JPS61501388A - 有機化合物類 - Google Patents

有機化合物類

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JPS61501388A
JPS61501388A JP84503930A JP50393084A JPS61501388A JP S61501388 A JPS61501388 A JP S61501388A JP 84503930 A JP84503930 A JP 84503930A JP 50393084 A JP50393084 A JP 50393084A JP S61501388 A JPS61501388 A JP S61501388A
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JP84503930A
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キヤメロン,ドナルド ウイリアム
フエートリル,ゲオフレイ イアン
グリフイズ, ペーター ギリス
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ザ ユニヴア−シテイ オブ メルボルン
アンテイ‐キヤンサー カウンシル オブ ビクトリア
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    • C07D317/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D317/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3
    • C07D317/72Heterocyclic compounds containing five-membered rings having two oxygen atoms as the only ring hetero atoms having the hetero atoms in positions 1 and 3 spiro-condensed with carbocyclic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 有機化合物類 本発明は、アントラサイクリン類(anthracyc+ 1nes>およびア ントラサイクリン類(antbracyclinones)を含む有機化合物に 関するものである。詳しく述べると、本発明は、ダウノマイシノン(dauno mycinone )およびその類縁体類および誘導体を含むカルミノマイジノ ン(CarminO+nyCinone)およびその類縁体類および誘導体、カ ルミノマイジノンおよびその類縁体および誘導体の合成に有用なfr規な有機化 合物、カルミノマイジノンおよびその誘導体および類縁体の製造にあける価値あ る前駆体である有機化合物の製造方法、ならびにアントラサイクリン類の類縁体 の製造方法に関するものでおる。
種々の化合物および反応経路の機構図でおる添付図面を参照しながら説明する。
下記の置換体骨格により式1の化合物を命名する。3種のグリコシド類が塩類、 通常塩@塩として分離され、かつ投与される。本明細書および請求の範囲を通じ て全てのアミン化合物が塩および遊離の塩基を含めて考慮される。
R/ Rrt R+ + + ダウノマイシン CH3Hα−し一ダウノサミニルアドリアマイミン CH30 Hα−L−ダウノサミニルカルミノマイシン HHα−し一ダウノサミニルダウ ノマイシノン CH31(1( アドリアマイシノン CH30HH カルシミノマイジノン HHH オリゴ糖類を含む異なるグリコシド残塁および異なるアグルコン類で変成された 化合物は公知であり、特にグリコシド融が4′−デオキシ−14′ −エピ−ま たはN−トリフルオロアセチルダウノスアミンであり、かつ/またはアグルコン 類が4または11位でオキシ置換体を欠いてるものは公知である。
少なくともダウツマインおよびアドリアマイシンは医療上有用でおる。他の化合 物は、少なくとも医薬の製造における中間体として有用性を有している。
本発明は、式IIIの化合物およびその互変形態を提供するものであり、式中、 R1−R4はH、アルキル、アリール、アルクアリール、ハロゲン、ヒドロキシ 、アルコキシ、アワールオキシ、アラルオキシ、アシルオキシ、アミノまたはア ルキルアミノ、 RaはH1ADゲン、アルコキシ、アワールオキシまたはアシルオキシでおり、 また RbはH,zsoゲン、アルコキシ、アリールオキシまたはアシルオキシで必る 。
R1−R4が全てHでおる場合にはRbはHまたは塩基ではなく、またR1−R 4が全てHである場合にはRaは塩素または臭素であり、Rbは塩素ではない。
式IIIの好ましい化合物は、式中、 (a ’)全てのRI〜R4がHでなく、(b )R4はヒドロキシ、アルコキ シ、アラルコキシまたはアシルオキシ、 (C)RaはH,BrまたはCQであり、また(d)RbはH,Sr、CQ、メ トキシまたはアシルオキシでおる化合物である。
本発明はまた、式Ivの化合物およびその互変異性体を提供するものでおり、式 中、 R1はH1アルキル、アラルキルまたはアシル、R2はH、ハロゲン、アルコキ シ、アリールオキシまたはアシルオキシであり、また R3はH、ハロゲン、アルコキシ、アリールオキシまたはアシルオキシである。
式IVの好ましい化合物は、式中 (a ) R+はHまたはメチル、□ (b)R2はH,BrまたはCQであり、また(C)R2はH,BrまたはCQ である化合物である。
本発明はざらに、式IIの化合物およびその互変異性体を提供するものであり、 式中、 R1−R4は前記のとありであり、 R8は前記R+”R4と同じであるかあるいはグリコジルオキシ、 R9およびR12は前記R1〜R4と同じであるかあるいはアルコキシカルボニ ル、アリールオキシカルボニルまたはカルボキシ、 RxまたはRbの一つはヒドロキシで、他はH1ハロゲン、アルコキシ、アリー ルオキシまたはアシルオキシ、RhoおよびR++はオキシまたはエチレンオキ シ(R+oおよびR++が共にエチレンジオキシであり、R4がハロゲンまたは メトキシである場合にはRbは水素またはアセトキシではない)または Rhoはヒドロキシであり、また Roはヒドロキシアルキルまたはジヒドロキシアルキルまたは一〇0RI5(た だし、R+sはH、アルキル、アリール、アラルキルまたはヒドロキシアルキル でおる。)である。
式IIの好ましい化合物は、式中、 (a ’)全てのR1−R4がHではなく、(b )R4はヒドロキシ、アルコ キシ、アラルコキシまたはアシルオキシ、 (C)(I)R,はヒドロキシ、RbはH,8r 、CCまたはメトキシ、 (i)Ra、R9およびR12はHであり、またRhoおよびR1+は共にオキ ソ、または (ii) Rsはヒドロキシまたはグリコジルオキシ、R9およびR12はH, Rhoはヒドロキシであり、またRI+はヒドロキシアルキル、ジヒドロキシア ルキルまたは一〇〇−(C)(Il)RxはH,Rbはヒドロキシ、R8はH1 ヒドロキシまたはグリコジルオキシ、R9およびR12はHlRhoはヒドロキ シであり、またRnは−Co−R+s(ただし、RI5はH1アルキル、アリー ル、アラルキル、ヒドロキシアルキルである)、ヒドロキシアルキルまたはジヒ ドロキシアルキルである。
本発明はまた、式IIの化合物またはその互変異性体を提供するものであり、式 中、 (りR+〜R3はHl R4およびRxはひとまとめとして考えて−03020−1Rbはヒドロキシ、 アルコキシ、アラルコキシまたはアシルオキ、シ、R8〜RI5は前記のとおり であるか、あるいは、(ii> R+ およびRbはひとまとめとして考えて一 08OR2−R4はHl R8はヒドロキシ、アルコキシ、アラルコキシまたはアシルオキシ、 R8〜RI5は前記のとおりである。
本発明はまた、必要によりかつR1〜R+5、RaはまたはRbのいずれか一つ またはそれ以上が前記と同じであるもので置換・された反応経路I、ILIII または■の新規な化合物3,4,5,6,7.9,10.11,12,13゜2 5を提供するものである。
本発明は、式IIIの化合物を式IIの化合物のA環を形成する条件下で置換ブ タジェンと反応させ、かつ式IIIの10位でRb基を式IIIにおける9位の ヒドロキシ基によりアントラサイクリノン発色団と互変異性系に導くヒドロキシ ル基に変換させることによりなるカルミノマイジノンまたはダウンマイジノンま たはその類縁体または誘導体の前駆体を得る方法を提供するものである。
本発明は、式IVの化合物を式11の化合物のA環を形成する条件下で置換ブタ ジェンと反応させ、かつ弐■におけるR1基をHに変換し、架橋5M酸塩に加水 分解することによりなるカルミノマイジノンまたはその類縁体または誘導体の前 駆体を得る方法を提供するものである。
必要によりこのようにして得られる化合物は、ざらに反応させて式IIの所望の 化合物を得る。
本発明はまた、式IIIの化合物(ただし、R4はHであり、またR1−R3、 Ra hよびRbは前記のとおりである)を、式IIの化合物のA環を形成する 条件下に置換ブタジエンと反応させ、かつ式IIIにあける10位のRb基を式 IIIにあける9位のヒドロキシ基によりアントラサイクリノン発色団と互変異 性系に導くヒドロキシ基に変換させることよりなる4−デオキシカルミノマイジ ノンの前駆体、すなわち4−デメトキシダウノマイシノンまたはその類縁体また は誘導体を得る方法を提供するものである。
本発明はまた式IIIの化合物を式IIの化合物(ただし、RbはすてにHでは なく、Hに変えられる)のA環を形成する条件下に置換ブタジェンと反応させる ことよりなる12−デオキシカルミノマイジノンまたは12−デオキシダウノマ イシノンまたはその類縁体または誘導体の前駆体を得る方法を提供するものであ る。
置換ブタジェンとの反応は、式Inまたは■の化合物の2位にハロゲン原子1、 好ましくは、臭素または塩素原子がある場合に改良され得る。
反応剤としては、特に興味あるブチジエン類は、1個またはそれ以上の1−Rl 2−置換基、2−トリアルキルシリルオキシ−12−アルコキシ−12−ヒドロ キシアルキル−12−オキソアルキル−12−ヒドロキシオキソアルキル−また は2−ジヒドロキジルアルキル−置換基、3−R9−@換基または4−R8置換 基を有するものでおる。
本発明はまた、式Iの化合物またはその互変異性体くただし、R1はHではない )の還元または式IIの化合物またはその互変異性体(ただし、R4はOHでは ない)の還元よりなり、いずれの場合も、式IIの化合物(ただし、RxはHで ある〉を与えることよりなる5−デオキシダウノマイシンまたは5−デオキシア ドリアマイシンまたはその類縁体または誘導体を得る方法を提供するものである 。
叉釡梗路ユ 出発物質として使用される経路■における化合物1は、1.8−ジヒドロキシ− 9,10−アントラキノン(クリサジン)でおり、比較的安価な染料中間体とし て入手できる。化合物1から化合物2への第1段は、ビーアイオーニス、レポー ト(BiO2Report)1484、第22頁に記載されている方法により行 なわれる。この方法から加水分解工程を省けば化合物24が生成し、そのメチル 化により化合物25が得られる。
化合物2の化合物3への変換は、塩化チオニルの存在に影響され、かつ特別の場 合三つの重要な要件(a )〜(C)を達成する。
(a )その固有の性質からざらに反応を行うことは不適な9.10−アントラ キノン化合物は、反応性の1,4−アントラキノンに変換される。後者の化合物 の好適な反応性はキノノイド系の不飽和2,3−二重結合をさらすことにより得 られる。
(b ) 1.4−アントラキノン化合物3はレジオ選択的(regiosel ectively)に反応する、すなわち2位と3位との間の断定できる区別を もって反応する。これは、このような方法を制御するカルボニル基1および4が それ自身明確に異なり、それぞれヒドロキシ置換体および塩素置換体と隣接して いるからでおる。
<C>化合物2の化合物3への変換は、それ自身レジオ特異的(regiosp ecific )である。不所望の異性体化合物へ導く潜在的な競合工程は、全 くみられなかった。
化合物2から化合物3への操作は、アントラサイクリン類、特に分子の他方の側 から離れた位置する反応中心間(化合物3の2位および3位)で区別する分子の 一方の側(D環のヒドロキシ基)の置換体を使用し得るアントラサイクリン類の レジオ特異的合成を形成する基本的問題を解決する。
化合物3から化合物4への変換において、化合物3の2個のヒドロキシ基をざら にさらせば、遍択的保護が進行してモノアセテート4が得られる。9位における 不所望のモノアセテート異性体は全くみられなかった。
化合物4におけるようにして、9位における遊離のヒドロキシ基の保持は、後続 する段階にあける直接的な目的、化合物5の2−ブロモ誘導体の変換に必要であ る。不所望の3−ブロモ誘導体異性体は、この段階では全くみられなかった(2 −クロロ誘導体類縁体から化合物5へは同様にして得られ、かつ同様な科学的挙 動を示す)。
ブロモ誘導体化合物5は市販品として容易に入手できる2−トリメチルシリルオ キシブタジェンのレジオ特異的シクロ付加に向って活性化させる。加熱すること によりシクロ付加物である化合物6への円滑な変換が起こる。
シクロ付加物化合物6を処理すると、脱アセチル化を生じ、臭化水素のL2−f fl脱により1,4−キノン化合物7が生じる。後者の生成物を酸で処理すると 、合成における所望の化合物でおるテトラサイクリン系の5.12−化合物8を 生じる。
化合物7の化合物8への変換は工程上重要な段階で必り、△環の芳香族化を生じ ないような充分穏やかな条件下で塩素を加水分解的に除去させる。この段階は、 前記の化合物2から化合物3への段階に必要な補充を与える。クロロ置換体、特 に化合物3の10位に位置するクロロ置換体の形で系に制御された区別を導入し たので、その合成は酸装置され、すなわち、いったん正確な配向を有するA環が 形成される。この要件は化合物7から化合物8への変換において達成される。
5から6をへて7へ、ざらに7から8への経路を考慮すると、必要により二つの 中間体である化合物6および7を分離することは可能であるが、全工程5から8 を一貫した操作で行うと効果的である。したがって、収率は計算された。
ここで得られるテトラサイクリンケトン化合物8は、天然のダウンマイシンの化 学分解により得られる本物のサンプルと同じでおる。
2から3.3から4.4から5′!3よび5,6への四つの段階はレジオ化学的 考慮は臨界的でおるが、すべては検出できる限界内でレジオ特異的に進行するこ とは留意すべきである。
化合物8はケンデ(Kende)の方法により(±)−ダウノマイシノンに変換 され、また(±)−力ルミノマイジノン(米国特許第4,021,457号およ び同第4,070.382号)にも変換できる。ダウノマイシノンはアドリアマ イシノン(adriamycino口e〉に変換できる(米国特許第4,012 ,448号)。これらのラセミアントラサイクリノン類のL−ダウノスアミン( L −daunosanine )(自身光学的対掌体で合成されかつ入手でき る)の適当な誘導体によるグリコジル化により天然の光学対掌のアントラサイク リンが得られる。
総括すると、1から8までの変換は8つの操作を含み、全体で24%の収率で進 行する。
反応経過II 化合物8の変形合成法は反応経過IIで示される。
これは新規なシクロ付加物である化合物9を生成するように1.4−アンノラキ ノン化合物3に直接シクロ付加を行なう点で異なっている。これは実施例Iで使 用されたアセチル化および臭素化を避けているが、化合物3へのシクロ付加がブ ロモアセテート化合物5に付してよりもざらに苛酷な条件を要するという不利な 点を有している。化合物3へのシクロ付加は、このような系におけるブロモ置換 体が一般に強力な支配的な影響を与えるので、化合物5に対するよりもレジオ特 異的に低く進行するものと思われる。しかしながら、不所望の配向は全くみなれ なかった。
シクロ付加物である化合物9はジヒドロキノンの酸化レベルにある。相当するキ ノン系への酸化は、酸化時にA環の芳香族化を阻止するようにアセタール化合物 10のように化合物9にあける分離されたケト基を最初保護することにより達成 される。塩基触媒使用による化合物10の空気酸化は、保護されたキノン化合物 11を生じさせ、経路■の最終段階のようにトリフルオロ酢酸で処理すればテト ラサイクリン系ケトン化合物8を再び生じさせる。
反応経路IH 変性合成法は、反応経路IIIに示され、また実質的に排他的にレジオ特異的に 生じてモノメチルエーテル化合物12を与える条件下で化合物3のメチル化を含 むものである。
化合物13から化合物14、ざらに化合物15、ざらに化合物16を経由する順 序の次の段階において、モノメチルエーテル化合物12は、経路Iにあけるモノ アセテート化合物4に適用したのと同様な方法で得られる。この方法で得られる テトラサイクリン系メトキケトン化合物16は、(±)−ダウノマイシノンに変 換される(米国特許第4゜021.457号;!3よU4,070.382号) 。
タンでの抽出および溶離剤としてクロロホルムを用いてのシリカゲル60上での 抽出物の調製クロマトグラフィーは、生成品(化合物24)を与えた。この化合 物のサンプル(10g)が、酸化銀(36mq>の存在下にクロロホルム(3d )中の過剰のヨウ化メチルと72時間、空温で攪拌された。この混合物は次に適 過されそして濾液が蒸発された。この残留物は溶離剤としてクロロホルムを用い てシリカゲル層上でクロマトグラフにかけられ、生成物(化合物25>(10m g、98%)を与えた。
1.4.5− トリヒドロキシ−9,10−アントラセンジオン(化合物2>( 670m(])が水分から保護しながら新鮮なM留塔化チオニル(7d)中で4 Q時間還流された。この過剰硫化チオニルは蒸発され、そして残留物はジクロロ メタン中に溶解され、そして−晩装置された。分離した結晶は濾別されそして乾 燥された。この母液はシリカゲルタイプ60のカラムへ入れられそしてクロロホ ルムで次にクロロホルム/アセトン/酢i1!(95:5:1)で溶離された。
分離された紫色のバンドは上記で得られた結晶へ添加され、紫黒色の生成物(化 合物3)の合併した収率(586mL81%)を与えた。
実施例3:8−アセトキシ−10−クロロ−9−ヒドロキシ−1,4−アントラ センジオン(化合物4)の調製10−クロロ−8,9−ジヒドロキシ−1,4− アントラセンジオン(化合物3)(180m(])が脱水テトラヒドロフラン( 15d)に、空温にて攪拌しながら溶解された。氷酢酸(20滴)およびピリジ ン(15)悶)がこの溶液に添加され、そして次に48時間造拝された。酸性化 水が添加され、そしてこの懸濁液がジクロロメタンで抽出された。結合層が乾燥 されそして蒸発され、残留物は、溶離剤としてクロロホルム/アセトン混合物を 用いてシリカゲル60上でカラムクロマトグラフにかけられた。この主要な赤色 バンドが赤色の固形物(177mg、85%)として生成物(化合物4)を与え た。
8−アセトキシ−10−クロロ−9−ヒドロキシ−1,4−アントラセンジオン (化合物4)(52mg>が丸底フラスコ内において酢酸(2威)中で暖められ た。この混合物は冷却され、そしてこれに攪拌しながら酢!(0,17り中の臭 素(28mq>の溶液が添加された。1.5時間後、黄色の溶液は暗黄色の固形 物を与えるまで蒸発され、そしてこれは水浴上で3分間エタノール(!M)を用 いて煮沸された。赤色の混合物は、冷却され、水で希釈されそしてジクロロメタ ン中へ抽出された。蒸発は赤色の固形物を与え、そしてこれは溶離剤としてクロ ロホルムを用いてシリカゲル60上でカラムクロマトグラフにかけられた。可動 性の赤色バンドは赤色の結晶性の固形物(64ma、98%)としての生成物( 化合物5)を与えるために回収された。
実施例5 7.10−ジヒドロ−4,6,11−トリヒドロキシ−5,9,12 [8H) −ナフサセントリオン(化合物8)二且息 ・ 8−アセトキシ−2−ブロモ−10−クロロ−9−ヒドロキシ−1,4−アント ラセンジオン(化合物5) (20+ng)が窒素条件下にベンゼン還流中で2 −トリメチルシリルオキシ−1,3−ブタジェン(72+nc+)で6時間処理 した。ベンゼンは減圧下で蒸発され、そして残留物(化合物6)が空温にて10 分間撹拌しながらトリフルオロメタンスルフォン酸(0,5d>中に溶解された 。この青色の溶液は次に氷水で急冷されそしてジクロロメタンで抽出された。結 合した有礪抽出物は乾燥され蒸発されて紫色の固形物(化合物7)とされた。こ れはトリフルオロ酢1(5rn!りに溶解されそして窒素雰囲気下で60分間遠 還流加熱された。
橙色の溶液は次に水で希釈されそしてジクロロメタンで抽0 : 10)中の2 %シュウ酸を含有するシリカゲル層上にクロマトグラフされた。橙色バンドRf =0.46は、赤色の固形物(7,5ma、4.5%)として生成物(化合物8 )を与えるために回収された。
実施例6: 3.4.4a、12a−テトラヒドロ−11−クロロ−6,7−シ ヒドロキシー2.5.12(1旧−ナフサセントリ10−クロロ−8,9−ジヒ ドロキシ−1,4−アントラセンジオン(化合物3)(100mq)、2−メト キシ−1,3−ブタジェン(564n+c+)および脱水ベンゼン(10a2) が密封管中で130”Cで4時間加熱された。冷却の後、粗製溶液は、溶離剤と してクロロホルムを用いて、シュウ酸(2%)を含有するシリカゲル層上で調製 クロマトグラフにかけられた。主要な黄色バンドは、黄色の結晶性固形物(85 ma、68%)として生成物(化合物9)を与えるために回収された。
3、4.4a、 12a−テトラヒドロ−11−クロロ−6,7−シヒドロキシ ー2.5.12(1旧−ナフサセントリオン(化合物9)(17mCl> 、l )−トルエンスルフォン酸(4m(1)およびエチレングリコール(140mg >の脱水ベンゼン(5d)中の溶液が還流下で4時間、水の共沸除去を行ないな がら煮沸された。クロロホルムおよび重炭酸ナトリウム水(5%)を用いて分配 をし、有は相を乾燥しそして減圧下で蒸発させることによる生成物の回収はジク ロロメタンおよび石油晶された生成物(化合物10)を与える。
レンアセタール(化合物11)の調製 酸素が3.4.4a、 12a−テトラヒドロ−11−クロロ−6,7−シヒド ロキシー2.5.12(1H)−ナフサセントリオンのエチレンアセタール(化 合物10)(1M水酸化ナトリウム水5d中の15111g)およびジメチルス ルフオキシド(20d)の溶液を通して30分間泡立された。この紫色の溶液は 次に酢酸水で酸性化され、そしてクロロホルムで抽出された。
結合した抽出物は、水で洗浄され、残留物を与えるために減圧下で乾燥、蒸発さ れ、この残留物は溶離剤としてトルエン/エチルアセテート(7二3比)を用い てシュウ酸(2%)を含有するシリカゲル層上へクロマトグラフされた。主要な 紫色バンドは、シクロロタタン/石油エーテルから黒色の針状物(11m!:1 .73%)として生成物を与えるために回収された。
実施例9ニア、10−ジヒドロ−4,6,11−トリヒドロキシ−5゜9.12 (8旧−ナフサセントリオン(化合物8)の韮 3.4−ジヒドロ−11−クロロ−6,7−シヒドロキシー2゜5.12(1旧 −ナフサセントリオンのエチレンアセタール(化合物11)(4mg)のトリフ ルオロ酢酸(2d>中の溶液が還流下に1時間80°Cで加熱された。この溶液 は冷却され、蒸留水(10d>で希釈されそしてエチルアセテートで抽出された 。結合した有機層は、蒸溜水で洗浄され、乾燥そして蒸発されて、粗製生成物( 化合物8)を与え、そしてこれは茶色の微結晶(2,5mg、74%)としてエ チルアセテートから再結晶された。
実施例10 : 10−クロロ−9−ビトロキシ−8−メトキシ−1,4−アン トラセンジオン〈化合物12〉の調製 10−クロロ−8,9=ジヒドロキシ−1,4−アントラセンジオン(化合物3 )(100mg)が@拝しながら、窒素雰囲気下で脱水ジメチルスルフオキシド (25rniり中に溶解された。水素化ナトリウム(80%分散液、28.5m g>がこの溶液中に、一方の分割物(アリコツト)において、添加された。得ら れた暗青色の溶液は5分間随伴され、次にヨウ化メチル(156+no、0.1 m)が一方の分割物において添加された。随伴が10分間繰返され、そして次に ヨウ化メチルの他方の分割物(0,1d>がこの混合物に、加えられた。ざらに 5分後に、この暗青色の溶液は水冷リン酸緩衝溶液(pH7>で急冷されて赤色 の懸濁液を与え、そしてこれはクロロホルムで抽出された。結合した有機抽出物 は、粗製の固形物を与えるために乾燥および蒸発され、これは溶解剤としてクロ ロホルムを用いてシリカゲル60のカラム上でクロマトグラフにかけられた。移 動性の赤色バンドは赤色の固形物(84mq、88%)として生成物(化合物1 2)を与えた。
この収率は出発物質(10mc+)の回収がなされた後に計算された。
(イ合物13)の調製 10−クロロ−9−、ヒドロキシ−5−メトキシ−1,4−アントラセンジオン (化合物12> (50+ng)が温めることによって酢酸(5d>中へ飽和ま で溶解された。混合物は酢酸(0,15d)中の臭素(27mc+)の添加の前 に、空温まで冷却された。混合物は’120分間撹拌され、次に過剰酢酸が減圧 下に蒸発させられた。粗製の固形状二臭化物は三フッ化ホウ素ニーテライト(5 滴)を含むエタノール(5d)中に溶解され、そして還流で20分間加熱された 。
得られるいくらかの結晶を析出した赤−紫色の溶液は、冷却されそして蒸溜水( 20d)で希釈された。−晩t1i置の後、沈澱した赤黒色の固形物が生成物( 化合物13)(58mg、91%)を与えるために濾別された。
実施例12ニア、10−ジヒドロ−6,11−ジヒドロキシ−4−メトキシ−5 ,9,12(8旧−ナフサセントリオン(化合物16)の調製 2−ブロモ−10−クロロ−9−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,4−アントラ センジオン(化合物13)(55mq)が窒素条件下に還流で脱水ベンゼン中に 溶解された。ベンゼン(0,5m)中の2−トリメチルシリルオキシ−1,3− ブタジェン(212mg)が添加され、そしてこの混合物が総計で12.5時間 還流された。過剰ベンゼンは暗赤色の固形物(化合物14)を与えるために減圧 下で蒸発され、そしてこれは窒素雰囲気下で攪拌しながらトリフルオロスルフォ ン酸中に溶解された。20分後に暗赤色の溶液は氷で急冷されそしてジクロロメ タンで抽出された。結合した有機抽出物は、減圧下で乾燥状態となるまで乾燥お よび蒸発された。残留物(化合物15)は、トリフルオロ酢潴(5d)中に溶解 されそして窒素条件下に90分間還流された。暗赤色の溶液は、冷MJ蒸留水で 希釈されそして次にジクロロメタンで抽出された。結合した有機層は乾燥され蒸 発されそして残留物がトルエン/エチルアセテート(80: 20>中の2%シ ュウ酸を含有するシリカゲル層上で調製クロマトグラフにかけられた。赤−橙色 バンドRf=0.23〜0.35は赤色の固形物(23mL45%)として生成 物(化合物16)を与えるために回収された。
これに代えて、前述の反応から得られた暗赤色の固形物が、酢酸ナトリウム(4 40n+c+)を含む酢酸(11d>中に溶解された。この混合物は窒素条件下 で10分間至苗温て攪拌されそして次に還流でざらに5分間加熱された。ジクロ ロメタンでの抽出は赤色の固形物として化合物15を与えた。これは上記のよう にして化合物16(14mo、30%〉へ転化された。
実施例13 : (9RL 9−アセチル−9,12−ジヒドロキシ−4−メト キシ−7,8,9,10−テトラヒドロ−6゜11−ナフサセンジオン(化合物 19)の調製脱水メタノール(20d>中のダウンマイシンヒドロクロライド( 化合物17)が水素ガスおよび硫化バリウム(20mq)上の5%パラジウムで 、5時間空温にて触媒的に還元された。混合物の大気への曝露は、赤色の溶液を 与え、そしてこれは濾過され、蒸発されモして溶離剤としてクロロホルム/メタ ノール(98: 2>を用いてシリカゲル層上で調製クロマトグラフにかけられ た。赤色バンドRf=0.28〜0.43は赤色の固形物(12mo、88%〉 として生成物(化合物19)を与えた。
実施例14: 5−デオキシダウノマイシン(化合物20)および5−デオキシ −13−ジヒドロダウノマイシン(化合物21)の調製 クロル酸1(200mq>を含有する脱水メタノール中のダウノマイシンヒドロ クロライド(化合物17)の溶液が水素およびアダムス[Adams ]触媒1 0m(]と共に50分間室温にて搬盪された。混合物は次に濾過され、濾液は水 (50m!りで希釈されそして非配糖体化物質を除去するためにジクロロメタン で洗浄された。水性残留物は、次に重炭酸ナトリウム水を用いてpH8゜5へ調 整された。ジクロロメタンでの抽出および溶離剤としてクロロホルム/メタノー ル/水(100:20:1)を用いたシリカゲル6Oのカラムにあけるクロマト グラフィーは暗赤色の固形物として5−デオキシダウノマイシン(化合物20> (26mg、57%)を与えた。ざらにクロロホルム/メタノール/水(80: 20:1)での溶出は、暗赤色の固形物として5−デオキシ−13−ジヒドロダ ウノマイシン(化合物211R水メタノール(6d>中のダウンマイシンヒドロ クライト(化合物17)(10,4mg>の溶液が、水素およびアダムス触媒( 8,7mg)と共に室温で70分間振盪された。混合物は次に濾過され、濾液は 水(10m>で希釈されそして非配糖体化物質を除去するためにジクロロメタン で洗浄された。水性残留物は、次に重炭酸ナトリウム水でpH8,5に調整され た。ジクロロメタンでの抽出は暗赤色の固形物として5−デオキシ−13−ジヒ ドロキシダウノマイシン(化合物21>(6,7mg、71%)を与えた。
クロル酢酸(80mg>を含有する脱水メタノール(8戒)中のアドリアマイシ ンヒドロクライト(化合物26>(20mCI)の溶液が、水素およびアダムス 触媒(5mg>と共に室温で40分間振盪された。混合物は次に濾過され、濾液 は水(20ml)で希釈されそして重炭酸ナトリウム水(20mlりを用いてp H8,5に調整された。クロロホルムでの抽出および)容離剤としてクロロホル ム/メタノール/水(80:20:1)を用いてのシリカゲル6Qのカラムにあ けるクロマトグラフィーは、暗赤色の固形物として5−デオキシアドリアマイシ ン(化合物22>(7mg、38%)を与えた。
アルキル基をそれそのものとして、または例えばアルカリル、アルコキシ、アラ ルコキシ、アルカリルアシルオキシ、アルキルアミノ、アルコキシカルボニルモ ノ−もしくはポリ−ヒドロアルキルのような他のラジカルの一部として有する本 発明による化合物は、該アルキル基が飽和または不飽和であり、1〜20の炭素 原子、好ましくは1〜6の炭素原子を有し、そしてハロゲン、ヒドロキシ、アミ ノ、イミノ、ニトロソ、カルボニル、カルボキシを含む当業界において周知の置 換基ならびに望まれ得るようなおよびIUPAC命名法においてラジカルとして 掲げられているようなその他の置換基を含み得るものであるこれらを包含するも のである。アルキル基をそれ自身として、またはアルカリル、アラルキル ルオキシカルボニルのような他のラジカルの一部として有する本発明による化合 物は、アリル部分がアルキル基に関して上記したような同様の置換基を含み得る 、そして窒素、酸素または硫黄のようなヘテロ原子を含み得る単環または多環芳 香族系であるこれらを含有するものである。
請求の範囲は本明細書の開示の一部を形成する。
変更および適合が本明細書中において述べられた新規な特徴および特徴の組合せ を包含する本発明の精神および範囲から逸脱することなく上記に述べたちのへな され1qる。
(26) Rユ −<−L−?−フ/:に了z=O=、−,i、HCI ; R 2−OH特許庁長官 宇 買 道 部 殿 1、事件の表示 PCT/AU84100214 2、発明の名称 有機化合物類 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 オーストラリア国 ヴイクトリア州 パーク(ル国 籍 オーストラリ ア国 昭和60年11月14日(発送日:昭和60年11月19日)6、補正の対象 (1)特許法第184条の5第1項の規定による言置の「発明の名称」の欄 (2)明細書の翻訳文(1頁) (3)出願人が法人であることを証するもの(4)代理権を証するもの (5)代表者資格を証するもの 7、補正の内容 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、R1〜R4はH、アルキル 、アリール、アルカリル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アラルコキシ、 アシルオキシ、アミノまたはアルキルアミノであり、R8はR1〜R4で示され たものと同様の意味を有すまたは、グリコシルオキシであり、 R9およびR12はR1〜R4で示されたものと同様の意味を有すまたはこれら に代わりアルコキシカルボニル、アリルオキシカルボニルもしくはカルボキシで あり、RxまたはRbの一方がヒドロキシで、他方がH、ハロゲン、アルコキシ 、アリルオキシまたはアシルオキシであり、一まとめとして考えたR10および R11は、オキソまたはエチレンジオキシである(一まとめとして考えたR10 およびR11がエチレンジオキシの場合でさらにR4が水素またはメトキシであ る場合、Rbは水素またはアセトキシではないことを示す。)、または、 R10がヒドロキシであり、かつ、 R11がヒドロキシアルキル、ジヒドロキシアルキルもしくは−CO−R15( ここで、R15はH、アルキル、アリル、アラルキルまたはヒドロキシアルキル である。)である。〕のおよびその互変異性体の化合物。 2.(a)Rl〜R4のすべてがHであることはなく、(b)R4がH、アルコ キシ、アラルコキシまたはアシルオキシであり、 (c)Rxがヒドロキシで、RbがH、Br、Clまたはメトキシであり、 (i)R8、R9およびR12がHでかつ一まとめにして考えたR10およびR 11がオキソである、または (ii)R8がヒドロキシまたはグリコシルオキシであり、R9およびR10が Hであり、R10がヒドロキシであり、そしてR11がヒドロキシアルキル、ジ ヒドロキシアルキルであるもしくはR11が−CO−R15(ここでR15は、 H、アルキル、アリル、アラルキルまたはヒドロキシアルキルである。)である 、 請求の範囲第1項または第2項に記載の化合物。 4.(a)R1〜R4のすべてがHであることはなく、(b)R4がヒドロキシ 、アルコキシ、アラルコキシまたはアシルオキシであり、 (c)RxがHであり、Rbがヒドロキシであり、R8がH、ヒドロキシまたは グリコシルオキシであり、R9およひR12がHであるかつR1〇がヒドロキシ であり、そしてR11が一CO−R15(ここでR15はH、アルキル、アリル 、アラルキル、ヒド口キシアルキル)であるまたはR11がヒドロキシルアルキ ルもしくはジヒドロキシアルキルである、 請求の範囲第1項または第2項に記載の化合物。 5.R1〜R4がHであり、 R8がアルキル、アリール、アルカリル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、 アリルオキシ、アラルコキシ、アシルオキシ、アミノ、アルキルアミノまたはグ リコシルオキシであり、 R9およびR12がR1〜R4で示されたものと同様の意味を有すおよびこれに 代りアルコツキカルボニル、アリルオキシカルボニルまたはカルボキシであり、 RxまたはRbの一方がヒドロキシであり、他方がH、ハロゲン、アルコキシ、 アリルオキシまたはアシルオキシであり、 一まとめにして考えたR10およびR11がオキソもしくはエチレンジオキシで ある、または R10がヒドロキシであり、かつ R11がヒド□キシアルキル、ジヒドロキシアルキルもしくは−CO−R15( ここでR15はH、アルキル、アリル、アラルキルまたはヒドロキシアルキルで ある。)である 請求の範囲第1項または第2項に記載の化合物。 6.望まれかつ可能である場合、請求の範囲第1項で定義したRl〜R15、R x、RaまたはRbの任意の一つまたはそれ以上で置換され得る反応機構I、I I、IIIまたはVの新規化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(3),▲数式、化学式、表等があります▼ (4),▲数式、化学式、表等があります▼(5),▲数式、化学式、表等があ ります▼(6),▲数式、化学式、表等があります▼(7),▲数式、化学式、 表等があります▼(9),▲数式、化学式、表等があります▼(10),▲数式 、化学式、表等があります▼(11),▲数式、化学式、表等があります▼(1 2),▲数式、化学式、表等があります▼(13),▲数式、化学式、表等があ ります▼(14),▲数式、化学式、表等があります▼(15),▲数式、化学 式、表等があります▼(19),▲数式、化学式、表等があります▼(20), ▲数式、化学式、表等があります▼(21),▲数式、化学式、表等があります ▼(22),▲数式、化学式、表等があります▼(23),▲数式、化学式、表 等があります▼(24),および▲数式、化学式、表等があります▼(25)。 7.(i)R1〜R3がHであり、 1まとめにして考えられたR4およびRxがーOSO2O−であり、 Rbがヒドロキシ、アルコキシ、アラルコキシもしくはアシルオキシであり、か つ R8〜R15が請求の範囲第1項において定義されたものである、または、 (ii)1まとめとして考えられたR1およびRbが一OSO2O−であり、 R2〜R4がHであり、 Rxがヒドロキシ、アルコキシ、アラルコシもしくはアシルオキシであり、かつ R8〜R15が請求の範囲第1項において定義されたものである、 請求の範囲第1項または第2項に記載の一般式IIの化合物。 8.一般式III ▲数式、化学式、表等があります▼(III)〔式中、Rl〜R4はH、アルキ ル、アリール、アルカリル、ハロゲン、ヒドロキシ、アルコキシ、アリルオキシ 、アラルコキシ、アシルオキシ、アミノまたはアルキルアミノであり、 RaはH、ハロゲン、アルコキシ、アリルオキシまたはアシルオキシであり、ま た、 RbはH、ハロゲン、アルコキシ、アリルオキシまたはアシルオキシである、 但し、もしR1〜R4およびRaがすべてHであれば、RbはHまたはクロロで はなく、またもしR1〜R4がすべてHでRaがクロロまたはブロモであれば、 Rbはクロロではない。〕 のおよびその互変異性体の化合物。 9.(a)R1〜R4のすべてがHということはなく、(b)R4がヒドロキシ 、アルコキシ、アラルコキシまたはアシルオキシであり、 (c)RaがH、BrまたはClであり、そして(d)がH、Br、Cl、メト キシまたはアシルオキシである、 請求の範囲第8項に記載の化合物。 10.一般式IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)〔式中、R1はH、アルキル、アラ ルキルまたはアシルであり、 R2はH、ハロゲン、アルコキシ、アリルオキシまたはアシルオキシであり、ま た、 R3はH、ハロゲン、アルコキシ、アリルオキシまたはアシルオキシである。〕 のおよびその互変異性体の化合物。 11.R1がHまたはメチルであり、 R2がH、BrまたはClであり、また、R3がH、BrまたはClである、 請求の範囲第10項に記載の化合物。 12.請求の範囲第8項または第9項において定義された一般式IIIの化合物 を置換ブタジエンと、請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1つにおいて定義さ れた一般式IIの化合物のA環を形成する条件下で反応させ、そして一般式II Iの第10位のRb基を、一般式IIIの第9位のヒドロキシ基と連れ合ってア ントラシクリノン発色団と互変異性する系へと導くものであるヒドロキシ基に転 化することでなるカルミノマイシノンもしくはダウノマイシノンの前駆物質また はそれらの類似体もしくは誘導体を得る方法、。 13.請求の範囲第10項または第11項において定義された一般式IVの化合 物を置換ブタジエンと一般式IIの化合物のA環を形成する条件下で反応させ、 そして一般式IVのR1基をHに転化させまた橋かけ硫酸エステルを加水分解す ることでなるカルミノマイシノン前駆物質またはその類似体もしくは誘導体を得 る方法。 14.請求の範囲第8項または第9項において定義された一般式IV(ただしR 4はHでありまたR1〜R3、RaおよびRbは請求の範囲第8項または第9項 にあいて定義されたものである。)の化合物を置換ブタジエンと、一般式IIの 化合物のA環を形成する条件下で反応させ、そして一般式IIIの第10位のR b基を、一般式IIIの第9位のヒドロキシ基と連れ合ってアントラシクリノン 発色団と互変異性する系へと導くものであるヒドロキシ基に転化することでなる 4−デオキシカルミノマイシノンの前駆物質、すなわち4−デオキシダウノマイ シンの前駆物質、またはその類似体もしくは誘導体を得る方法。 15.請求の範囲第8項または第9項において定義された一般式IIIの化合物 を置換ブタジエンと、一般式IIの化合物のA環を形成する条件下で反応させ、 そしてRbがすでにHでない場合は、これをHに転化させることでなる12−デ オキシカルミノマイシノンのもしくは12−デオキシダウミノマイシンの前駆物 質またはこれらの類似体もしくは誘導体を得る方法。 16.いずれの場合も一般式IIの化合物(但しRxはHである、)を与えるも のである、本明細書において定義される一段式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)のまたはその互変異性体の化合物(但 しR1はHではない。 )の還元、または本明細書中において定義される一段式Hのまたはその互変異性 体の化合物(但しR4はOHではない。)の還元よりなる5−デオキシダウノマ イシンもしくは5−デオキシアドリアマイシンまたはこれらの類似体もしくは誘 導体を得る方法。 17.ブタジエンが、1−R12−置換基、2−トリアリルシリルオキシー、2 −アルコキシー、2−ヒドロアルキルー、2−オキソアルキルー、2−ヒドロキ シオキソアルキルもしくは2−ヒドロキシアルキルー置換基、3−R9−置換基 ならびに4−R8−置換基の1つまたはそれ以上を有しているものである請求の 範囲第12項〜第15項のいずれかに記載の方法。 18.実施例のいずれか1つに関連して前述されたものと実質的に同様の有機化 合物の調製方法。 19.薬理学上許容され得る希釈剤と組合わせた請求の範囲第1項〜第11項の いずれか1つに記載の化合物よりなる薬剤化合物。 20.本出願の明細書および/または請求の範囲に個々にあるいは集合的に関連 するもしくは表示される条項、事項、部分、成分、段階、特徴、方法、化合物お よび組成物、ならびにこれらのもののいずれか2つないしそれ以上の任意のおよ びすべての組み合わせ。
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