JPS61501585A - 焼却炉用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 焼却炉用装置 本発明は、焼却炉で用いられる装置、特に平坦な火格子を有する炉床を含むよう な焼却炉内に燃料を供給する装置に係わる。

この装置は、火格子に設けられた開口部を通して燃料が供給されるサイクロン型 の焼却炉に特に好ましく適用される。

この種の通常装置では、燃料は屈曲した供給路を経て下方から、火格子を貫通し て炉内中央に供給される。その際、例えば樹皮、木片及びチップといった固体燃 料は押圧され、その結果燃料の固着が起こる。更に、通常の装置は燃料の火格子 上への不都合な分配をもたらし、かつ大量のエネルギを必要とする。

上記諸問題点は、本発明による装置によって解決される。

本発明によれば、供給装置は真直な管形通路として設計され、前記通路は下方か ら上方へ伸長して、火格子に設けられた開口部に達し、その際該通路の中心線は 火格子面に対して２０〜４５°の角度をなす。上記開口部は、火格子の中心から 周縁寄シに変位して位置する。

本発明の様々な具体例の諸特徴を特徴とする請求の範囲各項に規定する。

本発明をその一具体例によって、また添付図面を参照して以下に詳述する。添付 図面の第１図は供給装置を具備した燐却炉第１図に、炉床ジャケット２と、内張 を構成する保護れんが３とを有する焼却炉１を示す。この焼却炉はビーム６上に 支持された平坦な火格子５を具備している。灰スペース７は金属板製ケーシング ８に囲繞され、焼却炉下方に配置されたとい９の方へ向けられている。前記とい は水で満たされておシ、灰スペースの下方延長部は水面下に、水シールとして機 能するように達している。前記とい９内には、コンベヤスクリューあるいはスフ ｌ／　−／”　（図示せず）が灰の除去用に取付けられている。樹通って、本発 明によって配置された供給装置にもたらされる。

焼却炉壁中には分配室からのノズル４２．４３が位置し、これらのノズル４２． ４３を介して二次空気が、炉床の火格子上でガス化された物質の燃焼のために供 給される。上記ノズルは、サイクロン効果を現出するべく接線方向１゛こ向けら れている。

本発明による供給装置は焼却炉底部に固定された管形部を含み、この管形部は入 口１４を具えた冷却用ジャケット１３により囲繞された内側スクリューパイプ１ ２を有する。冷却用ジャケットと火格子５との間のギャップ１５．１６を介して 、供給／？イブが炉床内へ入る入口の最近値に位置する火格子部分が冷却される 。

供給パイプの固定部の真直な延長部内に可動部３４が設置されており、この可動 部３４は上記同定部から取外され得、かつ基台２０において底板１９に取付けら れている。燃料は、ねじ山ピッチが焼却炉内−の入口に向かって連続的ｌこ増大 するスクリュー１１によって焼却炉内に装填される。上記スクリューは供給パイ プ外の２箇所２５で支持され、供給パイプの可動部３４共々清掃及び修理のだめ に引抜かれ得る。底板１９には、上記スクリューを作動させる油圧モータ２６も 取付けられる。可動部３４は清掃用ドア２７を具えている。

火格子プレートは、火格子面のどこに配置されていても容易に交換可能であるよ うに、また製造コストを下げ、かつ予備部品ストックとして僅かな型種さえ貯蔵 すれば済むように、第２図に示す如くその大部分が矩形でかつ同一寸法とされる 。

火格子面の供給ノ（イブ入口に最も近い領域は、穴のない火格子プレートによっ て覆われる。火格子プレートと供給／ｅイブとの間の開きは緩く取付けられたリ ングによって覆われ、このリングは冷却用ジャケットを具備した供給パイプから の空気によって冷却される。供給パイプと冷却用ジャケットとの間のスペース内 には、冷却空気と衝突させることにより冷却空気が上方へと１最短距離を行って ”火格子下部に達するのを妨げる目的で案内部材を挿入するが、同時にこれを供 給ＩＱイブと緩く取付けた封鎖リングとの間にも設ける。

供給、ｅイブの冷却は、火格子下方に火が存在する場合（微細な物質が火格子下 方に落下して燃える場合）、並びに燃料が供給パイプの最上部に残留して燃え得 る時にスラグ除去のため下向き点火が行なわれた場合に生起し得る熱による変形 を防止する。供給ノＱイブ内での燃焼を阻止するために、供給パイプ最近傍の火 格子プレートは穴を有しない。塞がれた前記火格子によって、穴を有する火格子 プレートからスラブを除去するべく下向き点火が行なわれる際供給、ｅイブの上 方及び周囲に存在する少量の燃料が”セーブ（温存）”され得る。

スラグ除去用開口部５６が、スラグドアのために焼却炉壁に設けられた導入口４ の下方縁部のところに配置されている。これらの開口部はスラグ除去の際ｌこ取 外されるドアによって覆われているが、様々な設計の放出用ブレードを具備する ことも可能である。灰スペースは、上記開口部からのスラグが下方の、水で満た されたとい９へと導かれるように構成されておシ、前記とい９はスラグを容器等 へと除去するだめのスクレー７２コンベヤを具備し得る。”灰溜め”とといとの 結合は水シールとして実現されなければならず、なぜなら火格子下側の一次空気 が灰スペース内に超過圧力を生じるからである。

燃料装填スクリュー１１の交換を容易にするために、燃料供給／ぐイブは二つの 部分によって組立てられている。スクリュー交換時、ボルト結合部１７及び１８ が外され、かつ底板１９が基台２０から外される。底板を軸方向に変位させた後 スクリューを溝路２３側部まで回動させると、スクリューは底板１９に取付けら れたあらゆるものと共に取外され得る。

負荷が小さい場合は、２つの二次空気ノズル列（第１図）のうち一方しか用いら れない。焼却炉の前記ノズルが位置する部分において支配的な８００〜１０００ ℃の高温の故に、通常の焼却炉では、操業していないノズルはしばしば高熱に晒 され、変形する。このような事態を防止するために、本発明による焼却炉には冷 却用空気の供給機構が設けられており、二次空気ノズルが閉じられると冷却用空 気が自動的に供給される（第４図）。

本発明はここに示した具体例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更 され得る。

Ｆ　Ｉ　Ｇ、１ −一一一−＾−−１ρＣＴ／５Ｅ８５１００２９７−１自−＾−−−１輻ＰＣＴ ／ＳＥ８５１００２９７

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．火格子（５）に設けられた開口部（６０）を通して燃料が供給されるサイク ロン型の焼却炉に特に適した、平坦な火格子（５）を有する炉床内に燃料を供給 する装置であつて、真直な管形通路（３４）を含み、この通路（３４）は下方か ら上方へ伸長して前記開口部（６０）に達しており、通路（３４）の中心線は火 格子（５）の面に対して２０〜４５°の角度をなしており、開口部（６０）は火 格子（５）の周縁部に変位して位置することを特徴とする燃料供給装置。
2. ２．管形通路（３４）が焼却炉内への出口に向かって連続的に増大するピッチを 有するコンベヤスクリュー（１１）を含むことを特徴とする請求の範囲１に記載 の装置。
3. ３．スクリュー（１１）が通路（３４）外の２箇所（２５）で支持されているこ とを特徴とする請求の範囲２に記載の装置。
4. ４．通路（３４）が内側パイプ（１２）を伴つた外側ジャケット（１３）に取付 けられており、また冷却媒体用入口（１４）が前記ジャケットと結合されている ことを特徴とする請求の範囲２に記載の装置。
5. ５．通路（３４）が固定部に対して移動可能な部分を含み、この可動部は例えば 油圧モータである駆動手段（２６）並びにスクリュー（１１）の支持手段（２５ ）と共に、基台（２０）に配置されたプレート（１９）上にあつて軸方向に移動 され得ることを特徴とする請求の範囲２及び４に記載の装置。
6. ６．燃料が実質的に鉛直な滑路（２３）を通つて供給され、前記滑路（２３）に は燃料が例えばスクリューコンベヤ（３３）によつてもたらされ、滑路（２３） は通路（３４）の可動部とフランジ（１８）によつて接続されていることを特徴 とする請求の範囲１〜５に記載の装置。
7. ７．滑路が上部（３２）及び下部（３０、３１）の水平インジケータを具備して いることを特徴とする請求の範囲６に記載の装置。
8. ８．通路（３４）の可動部が清掃用ドア（２７）を含むことを特徴とする請求の 範囲５に記載の装置。
9. ９．ジャケット（１３）と火格子（５）との間に冷却媒体用のギャップ（１５、 １６）が設けてあることを特徴とする請求の範囲４に記載の装置。