JPS61501788A - 転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン - Google Patents

転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン

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JPS61501788A
JPS61501788A JP60501566A JP50156685A JPS61501788A JP S61501788 A JPS61501788 A JP S61501788A JP 60501566 A JP60501566 A JP 60501566A JP 50156685 A JP50156685 A JP 50156685A JP S61501788 A JPS61501788 A JP S61501788A
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JP60501566A
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ケムパー,イブ ジエイ
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キヤタピラ− トラクタ− カンパニ−
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H15/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members
    • F16H15/48Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members with members having orbital motion
    • F16H15/50Gearings providing a continuous range of gear ratios

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には連続可変トランスミッションに係り、とりわけ、面別にそ して連続的に制御される一対の出力部材にトルクを伝達するための1頭トラクシ ョン駆動トランスミッションに係ル。
1982年6月29日にヨペスケンパー氏(YvesKemper )に再発行 された米国再発行特許第30.981号が明らかにしている形式の、様々な単一 出力の連続可変トランスミッションユニットが提案されてきている。以下の説明 でばNTD)ランスミッションと呼ばれているそうした1頭トラクション駆動ト ランスミッションは、3つの動作体を用い、予め設定されている範囲内で連続的 に変えられる出力/入力速度比の下で、回転可能な出力部材にトルクを伝達する ようになっている。動作体は、中実軸線の廻りを回転する軸方向に移動可能な一 対の内側トラクション表面を持つ第1の胴体と、中実軸線に交差する傾斜軸線す なわち1頭軸線の廻りを回転する一対の外側コーン状トラクション表面を持つ第 2の胴体と、中実軸線の廻りを回転できるように軸受けされていて、加わる回転 トルクが傾斜軸線の1頭運動を起こさせるように第2の胴体を支えている第3の 胴体とで構成されている。第1の胴体が反作用部材として静止状態に保持され、 第3の胴体が入力部材として駆動される場合、第2の胴体は当該胴体に接続され てギア列への出力部材として機能する1頭ビニオンギアを備えることができる。
第1の胴体が第2の胴体のコーン状トラクション表面に対し軸方向に運動するこ とにより、速度比を変えて必要とする出力を得ることができる。これらNTDト ランスミッションの技術的な性能並びに操作パラメータは、”1頭トラクション ドライブ装置の性能”の表題の付いた米国機械エンジニア協会の論文に説明が載 っている。この表題の論文は、ピー・エル氏(p、Exu)とワイ・ケンバー氏 (Y 、 Kemper )によるもので、1980年8月号の18〜21頁に 掲載され、論文A30−C2/ DET −63の整理番号が付されている。
従来のNTD )ランスミッションにもそれなりの利点はあるが、今だに実情に 即した方法で、例えば車両のステアリングディファレンシャルとして利用するこ ともできる独立した2つの出力トルク経路が得られるような構成になっていない 。1981年5月19日に発行されたロパート・オー・チェンバース氏ソの他( Robert O,Chambers et al )の名義の米国特許第4, 276,749号、および1981年10月6日に発行されたアレキサンダーゴ ロフ氏ソの他(AlexanderGoloff et’ al )の名義の米 国特許第4.293.050号は、共有の入力部材で駆動される複数の対のNT Dトランスミッション&内蔵した一F’イファレンシャル機複し、エレメントの 幅が非常に大きくなり、2つの傾斜軸線の廻りで回転する構成要素を据え付は且 つ支持するのに複雑な構造を必要とするため、これら機構は、全体コストの観点 からまた車両に対する適合性の観点からあまり関心を持たれていない。
1981年10月27日に発行されたヨペス・ジェー・ケンバー氏(Yves  J、Kemper )の名義の米国特許第4,296.647号は、コンパクト でしかも双対の出力性能を含めて数々の利点を持つ、他のNTDディファレンシ ャルトランスミッションドライブ装置を図示している。しかしながらそうした構 造には、中央にアクチュエータ機構が配置されるためにトラクションリングを互 いに隣接して配置することができず、このためにトランスミッションの寸法が太 き(なる欠点がある。コーン状部材がかなりの圧力の下で遠去かる向きに且つト ラクションリングに向けて液圧的に押圧されるため、シールに問題の生じる別の 欠点もある。またトラクションリングを軸方向に移動させるためのねじ山形式の 機構が組み込まれているため、制御装置を複雑にしてしまう他の欠点もある。比 較的直径の大きなベアリングを用いて、コーン状部材の直径の太き(なった端部 をキャリアの内部で回転可能に支持しているため、大きな動力損失が生じている 別の欠点もある。
さらに−緒に用いられる出力ギア列構造が、トランスミッションをトラック形式 の車両の2つのキャタピラの間に横方向に欧り付けるのに必要とされる程コンパ クトでないため、より複雑になってしまう欠点もある。
従って、単純で丈夫でしかもコンパクトなNTD)ランスミッションにして、例 えば当該NTD )ランスミッションを車両のステアリングディファレンシャル として使用できるようになった、箇別にそして連続的に制御される一対の出力部 材を備えているものがめられている。しかもNTD )ランスミッションは、出 力トルクの大きさに応じて同軸的に整合しているコーン状部材を遠去げるように 機械的に押圧する一方、ステアリング運転時にトラクションリングに接触して生 じる大きな接触力が非対称的であるため、コーン状部材のねじれを極力小さくす るように構成されていることが望ましい。またNTD )ランスミッションは、 コンパクトな一対の出力ギア列を内蔵していることが好ましい。この出力ギア列 は、所望のギア比と零に近い低い値も含んでいる速度比範囲が得られ、またコー ン状部材の大きな直径の端部に対する反作用により大きなトルク荷重を出力部材 に伝達する構造を備えている。
さらに、トラクションリングは、単純化のために完全に独立して制御され、コン パクト化するために互いに隣接して配置できることが望ましい。
発明の開示 本発明は、前述した問題点の1つまたはそれ以上を解消することにある。
本発明のある形態では、中実軸線の廻りで回転することのできる胴体と、傾斜軸 線上で前記胴体に回転可能に取り付けられた第1および第2のコーン状部材と、 当該コーン状部材の一方に対し別箇に反作用を及ぼす一対のトラクションリング とを備えている。第1および第2のシャフトは、コーン状部材の内側で傾斜軸線 に沿って回転可能に取り付けられていると都合がよい。
また胴体の回転に応じまたトラクションリングの運動から独立して、第1のコー ン状部材から第1のシャフトへ、そして第2のコーン状部材から第2のシャフト へ箇別にトルクを伝達することのできるカップリング手段が設げられている。
本発明の他の形態では、NTDトランスミッションは中実軸線の廻りで回転する ことのできる被駆動入力胴体と、傾斜軸線上で前記胴体により・保持された第1 および第2のコーン状部材と、箇々のコーン状部材に摩擦係合する第1および第 2のトラクションリングと、コーン状部材の小さい端部を胴体内で支持するだめ のベアリング手段と、コーン状部材の大きい端部を内部構造的に支持するだめの シャフト手段とを備え、コーン状部材の半径方向のねじれに対する抵抗力を高め 、独立して回転できるようになっている。
本発明の別の形態では、NTDトランスミッションは中実軸線の廻りで回転する ことのできるキャリアと、当該キャリアにより傾斜軸線に沿って後部と後部を向 き合わせた関係で回転可能に支持された第1および第2のコーン状部材と、コー ン状部材の一方に箇別に接触する第1および第2のトラクションリングと、第1 および第2のシャツ)を持つ手段とを備えている。この手段により、キャリアの 回転に応じまた箇々のコーン状部材に対し摩擦しながら行なわれるトラクション リングの軸方向の運動から独立して、傾斜軸線に沿い第1および第2のコーン状 部材から離れて箇別にトルクを伝達することができる。
さらに詳しく説明すると、第1の実施例のNTD )ランスミッションは、大幅 にコンパクト化し且つ丈夫にするために、コーン状部材の内部で互いに連結され るか組み合わされている独立した2つのシャフトを備えている。一方のシャフト は管状で、他方のシャフトは中実である。この他方のシャフトは管状のシャフト の内側に位置していて、装置に充分な剛性を与えるために両方のコーン状部材の ほぼ全長にわたって延びている。様々なエレメントを支持するのに適したベアリ ング構造が取り入れられている。また自己動作ボール斜面形式の機械的分離機構 がシャフトの各々に連係して働き、コーン状部材を押圧してトラクションリング から離したり当該トラクションリングに積極的に当てることができる。NTD) ランスミッションは、約+0.9の出力ギア列比と、コーン状部材に適したほぼ 零から−1,05の範囲の出力/入力速度比を備えていているようにすると有益 である。その結果、コーン状部材の大きい直径の端部は大きいトルク荷重を伝達 できる。また第2の実施例のNTD)ランスミッションも明らかにされている。
この実施例は第1の実施例の望ましい特徴の幾つかを備えていて、またゆがみも 少なくなっている。中実なシャフトは2つに分かれた部分からできている。−万 は内部的な剛性を高めるように一方のコーン状部材に取り外し可能に固定され、 他方は出力トルク6g−ル斜面に伝えるために用いられ第1図は、NTDトラン スミッションの第1の実施例の断面図である。
第2図は、NTDトランスミッションの構造の細部を詳しく図示するために、第 1図のほぼ中央部の位置を断面にして示す一部分の拡大図である。
第3図は、第1図と第2図に示した分離機構の一方を表わした展開図にして、そ れぞれの部材のざ一ルベアリングエレメントと斜面との間の関係を示している。
第4図は、第2図のIV−IV線に沿った縮小断面図である。
第5図は、本発明のある形態に則って、NTD)ランスミッションをステアリン グディファレンシャルとして用いたキャタぎう形式の車両を表わす平面図である 。
第6図は、第2図に図示した第1の実施例の構造に類似している、NTDトラン スミッションの第2の実施例を示す断面図である。
発明を実施するだめの最良の形態 1頭トラクション駆動トランスミッション1oの実例が、ハウジング12″’t −ff−って第1図に図示されている。前記ハウジング12ば、中間に配置され た管状のシェル14と、シェルの両端にそれぞれ取り外し可能に連結された左右 の端壁16および18とを備えている。複数のドレン通路20がシェルの局面に 形成されている。これらドレン通路20は、内側円荀茨面22から放射状に外に 向かって延びている。段差の付いた孔24が箇々の端壁の中央に形成され、そし て向かい合った一対のテーパ付きローラベアリング組立体26がこれら段差の付 いた孔の各々に取り付けられ、中実軸線32に沿って左右の出力軸28と30を これらテーパ付きローラベアリング組立体内でそれぞれ回転可能に支持している 。左右の出力スプールピニオンギアまたはシータ部材34と36は、それぞれ箇 々の出力軸の内側端に一体的に形成されている。
入力アルファ胴体またはキャリア38が、中実軸線32の廻りを回転することが できるようにテーパ付きローラベアリング組立体40に支持されている。このテ ーパ付きローラベアリング組立体40は、端壁16と18の各々に形成された内 向きのシート42に取り付けられている。キャリアは、順に、入力ギア46f: 備えている左端部材44と、左側輪郭部材または中空のフランジ部材48と、左 右のマニホルド部材52および54がそれぞれ内部に配置された中空の中央部材 50と、右側輪郭部材または中空のフランジ部材56と、右端部材58とを備え ている。これら部材は、複数の固定具により互いにウリ外し可能に連結されるも ので、製造上の便宜のために箇別に作られている。またこれら部材は、キャリア の強度並びに回転質量を上手に管理するために、スチールとアルミニウムのよう な異種材料から作ることもできる。
第1のオメガ胴体の一部分を構成する左側トラクションリング60と、第2のオ メガ胴体の一部分を構成する右側トラクションリング62は、回転はしないが内 側円筒野面22の内部を軸方向に且つ中実軸線32に沿い案内されて動く。これ らトラクションリングは、それぞれ内側回転表面64と66を形成している。前 記内側回転表面は中実軸線の廻りの回転表面であり、断面が僅かに中高になって いることが望ましい。ハウジングの内部でトラクションリングが回転するのを阻 止するために、軸方向に向いた3本の溝またはキー溝スロット63が、約120 変能れて管状のシェル14の内側の局面に形成されている。そのうちの1つが、 第1図の上部中央に示されている。また、3本の案内ブロック65がトラクショ ンリングの端部に機械的に固定され、これらトラクションリングはキー溝スロッ トに沿って移動できるようになっている。トラクションリングは、完全に独立し た左右のねじ形式の調節機構68と70によりそれぞれが独立して軸方向に動か される。これら機構の各々は平行な3本のねじ捧72を備えている。これらねじ 俸は、各側部が軸方向に整合した状態に示されている。ねじ棒は内ねじの付いた 案内ブロックの孔73f:通り抜け、外側端に箇々にドライブギア74t−備え ている。ドライブギアは、テーパの付いた一対のローラベアリング組立体76に より箇々に回転可能に支持されている。前記ローラベアリング組立体76は、そ れぞれ端壁16と18に形成された適当な段差の付いた開ロア8に取り付けられ ている。リングギア80が、ハウジング12の各端部で3つのドライブギアと噛 み合い、またベアリング組立体82によりそれぞれ端壁16または18の中実軸 線上に回転可能に取り付けられている。
またNTD)ランスミッション1oは両側に向けて先細になった一対の第1およ び第2のコーン状部材84と86を備えている。これらコーン状部材は、相対す る截頭円錐状のベータ胴体の主要部分を構成し、後部と後部を合わせた関係で傾 斜軸線または1頭軸線88に沿って、球面を介して取り付けられた一対のローラ ベアリング90によりキャリア38の内側である程度回転可能に支持されている 。詳しくは、箇々のコーン状部材の軸方向外側の末端すなわち細くなった円筒状 の端部91を、ローラベアリングまたはニードルベアリング92が支持している 。このペアリングハ球状外側表面96を持つ外側レース94上で回転するように なっていて、それぞれのベアリング組立体90を構成している。各側にある外側 レース94は、環状シート98上をユニバーサル運動することができる。前記環 状シートは、球状の内側表面99を備え、軸頭軸紗88に沿ってそれぞれのフラ ンジ部材48または56に取り付けられている。
第1および第2のコーン状部材84と86は、それぞれ円錐状の回転表面100 および102を形成している。これら円錐状の回転表面は、第1図から明らかな ようにほぼ直径方向に相対し且つ軸方向に離れた地点または領蛾で、トラクショ ンリング60および62の回転表面64および66と、参照番号104および1 06の位置でそれぞれ箇別に係合する。トラクションリングは箇別に軸方向に移 動して、コーン状部材を選択的に異った速度で操作できるため、第1のシャフト すなわち細長い中実なシャフト108と第2のシャフトすなわち先細になった管 状のシャフト110とを設けて、これらシャフトがら出力トルクを面別に則り出 すことかできる。中実なシャフトは、1頭軸線に沿い必要な長さにわたって管状 のシャフト内に嵌め込まれ、細長く断面の小さい中実なシャフトの、傾斜軸線8 8と中実軸線32の交点112の付近の中央部が半径方向にねじれるのを抑えて いる。また参照番号114で全体を示した分離手段またはカップリング手段を用 い、コーン状部材84と86とをかなり大きいカで筐筒のトラクションリング6 oと62に抗して連続的に押圧して離し、各コーン状部材とそれぞれに付属する シャフトとの間で駆動トルクを伝達することができる。
さらに詳しく説明する。中実なメインシャフト108は傾斜軸線88に沿いコー ン状部材84と86のほぼ全長にわたって延びている。このメインシャフトは、 両側の円筒状の端部116および118と、キー溝ジヨイント122および従来 から使われているねじ山の付いたロック装置124により右側の端部118に取 り外し可能に連結されたビニオンギア120とを備えている。第2図に詳しく示 したように、メインシャフトは円筒状の外側表面128となる中央に位置した拡 大フランジ126を備え、また相対する外向きの段差の付いたシート130と1 32を備えている。右側コーン状部材86は中空の拡大端部133を備えている 。
この拡大端部は、スリーブベアリングまたはローラベアリング134を介しメイ ンシャフトの外側表面128に回転可能に支持されている°。球状の内側狭面1 36が右側コーン状部材の中空部内に形成されている。またこの内側表面は、当 該内側表面にユニバーサル運動可能に取り付けられたカップリング手段114の 第1のざ−ル斜i分離機構138を備えている。
第2図、第3図および第4図を参照する。ボール斜面分離機構138は軸方向の 内側環状部材140を備えている。この内側環状部材140はメインシャフト1 08の段差の付いたシート132に取り付けられ、保持だぼまたは従来からある その他の固定具によりこのシート132に取り外し可能に固定されている。また 前記内側環状部材140は外向きの3つのポケット144を備えている。ポケッ トの各々は半径方向に円弧状に湾曲した断面を備え、内部にゴールベアリングエ レメント146を収容するようになっている。また円周方向に見て、箇々のポケ ットは中央に位置する地点147から横に向けて対称的な三角形の構造になって いて軸方向外向きに傾斜した斜面148を形成している。半径方向外向きの3つ の凹所1.51 t−備えている保持リング149を使用すれば、NTDトラン スミッション10を組み立てる際、ざ−ルベアリングエレメン)1所定位置に保 持することができる。軸方向の外側環状部材150は軸方向内向きの相対する複 数のポケット152を備え、同じざ−ルベアリングエレメント146を収容する ことができる。また箇々のポケット152は、中央に位置する地点153と当該 地点から横に延びる傾斜した斜面154t−備えている。また部材150は、コ ーン状部材86の相対する内側表面136に自己センタリング機能を利用してま たは遊動的に取り付げられる球状の外側表面156t−備えている。保持だぼ1 58は、外側環状部材をコーン状部材に連結して一緒に回転するようにしている 。ただしこの保持だぼの機構により外側環状部材はある程度滑り移動し、3つの ざ−ルベアリングエレメントが形成する面に外側環状部材を整合させることがで きる。
斜面分離機構160t−備えている。この分離機構は、左側のコーン状部材84 の中空の拡大端部163に形成された、球状の内側表面162に1二パーサル運 動するように取り付けられている。第1のざ一ル斜面分離機構138と同じよう に、この第2の分離機構は球状の外側表面166を形成する軸方向の外側環状部 材164t−備えている。この外側環状部材164は、緩く嵌まっている保持だ ぼ168を介してコーン状部材と一緒に回転するように連結されているため、相 対する表面162に自己センタリング機能を利用してまたは遊動的に係合させる ことができる。また環状部材164は、3つのざ一ルベアリングエレメント17 2が配置される軸方向内向きの3つの?ケラ)170を形成している。ただしこ の例では、前述した右側の環状部材140に相当する左側の軸方向の内側部材は 、管状のシャフト110と一体のフランジ部分174である。このフランジ部分 174は軸方向外向きの3つのポケット176を形成し、第3図と同じようにf f−ルベアリングエレメントを収容することができる。保持リング149と同じ 役割を果たす別の保持リング177が使われている。
第2図を参照する。カップリング手段114は、さらに、スラストワッシャ17 Bを備えている。このスラストワッシャは、段差の付いたシート13oに軸方向 に移動可能に取り付けられ、または当該シートに沿って案内されるようになって おり、一方の側のスラストベアリング組立体180と他方の側の複数のベルビレ ワッシャ182かまたは他の構造をした弾性的なばねエレメントとの間に挾まれ ている。NTD )ランスミッション10を組み立てる際に、ベルビレワッシャ は、第2図で見て、中実なシャフト108と環状部材140とを右方向に移動さ せ、スラストワッシャ178と管状めシャフート110とを左方向に移動させよ うとする所定の力を発揮するようになっている。
ユニバーサル運動可能にをり付けられた別のローラベアリング組立体、すなわち 球面を介して取り付けられたローラベアリング組立体184が、左側コーン状部 材84の拡大端部163と右側コーン状部材86の拡大端部133との間に配置 されている。とりわけ右側コーン状部材は球状の外側表面186を備えている。
この外側表面186は、左側コーン状部材に形成された球状の内側表面187の ほぼ内側に配置されている。
ローラベアリングまたはニードルベアリング188が、外側表面と球状の外側表 面192を持つ外側レース190との間に位置している。自己整合機能を持つロ ーラベアリング組立体184の中央面とスリーブベアリング134の中央面とは 互いに隣接して配置され、傾斜軸線188f:横切り且つ交点112を通る平面 196に平行し、ベアリング188と134に加わる荷重をできるだけ少なくし ている。
第1図を参照する。中実なメインシャフト108の端部116と管状のシャフト 110の内側との間に、自己整合機能を持つベアリング組立体90にほぼ横向き に整列して一対のニードルベアリング198が配置されている。また管状のシャ フトの外側と左側コーン状部材84の細くなった端部91との間に、前記ベアリ ングにほぼ横向きに整列してスリーブベアリング200が配置されている。管状 のシャ°フトの外側と左側コーン状部材との間に、左側分離機1a160に隣接 してかまたは拡大端部163に近接して別のスリーブベアリング202が配置さ れている。また中実なメインシャフトの端部118と右側コーン状部材86の細 くなった端部91の間にもスリーブベアリング204が配置されている。
NTD)ランスミッション10は両端に出力ギア列206を備えている。従って 第1図を参照して右側のギア列を説明すれば、左側のギア列の説明は不要である 。ビニオンギア120が中実なシャフト108と一緒に回転するように連結され ている。従ってピニオンギア120は、傾斜軸線88上にあるキャリア38に回 転可能に取り付けられている。出力ピニオンギア36は、中実軸線32上にある 右側出力シャフト30と一体である。またギア列が、キャリア38、ピニオンギ ア120および出力ビニオンギア36の間でトルクを伝達する内部ギア機構20 7を備えていると都合がよい。またこの内部ギア機構は別の傾斜軸線208上に あるキャリアに回転可能に取り付けられている。
前記傾斜軸線208は、好ましくは、軸i@132と88を含む共有回転面内に 配置され、これら軸線の間の途中に配置されている。内部ギア機構は、内向きの テーパの付いた真っ直ぐな複数のギア歯212を持つ内側リングギア210を備 えている。前記ギア歯212は、真っ直ぐなスプールーニオンギア36と120 の両方の歯と噛み合っている。ローラベアリング組立体214が、キャリアの右 側フランジ部材56内に形成された内側円筒状シート216に圧力源めされ、ま た円筒状の肩付き外側表面218を回転可能に支持している。
この外側表面218は、傾斜軸線208と同軸的な内側リングギアに形成されて いる。このように内側リングギア210は、キャリアの内部で回転できるように 外側で支持されている。トランスミッションのIIE対側の端部で、出力ピニオ ンギア34は類似の内側リングギア222t−介してピニオンギア220に駆動 連結さぞア120がメインシャフトに連結されているのと同じように、管状のシ ャフト110と一緒に回転できるよう当該シャフトに連結されている。コンパク トな出力ギア列206のさらに詳しい内容については、特許協力条約(PCT) の下で1983年9月29日に公告された、ロパート・オー・チャンバーズ氏( Robert○、 Chambers )名義の国際出願公告、awo8310 3291に説明されている。この出力ギア列の全容は、参考例としてこの明細書 中に引用されている。
潤滑路224が、出力軸28.30の各端部を通じて、箇々の出力軸とキャリア 38との間に形成された室226内に軸方向内向きに延びている。その後にキャ リア内の複数の通路228が、冷却流体と潤滑流体とを箇々のベアリングへ、ま た必要に応じてコーン状部材84.86の外側表面100と102に量を調節し て供給することができる。これには、領域104と106の位置のように連係し 合う摩擦接触表面の間でトルクを効率よく伝達する上で好ましい、工業的に入手 可能なトラクション流体が利用される。こうした流体は当業者が選択することが できる。
第5図の実施例に示したNTD )ランスミッション10は、ステアリングディ ファレンシャルとして働くキャタぎう形式の車両232の後部付近で、当該キャ タぎう形式の車両のフレーム230に取り付けられている。エンジン234がフ レームの前方に取り付けられ、双対可逆クラッチギアユニット236を駆動し、 出カベペルギア23Bをニュートラの状態にしたり、また何れか一方の方向に選 択的に回転させることができる。ベベルイア242、横断シャフト244および ドライブギア246を備えているトランスファイア列240は、ベベルギア23 8からトランスミッションの入力ギア46へ動力を伝える。次いでトランスミッ ションは、左側出力シャフト28と右側出力シャフトフトは、端末ドライブ25 0とスプロケット252を介して左側エンドレス軌道チェーン248 t−、そ して端末ドライブ256とスプロケット258を介して右側エンドレストラック チェーン254を面別に駆動するようになっている。なお、NTDトランスミッ ション10はビムタイヤの付いたホイールまたはこれと同等のものも駆動できる ことを理解しておく必要がある。
また第5図は、NTDトランスミッション100両側でドライブギア74の一方 の回転を制御して当該トランスミッションの両側で所定の速度比を得られるよう にする、左側モータ手段243と右側モータ手段245とを図示している。第1 図との関連において既に述べたように、ドライブギア74が箇々のねじ俸72を 介してトラクションリング60と62の位置を変え、速度比を調節することがで きる。
産業上の利甲可術件 出力速度を最小にするNTD )ランスミッション10の第1の操作モーrでは 、左側トラクションリング60と右側トラクションリング62とはそれぞれ互い に近接して、すなわち内側回転表面64と66と全コーン状部材84と86の拡 大端部163と133の位置でそれぞれの回転表面100と102に接触するよ うになっている。所定の速度で動力を供給する第5図に示したエンジン234で は、逆転ギアユニットは最初はニエートラルの状態にされていて、ベベルギア2 38は回転していない。しかし図示はしていない力ζ従来形式の内蔵されたギア ユニット236の前進クラッチを作動してベベルギア238を前進回転すること ができる。例えば入カギ746を180 Orpmで駆動する場合、中実軸線3 2に沿って第1図を右側から見て、キャリア38はこの速度で時計方向に回転さ れる。
自己動作ゴール斜面分離機構138を介して右側コーン状部材8日はメインシャ フト108に実質的にロックされ、当該メインシャフトと一緒に回転することが できる。また右側コーン状部材は静止状態のトラクションリングに接触している ため、右側ぎニオンイア120と同じ反時計方向に回転する。リングギア210 はアイドラとして働き、出力キニオンギア36は反時計方向に零に近い速度で回 転する。ビニオンギア120のギア歯の数が18で、出力ピニオンギア36のギ ア歯の数が20であれば出力ギア列の比率には+0.9である。図示されてはい ないが、冒頭で述べたASME論文、a80−c2/pET−63の第4図に図 示された形式の総合効率と速度比の関係のグラフを用いて、論文で明確に説明さ れているように解析を行ない、0.86の第1のPHO値に対応し且つコーン状 部材84と86の拡大端部163と133の位置でトラクションリングを操作す る状態に相当する基準点を特定する。限界PHO値に関して言えば、この償はそ れぞれのコーン状部材の作業半径と相対するトラクションリングの作業半径との 幾何学比金表わしている。こうして特定した2つの地点全結び、横座標軸に向け て下向きに級を延長すれば、総合速度比に相当する点が得られる。この実施例で は、前記点が零細の僅かに左側にあればグラフから右側出力ぎニオンギア36が 入°カキャリアとは反対向きに且つ低速で回転していることを読み取られる。ト ラクションリング60と62は対称的に配置されているため、もちろんのこと左 側出力)5ニオンギア34も右側出力ピニオンギアと同じ速度で同じ方向に回転 している。
トラクションリング60と62とが前述した並列した位置から軸方向に対称的に 遠去げられるにつれ、出力ぎニオンギア34と36の速度は漸進的に且つスムー ズに入力時とは反対向きの回転で連続的に増加していく。こうした操作は、第5 口金参照すれば明らかなように、車両232の両側にある箇々のモータ手段24 3と245を用いて駆動ギア74の一方を同時に回転することにより行なわれる 。これら駆動ギアは順にリングギア80、他方の駆動イア74、そして箇々のト ラクションリングを通るねじ′ls72を回転する。
トラクションリングが第1図に示したように最も間隔のあいた状態に至ると、0 .435の第2のRHO値に相当する操作比が得られる。+0.9のギア列比の 点と第2の囲O慣の点とを結ぶ別のat前述したグラフの横座標軸に向けて下向 きに線を延長すれば、約−1,05の速度比が得られる。従って出力ビニオンギ ア34と36とは反時計方向に約1887 rpmで回転される。
先に述べた前方運動子−ドで車両232t−運転する以外にも、NTD)ランス ミッション10をステアリングディファレンシャルとして使用することもできる 。
このためトラクションリング60と62は、図示されていない適当な運転者作動 制御装置を用い、モータ手段243と245を介して別箇に配置されている。左 側トラクションリング60が第1図に図示した位置に保持されていて、しかも右 側のねじ捧72を回転して徐々に右側トラクションリング62を軸方向内側に移 動させれば、右側出力ピニオンギア36の速度は連続して減少してい(。第5図 から明らかなように、右側出力シャツ)30と右側駆動スプロケットの速度が減 少していく一方で、左側出力シャフト28と左側駆動スプロケット252とは比 較的大きい回転速度に保たれ、車両は前進しながら右へ旋回する。トラクション リングが完全に独立しているため、所定の範囲内で事実上様々な車両速度が得ら れる。また箇々の速度の下でねじ棒72?他万のねじ棒に対し速やかに回転調節 して、比較的高速で一方のトラクションリングを移動させ車両を所望の方向に操 縦または回転させることができる。
自己動作ざ−ル斜面分離機構138と160に関連して、トルク荷重が出力シャ フト28と30に加わっていなければ、ボールベアリングニレメン)146と1 72とはそれぞれが付属するポケット144と152、および170と176の 中央部分147と153の非作動位置に留まっていることを知っておく必要があ る。
さらに箇々のポケットは、対称的に対面した関係で軸方向に整合されている。し かしながら一方の出力シャフトに大きなトルク荷重が加わると、この出力シャフ ト側にある付属の分離機構はコーン状部材84と86を引き離そうとする力にな る。例えば右側出力シャフト30に非常に大きなトルク荷重が加わる場合、左側 分離機構138のざ一ルエレメント146は向かい合つた斜面148と154の 位置まで動き、比較的大きな分離力が得られる。同じように、左側分離機構16 0のざ一ルエレメント172も非作動状態にある。通常時には2つのシャフト1 10と108はそれぞれが筒筐のコーン状部84および86と一緒に回転してい るが、分離機構により両者間の回転運動量と軸方向の運動量とを制御できること について知っておく必要がある。
第2の実施例 第2の実施例のNTD)ランスミッション10′が第6図に図示されている。こ のNTD)ランスミッションは、第2図に示した第1の実施例と構造および/ま だは機能が似通った一連の構成要素を備えている。そうした同一の構成要素は、 第1の実施例に基づいて詳しく説明した構成要素に用いたものと同じ参照番号が 付されている。これに対し、構造を変えである類似の構成要素にはダッシュの付 いた同一の参照番号を付して区別できるようにしである。
第6図に図示した実施例は、中実なシャツ) 10 B’がコーン状部材84と 86′の両者の全長にわたって延びておらず、はぼ右側コーン状部材86′の長 さにわたって位置している点で、第1図と第2図に示した構造と異っている。ま た延長シャフト282が右側コーン状部材86′に取り外し可能に固定され、当 該右側コーン状部材と一緒に回転することができる。図示されてはいないが、延 長シャフト282の軸方向の外側端部は、第1図に関連して先に説明したニード ルベアリング198により、管状のシャフト110の内部に回転可能に支持され ている。延長シャフト282の軸方向の内側端部は拡大ヘッドまたはフランジ2 84を備えている。この拡大ヘッドまたはフランジは、スラスト表面286、外 ねじの付いた局面288、内向きすなわち右方向に向いた環状の肩289、およ び一定の間隔をあけた円弧状のスロワ)29(l形成している。
説明の便宜上、これらスロットのうちの1つだけが示されている。通路292が 延長シャフトの中央を通り抜けて形成され、ねじ孔294を設げて潤滑剤遮断フ ァスナ296を取り外し可能に嵌めることができるようになっている。
中実なシャフト108′は、右側分離機構138′の軸方向外向きのボケツ)1 44t−一体的に形成している拡大ヘッドまたはフランジ298と、軸方向内向 きの内側端部表面300とを備えている。一定の間隔をあげた3つのスラストペ デスタルまたは指状部302力ζフランジに一体的に形成されている。前記スラ ストペデスタルはその内の1つが図示されており、軸方向内向きの端部表面30 4を備えている゛。午れら指状部は、第6図で見て左向きに突き出し、延長シャ フトにある箇々の円弧状のスロワ)290を通り抜けて、端部表面304が所定 の厚みのある環状スラストワッシャ306に接触するようになっている。
右側コーン状部材86′の拡大端部133の中空の部分は、内ねじの付いた孔3 (18と、この孔内部の左向きの肩310とを形成している。NTD )ランス ミッション10′を組み立てる際、肩289を肩310に当接させることにより 延長シャフト282は右側コーン状部材86′にねじ締め固定することができる 。図示されてはいないが、従来のファスナ装置を用いて、延長態にロックするこ とが好ましい。
また右側コーン状部材86′は、軸方向内向きの平らな表面312と、軸方向外 向きに開口する環状の溝314とを形成していて、この溝内に圧縮可能なエラス トマ材料からなる弾性的な環状のエレメント316が嵌められている。運転に際 し、圧縮されたエレメント316が右側分離機構138′の外側環状部材150 ′に連続的なスラストベアリング係合するようになっている。その結果、環状エ レメント316は、第2図の実施例で既に説明したベルビレワッシャ18また似 通った方法で、ゴール斜面ゴール機構138′と160に予め荷重を加える働き をする。特にこれら部材の軸方向の寸法を厳密に調節することにより、環状エレ メント316は右側コーン状部材86′を第6図で見て右方向に、第1図から明 らかなトラクションリング62に対し連続的に押圧することができる。同様に、 外側環状i材150’、f−ルエレメン)146、および中実なシャフト108 ′も左方向に押圧される。指状部302の端部表面304はスラストワッシャ3 06に押圧されているためスラストベアリング組立体180は管状のシャフト1 10の一体フランジ部分174に対して左方向に押されている。この力は左側分 離機構160のざ−ルエレメント172を通じて伝達され、左側コーン状部材8 4t−左方向に且つ第1図から明らかなようにトラクションリング60に対し連 続して押圧するようになっている。
第6図に示したように、スリーブベアリング318が中実なシャフト108′と 右側コーン状部材86′の間に配置されている。ベアリング318は、第2図に 示したスリーブベアリング134に類似したものである。
第6図のNTD)ランスミッション10′は、第1図のNTD )ランスミッシ ョン10と同じ作用の下で作動する。出力シャフト28と30のトルクが零から 所定の限界まで増加する間、ざ−ルエレメント146と172とは、第3図に見 られるように箇々のポケット144と152、および170と176の中央に留 まっている。同じように、指状部302も円弧状のスロット290内の中央に配 置される。トルクが限界を越えて増加すると、ボールエレメントはトランスミッ ションのトルクの増加している側で斜面148と154へと移動を始める。ボー ル斜直分離機構138′と160の一方が作動して、環状部材150′の底が平 らな狭面312に付くまで、弾性エレメント316を漸進的に圧縮していく。指 状部302は力を伝えてコーン状部材84と86′を離すように押圧し、同時に 円弧状のスロット内で数度の回転が生ずるようにしている。例えば、自己動作分 離運動により、延長シャフト282と中実なシャフト108との間には約10度 から15度の比較的限られた回転角度が生じる。出力トルクが一定であれば、こ れらエレメントと右側コーン状部材86′はユニットとして一緒に回転する。出 力トルクが等しくても逆向きになっていれば、指状部302は中央のスロット位 置から同一の比較的限られた回転角度で遠去かるが、スロットの反対の端部に向 かう方向に移動する。
・ 前述したことから、車両のステアリングディファレンシャルにとって非常に 有益なコンパクトなNTD )ランスミッション10が得られることが明らかで ある。
トランスミッションの第1の実施例は中実なメインシャフト108と、管状のシ ャフト110と、構造を極力安定したものにするベアリング支持装置とを備えて いる。また各々のコーン状部材84と86からそれぞれのシャフトへ、後部同志 が向かい合っていて完全に桜械化されている、自己動作ボール斜面分離機構13 8と160を用いて、トルクを伝達するカップリング手段114をも備えている 。そうしたカップリング手段Iri、箇”、のトラクションリング60と62に コーン状部材84と86が接触することにより生じるスラスト力を等しく且つ反 対向きに保つことができ、外側スラストベアリングが不要となる。また長い長さ の中実なシャフト108が必要とされる支持体となって、主にトラクションリン グ60と62が地点112に対し対称的に配置されていない場合、2つのコーン 状部材を傾斜軸線88に沿ってほぼ同軸的に保持している。キャリア38に回転 可能に取り付けられた内向きのテーパの付いたギア210と228を用いて、軸 方向にコンパクトな重複する出力ギア列206により、トランスミッションの長 さを極力短くすることができる。
第2の実施例のトランスミッション10′も、前述した第1の実施例のトランス ミッション10の望ましい特叡の幾つかを備えているが、管状の出力シャフト1 10と中実な出力シャフト108′の他にもコーン状部材の一方に解除可能に固 定される延長シャフト282を内蔵していて、車両をステアリング運転している 際に生じる非対称的な荷重の影響の下で、組立体に加わるねじれを半減させるこ とができる。
トランスミッション10と10′の、先に指摘したASMK論文kL8111− C2/DET−63に明らかにされているようなディファレンシャル出力ギア比 が用イラれる。例えば+0.5の比率ヲ持つ出力ギア列によれば、トラクション リングの運動により正または負になる出力/人力速度比が得られる。従って箇々 の出力シャフトは、分離逆転ギアユニットを用いなくとも、しかも本発明の精神 から逸脱することなく回転の向きを逆にすることができる。
本発明の他の形態、目的並びに利点は、図面、明細書および添付の請求の範囲を 参照することにより理解することができる。
国際調査報告 +m、#n、+Ass、、at+s*sa、PCT/US 85100542I NTERNAT工0NAr、 AI’PLICATION No、 PCT/U S 85100542 (SA 9286)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.中央軸線(32)の廻りで回転することのできる胴体(38)と、中央軸線 (32)に交差する傾斜軸線(88)上で胴体(38)に回転可能に取り付けら れた第1および第2のコーン状部材(84、86)と、当該コーン状部材(84 、86)のそれぞれの付属表面(100、102)に箇別に反作用を及ばす一対 のトラクシヨンリング(60、62)とを備えている形式の転頭トラクシヨン駆 動トランスミツシヨン(10)において、当該トランスミツシヨンが、第1のコ ーン状部材(84)の内側で傾斜軸線(88)に沿つて取り付けられた第1のシ ヤツト(110)と、 第2のコーン状部材(86)の内側で傾斜軸線(88)に沿つて取り付けられた 第2のシヤツト(108)と、 胴体(38)の回転に応じまた中央軸線(32)に沿つたトラクシヨンリング( 60、62)の運動から独立して、第1のコーン状部材(84)から第1のシヤ ツト(110)へ、そして第2のコーン状部材(86)から第2のシヤツト(1 08)へ箇別にトルクを伝達することのできるカツプリング手段(114)とを 有している転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)。 2.第1のシヤツト(110)がほぼ管状をしていて、また第2のシヤツト(1 08)はほぼ中実である請求の範囲第1項に記載のトランスミツシヨン(10) 。 3.第2のコーン状部材(86′)と一緒に回転することができるように当該第 2のコーン状部材に連結され、曲げに耐えられるよう管状の第1のシヤツト(1 10)の内部に位置している延長シヤツト(282)を備えている請求の範囲第 2項に記載のトランスミツシヨン(10)。 4.第2のシヤツト(108)は、曲げ作用に抵抗するために管状の第1のシヤ ツト(110)の内側に位置している請求の範囲第2項に記載のトランスミツシ ヨン(10)。 5.第2のシヤツト(108)は中央に配置されたフランジ(126)を備えて いる請求の範囲第4項に記載のトランスミツシヨン(10)。 6.接続手段(114)は、ほぼ第1のコーン状部材(84)およひフランジ( 126)の間に配置された第1の分離機構(160)と、ほぼ第2のコーン状部 材(86)およひフランジ(126)の間に配置された第2の分離機構とを有す る請求の範囲第5項に記載のトランスミツシヨン(10)。 7.箇々の分離機構(160、138)が、予め選択されている自己動作斜面形 状を持つポケツト(170、176、144、152)に取り付けられた3つの ボールベアリングエレメント(172、146)を備えている請求の範囲第6項 に記載のトランスミツシヨン(10)。 8.カツプリング手段(114)が、コーン状部材(84、86)をそれぞれの トラクシヨンリング(60、62)に抗し弾性的に押圧して離すための弾性的な 手段(182、316)を備えている請求の範囲第1項に記載のトランスミツシ ヨン(10)。 9.弾性的な手段(182、316)が複数のべルビレワツシヤ(182)を備 えている請求の範囲第8項に記載のトランスミツシヨン(10)。 10.カツプリング手段(114)が、第1のコーン状部材(84)および第1 のシヤツト(110)の間で作用する第1の分離機構(160)と、第2のコー ン状部材(86)および第2のシヤツト(108)の間で作用する第2の分離機 構(138)とを備えている請求の範囲第1項に記載のトランスミツシヨン(1 0)。 11.カツプリング手段(114)が、第1の分離機構(160)を第1のコー ン状部材(84)に向けて、また第2のシヤツト(108)を第2の分離機構( 138)に向けて連続的に押圧するための弾性的な手段(178、180、18 2)を備えている請求の範囲第10項に記載のトランスミツシヨン(10)。 12.弾性的な手段(178、180、182)が、スラストベアリング(18 0)と、ワツシヤ(178)と、複数の圧縮はねエレメント(182)とを備え ている請求の範囲第11項に記載のトランスミツシヨン(10)。 13.圧縮はねエレメント(182)がベルビレワツシヤである請求の範囲第1 2項に記載のトランスミツシヨン(10)。 14.箇々のコーン状部材(84、86)は、球面を介して取り付けられたロー ラベアリング組立体(90)により胴体(38)に回転可能に取り付けられてい る請求の範囲第1項に記載のトランスミツシヨン(10)。 15.第1のシヤツト(110)がほぼ管状になつていて、間隔をあけた一対の ベアリング(200、202)により第1のコーン状部材(84)円で回転可能 に支持されている請求の範囲第14項に記載のトランスミツシヨン(10)。 16.第2のシヤツト(108)はほば中実であり、複数のベアリング(134 、204、318)により第2のコーン状部材(86)円で回転可能に支持され ている請求の範囲第15項に記載のトランスミツシヨン(10)。 17.第1のシヤツト(110)上にある第1のピニオンギア(220)と、中 央軸線(32)に回転可能に取り付けられた第2のピニオンギア(34)と、第 1および第2のピニオンギア(220、34)を噛み合つた関係で連結する内側 リングギア(222)とを備えている請求の範囲第1項に記載のトランスミツシ ヨン(10)。 18.第1のシヤツト(110)上の第1のギア(220)と、第2のシヤツト (108)上の第2のギア(120)とを備え、第1および第2のギア(220 、120)が箇々のコーン状部材(84、86)の両端部を越えた位置で傾斜軸 線(88)に沿つて配置されている請求の範囲第1項に記載のトランスミツシヨ ン(10)。 19.一対の最終駆動出力部材(252、258)を持つ車両(232)に使用 される場合、第1および第2のシヤツト(110、108)がステアリング運転 のために箇別の速度でそれぞれの最終駆動出力部材(252、258)を駆動す る働きをする請求の範囲第1項に記載のトランスミツシヨン(10)。 20.第1のシヤツト(110)の内部に取り付けられ、しかも第2のコーン状 部材(86′)と一緒に回転できるように連結されている第3のシヤツト(28 2)を備えている請求の範囲第1項に記載のトランスミツシヨン(10)。 21.第3のシヤツト(282)は軸方向に貫通するスロツト(290)を形成 しており、第2のシヤツト(108′)がこのスロツト(290)に嵌まるスラ スト力伝達部材(302)を形成している請求の範囲第20項に記載のトランス ミツシヨン(10)。 22.カツプリング手段(114′)が、ほぼ第1のコーン状部材(84)およ び第1のシヤツト(110)の間に配置された第1のボール斜面分離機構(16 0)と、ほぼ第2のコーン状部材(86′)および第2のシヤツト(108′) の間に配置された第2のボール斜面分離機構(138′)とを備えている請求の 範囲第21項に記載のトランスミツシヨン(10)。 23.中央軸線(32)の廻りで回転することのできる胴体(38)と、中央軸 線(32)に対し傾斜していて当該中央軸縁に交差する第2の軸線(88)上で 胴体(38)により回転可能に保持された第1および第2のコーン状部材(84 、86)と、当該第1および第2のコーン状部材(84、86)の各々に摩擦係 合する第1および第2のトラクシヨンリング(60、62)とを備えている形式 の転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)において、当該トランスミ ツシヨンが、 胴体(38)内で第2の軸線(88)に沿つて第1および第2のコーン状部材( 84、86)を支持しているベアリング手段(90)と、 内部でコーン状部材(84、86)を構造的に支持するためのもので、第2の軸 線(88)に沿つて回転可能に取り付けられた第1のシヤツト(110)および 第2のシヤツト(108)を備えているシヤツト手段(110、108、134 、184、200、202、204、198、316)と、 コーン状部材(84、86)から箇々のシヤツトに箇別にトルクを伝達するため のカツプリング手段(114)とを有している転頭トラクシヨン駆動トランスミ ツシヨン(10)。 24.ベアリング手段(90)が球面を介して取り付けられた一対のローラベア リング組立体(90)を備えている請求の範囲第23項に記載のトランスミツシ ヨン(10)。 25.シヤツト手段(110、108、134、184、200、202、20 4、198、318)が、第1および第2のコーン状部材(84、86)の間に 連結された、球面を介して取り付けられているローラベアリング組立体(184 )を備えている請求の範囲第23項に記載のトランスミツシヨン(10)。 26.第2のシヤツト(108)がフランジ(126)を備え、シヤツト手段( 110、108、134、184、200、202、204、198、318) が第2のコーン状部材(86)とフランジ(126)との間に連結されたスリー ブべアリング(134)を備えている請求の範囲第25項に記載のトランスミツ シヨン(10)。 27.第1のシヤツト(110)が当該第1のシヤツトに連結された第1のピニ オンギア(220)を備え、第2のシヤツト(108)が当該第2のシヤツトに 連結された第2のピニオンギア(120)を備えている請求の範囲第23項に記 載のトランスミツシヨン(10)。 28.カツプリング手段(114)が、箇々のコーン状部材(84、86)とそ れぞれのシヤツト(110、108)の間に分離機構(160、138)を備え ている請求の範囲第23項に記載のトランスミツシヨン(10)。 29.各分離機構(160、138)が、自己動作斜面形状を持つポケツト(1 70、176、144、152)に取り付けられた3つのボールベアリングエレ メント(172、146)を備えている請求の範囲第28項に記載のトランスミ ツシヨン(10)。 30.中央軸線(32)の廻りで回転することのできる被駆動入力胴体(38) と、中央軸線(32)に対し傾斜していて当該中央軸線に交差する第2の軸線( 88)上で胴体(38)により回転可能に保持された第1および第2のコーン状 部材(84、86)と、当該第1および第2のコーン状部材(84、86)の各 々に摩擦係合する第1および第2のトラクシヨンリング(60、62)とを備え ている形式の転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)において、当該 トランスミツシヨンが、 胴体(38)内で第2の軸線(88)に沿つて第1および第2のコーン状部材( 84、86)の小さい端部(91)を回転可能に支持するためのベアリング手段 (90)と、 コーン状部材(84、86)の内部で第2の軸線(88)に沿つて回転可能に取 り付けられ、コーン状部材(84、86)の大きい端部(163、133)を構 造的に支持し、当該コーン状部材の半径方向のねじれに対する抵抗力を強め、コ ーン状部材(84、86)から箇別にトルクを加えることができるようになつた シヤツト手段(110、108、134、184、200、202、204、1 98、282、318)とを有している転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨ ン(10)。 31.シヤツト手段(110、108、134、184、200、202、20 4、198、282、318)が、第1のコーン状部材(84)を第1のシヤツ ト(110)に駆動連結するための第1のシヤツト(110)および第1の手段 (160)と、第2のコーン状部材(86)を第2のシヤツト(108)に駆動 連結するための第2の手段(138)を備えている請求の範囲第30項に記載の トランスミツシヨン(10)。 32.トラクシヨンリング(60、62)を箇別に運動させることができ、それ ぞれがねじ棒(72)と当該ねじ棒を回転させるためのギア手段(74、84) を備えている第1および第2の制御機構(68、70)を備えている請求の範囲 第31項に記載のトランスミツシヨン(10)。 33.それぞれのシヤツト(110、108)により駆動操作される第1および 第2の出力ギア列(206)を備えている請求の範囲第31項に記載のトランス ミツシヨン(10)。 34.一対の最終駆動出力部材(252、258)を持つ車両(232)に使用 される場合、当該最終駆動出力部材がステアリング運転のために箇別の速度でそ れぞれのシヤツト(110、108)により効果的に駆動される請求の範囲第3 3項に記載のトランスミツシヨン(10)。 35.第2のコーン状部材(86′)と一緒に回転することができるように当該 第2のコーン状部材に連結された延長シヤツト(282)を備えている請求の範 囲第31項に記載のトランスミツシヨン(10)。 36.転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)において、 中央軸線(32)の廻りを回転することのできるキヤリア(38)と、 傾斜軸線(88)に沿つてキヤリア(38)により後部と後部を向き合わせた関 係で回転可能に支持された第1および第2のコーン状部材(84、86)と、コ ーン状部材(84、86)の一方に箇別に接触し、これらコーン状部材に対し反 作用を及ばす第1および第2のトラクシヨンリング(60、62)と、キヤリア (38)の回転に応じ、また箇々のコーン状部材(84、86)に対し摩擦しな がら行なわれる中央軸線(32)に沿つたトラクシヨンリング(60、62)の 運動から独立して、傾斜軸線(88)に沿い第1のコーン状部材(84)からま た第2のコーン状部材(86)から離れて箇別にトルクを伝達することのできる 手段(110、108、114)とを有している転頭トラクシヨン駆動トランス ミツシヨン(10)。 37.第1のシヤツト(110)がほば管状になつていて、第2のシヤツト(1 08)がほば中実である請求の範囲第36項に記載のトランスミツヨン(10) 。 38.第2のシヤツト(108)が管状の第1のシヤツト(110)の内側に位 置している請求の範囲第37項に記載のトランスミツシヨン(10)。 39.第2のシヤツト(108)がほば両方のコーン状部材(84、86)の長 さにわたつて延びている請求の範囲第38項に記載のトランスミツシヨン(10 )。 40.手段(110、108、114)が、箇々のコーン状部材(84、86) を連係するそれぞれのシヤツト(110、108)に作動連結する自己動作分離 機構(160、138)を備えている請求の範囲第36項に記載のトランスミツ シヨン(10)。 41.手段(110、108、114)が、コーン状部材(84、86)を連続 的に押圧して離すための弾性的な手段(182、316)を備えている請求の範 囲第40項に記載のトランスミツシヨン(10)。 42.弾性的な手段(182、314)が圧縮可能な複数のはねエレメント(1 82)を備えている請求の範囲第41項に記載のトランスミツシヨン(10)。 43.転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)において、 中央軸線(32)の廻りで回転することのできるキヤリア(38)と、 傾斜軸線(88)に沿つてキヤリア(38)内で回転可能に支持された第1およ び第2のコーン状部材(84、86)と、 傾斜軸線(88)に沿い第1および第2のコーン状部材(84、86)から離れ て箇別にトルクを伝達することができ、細長いメインシヤツト(108)および 先細の管状のシヤツト(110)を備えている手段(110、108、114) とを有しており、メインシヤツト(108)が管状のシヤツト(110)の内部 を当該管状のシヤツトに案内されて延びている転頭トラクシヨン駆動トランスミ ツシヨン(10)。 44.転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)において、 中央軸線(32)の廻りで回転することのできるキヤリア(38)と、 それぞれが軸方向の外側端部(91)を備えている第1および第2のコーン状部 材(84、86)と、コーン状部材(84、86)の間に連結されている球面を 介して取り付けられた第1のベアリング組立体(184)と、 コーン状部材(84、86)のそれぞれの外側端部(91)を支持して、中央軸 線(32)に交差する傾斜軸線(88)の廻りを回転することのできる球面を介 して取り付けられた第2および第3のベアリング組立体(90)とを有している 転頭トラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)。 45.ほば第1のコーン状部材(84)の内部に配置された第1のシヤツト(1 10)と、ほば第2のコーン状部材(86)の内部に配置された第2のシヤツ卜 (108)とを備えている請求の範囲第44項に記載のトランスミツシヨン(1 0)。 46.コーン状部材(84、86)それぞれが外側端部(91)よりも大きい軸 方向の内側端部(100、133)を備え、当該軸方向の内側端部(100、1 33)は中央部が、当該箇所に配置されている球面を介して取り付けられたベア リング組立体(184)によりお互いに重ね合わせられている請求の範囲第45 項に記載のトランスミツシヨン(10)。 47.第2のコーン状部材(86)と第2のシヤツト(108)との間に連結さ れたスリーブベアリング(134、318)を備えている請求の範囲第45項に 記載のトランスミツシヨン(10)。 48.第2のコーン状部材(86)と一緒に回転することができるように当該第 2のコーン状部材に連結された延長シヤツト(282)を備えている請求の範囲 第45項に記載のトランスミツシヨン(10)。 49.中央軸線(32)の廻りで回転することのできる被駆動キヤリア(38) と、キヤリア(38)の内部で傾斜軸線(88)に沿つて回転可能に取り付けら れた第1および第2のコーン状部材(84、86)とを備えている形式の転頭ト ラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)において、当該トランスミツシヨン が、 第1のコーン状部材(84)に作動連結されていて、また傾斜軸線に沿つて連結 されている第1のギア(220)を備えている第1のシヤツト(110)と、第 2のコーン状部材(86)に作動連結されていて、また傾斜軸線(88)に沿つ て連結されている第2のギア(120)を備えている第2のシヤツト(108) と、 それぞれが出力ギア(34、36)を備えている第1および第2の内側ギア機構 (207)とを有し、内側ギア機構(207)はそれぞれ独自に第1および第2 のギア(220、120)を箇々の出力ギア(34、36)に連結している転頭 トラクシヨン駆動トランスミツシヨン(10)。 50.箇々の内側ギア機構(207)は、キヤリア(38)に回転可能に取り付 けられていて、出力ギア(34、36)をそれぞれ第1および第2のギア(22 0、120)に噛み合つた関係に連結する内側リングギア(210)を備えてい る請求の範囲第49項に記載のトランスミツシヨン(10)。 51.第1のコーン状部材(84)および第1のシヤツト(110)の間に配置 された第1の分離機構(160)と、第2のコーン状部材(86)および第2の シヤツト(108)の間に配置された第2の分離機構(138)と、第1および 第2の分離機構(160、138)に連係して、第1および第2のコーン状部材 (84、86)を離すように連続的に押圧するための弾性的な手段(182、3 16)とを備えている請求の範囲第49項に記載のトランスミツシヨン(10) 。 52.第1のシヤツト(110)は管状をしていて、また第2のシヤツト(10 8)が当該第1のシヤツト(110)の内側に位置している請求の範囲第51項 に記載のトランスミツシヨン(10)。 53.第1のシヤツト(110)は管状をしていて、また第2のコーン状部材( 86′)に連結され且つ第1のシヤツト(110)の内側に位置する第3のシヤ ツト(282)を備えている請求の範囲第51項に記載のトランスミツシヨン( 10)。
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