JPS6151363B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6151363B2 JPS6151363B2 JP12319282A JP12319282A JPS6151363B2 JP S6151363 B2 JPS6151363 B2 JP S6151363B2 JP 12319282 A JP12319282 A JP 12319282A JP 12319282 A JP12319282 A JP 12319282A JP S6151363 B2 JPS6151363 B2 JP S6151363B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power cord
- connecting pieces
- rings
- pair
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は電気器具から導出した電源コードのブ
ツシングに関する。
ツシングに関する。
背景技術
従来のこの種のコードブツシングとしては、第
３図に示すように電気器具２から導出した電源コ
ード３に複数の弾性を有するリング１を所定の間
隔を置いて外挿し、各リング１間をＸ，Ｙ方向に
それぞれ相対向して位置する二対の連結片６で連
結すると共にこれら各連結片６を電源コード３の
軸方向に沿つて同一方向に配列して構成してい
た。従つて、電気器具２を使用する際に電源コー
ド３をＸまたはＹ方向に折り曲げた場合、連結片
６が折り曲げに対して抵抗するためブツシング自
体はそれほどまがらず、ブツシングから電源コー
ド３が出る部分、即ち、図中Ｆで示す部分が極端
に曲がり、この部分に断線が発生するなど、電源
コード３の屈曲、捻曲に対する耐久性が低いとい
う問題があつた。この問題を解決するため、本発
明者は、第４図に示すように電源コードに所定の
間隔をあけて外挿した各リング１間を電源コード
３の軸心に対して相対向して位置する一対の連結
片６で連結すると共にこれら一対の連結片６を電
源コード３の軸方向に対して交互に直交するよう
に配列したコードブツシングを開発したが、確か
に、このものにあつては、一対の連結片６のみで
リング間を連結しているので、曲がり易くなつて
はいるものの、連結片６による連結強度が弱くな
り、電源コード３が軸方向に引つ張られた場合、
連結片６が切断してしまうという新たな問題が発
生してしまつた。
３図に示すように電気器具２から導出した電源コ
ード３に複数の弾性を有するリング１を所定の間
隔を置いて外挿し、各リング１間をＸ，Ｙ方向に
それぞれ相対向して位置する二対の連結片６で連
結すると共にこれら各連結片６を電源コード３の
軸方向に沿つて同一方向に配列して構成してい
た。従つて、電気器具２を使用する際に電源コー
ド３をＸまたはＹ方向に折り曲げた場合、連結片
６が折り曲げに対して抵抗するためブツシング自
体はそれほどまがらず、ブツシングから電源コー
ド３が出る部分、即ち、図中Ｆで示す部分が極端
に曲がり、この部分に断線が発生するなど、電源
コード３の屈曲、捻曲に対する耐久性が低いとい
う問題があつた。この問題を解決するため、本発
明者は、第４図に示すように電源コードに所定の
間隔をあけて外挿した各リング１間を電源コード
３の軸心に対して相対向して位置する一対の連結
片６で連結すると共にこれら一対の連結片６を電
源コード３の軸方向に対して交互に直交するよう
に配列したコードブツシングを開発したが、確か
に、このものにあつては、一対の連結片６のみで
リング間を連結しているので、曲がり易くなつて
はいるものの、連結片６による連結強度が弱くな
り、電源コード３が軸方向に引つ張られた場合、
連結片６が切断してしまうという新たな問題が発
生してしまつた。
発明の目的
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、曲がり易くなり、
電源コードの耐屈曲性、耐捻曲性が向上し、しか
も電源コードに外挿されたリング間の連結強度も
大きいコードブツシングを提供することにある。
り、その目的とするところは、曲がり易くなり、
電源コードの耐屈曲性、耐捻曲性が向上し、しか
も電源コードに外挿されたリング間の連結強度も
大きいコードブツシングを提供することにある。
発明の開示
本発明のコードブツシングは、複数の弾性を有
するリング１を電気器具２より導出する電源コー
ド３に所定の間隔をあけて外挿し、各リング１間
を電源コード３の軸心に対して相対向して位置す
る一対の第１の連結片４と一対の薄肉の第２連結
片５とで連結すると共にこれら一対の第１及び第
２の連結片４，５を電源コード３の軸方向に対し
て交互に直交するように配列して成るものであ
り、この構成により上記目的を達成できるもので
ある。即ち、第１及び第２の連結片４，５が補強
リブとして機能するので、折り曲げに対する抵抗
力が大きくなり、又、第２の連結片５を薄肉に形
成し、電源コード３の軸方向に対して交互に直交
するように配列しているので、一定の方向に折り
曲げた場合、一つ置きに隣接するリング１同士が
当接するまで折り曲げることができ、折り曲げ易
く、従つて、電源コード３の耐屈曲性及び耐捻曲
性を向上させることができ、しかも薄肉の第２の
連結片５により第１の連結片４によるリング１間
の連結強度を補強でき、電源コード３の軸方向に
引つ張られた場合、第１の連結片４が切断してし
まうことがないものである。
するリング１を電気器具２より導出する電源コー
ド３に所定の間隔をあけて外挿し、各リング１間
を電源コード３の軸心に対して相対向して位置す
る一対の第１の連結片４と一対の薄肉の第２連結
片５とで連結すると共にこれら一対の第１及び第
２の連結片４，５を電源コード３の軸方向に対し
て交互に直交するように配列して成るものであ
り、この構成により上記目的を達成できるもので
ある。即ち、第１及び第２の連結片４，５が補強
リブとして機能するので、折り曲げに対する抵抗
力が大きくなり、又、第２の連結片５を薄肉に形
成し、電源コード３の軸方向に対して交互に直交
するように配列しているので、一定の方向に折り
曲げた場合、一つ置きに隣接するリング１同士が
当接するまで折り曲げることができ、折り曲げ易
く、従つて、電源コード３の耐屈曲性及び耐捻曲
性を向上させることができ、しかも薄肉の第２の
連結片５により第１の連結片４によるリング１間
の連結強度を補強でき、電源コード３の軸方向に
引つ張られた場合、第１の連結片４が切断してし
まうことがないものである。
以下、本発明を添付の図面に示す実施例に基づ
いて説明する。電気器具２より導出した電源コー
ド３に複数の弾性を有するリング１を外挿してい
る。これらリング１間は一対の第１の連結片４に
て連結している。一対の第１の連結片４間には第
１の連結片４の厚みt1よりも小さな厚みt2の薄肉
の第２の連結片５を設けて、リング１間の連結を
補強している。この一対の第１及び第２の連結片
４，５はそれぞれ電源コード３の軸心に対してＸ
方向（第１図ｂ）又はＹ方向（１図ｃ）に相対向
して位置している。そして、これら一対の第１及
び第２の連結片４，５は電源コード３の軸方向に
対して交互に直交するように配列している。従つ
て、Ｙ方向に曲げた場合は、たとえばＡ−Ａ部分
ではＹ方向には第１の連結片４が存在しなく、薄
肉の第２の連結片５だけであるので、隣り合うリ
ング１同士が当接するまで、曲げることが可能と
なる。そして、この場合、曲げる力は電源コード
３自体を曲げるのと略同程度である。又、Ｘ方向
に曲げた場合にも同様で、たとえばＢ−Ｂ部分に
おいては、隣り合うリング１同士が、略当接する
まで曲げることができる。又、リング自体の幅
W1とリング１間の間隔W2を適当に設定すること
により、折り曲げ時の曲率半径Ｒを一定に規制す
ることができ、断線しにくい曲率半径を設定でき
る。尚、上記実施例のコードブツシングはいずれ
も電源コードと一体に形成しているが、別体であ
つてもよい。
いて説明する。電気器具２より導出した電源コー
ド３に複数の弾性を有するリング１を外挿してい
る。これらリング１間は一対の第１の連結片４に
て連結している。一対の第１の連結片４間には第
１の連結片４の厚みt1よりも小さな厚みt2の薄肉
の第２の連結片５を設けて、リング１間の連結を
補強している。この一対の第１及び第２の連結片
４，５はそれぞれ電源コード３の軸心に対してＸ
方向（第１図ｂ）又はＹ方向（１図ｃ）に相対向
して位置している。そして、これら一対の第１及
び第２の連結片４，５は電源コード３の軸方向に
対して交互に直交するように配列している。従つ
て、Ｙ方向に曲げた場合は、たとえばＡ−Ａ部分
ではＹ方向には第１の連結片４が存在しなく、薄
肉の第２の連結片５だけであるので、隣り合うリ
ング１同士が当接するまで、曲げることが可能と
なる。そして、この場合、曲げる力は電源コード
３自体を曲げるのと略同程度である。又、Ｘ方向
に曲げた場合にも同様で、たとえばＢ−Ｂ部分に
おいては、隣り合うリング１同士が、略当接する
まで曲げることができる。又、リング自体の幅
W1とリング１間の間隔W2を適当に設定すること
により、折り曲げ時の曲率半径Ｒを一定に規制す
ることができ、断線しにくい曲率半径を設定でき
る。尚、上記実施例のコードブツシングはいずれ
も電源コードと一体に形成しているが、別体であ
つてもよい。
発明の効果
本発明にあつては、第１及び第２の連結片が補
強リブとして機能するので、折り曲げに対する抵
抗力が大きくなり、又、第１及び第２の連結片を
電源コードの軸方向に対して交互に直交するよう
に配列し、しかも第２の連結片を薄肉にしている
ので、一定の方向に折り曲げた場合、一つ置きに
隣接するリング同士が当接するまで折り曲げるこ
とができ、折り曲げ易く、そのため、電源コード
がリングから出た部分の一箇所で極端に曲がり、
この部分で断線が発生することを防止できるな
ど、電源コードの、耐屈曲性及び耐捻曲性を向上
させることができ、しかも薄肉の第２の連結片に
より第１の連結片によるリング間の連結強度を補
強でき、電源コードの軸方向に引つ張られた場合
にも、第１の連結片が切断してしまうことがない
ものである。
強リブとして機能するので、折り曲げに対する抵
抗力が大きくなり、又、第１及び第２の連結片を
電源コードの軸方向に対して交互に直交するよう
に配列し、しかも第２の連結片を薄肉にしている
ので、一定の方向に折り曲げた場合、一つ置きに
隣接するリング同士が当接するまで折り曲げるこ
とができ、折り曲げ易く、そのため、電源コード
がリングから出た部分の一箇所で極端に曲がり、
この部分で断線が発生することを防止できるな
ど、電源コードの、耐屈曲性及び耐捻曲性を向上
させることができ、しかも薄肉の第２の連結片に
より第１の連結片によるリング間の連結強度を補
強でき、電源コードの軸方向に引つ張られた場合
にも、第１の連結片が切断してしまうことがない
ものである。
第１図ａ，ｂ，ｃは本発明の一実施例を示す正
面図、同図ａのＡ−Ａ断面図及び同図ａのＢ−Ｂ
断面図、第２図は同上の作用を示す説明図、第３
図ａ，ｂは従来例を示す正面図及び同図ａのＣ−
Ｃ断面図、第４図ａ，ｂ，ｃは他の従来例を示す
正面図、同図ａのＤ−Ｄ断面図及び同図ａのＥ−
Ｅ断面図であつて、１はリング、２は電気器具、
３は電源コード、４は第１の連結片、５は薄肉の
第２の連結片である。
面図、同図ａのＡ−Ａ断面図及び同図ａのＢ−Ｂ
断面図、第２図は同上の作用を示す説明図、第３
図ａ，ｂは従来例を示す正面図及び同図ａのＣ−
Ｃ断面図、第４図ａ，ｂ，ｃは他の従来例を示す
正面図、同図ａのＤ−Ｄ断面図及び同図ａのＥ−
Ｅ断面図であつて、１はリング、２は電気器具、
３は電源コード、４は第１の連結片、５は薄肉の
第２の連結片である。
Claims (1)
- １ 複数の弾性を有するリングを電気器具より導
出する電源コードに所定の間隔をあけて外挿し、
各リング間を電源コードの軸心に対して相対向し
て位置する一対の第１の連結片と一対の薄肉の第
２の連結片とで連結すると共にこれら一対の第１
及び第２の連結片を電源コードの軸方向に対して
交互に直交するように配列して成ることを特徴と
するコードブツシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12319282A JPS5931584A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | コ−ドブツシング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12319282A JPS5931584A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | コ−ドブツシング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5931584A JPS5931584A (ja) | 1984-02-20 |
| JPS6151363B2 true JPS6151363B2 (ja) | 1986-11-08 |
Family
ID=14854465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12319282A Granted JPS5931584A (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | コ−ドブツシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931584A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0635625B2 (ja) * | 1987-02-20 | 1994-05-11 | 吉田工業株式会社 | 耐摩耗性窒化チタン系サーメットの製造方法 |
| JP4945469B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2012-06-06 | 本田技研工業株式会社 | 自動２輪車の荷物収納装置 |
| JP2017216204A (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 住友電装株式会社 | 充電用コネクタ |
-
1982
- 1982-07-15 JP JP12319282A patent/JPS5931584A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5931584A (ja) | 1984-02-20 |
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