐ歯傘歯車16を軸
着している。このすぐ歯傘歯車16にはプーリ8
の軸8aに軸着されたすぐ歯傘歯車8bに噛合
し、同プーリ8にモータ13の回転が伝達され
る。さらに軸14bには小プーリ19が軸着さ
れ、第4図に示すように同プーリ19には電熱ヒ
ータ4の位置を示すインジケータ20の指針21
を取付けたロープ22が巻回される。インジケー
タ20の両端には第1、第2リミツトスイツチ
L1,L2が各々配置され、このリミツトスイツチ
L1,L2に指針21が至ると制御系によりモータ
13の正逆回転を行ない、電熱ヒータ4の水平往
復動を行なうことができる。
さらに、30は電熱ヒータ4への電源ケーブル
であり、同ヒータ6の水平往復動のために吊支ロ
ープ、重錘及び滑車等によりたるんだ状態に配置
されている。
さらに、電熱ヒータ4の発熱量や水平移動時間
等は、前述のように焼成する材料に応じて制御す
るように電気制御系を構成する。これは、材料に
より、焼成加熱時間、加熱雰囲気温度、及び加熱
ヒータ4の移動速度を予め決定しておき、操作盤
Bにより所望とする焼成条件を得れるようにして
おけばよい。
また、このような自動運転の他、駆動装置7に
クラツチ機構34を介して歯車列14を回転駆動
させる手動ハンドル35を設け、手動により行な
うことも可能である。
上記構成のオーブンにおいて、材料に応じて操
作盤Bにより焼成条件を選定して電熱ヒータ4の
発熱量及び駆動装置7による同ヒータ4のストロ
ーク速度を決定することにより焼成過程を実行す
ることができる。
まず、モータ13により歯車列14、軸14b
すぐ歯傘歯車16,8bを介してプーリ8が回転
し、この回転によりワイヤ9が押引されて電熱ヒ
ータ4は案内ロツド6に案内されながら窯2内を
焼成条件下で往復動する。この場合、前述のよう
に軸14bの回転に連動するインジケータ20の
指針21が左右両端に到達して第1、第2リミツ
トスイツチL1,L2の動作によりモータ13が正
逆回転し、往復移動が可能となるものである。
以上のように被加熱物(パン、カステラ、焼き
浦鉾等)の性質や状態、求せられている焼き加減
等に応じて電熱ヒータ4を水平移動自在に操作す
ることにより、所望の焼成工程を作りだす事がで
きる。しかも、電熱ヒータ4が移動することによ
り幅射熱が窯2内全域に拡散し、被加熱物の周り
を均等に加熱する状態になるため、焼きむらを防
ぐことができる。
その上、電熱ヒータ4の水平往復動を自在に行
なう事により、加熱源は一つで充分に対応が出
来、しかも、水平動の駆動を高熱状態となる窯2
外から全て操作することが出来るため、ごく普通
の駆動モータ等で設計出来、製作コストの大巾な
低減が計れる。
上記実施例は加熱源を電熱ヒータとしたが、ガ
ス燃焼でも同様に焼成できるもので、第6図と第
7図にその概略を示す。加熱源をガス燃焼とする
場合に一番肝要なことは燃焼機までのガス流路が
窯2からの伝熱によつて加熱されないことであ
る。このため、本実施例では屈曲自在なシヤツタ
50を窯2の天井としての機能をもたせ、同シヤ
ツタ50に燃焼機51をその噴出側のみが下側に
位置するように配置している。同図において、シ
ヤツタ50は可逆回転可能なモータ52に連係す
る巻取ドラム53に両端を連設され、モータ52
により図示のように水平往復動可能である。燃焼
機51は同シヤツタ50に断熱材54等を介して
そのガス噴出側のみがシヤツタ50下面に露呈す
るように固定され、空気及び燃焼ガスの供給部5
1aはシヤツタ50の上位にある。シヤツタ50
の上位は本体1の天板55とにより空間Sが断熱
的に形成され、供給部51aへのガス配管55は
窯2内からの伝熱により加熱されることはない。
本実施例においても、燃焼機51のい加熱量及
びシヤツタ50のストローク速度等に基く燃焼条
件は制御系により予め選定して行ない、加熱源の
水平往復運動により焼むらを生じることなく焼成
することができる。
また、第8図と第9図は第3実施例を示すもの
で本例は窯2とケーシング天板60間に仕切板6
1を配置し、仕切られた空間S内に燃焼機62の
本体62aを位置させ、その噴出部62bを仕切
板61の下位に設けるようにしたものである。仕
切板61にはスリツト63が開設され燃焼機62
の本体62aと噴出部62b間の連結部62cが
このスリツト63内に位置する。燃焼機本体62
aはスリツト63開設方向にガイド材(図示せ
ず)により両縁を摺動可能に支持され、モータ6
4、プーリ65及びワイヤ66により水平往復可
能に構成しておく。また、スリツト63内にはグ
ラスウール等の断熱材67を二分割状に設け、ス
リツト63から空間S内への伝熱を防ぎ、ガス配
管68の加熱を防止する。
本例においても、ガス燃焼が支障なく行なえ、
また加熱源である燃焼機62が水平往復動するの
で製品の焼むらを防止することができる。
〔効果〕
本発明に係る製菓・製パン用オーブンはその構
成により下記の効果を奏する。
(i) 加熱源が窯内で水平方向に往復動するので、
幅射熱が窯内全域に拡散し、焼成材料を均等に
加熱するので製品の焼むらを防ぐことができ
る。
(ii) 熱源を単一としてもその移動により窯内全域
をを加熱できるので構造が簡単で安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製菓・製パン用オーブン
の斜視図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は
同平面断面図、第4図は駆動装置の正面図、第5
図はプーリの回転駆動系を示す要部断面図、第6
図は第2実施例を示す要部概略断面図、第7図は
同概略平面図、第8図は第3実施例を示す要部概
略断面図、第9図は同概略平面図である。 1……本体、2……窯、3……焼板、4……電
熱ヒータ(加熱源)、5……支持部、6……案内
ロツド、7……駆動装置、8……プーリ、9……
ワイヤ、13……モータ、50……シヤツタ、5
1……燃焼機(加熱源)、52……モータ(駆動
装置)、61……仕切板、62……燃焼機(加熱
源)、64……モータ(駆動装置)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被焼成材料を収納する窯と、同窯に配置され
    発熱量を焼成条件に応じて自動制御する加熱源と
    を有してなる製菓・製パン用オーブンであつて、
    上記加熱源は窯内において水平往復動可能に取付
    けられ、かつ同加熱源の往復移動を行なう駆動装
    置を配置してなることを特徴とする製菓・製パン
    用オーブン。
JP24810683A 1983-12-29 1983-12-29 製菓・製パン用オ−ブン Granted JPS60141226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24810683A JPS60141226A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 製菓・製パン用オ−ブン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24810683A JPS60141226A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 製菓・製パン用オ−ブン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60141226A JPS60141226A (ja) 1985-07-26
JPS6151847B2 true JPS6151847B2 (ja) 1986-11-11

Family

ID=17173310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24810683A Granted JPS60141226A (ja) 1983-12-29 1983-12-29 製菓・製パン用オ−ブン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60141226A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7634992B2 (en) 2002-12-23 2009-12-22 Premark Feg L.L.C. Oven for cooking food

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60141226A (ja) 1985-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3457855B1 (en) Systems and methods for an oven with a movable cook surface
US2214630A (en) Oven
US4884552A (en) Gas oven
CN110710888B (zh) 一种烹饪设备
CN102021297A (zh) 飞机蒙皮时效炉
JP3686671B1 (ja) バウムクーヘン焼成機
US6242716B1 (en) Rapid roasting oven with movable heating elements
US3333531A (en) Combination domestic appliance
CN104839255B (zh) 自动翻转烘烤炉
JPS6151847B2 (ja)
CN204443903U (zh) 食品可自动旋转的食品烤炉
US2315070A (en) Air conditioning furnace
US8800545B2 (en) Auto adjusting flame spreader for gas operated oven
US2919691A (en) Mechanism for adjusting the height of racks in range ovens
CN108716697B (zh) 伺服系统控制无级调温的改良型集成灶
CN108618587A (zh) 烹饪装置
US3528399A (en) Gas cooking oven
US2961976A (en) Arrangement for the distribution and regulation of the heating fluid in baker's ovens and the like
US3241543A (en) Burner arrangement for domestic cooking oven
CN209391727U (zh) 智能烘烤机
US4246834A (en) Patty broiler
EP2811879B1 (en) A device for cooking food, in particular pizza, in a wood-fired oven
KR20090062007A (ko) 조리기기
JP2019150122A (ja) 連続焼成機
CN217242389U (zh) 双层分区控温烤箱及香草饼生产线

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees