JPS61501904A - 内側の露出縁辺が保護された厚紙容器とその製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内側の霧出縁辺が保護された 本発明は、一般に熱可塑性プラスチックをコーティングした厚紙容器に関し、特 には内側の露出縁辺が保護された厚紙容器及びその製作方法に関する◇様々な工 業に於て、遠方市場の為の中央での集中的梱包は、それらのビジネス活動におけ る有益な方策であり且つ強力な販売基盤の開拓を助成し得るものである事が見出 された。大量生産と市場開拓が増々重要視されている。製品マーケットは国境を 越えて拡大するだろう。斯くして、必要性及び便宜性両方から、個々の生産者が 広大な市場地域を受け持つと言う状況が展開された。そこで、生産者と供給者と が拡大した流通範囲全体を通じて一様に最高品質の商品を提供出来る様にする為 、保存寿命の長期化、特に容器保存が困難な液体に対する保存寿命の長期化が要 求されている。

アルミ箔の層を組合わせる事が、一般に酸素及び紫外線が厚紙容器の壁を突抜け るのを防止する手段としての働きを為す事は良く知られている。しかし乍ら、通 常よりもつと長い保存寿命が望まれる場合は、厚紙容器の壁の膨張及び／或いは 液体の壁を通じての汚染をもたらす縁辺での吸込みに対し一層良好な抵耐性を保 証する為、付加的な予防措置を講じなければならない。

従来から、内側の露出縁辺は様々な方式で排除されて来た。内側の側方継目パネ ルの縁辺部分は、ミラーその他の米国特許第４２９４．５１０号に開示される如 く、露出縁辺が外側壁パネルに隣りあって閉じ込められた状態で二重に折畳まれ て来た。他の既知の技術には、ブラウンの米国特許第！１．６ａ４．ｓ１７号に 開示される様に、隣り合う削がない壁に折重ねた場合にその全体の肉厚が二重の 肉厚より小さくなる様、側方継目パネル縁辺部分の肉厚の一部分を１削ぐ１或い は切落す事が含まれる。シュウエンクの米国特許第４６５４８４２号には、削い だ部分だけを二重に折重ね、それによって露出縁辺を排除しつつ単一壁の肉厚を 維持する。削ぎ落し方法が例示される。

更に他の技術には、バターズビイその他の米国特許第４２１４８９０号、スタン プその他の米国特許第５．６６４，２９６号、及びレプログルの米国特許第１． ５１６，８０５号に示されそして記載される如き様々な塗布装置及び塗布方法が 含まれ、それによって薄板材料の露出縁辺は個々の素材へと裁断される前に、然 るべき熱可塑性プラスチックシール材でもって被覆される。

前記に加つるに、マクネアジュニアその他の米国特許第ｉ％３６５，１１１号は その第８Ａ図及び８Ｂ図に於て、縁辺部が斜めに削がれた容器の壁パネルを例示 しているが、〆リエチレン、アルミニウム箔及びぎリエチレンから成る層が、そ こに密着され得る様傾斜縁辺を越えて伸延し、そして隣接する壁パネルに折重ね られている。

従って、本発明の一般目的は、液体の保存寿命を改善する事の出来る、改良され た経済的な厚紙容器を提供する事にある。

本発明の他の目的は、内側の縁辺の吸込みを防止する為の手段を有する、改良さ れた壁構造を持つ容器を提供する事に有る。

本発明の他の目的は、側方継目フラップの外側縁辺部が薄刃ベリ状に１削がれ１ 或いは削られ、そこに適宜なシーラントが塗布され、次いで、そこを加圧して上 被するパネルの隣接する内側表面と接触させ、それによって容器の内側表面から 露出縁辺を排、除した厚紙容器を提供する事に有る。

本発明のこれら及び他の目的そして利点は、以下に続く説明及びそれに伴う図面 の参照によって明らかとなろうＯ 図面の簡単な説明 第１図は、本発明を適用し得る、容器素材の外側表面の展開図である。

第２図は、作業の一段階が実施された後の第１図の構造の一部分の部分図である 。

第５図は、第１図に示した容器素材から製作された平坦な側方継目素材の外側表 面を示す図である。

第７図は、第１図及び２図に示した素材から形成された容器の斜視図である。

第３図、４図、６図そして８図は、第１図、２図、５図及び６図を夫々線３−５ ．４−４．６−６及び８−８で切断し、これを夫々の矢印の方向から見た拡大部 分断面図である。

第４Ａ図は、第４図と同様、第６図に示す如き隣り合うパネルとの閉合関係を実 現する１、第４図に関連する別態様である。

“　発明実施の為の最良モード 図面を参照して詳しく説明するに、第１図は容器素材１０の外側表面を例示して いる。容器素材１０は、互い違いの折目線１２及び１４によって全体に３つのグ ループに分割される。折目線１２の上方のグループは上蓋グループ１６として呼 ばれる。折目線１２と１４との間のグループは胴グループ１８として呼ばれる。

折目１４より下方のグループは底蓋グループ２０として呼ばれる。

容器素材１０は、その側方が側方縁部２２及び２４によって画定され、それらは 、一連の折目線２６．２Ｂ、５０及び３２によって縦方向に分割される。折目線 ２６．２Ｂ、５０そして３２は、胴グループ１８を側壁パネル３４．５６．３８ 及び４０と、側方継目フラップ４２とに区分けする。

上蓋グループ１６は胴グループ１８の上端に設けられる。三角形の９ｓ部パネル ４４及び４６が折目線１２によって側方壁パネル３６及び４０の上方端部に夫々 結合される。三角形の端部パネル４４は、その上方の側方にあって対角線状の折 目＠４９及び５１によってそこから区分された一対の隣り合う折返しパネル４８ 及び５０を有し、そして三角形の端部パネル４６は、その上方の側方にあって対 角線状の折目線５５及び５５によってそれから区分された一対の折返しパネル５ ２及び５４を有する。

一対の内側リプパネル５６及び５８が、折目線６０によって折返しパネル４８及 び５０に夫々結合される。一対の内側リプパネル６２及び６４が、折目線６０に よって折返しパネル５２及び５４に夫Ｊｔ結合される。

一対のＭ根パネル６６及び６７が、折目線１２によって側方壁パネル５４及び５ ８の上方悔部に於て胴グループ１８に結合される。一対のリプパネル６８及び６ ９が、折目線６０によって屋根パネル６６及び６７に夫々結合される。一対の外 側シール用リプパネル７０及び７２が、間隔を置いた折目線７３によって内側リ プパネル６８及び６９の上方端部に結合される。上蓋グループ１６の完全な説明 は本発明の主旨の理解の為には必要では無い。

しかし乍ら、蓋グループ１６に類似する上蓋グループの完全なる説明の為には、 １９６６年９月６日発行された米国特許第＼２７α９４０号を参照されたい。

底蓋グループ２０は胴グループ１８の下方端部に設けられる。折込みパネル７４ 及び上被パネル７６が、互い違いの折目ｔｉＡ１４に溢って側方壁パネル３４及 び３８の下方端部に結合される。第１の三角形パネル７８及び第２の三角形パネ ル８０が、互い違いの折目線１４に沿って側方壁パネル３６及び４０の底部に結 合される。第１の一対の折返しパネル８２及び８４が、対角線状の折目線８３及 び８５によって、折込みパネル７４及び」；被パネル７６に夫々隣接して第１の 三角形パネル７８に結合される□第２の一対の折返しパネル８６及び８８が、対 角線状の折目線８７及び８９によって・上被パネル７６及び側方継目フラップ４ ２の下方端部に隣接して第２の三角形パネル８０に結合される。

第３図及び４図を参照するに、第３図に於ては、断面が実質的に三角形のストリ ップ９ｏが任意の然るべき方法によって側方継目フラップ４２の外側縁部から取 除かれ或いは′削がれ７、斜めの露出厚紙表面９２を残している事を銘記された い。次に、第４図に示される如く、露出厚紙表面は任意の都合良い方法によって 番号９４として表わされる適宜のシーラントで被覆される。第１図は、削ぎ落し 作粱がそこに実施された後の側方継目フラップ４２を例示し、第２図はそこにシ ーラント９４が塗布された後の削いだ側方継目フラップ４２を表している。

別ｍには、シーラントを表面９２に塗布するのでは無く、第４Ａ図に示す様に側 方壁パネル３４の全長さに沿った所定の幅に、そして上部パネル区分６６．６８ 及び７゜と底パネル７４の関連する整列部分に塗布して良い。もし所望であれば 、傾斜表面９２及びパネル３４．６６．６８及び７０の幅員の双方にシ・−テン ト９４を塗布して良い。

容器素材１０が容器としてのアセンプリの為に準備される場合は、上記の三角形 端部パネル４６及び関連するパネル区分、側方壁パネル４０と底部三角形パネル ８゜及び関連するパネル区分全ては、それらの内側の表面が、側方継目７ラツブ ４２が側方壁パネル３６、上方パネル４４．５０及び５８そして底パネル７８及 び８４に隣り合う折目線２８を越えて伸延する状態で、屋根パネル３８及び上被 パネル７６の内側表面に接触する様に折目線５０を中心として回転する事によっ て側方が継がれる（第５図）。

屋根パネル６６、部分６８及び７０、側方壁パネル３４そして折込みパネル７４ が折目線２６に沿って折畳まれ、それらの内側表面が、三角形の端部パネル４４ 及び関連するパネル部分、側方壁パネルＴＪ６、三角形パネル７８及びＲ達する パネル部分の内側表面、そして側方継目７ラツブ４２の外側表面と接触状態とな る。側方縁部２２は、実質的に折目線２８と整列し、そしてパネル３４．６６． ６８．７０及び７４に関連する縁辺は、側方継目フラップ４２の外側表面と接触 する欽に側方継目７ラツブ４２の外側表面全体が後者の内側表面に固着される。

これは多くの方法で達成可能である。一つの好ましい方法は夫々の部材同志間の 表面結合を確立するヒートシールである。こうして、容器素材１０は米国特許第 ３．１２０，３３５号に詳しく説明される如く、予め底蓋グループ２０が形成さ れ且つシールされた中空形状へと開成出来る。

次に第６図を参照するに、シーラント被覆した露出厚紙表面９２が下方に押圧さ れ、隣接するパネル表面と密封係合している事を銘記されたい。これは第５図の 側方継目がシールされた素材を形成する間、先きに参照したヒートシール作業の 際中に為される。換言すれば、第５図の折畳み素材を形成する為に加えられる圧 力はシーラント被覆した傾斜縁部９２をしてパネル３４．６６．６８．７０及び ７４の隣接する部分との密封接触せしめるに十分である事が分った０同様に、密 封は、もしシーラント９４が側方継目フラップ４２上にある代りにパネル３４． ６６．６８．７０及び７４の前記幅員にあれば、ヒートシール作業中に為される と考えられる。

一旦底蓋グループ２０が閉じられそしてシールされると、出来上った中空の容器 に液体が充満され、次に上蓋グループ１６が閉じられ、第３図に例示される充填 済容器が形成される。側方継目素材の形成と上蓋グループの閉成とは前記米国特 許第４２７へ９４０号に於て詳述されている。第８図から認識される如く、完成 された容器の内側壁上には露出縁辺は無い。

工業への適応性 本発明が、改良された液体運搬用容器にして、その内側壁から露出縁辺を排除し 、従って縁辺の吸込みを防ぎ、それ故容器を、内側の露出厚紙縁辺が露呈された 場合よりももつと長い保存寿命の為のものと為す液体運搬用容器を提供する事が 明らかである。

以上、実施例に基き説明したが、本発明の内で多くの変更を為し得る事を銘記さ れたい。

独占的権利或いは特権が請求されて成る本発明の実施例は以下の如く定義される 。

国際調査報告

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．熱可塑性プラスチックで被覆した厚紙から成る素材から形成され、そして第 １、第２、第３及び第４の側方壁パネル及び側方継目フラツプを有する容器の側 方継目を形成し且つシールする方法にして、 ａ．前記何側方継目フラツプの自由縁辺に隣り合う一表面に於てストリップを実 質的に薄刃ベリに斜めに削ぐ段階と、 ｂ．前記削いだストリツプの少くとも一つ及び前記削いだストリップの真向いと なる、側方壁パネルに隣り合うストリップの表面にシーラントを塗布する段階と 、 ｃ．前記シーラント被覆した、削いだストリップを、熱圧下で加圧して側方壁パ ネルに隣り合う内側表面と接触させ、それに上って露出縁辺を露呈させる事無く そこに固定する段階、 とを包含する方法。
2. ２．シーラントは削いだストリップに塗布される特許請求の範囲第１項記載の方 法。
3. ３．シーラントは削いだストリップに直接向い合う様になっている隣り合う側方 壁パネルの帯域に塗布される特許請求の範囲第１項記載の方法。
4. ４．熱可塑性プラスチツクで被覆した一体型の厚紙素材から形成される組立て式 容器にして、 ａ．第１、第２、第３及び第４の互いに連結した側方壁パネル及び該第４の側方 壁パネルに結合した一つの側方継目フラツプと、 ｂ．４つの側方壁パネルと前記側方継目フラツプとの上端に夫々結合した複数の 上蓋パネルと、ｃ．４つの側方壁パネルと前記側方継目フラップとの下端に夫々 結合した複数の底蓋パネルと、ｄ．前記側方継目フラップとそれに関連する上蓋 及び底蓋パネルの縁辺部分に形成された斜めに削がれたストリップと、 ｅ．前記斜めに削がれたストリツプの少くとも一つと前記第１の側方壁パネル及 びそれに関連する、前記斜めに削がれたストリップと相対する上蓋及び底蓋パネ ルの長手方向に沿ったストリップに塗布されたシーラントの層と、 ｆ．残余の２つの側方壁パネルに対し上被する関係で折畳まれる２つの前記側方 壁パネルどに上って成立ち、 ｇ．側方継目フラツプの前記斜めに削いだストリップは重なり合りた側方継目を 形成する為、前記シーラント被覆したストリップの少くとも一つに沿って前記第 １の側方壁パネルの方に折られ、そしてそこに固着される、 組立て式容器。
5. ５．シーラントは斜めに削いだストリップに塗布される特許請求の範囲第４項記 載の組立て式容器。
6. ６．シーラントは第１の側方壁パネルの長手方向に沿ってストリップに塗布され る特許請求の範囲第４項記載の組立て式容器。