JPS6150575A

JPS6150575A - グリツプ

Info

Publication number: JPS6150575A
Application number: JP59173488A
Authority: JP
Inventors: 川瀬　勝宏; 浅井　英忠
Original assignee: Mizuno Corp
Current assignee: Mizuno Corp
Priority date: 1984-08-21
Filing date: 1984-08-21
Publication date: 1986-03-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）末完１１ＷＪは、ゴルフ、野球、テニス、ホッケーその
他に用いられる連動用具及びハンマー、レンチその他の
手工具等の握り部分にかぶせるグリップの改良に係るも
のである。

（従来の技術）従来より、運動具や手工具、その他の用具類の握りとし
ては、種々のグリップが考案され用いられている。その
中でも運動具のゴルフクラブ、野球バット、ラヶー７ト
、ホッケー用スティックその他、主としてポールやパッ
ク等を打つ用具などと、ハンマーのように釘その他の物
を叩く手工具などのグリップにおいては、グリップを正
確な位置で握る必要があり、もし正確な位置で握らなけ
れば、ポールやバンクを打ったり、釘を叩いたりした際
に、うまく打ったり、叩いたり出来ないばかりか、強い
せｉ翳が手に伝わり、手首や肘を癌める危険性がちった
。そのため、従来からグリップを正確に握る位置を金型
で或をする際に、　Ｊｌｊ模様として形成したり、ある
いは塗料の色調を変えることにより表示することがごく
一般的であった。又グリップを握った際に、握り具合が
良くフィーリングの良好なグリップにするため、特開昭
５０−４２９２９号に開示されたゴルフクラブ用グリッ
プのように、シャフトにｉ錠着する硬質りｉ性体よりな
る筒状体の外周に、軟質りｉ性体を形成したものもある
。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、これら従来のグリップにおいては、次のような
問題点があった。

即ち、グリ−２プを正＠な位置で握るために、金型成形
時に付けた地模様や、塗料の色調を変えることにより表
示したグリップの握り表示部では、使用頻度が高くなれ
ばなる程、これら地模様の部分や塗料により表示した部
分は摩滅してしまい、グリップ表示部が不［！１４瞭に
なったりすることが多く、常に正確なグリップ位置の表
示ができない欠点があった。又ゴルフクラブ用グリップ
を例にあげると、グリ・ンプを正確に握るのと同時に、
グリップをいかに確実に握れるかといった点があげられ
るが、従来より公知のグリップのように、内側に硬質の
ものを用い外側に軟質のものを用いた場合には、握った
際のフィーリングは良好であるが、グリップ全体が軟ら
かい感触となるため、打球した際にグリップか捩れるよ
うな感触になり、あまり要用的とはごえない一面を有し
ていた。

（問題点を解決するための手段）本発明は、これら従来の欠点に鑑み、グリップを正確に
握れるように表示した表示部分の耐摩耗性を高め、グリ
ップを握った際に確実に’ＩＳ’。

り締めることができ、打球時等にグリップが捩れること
のないグリップを供給することを［１的になされたもの
である。

以下本発明の実施においては、ゴルフクラブ川グリ−７
ブを例にとって説明するが、未発り！に係るグリップは
、多くの他の分野の用、ｑにも適用できるものである。

（実施例）本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、第１図
、第２図に示すようにグリップの約２０％〜５０％の体
積に相当する部分を、グリ７プユを構成するグリップ部
材２と、異なる補助部材３で構成一体化したことを特徴
とするグリップである。

以上のように本発明のグリップにおいては、ヶ、、７ケ
□ｔ、ｓヮオうヶ！Ｊ　−／　７’　＊Ｂ□２よ１９．
ゆ　　　　する補助部材３で構成一体化しているが、こ
のグリップ部材２と補助部材３としては、各種のゴム素
材を用いることができる０例えば、５ＢＲ（スチレンブ
タジェンゴム）、ＩＲ（合成イソプレンゴム）、ＮＲ（
天然ゴム）、ＥＰＲ（エチレンプロピレンゴム）、ｔＪ
Ｒ（ウレタンゴム）その他などの中から単独もしくは、
混合したものを用いることができるほか、防振ゴムとし
て振′ＥＪ減衰性の良好なＩＩＲ（ブチルゴム）やこれ
らと同硬質のゴム素材を用いることもできるものである
。又本発明においては、グリ。

プ部材２と補助部材３とで同じ組成のゴム素材を用いる
ことも可能で、その場合には、互いに異なる色調のもの
を用いれば、グリップの握る位置を表示する際に明確と
なる。又グリップ部材２と補助部材３とでゴムの表面硬
度を変えることによっても種々の特徴のあるグリップが
できるものである。

（他の実施例）第１図及び第１図のＡ−Ａ部分の断面を示す第４図のよ
うに、グリップ部材２と補助部材３の色調を変えること
により、グリップを利腕で握る際に握る場所をより明確
に表示できるほか、補助部材に耐摩耗性の良いＰＵを用
いれば、使用頻度が増えても摩滅により表示が消えると
いうこともなく耐久性が向上するものである。

第５図、ｔ５６図、第７図に示すように、グリップ部材
２の内側に補助部材３をグリップ全体の約２０〜２５％
程度介在されることにより１例えば、補助部材３にゴム
の表面硬度が４５〜５０程度のものを用い、グリップ部
材にゴムの表面硬度が５５〜６０程度にすれば、握力の
比較的弱い人でもこの部分を握れば、グリ−。

ブが若干窪むため、グリ−、プを確実に握りしめること
ができる。特にゴルフクラブ用グリップにおいては、こ
れらの効果が顕著になるものである。中でもｆｆ１６図
に示すように波形の補助部材３を用いれば、指と指の間
にうまく波形がフィツトして、よりフィーリング的にも
良好な効果が生ずる。そのほか、これら実施例のグリッ
プでは、グリップの他の部分はグリップ部材２であるた
め、ゴムの表面硬度の差異によリ、グリップを握るもう
一方の手には、別の感触が伝わるため、よりグリップの
握り方が良好となる。又第１１図に示す従来より公知の
全長に渡り形成されていた二層構造のグリップと異なり
１重量的にも軽量化が可能となった。

又第８図に示すグリップのように、グリップの約５０％
を補助部材３で構成することによっても、耐久性が良好
となるほか、ＩＩＲなどの防振ゴムを組み合わせること
により、振動減衰性が良好となり、手首や肘を痛めるこ
とも防止できるものである。

第２図及び第２図のＢ−Ｂ部分の断面を示す第９図のよ
うに、グリップ全体の約２５％に補助部材３を配置する
ようにした場合、この補助部材３の色調を変えることに
よりグリップの握る場所をより明確にできるほか、グリ
ップ部材２よりもゴムの表面硬度を高くすることにより
、握力の強い人が握った場合には、より強く握りしめる
ことができるため、フィーリングが良好となる。

又第３図及び第３図のＣ−Ｃ部分の断面を示す第１０図
の様に、グリップ全体の約５０％に補助部材３を配置し
、この補助部材の色調を変えることにより、デザイン的
にも新しい感覚が生じるほか、前述と同様に、補助部材
３のゴムの表面硬度をグリップ部材２より高くすれば、
握力の強い人には、より強く握れるほか、グリップ全長
の上部半周に補助部材３の硬度の高いものを配置するこ
とにより、特にゴルフクラブ用グリップにおいては、打
球時に従来のグリップで生じやすかったグリップの捩れ
に関し、補助部材３がリブ的な役目をして打球時のグリ
ップの捩れを防止する効果が著しく大きくなるため、ゴ
ルファ−にグリップが捩れるという不安感を解消させる
効果が大きいものである。

（発明の効果）　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　１以上のように本発明においては、グリップ部材
２と補助部材３の種々の組み合わせにより、耐摩耗性が
良好で、かつ握る位置表示部分が明確であり、デザイン
的にも新しい感覚のグリップが提供できるほか、振動減
衰性が生じて手に不快な振動がつたわる率が著減し、打
球時にグリップが捩れるといったようなことも防止でき
、グリップを握った際にフィーリングも良好な運動用具
及び手工具等のグリップが供給できる特徴がある。

【図面の簡単な説明】

ｆｆ５１図、第２図、第３図は本発明に係るグリップの
一実施例を示す斜視図、第４１ｆｆｌは、第１図のＡ−
Ａ部分の断面を示す斜視図、第５図、第６図、第７図、
第８図は、本発明のグリップのその他実施例を示す断面
図、ｉ９図は、第２図のＢ−Ｂ部分の断面を示す断面図
。第１０図は、第３図のＣ−Ｃ部分の断面を示す断面図、
第１１図は従来のグリップを示す断面図。互・・・グリップ、２・・・グリップ部材、３・・・補
助部材、５・・・軟質弾性体、６・・・硬質弾性体。

Claims

【特許請求の範囲】

グリップの約２０〜５０％の体積に相当する部分をグリ
ップを構成するグリップ部材と、異なる補助部材で構成
一体化したことを特徴とするグリップ。