JPS61502553A - 自動クリアランス・アジャスタ - Google Patents

自動クリアランス・アジャスタ

Info

Publication number
JPS61502553A
JPS61502553A JP50285985A JP50285985A JPS61502553A JP S61502553 A JPS61502553 A JP S61502553A JP 50285985 A JP50285985 A JP 50285985A JP 50285985 A JP50285985 A JP 50285985A JP S61502553 A JPS61502553 A JP S61502553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
threaded member
threaded
adjuster
screw member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50285985A
Other languages
English (en)
Inventor
ギル、ピーター・ジヨン
Original Assignee
ジ−ケイエヌ・テクノロジ−・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジ−ケイエヌ・テクノロジ−・リミテッド filed Critical ジ−ケイエヌ・テクノロジ−・リミテッド
Publication of JPS61502553A publication Critical patent/JPS61502553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動クリアランス・アジャスタ この発明は、機械的な自動クリアランス・アジャスタ、例えば、英国特許第20 33472号およびヨーロッパ特許0 032 284号に記載されているよう なバルブ作動機構のためのバルブ・クリアランス・アジャスタとして用いられる ようなアジャスタに関するものである。 しかしながら、この発明は、バルブ作 動機構のためのクリアランス・アジャスタとしての使用に限定されるものではな く、例えば、駆動ベルトのたるみ防止やレベル装置などの他の分野においても適 用されるものである。 英国特許第2033472号およびヨーロッパ特許0032284号に記載され ているバルブ・クリアランス・アジャスタは、互いに補足しあう二つのネジ部材 からなり、これらは、軸負荷の一方向における摩擦が軸負荷の反対方向における 摩擦よりも高い。 前記特許に記載され、図示されたアジャスタの一例において は、外面にネジが設けられているネジ部材が内面にネジのあるプッシュに螺合し て自由に回動するもので、該プッシュは、ロッカーアームの一端と一体になって おり、ネジ部材の一端が、スプリングに係合し、他端が、カムまたはカム作動の プッシュロッドに係合する。 また、他の例においては、ネジ部材は、バルブ・ ステムの一端と一体で、これがパケット式タペット内の内面にネジのあるプッシ ュに螺合して、自由に回動する。 このような構成は、特にオーバーヘッドカム バルブ作動機構に実施される。 前記したバルブ・クリアランス・アジャスタは、バルブ作動機構以外にも適用さ れる前記最初のバラグラフに記載したような内蔵式クリアランス・アジャスタに より、代替される場合があることが判明している。 したがって、この発明の広い目的は、機械的自動クリアランス・アジャスタの改 良された構造を提供することにある。 しかしながら、この発明のクリアランス ・アジャスタは、内燃機関のシリンダヘッドに組み込んでの状態におけるバルブ ・クリアランス・アジャスタとしての特定の適用を見出すものである。 この発明の最も広いアスペクトによれば、内面に螺条が施されているハウジング と;このハウジングに内蔵され、該ハウジングの内部の螺条に合う螺条が外面に 設けられており、この螺−条の軸方向負荷の一方向に対する摩擦が、軸方向負荷 の反対方向に対する摩擦よりも高いネジ部材と;前記ハウジングに内蔵され、該 ハウジングの一端におけるリアクション要素と前記ネジ部材との間で作用して、 前記ネジ部材を軸方向負荷の前記反対方向に付勢し、該ネジ部材をハウジングの 他端外方へ付勢するコンプレッションスプリングとから構成され、前記螺条は、 専らコンプレッションスプリングの軸方向スラストにより、ネジ部材が回転し、 ハウジングを軸方向に前進するような構造になっている礪械的自動クリアランス ・アジャスタを提供する。 リアクション要素は、便宜的には、ハウジングの一端における端部キャップから なり、これは、例えば、螺合手段によりハウジングに固着されるもの、または、 前記ハウジングと一体構造のものである。 コンプレッションスプリングは、好 ましくは、圧縮コイルスプリングであり、これは、便宜的には、端部キャップの 凹部とネジ部材の中央に形成されたボアの間に位置する。 ハウジングとネジ部材との補足し合う螺条は、好ましくは、鋸歯状のもので、好 ましくは、らせん角H1ランニング而と称する第1の面の角度GR1ならびにロ ック面と称する第2の面の角度G、が下記の条件を満足させるような形状に形成 されている: (a) tan H) μSeCG R;AX (bl tan H(μsec GL;81M (c) cot G L>μHAX CO3H;上記式において、 μ)IAXとμHINとは、それぞれハウジングとネジ部材の互いに共働する螺 条のam係数の最高予測値と最低予測値であり、これにより、螺条は、前記第2 の面角度GLを有するロック面同士の間で、ハウジングまたはネジ部材のいずれ かに前記一方向の軸荷重を受けたとき、前記第1の面角度GRを有するランニン グ面同士の間で前記反対方向にコンプレッションスプリングによる力を受けての 前記低いff!擦に比較し、前記高い摩擦を示す。 この発明の機械的自動クリアランス・アジャスタは、内燃機関のバルブ作動機構 のためのバルブ・クリアランス・アジャスタからなるもので、このような場合に おいては、ネジ部材がスプリング負荷で付勢される前記ハウジングの前記他端に 回転しない状態で装着された回り止め要素を組み込むことが望ましく、前記ネジ 部材は、前記スプリング負荷から離れた端部側に端面を有し、前記回り止め要素 は、ハウジング内部へ向いた、前記ネジ部材の前記端面に接触する端面を有し、 これによって、バルブ開放力によりハウジングの館記一端または回り止め要素の 自由端のいずれかに伝達される回転力がハウジングとネジ部材の間に伝達されな い構成になっている。 ネジ部材と回り止め要素それぞれの前記当接端面は、隣接する平らな面か、また は、隣接する回転面、例えば、コニカルなものである。 回り止め要素は、台風またはセラミク素材からなる。 このような要素は、一つまたは複数の突起を有し、該突起は、ハウジングの前記 一端の対応凹部の一つまたは複数のものに係合する。 あるいは、特に該要素が セラミック材料から作られている場合、該要素は、非平面、例えば、シヌソイド 状の面で、ハウジングの航記一端の対応する非平面に係合し、ハウジングに対す る前記要素の回転を抑止する。 このように、この発明は、ハウジング、ネジ部材ならびに前記スプリング負荷の ためのコンプレッションスプリングからなる内蔵式ユニットとしての鍬械的自仙 クリアランス・アジ1?スタを提供するものである。 内燃機関のバルブ作動機 構のバルブ・クリアランス・アジャスタとして使用される場合、該アジャスタは 、エンジンのシリンダヘッド内に設置でき、このようなエンジンへの使用におい ては、アジャスタは、内蔵式ユニットの部品として回り止め要素を含む。 この発明の伯の特徴は、内燃機関のバルブ作動機構のバルブ・クリアランス・ア ジャスタとして機械的自動クリアランス・アジャスタ使用される場合を図示した 添附図面を参照しながら実施例の手段で与えられた以下の記述から明らかとなる : 第1図は、ロッカーアーム・バルブ作!11m橋をもつカム・イン・ヘッドのシ リンダヘッド内に位置する、この発明のアジャスタを示す一部切断斜視図である 。 第2図から第4図それぞれは、カムによるバルブ開放とバルブ閉止とのシーケン スにおけるハウジングとネジ部材の螺条部の位置関係の説明図である。 第5図は、ハウジングとネジ部材の位置関係を拡大して示寸説明図である。 第6図は、らせん角度に対する面の角度をプロットする螺条に関するグラフであ る。 第1図に示された実施例において、機械的なりリアランス自動アジャスタは、内 燃機関のバルブ操作機構のバルブ・クリアランス・アジャスタから構成されるも ので、該アジャスタは、カム・イン・ヘッド・エンジンのシリンダヘッド12内 の適省な位置に設けられた内蔵式゛カプセル”タペット10の形態のものである 。 このように、カプセル・タペットは、カム14と枢着されたロッカーアーム 18の一端16との間にあって、従来のハイドロリンク・タペットに代るもので あり、前記アームの他端20は、弁棒22の自由端に当接する。 バルブを開く 力は、カム14から本発明のカプセル・タペット10を介してバルブに伝達され 、バルブを閉止する力は、通常の圧縮コイルスプリング24により加えられる。 クリアランス・アジャスタまたはカプセル・タペット10は、両端が開放し、長 さ方向の大部分に鋸歯ネジ状の螺条が内面に切設しであるシリンダー状のスチー ルハウジング26を扁えている。 このハウジングの内部には、外面に鋸歯状の ネジ面が形成されて、前記ハウジング26の内部の螺条と噛み合うネジ部材28 が位置している。 ハウジングは、該ハウジングの一端に螺着された端部キャッ プ30を含み、このキャップは、圧縮コイルスプリング34が位置する中央孔部 32を有し、該スプリングは、ネジ部材28の中央ボア36内を伸び、該ネジ部 材を前記ハウジングの他端外方に向は付勢する。 図面から明らかなように、さらに、詳細に後記するように、鋸歯状の螺条は、螺 条の一方の方向における軸負荷の摩擦が反対方向における軸負荷の摩擦に比較し 高い摩擦を示すように形成されており、これによって、ネジ部材28は、回転可 能であると共にコンプレッションスプリング34の純粋な軸方向スラストのみで ハウジング26内を軸方向に前進するようになる。 即ち、図示のように、コン プレッションスプリング34は、ネジ部材を常時、ハウジング26の上方へ自由 に勤けるよう付勢している。 図示のように、ネジ部材28の上端または自由端は、平らな面38となっていて 、ロッカーアームの一端16を直に受ける。 しかしながら、図示のように、回 り止め部材40がハウジング28に対し、回転できないように前記ト端に装着さ れており、該部材は、直径方向に対向して突出したラグ42を有するシリンダー 状のもので、前記ラグは、ハウジングの端部に形成されたスロットに嵌まる。  回り止め部材40の下面は、平らな面に形成されており、ネジ部材28の平らな 上面に当接する。 このような回り止め部材は、耐摩耗性が良好なセラミックス素材から形成される 。 回り止め部材40の設置は、最も広い概念における本発明のアジャスタについて は、必須なものではない。 しかし、回り止め部材が設置され、それが前記した態様に代るものとして、シリ ンダー状の形状のセラミックスから構成される場合、ネジ部材28の平らな上面 38に当接する平らな面をもつほか、ハウジング26の上端に形成された平らで ない面に当接、係合できる平らでない面を有する環状の肩部を形成することがで き、このような平らでない面は、例えば、波状な面である。 ここに説明され、図示された実施例においては、アジャスタ10は、バルブ・ト レインを自動的に調節し、余分なりリアランスを取り除くように用いられている 。 操作モードを第2図から第4図を参照しながら説明する。 カム14が第2図に示すような回転位置にあるとき、ネジ部材28には、バルブ 操作負荷がかかっておらず、コンプレッションスプリング34により、ネジ部材 28とハウジング26それぞれの鋸歯状の歯のランニング面46.48が当接す る。 そして、ネジ部材とハウジングそれぞれの前記鋸歯状の歯のロック側面5 0 s 52の間には、軸方向に、バルブ機構において必¥5な所定に比率のク リアランス54が形成される。 第2〜4図ならびに第5図において、ネジ部材28とハウジング26とは、第1 図に示した位置とは、逆さの位置になっていることに注目しなければならない。 しかしながら、螺条の操作と作用の説明のため、ネジ部材とハウジングの位置方 向の関係は、重要ではない。 何となれば、ネジ部材に対するカム14の作用についての以下の説明と、ネジ部 材に対するロッカーアーム端部16の反作用に関する作用の説明とは、均等であ るからである。 このように、第2図は、ネジ部材の下端がカム14に当接して いるので、機構上池のクリアランスがないことを示しているが、これは、第1図 に関し、hムコ4がハウジングの端部ヤヤップ3oに当接しているということと 等しい。 第3図、第4図についてみれば、カム14が回転し、ネジ部材28に負荷を与え 、軸と平行に(即ち、図示のとおり垂直上方へ)ネジ部材を移IJJさせ、第3 図に示すように、歯のランニング面46.48の間にクリアランス54を生じさ せる。 歯のロック側面50.52は、接触し、鋸歯状の特殊形状による両側面 の間の高い摩擦により、両名は、くさび状に係合する。 ハウジング26とのネ ジ部材28の相対回転運動は、鋸歯状形態のくさび作用により実質的に阻止され 、その結果、バルブを開く力がカム14からロッカーアーム18を経由してバル ブへ伝達される。 第4図は、前記機構にr!l耗が生じたが、調整が一切゛行なわれていないとき の理論上の位置を示す。 この摩耗は、例えば、前記amとカムとのインターフ ェースの部分に生じ、第4図のインターフェースにおけるギャップ56として図 示されている。 この状況において、バルブ機構のトータルなりリアランスは、 ランニング面46.48の間の所望のクリアランスにインターフェースのクリア ランス56を加えたものである。 この状況に部材28とハウジング26とに作 用し、螺条のランニング面46.48を介して両者を軸方向に離す。 この摩擦 は、非常に低く、ネジ部材28は、ハウジング26に対し回転し、インターフェ ースのギヤツブ56全体がなくなり、第2図に示すようなi構の形態になるまで 、外方へ移動する。 その後、バルブ機構は、第2図、第3図に関し説明したと 同様に動作し、このような動作は、摩耗の進行の結果としてクリアランスが再度 増加するまで継続される。 実際には、摩耗の進行につれ、調整が徐々に行なわ れ、インターフ1−スにおいて図示されたような度が過ぎたクリアランス56は 、−切土じない。 このような方法でバルブ機構は、セルフ調整し、摩耗に対する補償が行なわれる 。 第5図の拡大説明図を参照すると、鋸歯状螺条には、らせん角l(が設けられて いることが理解される。第1のランニング面は、角度GRをもち、第2のロック 側面は、角度G を有している。 らせlυ角Hと、前記角度GRならびに角度 GLとの間の実際の関係は、第6図のグラフを参照しながら以下に記載する3つ の条件から得られる: 条件 A 第2図から第4図において、バルブを開く力がゼロであるとき、スプリング34 による力は、以下のことが可能でなければならない a)ネジ部材28を下方へ押し、そのランニング面46をハウジング26内の螺 条のランニング面48に接触させること、および b)ネジ部材28を回転させ、軸方向下方へ前進させ、バルブ・ギアにおtプる クリアランスをなくす。 この軸方向の前進は、a!擦係数μが好ましくないほ ど高い場合でも、例えば、I!!擦係数μ=0.2の場合でも、この方法で達成 されなければならない。 この回転ならびに軸移動を可能にするためには、らせ ん角Hのタンジェントが1!!擦係数をランニング面の角度GRのセカンドに掛 けたものよりも大であること、即ち、 タンジェントH〉μXセカンドXGR の関係が成立しなければならない。 このことは、第6図に関し、らせん角Hに対するランニング面角度(0くGRく 5°)のプロットがゾーンx×、即ち、μm0.2の曲線の右側になければなら ないことと同じことである。 永jニ一旦 バルブを開く力がスプリング34の力に打ち勝ち、ネジ部材28のロック面50 がハウジング26のロック面52に強υI的に接触されている場合、接触面にお けるrIJvA抵抗は、摩擦係数が好ましくないほど低く、例えば、μm0.0 5であっても、ハウジング26の螺条部にそつてのネジ部材28の回転を阻止す るに十分なものでなければならない。 この回転を阻止するには、らせん角Hの タンジェントが摩擦係数をロック面の角度GLのセカンドに掛けたものよりも小 であること、即ち、タンジェント1」<μXセカンドXGLの関係が成立しなけ ればならない。 このことは、第6図に関し、ロック面角度(70” <GR<80’ )のプロ ットがゾーンYY、叩ら、μm 0.05の曲線の上方と左側になければならな いことと同じことである。 条件 C バルブを開く力が解除されると、スプリング力は、ネジ部材28とハウジング2 6の螺条部゛のそれぞれ急な角度の面50.52において行なわれる接触を解除 することができなければならない。 換言すれば、面の角度GLは、摩擦係数が 好ましくないほど高い値、例えば、μm0.2であっても、バルブを開く力の作 用の結果として、螺条部が互いに永久に接合することになる値よりも小さくなけ ればならない。 この19!t”!接合は、面の角度GLのコタンジェントがを らせん角Hのコサインとff!係数を掛けたものよりも大きく、即ち、コタンジ ェントG L >μXコサインXHの関係にすることによって除くことができる 。 このことは、第6図に関し、面角度(70” <GL<so” >のプロットが ゾーンYY、 [111ち、μm0.2の点線の下方になければならないことと 同じことである。 かくして、最大μ=O62と最小μ= O,OSに対するらせん角(11′″〜 14°)、ランニング面角度(0°〜5°)、ロック面角度(76°〜79°) に対する適当な値は、二つの影線により示されている。 第6図のグラフにおいて、μm0.1とμm0.2と記された摩擦係数の点線は 、コタンジェントG−μ×コサインXHの条件を満足させ、μm O,OSなら びにμm0.1とμm0.2と記した実線は、タンジェントH−μセカンドGの 条件を満足させる。 再び第2図から第4図をネジ部材28は、スプリング34により常に付勢され、 螺条部のランニング面46.48両省を接触させている。 バルブ・システムの いずれかの部分にクリアランスが生ずれば、ネジ部材28は、回転し、ハウジン グの軸方向へ前進して、直ちにこのクリアランスをなくす。 スプリング34は 、急ならせん角I」と、ランニング面46.48の比較的低いF[抵抗とによっ て、ネジ部材28を前記の態様で移動させることができる。 かくして、クリアランス自動アジャスタは、バルブ・ギア・トレインの要木のい ずれかの間にクリアランスが発生し始める傾向を常に抑止する。 しかしながら、共働する鋸歯状の螺条部の間には、コントロールされた軸方向ギ ャップが常に存在し、このギャップのマグニチュードは、Jt働する鋸歯状の螺 条部の!!J造許容誤差により完全に定められる。 かくて、この軸方向ギャッ プ54は、カムがその低い輪郭にあるとき、バルブが完全に閉止されることを常 に保Vtする。 かくて、カムの回転でアジャスタのハウジング26が持ち上げられ出すと、ネジ 部材28はロッカーアーム18がバルブを開放し始める前に、軸方向ギャップ5 4にそい持ち上げられる。 ネジ部材28が、このようにして軸方向ギャップにそい持ち上げられると、共働 する螺条部のロック面50.52は、互いに接触する。 ロック面の角度Gしは 、約4.8(1/CO3QL )のファクタにより螺条部間の1!!擦係数を上 昇させる効果をもつ。 かくして、急ならせん角Hにも拘らず、螺条部間には、 相対的な動きが一切なく、カム14のリフトがロッカーアーム18に直接伝達さ れ、バルブを開く。 前記のように、ここに記載されたクリアランス自動アジャスタには、第1図に示 すような回り止め40が設けられても、また:21ノられなくてもよい。 回り 止めの必要性は、ある種のエンジンにおいて、カムの特殊な形状により、タペッ トに過剰な回転力が作用し、これによって、コンプレッションスプリング34に よる回転方向と反対に、ネジ部材28を回転させようとする事実により生ずる。  即ち、ネジ部材は、ハウジング26とのクリアランスR”li位置から好まし くない程度にバックオフしてしまう。 しかしながら、前記機構のクリアランスが最小必要限度以下に減少すれば、例え ば、バックオフにより、前記機構は、クリアランスを増大させることが可能とす べきである。 この発明においては、このバンクオフの可能性は、バルブを開く 力が作用している間、螺条面50.52がくさび結合して回転を阻止するとした 、第2図から第4図を参照しての前記説明のような見かけL!!輪状態が生じる にも拘らず、回り止めの有無を問わず、達成できるものと信じられている。 実 験観察は、カムがバルブを開く力を作用させ、螺条部が接触するようになるとく 第3図に示すように)、極めて短時間、螺条面50.52におけるF!l擦状態 が連続した油膜潤滑の結果、極めて低くなり、すべてのバルブが開くこの短時間 の間、圧縮スプリング34により通常生ずる方向とは反対の方向へのハウジング に対するネジ部材の小さなバンクオフ回転が軸方向への圧縮力により生じること を示している。 回り止め40が図示のように装着されており、さらに、螺条面50.52の間の 1?擦状態が前記バラグラフで述べたようになると、回り止めとネジ部材との平 らな面が接触する。 このような平らな面の間の連続した油膜潤滑は、二つの面 の間に極めて低い摩擦状態を提供し、この結果、再び、すべてのバルブが開く短 時間の間、軸方向の力が油膜を介して伝達され、圧縮スプリング34により通常 生ずる方向とは反対の方向へのハウジング26に対するネジ部材28の小さなバ ックオフ回転が生じる。 このバックオフ回転のマグニチュードは、ネジ部材と回り止めとの間のインター フェースを注意深く設計することにより、小さくされ、タペットのクリアランス を調整する殿構の能力を否定できなくすると同時に、アジャスタに以下のような 利点を与えることができる。 1、ある種のエンジンにおいては、摩耗と温度による寸法変化がタペット・クリ アランスを減少させる。 この減少は、極めてゆっくり発生するから、ハウジン グに対するネジ部材の前記した小さなバックオフ回転が前記減少を妨げ、これに よりタベツ]〜・クリアランスを所望の値に維持することができる。 2、ネジ部材は、第1図に示す位置から第3図に示す位置へ、ハウジングに対す る軸方向への移動を伴なうことなく、ハウジングに対し回転することができるも のと考えられる。 この状態が実用面に発展されれば、タペット・クリアランス は、ゼロとなる。 眞記(1)から、ハウジングに対するネジ部材の小さなバッ クオフ回転が、この状態の発生を阻止するものであるといえる。 前記した説明は、内燃機関のバルブ・トレイン機構におけるカム14とロッカー アーム18との間のダイレクトラインにおけるバルブクリアランスのは械的な自 助調整アジャスタである図面第1図に図示された実施例に関するものである。  しかしながら、バルブクリアランス・アジャスタとしての本発明のクリアランス ・アジャスタの使用にa5いて、カプセル・アジャスタは、バルブ・トレインの 別な位置に位置させることもできる。 例えば、オーバーヘッドカム機構におい ては、バルブの上に設置することもでき、あるいは、フィンガ・タイプのバルブ 機構に対しては、直接の伝達ラインではなく、支点を構成するようにしてもよい 。 このような後者への適用においては、どのような回転部材もタペットに作用 しないから、回り止めの使用は、勿論、完全に余分なものである。 前記した適用例において、ネジ部材28とハウジング26からなるカプセル・タ ペットは、第1図に示す設置方向または第2図から第4図に示す設置方向のいず れにも設置できる。 換言すれば、全体として、カプセル・タペットの相対オリ エンテーションをきめることは、不適切であり、唯一の条件は、タペットにおけ る圧縮コイルスプリング34の作用が、常にハウジング26の外方へネジ部材が 自由に動けるよう該ネジ部材を付勢すること、即ち、低amのランニング面46 .48を互いに接触させる方向へ付勢することである。 この発明の機械的自動クリアランス・アジャスタは、バルブ・トレイン機構に関 する使用のみに限定されるものではない。 この発明のアジャスタは、内蔵式カ プセル装置であって、例えば、均一でない面におけるレベル調整装置や駆動ベル トにおけるたるみ防止のための加圧機構などの種々のものに適用される。 国際調査報告 mmanamA*N+ma++II@、pcτ/GBlj5100276ANN EX To 、dE 工NT:RNA、Tl0NAf、5EARCHRE:’O RT ON工NTE訳ATIONAL APPLICATION No、 PC T/CB 85100276 (SA 9956)CB−A−203コ472  2110S/80 NoneWO−A−82OLO340X104/82 No ne

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.内面に螺条が施されているハウジング(26)と;このハウジングに内蔵さ れ、該ハウジングの内面の螺条(48,52)に合う螺条(46,50)が外面 に設けられており、この螺条の軸方向負荷の一方向に対する摩擦が、軸方向負荷 の反対方向に対する摩擦よりも高いネジ部材(28)と:前記ハウジングに内蔵 され、該ハウジングの一端におけるリアクション要素(34)と前記ネジ部材と の間で作用して、前記ネジ部材を軸方向負荷のに付勢し、該ネジ部材をハウジン グの他端外方へ付勢するコンプレッションスプリング(34)とから構成され、 前記螺条は、専らコンプレッションスプリングの軸方向スラストにより、ネジ部 材が回転し、ハウジングを軸方向に前進するような構造になつている機械的自動 クリアランス・アジャスタ。
  2. 2.リアクション部材(30)がハウジングの前記一端における端部キャップで あることを特徴とする請求の範囲1に請求された機械的自動クリアランス・アジ ャスタ。
  3. 3.コンブレッションスプリング(34)は、端部キャップ(30)とネジ部材 の中央に形成されたボア(36)の間に配置されたコイル・コンブレッションス プリングであることを特徴とする請求の範囲2に請求された機械的自動クリアラ ンス・アジャスタ。
  4. 4.ハウジングとネジ部材どの補足し合う螺条は、好ましくは、鋸歯状のもので 、好ましくは、らせん角H、ランニング面と称する第1の面(46,48)の角 度GR、ならびにロック面と称する第2の面(50,52)の角度GLが下記の 条件を満足させるような形状に形成されている: (a)▲数式、化学式、表等があります▼;(b)▲数式、化学式、表等があり ます▼;(c)▲数式、化学式、表等があります▼;上記式において、 μMAXとμMINとは、それぞれハウジングとネジ部材の互いに共働する螺条 の摩擦係数の最高予測値と最低予測値であり、これにより、螺条は、前記第2の 面角度GLを有するロック面同士の間で、ハウジングまたはネジ部材のいずれか に前記一方向の軸荷重を受けたとき、前記第1の面角度GRを有するランニング 面同士の間で前記反対方向にコンブレッションスプリングによる力を受けての前 記低い摩擦に比較し、前記高い摩擦を示すことを特徴とする請求の範囲1乃至3 のいずれかに請求された機械的自動クリアランス・アジャスタ。
  5. 5.内燃機関のバルブ作動機構のバルブ・クリアランス・アジャスタとして使用 されることを特徴とする前記請求の範囲のいずれかに請求された機械的自動クリ アランス・アジャスタ。
  6. 6.回り止め要素(40)は、ネジ部材がスプリング負荷で付勢される前記ハウ ジングの前記他端に回転しない状態で装着されたもので、前記ネジ部材は、前記 スプリング負荷から離れた端部側に端面を有し、前記回り止め要素は、ハウジン グ内部へ向いた、前記ネジ部材の前記端面に接触する端面を有し、これによって 、バルブ開放力によりハウジングの前記一端または回り止め要素の自由端のいず れかに伝達される回転力がハウジングとネジ部材の間に伝達されない構成になっ ていることを特徴とする請求の範囲5に請求された機械的自動クリアランス・ア ジャスタ。
  7. 7.ネジ部材と回り止め要素それぞれの前記当接端面は、隣接する平らな面から なることを特徴とする請求の範囲6に請求された機械的自動クリアランス・アジ ャスタ。
  8. 8.ネジ部材と回り止め要素それぞれの前記当接端面は、隣接する回転面からな ることを特徴とする請求の範囲6に請求された機械的自動クリアランス・アジャ スタ。
  9. 9.回り止め要素(40)は、セラミク素材からなることを特徴とする請求の範 囲6乃至8のいずれかに請求された機械的自動クリアランス・アジャスタ。
JP50285985A 1984-06-27 1985-06-24 自動クリアランス・アジャスタ Pending JPS61502553A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8416354 1984-06-27
GB8416352 1984-06-27
GB848416352A GB8416352D0 (en) 1984-06-27 1984-06-27 Automatic clearance adjuster

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61502553A true JPS61502553A (ja) 1986-11-06

Family

ID=10563044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50285985A Pending JPS61502553A (ja) 1984-06-27 1985-06-24 自動クリアランス・アジャスタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS61502553A (ja)
GB (1) GB8416352D0 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996022454A1 (fr) * 1995-01-20 1996-07-25 Nittan Valve Co., Ltd. Rattrapeur de jeu pour moteur a combustion interne
WO2008140021A1 (ja) * 2007-05-15 2008-11-20 Ntn Corporation ラッシュアジャスタ
WO2013136508A1 (ja) 2012-03-16 2013-09-19 日鍛バルブ株式会社 機械式ラッシュアジャスタ
KR20180033216A (ko) 2016-06-17 2018-04-02 니탄 밸브 가부시키가이샤 동밸브 기구 및 기계식 래시 어저스터

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996022454A1 (fr) * 1995-01-20 1996-07-25 Nittan Valve Co., Ltd. Rattrapeur de jeu pour moteur a combustion interne
WO2008140021A1 (ja) * 2007-05-15 2008-11-20 Ntn Corporation ラッシュアジャスタ
WO2013136508A1 (ja) 2012-03-16 2013-09-19 日鍛バルブ株式会社 機械式ラッシュアジャスタ
KR20140142128A (ko) 2012-03-16 2014-12-11 니탄 밸브 가부시키가이샤 기계식 래시 어저스터
JPWO2013136508A1 (ja) * 2012-03-16 2015-08-03 日鍛バルブ株式会社 機械式ラッシュアジャスタ
US9175580B2 (en) 2012-03-16 2015-11-03 Nittan Valve Co., Ltd. Mechanical lash adjuster
KR20180033216A (ko) 2016-06-17 2018-04-02 니탄 밸브 가부시키가이샤 동밸브 기구 및 기계식 래시 어저스터
KR20190019036A (ko) 2016-06-17 2019-02-26 니탄 밸브 가부시키가이샤 기계식 래시 어저스터
DE112016006979T5 (de) 2016-06-17 2019-03-14 Nittan Valve Co., Ltd. Mechanische Spiel-Einstellvorrichtung
US10934897B2 (en) 2016-06-17 2021-03-02 Nittan Valve Co., Ltd. Mechanical lash adjuster

Also Published As

Publication number Publication date
GB8416352D0 (en) 1984-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0394328B1 (en) Automatic clearance adjuster
AU573359B2 (en) Automatic clearance adjuster
US5000294A (en) Self-adjusting caliper
US3488687A (en) Self-adjusting mechanisms
CA1130156A (en) Threaded tappet adjuster
CA2399059A1 (en) Automatic valve clearance adjuster
US20180320764A1 (en) Tensioner with first and second damping members and increased damping
JPS61502553A (ja) 自動クリアランス・アジャスタ
CA3041903A1 (en) Automatic slack adjuster with adjusting clutch in control train
JPS591894B2 (ja) ブレ−キノスキマチヨウセイソウチ
EP0105977B1 (en) Self-adjusting brake device
EP0210788A1 (en) Automatic adjuster
US2418110A (en) Clearance regulator
US2119096A (en) Tappet mechanism
US4301897A (en) Slack adjuster
US4846314A (en) Automatic gap adjustment device for disc brake
US4852702A (en) Automatic adjuster for operation gap of brake
GB2033472A (en) Automatically adjusting valve clearance
WO1990010787A1 (en) Automatic length adjuster
US2320385A (en) Self-adjusting tappet
JP2003227318A (ja) 動弁装置におけるラッシュアジャスタ
US2851022A (en) Poppet valve operating mechanism
JPH0510109A (ja) 機械式ラツシユアジヤスタ
JP2003227319A (ja) 動弁装置におけるラッシュアジャスタ
JP2883907B2 (ja) エンジンのバルブローテータ